JPH06350517A - 移動局へのアンサーバック送信無線局の選択方式 - Google Patents
移動局へのアンサーバック送信無線局の選択方式Info
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- JPH06350517A JPH06350517A JP5141027A JP14102793A JPH06350517A JP H06350517 A JPH06350517 A JP H06350517A JP 5141027 A JP5141027 A JP 5141027A JP 14102793 A JP14102793 A JP 14102793A JP H06350517 A JPH06350517 A JP H06350517A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動局の動態表示システムにおける基地局か
ら移動局への表示確認の為のアンサーバック信号の送信
無線局の選択方式に関し、送信周波数と受信周波数が共
に同一周波数の複数の基地局無線機が同時に一移動局か
らの動態信号を受信した場合に、該移動局へアンサーバ
ック信号を確実に且つ速く送信し動態信号の伝送を完了
させる為の無線基地局の選択方式と移動局へのアンサー
バック送信方式とを目的とする。 【構成】 移動局(M) に、その現在位置を基にして最も
近い該移動局(M) の通信を管理する所在基地局(B2)を予
めスイッチ押下げにより設定する所在基地局設定スイッ
チ(1)を具え、該移動局(M) が該設定スイッチ(1)の押下
げの有無を表すデータを前記移動局(M) の動態信号(Mf)
に付加して送信し、該複数基地局(B1,B2)が此の送信信
号を受信した時、その受信データから該設定スイッチ
(1)の押下げ有りを表すデータを検出した一つの基地局
(B2)のみが自動的に前記アンサーバック信号を送信する
ように構成する。
ら移動局への表示確認の為のアンサーバック信号の送信
無線局の選択方式に関し、送信周波数と受信周波数が共
に同一周波数の複数の基地局無線機が同時に一移動局か
らの動態信号を受信した場合に、該移動局へアンサーバ
ック信号を確実に且つ速く送信し動態信号の伝送を完了
させる為の無線基地局の選択方式と移動局へのアンサー
バック送信方式とを目的とする。 【構成】 移動局(M) に、その現在位置を基にして最も
近い該移動局(M) の通信を管理する所在基地局(B2)を予
めスイッチ押下げにより設定する所在基地局設定スイッ
チ(1)を具え、該移動局(M) が該設定スイッチ(1)の押下
げの有無を表すデータを前記移動局(M) の動態信号(Mf)
に付加して送信し、該複数基地局(B1,B2)が此の送信信
号を受信した時、その受信データから該設定スイッチ
(1)の押下げ有りを表すデータを検出した一つの基地局
(B2)のみが自動的に前記アンサーバック信号を送信する
ように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全移動局の動態位置を
基地局の一箇所に表示する移動局の動態表示システムに
係り、特に移動局が自分の動態位置を複数の基地局へ伝
送した時に、その中の一つの基地局から該移動局へ返送
する表示確認の為のアンサーバック送信の無線基地局の
選択方式に関する。
基地局の一箇所に表示する移動局の動態表示システムに
係り、特に移動局が自分の動態位置を複数の基地局へ伝
送した時に、その中の一つの基地局から該移動局へ返送
する表示確認の為のアンサーバック送信の無線基地局の
選択方式に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の移動局の動態位置表示システムで
は、図6の従来方式の構成図を参照し、移動局M の動態
信号を自局M を管理する基地局B1又はB2へ伝送する動態
信号の伝送の信頼性を上げるため、移動局Mが送信した
自局Mの動態信号が基地局B1又はB2で受信され確実に動
態表示システムに表示された事を、複数基地局B1,B2 の
少なくとも一つから該移動局Mへアンサーバックして、
その移動局M の1項目毎の動態信号の伝送が完了した事
を移動局Mにも認識させる必要がある。若し移動局M が
該基地局B1,B2の何れからも上記アンサーバック信号を
受けない時は、自動的に自局M の同一の動態信号を再送
信する。この移動局Mからの動態信号を、送信周波数と
受信周波数が共に同一周波数の複数基地局B1,B2にて同
時に受信した場合に該基地局B1,B2から該移動局Mへのア
ンサーバック信号を送信する時、送信周波数が同一周波
数のために同時送信は不可であるので、受信した複数基
地局無線機B1,B2 に何らかの優先順位を付けて順次送信
する必要がある。又は、移動局M の1項目毎の動態信号
の伝送に要する時間を最小限にするため、同一周波数の
複数基地局B1,B2 の中から移動局Mに最も近い電波状況
の良い1つの基地局B1又はB2を選択して該移動局Mへア
ンサーバック送信する必要がある。従来は、移動局Mか
ら送信された移動局の動態信号を同一周波数の複数の基
地局無線機B1,B2で同時に受信した場合は、各基地局無
線機B1,B2に対応する各信号処理部12,22に任意に予め固
定した優先順位を付けて置き、その中の優先順位が一番
高い基地局無線機B1又はB2が該移動局Mへアンサーバッ
ク信号を送信していた。ところが、前記の任意に予め固
定した優先順位の高い基地局無線機B1で受信した移動局
Mの動態信号が偶然に弱電界で受信したものであった
り、複数の基地局無線機B1,B2 の間の電波到達範囲の重
複等により、移動局Mの現在地が優先順位の低い基地局B
2の近傍であったりした場合は、該移動局Mは該基地局B2
からのアンサーバック信号を受信できない事が発生す
る。また、該移動局Mが該基地局B2へ再送信により動態
信号を伝送することになり、該移動局M の1項目毎の動
態信号の伝送が完了するのに多くの時間を要することに
なる。
は、図6の従来方式の構成図を参照し、移動局M の動態
信号を自局M を管理する基地局B1又はB2へ伝送する動態
信号の伝送の信頼性を上げるため、移動局Mが送信した
自局Mの動態信号が基地局B1又はB2で受信され確実に動
態表示システムに表示された事を、複数基地局B1,B2 の
少なくとも一つから該移動局Mへアンサーバックして、
その移動局M の1項目毎の動態信号の伝送が完了した事
を移動局Mにも認識させる必要がある。若し移動局M が
該基地局B1,B2の何れからも上記アンサーバック信号を
受けない時は、自動的に自局M の同一の動態信号を再送
信する。この移動局Mからの動態信号を、送信周波数と
受信周波数が共に同一周波数の複数基地局B1,B2にて同
時に受信した場合に該基地局B1,B2から該移動局Mへのア
ンサーバック信号を送信する時、送信周波数が同一周波
数のために同時送信は不可であるので、受信した複数基
地局無線機B1,B2 に何らかの優先順位を付けて順次送信
する必要がある。又は、移動局M の1項目毎の動態信号
の伝送に要する時間を最小限にするため、同一周波数の
複数基地局B1,B2 の中から移動局Mに最も近い電波状況
の良い1つの基地局B1又はB2を選択して該移動局Mへア
ンサーバック送信する必要がある。従来は、移動局Mか
ら送信された移動局の動態信号を同一周波数の複数の基
地局無線機B1,B2で同時に受信した場合は、各基地局無
線機B1,B2に対応する各信号処理部12,22に任意に予め固
定した優先順位を付けて置き、その中の優先順位が一番
高い基地局無線機B1又はB2が該移動局Mへアンサーバッ
ク信号を送信していた。ところが、前記の任意に予め固
定した優先順位の高い基地局無線機B1で受信した移動局
Mの動態信号が偶然に弱電界で受信したものであった
り、複数の基地局無線機B1,B2 の間の電波到達範囲の重
複等により、移動局Mの現在地が優先順位の低い基地局B
2の近傍であったりした場合は、該移動局Mは該基地局B2
からのアンサーバック信号を受信できない事が発生す
る。また、該移動局Mが該基地局B2へ再送信により動態
信号を伝送することになり、該移動局M の1項目毎の動
態信号の伝送が完了するのに多くの時間を要することに
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、移動局Mから
の動態信号を、電波状況が良好な条件で受信している基
地局無線機B2が有るにも拘わらず、弱電界で受信する別
の基地局無線機B1が選択されてアンサーバック信号を移
動局Mへ送信し、移動局Mでのアンサーバック信号の受信
信号にエラーを起こしていた。また、弱電界での信号伝
送のために移動局Mにアンサーバック信号が届かないこ
とが起こるので、移動局Mは再送信することになり、移
動局Mの1項目毎の動態信号の伝送を完了するのに多く
の時間を要するという問題があった。本発明の目的は、
送信周波数と受信周波数が共に同一周波数の複数の基地
局無線機B1,B2が同時に一移動局Mからの動態信号を受信
した場合に、該移動局Mへのアンサーバック信号を確実
に且つ速く送信し動態信号の伝送を完了させる為の基地
局無線機B1,B2の選択方式と移動局Mへのアンサーバック
送信方式とを提供することにある。
の動態信号を、電波状況が良好な条件で受信している基
地局無線機B2が有るにも拘わらず、弱電界で受信する別
の基地局無線機B1が選択されてアンサーバック信号を移
動局Mへ送信し、移動局Mでのアンサーバック信号の受信
信号にエラーを起こしていた。また、弱電界での信号伝
送のために移動局Mにアンサーバック信号が届かないこ
とが起こるので、移動局Mは再送信することになり、移
動局Mの1項目毎の動態信号の伝送を完了するのに多く
の時間を要するという問題があった。本発明の目的は、
送信周波数と受信周波数が共に同一周波数の複数の基地
局無線機B1,B2が同時に一移動局Mからの動態信号を受信
した場合に、該移動局Mへのアンサーバック信号を確実
に且つ速く送信し動態信号の伝送を完了させる為の基地
局無線機B1,B2の選択方式と移動局Mへのアンサーバック
送信方式とを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的達成のための本
発明の請求項1の基本構成を図1の原理図に示す。図1
の原理図にて、移動局(M) に、其の現在位置を基にして
最も近い該移動局の通信を管理する所在基地局(B2)を予
めスイッチの押下げにより設定する所在基地局設定スイ
ッチ(1)を具え、該移動局(M) が該所在基地局設定スイ
ッチ(1)の押下げの有無を表すデータを該移動局の動態
信号(Mf)に付加して送信し、該複数基地局(B1,B2)のう
ち此の送信信号を受信した受信データから該設定スイッ
チ(1)の押下げ有りを示すデータを検出した一つの基地
局(B2)のみが自動的に前記アンサーバック信号を送信す
るように構成する。
発明の請求項1の基本構成を図1の原理図に示す。図1
の原理図にて、移動局(M) に、其の現在位置を基にして
最も近い該移動局の通信を管理する所在基地局(B2)を予
めスイッチの押下げにより設定する所在基地局設定スイ
ッチ(1)を具え、該移動局(M) が該所在基地局設定スイ
ッチ(1)の押下げの有無を表すデータを該移動局の動態
信号(Mf)に付加して送信し、該複数基地局(B1,B2)のう
ち此の送信信号を受信した受信データから該設定スイッ
チ(1)の押下げ有りを示すデータを検出した一つの基地
局(B2)のみが自動的に前記アンサーバック信号を送信す
るように構成する。
【0005】請求項2の図2の原理図にて、複数基地局
(B1,B2)にて該移動局(M) が送信した動態信号(Mf)を受
信した時に各電界強度データ(B1d,B2d)を測定し、其の
測定した各受信電界強度データ(B1d,B2d)を前記動態信
号(Mf)の受信データ(Md1,Md2)に付加して出力データと
し、此の出力データを比較して、最も強い受信電界強度
データを測定した一つの基地局(B2)のみが自動的に前記
アンサーバック信号を送信するように構成する。
(B1,B2)にて該移動局(M) が送信した動態信号(Mf)を受
信した時に各電界強度データ(B1d,B2d)を測定し、其の
測定した各受信電界強度データ(B1d,B2d)を前記動態信
号(Mf)の受信データ(Md1,Md2)に付加して出力データと
し、此の出力データを比較して、最も強い受信電界強度
データを測定した一つの基地局(B2)のみが自動的に前記
アンサーバック信号を送信するように構成する。
【0006】請求項3の図3の原理図にて、複数基地局
(B1,B2)にて該移動局(M) が送信した動態信号(Mf)を受
信した時に各動態信号(Mf)の受信データのエラー訂正を
行った時のエラー訂正量を前記動態信号(Mf)の受信デー
タ(Md1, Md2)に付加して出力データとし、此の出力デー
タを比較し、最もエラー訂正量の少なかった一つの基地
局(B2)のみが自動的に前記アンサーバック信号を送信す
るように構成する。
(B1,B2)にて該移動局(M) が送信した動態信号(Mf)を受
信した時に各動態信号(Mf)の受信データのエラー訂正を
行った時のエラー訂正量を前記動態信号(Mf)の受信デー
タ(Md1, Md2)に付加して出力データとし、此の出力デー
タを比較し、最もエラー訂正量の少なかった一つの基地
局(B2)のみが自動的に前記アンサーバック信号を送信す
るように構成する。
【0007】請求項4の図4の原理図では、前記請求項
2と請求項3の選択方式により複数基地局(B1,B2)にて
該移動局(M) からの動態信号(Mf)の受信信号の電界強度
データと受信データのエラー訂正量とを比較し、受信電
界強度が強くデータエラー訂正の量が少ない順に基地局
無線機の優先順位(B2,B1)を決定し、その決定した優先
順位(B2,B1)で複数基地局(B1,B2)の全部から時差を持た
せて移動局(M) へ順次アンサーバック信号を送信するよ
うに構成する。移動局M が同一周波数の複数の基地局無
線機B1,B2 の電波到達範囲内に位置し、該移動局M が送
信した動態信号Mfが複数の基地局無線機B1,B2 で受信さ
れ、受信された動態信号Mfは、対応する各無線制御部1
1,21を経由し各信号処理部12,22へ送られ、動態信号Mf
の復調および復調データのエラー訂正処理の後、各動態
データMd1,Md2 として CPUへ送られる。この各動態デー
タMd1,Md2 に、各基地局無線機B1,B2にて測定した受信
電界強度データB1d,B2d と各信号処理部12,22で行った
復調データのエラー訂正処理時のエラー訂正ビット数
(訂正量)とをそれぞれ付加して、CPU へ送ることによ
り、CPU は受信電界強度データとエラー訂正量について
比較して、受信の電界強度が強くエラー訂正量が少ない
順に基地局無線機の優先順位B2,B1 を決定する。そして
其の優先順位B2,B1 を基にし先ず信号処理部22に対しア
ンサーバックデータMda2を出力し、受け取った信号処理
部22が該データMda2を符号変換し、無線制御部21を経由
し基地局無線機B2から移動局M へアンサーバック信号Mf
a2を送信する。その後、信号処理部11に対してアンサー
バックデータMda1を出力し、受け取った信号処理部12は
符号変換し無線制御部11を経由し、基地局無線機B1から
移動局M にアンサーバック信号Mfa1を送信する。以上の
手順で、複数の基地局無線機B1,B2 が移動局M の動態信
号Mfを受信し該基地局無線機B2,B1 の全部からアンサー
バック信号Mfa2, Mfa1を送信することにより、他の方式
よりも時間は多くかかるが、動態信号の伝送の信頼性を
向上させることが出来る。
2と請求項3の選択方式により複数基地局(B1,B2)にて
該移動局(M) からの動態信号(Mf)の受信信号の電界強度
データと受信データのエラー訂正量とを比較し、受信電
界強度が強くデータエラー訂正の量が少ない順に基地局
無線機の優先順位(B2,B1)を決定し、その決定した優先
順位(B2,B1)で複数基地局(B1,B2)の全部から時差を持た
せて移動局(M) へ順次アンサーバック信号を送信するよ
うに構成する。移動局M が同一周波数の複数の基地局無
線機B1,B2 の電波到達範囲内に位置し、該移動局M が送
信した動態信号Mfが複数の基地局無線機B1,B2 で受信さ
れ、受信された動態信号Mfは、対応する各無線制御部1
1,21を経由し各信号処理部12,22へ送られ、動態信号Mf
の復調および復調データのエラー訂正処理の後、各動態
データMd1,Md2 として CPUへ送られる。この各動態デー
タMd1,Md2 に、各基地局無線機B1,B2にて測定した受信
電界強度データB1d,B2d と各信号処理部12,22で行った
復調データのエラー訂正処理時のエラー訂正ビット数
(訂正量)とをそれぞれ付加して、CPU へ送ることによ
り、CPU は受信電界強度データとエラー訂正量について
比較して、受信の電界強度が強くエラー訂正量が少ない
順に基地局無線機の優先順位B2,B1 を決定する。そして
其の優先順位B2,B1 を基にし先ず信号処理部22に対しア
ンサーバックデータMda2を出力し、受け取った信号処理
部22が該データMda2を符号変換し、無線制御部21を経由
し基地局無線機B2から移動局M へアンサーバック信号Mf
a2を送信する。その後、信号処理部11に対してアンサー
バックデータMda1を出力し、受け取った信号処理部12は
符号変換し無線制御部11を経由し、基地局無線機B1から
移動局M にアンサーバック信号Mfa1を送信する。以上の
手順で、複数の基地局無線機B1,B2 が移動局M の動態信
号Mfを受信し該基地局無線機B2,B1 の全部からアンサー
バック信号Mfa2, Mfa1を送信することにより、他の方式
よりも時間は多くかかるが、動態信号の伝送の信頼性を
向上させることが出来る。
【0008】
【作用】本発明では、其の送信周波数と受信周波数が同
一周波数の複数の基地局無線機B1,B2 からの電波到来範
囲が互に重複する場所に存在する或る移動局M が送信し
た動態信号Mfが、該複数の基地局無線機B1,B2 にて受信
された時に、其の移動局M の動態信号Mfに対する移動局
M へアンサーバックする信号(表示確認信号)を複数の
基地局B1,B2 の何れの1局から送信するかの選択を、本
発明の請求項1では、該移動局M に設けた所在基地局の
設定スイッチ(1) の押下げ有りのデータを検出する事が
出来た基地局B2を選択する。請求項2では、各基地局無
線機B1,B2にて測定した各受信電界強度の測定データを
比較し、受信電界強度の強い方の基地局B2を選択する。
請求項3では、各信号処理部12,22 にて復調したデータ
のエラー訂正の量の大小を比較し、データのエラー訂正
の量の小さかった方の基地局B2を選択する。また、本発
明の請求項4では、前記請求項2の受信電界強度測定デ
ータと請求項3のデータエラー訂正の量のデータの比較
により、受信電界強度が強く,エラー訂正の量の少ない
順で基地局B1,B2 の優先順序を決め、其の決めた優先順
序B2,B1で基地局無線機B2,B1の全部から順次送信させ
る。以上の方法により、移動局M の動態信号Mfに対する
基地局B2からのアンサーバック信号の伝送の信頼性を向
上することと、そのアンサーバック信号の伝送エラーに
よる移動局M の再送信を少なくして動態信号の伝送の完
了に要する時間を短縮することが可能となる。
一周波数の複数の基地局無線機B1,B2 からの電波到来範
囲が互に重複する場所に存在する或る移動局M が送信し
た動態信号Mfが、該複数の基地局無線機B1,B2 にて受信
された時に、其の移動局M の動態信号Mfに対する移動局
M へアンサーバックする信号(表示確認信号)を複数の
基地局B1,B2 の何れの1局から送信するかの選択を、本
発明の請求項1では、該移動局M に設けた所在基地局の
設定スイッチ(1) の押下げ有りのデータを検出する事が
出来た基地局B2を選択する。請求項2では、各基地局無
線機B1,B2にて測定した各受信電界強度の測定データを
比較し、受信電界強度の強い方の基地局B2を選択する。
請求項3では、各信号処理部12,22 にて復調したデータ
のエラー訂正の量の大小を比較し、データのエラー訂正
の量の小さかった方の基地局B2を選択する。また、本発
明の請求項4では、前記請求項2の受信電界強度測定デ
ータと請求項3のデータエラー訂正の量のデータの比較
により、受信電界強度が強く,エラー訂正の量の少ない
順で基地局B1,B2 の優先順序を決め、其の決めた優先順
序B2,B1で基地局無線機B2,B1の全部から順次送信させ
る。以上の方法により、移動局M の動態信号Mfに対する
基地局B2からのアンサーバック信号の伝送の信頼性を向
上することと、そのアンサーバック信号の伝送エラーに
よる移動局M の再送信を少なくして動態信号の伝送の完
了に要する時間を短縮することが可能となる。
【0009】
【実施例】図1〜図4の原理図はそのまま、本発明の請
求項1〜4に対応する実施例の構成を示し、図5は其の
各動作を纏めて説明するためのフローチャートである。
求項1〜4に対応する実施例の構成を示し、図5は其の
各動作を纏めて説明するためのフローチャートである。
【0010】図1の請求項1の実施例では、移動局M
に、自分M の現在位置を基にして最も近い基地局B2を予
めスイッチの押下げで設定できるスイッチ(1)を設け
る。そして送信周波数と受信周波数が共に同一周波数の
複数の基地局無線機B1,B2 の電波到達範囲内に位置した
時、最も近い基地局B2を設定する設定スイッチ(1) を押
下げて、押下げ有りを表すデータである所在基地局B2の
データを、自局M の移動局番号や動態信号Mfに付加して
送信する。そして移動局M が送信した前記所在基地局B2
のデータの付加された動態信号Mfが複数の基地局無線機
B1,B2 にて受信される。各基地局無線機B1,B2にて受信
された前記動態信号Mfは、対応する各無線制御部11,21
を経由し、各信号処理部12,22へ送られ復調された後、
各動態データMd1,Md2 として CPUへ送られる。CPU は、
各動態データMd1,Md2 に付加されている所在基地局B2デ
ータの有無をチエックし、所在基地局B2データが読み取
られた基地局無線機B2に対応する信号処理部22を選択
し、該信号処理部22に対してアンサーバックデータMda
を出力する。アンサーバックデータMda を受取った信号
処理部22は、該データMda を符号変換し、無線制御部21
を経由して基地局無線機B2から移動局M へアンサーバッ
ク信号Mfa を送信する。次に、図2の請求項2の実施例
では、複数基地局B1,B2 にて、該移動局M が送信した動
態信号Mfを受信した時に各受信電界強度を測定し、其の
測定した各受信電界強度データB1d,B2d を前記動態信号
Mfの受信データMd1,Md2 に付加して CPUへの出力データ
とし、此の両方の出力データを CPUが比較して、最も強
い受信電界強度データが測定された方の基地局B2のみが
自動的に前記アンサーバック信号Mfaを移動局M へ送信
する。次に、図3の請求項3の実施例では、複数基地局
B1,B2 にて、該移動局M が送信した動態信号Mfを受信
し、各信号処理部12,22 にて復調した時に、該動態信号
Mfの両復調データのエラー訂正を行った時のエラー訂正
の量の大小を表すデータを前記動態信号(Mf)の受信デー
タMd1, Md2に付加して出力データとし、此の出力データ
を CPUが比較して、最もエラー訂正量の少なかった方の
例えば基地局B2のみが自動的に前記アンサーバック信号
Mfa を移動局M へ送信する。次に、図4の請求項4の実
施例では、前記請求項2と請求項3の実施例の選択方式
により、複数基地局B1,B2 にて、移動局M からの動態信
号Mfを受信した信号の電界強度データと復調データのエ
ラー訂正量とを比較し、受信電界強度が強くてデータエ
ラー訂正の量が少ない順に基地局無線機の優先順位B2,B
1を決定し、その決定した優先順位B2,B1で複数基地局 B
1,B2の全部から時差を持たせて順次に移動局M へアンサ
ーバック信号Mfa を送信する。図5のフローチャートに
ついて各動作を纏めて説明する。移動局Mの動態表示シ
ステムにおいて、先ずステップ101 にて、或る移動局M
が自分の動態信号Mfを送信する。その時、動態信号Mfに
本発明の請求項1の所在基地局の設定スイッチ(1) の押
下げ情報が付加される。次のステップ1021,1022 にて、
各基地局無線機B1,B2 が前記動態信号Mfを受信し、移動
局M の各動態データMd1,Md2 を生成し,無線制御部11,21
を経て,信号処理部12,22 へ出力する。その時、各動態
データMd1,Md2 に, 請求項2の各受信の電界強度を測定
した電界強度測定データB1d,B2d が付加される。次にス
テップ1031, 1032にて、各基地局B1,B2 が先に受信した
動態信号Md1,Md2 を各信号処理部12,22 にて復調し、請
求項3の復調データのエラー訂正量の大小のデータが付
加される。そしてステップ1041, 1042にて、前記各種デ
ータの付加された各動態データがCPUへ転送され、ス
テップ105 にて、CPUが、転送された動態データの表
示の処理と移動局M へのアンサーバック信号送信の処理
とを行う。先ず、ステップ1051にて、請求項1の所在基
地局の設定データの有無をチエックし、該設定データが
無ければ, ステップ1052にて、請求項2の電界強度デー
タの比較を行う。電界強度データに差が無く同じなら
ば,ステップ1053にて、請求項3のエラー訂正量の比較
を行い、其の差が無く同じならば,ステップ106 にて、
予め設定された固定の優先順位で基地局無線機B1,B2 を
選択し、その優先順位の高い順に信号処理部12,22にア
ンサーバックデータMda を順次出力させる。そして前記
ステップ1051にて所在基地局の設定データが有り, ステ
ップ1052にて電界強度データに差が有り, ステップ1053
にてエラー訂正量に差が有る場合は、ステップ107に
て、所在基地局設定データの有無および電界強度デー
タ, データエラー訂正量の比較により, 基地局無線機B
1,B2 を選択または優先順位を決定し,各信号処理部12,2
2にアンサーバックデータMda を出力させる。そしてス
テップ108 にて、各信号処理部12,22がアンサーバック
データMda を符号変換し、ステップ109 にて、固定の優
先順位に従い各基地局無線機B1,B2 からアンサーバック
信号Mfa を順次送信するか、又はステップ110 にて、各
動態データの比較により選択された例えば基地局無線機
B2からアンサーバック信号Mfa を送信するか、又はステ
ップ111 にて、各動態データの比較による優先順位B2,B
1に従って, アンサーバック信号Mfa を順次に送信す
る。
に、自分M の現在位置を基にして最も近い基地局B2を予
めスイッチの押下げで設定できるスイッチ(1)を設け
る。そして送信周波数と受信周波数が共に同一周波数の
複数の基地局無線機B1,B2 の電波到達範囲内に位置した
時、最も近い基地局B2を設定する設定スイッチ(1) を押
下げて、押下げ有りを表すデータである所在基地局B2の
データを、自局M の移動局番号や動態信号Mfに付加して
送信する。そして移動局M が送信した前記所在基地局B2
のデータの付加された動態信号Mfが複数の基地局無線機
B1,B2 にて受信される。各基地局無線機B1,B2にて受信
された前記動態信号Mfは、対応する各無線制御部11,21
を経由し、各信号処理部12,22へ送られ復調された後、
各動態データMd1,Md2 として CPUへ送られる。CPU は、
各動態データMd1,Md2 に付加されている所在基地局B2デ
ータの有無をチエックし、所在基地局B2データが読み取
られた基地局無線機B2に対応する信号処理部22を選択
し、該信号処理部22に対してアンサーバックデータMda
を出力する。アンサーバックデータMda を受取った信号
処理部22は、該データMda を符号変換し、無線制御部21
を経由して基地局無線機B2から移動局M へアンサーバッ
ク信号Mfa を送信する。次に、図2の請求項2の実施例
では、複数基地局B1,B2 にて、該移動局M が送信した動
態信号Mfを受信した時に各受信電界強度を測定し、其の
測定した各受信電界強度データB1d,B2d を前記動態信号
Mfの受信データMd1,Md2 に付加して CPUへの出力データ
とし、此の両方の出力データを CPUが比較して、最も強
い受信電界強度データが測定された方の基地局B2のみが
自動的に前記アンサーバック信号Mfaを移動局M へ送信
する。次に、図3の請求項3の実施例では、複数基地局
B1,B2 にて、該移動局M が送信した動態信号Mfを受信
し、各信号処理部12,22 にて復調した時に、該動態信号
Mfの両復調データのエラー訂正を行った時のエラー訂正
の量の大小を表すデータを前記動態信号(Mf)の受信デー
タMd1, Md2に付加して出力データとし、此の出力データ
を CPUが比較して、最もエラー訂正量の少なかった方の
例えば基地局B2のみが自動的に前記アンサーバック信号
Mfa を移動局M へ送信する。次に、図4の請求項4の実
施例では、前記請求項2と請求項3の実施例の選択方式
により、複数基地局B1,B2 にて、移動局M からの動態信
号Mfを受信した信号の電界強度データと復調データのエ
ラー訂正量とを比較し、受信電界強度が強くてデータエ
ラー訂正の量が少ない順に基地局無線機の優先順位B2,B
1を決定し、その決定した優先順位B2,B1で複数基地局 B
1,B2の全部から時差を持たせて順次に移動局M へアンサ
ーバック信号Mfa を送信する。図5のフローチャートに
ついて各動作を纏めて説明する。移動局Mの動態表示シ
ステムにおいて、先ずステップ101 にて、或る移動局M
が自分の動態信号Mfを送信する。その時、動態信号Mfに
本発明の請求項1の所在基地局の設定スイッチ(1) の押
下げ情報が付加される。次のステップ1021,1022 にて、
各基地局無線機B1,B2 が前記動態信号Mfを受信し、移動
局M の各動態データMd1,Md2 を生成し,無線制御部11,21
を経て,信号処理部12,22 へ出力する。その時、各動態
データMd1,Md2 に, 請求項2の各受信の電界強度を測定
した電界強度測定データB1d,B2d が付加される。次にス
テップ1031, 1032にて、各基地局B1,B2 が先に受信した
動態信号Md1,Md2 を各信号処理部12,22 にて復調し、請
求項3の復調データのエラー訂正量の大小のデータが付
加される。そしてステップ1041, 1042にて、前記各種デ
ータの付加された各動態データがCPUへ転送され、ス
テップ105 にて、CPUが、転送された動態データの表
示の処理と移動局M へのアンサーバック信号送信の処理
とを行う。先ず、ステップ1051にて、請求項1の所在基
地局の設定データの有無をチエックし、該設定データが
無ければ, ステップ1052にて、請求項2の電界強度デー
タの比較を行う。電界強度データに差が無く同じなら
ば,ステップ1053にて、請求項3のエラー訂正量の比較
を行い、其の差が無く同じならば,ステップ106 にて、
予め設定された固定の優先順位で基地局無線機B1,B2 を
選択し、その優先順位の高い順に信号処理部12,22にア
ンサーバックデータMda を順次出力させる。そして前記
ステップ1051にて所在基地局の設定データが有り, ステ
ップ1052にて電界強度データに差が有り, ステップ1053
にてエラー訂正量に差が有る場合は、ステップ107に
て、所在基地局設定データの有無および電界強度デー
タ, データエラー訂正量の比較により, 基地局無線機B
1,B2 を選択または優先順位を決定し,各信号処理部12,2
2にアンサーバックデータMda を出力させる。そしてス
テップ108 にて、各信号処理部12,22がアンサーバック
データMda を符号変換し、ステップ109 にて、固定の優
先順位に従い各基地局無線機B1,B2 からアンサーバック
信号Mfa を順次送信するか、又はステップ110 にて、各
動態データの比較により選択された例えば基地局無線機
B2からアンサーバック信号Mfa を送信するか、又はステ
ップ111 にて、各動態データの比較による優先順位B2,B
1に従って, アンサーバック信号Mfa を順次に送信す
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、或
る移動局が送信する動態信号に対し基地局から表示確認
の為のアンサーバック信号を該移動局へ送信する際、そ
の動態信号を送信周波数と受信周波数が共に同一周波数
の複数の基地局無線機にて同時に受信した場合、該移動
局に設けたスイッチの押下げによる所在基地局の設定デ
ータ、又は各基地局における受信電界強度データ、又は
各信号処理部における復調データのエラー訂正量のデー
タの比較により、CPU が、移動局の現在地に最も近く電
界状況が良く且つデータのエラー訂正量が最も少ない基
地局を選択して該移動局へアンサーバック信号を送信す
るので、従来の予め優先順序が固定されている固定の優
先順序による選択で、電界状況が悪くデータのエラー訂
正量が多い基地局からアンサーバック信号を送信し、信
号伝送にエラーを生じ信頼性を悪化させ動態信号の伝送
の完結を遅らせていた従来の欠点を改善し、移動局と基
地局の間の動態信号の伝送の信頼性を向上し伝送時間を
短縮する効果が得られる。
る移動局が送信する動態信号に対し基地局から表示確認
の為のアンサーバック信号を該移動局へ送信する際、そ
の動態信号を送信周波数と受信周波数が共に同一周波数
の複数の基地局無線機にて同時に受信した場合、該移動
局に設けたスイッチの押下げによる所在基地局の設定デ
ータ、又は各基地局における受信電界強度データ、又は
各信号処理部における復調データのエラー訂正量のデー
タの比較により、CPU が、移動局の現在地に最も近く電
界状況が良く且つデータのエラー訂正量が最も少ない基
地局を選択して該移動局へアンサーバック信号を送信す
るので、従来の予め優先順序が固定されている固定の優
先順序による選択で、電界状況が悪くデータのエラー訂
正量が多い基地局からアンサーバック信号を送信し、信
号伝送にエラーを生じ信頼性を悪化させ動態信号の伝送
の完結を遅らせていた従来の欠点を改善し、移動局と基
地局の間の動態信号の伝送の信頼性を向上し伝送時間を
短縮する効果が得られる。
【図1】 本発明の請求項1のアンサーバック送信無線
局の選択方式の基本構成を示す原理図
局の選択方式の基本構成を示す原理図
【図2】 本発明の請求項2のアンサーバック送信無線
局の選択方式の構成を示す原理図
局の選択方式の構成を示す原理図
【図3】 本発明の請求項3のアンサーバック送信無線
局の選択方式の構成を示す原理図
局の選択方式の構成を示す原理図
【図4】 本発明の請求項4のアンサーバック送信方式
の構成を示す原理図
の構成を示す原理図
【図5】 本発明のアンサーバック送信無線局の選択方
式の全部の動作を纏めて説明するためのフローチャート
式の全部の動作を纏めて説明するためのフローチャート
【図6】 従来の移動局へのアンサーバック送信無線局
の選択方式の構成図
の選択方式の構成図
(1)は移動局Mに設けた所在基地局設定スイッチ、 B1,B2
は複数の基地局無線機、Mfは移動局M が送信した自局M
の動態信号、Md1,Md2 は各基地局無線機B1,B2が受信し
生成した移動局M の各動態データ、11,21 は無線制御
部、12,22 は信号処理部、Mdaは各基地局の信号処理部1
2,22 から基地局無線機B1,B2 へのアンサーバックデー
タ、Mfa は各基地局無線機B1,B2 から移動局M へのアン
サーバック信号である。
は複数の基地局無線機、Mfは移動局M が送信した自局M
の動態信号、Md1,Md2 は各基地局無線機B1,B2が受信し
生成した移動局M の各動態データ、11,21 は無線制御
部、12,22 は信号処理部、Mdaは各基地局の信号処理部1
2,22 から基地局無線機B1,B2 へのアンサーバックデー
タ、Mfa は各基地局無線機B1,B2 から移動局M へのアン
サーバック信号である。
Claims (4)
- 【請求項1】 全移動局の動態位置を基地局の一箇所に
表示する動態表示システムにて各移動局(M) が送信した
該移動局の動態信号(Mf)を送信周波数と受信周波数が共
に同一の複数基地局(B1,B2)が受信した時に該移動局(M)
への表示確認の為のアンサーバック信号を送信する該
複数基地局(B1,B2) の一つを選択するアンサーバック送
信無線局の選択方式において、該移動局(M) に、其の現
在位置を基にし該移動局の通信を管理する所在基地局(B
2)を予めスイッチの押下げにより設定する設定スイッチ
(1)を具え、該移動局(M) が該所在基地局の設定スイッ
チ(1)の押下げの有無を表すデータを該移動局の動態信
号(Mf)に付加して送信し、該複数基地局(B1,B2)のうち
此の送信信号を受信した受信データから該設定スイッチ
(1)の押下げ有りを示すデータを検出した一つの基地局
(B2)のみが自動的に前記アンサーバック信号を送信する
ことを特徴とした移動局へのアンサーバック送信無線局
の選択方式。 - 【請求項2】 全移動局の動態位置を基地局の一箇所に
表示する動態表示システムにて各移動局(M) が送信した
該移動局の動態信号(Mf)を送信周波数と受信周波数が共
に同一の複数基地局(B1,B2)が受信した時に該移動局(M)
への表示確認の為のアンサーバック信号を送信する該
複数基地局(B1,B2) の一つを選択するアンサーバック送
信無線局の選択方式において、前記複数基地局(B1,B2)
にて該移動局(M) が送信した動態信号(Mf)を受信した時
に各電界強度データ(B1d,B2d)を測定し、其の測定した
各受信電界強度データ(B1d,B2d)を前記動態信号(Mf)の
受信データ(Md1,Md2)に付加して出力データとし、此の
出力データを比較して、最も強い受信電界強度データを
測定した一つの基地局(B2)のみが自動的に前記アンサー
バック信号を送信することを特徴とした移動局へのアン
サーバック送信無線局の選択方式。 - 【請求項3】 全移動局の動態位置を基地局の一箇所に
表示する動態表示システムにて各移動局(M) が送信した
該移動局の動態信号(Mf)を送信周波数と受信周波数が共
に同一の複数基地局(B1,B2)が受信した時に該移動局(M)
への表示確認の為のアンサーバック信号を送信する該
複数基地局(B1,B2) の一つを選択するアンサーバック送
信無線局の選択方式において、前記複数基地局(B1,B2)
にて該移動局(M) が送信した動態信号(Mf)を受信した時
に各動態信号(Mf)の受信データのエラー訂正を行った時
のエラー訂正量を前記動態信号(Mf)の受信データ(Md1,M
d2)に付加して出力データとし、此の出力データを比較
して、最もエラー訂正量の少なかった一つの基地局(B2)
のみが自動的に前記アンサーバック信号を送信すること
を特徴とした移動局へのアンサーバック送信無線局の選
択方式。 - 【請求項4】 前記請求項2と請求項3の選択方式によ
り複数基地局(B1,B2)にて該移動局(M) からの動態信号
(Mf)の受信信号の電界強度データと受信データのエラー
訂正量とを比較し、受信電界強度が強くデータのエラー
訂正量が少ない順に基地局無線機の優先順位(B2,B1)を
決定し、その決定した優先順位(B2,B1)で複数基地局(B
1,B2)の全部から時差を持たせて移動局(M) へ順次アン
サーバック信号を送信することを特徴としたアンサーバ
ック信号の送信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5141027A JPH06350517A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 移動局へのアンサーバック送信無線局の選択方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5141027A JPH06350517A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 移動局へのアンサーバック送信無線局の選択方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06350517A true JPH06350517A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15282515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5141027A Pending JPH06350517A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 移動局へのアンサーバック送信無線局の選択方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06350517A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017511465A (ja) * | 2014-02-07 | 2017-04-20 | フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ | ネットワーク中心位置の特定 |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP5141027A patent/JPH06350517A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017511465A (ja) * | 2014-02-07 | 2017-04-20 | フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ | ネットワーク中心位置の特定 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991130 |