JPH0636186U - 漏電遮断機構付き差込プラグ - Google Patents

漏電遮断機構付き差込プラグ

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JPH0636186U
JPH0636186U JP7857192U JP7857192U JPH0636186U JP H0636186 U JPH0636186 U JP H0636186U JP 7857192 U JP7857192 U JP 7857192U JP 7857192 U JP7857192 U JP 7857192U JP H0636186 U JPH0636186 U JP H0636186U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷に漏電が発生した瞬間に給電を停止する
漏電遮断機構付き差込プラグで、部品点数を少なくし、
かつ誤動作が発生しないようにする。 【構成】 2相3線式のコンセントに用いるものであっ
て、漏電が発生した瞬間に負荷への給電を停止する漏電
遮断機構付き差込プラグであり、負荷を電源に接続する
給電コード200 に電気的に接続され、プラグ本体から突
出される3本の栓刃500a〜500cと、プラグ本体に内蔵さ
れており、漏れ電流を検出する漏れ電流検出センサ300
と、この漏れ電流検出センサ300 の検出結果に応じて3
本の栓刃500a〜500cのうち、電源と接続される2本の栓
刃500a、500bと給電コード200 との接続を遮断する遮断
機構とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、漏電が発生したならば、給電を瞬時にして遮断することができる漏 電遮断機構付き差込プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
本願出願人は、この種の漏電遮断機構付き差込プラグとして実願平1-343969号 及び実願平2-85315 号を出願した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の漏電遮断機構付き差込プラグは、部品点数が多く組み立 てに手間がかかっている。また、従来の漏電遮断機構付き差込プラグでは、給電 コードが漏れ電流検出センサを貫通するようになっているため、給電コードの僅 かな歪み、弛み等に起因して磁界が発生し、誤動作することがあった。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、より少ない部品で構成すること ができ、しかも給電コードの歪み等に起因する誤動作が発生しない漏電遮断機構 付き差込プラグを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る漏電遮断機構付き差込プラグは、2相3線式のコンセントに用 いるものであり、漏電が発生した瞬間に負荷への給電を停止する漏電遮断機構付 き差込プラグである。負荷を電源に接続する給電コードに電気的に接続され、プ ラグ本体から突出される3本の栓刃と、前記プラグ本体に内蔵されており、漏れ 電流を検出する漏れ電流検出センサと、この漏れ電流検出センサの検出結果に応 じて前記3本の栓刃のうち、電源と接続される2本の栓刃と給電コードとの接続 を遮断する遮断機構とを備えている。前記遮断機構は一端がプラグ本体に固定さ れた一対の可動接片と、前記電源に接続される2本の栓刃が接続された一対の固 定接片と、前記可動接片の自由端に取り付けられたホルダと、前記可動接片を弾 性力に抗して固定接片に接触させるべく前記ホルダを引っ張るリフタと、前記漏 れ電流検出センサが漏れ電流を検出すると励磁されるソレノイドと、頭部が前記 リフタに係合し、前記ソレノイドの励磁によって移動し、リフタとホルダとの係 合を解除するプランジャと、前記リフタと連結されたリセットスイッチと、この リセットスイッチを可動接片が固定接片に接触する方向に弾発付勢する弾性体と を有しており、前記リフタはリセットスイッチに設けられた軸部に傾動可能に取 り付けられ、リセットスイッチの押圧によりリフタの係合爪がホルダの被係合部 に係合し、前記弾性体により可動接片が固定接片側に引っ張られて接触するよう に構成されている。
【0006】 また、請求項2に係る漏電遮断機構付き差込プラグは、2相3線式のコンセン トに用いるものであり、漏電が発生した瞬間に負荷への給電を停止する漏電遮断 機構付き差込プラグである。負荷を電源に接続する給電コードに電気的に接続さ れ、プラグ本体から突出される3本の栓刃と、前記プラグ本体に内蔵されており 、漏れ電流を検出する漏れ電流検出センサと、この漏れ電流検出センサの検出結 果に応じて前記栓刃と給電コードとの接続を遮断する遮断機構とを備えており、 前記給電コードと可動接片とは金属板からなる一対の端子板によって接続され、 当該端子板はリング状の漏れ電流検出センサを貫通し、端子板は上本体と第1下 本体とによって挟持固定されるように構成されている。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係る漏電遮断機構付き差込プラグの分解斜視図、図 2はこの漏電遮断機構付き差込プラグの平面図、図3はこの漏電遮断機構付き差 込プラグの第2下本体を除いた状態の底面図、図4はこの漏電遮断機構付き差込 プラグの断面図、図5はプラグ本体を構成する第1下本体の平面図、図6は可動 接片の側面図、図7は固定接片の平面図、図8は固定接片の側面図、図9はホル ダの図面であって、同図(A)は平面図、同図(B)は側面図、図10はリフタ の図面であって、同図(A)は正面図、同図(B)は側面図、図11はリセット スイッチの半断面図、図12はベースの図面であって、同図(A)は平面図、同 図(B)は側面図、図13はテストスイッチの断面図、図14は端子板の斜視図 、図15は上本体の図面であって、同図(A) は裏面図、同図 (B) は (A) の A−A線断面図である。
【0008】 本実施例に係る漏電遮断機構付き差込プラグは、いわゆる2相3線式のコンセ ントに用いるものであって、漏電が発生した瞬間に負荷への給電を停止する漏電 遮断機構付き差込プラグであって、負荷を電源に接続する給電コード200 に電気 的に接続され、プラグ本体100 から突出される3本の栓刃500a〜500cと、前記プ ラグ本体100 に内蔵されており、漏れ電流を検出する漏れ電流検出センサ300 と 、この漏れ電流検出センサ300 の検出結果に応じて前記3本の栓刃500a〜500cの うち、電源と接続される2本の栓刃500a、500bと給電コード200 との接続を遮断 する遮断機構とを備えている。
【0009】 前記遮断機構は、一端がプラグ本体100 に固定された一対の可動接片と、前記 電源に接続される2本の栓刃が接続された一対の固定接片と、前記可動接片の自 由端に取り付けられたホルダ430 と、前記可動接片を弾性力に抗して固定接片に 接触させるべく前記ホルダ430 を引っ張るリフタ440 と、前記漏れ電流検出セン サが漏れ電流を検出すると励磁されるソレノイド450 と、頭部461 が前記リフタ 440 に係合し、前記ソレノイド450 の励磁によって移動し、リフタ440 とホルダ 430 との係合を解除するプランジャ460 と、前記リフタと連結されたリセットス イッチ470 と、このリセットスイッチ470 を可動接片410 が固定接片420 に接触 する方向に弾発付勢する弾性体480 とを有しており、前記リフタ440 はリセット スイッチ470 に設けられた軸部474 に傾動可能に取り付けられ、リセットスイッ チ470 の押圧によりリフタ440 の係合爪441 がホルダ430 の被係合部431 に係合 し、前記弾性体480 により可動接片410 が固定接片420 側に引っ張られて接触す るように構成されている。
【0010】 漏電遮断機構付き差込プラグのプラグ本体100 は、遮断機構等が取り付けられ る第1下本体110 と、この第1下本体110 の大部分をカバーする上本体120 と、 給電コード200 と遮断機構等とを接続するターミナル部114 をカバーする第2下 本体130 とに大別される。
【0011】 第1下本体110 は、平面視一端側が丸くなった長方形状に形成されており、裏 面側には図示しないコンセントに対応した丸い盛上部116 が形成されている。か かる第1下本体110 には、図5に示すように、遮断機構を構成するソレノイド45 0 等が収められるソレノイド取付部111 と、漏れ電流検出センサ300 が収められ るセンサ部112 と、可動接片410 の一端が固定される可動接片固定部113 と、3 つの端子板210a〜210cが取り付けられるターミナル部114 とが設けられている。
【0012】 また、当該下本体110 の盛上部116 には、3本の栓刃500a〜500cが挿入される ための3つの栓刃用開口115a〜115cが開設されている。電源に接続される2つの 栓刃500a、500bが挿入される栓刃用開口115a、115bは略ハ字形状に、栓刃用開口 115cは前記栓刃用開口115a、115bの中間部にそれぞれ開設されている。
【0013】 3本の栓刃500a〜500cのうち、栓刃500a、500bは電源に接続されるものであり 、栓刃500cはアースに接続されるものである。なお、栓刃500cは、他の栓刃500a 、500bより若干長く設定されている。また、各栓刃500a〜500cの基端側には係止 突起510a〜510cが設けられており、栓刃用開口115a〜115cに内側から挿入すると 、当該係止突起510a〜510cが栓刃用開口115a〜115cにおいて強固に係合するので 一度挿入された栓刃500a〜500cが抜けることはない。
【0014】 なお、前記第1下本体110 には、上本体120 を取り付けるための一対の係止爪 117 が設けられている。
【0015】 一方、上本体120 には、図1、図2及び図15に示すように、長円状の2つの スイッチ用開口、すなわちリセットスイッチ用開口121 と、テストスイッチ用開 口122 とが開設されている。リセットスイッチ用開口121 は、上本体120 を第1 下本体110 に取り付けると、前記栓刃用開口115 の上に対応する位置に、またテ ストスイッチ用開口122 は、ターミナル部114 の上に対応する位置にそれぞれ開 設されている。かかる上本体120 には、図15に示すように、ターミナル部114 にある各端子板210a〜210cを押さえつける突脈123 と、各端子板210a〜210cの間 の切込部117 に嵌まり込む凸壁部124 が設けられている。
【0016】 さらに、第2下本体130 は第1下本体110 のターミナル部114 をカバーするよ うに、ビス131 で上本体120 に取り付けられる。
【0017】 前記ターミナル部114 は、第1下本体110 の丸くなった側とは反対の側の周壁 に設けられている。このターミナル部114 は、3つの端子板210a〜210cが嵌まり 込む3つの凹部114a〜114cと、各凹部114a〜114cの両サイドに設けられた4つの 切込部117 とを有している。切込部117 は、上本体120 に設けられた櫛歯状の凸 壁部124 が嵌まり込む部分である。すなわち、第1下本体110 に上本体120 を取 り付けると、端子板210a〜210cは上本体120 と第1下本体110 とで挟持固定され ることになる。詳しく述べると、凹部114a〜114cに嵌まり込んだ各端子板210a〜 210cは、上本体120 の突脈123 によって押さえつけられ、また、切込部117 には 凸壁部124 が嵌まり込むようになる。凸壁部124 は、ターミナル部114 において 給電コード200 が短絡しないようにするものである。
【0018】 また、端子板210 には、電源に接続される栓刃500a、500bに接続される左右端 子板210a、210bと、アースに接続される栓刃500cに接続される中央端子板210cと がある。合計3つの端子板210a〜210cは、図14に示すように、硬い金属板を略 クランク形状に打ち抜いて形成したものである。この端子板210a〜210cの一端側 (図面では右側) には、ビス214 が螺合するビス孔211a〜210cが開設されている 。
【0019】 可動接片410 に接続される左右端子板210a、210bは、略コ字形状に形成された 中間部分212a、212bがリング状の漏れ電流検出センサ300 の中を通過するように 設定されている。かかる左右端子板210a、210bの一端側、すなわち前記ビス214 には給電コード200 が、他端側 (図面では左側) には後述する可動接片410 がそ れぞれ接続される。従って、左右端子板210a、210bの他端側には、可動接片410 に接続し、かつ下本体110 に固定するための2つの開口213a、213bがそれぞれ開 設されている。
【0020】 アースに接続される栓刃500cに接続される中央端子板210cは、漏れ電流検出セ ンサ300 の中を通過せずに、栓刃500cに直接接続される。従って、中央端子板21 0cの他端側 (図面では左側) には、栓刃500cが嵌合される嵌合孔213cが開設され ている。
【0021】 次に、遮断機構を構成する各部品について説明する。 一対の可動接片410 は、図6に示すように、薄い金属板を略7字形状に折曲形 成したものであって、ビス415 によって前記可動接片固定部113 に固定される。 かかる可動接片410 の自由端411 には、開口412 が開設されており、当該開口41 2 には可動接点414 が取り付けられている。また、413 は、後述するプリント基 板600 に形成された電子回路に接続される回路接続部を示している。さらに、こ の可動接片410 は、屈曲部414 の近傍で前記左右端子板210a、210bにかしめ接続 される。
【0022】 一対の固定接片420 は、左右対称になっている。かかる固定接片420 は、図7 及び図8に示すように、電源に接続される2本の栓刃500a、500bが取り付けられ る栓刃取付部421 と、この栓刃取付部421 と一体でありかつ栓刃取付部421 に対 向する接触部422 とが形成されている。栓刃取付部421 には、栓刃500a、500bが 貫通する長方形状の貫通孔421aが開設されている。また、接触部422 には、固定 接点423 が取り付けられる。また、当該固定接片420 には、突出部423 が設けら れている。この突出部423 と、もう一方の固定接片420 の突出部423 との間には バリスター800 が接続される。
【0023】 なお、前記可動接片410 の自由端411 は、少なくとも固定接片420 の栓刃取付 部421 と接触部422 との間を動くことができるように設定されており、何らの外 力も加えられていなければ前記接触部422 とは接触しないようになっている。
【0024】 ホルダ430 は、絶縁性を有する合成樹脂で形成されており、前記一対の可動接 片410 の自由端411 に取り付けられるものである。すなわち、図10及び図11に示 すように、このホルダ430 の両端部の自由端取付部432 に可動接片410 の自由端 411 が取り付けられることによって、一対の可動接片410 が連結されて一緒に動 くことになる。なお、当該ホルダ430 は可動接片410 の下側から取り付けられて いるので、固定接片420 の栓刃取付部421 に自由端411 が接触することはない。 かかるホルダ430 の長手方向縁部には一対の被係合部431 が設けられている。こ の被係合部431 は、下向きに傾斜しており、後述するリフタ440 の係合爪441 に 係合するようになっている。
【0025】 上述したようなホルダ430 に係合するリフタ440 は、図10に示すように、下 方には一対の係合爪441 が、上方には開口442aが開設された一対の支持部442 が それぞれ延設されており、全体として略H字形状に形成されている。すなわち、 リフタ440 の係合爪441 が、ホルダ430 の被係合部431 に係合して、可動接片41 0 をホルダ430 とともに上方向に引っ張り上げるのである。
【0026】 リセットスイッチ470 は、図11に示すように、上本体120 のリセットスイッ チ用開口121 から突出する押圧部471 と、この押圧部471 から延設された一対の 脚部472 とが一体に形成されたものであって、前記押圧部471 の内部には突起47 3 が、脚部472 の外側には軸部474 がそれぞれ形成されている。軸部474 が、前 記リフタ440 の開口442aに嵌まり込むことによって、リセットスイッチ470 にリ フタ440 が軸部474 を中心として傾動可能に取り付けられることになる。なお、 前記押圧部471 の上面には『RESET』の文字が刻印されている。また、前記 突起473 とプリント基板600 との間には弾性体480 が介在されており、当該リセ ットスイッチ470 を常に上方向、すなわち可動接片410 が固定接片420 に接触す る方向に弾発付勢している。
【0027】 ソレノイド450 は、漏れ電流検出センサ300 が漏れ電流を検出すると、励磁さ れるようになっている。ソレノイド450 が励磁されると、プランジャ460 はスプ リング462 の弾性力に抗して吸引される。このプランジャ460 の頭部461 は、リ フタ440 の係合爪441 の間に嵌まり込んでいるので、プランジャ460 がソレノイ ド450 の励磁に基づいて吸引されると、リフタ440 は、前記軸部474 を中心とし てソレノイド450 の方向に引っ張られて傾動することになる。
【0028】 このようなソレノイド450 は、ベース490 に取り付けられて第1下本体110 の ソレノイド取付部111 に収められる。ベース490 の表面側には、図12に示すよ うに、ソレノイド450 を収めるための壁部491 と、前記プリント基板600 との間 に所定の間隔を確保するためのボス492 とが形成されている。このベース490 は 、ソレノイド取付部111 に取り付けられると、固定接片420 の栓刃取付部421 の 一部を覆うような大きさ及び形状に設定されている。
【0029】 前記漏れ電流検出センサ300 は、漏れ電流によって生ずる磁界を検出するカレ ントセンサであって、リング状に形成されている。この漏れ電流検出センサ300 は磁界を検出すると、その旨の信号を図示しない適宜な電子回路に送出する。か かる漏れ電流検出センサ300 を第1下本体110 のセンサ部112 に収納すると、第 1下本体110 の底面部分との間に隙間ができるようになっている。この隙間を前 記中央端子板210cが通過するのである。なお、この電子回路は、プリント基板60 0 に搭載されており、当該プリント基板600 にはリセットスイッチ470 の脚部47 2 が貫通する一対の開口610 が開設されるとともに、テストスイッチ700 の導通 棒710 等が貫通する開口620 が開設されている。
【0030】 一方、本実施例に係る漏電遮断機構付き差込プラグには、図1及び図13に示 すようなテストスイッチ700 が設けられている。このテストスイッチ700 は、漏 電が発生した瞬間に瞬時に電源と負荷との接続を遮断することができるか否かを テストするものである。このテストスイッチ700 は、前記左端子板210bと電子回 路とを短絡させる略L字形状の導通棒710 と、テストスイッチ700 をガイドする ガイド部720 と、前記導通棒710 が電子回路に接触しない方向に弾発付勢するス プリング730 とを有している。導通棒710 は、前記ガイド部720 に嵌め込まれて テストスイッチ700 に固定される。かかるテストスイッチ700 は、スプリング73 0 をガイド部720 に嵌め込んだ状態で当該ガイド部720 と導通棒710 とが、プリ ント基板600 の開口620 に貫通される。なお、当該テストスイッチ700 の上面に は、『TEST』の文字が刻印されている。
【0031】 次に、このように構成されている漏電遮断機構付き差込プラグの動作について 説明する。 リセットスイッチ470 を押圧して、リフタ440 の係合爪441 をホルダ430 の被 係合部431 に係合させ、可動接片410 を自己の弾性力に抗して引き上げ、可動接 片410 の自由端411 を固定接片420 の接触部422 に接触させる。これで給電コー ド200 は、左右端子板210a、210b、可動接片410 及び固定接片420 を介して栓刃 500a、500bに接続される。この状態で負荷を使用する。
【0032】 何らかの原因で発生した漏電に起因して左右端子板210a、210bの周囲に生じた 磁界を漏れ電流検出センサ300 が検出すると、これに基づいてソレノイド450 が 励磁され、プランジャ460 がスプリング462 に抗しつつソレノイド450 に吸引さ れる。
【0033】 プランジャ460 の頭部461 がリフタ440 をソレノイド450 側に引っ張るので、 リフタ440 は軸部474 を中心にしてソレノイド450 側に傾動し、リフタ440 の係 合爪441 はホルダ430 の被係合部431 から外れる。すると、リフタ440 は、リセ ットスイッチ470 を上方向に弾発付勢している弾性体480 によって上方向に移動 させられる。
【0034】 ホルダ430 の係合が解除されたので、可動接片410 は自己の弾性力によって本 来の位置、すなわち自由端411 が固定接片420 の接触部422 に接触しない位置に 復帰する。これにより、可動接片410 と固定接片420 との接続が解除され、負荷 への給電も瞬時に停止される。
【0035】 リセットスイッチ470 を押圧してリフタ440 をホルダ430 に係合させると、可 動接片410 と固定接片420 との接続が復活するが、漏電の原因が解消されてない と、遮断機構によって上述したのと同様の過程を経て瞬時に可動接片410 と固定 接片420 との接触が解除される。
【0036】 この漏電遮断機構付き差込プラグを使用する前に、遮断機構が正常に機能する か否かのテストは、テストスイッチ700 によって行われる。すなわち、テストス イッチ700 を押圧すると、導通棒710 によって電子回路と左右端子板210a、210b とが短絡することに基づいて、遮断機構のソレノイド450 が励磁され、可動接片 410 と固定接片420 との接触が解除されるのである。
【0037】 なお、ユーザーがこの漏電遮断機構付き差込プラグを任意の負荷、例えばヘア ードライヤーに使用することができる。すなわち、第2下本体130 を取り外して ターミナル部114 を露出させ、ヘアードライヤー等の給電コードをターミナル部 114 に接続するだけでよい。
【0038】
【考案の効果】
本考案に係る漏電遮断機構付き差込プラグは、2相3線式のコンセントに用い るものであって、漏電が発生した瞬間に負荷への給電を停止する漏電遮断機構付 き差込プラグにおいて、負荷を電源に接続する給電コードに電気的に接続され、 プラグ本体から突出される3本の栓刃と、前記プラグ本体に内蔵されており、漏 れ電流を検出する漏れ電流検出センサと、この漏れ電流検出センサの検出結果に 応じて前記3本の栓刃のうち、電源と接続される2本の栓刃と給電コードとの接 続を遮断する遮断機構とを備えている。従って、より少ない部品で構成すること ができ、しかも給電コードの歪み等に起因する誤動作が発生しない漏電遮断機構 付き差込プラグとすることができる。
【0039】 また、この漏電遮断機構付き差込プラグは任意の負荷に使用することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る漏電遮断機構付き差込
プラグの分解斜視図である。
【図2】この漏電遮断機構付き差込プラグの平面図であ
る。
【図3】この漏電遮断機構付き差込プラグの第2下本体
を除いた状態の底面図である。
【図4】この漏電遮断機構付き差込プラグの断面図であ
る。
【図5】プラグ本体を構成する第1下本体の平面図であ
る。
【図6】可動接片の側面図である。
【図7】固定接片の平面図である。
【図8】固定接片の側面図である。
【図9】ホルダの図面であって、同図(A)は平面図、
同図(B)は側面図である。
【図10】リフタの図面であって、同図(A)は正面
図、同図(B)は側面図である。
【図11】リセットスイッチの半断面図である。
【図12】ベースの図面であって、同図(A)は平面
図、同図(B)は側面図である。
【図13】テストスイッチの断面図である。
【図14】端子板の斜視図である。
【図15】上本体の図面であって、同図(A) は裏面
図、同図 (B) は (A) のA−A線断面図である。
【符号の説明】
100 プラグ本体 110 第1下本体 120 上本体 200 給電コード 210a 左端子板 210b 右端子板 210c 中央端子板 300 漏れ電流検出センサ 410 可動接片 411 自由端 420 固定接片 430 ホルダ 431 被係合部 440 リフタ 441 係合爪 450 ソレノイド 460 プランジャ 461 頭部 470 リセットスイッチ 474 軸部 480 弾性体 500a、500b 電源に接続される栓刃 500c アースに接続される栓刃

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2相3線式のコンセントに用いるもので
    あって、漏電が発生した瞬間に負荷への給電を停止する
    漏電遮断機構付き差込プラグにおいて、負荷を電源に接
    続する給電コードに電気的に接続され、プラグ本体から
    突出される3本の栓刃と、前記プラグ本体に内蔵されて
    おり、漏れ電流を検出する漏れ電流検出センサと、この
    漏れ電流検出センサの検出結果に応じて前記3本の栓刃
    のうち、電源と接続される2本の栓刃と給電コードとの
    接続を遮断する遮断機構とを具備しており、前記遮断機
    構は一端がプラグ本体に固定された一対の可動接片と、
    前記電源に接続される2本の栓刃が接続された一対の固
    定接片と、前記可動接片の自由端に取り付けられたホル
    ダと、前記可動接片を弾性力に抗して固定接片に接触さ
    せるべく前記ホルダを引っ張るリフタと、前記漏れ電流
    検出センサが漏れ電流を検出すると励磁されるソレノイ
    ドと、頭部が前記リフタに係合し、前記ソレノイドの励
    磁によって移動し、リフタとホルダとの係合を解除する
    プランジャと、前記リフタと連結されたリセットスイッ
    チと、このリセットスイッチを可動接片が固定接片に接
    触する方向に弾発付勢する弾性体とを有しており、前記
    リフタはリセットスイッチに設けられた軸部に傾動可能
    に取り付けられ、リセットスイッチの押圧によりリフタ
    の係合爪がホルダの被係合部に係合し、前記弾性体によ
    り可動接片が固定接片側に引っ張られて接触することを
    特徴とする漏電遮断機構付き差込プラグ。
  2. 【請求項2】 2相3線式のコンセントに用いるもので
    あって、漏電が発生した瞬間に負荷への給電を停止する
    漏電遮断機構付き差込プラグにおいて、負荷を電源に接
    続する給電コードに電気的に接続され、プラグ本体から
    突出される3本の栓刃と、前記プラグ本体に内蔵されて
    おり、漏れ電流を検出する漏れ電流検出センサと、この
    漏れ電流検出センサの検出結果に応じて前記栓刃と給電
    コードとの接続を遮断する遮断機構とを具備しており、
    前記給電コードと可動接片とは金属板からなる一対の端
    子板によって接続され、当該端子板はリング状の漏れ電
    流検出センサを貫通し、端子板は上本体と第1下本体と
    によって挟持固定されることを特徴とする請求項1記載
    の漏電遮断機構付き差込プラグ。
JP1992078571U 1992-10-15 1992-10-15 漏電遮断機構付き差込プラグ Expired - Lifetime JP2590760Y2 (ja)

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HK1008122A1 (en) 1999-04-30
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