JPH06350254A - 多層セラミック基板の製造方法 - Google Patents

多層セラミック基板の製造方法

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JPH06350254A
JPH06350254A JP5134311A JP13431193A JPH06350254A JP H06350254 A JPH06350254 A JP H06350254A JP 5134311 A JP5134311 A JP 5134311A JP 13431193 A JP13431193 A JP 13431193A JP H06350254 A JPH06350254 A JP H06350254A
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multilayer ceramic
ceramic substrate
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firing
substrate according
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JP5134311A
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Hironori Kodama
弘則 児玉
Yoichi Abe
洋一 阿部
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】寸法精度が非常に高く、かつ脱バインダ性,生
産性の向上、製造コストの低減を実現する多層セラミッ
ク基板の製造方法を提供する。 【構成】多層セラミック構造体の外表面に加圧力を加え
ながら焼成する際、加圧力を媒介する通気性の材料の熱
膨張係数と多層セラミック基板の熱膨張係数の差を、多
層セラミック基板を構成するセラミック絶縁層に含まれ
るガラスの転移温度域以下の温度、またはセラミック絶
縁層及び導体層からなる多層セラミック基板の見かけの
ガラス転移温度域以下の温度で3×10~6/℃以下とす
ること、通気性材料の基板受圧面の端からの張り出しが
10mm以下であること、および通気性材料の厚さが多
層セラミック構造体の厚さより厚いことを特徴とする。 【効果】多層セラミック基板の寸法精度を従来以上に向
上でき、更に基板の脱バインダ性を大幅に向上できる。
更に加圧力を媒介する通気性の材料の割れを防止できる
ので製造コストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス成分を含むセラミ
ック絶縁層及び導体層からなる多層セラミック基板の製
造方法に係り、特に高精度化、及び生産性の向上に関す
る。
【0002】
【従来の技術】セラミックスの多層化技術は、例えば、
積層セラミックコンデンサ,圧電素子等の電子セラミッ
クデバイスの小型化,高性能化や、半導体素子等の高密
度実装に必須のセラミック多層配線基板などへの技術と
して、近年特に電子産業部門において欠かすことのでき
ない技術となってきている。セラミックスの多層化は、
一般にはグリ−ンシ−ト法と呼ばれる方法を用いて行わ
れることが多い。
【0003】一般にセラミックスは焼結時に大きな寸法
変化(収縮)を伴う。この寸法変化は原料やプロセスの
バラツキの影響を受けやすく、従って焼結後の寸法精度
を高く保つことは非常に難しい技術である。多層セラミ
ック基板に対しても同様に高い寸法精度が要求され、特
に計算機用の多層配線回路基板として用いる場合には、
半導体チップを搭載し、チップと配線の接続をしなけれ
ばならないため、基板表面に形成する配線の位置精度、
すなわち、表面の寸法精度が高いことが要求される。
【0004】上記した多層のセラミック構造体の焼結方
法としては、構造体に何も荷重をかけない状態で焼成
(無加圧焼成)するのが一般的である。この方法は簡便
で、コストも安いというメリットがあるが、焼成収縮の
バラツキを避けられず、その表面寸法精度を高く安定さ
せることが非常に難しい。特に内部に複雑な導体層を有
するような場合には、その寸法精度の確保が難しく、さ
らに反り,剥離,ふくれ等の発生も大きな問題となる。
【0005】これらの問題に対処するため、本発明者ら
は韓国特許公開92-6255号公報(特願平3−239327号)に
おいて、積層体(焼成前の多層構造体)に加圧力を加え
ながら焼結する方法により基板のLSIチップ搭載面の
焼結収縮量そのものを小さく抑え、その結果、焼成後の
基板の寸法バラツキを比較的簡単に±0.5%以内と高
く安定させることができ、且つ焼結体の反り,剥離,ふ
くれ等を低減させることもできることを示した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の技術により従来
より簡単に高寸法精度化が達成されたが、その後、基板
が更に大型化するにつれて、従来より更に高い寸法精度
を実現する必要がでてきた。一方、基板の大型化ととも
に表面を加圧した状態でいかに脱バインダを効率良く行
うか、検討が必要となってきた。更に、脱バインダ性を
向上するために圧力媒体として通気性の材料を用いた場
合、焼成条件によってはこの通気性材料が割れるという
問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決し、多層セラ
ミック焼結基板の寸法精度の一層の向上を達成し、更に
基板の反り,剥離,ふくれ等の問題もない多層セラミッ
ク基板の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的のうち、寸法精
度を更に向上させる手段は、多層セラミック構造体の外
表面に加圧力を加えながら焼成する際、加圧力を与える
側と受圧側材料(多層セラミック構造体または多層セラ
ミック基板)の間に介在する通気性の材料の熱膨張係数
と多層セラミック基板の熱膨張係数の差を、多層セラミ
ック基板を構成するセラミック絶縁層に含まれるガラス
の転移温度域以下の温度、またはセラミック絶縁層及び
導体層からなる多層セラミック基板の見かけのガラス転
移温度域以下の温度で3×10~6/℃以下とすることに
より達成できる。
【0009】一方、通気性材料の形状を多層セラミック
構造体の形状との関係である特定の形状とすることによ
り、多層セラミック基板の高寸法精度化、脱バインダ性
の向上、および通気性材料信頼性の向上が達成できる。
【0010】
【作用】最も単純には、多層セラミック基板の最終的な
寸法変化を小さくするためには、サンプルに接して加圧
力を伝達する加圧する側の材料を、サンプルの熱変形挙
動(熱膨張,収縮)と同じものにすればよいことは自明
である。しかしながら、同一材料では焼成時に加圧する
側の材料も焼結、変形等を起こしてしまう。また、材
料,組成が異なる材料間で上記のように熱変形挙動を完
全に一致させることは難しい。特に、ガラスを含む材料
では、ガラス転移温度付近で大きく熱膨張係数が変化す
るため、これを一般のセラミックスや金属材料と一致さ
せることは不可能である。図2にガラス系材料、および
一般的なセラミックス、もしくは金属材料の典型的な熱
変形挙動を示す。
【0011】基板に加圧力を加えて焼成を行う場合、基
板表面の焼成寸法変化は、焼結する構造体の組成,厚さ
等に対応した、ある一定以上の荷重をかけることによっ
て抑制できる。この寸法変化抑制力(面方向拘束力)
は、加圧される構造体と加圧する側の材料との間にはた
らく摩擦力によって生じている。従って、単純には充分
な摩擦力(加圧力)が働いていれば、加圧する側の材料
の熱寸法変化に追随してサンプル(多層セラミック構造
体)は焼結され、次に冷却されて元の位置まで戻ると考
えられる。
【0012】しかしながら、通気性材料を介して基板に
加圧力を加えて焼成を行う場合につき、寸法変化挙動を
詳細に調べた結果、以下のような熱寸法変化をすること
がわかった。すなわち、基板の焼結時(昇温時)には材
料が比較的やわらかい(ヤング率が小さい)為、充分な
摩擦力(加圧力)が働いていれば加圧する側の材料の熱
膨張に追随してサンプル(多層セラミック構造体)を変
形させることは可能である。一方、基板の焼結が終了し
た後の冷却時には、高温域ではガラスが軟らかいため、
圧力を媒介する通気性材料の熱収縮に従う。しかしなが
ら、基板が冷却されてガラス部分が硬くなると、通気性
材料の熱収縮に従わず、基板の本来の熱収縮挙動に従っ
て変化するようになる。この温度はガラス転移温度(T
g)と一致する。従って、ガラス転移温度より低い温度
域ではサンプル(多層セラミック構造体)と通気性材料
の熱膨張差分に応じて熱寸法変化量が異なることにな
り、当初考えていたように単純に焼成前の元の位置へ戻
ることはできなくなる。すなわち、焼成前後の寸法変化
が大きくなってしまう。上記の結果から、寸法変化をよ
り高精度に制御するためには、多層セラミック基板を構
成するセラミック絶縁層に含まれるガラスの転移温度域
以下の温度、またはセラミック絶縁層及び導体層からな
る多層セラミック基板の見かけのガラス転移温度域以下
の温度全域にわたって、加圧力を媒介する通気性の材料
の熱膨張係数と多層セラミック基板の熱膨張係数の各温
度での差をコントロールすることが重要であることが始
めて明らかとなった。加圧力を媒介する通気性の材料の
熱膨張係数を変化させて多層セラミック基板との熱膨張
係数の差を変えて検討した結果、熱膨張係数差が3×1
0~6/℃以下、好ましくは2×10~6/℃以下、さらに
好ましくは1×10~6/℃以下で非常に高寸法精度化が
図れる事がわかった。
【0013】更に、この加圧側の通気性材料を、多層セ
ラミック基板の熱膨張係数より大きな熱膨張係数を有す
る材料とすれば、基板表面に圧縮応力が残った焼結体を
作製でき、これにより高寸法精度化に加えて基板の強度
も向上する。
【0014】通気性材料は焼結収縮抑制の為だけでな
く、脱バインダ性を向上する手段として働いている。す
なわち、多層セラミック構造体からのバインダの加熱分
解・燃焼成分は、通気性材料の中を通って構造体の上下
面からも容易に外部に排出できるので、バインダの除去
に有効である。通気性のない材料を用いた場合に比べて
脱バインダが容易になる。しかしながら、これだけでは
基板が大型化する等で脱バインダ性が不十分な場合があ
り、本願発明者らは脱バインダ性改善の為、脱バインダ
するべきサンプルと通気性材料部分の構造的関係につい
て検討した。通気性材料の厚さを変えて多層セラミック
構造体を脱バインダした後の多層セラミック構造体中の
残留カーボン量を測定した結果、通気性材料の厚さが多
層セラミック構造体の厚さより厚くなるまでは通気性材
料の厚さが厚くなるほど残留カーボン量が大きく減少す
るが、通気性材料の厚さがセラミック構造体の厚さより
厚くなると残留カーボン量は通気性材料の厚さにあまり
関係しなくなり、残留カーボン量の減少は非常に遅くな
ることがわかった。すなわち、脱バインダ性改善の為に
は、通気性材料の厚さを多層セラミック構造体の厚さよ
り厚くしておくことが非常に有効であることがわかっ
た。
【0015】比較的薄く、低強度、低靭性の通気性材料
が加圧焼成条件によっては割れるという問題に対して、
通気性材料の面積と多層セラミック基板の受圧面の面積
の関係と割れの発生につき調べた結果、通気性材料の面
積が多層セラミック基板の受圧面の面積より大きく、か
つ通気性材料の多層セラミック基板受圧面の端からの張
り出しが10mmより大きくなると割れの発生確率が急
激に増大することがわかった。しかも、この関係は多層
セラミック基板の面積に無関係に見られる。さらに、通
気性材料の張り出しが大きくなると、基板外周部周辺の
寸法変化率が基板中央部の寸法変化率より大きくなる傾
向があることも判明した。これらの結果より、通気性材
料の多層セラミック基板受圧面の端からの張り出しは1
0mm以下、好ましくは5mm以下とすることが有効で
ある。
【0016】積層体に接して加圧力を伝達する部材は、
積層体の焼成温度において寸法安定で且つ気孔率30%
以上、好ましくは40%、より好ましくは50%以上の
多孔質な材料が好適である。この場合に用いる多孔質体
の気孔率は、加圧力以上の強度を保てる範囲で、できる
だけ大きい方が好ましい。
【0017】前記通気性材料としては、多層セラミック
構造体の焼成温度域で耐熱性を有する多孔質セラミック
ス、例えばコージェライト、ムライト、炭化ケイ素、窒
化ケイ素、及び窒化アルミニウムから選ばれる少なくと
も一種を主成分とする材料や、アルミナ、ムライト質、
耐熱ガラスなどのセラミック繊維材を含む材料、および
耐熱性の焼結金属、例えばステンレス鋼、Ni、Cr、
Mo及びWから選ばれる少なくとも一種を主成分とする
材料などが使用できる。特に、耐熱セラミック繊維材を
複合化した多孔質板は、強度低下を抑えて開気孔率を大
きくすることができるので、有効な材料である。また、
多孔質体の平均ポアサイズは5μm以上、好ましくは1
0μm以上とするとよい。
【0018】通気性材料の表面粗さ(Ra)の範囲は、
焼成による収縮を効果的に抑えるために3μm以上、好
ましくは5μm以上がよい。静摩擦係数の範囲としては
0.6以上、より好ましくは0.8以上が良い。
【0019】通気性材料の表面にあらかじめ焼成温度に
おいて焼結されない組成の材料の薄い通気性コーティン
グをスプレー、印刷等の手段で施しておくことにより通
気性材料と多層セラミック構造体の反応を抑えることが
できる。さらに別の方法として、多層セラミック構造体
の少なくとも最外層の絶縁体層物質を構造体の焼成温度
において実質的に焼結されない材料とする、もしくは焼
成温度において焼結されない組成の薄い非焼結性シート
を多層セラミック構造体と通気性材料との間に挾むこと
により通気性材料との反応を抑えることができ、焼成
後、これを簡単に除去することもできる。
【0020】本願発明で言うところの加圧力を加える面
の焼成収縮が抑制され、高寸法精度化できた、すなわち
寸法変化が実質的にゼロとみなせる範囲は、焼成前の寸
法に比べた変化率で±0.3%以内、好ましくは±0.
2%以内、さらに好ましくは±0.1%以内と考えてい
る。なお、上記積層体の加圧力を加える面は、積層体の
複数の面のうち少なくとも最も面積の大きな面が選ばれ
ることが好ましい。
【0021】加圧力は、焼成中、常に多層セラミック積
層体の上面に対して垂直にかかることが望ましく、加圧
力が常に垂直にかかる様な構造を備えた荷重を積層体上
に積載して加圧力を付加することが好ましい。例えば、
荷重が焼成中に積層体の厚さ方向の収縮にともなって厚
さ方向に移動する際、その方向を規定する(横ずれ、偏
加圧を防止する)ピストン状の構造や複数の外周ガイド
ピンを備えた治具などを用いることが有効である。複数
個の多層セラミック構造体を、通気性の材料で挾んで多
段に積み重ね、これらの多段積層物の最下面と最上面の
間に加圧力を加えながら、一括で焼成を行なう方法や、
ひとつの炉内に多数のピストン型加圧装置(多軸ピスト
ン)を備えた炉を用いるなどの方法は、量産性の向上,
製造コストの低減には有効である。
【0022】また、多層セラミック構造体の焼成は、酸
化性,不活性,還元性雰囲気中、もしくは真空中のいず
れかまたはこれらを組み合わせて行うことができる。耐
酸化性の小さな導体材料が使用されているような場合
は、脱バインダのため、Ar/H2O,N2/H2O,N2/H
2/H2O などの加湿した雰囲気ガス中での焼成工程を含
むことが好ましい。脱バインダ工程を空気中などの酸化
性雰囲気で行うことは脱バインダ工程時間を短縮でき有
効である。但し、耐酸化性の小さな導体材料を使用する
場合は脱バインダ工程終了後、酸化された導体材料を還
元する工程が必要となる。また必要に応じて、焼結体の
高密度化や脱バインダ促進のために、大気圧よりも大き
なガス圧雰囲気中で焼成する工程を含むことも有効であ
る。脱バインダ工程での加圧力は1〜100kg/cm
2、好ましくは5〜50kg/cm2、焼結時の加圧力は
1〜20kg/cm2、好ましくは1.5〜10kg/
cmが好適である。また脱バインダ工程の最高温度は
400〜800℃、焼結工程での最高温度は700〜1
000℃の範囲で行われることが望ましい。
【0023】セラミック焼結体の表面及び内部に形成さ
れる導体層を形成する材料としては、Cu,Ag,Au,
Ag/Pd,Ni,W,Mo,Pd,Ptまたはこれらの組合
せから選ばれる材料が好適である。上記の組合せで選ば
れる導体材料は、予め合金として用いてもよいし、印刷
後、焼成中に反応して少なくとも一部に合金を形成する
ものでもよい。また、焼成後でも実質的に互いに反応せ
ず、複合材として一体に存在するものでもよい。これに
より、導体材料として、焼成雰囲気,熱膨張係数,電気
伝導率(抵抗率)等を、広く選択できる。
【0024】セラミック絶縁材料としては、アルミナ,
ムライト,ジルコニア,窒化アルミニウム,窒化ホウ
素、またはこれらの混合物と非晶質の焼結助剤を含む材
料や、ホウケイ酸ガラス,アルミノケイ酸ガラス等の各
種ガラス,コージェライト,β−ユークリプタイト等の
結晶を含む結晶化ガラス、及びこれらとアルミナ,シリ
カ,ムライト,ジルコニア,マグネシア,シリコンカー
バイド,シリコンナイトライド,窒化アルミニウム,窒
化ホウ素,ダイヤモンド等のセラミックスフィラとの複
合材や、チタン酸バリウム,チタン酸鉛、その他の鉛を
含む複合ペロブスカイト化合物より主として構成される
コンデンサや圧電素子に好適な材料など、各種のセラミ
ックスを用いることができ、特に焼結時に液相を生成す
るセラミックス材料が好適である。
【0025】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明するが、本発明
は以下の実施例に限定されるものではない。
【0026】(実施例1)酸化物に換算してSiO2を6
5〜85重量%、B23を10〜20重量%、Al23
を1〜15重量%、アルカリ金属酸化物を5重量%以
下、その他を1重量%以下とする組成を有する平均粒径
3μmのホウケイ酸ガラス粉末55体積%(ガラス転移
温度:490℃)と、平均粒径1μmのアルミナ粉末1
0体積%、平均粒径2μmのコージェライト粉末25体
積%、及び平均粒径1μmの石英ガラス粉末10体積%
とを混合し、更にこの粉末にメタクリル酸系のバイン
ダ,可塑剤及び溶剤を加えて、ボールミルで24h湿式
混合してスラリーを作製した。次に、このスラリーを用
いてドクターブレード法によりグリーンシートを得た。
これらのグリーンシートに、パンチ法により100〜1
50μmφの穴をあけ、これにAgの導体ペーストを充
填してビアを形成した。グリーンシート上にも、Agの
ペーストを用いて配線を印刷した。これらの各種の配線
回路を印刷したグリーンシートを40枚積層して、10
0℃,100kg/cm2の条件で加熱圧着し、配線が三次元
状に形成された多層セラミック構造体を作製した。
【0027】一方、熱膨張係数の異なるアルミナ/シリ
カ複合多孔質板(気孔率40〜50%,平均気孔径10
〜20μm)を準備し、多層セラミック構造体の上下面
を熱膨張係数の同じ2枚の上記多孔質板で挾み、更にそ
の上から2kg/cm2の一定加圧力を加えながら、大気
中、950℃で1時間焼成し、加圧力を保持したままで
冷却して多層セラミック基板を得た。
【0028】ちなみに熱膨張測定(昇温速度5℃/分)
から求めた多層セラミック基板のみかけのガラス転移温
度は550℃、室温から500℃までの平均熱膨張係数
は4×10~6/℃であった。
【0029】得られた多層セラミック基板の表面層パタ
−ンの焼成前の寸法と比較した寸法変化率を測定し、用
いた多孔質板と多層セラミック基板の最大の熱膨張係数
差との関係を図1にプロットした。ここでは熱膨張係数
差は、多層セラミック基板の熱膨張係数から用いた多孔
質板の熱膨張係数を引いた値として示した。熱膨張係数
差の絶対値が小さいほど高い寸法精度の基板が得られ
た。
【0030】(実施例2)酸化物に換算してSiO2を6
5〜85重量%、B23を10〜30重量%、Al23
を0〜10重量%、アルカリ金属酸化物を10重量%以
下、その他を1重量%以下とする組成を有する平均粒径
3μmのホウケイ酸ガラス粉末65体積%、平均粒径2
μmのアルミナ粉末15体積%、及び平均粒径2μmの
コージェライト粉末20体積%とを混合し、更にこの混
合粉末にバインダをセラミック粉末に対して15重量部
(固形分換算)添加した。バインダは、水溶性の変性ア
クリルバインダを用いた。さらに少量の可塑剤、分散
剤、消泡剤及び水を含む溶媒を加えて、ボールミルで2
4h湿式混合してスラリーを作製した。次に、実施例1
と同じ方法でグリーンシートとし、これにCu導体ペー
ストを用いて印刷法により配線を印刷した。これらのグ
リーンシートを複数枚積層して150mm□,厚さ10
mmの積層構造体を作製した。この構造体をW系焼結金
属製多孔質板(気孔率約30%,平均気孔径5μm,平
均熱膨張係数4×10~6/℃)で上下面を挟み、さらに
その上から緻密質の金属製プレスパンチを用いて加圧力
を加えながら、窒素,水素,水蒸気の混合気流中で70
0℃まで昇温し、約50時間保持して脱バインダ処理を
行った。その後、雰囲気を窒素雰囲気に変更して、引き
続き900℃まで昇温し、1時間保持後、室温まで冷却
した。得られた基板(サンプル)中の残留カーボン量を
測定した。
【0031】図3にサンプルの上下面を挾んだ多孔質板
の厚さのサンプル厚さに対する比と、焼結後のサンプル
中の残留カーボン量との関係をプロットした。多孔質板
の厚さのサンプル厚さに対する比が1以下の領域では、
多孔質板の厚さに比例して残留カーボン量が減少する
が、1よりおおきくなると残留カーボン量は多孔質板の
厚さにあまり関係しなくなる。
【0032】(実施例3)酸化物に換算してSiO2を4
0〜60重量%、B23を0〜10重量%、Al23
10〜35重量%、MgOを5〜25重量%、CaOを0
〜25重量%、アルカリ金属酸化物を0〜5重量%と
し、総量100%となる様に選んだ結晶化ガラス組成の
ガラス粉末(非晶質、平均粒径2μm)に水分散性メタ
クリル酸系バインダ,可塑剤及,分散剤,及び水を含む
溶媒を加えて、ボールミルで24h湿式混合してスラリ
ーを作製した。実施例2と同様に、Cu配線が三次元状
に形成された多層セラミック積層構造体(サイズ40,
50,60mm□,厚さ4mm)を作製した。この構造
体を、厚さ3mmで種々の大きさのアルミナ繊維/ムラ
イト質の複合多孔質板(気孔率70%)に載置し、上面
にも同様の多孔質板を置き、さらにその上から10kg/
cm2の加圧力を加えながら、微量の酸素を含む窒素気流
中で500℃、20時間の脱バインダ処理を行った。そ
の後引き続き400℃において5時間、水素/窒素ガス
中で導体部分の還元処理を行った。その後、窒素中で主
として基板の緻密化のため900℃まで昇温し2時間加
熱した後、更に基板部分の結晶化処理及び導体及び基板
部分の最終緻密化のために、1000℃まで昇温、1時
間保持後、室温まで冷却した。
【0033】焼成後、用いた複合多孔質板の割れを調べ
た結果、40,50,60mm□のいづれの多層セラミ
ック積層構造体の場合にも、多孔質板の多層セラミック
基板の周辺からの張り出しが10mmより大きい場合に
割れが発生していた。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、従来の焼成法よりさら
に高寸法精度のセラミック基板を歩留まり良く安定して
製造することができる、すなわち比較的簡単にLSIチ
ップを搭載する表面の寸法精度が非常に高く、機械的信
頼性にも優れる焼結体を実現できる。また、本発明によ
り得られる多層セラミック基板は、電子計算機のLSI
実装用基板のほか、高周波用電子部品など各種電子機器
に用いられる多層セラミック部品等としても広く用いる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多層セラミック基板の表面層パタ−ンの焼成前
の寸法と比較した寸法変化率と、焼成時に用いた多孔質
板と多層セラミック基板の最大の熱膨張係数差(多層セ
ラミック基板の熱膨張係数から多孔質板の熱膨張係数を
引いた値)の関係を示す図である。
【図2】ガラス系材料、および一般的なセラミックス、
もしくは金属材料の一般的な熱変形挙動を示す図であ
る。
【図3】サンプルの上下面を挾んだ多孔質板の厚さのサ
ンプル厚さに対する比と、焼結後のサンプル中の残留カ
ーボン量との関係を示す図である。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多層セラミック構造体の外表面に加圧力を
    加えながら焼成する際、通気性の材料を介して加圧する
    ことにより加圧した面の焼成収縮を抑制する、ガラス成
    分を含むセラミック絶縁層及び導体層からなる多層セラ
    ミック基板の製造方法において、前記通気性の材料と多
    層セラミック基板の熱膨張係数差が前記セラミック絶縁
    層に含まれるガラスの転移温度域以下の温度で3×10
    ~6/℃以下であることを特徴とする多層セラミック基板
    の製造方法。
  2. 【請求項2】多層セラミック構造体の外表面に加圧力を
    加えながら焼成する際、通気性の材料を介して加圧する
    ことにより加圧した面の焼成収縮を抑制する、ガラス成
    分を主として含むセラミック絶縁層及び導体層からなる
    多層セラミック基板の製造方法において、前記通気性の
    材料と多層セラミック基板の熱膨張係数差が前記多層セ
    ラミック基板の見かけのガラス転移温度域以下の温度で
    3×10~6/℃以下であることを特徴とする多層セラミ
    ック基板の製造方法。
  3. 【請求項3】前記通気性材料の熱膨張係数が前記多層セ
    ラミック基板の熱膨張係数より大きいことを特徴とする
    請求項1または2記載の多層セラミック基板の製造方
    法。
  4. 【請求項4】多層セラミック構造体の外表面に加圧力を
    加えながら焼成する際、通気性の材料を介して加圧する
    ことにより加圧した面の焼成収縮を抑制する、ガラス成
    分を含むセラミック絶縁層及び導体層からなる多層セラ
    ミック基板の製造方法において、前記通気性材料の加圧
    面の大きさが多層セラミック基板の受圧面の大きさより
    大きく、かつ通気性材料の多層セラミック基板受圧面の
    端からの張り出しが10mm以下であることを特徴とす
    る多層セラミック基板の製造方法。
  5. 【請求項5】多層セラミック構造体の外表面に加圧力を
    加えながら焼成する際、通気性の材料を介して加圧する
    ことにより加圧した面の焼成収縮を抑制する、ガラス成
    分を含むセラミック絶縁層及び導体層からなる多層セラ
    ミック基板の製造方法において、前記通気性材料の厚さ
    が前記多層セラミック構造体の厚さより厚いことを特徴
    とする多層セラミック基板の製造方法。
  6. 【請求項6】前記通気性材料の気孔率が30%以上であ
    ることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の多
    層セラミック基板の製造方法。
  7. 【請求項7】前記通気性材料が耐熱性の多孔質セラミッ
    クスであることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに
    記載の多層セラミック基板の製造方法。
  8. 【請求項8】前記多孔質セラミックスがコージェライ
    ト、ムライト、炭化ケイ素、窒化ケイ素、及び窒化アル
    ミニウムから選ばれる少なくとも一種を主成分とする材
    料であることを特徴とする請求項7記載の多層セラミッ
    ク基板の製造方法。
  9. 【請求項9】前記通気性材料がセラミック繊維材を含む
    材料から構成されていることを特徴とする請求項1乃至
    8いずれかに記載の多層セラミック基板の製造方法。
  10. 【請求項10】前記セラミック繊維材がアルミナを主成
    分とする繊維であることを特徴とする請求項9記載の多
    層セラミック基板の製造方法。
  11. 【請求項11】前記セラミック繊維材がムライトを主成
    分とする繊維であることを特徴とする請求項9記載の多
    層セラミック基板の製造方法。
  12. 【請求項12】前記通気性材料が耐熱性の焼結金属であ
    ることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の多
    層セラミック基板の製造方法。
  13. 【請求項13】前記耐熱性の焼結金属がステンレス鋼、
    Ni、Cr、W、及びMoから選ばれる少なくとも一種
    を主成分とする材料であることを特徴とする請求項12
    記載の多層セラミック基板の製造方法。
  14. 【請求項14】前記通気性材料の前記多層セラミック構
    造体側の表面粗さ(Ra)が3μm以上であることを特
    徴とする請求項1乃至13いずれかに記載の多層セラミ
    ック基板の製造方法。
  15. 【請求項15】前記通気性材料の平均ポアサイズが5μ
    m以上であることを特徴とする請求項1乃至14いずれ
    かに記載の多層セラミック基板の製造方法。
  16. 【請求項16】前記通気性材料と前記多層セラミック構
    造体の摩擦係数が0.6以上であることを特徴とする請
    求項1乃至15いずれかに記載の多層セラミック基板の
    製造方法。
  17. 【請求項17】前記セラミック絶縁層は、ガラス、結晶
    化ガラス及びこれらの少なくとも一方とセラミックフィ
    ラとの複合材のうちから選ばれる少なくとも一種を材料
    とすることを特徴とする請求項1乃至16いずれかに記
    載の多層セラミック基板の製造方法。
  18. 【請求項18】前記セラミック絶縁層は、焼成前におい
    てアルミナ、ムライト、窒化アルミニウム及び窒化ホウ
    素のうちから選ばれる少なくとも一種を主材料とし、且
    つ前記焼成時に液相を生成する焼結助剤を、少なくとも
    一種添加することを特徴とする請求項1乃至16いずれ
    かに記載の多層セラミック基板の製造方法。
  19. 【請求項19】前記多層セラミック基板中のセラミック
    絶縁層に含まれるガラスのガラス転移温度が400乃至
    700℃の範囲にあることを特徴とする請求項1乃至1
    8いずれかに記載の多層セラミック基板の製造方法。
  20. 【請求項20】前記多層セラミック構造体の外表面の少
    なくとも一部に加える加圧力が1kg/cm2以上であ
    ることを特徴とする請求項1乃至19いずれかに記載の
    多層セラミック基板の製造方法。
  21. 【請求項21】前記加圧した面の焼成収縮が焼成前の寸
    法と比較して0.3%以内であることを特徴とする請求
    項1乃至20いずれかに記載の多層セラミック基板の製
    造方法。
  22. 【請求項22】前記多層セラミック構造体と通気性材料
    との間に焼成温度において焼結されない組成の薄膜層を
    形成することを特徴とする請求項1乃至21いずれかに
    記載の多層セラミック基板の製造方法。
  23. 【請求項23】前記多層セラミック構造体の少なくとも
    最外層の絶縁体層物質を構造体の焼成温度において実質
    的に焼結されない材料とすることを特徴とする請求項1
    乃至22いずれかに記載の多層セラミック基板の製造方
    法。
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