JPH0635344Y2 - 高温用温度ヒュ−ズセンサ - Google Patents

高温用温度ヒュ−ズセンサ

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JPH0635344Y2
JPH0635344Y2 JP1987093912U JP9391287U JPH0635344Y2 JP H0635344 Y2 JPH0635344 Y2 JP H0635344Y2 JP 1987093912 U JP1987093912 U JP 1987093912U JP 9391287 U JP9391287 U JP 9391287U JP H0635344 Y2 JPH0635344 Y2 JP H0635344Y2
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JP
Japan
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resistant metal
heat
case
high temperature
wire
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Application number
JP1987093912U
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JPS64232U (ja
Inventor
英文 佐々木
勝治 渋谷
正志 船場
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車の排気ガス浄化装置等、衝撃・振動の
激しい環境下で使用される装置の900℃以上の異常高温
を検出することを目的とする、高温用温度ヒューズセン
サに関するものである。
従来の技術 従来、この種の高温用温度ヒューズセンサは、第3図に
示すような構成であった。第3図において、2本の耐熱
金属線1と絶縁体2を内部に収納したシース管3の一端
に2個の透孔4a,4bを形成した絶縁管4を配置し、上記
シース管3の一端に突き出した耐熱金属線1を、上記絶
縁管4の透孔4aには貫通させ、透孔4bには一部挿入し、
この耐熱金属線の先端にヒューズ線5を接続して挿入し
た構成で、ヒューズ線5の先端を絶縁管4の透孔4bより
突出させて他方の耐熱金属線1と接続し、ヒューズ線5
及び絶縁管4の保護のため、ケース6内に収納し、円部
溶接により上記ケース6とシース管3を結合し、又ケー
ス6内をシールして構成されていた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、下記に示すような問題点が
あった。
すなわち、センサが高温環境下にさらされた場合、構成
部材は熱膨張し、ケース6内部に収納された絶縁管4
は、振動により動きが加速され、850℃以上の高温・30G
以上の振動加速度環境下で、絶縁管4の軸方向の動きに
起因する応力が、ヒューズ線5及び耐熱金属線1に集中
し、高温下で機械的強度の弱いヒューズ線5が断線する
という致命的な欠点があった。
本考案は、このような問題点を解決するもので、ケース
内部の絶縁管を軸方向に固定することにより、ヒューズ
線及び耐熱金属線に不要な応力が加わらないような構成
した高温用温度ヒューズセンサを提供することを目的と
するものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、リング状の耐熱
金属を採用し、リング状の耐熱金属をケースの底部に突
き当てた状態で収納したケース内に絶縁管をリング状の
耐熱金属に突き当て固定し絶縁管を軸方向に固定した構
成とするものである。
作用 この構成とすることにより、絶縁管はケース内部でリン
グ状の耐熱金属に突き当て固定されているため、振動・
衝撃に起因する絶縁管の軸方向の動きは大幅に緩和さ
れ、絶縁管の重量に起因する応力がヒューズ線・耐熱金
属線に集中する可能性が無くなり、高温・振動下でヒュ
ーズの断線が避けられるものとなる。
実施例 第1図は本考案の一実施例による高温用温度ヒューズセ
ンサの断面図である。
第1図において、一端開放の筒状金属体よりなるケース
16の底部にリング状の耐熱金属17を突き当て状態で収納
し、このケース16の中に、引出し用の2本の耐熱金属線
11と絶縁体12を内部に収納したシース管13と、このシー
ス管13の一端より突き出した2本の耐熱金属線11を2個
の透孔14a,14bをもつ絶縁管4の透孔14a,14bに挿入す
る。すなわち透孔14aには一方の耐熱金属線11を貫通さ
せ、透孔14bには他方の耐熱金属線11の一部を挿入し、
この透孔14bにヒューズ線15を一端が透孔14bより突出す
るように挿入し、上記ヒューズ線15の先端を一方の耐熱
金属線11と接続したものを、絶縁管14がリング状耐熱金
属17に突き当て固定される状態で収納し、ケース16とシ
ース管13を円周溶接により固定及びケース16内をシール
するように結合した構成である。第2図a,bはリング状
の耐熱金属9の側面図と正面図を示す。
上述の構成とすることにより、絶縁管14はケース16内で
リング状の耐熱金属17に突き当てられて固定されるた
め、高温環境下にさらされた場合構成部材が熱膨張して
もケース16内部に収納された絶縁管14はほとんど軸方向
の動きはなく絶縁管14の重量に起因する応力がヒューズ
線15や耐熱金属線11に集中することは無くなる。
下表に従来と本考案の高温用温度ヒューズセンサの複合
環境試験結果を示す。なお試験条件は振動加速度40G、
振動周波数200Hz、温度850℃と室温を各6分を1サイク
ルとして行った。
この結果、本考案は従来のものに比べて著しく断線に対
する信頼性が向上していることが明らかである。
考案の効果 以上のように本考案によれば、リング状の耐熱金属をキ
ャップ状ケースの内底部に突き当てた状態で配し、この
耐熱金属にケース内で絶縁感を突き当てた構造にするこ
とにより、絶縁管の振動・衝撃に起因する軸方向の動き
は大幅に緩和され、この結果として絶縁管の重量に起因
する応力がヒューズ線及び耐熱金属線に加わり、ヒュー
ズ線が断線するという致命的な欠点が無くなり、高温・
強振動の環境下で信頼性上優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による高温用温度ヒューズセ
ンサを示す断面図、第2図a,bは本考案の一実施例によ
るリング状耐熱金属を示す側面図及び正面図、第3図は
従来の高温用温度ヒューズセンサを示す断面図である。 11……耐熱金属線、12……絶縁体、13……シース管、14
……絶縁管、14a,14b……透孔、15……ヒューズ線、16
……ケース、19……リング状の耐熱金属。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐熱性金属からなるキャップ状のケースの
    内底部に、リング状の耐熱金属を前記ケース内底部に突
    き当てた状態で配し、内部にヒューズ線及び引き出し用
    の耐熱金属線を配した絶縁管を、前記ケース内へ、軸方
    向に上記リング状耐熱金属に突き当てた状態で配し、内
    部に引き出し用の耐熱金属線を配したシース管をケース
    の開口部側に固定した高温用温度ヒューズセンサ。
JP1987093912U 1987-06-18 1987-06-18 高温用温度ヒュ−ズセンサ Expired - Lifetime JPH0635344Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987093912U JPH0635344Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18 高温用温度ヒュ−ズセンサ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987093912U JPH0635344Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18 高温用温度ヒュ−ズセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS64232U JPS64232U (ja) 1989-01-05
JPH0635344Y2 true JPH0635344Y2 (ja) 1994-09-14

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ID=30956902

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987093912U Expired - Lifetime JPH0635344Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18 高温用温度ヒュ−ズセンサ

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JP (1) JPH0635344Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60205933A (ja) * 1984-03-28 1985-10-17 松下電器産業株式会社 高温度ヒユ−ズ
JPS61107622A (ja) * 1984-10-30 1986-05-26 松下電器産業株式会社 高温用温度ヒユ−ズセンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS64232U (ja) 1989-01-05

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