JPH0636274U - 往復回転部品への電気配線 - Google Patents

往復回転部品への電気配線

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JPH0636274U
JPH0636274U JP4963993U JP4963993U JPH0636274U JP H0636274 U JPH0636274 U JP H0636274U JP 4963993 U JP4963993 U JP 4963993U JP 4963993 U JP4963993 U JP 4963993U JP H0636274 U JPH0636274 U JP H0636274U
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Japan
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cable
shaft
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rotary component
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政明 須崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】信頼性が高く、ノイズ混入の少ない往復回転部
品への電気配線を提供する。 【構成】固定部9から複数の超音波振動子2で構成され
た往復回転部品へ結線されるもので、前記往復回転部品
を支承して往復回転運動を伝え、かつ中空の内部を経て
前記往復回転部品から前記固定部9側へ複数のリード線
3を導くシャフト4と、該シャフト4の前記固定部9側
の端部に設けて前記複数のリード線3の接続を行うコネ
クタと、前記シャフト4の前記固定部9側の端部に軸を
同じくして前記シャフト4に連結されたケーブル支え1
4と、一端を前記コネクタに接続され、途中を前記ケー
ブル支え14に回転の軸に直交して取付られ、他端を前
記ケーブル支え14を中心軸として渦巻状に配置された
複数のリード線3から成るケーブル7と、該ケーブル7
の渦巻状の最外部を前記固定部9に取り付ける固定具9
aとで構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばソナーの送受波器のような往復回転する部分を備えた装置の 固定部から往復回転部品への電気配線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
海底の障害物検知や魚群探知には、超音波を発射し、その反射波を受けて、往 復時間から物体や物体との距離を検出するソナーが用いられている。ソナーには 例えば図5に示すような送受波器が備えられている。
【0003】 この送受波器は、複数の振動子2を円弧状に配列したセンサをシャフト4に取 り付けたものである。各振動子2のリード線3はケーブル7にまとめられ、固定 部である軸受け8に留められてソナーの本体部(不図示)に導かれている。振動 子2は、シャフト4に連結したモータ6の往復回転により、ドーム状のケース1 内部で音波を送受波しながら首振り動作する。
【0004】 ところがこの送受波器の可動部分である振動子2と固定部間の結線には幾つか の問題がある。 振動子2が矢印のように回転するとケーブル7も一緒に回転するが、ケーブル 7の駆動源6側は軸受け8に固定されているために、振動子2の首振りごとにひ ねられ、ねじりが加わり断線するおそれがある。そこで軸受け8と振動子2との 間隔を広げ、ケーブル7の単位長さ当たりのひねり角を小さくして断線防止をは かっているが、使用できるケーブル7は断線しにくいものに限られていた。ソナ ーのような微弱な信号を扱う装置では、ケーブル7にノイズ遮蔽の優れたシール ドケーブルを使用することが望ましいが、シールドケーブルは断線し易く使用で きない。そのため、ノイズの混入を完全に防止することができず、性能向上の障 害となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の課題を解決するためなされたもので、信頼性が高く、ノイズ混 入の少ない往復回転部品への電気配線を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案の電気配線を、実施例に対応する 図面を用いて説明する。
【0007】 本考案の往復回転部品への電気配線は、図1に示すように、固定部9から複数 の超音波振動子2で構成された往復回転部品へ結線されるもので、前記往復回転 部品を支承して往復回転運動を伝え、かつ中空の内部を経て前記往復回転部品か ら前記固定部9側へ複数のリード線3を導くシャフト4と、図2に示すように該 シャフト4の前記固定部9側の端部に設けて前記複数のリード線3の接続を行う コネクタ13と、前記シャフト4の前記固定部9側の端部に軸を同じくして前記 シャフトに連結されたケーブル支え14と、一端を前記コネクタ13に接続され 、途中を前記ケーブル支え14に回転の軸に直交して取付られ、他端を前記ケー ブル支え14を中心軸として渦巻状に配置された複数のリード線3から成るケー ブル7と、該ケーブル7の渦巻状の最外部を前記固定部9に取り付ける固定具9 aとで構成されている。
【0008】 ケーブル7には、複数のシールドケーブルを平行に配列したフラットケーブル を使用することが好ましい。また、図3および図4に示すように渦巻状の部分1 1に沿って滑性シート16を配置することが好ましい。
【0009】
【作用】
本考案の電気配線がされた装置は、以下のように動作する。 回転部10が矢印A方向に回転すると、ケーブル7の渦巻部分11が巻き取ら れる。回転部10が矢印B方向に回転すると、渦巻部分11が解放されてゆるみ 、もとの状態に戻る。従ってケーブル7にねじりが加わることはない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を詳細に説明する。 図1に本考案を適用する往復回転部品への電気配線の一実施例を示す。同図に は本考案の電気配線を用いたソナーの送受波器の該略図が示してある。
【0011】 この送受波器は、モータ6によって駆動される回転部10と、それ以外の固定 部9とで構成される。 回転部10は、正逆転可能なモータ6が連結した中空シャフト4の一端部に複 数の振動子2を円弧状に配列したものである。振動子2はドーム状のケース1に 収容されている。各振動子2のリード線3は、シャフト4の内部を経て固定部9 側に導かれ、シャフト4の他方の端部に設けたコネクタ13に接続される(図2 参照)。コネクタ13の取付け板15にはケーブル支え14がシャフト4と同軸 に連結されている。コネクタ13のもう一端側からはリード線3に対応するフラ ットケーブル7が立ち上がり、ケーブル支え14に直交して取付けられている。 フラットケーブル7は例えば約80本のシールドケーブルを40本ずつ2層に重ねた 可撓性のものである。図3に示すように、フラットケーブル7はケーブル支えを 中心として広がる渦巻状に形成され、ケーブル支え14およびフラットケーブル 7の立ち上げ部を取り囲むケーブル台9に載置される。フラットケーブル7は、 渦巻部分11の最外周がケーブル台9に固定具9aで固定され、ソナーの本体部 (不図示)に導かれている。
【0012】 この装置は以下のように作動する。 モータ6が往復回転すると、振動子2はケース1内部で音波を送受波しながら 340 度の首振り動作を行なう。 シャフト4が矢印A方向に回転すると、フラットケーブル7の渦巻部分11が ケーブル支え14に巻き取られる。モータ6が逆転し、シャフト4が矢印B方向 に回転すると渦巻部分11の巻きがゆるみ、ケーブル支え14から広がるように 変位する。
【0013】 このようにシャフト4がいずれの方向に回転した場合でも、ケーブル7は渦巻 部分11の曲率が多少変化するのみで、断線を引き起こすねじり力を受けること はない。そのため、ケーブル7としてノイズ遮蔽性に優れたシールドケーブルを 使用できる。 また、図4に示すようにケーブル7の渦巻部分11に沿ってテフロンシート1 6のような滑性シートを配置すれば、ケーブル7同士の摩擦が低減され、円滑な 動きが確保される。テフロンシート16と渦巻部分11は一定長ごとにタイラッ プなどの固定バンド17で固定してそれらの曲率半径の差を緩和させておく。
【0014】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように本考案の往復回転部品への電気配線は、往復回転 部品と固定部を結線するケーブルの断線を回避し、装置の信頼性を向上すること ができる。また、結線にノイズ遮蔽性の高いシールドケーブルを使用できるため 、装置の能力や精度の向上に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用する往復回転部品への電気配線の
一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案を適用するその要部拡大縦断面図であ
る。
【図3】本考案を適用するその要部拡大平面図である。
【図4】本考案を適用する図3に示したケーブルの拡大
斜視図である。
【図5】従来の結線を示す斜視図である。
【符号の説明】
1はケース、2は振動子、3はリード線、4はシャフ
ト、6はモータ、7はケーブル、8は軸受け、9は固定
部、9aは固定具、10は回転部、11は渦巻部分、1
3はコネクタ、14はケーブル支え、15は取付け板、
16はテフロンシート、17は固定バンドである。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部から複数の超音波振動子で構成さ
    れた往復回転部品へ結線される電気配線において、前記
    往復回転部品を支承して往復回転運動を伝え、かつ中空
    の内部を経て前記往復回転部品から前記固定部側へ複数
    のリード線を導くシャフトと、該シャフトの前記固定部
    側の端部に設けて前記複数のリード線の接続を行うコネ
    クタと、前記シャフトの前記固定部側の端部に軸を同じ
    くして前記シャフトに連結されたケーブル支えと、一端
    を前記コネクタに接続され、途中を前記ケーブル支えに
    回転の軸に直交して取付られ、他端を前記ケーブル支え
    を中心軸として渦巻状に配置された複数のリード線から
    成るケーブルと、該ケーブルの渦巻状の最外部を前記固
    定部に取り付ける固定具とで構成されたことを特徴とす
    る往復回転部品への電気配線。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のケーブルが複数のシー
    ルドケーブルを平行に配列したフラットケーブルである
    ことを特徴とする往復回転部品への電気配線。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のケーブルの渦
    巻状の部分に沿って滑性シートが配置されていることを
    特徴とする往復回転部品への電気配線。
JP4963993U 1993-09-13 1993-09-13 往復回転部品への電気配線 Expired - Fee Related JPH076636Y2 (ja)

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JP4963993U JPH076636Y2 (ja) 1993-09-13 1993-09-13 往復回転部品への電気配線

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JPH0636274U true JPH0636274U (ja) 1994-05-13
JPH076636Y2 JPH076636Y2 (ja) 1995-02-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007057136A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Daikin Ind Ltd 首振り装置、電気ヒータおよび配線接続方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007057136A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Daikin Ind Ltd 首振り装置、電気ヒータおよび配線接続方法

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JPH076636Y2 (ja) 1995-02-15

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