JPH09312126A - 漏電遮断機 - Google Patents

漏電遮断機

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JPH09312126A
JPH09312126A JP9013414A JP1341497A JPH09312126A JP H09312126 A JPH09312126 A JP H09312126A JP 9013414 A JP9013414 A JP 9013414A JP 1341497 A JP1341497 A JP 1341497A JP H09312126 A JPH09312126 A JP H09312126A
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JP
Japan
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contact piece
detection sensor
movable contact
earth leakage
current detection
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JP9013414A
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English (en)
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Yoshihisa Mimata
義久 三又
Nobumasa Miyaura
信昌 宮浦
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Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
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Publication date
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Priority to EP97301345A priority patent/EP0797231B1/en
Priority to AU16225/97A priority patent/AU725859B2/en
Priority to KR1019970009034A priority patent/KR100248843B1/ko
Priority to US08/819,632 priority patent/US5835323A/en
Priority to CN97104905A priority patent/CN1166039A/zh
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H83/00Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current
    • H01H83/02Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current operated by earth fault currents
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H83/00Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current
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    • HELECTRICITY
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    • H01H83/00Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current
    • H01H83/14Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current operated by unbalance of two or more currents or voltages, e.g. for differential protection
    • H01H83/144Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current operated by unbalance of two or more currents or voltages, e.g. for differential protection with differential transformer
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/14Adaptation for built-in safety spark gaps

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮断機構を簡素化するとともに、小型化を達
成することができ、プリント基板にも組み込み易いよう
にする。 【構成】 漏電が発生した瞬間に負荷への給電を停止す
る漏電遮断機であって、電源と負荷との間を接続する接
続部200と、接続部200の一部が貫通される略リン
グ状の漏れ電流検出センサ300と、漏れ電流検出セン
サ300の検出結果に応じて前記電源と負荷との間の接
続を遮断する遮断機構400と、漏れ電流検出センサ3
00と遮断機構400とが内蔵されるボディ100とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、漏電が発生したな
らば、電源と負荷との間を瞬時にして遮断することがで
きる漏電遮断機に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、以前に実願平5−318
87号を出願している。これは、漏電が発生した瞬間に
負荷への給電を停止する漏電遮断機構付き差込プラグで
あって、負荷に電源を接続する給電コードと、この給電
コードに電気的に接続され、プラグ本体から突出される
栓刃と、前記プラグ本体に内蔵されており、漏れ電流を
検出する漏れ電流検出センサと、この漏れ電流検出セン
サの検出結果に応じて前記栓刃と給電コードとの接続を
遮断する遮断機構とを具備している。そして、略リング
状の漏れ電流検出センサには、給電コードと栓刃とを接
続する一対の端子板が貫通している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
漏電遮断機構付き差込プラグには以下のような問題点が
ある。すなわち、この漏電遮断機構付き差込プラグは、
プラグとして使用されるものであり、その機構、特に遮
断機構は数多くの部品から構成される複雑なものであ
る。このため、各部品は高い精度を要求され、漏電遮断
機構付き差込プラグは小型化が難しいものとなってい
た。プラグとして使用される場合には、取り扱い等の面
からある程度の大きさが必要であるが、製品内部のプリ
ント基板等に組み込む場合には小型化が必須の要請であ
った。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、遮断機構を簡素化するとともに、小型化を達成する
ことができ、製品内部のプリント基板にも組み込み易い
漏電遮断機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る漏電遮断機
は、漏電が発生した瞬間に負荷への給電を停止する漏電
遮断機であって、電源と負荷との間を接続する接続部
と、この接続部の一部が貫通される略リング状の漏れ電
流検出センサと、この漏れ電流検出センサの検出結果に
応じて前記電源と負荷との間の接続を遮断する遮断機構
と、前記漏れ電流検出センサと遮断機構とが内蔵される
ボディとを備えており、前記漏れ電流検出センサはボデ
ィの下側に組み込まれており、前記遮断機構は、前記漏
れ電流検出センサが漏れ電流を検出したならば励磁され
るコイルと、このコイルの励磁に応じて変位するアクチ
ュエータとを有し、前記接続部は一対の可動接片と、こ
の可動接片と接続される一対の固定接片とを有してお
り、前記可動接片、固定接片のいずれか一方又は前記可
動接片の一方とこれに接続しない他方の固定接片とが漏
れ電流検出センサを貫通し、前記可動接片は前記アクチ
ュエータの変位によって変位して固定接片との接続が断
接されるようになっている。
【0006】本発明に係る漏電遮断機においては、前記
可動接片に、遮断機構が正常に作動するか否かをテスト
するテストスイッチのテスト用接片を形成することがで
きる。また、前記可動接片をボディに保持することが好
ましい。また、前記テスト用接片の移動方向を、可動接
片の移動方向とは異なるように設定することが好まし
い。
【0007】また、前記漏れ電流検出センサと共にボデ
ィの下側に過電流検出センサを組み込み、前記接続部の
可動接片又は固定接片のいずれかを過電流検出センサに
貫通させることができる。
【0008】また、前記可動接片の固定部分又は固定接
片の隣接平行部間に放電ギャップを形成するべく、隣接
平行部の一部を相互に近接対向することができる。これ
の代わりに、或いはこれと共に、前記可動接片の固定部
分との間又は固定接片との間に放電ギャップを形成する
べく、可動接片の固定部分又は固定接片に近接してアー
ス接片を配設することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
漏電遮断機の概略的分解斜視図、図2は本発明の実施の
形態に係る漏電遮断機のボディの概略的平面図、図3は
本発明の実施の形態に係る漏電遮断機が電源と負荷とを
接続している状態の概略的平面図、図4は本発明の実施
の形態に係る漏電遮断機が電源と負荷との間を遮断して
いる状態の概略的平面図、図5は本発明の実施の形態に
係る漏電遮断機を作動させる電子回路の回路図である。
【0010】図6は本発明の他の実施の形態に係る漏電
遮断機が電源と負荷とを接続している状態の概略的平面
図、図7は本発明の他の実施の形態に係る漏電遮断機を
作動させる電子回路の回路図である。
【0011】図8は本発明の更に別の実施の形態に係る
漏電遮断機の接続部の概略的斜視図、図9は本発明の更
に別の実施の形態に係る漏電遮断機の接続部の概略的斜
視図である。
【0012】図10は本発明の更に別の実施の形態に係
る漏電遮断機の概略的平面図、図11は本発明の更に別
の実施の形態に係る漏電遮断機の概略的底面図、図12
は本発明の更に別の実施の形態に係る漏電遮断機の概略
的背面図、図13は本発明の更に別の実施の形態に係る
漏電遮断機のボディ内の構造を説明するための概略的平
面図、図14は本発明の更に別の実施の形態に係る漏電
遮断機の接続部の概略的平面図、図15は本発明の更に
別の実施の形態に係る漏電遮断機のボディの概略的平面
図、図16は本発明の更に別の実施の形態に係る漏電遮
断機のボディの概略的底面図、図17は本発明の更に別
の実施の形態に係る漏電遮断機のボディの概略的背面図
である。
【0013】図1〜5に示された本発明の実施の形態に
係る漏電遮断機は、漏電が発生した瞬間に負荷500B
への給電を停止する漏電遮断機であって、電源500A
と負荷500Bとの間を接続する接続部200と、この
接続部200の一部が貫通される略リング状の漏れ電流
検出センサ300と、この漏れ電流検出センサ300の
検出結果に応じて前記電源500Aと負荷500Bとの
間の接続を遮断する遮断機構400と、前記漏れ電流検
出センサ300と遮断機構400とが内蔵されるボディ
100とを備えている。
【0014】前記接続部200は、一対の可動接片21
0A、210Bと、一対の固定接片220とから構成さ
れる。可動接片210Aは、図1に示すように、略L字
形状に形成されており、長い部分が可動部211Aとな
り、短い部分が貫通部212Aとなっている。可動部2
11Aの先端には可動側接点213Aが取り付けられて
いる。また、貫通部212Aには、後述するボディ10
0に固定的に取り付けられるための抜け止め防止用の切
起部214Aが形成されている。なお、貫通孔部212
Aの先端は、図外のプリント基板のスルーホールに挿入
されるため他の部分より細く形成されている。
【0015】一方の可動接片210Bは、略L字形状に
なった可動部211B及び貫通部212Bと、貫通部2
12B側で可動部211Bから延設されたテスト用接片
215Bとが一体に形成されたものである。この可動接
片210Bは、可動接片210Aと同様に、長い部分が
可動部211Bとなり、短い部分が貫通部212Bとな
っている。可動部211Bの先端には可動側接点213
Bが取り付けられている。また、貫通部212Bには、
後述するボディ100に固定的に取り付けられるための
抜け止め防止用の切起部214Bが形成されている。な
お、貫通孔部212Bの先端は、図外のプリント基板の
スルーホールに挿入されるため他の部分より細く形成さ
れている。
【0016】前記テスト用接片215Bは、漏電遮断機
が正常に作動するか否か、すなわち漏電が発生したとき
に瞬時に遮断機構400が作動するか否かをテストする
ものであり、ボディ100の外方にまで延出されてい
る。このテスト用接片215Bは、上下方向に移動する
ようになっている。すなわち、移動方向が横方向である
可動部211Bとは移動方向が異なるのである。これに
より、テスト用接片215Bを上下方向に押圧操作した
としても、可動部211Bが不用意に動く心配がない。
このテスト用接片215Bは、押圧されると漏電遮断機
が取り付けられる図外のプリント基板に立設されたピン
に接触するようになっている。前記ピンは、電源500
Aと負荷500Bとを接続するものであるが、漏れ電流
検出センサ300を迂回しているのである。
【0017】また、可動部211Bの先端には可動側接
点213Bが取り付けられている。また、貫通部212
Bには、後述するボディ100に固定的に取り付けられ
るための抜け止め防止用の切起部214Bが形成されて
いる。なお、貫通孔部212Bの先端は、図外のプリン
ト基板のスルーホールに挿入されるため他の部分より細
く形成されている。
【0018】前記固定接片220は、先端に固定側接点
223が取り付けられており、後端は図外のプリント基
板のスルーホールに挿入されるため他の部分より細く形
成されている。また、この固定接片220の側面には、
固定接片220がボディ100に固定的に取り付けられ
るための抜け止め防止用の突出部224が形成されてい
る。
【0019】前記ボディ100は、絶縁性を有する合成
樹脂から成形されており、遮断機構400の一部を構成
するコイル410が納められるコイル収納部110と、
接続部200の一部を構成する可動接片210A、21
0Bと固定接片220とが納められる接片収納部120
と、漏れ電流検出センサ300が納められるセンサ収納
部130とが一体に形成されたものである。なお、この
ボディ100は接続部200、遮断機構400を収納し
た状態で蓋体150により閉塞される。
【0020】前記コイル収納部110は、コイル410
が納められるだけではなく、遮断機構400の一部を構
成するアクチュエータ420と弾性体430とも納めら
れるようになっている。このコイル収納部110には、
コイル410は固定的に納められるのであるが、アクチ
ュエータ420等は動くことができる余地をもって納め
られるようになっている。
【0021】すなわち、コイル収納部110には、コイ
ル410を固定するコイル固定用壁部111があり、こ
のコイル固定用壁部111と接片収納部120との間の
隙間にアクチュエータ420及び弾性体430が納めら
れるのである。コイル収納部110の接片収納部120
の壁側には、弾性体430を支持するための支持部11
2が形成されている。
【0022】接片収納部120は、一対の可動接片21
0A、210Bの可動部211A、211Bが納められ
る程度の深さに設定されている。この接片収納部120
には、図2に示すように、2組の貫通孔121、122
が開設されている。一方の貫通孔121は、可動接片2
10A、210Bの貫通部212A、212Bが貫通す
るものであって、センサ収納部130の中心部と連通し
ている。また、他方の貫通孔122は、固定接片220
の貫通部221が貫通する部分である。両可動接片21
0A、210Bは、貫通部212A、212Bがそれぞ
れ貫通孔121、122を貫通するので、ボディ100
に保持されることになる。
【0023】さらに、この接片収納部120には、収納
された一対の固定接片220が不用意に接触しないよう
に、一対の固定接片220の間に位置するように壁部1
23が形成されている。また、この接片収納部120に
は、前記壁部123との間に隙間を有して押さえ部材1
24が形成されている。この押さえ部材124と壁部1
23との間の隙間には、後述する遮断機構400の一部
を構成するスライダ440がスライド可能に嵌まり込む
ように溝部125が形成されている。また、接片収納部
120とコイル収納部110との間の壁には、前記溝部
125に連なる切欠部126が形成されている。
【0024】接片収納部120に可動接片210A、2
10Bを収納する、すなわち貫通部212A、212B
を貫通孔121に貫通させると、可動側接点213A、
213Bは壁部123を挟んで対向して、貫通孔122
の近傍に位置する。一方、固定接片220を接片収納部
120に収納する、すなわち貫通部221を貫通孔12
2に貫通させると、固定側接点223は壁部123を挟
んで対向し可動側接点213A、213Bと向き合うよ
うになる。この状態で、可動接片210A、210Bに
外力が加わっていなければ、可動側接点213A、21
3Bと固定側接点223とは接触している。
【0025】前記センサ収納部130は、接片収納部1
20の下側に設けられており、納められた漏れ電流検出
センサ300の中心が接片収納部120の一端側の真下
に位置するようになっている。
【0026】このように構成されたボディ100の厚さ
寸法は、収納されるもののうち最も厚い遮断機構400
のコイル410に合わせてある。すなわち、余り深さの
必要ない接片収納部120の下方にセンサ収納部130
を設けたので、漏電遮断機全体を小型化することができ
る。
【0027】前記漏れ電流検出センサ300は、漏れ電
流によって生ずる磁界を検出するカレントセンサであっ
て、リング状に形成されている。この漏れ電流検出セン
サ300は、自身の周囲に生じる磁界を検出すると、そ
の旨を図5に示す電子回路に送出するのである。
【0028】前記遮断機構400は、前記漏れ電流検出
センサ300が漏れ電流を検出したならば励磁されるコ
イル410と、このコイル410の励磁に応じて変位す
るアクチュエータ420と、このアクチュエータ420
のがたつきを抑える弾性体430と、前記アクチュエー
タ420の変位を可動接片210A、210Bに伝える
スライダ440とを有している。
【0029】遮断機構400を構成するコイル410
は、漏れ電流検出センサ300が漏れ電流を検出すると
励磁されてアクチュエータ420を吸着するようになっ
ている。
【0030】前記アクチュエータ420は、磁性体の金
属板を略L字形状に折曲形成したものである。このアク
チュエータ420の長い部分はコイル収納部120に納
められたコイル410とボディ110との間に、短い部
分はコイル410の鉄心411に対向するようにしてコ
イル収納部120に納められる。しかも、コイル410
が励磁されていない状態では、アクチュエータ420の
長い部分はコイル410側に位置するようになってい
る。このアクチュエータ420は、屈曲部421を中心
として変位するようになっている。
【0031】前記弾性体430は、板ばねであって上述
した支持部112に支持されており、アクチュエータ4
20の屈曲部421に接触することによってアクチュエ
ータ420のがたつきを抑えている。
【0032】一方、前記スライダ440は、絶縁性を有
する合成樹脂からなり、図1に示すように、2つの押圧
部441が下方に設けられたベース442で連結された
ものである。このスライダ440は、前記ベース442
を溝部125に嵌め込むと、押圧部441の一部が切欠
部126を介してコイル収納部110側に突出するよう
になる。すなわち、このスライダ440のコイル収納部
110側に突出した部分は、アクチュエータ420の長
い部分に対向するようになっているのである。また、こ
のスライダ440の2つの押圧部441の間の隙間には
可動接片210Aの可動部211Aが、反コイル側の押
圧部441とボディ110との間には可動接片210B
の可動部211Bがそれぞれ位置するようになってい
る。
【0033】なお、図1における310は漏れ電流検出
センサ300のリード端子、412はコイル410のリ
ード端子である。
【0034】次に、上述したように構成された漏電遮断
機の動作等について説明する。この漏電遮断機は、可動
接片210A、210B、固定接点220及び前記リー
ド端子310、412が図外のプリント基板に接続され
ることによって、図5に示すような所定の電子回路と接
続される。
【0035】電源500Aは固定接片220に、負荷5
00Bは可動接片210A、210Bにそれぞれ接続さ
れる。漏電が生じていない場合にはコイル410は励磁
されていないので、アクチュエータ420はコイル41
0の鉄心411には吸着されていない。すなわち、アク
チュエータ420は可動接片210A、210Bによ
り、図3に示すような状態にあり、可動接片210A、
210Bの可動側接点213A、213Bは、固定接片
220の固定側接点223に接続されている。従って、
電源500Aは負荷500Bに電力を供給している。
【0036】なんらかの原因で漏電が生じたならば、接
続部200の周囲に生じた磁界を漏れ電流検出センサ3
00が検出することによりコイル410が励磁される。
すなわち、漏電が生じた際、漏れ電流検出センサ300
を貫通している2線の電流Iの大きさが異なり(常時は
大きさが同じで打ち消されるため、漏れ電流検出センサ
300の周囲には磁界は発生しない)、漏れ電流検出セ
ンサ300の周囲に磁界が発生し、電流iが生じて増幅
され、コイル410が励磁されるのである。
【0037】励磁されたコイル410は、可動接片21
0A、210Bの弾性力に抗して、アクチュエータ42
0を吸着する。アクチュエータ420は吸着されると、
屈曲部421を中心として図3に示す矢印A方向に変位
する。すると、スライダ440がアクチュエータ420
に押されるので、可動接片210A、210Bの可動部
211A、211Bが図3に示す矢印B方向に動く。こ
の可動部211A、211Bの動きにより、図4に示す
ように、可動側接点213A、213Bと固定側接点2
23との接触が解除される。すなわち、電源500Aと
負荷500Bとの間の接続が断たれるのである。
【0038】漏電の原因が解消したならばリセットスイ
ッチ600を操作することによって電源500Aと負荷
500Bとの接続を回復させる。すなわち、漏電が解消
したならば、コイル410が励磁されなくなるので、ア
クチュエータ420は可動接片210A、210Bの弾
性力によって元の位置に復帰し、可動接片210A、2
10Bの可動部211A、211B自身の弾性によって
元の位置に復帰し、可動側接点213A、213Bと固
定側接点223とが接触する。これによって電源500
Aと負荷500Bの間の接続が回復する。
【0039】漏電が解消していない状態でリセットスイ
ッチ600を操作しても、コイル410は励磁された状
態を維持しているので、電源500Aと負荷500Bと
の接続を回復させることは不可能である。
【0040】この漏電遮断機が正常に機能しているか否
かをテストするには、テスト用接片215Bにより行
う。すなわち、このテスト用接片215Bは前記ピンと
接触することにより漏れ電流検出センサ300を迂回し
て電源500Aと負荷500Bとの間を接続するので、
漏電が発生したのと同様になる。このため、漏電遮断機
が正常に機能しておれば、テスト用接片215Bを押圧
すると同時に電源500Aと負荷500Bとの接続が瞬
時に断たれるので、漏電遮断機が正常か否かを簡単にテ
ストすることができる。なお、この実施の形態で説明し
た漏電遮断機の可動接片210Bには、テスト用接片2
15Bが設けられているが、これに限らずテスト用接片
を設けない場合もある。
【0041】図1〜5に示された本発明の実施の形態に
係る漏電遮断機は、可動接片210A、210Bが漏れ
電流検出センサ300を貫通しているタイプのものであ
ったが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0042】例えば、図6及び図7に示すように、固定
接片220が漏れ電流検出センサ300を貫通するよう
なものであってもよい。この漏電遮断機では、漏れ電流
検出センサ300は、コイル410の下側に設けられて
いる。すなわち、センサ収納部130は、コイル収納部
110との下側に設けられているのである。
【0043】この漏電遮断機における固定接片220
(図6において斜線で示されている)には、略L字形状
のものと略凹字形状のものとがある。いずれも可動接片
210A、210Bの可動側接点213A、213Bが
位置する箇所から、漏れ電流検出センサ300を貫通す
る位置まで伸びている。
【0044】この漏電遮断機では、固定接片220が漏
れ電流検出センサ300を貫通する点と、それに伴う漏
れ電流検出センサ300の位置及び固定接片220の形
状とが異なるだけで他の主要な構成や作用等は、上述し
た実施の形態に係る漏電遮断機と同様であるので詳細な
説明は省略する。なお、この漏電遮断機では、テスト用
接片が設けられていないが、上述した実施の形態に係る
漏電遮断機と同様にテスト用接片を設けてもよいことは
勿論である。
【0045】また、一方の可動接片210Aと、この可
動接片210Aに接続されない他方の固定接片220と
が漏れ電流検出センサ300を貫通するようにしてもよ
いし、他方の可動接片210Bと、この可動接片210
Bに接続されない一方の固定接片220とが漏れ電流検
出センサ300を貫通するようにしてもよい。接続部2
00のいずれの部分が漏れ電流検出センサ300を貫通
するかは、ボディ100の形状や、漏れ電流検出センサ
300の配置位置等の各種の要因によって最も適したも
のを採用すればよい。
【0046】接続部200については又、図8及び図9
に示すように、雷サージ対策やノイズ対策としての放電
ギャップ230を一体的に設けることができる。図8で
は、隣接平行する一対の可動接片210A、210Bの
固定部分である貫通部212A、212Bの上端部に、
内側へ逆L形状に突出した突出部215A、215Bを
一体的に設け、突出部215A、215Bを僅かの隙間
をあけて対向させることにより、この間に放電ギャップ
230を形成している。
【0047】一方、図9では、可動接片210A、21
0Bの貫通部212A、212B間にアース接片240
を配設すると共に、一方の貫通部212Bの上端部に、
内側へ逆L形状に突出した突出部215Bを一体的に設
け、アース接片240の上端部と215Bを僅かの隙間
をあけて対向させることにより、この間に放電ギャップ
230を形成している。
【0048】いずれの接続部200においても、放電ギ
ャップ230の広さを0.5mm程度とすることにより
1800V程度で放電が生じ、また、0.1mm程度と
することにより220V程度で放電が生じることによ
り、雷サージ対策やノイズ対策が講じられる。この対策
は、従来はバリスタをプリント基板に取り付けるもので
あったが、ここにおけるように接続部200に放電ギャ
ップ230を設けることにより、バリスタが不要にな
り、部品点数の低減及びこれによる漏電遮断機の小型化
及びコストダウンが図られる。
【0049】なお、図8及び図9では放電ギャップ23
0を可動接片210A、210Bの固定部分に形成して
いるが、固定接片220,220の側にこれを形成する
こともできる。また、ここでは、テスト用接片215B
が設けられていないが、これを設けてもよいことは言う
までもない。また、図8のような接片自身で放電ギャッ
プ230を形成する構成と、図9のようなアース接片2
40を併用する構成を組み合わせることも可能である。
【0050】図10〜図17に示された本発明の更に別
の実施の形態に係る漏電遮断機は、図1〜図5に示され
た本発明の実施の形態に係る漏電遮断機と比較して、過
電流検出用センサ700を具備している点が相違する。
また、これに伴って、接続部200及びボディ100の
構造も相違している。本実施形態に係る漏電遮断機の接
続部200及びボディ100の構造は、図6及び図7に
示された漏電遮断機と基本的に同一である。
【0051】本実施形態に係る漏電遮断機は、図10〜
図12に示すように、接続部200及び遮断機構400
(図6参照)を収納するボディ100と、ボディ100
の底面に装着された漏れ電流検出用センサ300及び過
電流検出用センサ700とを備えている。
【0052】接続部200は、図13及び図14に示す
ように、一対の可動接片210A、210Bと、これに
組み合わされる一対の固定接片220A、220Bとか
らなる。可動接片210A、210Bは同じ形状の逆L
形であり、ボディ100内に隣接並行して組み込まれ
る。この可動接片210A、210Bは、テスト用接片
215Bが省略されていることを除けば、図1〜図5に
示された漏電遮断機に使用されているものと基本的に同
じである。
【0053】一方、固定接片220A、220Bは、図
1〜図5に示された漏電遮断機に使用されているものと
は異なり、それぞれが異なる形状になっている。一方の
固定接片220Aは、上端に固定側接点223Aが取り
付けられた第1垂直部225Aと、第1垂直部225A
の下部から板面に直角な方向に延出した第1水平部22
6Aと、第1水平部226Aの先端部下縁から板面に直
角な方向に延出した第2水平部227Aと、第2水平部
227Aの先端部から下方に延出した第2垂直部229
Aとからなる。他方の固定接片220Bは、上端に固定
側接点223Bが取り付けられた第1垂直部225B
と、第1垂直部225Aの下部から板面に並行な方向に
延出した第1水平部226Bと、第1水平部226Bの
先端部から板面に直角な方向に延出した第2水平部22
7Bと、第2水平部227Bの先端部下縁から板面に直
角な方向に延出した第3水平部228Bと、第3水平部
228Bから下方に延出した第2垂直部229Bとから
なる。第2垂直部229A、229Bは、ボディ100
の底板部を貫通して下方のプリント基板のスルーホール
に挿入される貫通部である。
【0054】この接続部200は、図6及び図7に示さ
れた漏電遮断機の接続部200と同じである。図13で
は遮断機構400が省略されているが、ボディ100内
に遮断機構400を組み込めば図6のようになる。
【0055】ボディ100は、図15〜図16に示すよ
うに、その内部に遮断機構400のコイル410を収納
するコイル収納部110と、接続部200の可動接片2
10A、210B及び固定接片220A、220Bを収
納する接片収納部120とを有する。接片収納部120
の底面には、可動接片210A、210Bの貫通部21
2A、212Bが貫通する貫通孔121、121が設け
られている。接片収納部120からコイル収納部110
にかけての底面には、固定接片220Aの第1垂直部2
25A及び第1水平部226Aが嵌合するL状の溝部1
27Aと、固定接片220Bの第1垂直部225B、第
1水平部226B及び第2水平部227Bが嵌合するL
状の溝部127Bとが設けられている。コイル収納部1
10の底面には、溝部127Aに連続して固定接片22
0Aの第2水平部227Aが嵌合する凹部128Aと、
溝部127Bに連続して固定接片220Bの第3水平部
228Bが嵌合する凹部128Bとが設けられ、これら
には固定接片220A、220Bの貫通部である第2垂
直部229A、229Bが貫通する貫通孔122A、1
22Bが設けられている。
【0056】ボディ100内に接続部200の可動接片
210A、210B及び固定接片220A、220Bを
収納すると、接片収納部120において可動接片210
A、210Bの可動側接点213A、213Bが、固定
接片220A、220Bの固定側接点223A、223
Bにそれぞれ弾性的に接触することは、図1〜図5に示
された漏電遮断機や図6及び図7に示された漏電遮断機
の場合と同じである(図13参照)。また、可動接片2
10A、210Bの貫通部212A、212Bがボディ
100の接片収納部120の下方に突出し、固定接片2
20A、220Bの貫通部である第2垂直部229A、
229Bがボディ100のコイル収納部110の下方に
突出することは、図6及び図7に示された漏電遮断機の
場合と同じである。
【0057】ボディ100の底板部下面には、コイル収
納部110の下方に位置して円柱状の突出部160、1
70及び170が一体的に突設されている。また、接片
収納部12の下方に位置して角柱状の突出部180、1
80及び190が一体的に突設されている。コイル収納
部110の下方に位置する突出部160には、固定接片
220A、220Bの貫通部である第2垂直部229
A、229Bを下方に突出させるために、第2垂直部2
29A、229Bが貫通する貫通孔122A、122B
が設けられている。また、突出部170、170には、
コイル収納部110に収納されたコイル410のリード
端子412、412を下方に突出させるために、リード
端子が貫通する貫通孔116、116が設けられてい
る。一方、接片収納部120の下方に位置する角柱状の
突出部180、180には、可動接片210A、210
Bの貫通部212A、212Bを下方に突出させるため
に、貫通部212A、212Bが貫通する貫通孔12
1、121が設けられている。また、突出部190は支
持脚である。
【0058】そして、固定接片220A、220Bの貫
通部である第2垂直部229A、229Bが貫通する突
出部160の外側には、突出部160に設けられたスナ
ップ爪161により環状の漏れ電流検出センサ300が
保持されており、可動接片210A、210Bの貫通部
212A、212Bが貫通する突出部180、180の
間には、図示さなれないスナップ爪により環状の過電流
検出センサ700が保持されている。これにより、漏れ
電流検出センサ300の内側を固定接片220A、22
0Bの貫通部である第2垂直部229A、229Bが貫
通し、過電流検出センサ700の内側を可動接片210
A、210Bの一方の貫通部212Bが貫通することに
なる。
【0059】なお、漏れ電流検出センサ300及び過電
流検出センサ700を収納するセンサ収納部130及び
140は、ボディ100の底板部下方に保持されたこれ
らのセンサに下方から装着される環状のキャップであ
り、ボディ100には一体化されていない。
【0060】本実施形態に係る漏電遮断機においては、
図1〜図5に示された漏電遮断機や図6及び図7に示さ
れた漏電遮断機の場合と同じように、漏れ電流検出セン
サ300により漏れ電流が検出され、遮断機構400が
作動することにより、可動側接点213A、213Bと
固定側接点223A、223Bの各接触が解除され、電
源500Aと負荷500Bとの間の接続が絶たれる。即
ち、漏電が生じたときに、漏れ電流検出センサ300の
内側を貫通する2線の電流の大きさが異なることによ
り、漏れ電流検出センサ300に電流が流れ、これを受
けて遮断機構400が作動するのである。これに加え
て、過電流検出センサ700により過電流が検出され、
遮断機構400が作動することにより、可動側接点21
3A、213Bと固定側接点223A、223Bの各接
触が解除され、電源500Aと負荷500Bとの間の接
続が絶たれる。即ち、過電流検出センサ700の内側に
可動切片のうちどちらか一方のみ、または固定切片のど
ちらか一方のみを貫通させることで過電流検出センサ7
00には負荷電流が流れるが、過電流検出センサ700
にある電流値以上の電流が流れると、コイル410を励
磁させるように回路を設定しておくことにより、過電流
センサ700に設定値以上の電流が流れると、遮断機構
400が作動する。
【0061】このように、本実施形態に係る漏電遮断機
は、漏電遮断機能と合わせて、過電流遮断機能を有す
る。しかも、漏れ電流検出センサ300及び過電流検出
センサ700をボディ100の下部に組み込み、その内
側を接続部200の一部が貫通する構成を採用するの
で、部品点数が少なく、小型である。
【0062】なお、ここでは、漏れ電流検出センサ30
0の内側を固定接片220A、220Bが貫通し、過電
流検出センサ700の内側を一方の可動接片210Bが
貫通しているが、漏れ電流検出センサ300の内側を可
動接片210A、210Bが貫通する場合は、過電流検
出センサ700の内側に固定接片220A、220Bの
一方を貫通させるのがよい。また、テスト用接片を設け
てもよいことは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】本発明に係る漏電遮断機は、漏電が発生
した瞬間に負荷への給電を停止する漏電遮断機であっ
て、電源と負荷との間を接続する接続部と、この接続部
の一部が貫通される略リング状の漏れ電流検出センサ
と、この漏れ電流検出センサの検出結果に応じて前記電
源と負荷との間の接続を遮断する遮断機構と、前記漏れ
電流検出センサと遮断機構とが内蔵されるボディとを備
えており、前記漏れ電流検出センサはボディの下側に組
み込まれており、前記遮断機構は、前記漏れ電流検出セ
ンサが漏れ電流を検出したならば励磁されるコイルと、
このコイルの励磁に応じて変位するアクチュエータとを
有し、前記接続部は一対の可動接片と、この可動接片と
接続される一対の固定接片とを有しており、前記可動接
片、固定接片のいずれか一方又は前記可動接片の一方と
これに接続しない他方の固定接片とが漏れ電流検出セン
サを貫通し、前記可動接片は前記アクチュエータの変位
によって変位して固定接片との接続が断接されるように
なっている。
【0064】漏れ電流検出センサを貫通するのは接続部
の一部であるため、独自の配線が不要になり、全体とし
て部品点数を減少させることができる。また、漏れ電流
検出センサは、ボディの下側に組み込まれているため、
全体を小型化することが可能になる。従って、製品内部
のプリント基板にも容易に組み込むことができる。
【0065】しかも、前記可動接片には、遮断機構が正
常に作動するか否かをテストするテストスイッチのテス
ト用接片が形成されている。従って、漏電遮断機が正常
に作動しているか否かのテストを行うことができるの
で、誤動作のチェックを行うことができる。
【0066】また、前記可動接片はボディに保持されて
いる。このため、漏電が発生していないにも係わらず、
可動接片が不用意に動いて固定接片との間の接続が不用
意に遮断されることはない。
【0067】さらに、前記テスト用接片の移動方向は、
可動接片の移動方向とは異なるように設定されている。
従って、テスト用接片によって漏電遮断機が正常に作動
しているか否かのテストを行った場合であっても、テス
ト用接片の動きは可動部に伝わりにくくなっているの
で、可動部が不用意に動く心配がない。このため、テス
ト時に可動部が動いて電源と負荷との間が遮断されると
いう誤動作が生じない。
【0068】また、漏れ電流検出センサを貫通する接続
部は、前記可動接片、固定接片のいずれか一方又は前記
可動接片の一方とこれに接続しない他方の固定接片とで
あればよいので、ボディの形状や漏れ電流検出センサの
配置位置に応じて適宜なものを選択することができるの
で、漏電遮断機のより小型化に貢献することができる。
【0069】更にまた、漏れ電流検出センサと共にボデ
ィの下側に過電流検出センサを組み込み、前記接続部の
可動接片又は固定接片のいずれかを過電流検出センサに
貫通させることにより、部品点数の増大や大型化を最少
限に抑えつつ、過電流遮断機としての機能を付加するこ
とができる。
【0070】また、可動接片の固定部分又は固定接片の
隣接平行部間に放電ギャップを形成するべく、隣接平行
部の一部を相互に近接対向させたり、可動接片の固定部
分との間又は固定接片との間に放電ギャップを形成する
べく、可動接片の固定部分又は固定接片に近接してアー
ス接片を配設することにより、部品点数の増大を伴うこ
となく、雷サージ対策やノイズ対策を講じることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る漏電遮断機の概略的
分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る漏電遮断機のボディ
の概略的平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る漏電遮断機が電源と
負荷とを接続している状態の概略的平面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る漏電遮断機が電源と
負荷との間を遮断している状態の概略的平面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る漏電遮断機を作動さ
せる電子回路の回路図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る漏電遮断機が電
源と負荷とを接続している状態の概略的平面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態に係る漏電遮断機を作
動させる電子回路の回路図である。
【図8】本発明の更に別の実施の形態に係る漏電遮断機
の接続部の概略的斜視図である。
【図9】本発明の更に別の実施の形態に係る漏電遮断機
の接続部の概略的斜視図である。
【図10】本発明の更に別の実施の形態に係る漏電遮断
機の概略的平面図である。
【図11】本発明の更に別の実施の形態に係る漏電遮断
機の概略的底面図である。
【図12】本発明の更に別の実施の形態に係る漏電遮断
機の概略的背面図である。
【図13】本発明の更に別の実施の形態に係る漏電遮断
機のボディ内の構造を説明するための概略的平面図であ
る。
【図14】本発明の更に別の実施の形態に係る漏電遮断
機の接続部の概略的平面図である。
【図15】本発明の更に別の実施の形態に係る漏電遮断
機のボディの概略的平面図である。
【図16】本発明の更に別の実施の形態に係る漏電遮断
機のボディの概略的底面図である。
【図17】本発明の更に別の実施の形態に係る漏電遮断
機のボディの概略的背面図である。
【符号の説明】
100 ボディ 200 接続部 210 可動接片 220 固定接片 230 放電ギャップ 240 アース接片 300 漏れ電流検出センサ 400 遮断機構 410 コイル 420 アクチュエータ 700 過電流検出センサ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漏電が発生した瞬間に負荷への給電を停
    止する漏電遮断機において、電源と負荷との間を接続す
    る接続部と、この接続部の一部が貫通される略リング状
    の漏れ電流検出センサと、この漏れ電流検出センサの検
    出結果に応じて前記電源と負荷との間の接続を遮断する
    遮断機構と、前記漏れ電流検出センサと遮断機構とが内
    蔵されるボディとを具備しており、前記漏れ電流検出セ
    ンサはボディの下側に組み込まれており、前記遮断機構
    は、前記漏れ電流検出センサが漏れ電流を検出したなら
    ば励磁されるコイルと、このコイルの励磁に応じて変位
    するアクチュエータとを有し、前記接続部は一対の可動
    接片と、この可動接片と接続される一対の固定接片とを
    有しており、前記可動接片、固定接片のいずれか一方又
    は前記可動接片の一方とこれに接続しない他方の固定接
    片とが漏れ電流検出センサを貫通し、前記可動接片は前
    記アクチュエータの変位によって変位して固定接片との
    接続が断接されることを特徴とする漏電遮断機。
  2. 【請求項2】 前記可動接片には、遮断機構が正常に作
    動するか否かをテストするテストスイッチのテスト用接
    片が形成されていることを特徴とする請求項1記載の漏
    電遮断機。
  3. 【請求項3】 前記可動接片はボディに保持されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の漏電遮断機。
  4. 【請求項4】 前記テスト用接片の移動方向は、可動接
    片の移動方向とは異なることを特徴とする請求項2又は
    3記載の漏電遮断機。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記可動接片が漏れ
    電流検出センサを貫通することを特徴とする漏電遮断
    機。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記固定接片が漏れ
    電流検出センサを貫通することを特徴とする漏電遮断
    機。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記一方の可動接片
    と他方の固定接片とが漏れ電流検出センサを貫通するこ
    とを特徴とする漏電遮断機。
  8. 【請求項8】 前記漏れ電流検出センサと共にボディの
    下側に組み込まれた過電流検出センサを具備しており、
    前記接続部の可動接片又は固定接片のいずれかが過電流
    検出センサを貫通することを特徴とする請求項1〜7の
    いずれかに記載の漏電遮断機。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記可動接片が漏れ
    電流検出センサを貫通し、前記固定接片が過電流検出セ
    ンサを貫通することを特徴とする漏電遮断機。
  10. 【請求項10】 請求項8において、前記固定接片が漏
    れ電流検出センサを貫通し、前記可動接片が過電流検出
    センサを貫通することを特徴とする漏電遮断機。
  11. 【請求項11】 前記可動接片の固定部分又は固定接片
    の隣接平行部間に放電ギャップを形成するべく、隣接平
    行部の一部が相互に近接対向することを特徴とする請求
    項1〜10のいずれかに記載の漏電遮断機。
  12. 【請求項12】 前記可動接片の固定部分との間又は固
    定接片との間に放電ギャップを形成するべく、可動接片
    の固定部分又は固定接片に近接してアース接片が配設さ
    れていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに
    記載の漏電遮断機。
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