JPH06350956A - ビデオディスクプレーヤ - Google Patents

ビデオディスクプレーヤ

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Publication number
JPH06350956A
JPH06350956A JP5164027A JP16402793A JPH06350956A JP H06350956 A JPH06350956 A JP H06350956A JP 5164027 A JP5164027 A JP 5164027A JP 16402793 A JP16402793 A JP 16402793A JP H06350956 A JPH06350956 A JP H06350956A
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JP
Japan
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video signal
signal
video
frame
phase
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JP5164027A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Yamashita
紀之 山下
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオディスクプレーヤにおいて、小容量の
メモリにより、CLVフォーマットのビデオディスクの
高速再生を可能にする。 【構成】 TBC14と、基準のフレーム同期信号を出
力する回路31と、フレーム位相の補正用のメモリ回路
42とを設ける。メモリ回路42には、TBC14から
のビデオ信号を間引いて書き込む。高速再生モード時、
多数のトラックのトラックジャンプを行ってビデオ信号
を間欠的に再生する。その後、1トラックのトラックジ
ャンプを行い、1トラックあたりのビデオ信号のフレー
ム位相の変化量を求める。この求めた結果から、所定の
トラック数のトラックジャンプを行って再生されるビデ
オ信号のフレーム位相を、メモリ回路42のフレーム位
相の補正範囲内に追い込む。このメモリ回路42から出
力されるビデオ信号と、フレーム同期信号にフレーム同
期したダミーのビデオ信号とを、交互に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はビデオディスクプレー
ヤに関する。
【0002】
【従来の技術】《高品位のテレビジョン方式》NTSC
方式やPAL方式などよりも高品位のテレビジョン方式
の1つとして、ハイビジョン方式が開発されているが、
その規格は、 垂直周波数fV =60Hz フレーム周波数fFR=fV/2 水平周波数fH =1125×fFR=33.75kHz 縦横比 =9:16 である。
【0003】したがって、ハイビジョン方式によるビデ
オ信号は、NTSC方式によるビデオ信号に比べ、情報
量が約5倍となり、ハイビジョン方式によるビデオ信号
を、放送衛星、ビデオディスクなどにより、そのまま伝
送することはできない。
【0004】そこで、ハイビジョン方式によるビデオ信
号は、いわゆるMUSE方式(多重サブナイキスト・サ
ンプリング方式)により、ベースバンド幅が8MHz程度
となるように、データ圧縮してから伝送している。この
MUSE方式は、基本的には、ドットインタレース伝送
であり、サンプリングパターンは、フレーム間、フィー
ルド間、ライン間オフセットで、4フィールド周期で繰
り返されている。
【0005】また、このMUSE方式においては、ビデ
オ信号(輝度信号及び色信号)と、準瞬時圧伸DPCM
方式でエンコードされた音声データと、独立の付加情報
信号とが、時間軸上で多重化されている。ただし、MU
SE方式によりデータ圧縮されたハイビジョン方式のビ
デオ信号においても、フレーム周波数及び水平周波数
は、もとのハイビジョン方式のビデオ信号のフレーム周
波数fFR及び水平周波数fHと等しい。
【0006】なお、以下の説明においては、MUSE方
式によりデータ圧縮されたハイビジョン方式のビデオ信
号を「MUSE方式のビデオ信号」と呼ぶ。
【0007】《ビデオディスクプレーヤの一例の説明》
MUSE方式のビデオ信号を再生するビデオディスクプ
レーヤは、例えば図6に示すように構成することができ
る。
【0008】すなわち、図6において、VDは光学式の
ビデオディスクを示し、このディスクVDには、MUS
E方式のビデオ信号SMSがFM信号に変換されるととも
に、そのFM信号と、パイロット信号SPとが周波数多
重化され、その周波数多重化信号SMが、らせん状の光
学トラックとして記録されている。この場合、パイロッ
ト信号SPは、その周波数fPが、 fP=135fH/2=約2.28MHz の連続波信号である。また、多重化信号SMが記録され
るとき、その記録フォーマットとして、CAVフォーマ
ットとCLVフォーマットとがある。
【0009】そして、標準の再生モード時には、ディス
クVDが、スピンドルモータ21により所定の回転速度
で回転させられ、光学ヘッド11によりディスクVDか
ら周波数多重化信号SMが再生される。
【0010】さらに、スピンドルモータ21に直結して
周波数発電機22が設けられ、ディスクVDの回転速度
に対応した周波数の交番信号S22が取り出され、この信
号S22がスピンドルサーボ回路23に供給される。ま
た、光学ヘッド11は、スレッド送り機構24により支
持されてディスクVDの半径方向における位置が制御さ
れるとともに、送り機構24に設けられたポテンショメ
ータ(図示せず)から、ディスクVDの半径方向におけ
るヘッド位置に比例した値の直流電圧V24が取り出さ
れ、この電圧V24がサーボ回路23に供給される。
【0011】さらに、ヘッド11の再生信号SMがバン
ドパスフィルタ25に供給されてパイロット信号SPが
取り出され、このパイロット信号SPがカウンタ(分周
回路)25に供給されて1/135の周波数の分周信号S2
6、すなわち、ディスクVDが規定の回転速度で回転し
ているときには、 fP/135=fH/2 の周波数の分周信号S26が取り出され、この信号S26が
サーボ回路23に供給される。また、マスタ形成回路3
1から、周波数が水平周波数fHの1/2の基準信号REFFH/
2が取り出され、この信号REFFH/2がサーボ回路23に供
給される。
【0012】そして、サーボ回路23の出力がモータ2
1に供給され、サーボ回路23により、ディスクVDの
回転が次のようにサーボ制御される。
【0013】すなわち、プレーヤを停止モードから再生
モードにしたときのように、あるいはディスクVDがC
LVフォーマットのディスクであって、その再生トラッ
ク位置を大幅に変更したときのように、ディスクVDの
回転速度が規定値の±20%から外れているときには、信
号S22を周波数弁別した電圧と、電圧V24(ディスクV
DがCLVフォーマットのとき)あるいは一定の基準電
圧(ディスクVDがCAVフォーマットのとき)とが電
圧比較され、その比較出力がモータ21に供給されてデ
ィスクVDの回転速度は規定値へと近づけられる。
【0014】また、ディスクVDの回転速度が規定値の
±20%以内のときには、信号S26と信号REFFH/2とが位
相比較され、その比較出力がモータ21に供給されてデ
ィスクVDの回転速度は規定値へとさらに近づけられ
る。
【0015】こうして、ディスクVDの回転速度は、周
波数発電機22の出力信号S22を使用したサーボ制御
と、パイロット信号SPを使用したサーボ制御とにより
制御され、規定の回転速度とされる。
【0016】さらに、サーボ回路32から送り機構24
に所定のヘッド送り信号SLDが供給されるとともに、ヘ
ッド11のトラッキングコイル(図示せず)にトラッキ
ング信号が供給されてヘッド11のトラッキングサーボ
が行われ、ヘッド11はディスクVDのトラックを正し
く走査するように制御される。
【0017】そして、ヘッド11からの多重化信号SM
が復調回路12に供給されてもとのMUSE方式のビデ
オ信号SMSが復調され、このビデオ信号SMSが、A/D
コンバータ13に供給され、信号SMSは、デジタルのビ
デオ信号S13にA/D変換され、このデジタルビデオ信
号S13がTBC14に供給される。この場合、信号S14
におけるサンプリング周波数fSは、例えばパイロット
信号SPの12倍の周波数、すなわち、 fS=12×fP=12×135fH/2=810fH=約27.3MHz で、1サンプルが10ビットとされる。したがって、上式
から明らかなように、ビデオ信号S13は、1水平期間あ
たり810サンプルとなる。
【0018】また、このとき、バンドパスフィルタ25
からのパイロット信号SPが、制御回路27に供給され
るとともに、形成回路31から信号S13のサンプリング
周波数に等しい周波数のクロックが制御回路27に供給
されて書き込み用のクロック信号及び読み出し用のクロ
ック信号が形成され、これらクロック信号がTBC14
に供給される。こうして、TBC14からは、ディスク
VDの偏心などに起因する時間軸誤差の補正されたビデ
オ信号S14が取り出される。
【0019】そして、このビデオ信号S14が、D/Aコ
ンバータ15に供給されて時間軸の補正されたもとのM
USE方式のビデオ信号SMSにD/A変換され、このビ
デオ信号SMSが出力端子16に取り出される。なお、端
子16には、ビデオ信号SMSをもとのハイビジョン方式
のビデオ信号にデコードするMUSEデコーダ99が接
続される。以上が標準の再生モードである。
【0020】一方、高速再生モード(スキャン再生モー
ド)のときには、システムコントロール用のマイクロコ
ンピュータ33によりサーボ回路32が制御され、この
サーボ回路32からスレッド送り機構24に所定のヘッ
ド送り信号SLDが供給され、ヘッド11は標準の再生モ
ード時の例えば40倍の速度でディスクVDの半径方向に
移動させられる。
【0021】さらに、このとき、サーボ回路32からヘ
ッド11のトラッキングコイルに所定の信号が供給さ
れ、ヘッド11の対物レンズは、例えば5本のトラック
を正しくトラッキングサーボして信号SMを再生する動
作と、例えば200本のトラックをジャンプする動作と
を、交互に繰り返すように制御される。
【0022】したがって、端子16にはビデオ信号SMS
が間欠的に出力されるとともに、ヘッド11は、送り機
構24及びトラックジャンプにより標準の再生時よりも
高速に移動しているので、端子16に出力されるビデオ
信号SMSは、正方向あるいは逆方向の高速再生の信号と
なる。
【0023】参考文献:特開平1−265792号公報
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスクV
DがCAVフォーマットの場合には、ディスクVD上の
フレーム同期信号の記録されている角位置は、どのトラ
ックでも同じとなり、同一半径上に並ぶので、高速再生
モード時、トラックジャンプを行っても、トラックジャ
ンプ前とトラックジャンプ後とで、再生されたビデオ信
号SMSのフレーム位相がずれることはない。
【0025】ところが、ディスクVDがCLVフォーマ
ットのディスクの場合、ディスクVD上のフレーム同期
信号の記録されている角位置は、1トラックごとに少し
ずつずれ、同一半径上には並んでいない。このため、高
速再生モード時、トラックジャンプを行うと、トラック
ジャンプ前とトラックジャンプ後とで、再生されたビデ
オ信号SMSのフレーム位相がずれてしまう。
【0026】そして、MUSE方式のビデオ信号SMS
は、上述のようにデータ圧縮されているので、MUSE
デコーダ99は、これに供給されるビデオ信号SMSのフ
レーム位相がずれると、そのフレーム位相のずれた時点
から少しの期間、もとのハイビジョン方式のビデオ信号
をデコードできなくなる。
【0027】したがって、図6のプレーヤにおいて、C
LVフォーマットのビデオディスクVDに対して高速再
生を指示しても、デコーダ99はもとのハイビジョン方
式のビデオ信号をデコードできないことになり、結果と
して、高速再生の画面を得ることはできない。
【0028】もちろん、再生されたビデオ信号SMSのフ
レーム位相が変化しても、TBC14がフレームメモリ
の機能を有し、その補正範囲が1フレーム期間以上あれ
ば、TBC14において、そのフレーム位相を、トラッ
クジャンプ前のフレーム位相に補正することができ、し
たがって、MUSEデコーダ99に、常に一定のフレー
ム位相のビデオ信号SMSを供給することができるので、
高速再生を行うことができる。
【0029】しかし、実際には、コストなどの都合によ
り、TBC14の補正範囲は、例えば2.5水平期間と小
さいので、再生されたビデオ信号SMSのフレーム位相の
変化が大きいと、TBC14において、そのフレーム位
相の変化を完全に補正することはできず、結果として、
高速再生を行うことはできない。
【0030】この発明は、このような問題点をローコス
トで解決し、TBC14の補正範囲が小さくても、CL
VフォーマットのディスクVDの高速再生ができるよう
にしようとするものである。
【0031】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、ビデオ信号がCLVフォーマットで記録されている
ビデオディスクVDから、ビデオ信号を再生するビデオ
ディスクプレーヤにおいて、ビデオ信号が供給され、こ
の供給されたビデオ信号の時間軸補正をするTBC14
と、基準となるフレーム同期信号を出力する回路31
と、メモリ回路42とを有し、このメモリ回路42は、
TBC14からのビデオ信号を間引いた状態で書き込み
及び読み出しを行うとともに、TBC14から出力され
るビデオ信号のフレーム位相を、フレーム同期信号に対
して所定の位相範囲内に補正して出力し、高速再生モー
ド時、多数のトラックのトラックジャンプを行ってビデ
オ信号を間欠的に再生するとともに、多数のトラックの
トラックジャンプ後、1トラックのトラックジャンプを
行ってトラックジャンプの1トラックあたりの、再生さ
れるビデオ信号のフレーム位相の変化量を求め、この求
めた結果から、所定のトラック数のトラックジャンプを
行って再生されるビデオ信号のフレーム位相を、メモリ
回路42の位相補正範囲内に追い込み、このメモリ回路
42から出力されるビデオ信号と、フレーム同期信号に
フレーム同期したダミーのビデオ信号とを、交互に出力
するようにしたものである。
【0032】
【作用】高速再生モード時のビデオ信号のフレーム位相
の補正が、メモリ回路42により行われるとともに、メ
モリ回路42においては、ビデオ信号が間引かれた状態
で位相補正される。
【0033】
【実施例】この発明においては、フレーム位相の基準と
なるフレーム同期信号を用意し、このフレーム同期信号
に再生されたビデオ信号のフレーム位相を合わせるよう
にしているので、以下の説明においては、このフレーム
位相の基準となるフレーム同期信号を「基準フレーム同
期信号REFRM」と呼ぶ。また、復調回路12〜TBC1
4のビデオ信号SMS、S13、S14に含まれるフレーム同
期信号のように、フレーム位相の補正(フレーム位相の
合わせ処理)されていないビデオ信号に含まれるフレー
ム同期信号を「再生フレーム同期信号PBFRM」と呼ぶ。
さらに、図4及び図5において、信号OUTFRMは、端子1
6に出力されるビデオ信号SMSに含まれるフレーム同期
信号を示す。
【0034】図1において、TBC14と、D/Aコン
バータ15との間に、スイッチ回路41及びメモリ回路
42が設けられ、TBC14からのビデオ信号S14がメ
モリ回路42に供給される。このメモリ回路42は、ビ
デオ信号S14に対して可変遅延回路として動作し、ビデ
オ信号S14(再生フレーム同期信号PBFRM)のフレーム
位相を基準フレーム同期信号REFFRMに合わせるためのも
のであり、このため、メモリ回路42は、最大で1フレ
ーム期間の10%の遅延能力を有する(厳密には、1フレ
ーム期間の約8.9%、すなわち、100水平期間の遅延能
力)。
【0035】また、43はメモリ制御回路を示し、この
制御回路43には、形成回路31から基準フレーム同期
信号REFFRM及びクロックが供給されるとともに、復調回
路12からのビデオ信号S14が同期分離回路51に供給
されて再生フレーム同期信号PBFRMが取り出され、この
再生フレーム同期信号PBFRMが制御回路43に供給され
る。そして、制御回路43において、再生フレーム同期
信号PBFRM及び基準フレーム同期信号REFFRMにそれぞれ
同期した書き込みクロック信号及び読み出しクロック信
号が形成され、これらクロック信号がメモリ回路42に
供給される。
【0036】こうして、メモリ回路42に供給されるビ
デオ信号S14は、これに含まれる再生フレーム同期信号
PBFRMが、基準フレーム同期信号REFFRMに対して、0〜1
0%の進み位相の範囲内であれば、メモリ回路42にお
いて、フレーム位相が補正され、メモリ回路42から
は、基準フレーム同期信号REFFRMに一致したフレーム位
相のビデオ信号S42が取り出される。
【0037】ただし、この場合、メモリ回路42におい
て、ビデオ信号S14のフレーム位相が補正されるとき、
そのビデオ信号S14は、一部が間引かれてメモリ回路S
14に書き込まれる。すなわち、上述のように、ビデオ信
号S13は、A/Dコンバータ13において、1水平期間
あたり810サンプルで、1サンプルが10ビットにA/D
変換されているので、ビデオ信号S14も同じデータ量で
ある。しかし、ビデオ信号S14が、メモリ回路42に書
き込まれるとき、1水平期間あたり405サンプル、1サ
ンプルは6ビットに間引かれて書き込まれる。したがっ
て、メモリ回路42からのビデオ信号S42も、ビデオ信
号S14と同様に間引かれたビデオ信号とされる。
【0038】そして、このビデオ信号S42がスイッチ回
路41に供給されるとともに、TBC14からのもとの
ビデオ信号S14がスイッチ回路41に供給される。ま
た、マイコン33から所定の制御信号CLVSCANが取り出
され、この信号CLVSCANがスイッチ回路41にその制御
信号として供給され、スイッチ回路41からはビデオ信
号S14あるいはS42の一方が選択されて取り出され、こ
の取り出されたビデオ信号が、D/Aコンバータ15に
供給される。
【0039】さらに、D/Aコンバータ15と、出力端
子16との間に、スイッチ回路44及びダミー信号形成
回路45が設けられる。そして、マスタ形成回路31か
ら、基準フレーム同期信号REFFRM、水平同期信号REFFH
及び各種のタイミング信号が取り出され、これらの信号
が形成回路45に供給されるとともに、TBC14から
のビデオ信号S14がAPL(平均輝度レベル)を示す信
号として形成回路45に供給されてダミーのMUSE方
式のビデオ信号SGRが形成され、この信号SGRがスイッ
チ回路44に供給される。また、マイコン33からスイ
ッチ回路14に所定の制御信号GMUTEが供給される。
【0040】この場合、ダミーのビデオ信号SGRは、こ
れをMUSEデコーダ99において、ハイビジョン方式
のビデオ信号にデコードしたとき、再生中のビデオ信号
SMSからデコードしたハイビジョン方式のビデオ信号の
APLに等しい灰色レベルのハイビジョン方式のビデオ
信号にデコードされるような信号である。
【0041】さらに、形成回路31からの基準フレーム
同期信号REFFRMが時間差検出回路52に供給されるとと
もに、同期分離回路51からの再生フレーム同期信号PB
FRMが検出回路52に供給される。こうして、検出回路
52において、再生されたビデオ信号SMSのフレーム位
相、すなわち、基準フレーム同期信号REFFRMに対する再
生フレーム同期信号PBFRMの位相差(時間差)θが検出
され、その位相差θを示す検出信号S52がマイコン33
に供給される。
【0042】また、マイコン33において、検出信号S
52に基づいてディスクVDの回転位相を補正するための
制御信号REVCTLが形成され、この信号REVCTLがサーボ回
路23に供給される。さらに、マイコン33からサーボ
回路23に、そのサーボ動作のオン・オフを制御する制
御信号HOLDも供給される。
【0043】《標準再生モード》CLVフォーマットの
ディスクVDが標準再生モードで再生されている場合に
は、図4の時点t1以前に示すように、すべての信号が
“0”とされている。さらに、この場合、制御信号REVC
TLにしたがってモータ21の回転が加速あるいは減速さ
れてディスクVDの回転位相が制御され、復調回路12
からのビデオ信号SMSMNOフレーム位相は、基準フレ
ーム同期信号REFFRMに対して、TBC14の補正量2.5
H(1Hは1水平期間)のセンタ値である1.25Hずれた
位相に同期(一致)させられる。
【0044】また、CLVSCAN=“0”とされ、これによ
りスイッチ回路41は、図の状態に接続され、TBC1
4からのビデオ信号S14がD/Aコンバータ15に供給
されている。さらに、GMUTE=“0”とされ、これによ
りスイッチ回路44は、図の状態に接続され、D/Aコ
ンバータ15からのビデオ信号SMSが、端子16に出力
される。
【0045】したがって、この状態は、図6のプレーヤ
と等しい動作状態なので、端子16には、標準再生モー
ドのビデオ信号SMSが出力されることになる。そして、
このとき、そのビデオ信号SMSは、基準フレーム同期信
号REFFRMにフレーム位相が同期している。なお、この場
合、TBC14の容量は2.5Hなので、TBC14は1.2
5Hをセンタ値として時間軸補正を行っていることにな
る。
【0046】《高速再生モード》標準再生モードにある
とき、高速再生キーを押すと、マイコン33により例え
ば図2及び図3に示すルーチン100が実行され、高速
再生が実現されるとともに、その再生されたビデオ信号
SMSのフレーム位相が、基準フレーム同期信号REFFRMに
同期させられる。
【0047】すなわち、図4に示すように、任意の時点
t0に順方向あるいは逆方向の高速再生キーを押すと、
マイコン33の処理がルーチン100のステップ101
からスタートし、次のステップ102において、基準フ
レーム同期信号REFFRMの信号待ちとされる。
【0048】そして、高速再生キーが押されてから最初
の基準フレーム同期信号REFFRMの時点t1になると、処
理はステップ103に進み、このステップ103におい
て、サーボ回路32が制御されてSLD=“1”とされ、
ヘッド11は標準再生時の例えば40倍の速度で、ディス
クVDの外周方向あるいは内周方向に高速移動を開始す
る。
【0049】続いて、ステップ104において、CLVSCA
N=“1”とされることにより、スイッチ回路41が図
とは逆の状態に接続され、メモリ回路42からのビデオ
信号S42がD/Aコンバータ15に供給され、コンバー
タ15からは、ビデオ信号S42からD/A変換されたア
ナログのビデオ信号SMSが取り出される。
【0050】そして、次に、ステップ111において、
制御信号GMUTEが“0”から“1”とされてスイッチ回
路44は図とは逆の状態に接続され、形成回路45から
のダミーのビデオ信号SGRが端子16に出力される。次
に、ステップ112において、サーボ回路32が制御さ
れてトラックジャンプ信号TJが形成され、この信号TJが
ヘッド11のトラッキングコイルに供給され、ヘッド1
1は多数のトラック、例えば200トラックのトラックジ
ャンプMTJを行う。
【0051】また、このトラックジャンプMTJが行わ
れ、そのトラックジャンプ後のヘッド11のトラッキン
グが安定するまでの期間、信号HOLDが“1”となってサ
ーボ回路23のサーボ動作は休止状態とされる。さら
に、信号HOLDが“0”に復帰するごとに、カウンタ26
がリセットされ、このリセットによりカウンタ26から
サーボ回路23に供給される分周信号S26の位相が変更
される。したがって、トラックジャンプMTJを行って
も、分周信号S26は基準信号REFFH/2に同期するので、
再生されたビデオ信号SMSの水平同期信号が不連続にな
ることがなく、サーボ回路23のスピンドルサーボが大
きく乱れることもない。
【0052】そして、処理はステップ112に続いてス
テップ113に進み、このステップ113において、検
出信号S52により、基準フレーム同期信号REFFRMに対す
る再生フレーム同期信号PBFRMの位相差θMTJが検出さ
れ、次にステップ114において、ステップ113で検
出した位相差θMTJが、メモリ回路42の補正範囲内で
あるかどうか(0≦θMTJ≦10%であるかどうか)がチ
ェックされ、補正範囲内のときには、処理はステップ1
14からステップ123に進む。
【0053】しかし、位相差θMTJが補正範囲外のとき
には、処理はステップ114からステップ115に進
み、このステップ115において、次の再生フレーム同
期信号PBFRMの時点t2に、トラックジャンプ信号TJがヘ
ッド11のトラッキングコイルに供給されて1トラック
のトラックジャンプ1TJが実行され、次にステップ11
6において、基準フレーム同期信号REFFRMに対する再生
フレーム同期信号PBFRMの位相差θ1TJが検出され、続い
てステップ117において、ステップ116で検出した
位相差θ1TJが、メモリ回路42の補正範囲内であるか
どうかがチェックされ、補正範囲内のときには、処理は
ステップ117からステップ123に進む。
【0054】しかし、補正範囲外のときには、処理はス
テップ117からステップ118に進み、このステップ
118において、さらに次に行うべきトラックジャンプ
のトラック数が算出される。
【0055】すなわち、上記のように、 位相差θ1TJ:時点t2のトラックジャンプ1TJ後の位相
差 位相差θMTJ:時点t1のトラックジャンプMTJ後の位相
差 であるから、時点t2に行われた1トラックのトラック
ジャンプ1TJにより、再生フレーム同期信号PBFRMに生じ
た位相の変化量Δθは、 Δθ=θ1TJ−θMTJ ‥‥‥ θ1TJ≧θMTJの
とき あるいは Δθ=θ1TJ−θMTJ+100% ‥‥‥ θ1TJ<θMTJの
とき である。
【0056】したがって、次に再び1トラックのトラッ
クジャンプを行えば、そのトラックジャンプ後の、基準
フレーム同期信号REFFRMに対する再生フレーム同期信号
PBFRMの位相差θ1は、 θ1=θ1TJ+Δθ あるいは θ1=θ1TJ+Δθ−100% となり、さらに、その後、1トラックのトラックジャン
プを行えば、そのトラックジャンプ後の、基準フレーム
同期信号REFFRMに対する再生フレーム同期信号PBFRMの
位相差θ2は、 θ2=θ1+Δθ あるいは θ2=θ1+Δθ−100% となる。
【0057】このように、1トラックのトラックジャン
プを繰り返すと、基準フレーム同期信号REFFRMに対する
再生フレーム同期信号PBFRMの位相差θは、値Δθずつ
変化するのであるから、その1トラックのトラックジャ
ンプ後の、基準フレーム同期信号REFFRMに対する再生フ
レーム同期信号PBFRMの位相差θn(n=1、2、3、……
…)を順次計算し、 90%≦θn≦100% となる値nを求めれば、1トラックのトラックジャンプ
を(n−3)回行ったとき、再生フレーム同期信号PBFR
Mの位相は、メモリ回路42の補正範囲内に入ることに
なる。あるいは、(n−3)トラックのトラックジャン
プを1回行えば、再生フレーム同期信号PBFRMの位相
は、メモリ回路42の補正範囲内に入ることになる。
【0058】そこで、ステップ118において、上述に
したがって値nが算出され、次にステップ121におい
て、n<23であるかどうかがチェックされる。すなわ
ち、1トラックジャンプ1TJから求めた位相差θの変化
量Δθは、ディスクVDのトラック位置によって異な
り、値nが大きくなると、ステップ118の計算により
求めた位相差θnの誤差が大きくなり、(n−3)トラ
ックのトラックジャンプが意味を持たなくなる。また、
ディスクVDのトラック位置によっては、どのようにト
ラックジャンプをしても、再生フレーム同期信号PBFRM
の位相を目的とする位相(基準フレーム同期信号REFFRM
の位相)に合わせることのできないデッドゾーンがあ
る。これらの理由により、ステップ121において、値
nがチェックされる。
【0059】そして、ステップ121において、n<23
であれば、再生フレーム同期信号PBFRMの位相を、メモ
リ回路42の補正範囲に追い込むことが可能なので、処
理はステップ121からステップ122に進み、このス
テップ122において、次の再生フレーム同期信号PBFR
Mの時点t3になったとき、1トラックジャンプnTJが例
えば0.8m秒の間隔で(n−3)回行われ、その後、処
理はステップ123に進む。
【0060】したがって、ステップ122のトラックジ
ャンプnTJが終了した時点からビデオ信号S14のフレー
ム位相は、メモリ回路42の補正範囲内に入ったことに
なる。
【0061】そこで、ステップ123において、次の再
生フレーム同期信号PBFRMが同期している基準フレーム
同期信号REFFRMの時点t4になると、GMUTE=“0”とな
ってスイッチ回路44が図の状態に接続され、時点t4
から、D/Aコンバータ13からのビデオ信号SMSが、
端子16に出力される。すなわち、メモリ回路42によ
りフレーム位相の補正されたビデオ信号S42からD/A
変換されたビデオ信号SMSが、端子16に出力される。
【0062】なお、ステップ123がステップ114の
次に実行されたときには、期間t2〜t4の処理がなくな
り、時点t4は時点t2の位置にくる。また、ステップ1
23がステップ117の次に実行されたときには、期間
t3〜t4の処理がなくなり、時点t4は時点t3の位置に
くる。
【0063】続いて、ステップ124において、Nフレ
ーム期間、例えば5フレーム期間にわたって時間待ちが
行われ、ビデオ信号SMSが5フレーム期間にわたって端
子16に出力される。また、この5フレーム期間に、制
御信号REVCTLによりサーボ回路23を通じてディスクV
Dの回転位相が制御され、ビデオ信号S13、S14に含ま
れる再生フレーム同期信号PBFRMの位相は、基準フレー
ム同期信号REFFRMの位相に近づいていく。
【0064】そして、時点t4から5フレーム期間後の
時点t5になると、処理はステップ124からステップ
125に進み、このステップ125において、高速再生
キーがまだ押されているかどうかがチェックされ、押さ
れているときには、処理はステップ125からステップ
111に戻り、時点t5から時点t1以降と同様の動作が
繰り返される。
【0065】なお、ステップ121において、n≧23の
ときには、処理はステップ121からステップ112に
戻る。
【0066】したがって、高速再生キーが押されている
間は、期間t1〜t5の処理が繰り返されるので、端子1
6には、期間t1〜t4におけるダミーのビデオ信号SGR
と、期間t4〜t5における5フレームのビデオ信号SMS
とが、交互に端子16に出力され、すなわち、高速再生
のビデオ信号が出力される。
【0067】そして、この場合、期間t4〜t5における
ビデオ信号SMSは、ビデオ信号S42からD/A変換され
て信号であるとともに、このときのビデオ信号S42は、
メモリ回路42において、基準フレーム同期信号REFFRM
にフレーム位相が同期させられている。したがって、標
準再生モードから高速再生モードに入ったときも、高速
再生モード中も、MUSEデコーダ99に供給されるビ
デオ信号SMSのフレーム位相が乱れることがない。
【0068】なお、高速再生モード中にMUSEデコー
ダ99に供給されるビデオ信号SMSは、ビデオ信号S42
からD/A変換された信号であり、そのビデオ信号S42
は、ビデオ信号S14が間引かれてメモリ回路42に書き
込まれた信号であるから、再生画質が低下していること
になるが、高速再生モード時なので、再生画質の低下が
目立つことはない。
【0069】一方、図5に示すように、高速再生モード
における任意の時点t10に、高速再生キーを押すのを止
めると、これがステップ125において時点t11に検出
され、処理はステップ125からステップ131に進
み、このステップ131において、SLD=“0”とされ
て送り機構24によるヘッド11の高速送りが中止され
る。
【0070】次に、ステップ132において、θ=1.25
Hであるかどうか、すなわち、TBC14からのビデオ
信号S14のフレーム位相が、基準フレーム同期信号REFF
RMに対して、TBC14の補正範囲のセンタ値である1.
25Hになっているかどうかがチェックされる。
【0071】すなわち、期間t4〜t5と同様、制御信号
REVCTLによりディスクVDの回転位相が制御され、ビデ
オ信号S13に含まれる再生フレーム同期信号PBFRMの位
相は、基準フレーム同期信号REFFRMの位相に次第に近づ
いていき、時点t12にビデオ信号S13に含まれる再生フ
レーム同期信号PBFRMの位相は、基準フレーム同期信号R
EFFRMに対して、TBC14の補正範囲のセンタ値であ
る1.25Hになる。
【0072】すると、これがステップ132において検
出され、処理はステップ132からステップ133に進
み、このステップ133において、CLVSCAN=“0”と
されることによりスイッチ回路41が図の状態に接続さ
れ、時点t12以後、TBC14からのビデオ信号S14が
A/Dコンバータ15に供給されてビデオ信号SMSが端
子16に取り出される。そして、また、処理はステップ
132によりこのルーチン100を終了する。
【0073】したがって、時点t12に、高速再生モード
から標準再生モードに戻ったことになる。そして、この
場合、時点t12には、制御信号REVCTLによりディスクV
Dの回転位相が制御されてTBC14からのビデオ信号
S14のフレーム位相は、基準フレーム同期信号REFFRMに
一致しているので(MUSEデコーダ99の許容範囲に
入っているので)、時点t12に端子16に取り出されて
いるビデオ信号SMSのフレーム位相が乱れることはな
い。
【0074】以上のようにして、高速再生が実現される
が、その場合、メモリ回路42により基準フレーム同期
信号REFFRMにフレーム同期している再生ビデオ信号SMS
と、基準フレーム同期信号REFFRMにフレーム同期したダ
ミーのビデオ信号SGRとを交互に端子16に出力して高
速再生モードを実現しているので、MUSEデコーダ9
9に供給されるビデオ信号は、どのようなときでもフレ
ーム位相が乱れることがなく、したがって、MUSEデ
コーダ99は常に正常に動作する。
【0075】また、高速再生のために200トラックのト
ラックジャンプMTJを行ったとき、ステップ113以降
の処理を実行しているので、メモリ回路42の補正範囲
が1フレーム期間の例えば10%程度と小さくても、メモ
リ回路42に供給されるビデオ信号SMSのフレーム位相
を、メモリ回路42の補正範囲に追い込むことができ、
したがって、メモリ回路42の容量が小さくてもよいの
で、そのコストを下げることができる。
【0076】しかも、このとき、メモリ回路42におい
ては、ビデオ信号S13を間引いて書き込み・読み出しを
行っているので、この点からもメモリ容量が小さくなっ
てコストを下げることができる。すなわち、ビデオ信号
S13をそのままメモリ回路42において処理する場合に
は、メモリ回路42の補正範囲は1フレーム期間の約10
%、すなわち、100水平期間であり、信号S13は1水平
期間につき810サンプルで、1サンプルが10ビットなの
で、メモリ回路42の容量は、 100水平期間×810サンプル/1水平期間×10ビット=81
0kビット となるが、この発明によれば、メモリ回路42に書き込
まれるビデオ信号S13は1水平期間につき405サンプル
で、1サンプルが6ビットなので、メモリ回路42の容
量は、 100水平期間×405サンプル/1水平期間×6ビット=24
3kビット となり、メモリ回路42の容量が大幅に小さくなり、か
なりのコストダウンを実現できる。
【0077】なお、上述においては、期間t4〜t5のフ
レーム数が5フレームで一定であるが、期間t1〜t5の
フレーム数が一定となるように、期間t4〜t5のフレー
ム数を変更することもできる。また、上述においては、
復調回路12からのビデオ信号SMSから再生フレーム同
期信号PBFRMを取り出したが、TBC14からのビデオ
信号S14から再生フレーム同期信号PBFRMを取り出すこ
ともできる。
【0078】さらに、上述においては、メモリ回路42
に書き込まれるビデオ信号S13のサンプルと、1サンプ
ルあたりのビット数との両方を間引いたが、どちらか一
方とすることもできる。また、上述においては、ディス
クVDに、MUSE方式のビデオ信号SMSが記録されて
いる場合であるが、他の方式のビデオ信号の記録されて
いるビデオディスクであっても、この発明を適用でき
る。
【0079】
【発明の効果】この発明によれば、メモリ回路42によ
り基準フレーム同期信号REFFRMにフレーム同期している
再生ビデオ信号SMSと、基準フレーム同期信号REFFRMに
フレーム同期したダミーのビデオ信号SGRとを交互に端
子16に出力して高速再生モードを実現しているので、
MUSEデコーダ99に供給されるビデオ信号は、どの
ようなときでもフレーム位相が乱れることがなく、した
がって、MUSEデコーダ99は常に正常に動作する。
【0080】また、高速再生のために200トラックのト
ラックジャンプMTJを行ったとき、ステップ113以降
の処理を実行しているので、メモリ回路42の補正範囲
が1フレーム期間の例えば10%程度と小さくても、メモ
リ回路42に供給されるビデオ信号SMSのフレーム位相
を、メモリ回路42の補正範囲に追い込むことができ、
したがって、メモリ回路42の容量が小さくてもよいの
で、そのコストを下げることができる。
【0081】しかも、このとき、メモリ回路42におい
ては、ビデオ信号S13を間引いて書き込み・読み出しを
行っているので、この点からもメモリ容量が小さくなっ
てコストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】この発明の一例の一部を示すフローチャートで
ある。
【図3】図2の続き一例を示すフローチャートである。
【図4】この発明を説明するための波形図である。
【図5】この発明を説明するための波形図である。
【図6】この発明を説明するための系統図である。
【符号の説明】
11 光学ヘッド 12 復調回路 13 A/Dコンバータ 14 TBC 15 D/Aコンバータ 16 出力端子 21 スピンドルモータ 22 周波数発電機 23 スピンドルサーボ回路 24 ヘッド送り機構 26 カウンタ 27 制御回路 31 マスタ形成回路 32 サーボ回路 33 マイクロコンピュータ 42 メモリ回路 43 メモリ制御回路 45 ダミー信号形成回路 51 同期分離回路 52 時間差検出回路 99 MUSEデコーダ 100 高速再生ルーチン VD ビデオディスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号がCLVフォーマットで記録
    されているビデオディスクから、上記ビデオ信号を再生
    するビデオディスクプレーヤにおいて、 上記ビデオ信号が供給され、この供給されたビデオ信号
    の時間軸補正をするTBCと、 基準となるフレーム同期信号を出力する回路と、 メモリ回路とを有し、 このメモリ回路は、上記TBCからのビデオ信号を間引
    いた状態で書き込み及び読み出しを行うとともに、 上記TBCから出力されるビデオ信号のフレーム位相
    を、上記フレーム同期信号に対して所定の位相範囲内に
    補正して出力し、 高速再生モード時、多数のトラックのトラックジャンプ
    を行って上記ビデオ信号を間欠的に再生するとともに、 上記多数のトラックのトラックジャンプ後、1トラック
    のトラックジャンプを行ってトラックジャンプの1トラ
    ックあたりの、上記再生されるビデオ信号のフレーム位
    相の変化量を求め、 この求めた結果から、所定のトラック数のトラックジャ
    ンプを行って上記再生されるビデオ信号のフレーム位相
    を、上記メモリ回路の位相補正範囲内に追い込み、 このメモリ回路から出力されるビデオ信号と、上記フレ
    ーム同期信号にフレーム同期したダミーのビデオ信号と
    を、交互に出力するようにしたビデオディスクプレー
    ヤ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビデオディスクプレー
    ヤにおいて、 標準の再生モードにおいては、上記ビデオディスクから
    のビデオ信号のフレーム位相が、上記所定の位相範囲内
    となるように、上記ビデオディスクの回転を制御すると
    ともに、 上記TBCから出力されるビデオ信号を、上記ビデオデ
    ィスクの再生出力として取り出すようにしたビデオディ
    スクプレーヤ。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載のビデ
    オディスクプレーヤにおいて、 上記高速再生モードから標準の再生モードに切り換える
    とき、上記メモリからのビデオ信号のフレーム位相が、
    上記フレーム同期信号に対して、上記TBCの補正範囲
    に入ったとき、上記TBCから出力されるビデオ信号
    を、上記ビデオディスクの再生出力として取り出すよう
    にしたビデオディスクプレーヤ。
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