JPH0635736A - 二重化処理装置 - Google Patents
二重化処理装置Info
- Publication number
- JPH0635736A JPH0635736A JP4187732A JP18773292A JPH0635736A JP H0635736 A JPH0635736 A JP H0635736A JP 4187732 A JP4187732 A JP 4187732A JP 18773292 A JP18773292 A JP 18773292A JP H0635736 A JPH0635736 A JP H0635736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- error
- cpu
- data
- processing
- judging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Retry When Errors Occur (AREA)
- Hardware Redundancy (AREA)
- Multi Processors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】この二重化処理装置は運用系および待機系とし
て互いに同期して運転する第1および第2の処理系を有
する。これら第1および第2の処理系の各各は、両方の
系にエラーが生じてないときのみ処理を進め、一方の系
がエラーを生じかつ他方の系がエラーを生じていないと
きにこの他方の系のデータを受信して正常動作を継続
し、エラー発生回数を計数し規定値を超えたときに障害
通知する。 【効果】一時的エラーによる一重化運転の必要性を回避
でき、アベイラビリテイを向上させることができる。
て互いに同期して運転する第1および第2の処理系を有
する。これら第1および第2の処理系の各各は、両方の
系にエラーが生じてないときのみ処理を進め、一方の系
がエラーを生じかつ他方の系がエラーを生じていないと
きにこの他方の系のデータを受信して正常動作を継続
し、エラー発生回数を計数し規定値を超えたときに障害
通知する。 【効果】一時的エラーによる一重化運転の必要性を回避
でき、アベイラビリテイを向上させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二重化処理装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来の二重化処理装置において、両系が
同期して走行する構成では、一方の系でエラーを検出し
た時、その系を即座に切り離すことが必要であった。ま
た、一時的エラーであっても再試行を行なうと、エラー
を検出した系だけで再試行が行なわれるため、両系の動
作が不一致となり、二重化運転できないために切り離さ
ざるを得なかった。
同期して走行する構成では、一方の系でエラーを検出し
た時、その系を即座に切り離すことが必要であった。ま
た、一時的エラーであっても再試行を行なうと、エラー
を検出した系だけで再試行が行なわれるため、両系の動
作が不一致となり、二重化運転できないために切り離さ
ざるを得なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術での問題
点は次のとおりである。すなわち、障害は固定的なもの
とは限らず一時的なエラーも有りうる。この一時的エラ
ーのために上記従来技術で述べたような理由で、二重化
装置が一重化運転に入ることはシステムのアベイラビリ
テイの低下を招くことになる。一重化運転期間が相対的
に長くなるため、その時発生する障害はシステムダウン
となる。
点は次のとおりである。すなわち、障害は固定的なもの
とは限らず一時的なエラーも有りうる。この一時的エラ
ーのために上記従来技術で述べたような理由で、二重化
装置が一重化運転に入ることはシステムのアベイラビリ
テイの低下を招くことになる。一重化運転期間が相対的
に長くなるため、その時発生する障害はシステムダウン
となる。
【0004】本発明の目的は、片方の系だけでエラーが
発生した場合、一時的エラーと判定し他系のデータを使
用して処理を進めることにより、アベイラビリテイを向
上する。
発生した場合、一時的エラーと判定し他系のデータを使
用して処理を進めることにより、アベイラビリテイを向
上する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の二重化処理装置
は、運用系および待機系として互いに同期して運転する
第1および第2の処理系を有し、これら第1および第2
の処理系の各各は、両方の系にエラーが生じていないと
きのみ処理を進める第1の手段と、一方の系がエラーを
生じかつ他方の系がエラーを生じていないときにこの他
方の系のデータを受信して正常動作を継続する第2の手
段と、エラー発生回数を計数し規定値を超えたときに障
害通知する第3の手段とを備える。
は、運用系および待機系として互いに同期して運転する
第1および第2の処理系を有し、これら第1および第2
の処理系の各各は、両方の系にエラーが生じていないと
きのみ処理を進める第1の手段と、一方の系がエラーを
生じかつ他方の系がエラーを生じていないときにこの他
方の系のデータを受信して正常動作を継続する第2の手
段と、エラー発生回数を計数し規定値を超えたときに障
害通知する第3の手段とを備える。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示し、各各
が二重化された処理回路(CPU)とメモリとの間の情
報転送に適用した場合である。1,2は0系および1系
の処理回路(CPU)である。3,4は0系および1系
のメモリである。また、図示を省略しているが、アクテ
イブ(運用)系装置指定レジスタが設けられ、このレジ
スタの第0ビットはCPU1,2のアクテイブ系を指定
(0なら0系CPU1がアクテイブ)、かつ第1ビット
はメモリ3,4のアクテイブ系を指定(0なら0系メモ
リ3がアクテイブ)する。また、メモリとCPUの間に
メインバス19,20、データアクノリッジ線7,8、
自系エラー通知線9,10がある。CPU1,2は他系
のメインバスとメートバス21,22を介して接続され
る。また、判定論理回路5,6、他系エラー通知線1
1,12があり、判定論理回路5,6からはデータ切り
替え線13,14、正常通知線15,16がCPU1,
2に接続される。なお、メインバス19,20およびメ
ートバス21,22の各各はアドレスバスおよびデータ
バスから構成されている。
が二重化された処理回路(CPU)とメモリとの間の情
報転送に適用した場合である。1,2は0系および1系
の処理回路(CPU)である。3,4は0系および1系
のメモリである。また、図示を省略しているが、アクテ
イブ(運用)系装置指定レジスタが設けられ、このレジ
スタの第0ビットはCPU1,2のアクテイブ系を指定
(0なら0系CPU1がアクテイブ)、かつ第1ビット
はメモリ3,4のアクテイブ系を指定(0なら0系メモ
リ3がアクテイブ)する。また、メモリとCPUの間に
メインバス19,20、データアクノリッジ線7,8、
自系エラー通知線9,10がある。CPU1,2は他系
のメインバスとメートバス21,22を介して接続され
る。また、判定論理回路5,6、他系エラー通知線1
1,12があり、判定論理回路5,6からはデータ切り
替え線13,14、正常通知線15,16がCPU1,
2に接続される。なお、メインバス19,20およびメ
ートバス21,22の各各はアドレスバスおよびデータ
バスから構成されている。
【0007】二重化運転時の動作を説明する。この例で
はアクテイブ系がCPU,メモリ共に0系であるとして
説明する。従って、アクティブ系装置指定レジスタの第
0ビット、第1ビット共0となっている。CPU1,2
は一般の情報処理装置と同じようにメモリ3,4から、
命令を読んだり、データを読み出して処理を行なう。C
PUは対応のメインバスにアドレスを送出した後、メイ
ンバス上にアドレスストローブを出す。メモリはアドレ
スストローブによりアドレスを受取り、メモリ動作を開
始する。メモリデータが準備できると、メモリはデータ
をメインバスに送出し、データアクノリッジをCPUに
返す。判定論理回路はデータアクノリッジによって、メ
インバス上のデータを引き取り、自系エラー通知線と他
系エラー通知線との両方にエラーが無いときのみ正常通
知線でCPUの動作を先へ進める。CPUはこの正常通
知が返送されるまで停止する。メモリ内で何らかのエラ
ーを検出すると、メモリはエラー通知線を使用して判定
論理回路へメモリでエラーが発生したことを伝える。二
重化では0系CPU1はメモリ3を使用し、1系CPU
2はメモリ4を使用して、各系は全く同一の動作を行な
う。
はアクテイブ系がCPU,メモリ共に0系であるとして
説明する。従って、アクティブ系装置指定レジスタの第
0ビット、第1ビット共0となっている。CPU1,2
は一般の情報処理装置と同じようにメモリ3,4から、
命令を読んだり、データを読み出して処理を行なう。C
PUは対応のメインバスにアドレスを送出した後、メイ
ンバス上にアドレスストローブを出す。メモリはアドレ
スストローブによりアドレスを受取り、メモリ動作を開
始する。メモリデータが準備できると、メモリはデータ
をメインバスに送出し、データアクノリッジをCPUに
返す。判定論理回路はデータアクノリッジによって、メ
インバス上のデータを引き取り、自系エラー通知線と他
系エラー通知線との両方にエラーが無いときのみ正常通
知線でCPUの動作を先へ進める。CPUはこの正常通
知が返送されるまで停止する。メモリ内で何らかのエラ
ーを検出すると、メモリはエラー通知線を使用して判定
論理回路へメモリでエラーが発生したことを伝える。二
重化では0系CPU1はメモリ3を使用し、1系CPU
2はメモリ4を使用して、各系は全く同一の動作を行な
う。
【0008】この時、例えば1系でエラーが検出される
と、自系エラー通知線10と他系エラー通知線11にエ
ラーが報告され、判定論理回路5,6は正常通知を行な
わない。このため両系CPU1,2は停止する。このと
き、判定論理回路6はデータ切り替え線14によって1
系CPU2に対してメートバス21を使用するように通
知する。これにより、正常データが1系CPU2に送り
込まれる。同時に判定論理回路6はその内部のエラー回
数をカウントアップする。この回数が規定値を超えてい
る場合、判定論理回路6は1系CPU2を障害として扱
い、障害報告線17により0系CPU1に障害を報告す
る。
と、自系エラー通知線10と他系エラー通知線11にエ
ラーが報告され、判定論理回路5,6は正常通知を行な
わない。このため両系CPU1,2は停止する。このと
き、判定論理回路6はデータ切り替え線14によって1
系CPU2に対してメートバス21を使用するように通
知する。これにより、正常データが1系CPU2に送り
込まれる。同時に判定論理回路6はその内部のエラー回
数をカウントアップする。この回数が規定値を超えてい
る場合、判定論理回路6は1系CPU2を障害として扱
い、障害報告線17により0系CPU1に障害を報告す
る。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
待機系も運用系と同一の処理を行なう方式の二重化処理
装置において、一時的エラーにより一重化運転の必要性
を回避でき、アベイラビリテイを向上させることができ
る。
待機系も運用系と同一の処理を行なう方式の二重化処理
装置において、一時的エラーにより一重化運転の必要性
を回避でき、アベイラビリテイを向上させることができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【符号の説明】 1,2 処理回路 3,4 メモリ 5,6 判定論理回路 7,8 データアクノリッジ線 9,10 自系エラー通知線 11,12 他系エラー通知線 13,14 データ切り替え線 15,16 正常通知線 17,18 障害報告線 19,20 メインバス 21,22 メートバス
Claims (2)
- 【請求項1】 運用系および待機系として互いに同期し
て運転する第1および第2の処理系を有し、これら第1
および第2の処理系の各各は、両方の系にエラーが生じ
ていないときのみ処理を進める第1の手段と、一方の系
がエラーを生じかつ他方の系がエラーを生じていないと
きにこの他方の系のデータを受信して正常動作を継続す
る第2の手段と、エラー発生回数を計数し規定値を超え
たときに障害通知する第3の手段とを備えることを特徴
とする二重化処理装置。 - 【請求項2】 前記第1および第2の処理系の各各はデ
ータを記憶する記憶手段を有し、前記エラーが前記記憶
手段において生じることを特徴とする請求項1記載の二
重化処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4187732A JPH0635736A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 二重化処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4187732A JPH0635736A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 二重化処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635736A true JPH0635736A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16211220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4187732A Withdrawn JPH0635736A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 二重化処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635736A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009040879A1 (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-02 | Fujitsu Limited | 情報処理装置及び制御方法 |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP4187732A patent/JPH0635736A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009040879A1 (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-02 | Fujitsu Limited | 情報処理装置及び制御方法 |
US8181064B2 (en) | 2007-09-25 | 2012-05-15 | Fujitsu Limited | Information processing apparatus for inhibiting instructions, saving and restoring internal information in response to abnormality in redundant processor system |
JP5299281B2 (ja) * | 2007-09-25 | 2013-09-25 | 富士通株式会社 | 情報処理装置及び制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |