JPH0635264Y2 - 標識装置 - Google Patents

標識装置

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Publication number
JPH0635264Y2
JPH0635264Y2 JP6338591U JP6338591U JPH0635264Y2 JP H0635264 Y2 JPH0635264 Y2 JP H0635264Y2 JP 6338591 U JP6338591 U JP 6338591U JP 6338591 U JP6338591 U JP 6338591U JP H0635264 Y2 JPH0635264 Y2 JP H0635264Y2
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JP
Japan
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Application number
JP6338591U
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JPH058585U (ja
Inventor
宣篤 岩堀
喜徳 森田
Original Assignee
株式会社日本緑十字社
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日本緑十字社 filed Critical 株式会社日本緑十字社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種の表示とか標識等
を誤りなく表示するための標識装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の標識装置として、従来各種のも
のが使用されている。例えば図12のものは、一対の保
持板間イ、ロ間に、一枚の表示板ハを回転自在に枢支
し、この表示板ハの板面の上下位置に、それぞれ例えば
「開」「閉」のような標識を付けて回転操作のぶニの左
右回転操作により、表示板ハの板面上の「開」「閉」の
標識が交互に見えるように表示したものが知られてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の標識
装置では、「開」又は「閉」の表示は、表示板ハの正面
の一面だけしか現れないから、その表示板ハを背面から
見た場合には、その表示が、「開」の状態を示している
か、また「閉」の状態を示しているかを判別できない欠
点がある。
【0004】本考案によると、上記のような従来の標識
装置の欠点を除去できるもので、標識板を正面から見た
場合に、その表示の状態が判ると共に、標識板を背面か
ら見た場合でも、標識板の正面の表示状態と同一の表示
が現われる標識装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案に係る標識装置は、軸孔を中心とする半円
弧状の溝孔の一端に連設して直径方向に直線状の溝孔を
設け、その溝孔の先端に連設すると共に、その溝孔に対
して反対側に設けた弧状の溝孔により、外縁に弧状片を
設けたA標識板を構成し、また軸孔を中心とする半円弧
状の溝孔の一端に連設して直径方向の外縁に至る直線状
の溝孔を設けたB標識板を構成して、且つそのA標識板
とB標識板とを重畳して前記軸孔で同軸的に枢支すると
共に、前記A標識板の弧状片の先端部を、前記B標識板
の直線状の溝孔内に嵌挿して成るものである。
【0006】
【作用】次に本考案に係る標識装置の作用について述べ
る。軸孔で同軸的に枢支状態にあってA標識板とB標識
板とが重畳状態にあるとき、A標識板の正面の表示とB
標識板の背面の表示とを、同一の表示にしておく。この
状態でA標識板を時計方向に360度回転すると、今ま
でA標識板の後面に重畳していたB標識板は、今度はA
標識板の前面に重畳することになる。そしてこの状態で
はB標識板の正面の表示はA標識板の背面の表示と同一
の表示を示すのである。
【0007】
【実施例】以下図面に示した実施例に基づいて本考案に
係る標識装置を詳細に説明する。図2は軸孔nで同軸的
に枢支状態にあって、図3に示すようなA標識板aと、
図4に示すようなB標識板bとが重畳状態にある本考案
に係る標識装置の外観斜視図であり、図1は本考案に係
る標識装置の分解斜視図である。
【0008】而して、A標識板aは図3に示すように、
軸孔nを中心とする半円弧状の溝孔1の一端に連設して
直径方向の直線状の溝孔2を設け、その溝孔2の先端に
連設すると共に、その溝孔2に対して反対側に設けた弧
状の溝孔3により、外縁に弧状片4を設けて成るもので
ある。またB標識板bは図4に示すように、軸孔nを中
心とする半円弧状の溝孔5の一端に連設して直径方向に
沿って外縁に至る直線状の溝孔6を設けて成るものであ
る。そして図5に示すように、A標識板aとB標識板b
とを重畳して前記軸孔nで同軸的に枢支すると共に、A
標識板aの弧状片4の先端部xを、B標識板bの直線状
の溝孔6に嵌挿するのである。そしてA標識板aの表面
及び背面には、それぞれ例えば「開」及び「閉」の表示
を記すものであり、又そのA標識板aの背面に重畳する
B標識板bの表面及び背面には、A標識板aの表示と反
対の「閉」及び「開」の表示を記すのである。
【0009】A標識板aとB標識板bとの重畳部正面、
背面には、軸板7、8を当てがい、A標識板a、B標識
板b、軸板7及び軸板8にそれぞれ設けられた軸孔n、
n、n、nに軸9を挿通してその両端にナット10、1
1を螺装する。軸9には吊り下げ用の鎖12を取り付け
てもよい。なおA標識板aとB標識板bの下縁の一端に
は、図1に示すようにそれぞれ突片13、14を設けて
両突片13、14を係合することにより、また図11に
示すようにA標識板aの溝孔2及びB標識板bの溝孔6
の近辺に、それぞれ係合片15及び係合片16を設けて
両係合片15、16を係合するようにして、B標識板b
に対してA標識板aが反時計方向に回転しないようにし
ている。
【0010】次に実施例に係る標識装置の動作状態につ
いて説明する。図2を最初の状態として、この状態では
A標識板aの表示「開」が現れている状態とする。この
最初の状態ではB標識板bの背面の表示は、A標識板a
の表示と同一の表示の「開」の表示が現れており、標識
装置全体からみると、A、B標識板a、bが表裏一体と
なって同一の表示「開」が表示されている。次にA標識
板aをB標識板bに対して図5に示すように時計方向に
回転し始めると、図6に示すように今までA標識板aの
背後に位置していて隠れていたB標識板bが現れるよう
になり、A標識板aの「開」の表示とB標識板bの
「閉」の表示とが見えるようになる。
【0011】そしてB標識板bに対して、A標識板aを
順次に90度(図7参照)、180度(図8参照)、2
70度(図9参照)のように時計方向に回転すると、図
9に示す270度の回転を経過する頃から、今までA標
識板aの背後に位置していて隠れていたB標識板bが現
れるようになり、図10に示すように今度はA標識板a
がB標識板bの背後に隠れて重畳した状態となる。この
状態ではB標識板bの表示「閉」が表面に現れてA標識
板aの表示「開」が隠れる。この図10の状態に於いて
は、図2の状態とは反対にA標識板aの背面の表示は、
B標識板bの表示「閉」と同一の表示である「閉」の表
示が現れており、標識装置全体から見ると、標識板が表
裏一体となって同一の表示「閉」が表示されるのであ
る。
【0012】結局、B標識板bに対して、A標識板aを
順次に時計方向に回転することによって、A標識板aと
B標識板bとが交互に入れ替わり、標識板が表裏一体と
なって同一の表示「閉」又は「開」の表示が交互に現わ
れるのである。
【0013】
【考案の効果】本考案に係る標識装置は上記のように構
成して成るもので、以下のような効果を有している。即
ちB標識板bに対して、軸孔に枢支されているA標識板
aを順次に時計方向に回転することによって、A標識板
aとB標識板bとが交互に入れ替わり、標識板が表裏一
体となって同一の表示「閉」又は「開」の表示が交互に
現われるので、標識板を正面から見た場合は勿論のこ
と、その標識板を背面から見た場合でも、標識板の正面
の表示状態と同一の表示である「閉」又は「開」が現れ
ることになり、例えば工場等の作業現場に設置した場合
に、前後の方向から標識装置の表示を容易に確認するこ
とができることになって安全な作業ができ、而も構成至
簡で非常に安価に製作できる等の特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る標識装置の分解斜視図。
【図2】本考案に係る標識装置の外観斜視図。
【図3】A標識板の正面図。
【図4】B標識板の正面図。
【図5】A標識板の背後にB標識板を重畳した状態を示
す正面図。
【図6】B標識板に対してA標識板を時計方向に回転し
始めた状態を示す正面図。
【図7】B標識板に対してA標識板を時計方向に90度
回転した状態を示す正面図。
【図8】B標識板に対してA標識板を時計方向に180
度回転した状態を示す正面図。
【図9】B標識板に対してA標識板を時計方向に270
度回転した状態を示す正面図。
【図10】B標識板の下にA標識板を重畳した状態を示
す正面図。
【図11】A標識板及びB標識板に付設された突片とし
て他の実施例を示す本考案に係る標識装置の分解斜視
図。
【図12】従来の標識装置の一例を示す正面図。
【符号の説明】
1 A標識板の半円弧状の溝孔 2 A標識板の直線状の溝孔 3 A標識板の弧状の溝孔 4 A標識板の弧状片 5 B標識板の半円弧状の溝孔 6 B標識板の直線状の溝孔 a A標識板 b B標識板 x A標識板の弧状片の先端部 n 軸孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸孔を中心とする半円弧状の溝孔の一端
    に連設して直径方向に直線状の溝孔を設け、その溝孔の
    先端に連設すると共に、その溝孔に対して反対側に設け
    た弧状の溝孔により、外縁に弧状片を設けたA標識板を
    構成し、また軸孔を中心とする半円弧状の溝孔の一端に
    連設して直径方向の外縁に至る直線状の溝孔を設けたB
    標識板を構成して、且つそのA標識板とB標識板とを重
    畳して前記軸孔で同軸的に枢支すると共に、前記A標識
    板の弧状片の先端部を、前記B標識板の直線状の溝孔内
    に嵌挿して成る標識装置。
JP6338591U 1991-07-15 1991-07-15 標識装置 Expired - Lifetime JPH0635264Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6338591U JPH0635264Y2 (ja) 1991-07-15 1991-07-15 標識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6338591U JPH0635264Y2 (ja) 1991-07-15 1991-07-15 標識装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH058585U JPH058585U (ja) 1993-02-05
JPH0635264Y2 true JPH0635264Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=13227780

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6338591U Expired - Lifetime JPH0635264Y2 (ja) 1991-07-15 1991-07-15 標識装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4870909A (ja) * 1971-12-27 1973-09-26

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Publication number Publication date
JPH058585U (ja) 1993-02-05

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