JP2001205985A - 分度器 - Google Patents

分度器

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JP2001205985A
JP2001205985A JP2000015946A JP2000015946A JP2001205985A JP 2001205985 A JP2001205985 A JP 2001205985A JP 2000015946 A JP2000015946 A JP 2000015946A JP 2000015946 A JP2000015946 A JP 2000015946A JP 2001205985 A JP2001205985 A JP 2001205985A
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JP
Japan
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protractor
main body
angle
base point
measurement
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JP2000015946A
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English (en)
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Takuji Tsuboi
琢二 坪井
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KYOGI KK
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KYOGI KK
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、0°〜360°までの角度を直接簡単に測定
できる分度器を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明の分度器は、測定基点に被係合部を
備えた基準分度器本体と、測定基点に前記被係合部に回
転可能に係合する係合部を備えた回転分度器本体とから
なるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分度器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の分度器は、平面視略半円状のプラ
スチック製の板材から形成され、半円板の円中心には測
定基点が設けられており、半円板の直径部分に基準水平
線が設けられている。さらに、測定基点を通り基準水平
線に垂直に基準垂直線が設けられている。そして、分度
器表面には、円弧状の周縁部に沿って0°〜180°ま
での目盛りと数値が表示されており、角度測定時には、
測定角の頂点に測定基点を重ね合わせるとともに、測定
角の一辺に基準水平線を合わせて、目盛りおよび数値か
ら角度を測定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
分度器では、測定角が180°〜360°までの角度の
場合は、まず0°〜180°までの角度を上記の方法に
より測定し、360°との差から測定角の角度を算出し
なければならない。このように、従来の分度器では、測
定角が180°〜360°までの角度の場合は直接角度
を測定できず、計算過程を要するので、大変面倒である
という不具合がある。その上、計算間違いをする恐れも
あり、正確さに欠けるという不具合もある。また、以上
のような面倒な作業を伴うことから、特に児童の勉学意
欲を減退させる原因となるという不具合もある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みて提案されたも
のであって、0°〜360°までの角度を直接簡単に測
定できる分度器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明の分度器は、測定基点に被係合部を備えた
基準分度器本体と、測定基点に前記被係合部に回転可能
に係合する係合部を備えた回転分度器本体とからなるも
のである。なお、測定基点とは、角度測定時に測定角の
頂点と重ね合わせる基準点のことである。また、基準分
度器本体の周縁部に0°〜180°の数値表示部および
目盛り表示部を設け、回転分度器本体の周縁部に180
°〜360°の数値表示部および目盛り表示部を設けて
もよい。さらに、基準分度器本体における測定基点から
数値表示部までの距離と、回転分度器本体における測定
基点から数値表示部までの距離とを異ならせて設けても
よい。また、回転分度器本体を基準分度器本体よりも小
さく形成してもよい。また、回転分度器本体の係合部を
筆記具の筆記部分が挿通可能な係合孔に形成し、回転分
度器本体の測定基点と複数の所定角度の目盛り表示部と
を結ぶ直線上に、筆記具の筆記部分が挿通可能な孔を設
けてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0007】本実施の形態の分度器は、0°〜180°
までの角度を測定する基準分度器本体1と、180°〜
360°までの角度を測定する回転分度器本体2とから
構成されており、これら両本体1,2は、透明なプラス
チック材料から形成されている。
【0008】図1に示すように、基準分度器本体1は、
平面視略半円状のプラスチック製の板材から形成されて
いる。基準分度器本体1における半円板の円中心には測
定基点3が設けられており、半円板の直径部分に基準水
平線4が設けられている。さらに、測定基点3を通り基
準水平線4に垂直に基準垂直線5が設けられている。そ
して、基準分度器本体1には、円弧状の周縁部101に
沿って0°〜180°までの角度を1°毎に目盛った目
盛り表示部6と、周縁部101左端から右回りに増加し
ていくように10°毎に黒色で数値表示した黒色数値表
示部7と、周縁部101右端から左回りに減少していく
ように10°毎に赤色で数値表示した赤色数値表示部8
とからなる数値表示部9とが設けられている。また、図
3に示すように、測定基点3には、鉛筆やシャ−プペン
シルなどの筆記具の筆記部分が挿通可能な大きさの被係
合部を構成する係合孔部10が設けられている。
【0009】図2に示すように、回転分度器本体2にも
基準分度器本体1と同様に、測定基点11と、測定基点
11を通る基準水平線12と、基準垂直線13とが設け
られている。また、回転分度器本体2には、円弧状の周
縁部に沿って180°〜360°までの角度を1°毎に
目盛った目盛り表示部14と、周縁部202右端から左
回りに減少していくように10°毎に黒色で数値表示し
た黒色数値表示部15と、周縁部202左端から右回り
に増加していくように10°毎に赤色で数値表示した赤
色数値表示部16とからなる数値表示部17とが設けら
れている。また、図4に示すように、測定基点11に
は、基準分度器本体1の係合孔部10と着脱可能で、か
つ回動自在に係合する係合部を構成する係合突部18が
設けられている。この係合突部18は、図5に示すよう
に、別途円柱状に形成された突起部材181を、回転分
度器本体2の測定基点11に設けられた嵌合孔201に
嵌合して形成されている。
【0010】また、図6に示すように、回転分度器本体
2は基準分度器本体1よりも小さく形成されており、具
体的には、基準分度器本体1と回転分度器本体2とを係
合させたときに、回転分度器本体2の周縁部202が基
準分度器本体1の数値表示部9よりも内側となるような
大きさに形成されている。
【0011】また、図1に示すように、基準分度器本体
1の測定基点3と0°〜180°までの角度の目盛り表
示部6とを10°ごとに結ぶ直線上で、数値表示部9よ
り測定基点3側の所定位置に、鉛筆やシャ−プペンシル
などの筆記具の筆記部分を挿通可能な挿通孔19を各々
設けている。
【0012】以上のように構成された分度器を使用し
て、180°〜360°までの角度を測定する場合を説
明する。まず、図6に示すように、基準分度器本体1の
係合孔部10に、回転分度器本体2の係合突部18を係
合させて、基準分度器本体1と回転分度器本体2とを一
体にする。測定角の頂点Nに基準分度器本体1の測定基
点3を合わせ、測定角の一辺L1に基準分度器本体1の
基準水平線4を合わせる。次に、回転分度器本体2を回
転させて、測定角の他の一辺L2に回転分度器本体2の
基準水平線12を合わせる。そして、回転分度器本体2
の基準水平線12上に設けた180°の表示から基準分
度器本体1の基準水平線4上に重なる目盛り表示地点P
までの角度を読み、測定角の角度θを測定する。
【0013】上記した分度器は、基準分度器本体1に回
転分度器本体2を回動自在に係合することができるの
で、回転分度器本体2を回転させるという簡単な操作を
するだけで、180°〜360°までの角度を簡単に測
定することができる。また、測定角の角度θは、回転さ
せた回転分度器本体2の目盛り表示部14で、基準分度
器本体1の基準水平線4と重なっている目盛り表示地点
Pの角度を読めばよいので、面倒な計算をしなくても直
接角度を測定できる。したがって、小さな児童でも簡単
にかつ正確に角度を測定することができる。
【0014】また、回転分度器本体2は、その周縁部2
02が基準分度器本体1の数値表示部9よりも内側にな
るような大きさに形成されているので、回転分度器本体
2の目盛り表示部14および数値表示部17が、基準分
度器本体1の目盛り表示部6および数値表示部9と重な
らない。したがって、測定角を示す目盛り表示部14と
数値表示部17とをより正確に読み取ることができる。
【0015】また、回転分度器本体2は、基準分度器本
体1よりも小さく形成されているため、基準分度器本体
1を固定する手指で、回転分度器本体2の回転を邪魔す
ることがないので、測定作業が容易である。
【0016】さらに、基準分度器本体1には、10°ご
とに貫通孔19が設けられているので、例えば児童のよ
うに、分度器の目盛り表示に不慣れな者であっても、係
合孔部10と貫通孔19に筆記具で点を記すだけで、簡
単に所要角度を作図することができる。
【0017】基準分度器本体1と回転分度器本体2と
は、係合させて一体にできるので紛失しにくく、また、
小型であるので携帯性に優れる。
【0018】本発明の分度器における他の実施の形態
を、図7に示す。図7に示すように、基準分度器本体1
と回転分度器本体2とを同一形状とするとともに、基準
分度器本体1における測定基点3から数値表示部9まで
の距離よりも、回転分度器本体2における測定基点11
から数値表示部17までの距離を短くしてもよい。この
ように形成すれば、基準分度器本体1と回転分度器本体
2とを係合させたときに、互いの数値表示部9,17が
重ならないので、測定角θを示す数値表示部17を正確
に読み取ることができる。また、基準分度器本体1と回
転分度器本体2とが同一形状であるので、製造が容易で
コストがかからない。
【0019】また、本実施の形態においては、基準分度
器本体1に係合孔部10を設け、回転分度器本体2に係
合突部18を設けたが、図8に示すように、係合部の構
成を逆にして、基準分度器本体1に係合突部20を設
け、回転分度器本体2に係合孔部21を設けてもよい。
この場合は、基準分度器本体1に設けた貫通孔19を使
用して所要角度を作図できるように、係合突部20の中
央部に筆記具の筆記部分を挿通可能な挿通孔22を設け
てもよい。また、係合部の構成は、上記のような構成に
限定されるものではなく、基準分度器本体1と回転分度
器本体2とが着脱可能で、かつ回動自在に係合される構
成であればよい。
【0020】
【発明の効果】以上のごとく本発明の分度器は、測定基
点に被係合部を備えた基準分度器本体と、測定基点に前
記被係合部に回動可能に係合する係合部を備えた回転分
度器本体とからなるので、基準分度器本体に回転分度器
本体を係合させて、回転分度器本体を回転させるという
簡単な操作をするだけで、180°〜360°までの角
度を簡単に測定することができる。また、基準分度器本
体の周縁部に0°〜180°の数値表示部および目盛り
表示部を設け、回転分度器本体の周縁部に180°〜3
60°の数値表示部および目盛り表示部を設けたので、
180°〜360°までの角度を、面倒な計算をするこ
となく直接測定できる。したがって、測定角の読み取り
が容易かつ正確となる。
【0021】また、基準分度器本体における測定基点か
ら数値表示部までの距離と、回転分度器本体における測
定基点から数値表示部までの距離とを異ならせたので、
基準分度器本体に回転分度器本体を係合させたときに、
互いの数値表示部が重ならない。したがって、数値表示
部を正確に読み取ることができる。また、回転分度器本
体を基準分度器本体よりも小さく形成したので、回転分
度器本体を回転させるときに、基準分度器本体の周縁部
を固定する手指で、回転分度器本体の回転を邪魔するこ
とがない。したがって、測定作業が容易となる。
【0022】さらに、回転分度器本体の係合部を筆記具
の筆記部分が挿通可能な係合孔に形成し、回転分度器本
体の測定基点と複数の所定角度の目盛り表示部とを結ぶ
直線上に、筆記具の筆記部分が挿通可能な孔を設けたの
で、係合孔と作図したい角度に必要な任意の孔を2箇所
選択して、筆記具の筆記部分を挿通させて点を付け、係
合孔による点と他の2点とを直線で結ぶだけで簡単に所
要角度を作図することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる実施形態の分度器を構成する
基準分度器本体1の平面図。
【図2】 本発明にかかる実施形態の分度器を構成する
回転分度器本体2の平面図。
【図3】 本実施形態の基準分度器本体1の正面図。
【図4】 本実施形態の回転分度器本体2の正面図。
【図5】 本実施形態の分度器の係合部を示す要部の断
面図。
【図6】 本実施形態の分度器を示す説明図。
【図7】 本発明にかかる第2の実施形態の分度器を示
す説明図。
【図8】 本実施形態にかかる分度器の係合部の他の例
を示す要部の断面図。
【符号の説明】
1 基準分度器本体 2 回転分度器本体 3 測定基点 4 基準水平線 5 基準垂直線 6 目盛り表示部 9 数値表示部 10 係合孔部 11 測定基点 12 基準水平線 13 基準垂直線 14 目盛り表示部 17 数値表示部 18 係合突部 19 貫通孔 θ 測定角

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定基点に被係合部を備えた基準分度器本
    体と、測定基点に前記被係合部に回動可能に係合する係
    合部を備えた回転分度器本体とからなることを特徴とす
    る分度器。
  2. 【請求項2】基準分度器本体の周縁部に0°〜180°
    の数値表示部および目盛り表示部を設け、回転分度器本
    体の周縁部に180°〜360°の数値表示部および目
    盛り表示部を設けた請求項1記載の分度器。
  3. 【請求項3】基準分度器本体における測定基点から数値
    表示部までの距離と、回転分度器本体における測定基点
    から数値表示部までの距離とを異ならせた請求項1また
    は2記載の分度器。
  4. 【請求項4】回転分度器本体を基準分度器本体よりも小
    さく形成した請求項1または2記載の分度器。
  5. 【請求項5】回転分度器本体の係合部を筆記具の筆記部
    分が挿通可能な係合孔に形成し、回転分度器本体の測定
    基点と複数の所定角度の目盛り表示部とを結ぶ直線上に
    筆記具の筆記部分が挿通可能な孔を設けた請求項1,
    2,3,4記載の分度器。
JP2000015946A 2000-01-25 2000-01-25 分度器 Pending JP2001205985A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200472500Y1 (ko) 2012-09-12 2014-05-07 한국산지보전협회 높이측정도구
KR101438179B1 (ko) 2013-04-19 2014-09-12 김태현 길이조절이 가능한 각도기

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