JPH06350498A - 衛星捕捉装置 - Google Patents

衛星捕捉装置

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Publication number
JPH06350498A
JPH06350498A JP13173393A JP13173393A JPH06350498A JP H06350498 A JPH06350498 A JP H06350498A JP 13173393 A JP13173393 A JP 13173393A JP 13173393 A JP13173393 A JP 13173393A JP H06350498 A JPH06350498 A JP H06350498A
Authority
JP
Japan
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parabolic antenna
satellite
output
antenna
comparator
Prior art date
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Pending
Application number
JP13173393A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yasukawa
政行 安川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 パラボラアンテナANTの出力はCSチュー
ナ20に入力され、受信信号の強さに対応したDC電圧
が得られる。すなわち、このDC電圧が“シグナルレベ
ル出力”を表わすものであり、比較器(コンパレータ)
22において基準電圧VREF と比較される。従って、パ
ラボラアンテナANTを介して一定レベルの信号が受信
されたときにはコンパレータ22の出力がHI(論理
“1”)になるため、緊急停止ボタン8を押した時と同
じ信号が姿勢制御部14へ送出され、パラボラアンテナ
ANTの回動が停止する。 【効果】 衛星の捕捉と同時にパラボラアンテナの展開
制御を自動的に停止させて、アンテナ回動の中断あるい
は自動追尾制御への移行が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パラボラアンテナを自
動展開することにより通信衛星を捕捉する装置に関する
ものである。
【0002】さらに詳述すれば本発明は、CS機動型中
継車(以下、CS車という)などに載置されているパラ
ボラアンテナの自動方向調整に際して、容易かつ迅速に
衛星捕捉を可能ならしめた装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来から知られているこの種の衛星捕捉
装置では、例えばCS車のパラボラアンテナの方向調整
時に、方位データをアンテナ制御盤に入力することによ
りパラボラアンテナが自動的にほぼ衛星の方向を向くよ
う構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の衛
星捕捉装置では、方位データのみに依存してアンテナを
展開させるため、アンテナは衛星波を受信したとしても
直ちには停止せず、入力された方位データ方向で停止す
るようになっている。
【0005】そこでオペレータは常にアンテナ出力をモ
ニタしており、一瞬でも衛星からの電波を受信した時点
で(すなわち、カラーバー等がチラッとでも見えた時点
で)直ちにアンテナの展開を停止させなければならなか
った。
【0006】ここで、上述した「アンテナを展開させ
る」とは、「アンテナを衛星方向へ指向させる」という
意味である。
【0007】特にCS車が傾斜した場所に駐車している
ときには、上記カラーバー等を受信できるのはほんの一
瞬である場合が多く、オペレータの精神的負担は非常に
大きなものであった。
【0008】よって本発明の目的は上述の点に鑑み、パ
ラボラアンテナの自動展開の最中でも、衛星からの電波
を受信した時点で直ちに展開制御を停止させ、アンテナ
の停止あるいは自動追尾モードへの変更を可能とした衛
星捕捉装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、パラボラアンテナを自動展開することに
より通信衛星を捕捉する装置であって、前記パラボラア
ンテナを介して得られた特定信号の受信レベル情報を出
力する受信手段と、前記受信レベル情報が所定のレベル
値を越えたことを判定する比較手段と、前記比較手段か
らの判定出力に応答して、前記パラボラアンテナの駆動
を停止させる停止手段とを備え、前記通信衛星からの電
波を受信した時点で該パラボラアンテナの自動展開制御
を瞬時に停止させるものである。
【0010】好適な実施例においては、前記受信レベル
情報は、CSチューナのシグナルレベル出力端子から出
力される直流電圧によって表わされるものである。
【0011】
【作用】本発明の上記構成によれば、パラボラアンテナ
の自動展開の最中でも、衛星からの電波を受信した時点
で直ちに展開制御を停止させ、アンテナの停止あるいは
自動追尾モードへの変更が可能になり、オペレータの手
動停止操作が不要となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明を適用した衛星捕捉システ
ム全体を示すブロック図である。本図において、2は方
位・位置入力部であり、CS車の車載パラボラアンテナ
を衛星に向けるためにコンパスで測定したCS車の方位
データおよび現在位置を、サムホイールスイッチあるい
はテンキー等により入力する。
【0014】4はオープンスイッチであり、このスイッ
チを押下することにより、パラボラアンテナの自動展開
動作が開始される。
【0015】6は手動操作部であり、パラボラアンテナ
のパン・チルトを手動で操作するキー(図示せず)を含
んでいる。
【0016】8は緊急停止ボタンであり、パラボラアン
テナの駆動中に緊急停止させる必要があるときに押す。
【0017】10は本発明を適用した衛星捕捉検知部で
あり、衛星を捕捉した時点で、緊急停止ボタン8のON
信号と同一レベルの信号を出力する。
【0018】12はOR回路であり、緊急停止ボタン8
が押された時、あるいは衛星捕捉検知部10から捕捉出
力が得られた時に、その旨を出力する。
【0019】14は姿勢制御部であり、上述した各部2
〜10の出力に応答して、パラボラアンテナANTの姿
勢制御を行う。
【0020】16はモータ駆動部であり、姿勢制御部1
4から出力されたアンテナ姿勢データに基づいて、姿勢
制御モータ18を駆動する。
【0021】この姿勢制御モータ18はパラボラアンテ
ナANTと機械的に結合されており、アンテナの回動を
直接的に行う図2は、図1に示した衛星捕捉検知部10
の回路構成を示したものである。本図から明らかなよう
に、パラボラアンテナANTの出力はCSチューナに入
力され、受信信号の強さに対応したDC電圧が得られ
る。すなわち、このDC電圧が“シグナルレベル出力”
を表わすものであり、比較器(コンパレータ)22にお
いて基準電圧VREF と比較される。
【0022】この基準電圧VREF は、予め実験等により
設定しておく必要がある。具体的には、衛星からのカラ
ーバーがノイジーながらも色付きで得られた時のシグナ
ルレベル(DC)を予め記憶しておき、基準電圧VREF
をその電圧値にセットする。
【0023】従って、パラボラアンテナANTを介して
一定レベルの信号が受信されたときにはコンパレータ2
2の出力がHI(論理“1”)になるため、緊急停止ボ
タン8を押した時と同じ信号が姿勢制御部14へ送出さ
れ、パラボラアンテナANTの回動が停止する。すなわ
ち、アンテナの展開制御がコンパレータ22の出力によ
って停止されることになる。
【0024】このようにして衛星の捕捉状態が検知され
るが、その後は、 パラボラアンテナANTの回動を停止させたままに
する: 自動追尾(オートトラッキング)モードに切り替え
る: のいずれを採ることも可能である。
【0025】図3は、本発明の他の実施例を示す。
【0026】図3において、20はCSチューナであ
り、図2に示したとおりのシグナルレベル(DC)を出
力する。30は電圧比較回路(コンパレータ)であり、
図2のコンパレータ22と同様の機能を果たす。32は
電圧レベル設定回路であり、図2の基準電圧VREF に相
当する電圧を発生する。
【0027】34はバッファアンプであり、コンパレー
タ30の出力を増幅して後段のリレー36Aを付勢す
る。このリレー36Aは、コンパレータ30の出力(ア
ンテナ捕捉出力)に応答してリレー接点36Bを閉成さ
せる。
【0028】上記リレー接点36Bは緊急停止ボタン8
のスイッチと並列に接続されており、パラボラアンテナ
ANTの緊急停止を姿勢制御部14に指示する。
【0029】40は表示駆動回路であり、コンパレータ
30からアンテナ捕捉出力が得られたときには、表示器
42にその旨を表示してオペレータに知らせる。
【0030】図4は、図3に示した回路をより具体的に
示したものである。本図に示すように、電源電圧は5ボ
ルトであり、この電源電圧を抵抗R1,R2で分圧する
ことにより基準電圧VREF を得ている。また、表示器4
2としてLEDを用いている。
【0031】なお、リレー36Aに直列に接続した抵抗
およびコンデンサは、このリレー36Aの接点36Bを
1秒間だけ閉成させるための時定数回路である。
【0032】最後に、本出願人が実験した衛星捕捉シス
テムについて述べる。
【0033】本出願人は、CS車載のCSチューナから
得られる受信レベル出力電圧(DC)を利用した。この
受信レベル出力電圧はDC0〜5Vで出力され、何も
受信していないノイズの状態のとき1.5V:JCS
AT−1のカラーバーがノイジーだが色つきの状態で得
られるとき1.65V:クリアにカラーバーを受信す
ることができるとき1.7V:受信レベルがピークの
とき1.9Vであった。
【0034】そこで、少しでもJCSAT−1が受信で
きたときにパラボラアンテナを停止させるようにするた
め、基準電圧VREF を1.65Vに設定した。
【0035】この受信レベルの検出に使用しているCS
チューナは、普通使用する衛星(JCSAT)とその周
波数を予め指定できるので、その指定した衛星,周波数
での受信レベル出力電圧を基準に検出していることか
ら、他の衛星を誤って捕捉することは無い。
【0036】従ってBSKで使用する場合にはBSチュ
ーナの受信出力電圧を基準に検出すれば良く、また、ス
ーパーバード等の他衛星でも同様である。
【0037】なお、チューナから出力される受信レベル
(シグナルレベル)はDCのアナログ電圧によって表わ
されるとの前提の下に説明を行ってきたが、デジタルデ
ータとすることも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、衛
星の捕捉と同時にパラボラアンテナの展開制御を自動的
に停止させて、アンテナ回動の中断あるいは自動追尾制
御への移行が可能となる。
【0039】従って、アンテナの駆動を手動で停止させ
る必要がなくなり、衛星捕捉に要する余分な手間を省く
ことができるという、格段な効果を得ることができる。
【0040】しかも本発明においては、市販のCSチュ
ーナ等から得られる受信(シグナル)レベル出力(D
C)を利用しているので極めて容易に構成でき、他のC
S車等に後付けすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した衛星捕捉システムを示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示した衛星捕捉検知部を示すブロック図
である。
【図3】本発明のその他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】図3をより詳細に示した回路図である。
【符号の説明】
2 方位・位置入力部 4 オープンスイッチ 6 手動操作部 8 緊急停止ボタン 10 衛星捕捉検知部 14 姿勢制御部 18 姿勢制御モータ 20 CSチューナ 22,30 コンパレータ ANT パラボラアンテナ 36A リレー 36B リレー接点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラボラアンテナを自動展開することに
    より通信衛星を捕捉する装置であって、 前記パラボラアンテナを介して得られた特定信号の受信
    レベル情報を出力する受信手段と、 前記受信レベル情報が所定のレベル値を越えたことを判
    定する比較手段と、 前記比較手段からの判定出力に応答して、前記パラボラ
    アンテナの駆動を停止させる停止手段とを備え、 前記通信衛星からの電波を受信した時点で該パラボラア
    ンテナの自動展開制御を瞬時に停止させることを特徴と
    する衛星捕捉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記自動展開制御を
    停止した後は、前記パラボラアンテナの回動を停止さ
    せ、あるいは、衛星の自動追尾を行わせることを特徴と
    する衛星捕捉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記受信レベル情報
    は、CSチューナのシグナルレベル出力端子から出力さ
    れる直流電圧によって表わされることを特徴とする衛星
    捕捉装置。
JP13173393A 1993-06-02 1993-06-02 衛星捕捉装置 Pending JPH06350498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13173393A JPH06350498A (ja) 1993-06-02 1993-06-02 衛星捕捉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13173393A JPH06350498A (ja) 1993-06-02 1993-06-02 衛星捕捉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06350498A true JPH06350498A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15064928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13173393A Pending JPH06350498A (ja) 1993-06-02 1993-06-02 衛星捕捉装置

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JP (1) JPH06350498A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001077739A (ja) * 1999-07-20 2001-03-23 Andrew Corp 側面対側面中継器及びその動作方法
JP2009081491A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Funai Electric Co Ltd 放送受信装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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