JPH06349547A - スライド式icカード用コネクタ - Google Patents
スライド式icカード用コネクタInfo
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- JPH06349547A JPH06349547A JP5140565A JP14056593A JPH06349547A JP H06349547 A JPH06349547 A JP H06349547A JP 5140565 A JP5140565 A JP 5140565A JP 14056593 A JP14056593 A JP 14056593A JP H06349547 A JPH06349547 A JP H06349547A
- Authority
- JP
- Japan
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- card
- frame
- contact
- base
- detection key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人手により簡易に操作でき、簡単で小型高密
度化した構造にする。 【構成】 ベース1とフレーム4の間を2つのトグル1
0で連結し、両トグルは屈曲状態にあり、各トグルの連
結部11は、抜去ボタン13の内部に位置し、リンクピ
ン12により連結されている。ベースと抜去ボタンとの
間には駆動バネ14が組み込まれ、抜去ボタンはトグル
の連結部を押圧する。各フレームには内面に2つの突起
6のついた片持ちばりタイプの弾力性を有する検出キー
5が設けられ、両フレームの内部に穴の明いたスイッチ
7が組み込まれ、バックスプリング9により押圧されて
いる。ICカードが未挿入のとき、各検出キーの一方の
突起がスイッチの上面、下面にそれぞれ当たることによ
りベースの開口部の傾斜面3に係止される。ICカード
を挿入すると、スイッチが押されて前記一方の突起が前
記穴に入り込み、フレームが右移動し、ピンコンタクト
15は接触する。
度化した構造にする。 【構成】 ベース1とフレーム4の間を2つのトグル1
0で連結し、両トグルは屈曲状態にあり、各トグルの連
結部11は、抜去ボタン13の内部に位置し、リンクピ
ン12により連結されている。ベースと抜去ボタンとの
間には駆動バネ14が組み込まれ、抜去ボタンはトグル
の連結部を押圧する。各フレームには内面に2つの突起
6のついた片持ちばりタイプの弾力性を有する検出キー
5が設けられ、両フレームの内部に穴の明いたスイッチ
7が組み込まれ、バックスプリング9により押圧されて
いる。ICカードが未挿入のとき、各検出キーの一方の
突起がスイッチの上面、下面にそれぞれ当たることによ
りベースの開口部の傾斜面3に係止される。ICカード
を挿入すると、スイッチが押されて前記一方の突起が前
記穴に入り込み、フレームが右移動し、ピンコンタクト
15は接触する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ、電子手
帳等の情報処理機器を操作するときに使用するスライド
式ICカード用コネクタに関する。
帳等の情報処理機器を操作するときに使用するスライド
式ICカード用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICカード用コネクタは、図9の
ように複数のピンコンタクト32を設けられた基板側コ
ネクタ31と、接触用バネ片35を有する複数のソケッ
トコンタクト34を設けられたカード側コネクタ33と
から構成され、コンタクトの接触動作は、コンタクトの
軸線上でソケットコンタクト34にピンコンタクト32
を押し込むことにより行っていた。
ように複数のピンコンタクト32を設けられた基板側コ
ネクタ31と、接触用バネ片35を有する複数のソケッ
トコンタクト34を設けられたカード側コネクタ33と
から構成され、コンタクトの接触動作は、コンタクトの
軸線上でソケットコンタクト34にピンコンタクト32
を押し込むことにより行っていた。
【0003】また、従来の一部のIC、LSIソケット
で用いられる横スライド式コネクタは、図10のように
上部ハウジング41に設けられた複数のバネ片42と、
下部ハウジング43に設けられた複数のピンコンタクト
44と、ピンコンタクト保持体45とから構成され、コ
ンタクトの接触動作は、上部ハウジング41とピンコン
タクト保持体45とを右方向に移動させて、バネ片42
をピンコンタクト44に押圧することにより行ってい
た。
で用いられる横スライド式コネクタは、図10のように
上部ハウジング41に設けられた複数のバネ片42と、
下部ハウジング43に設けられた複数のピンコンタクト
44と、ピンコンタクト保持体45とから構成され、コ
ンタクトの接触動作は、上部ハウジング41とピンコン
タクト保持体45とを右方向に移動させて、バネ片42
をピンコンタクト44に押圧することにより行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
コネクタのコンタクトの接触動作に要する操作力は、コ
ンタクトの芯数に比例して増加するから、芯数が増大す
ると、人手による操作が困難になり、また、コンタクト
の接触の程度の検出は、人手の感触に頼っているので、
コンタクトの不完全接触が生じたり、コンタクトの過剰
な押し込みによって半田付け部や基板に過度のストレス
を加えて破損したりする支障があった。
コネクタのコンタクトの接触動作に要する操作力は、コ
ンタクトの芯数に比例して増加するから、芯数が増大す
ると、人手による操作が困難になり、また、コンタクト
の接触の程度の検出は、人手の感触に頼っているので、
コンタクトの不完全接触が生じたり、コンタクトの過剰
な押し込みによって半田付け部や基板に過度のストレス
を加えて破損したりする支障があった。
【0005】更に、従来の横スライド式コネクタは、コ
ンタクトの芯数が増大すると、ICカードの挿入とコン
タクトの接触動作とを連動させることができないので、
2段階の操作となり煩雑であった。
ンタクトの芯数が増大すると、ICカードの挿入とコン
タクトの接触動作とを連動させることができないので、
2段階の操作となり煩雑であった。
【0006】そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点
を改良し、操作性に優れ、小型高密度化に適したスライ
ド式ICカード用コネクタを提供しようとするものであ
る。
を改良し、操作性に優れ、小型高密度化に適したスライ
ド式ICカード用コネクタを提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
決するため、次の手段を採用する。
【0008】1.ベースの内側にフレームがスライドで
きるように組み込まれ、ベースとフレームとはトグルで
連結され、トグルの連結部は抜去ボタンの内部に位置
し、ベースと抜去ボタンとの間に駆動バネが組み込ま
れ、フレームには突起のついた片持ちばり構造の弾力性
を有する検出キーが設けられ、フレームの内部にはバネ
で付勢される穴の明いたスイッチが組み込まれ、一辺に
接点を有するICカードが未挿入のときには検出キーの
突起がスイッチの穴のない部分に乗り上げてベースの開
口部に当接することによりフレームを係止し、ICカー
ドが挿入されたときにはスイッチが移動し、その穴に検
出キーの突起が入り込むことによりフレームの係止を解
除してスライドできるようにし、ICカードと基板とを
接続するスライド式ICカード用コネクタ。
きるように組み込まれ、ベースとフレームとはトグルで
連結され、トグルの連結部は抜去ボタンの内部に位置
し、ベースと抜去ボタンとの間に駆動バネが組み込ま
れ、フレームには突起のついた片持ちばり構造の弾力性
を有する検出キーが設けられ、フレームの内部にはバネ
で付勢される穴の明いたスイッチが組み込まれ、一辺に
接点を有するICカードが未挿入のときには検出キーの
突起がスイッチの穴のない部分に乗り上げてベースの開
口部に当接することによりフレームを係止し、ICカー
ドが挿入されたときにはスイッチが移動し、その穴に検
出キーの突起が入り込むことによりフレームの係止を解
除してスライドできるようにし、ICカードと基板とを
接続するスライド式ICカード用コネクタ。
【0009】2.ベースとフレームと検出キーが各2個
対称に配設されている前記1記載のスライド式ICカー
ド用コネクタ。
対称に配設されている前記1記載のスライド式ICカー
ド用コネクタ。
【0010】3.ICカードの挿入が完了したとき、検
出キーに更についた突起がICカードに設けられた切り
欠きに入り込むことにより、ICカードの誤挿入、不完
全挿入及び脱落を防止する前記1記載のスライド式IC
カード用コネクタ。
出キーに更についた突起がICカードに設けられた切り
欠きに入り込むことにより、ICカードの誤挿入、不完
全挿入及び脱落を防止する前記1記載のスライド式IC
カード用コネクタ。
【0011】4.検出キーをフレームとは別個の部品で
構成し、検出キーとベースとの間をサポートリンクで連
結する前記1記載のスライド式ICカード用コネクタ。
構成し、検出キーとベースとの間をサポートリンクで連
結する前記1記載のスライド式ICカード用コネクタ。
【0012】5.トグルを2個設けられる前記1記載の
スライド式ICカード用コネクタ。
スライド式ICカード用コネクタ。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0014】図1は、本発明によるスライド式ICカー
ド用コネクタの第1実施例の内部構造を表す分解斜視図
である。インシュレータは、箱型の二重構造であって、
外側の2枚のベース1(1枚は図示せず)の中に2枚の
フレーム4がスライドできるように組み込まれている。
ド用コネクタの第1実施例の内部構造を表す分解斜視図
である。インシュレータは、箱型の二重構造であって、
外側の2枚のベース1(1枚は図示せず)の中に2枚の
フレーム4がスライドできるように組み込まれている。
【0015】図2は、第1実施例におけるICカードの
未挿入状態を表す断面図で、2つのインシュレータ(ベ
ース1とフレーム4)の間は2つのトグル10で連結さ
れていて、両トグル10は、屈曲状態にあり、各トグル
の連結部11は、抜去ボタン13の内部に位置し、リン
クピン12により連結されている。また、ベース1と抜
去ボタン13との間には駆動バネ14が組み込まれてい
て、抜去ボタン13はトグルの連結部11を押圧する。
各フレーム4には、内面に2つの突起6のついた片持ち
ばねタイプの弾力性を有する検出キー5が設けられてい
て、また、両フレーム4の内部に穴8の明いた1つのス
イッチ7が組み込まれ、バックスプリング9により押圧
されている。ICカードが未挿入のときは、各検出キー
5の一方の突起6(ICカードの入口と反対側、すなわ
ち、奥側のもの)がスイッチ7の上面、下面にそれぞれ
当たっていて、各検出キー5が各フレーム4の外形面か
ら張り出た状態で保持されて各ベース1の開口部2の傾
斜面3に当たり、各フレーム4が係止される。
未挿入状態を表す断面図で、2つのインシュレータ(ベ
ース1とフレーム4)の間は2つのトグル10で連結さ
れていて、両トグル10は、屈曲状態にあり、各トグル
の連結部11は、抜去ボタン13の内部に位置し、リン
クピン12により連結されている。また、ベース1と抜
去ボタン13との間には駆動バネ14が組み込まれてい
て、抜去ボタン13はトグルの連結部11を押圧する。
各フレーム4には、内面に2つの突起6のついた片持ち
ばねタイプの弾力性を有する検出キー5が設けられてい
て、また、両フレーム4の内部に穴8の明いた1つのス
イッチ7が組み込まれ、バックスプリング9により押圧
されている。ICカードが未挿入のときは、各検出キー
5の一方の突起6(ICカードの入口と反対側、すなわ
ち、奥側のもの)がスイッチ7の上面、下面にそれぞれ
当たっていて、各検出キー5が各フレーム4の外形面か
ら張り出た状態で保持されて各ベース1の開口部2の傾
斜面3に当たり、各フレーム4が係止される。
【0016】図3は、ICカードの挿入状態を表す断面
図である。ICカード17が挿入されると、スイッチ7
がICカード17の先端に押されてバックスプリング9
を圧縮しながら移動し、スイッチ7の穴8が各検出キー
5の突起6の位置まで移動すると、各検出キー5の突起
6が各ベース1の開口部2の傾斜面3に沿ってスイッチ
7の穴8に入り込み、各検出キー5が各フレーム4の中
に沈み込むので、各フレームの係止が解除される。この
とき、各トグルの連結部11が、抜去ボタン13と各ベ
ース1との間に組み込まれている駆動バネ14により屈
曲を延伸する方向に押圧されているから、各フレーム4
が両トグル10に押されて複数のピンコンタクト15の
弾力性に抵抗しながら右方向にスライドする。このた
め、両トグル10の倍力効果が働くので、駆動バネ14
の力が弱くて足り、したがってICカード17を抜去す
るときにも、抜去ボタン13を弱い力で押せば足りる。
図である。ICカード17が挿入されると、スイッチ7
がICカード17の先端に押されてバックスプリング9
を圧縮しながら移動し、スイッチ7の穴8が各検出キー
5の突起6の位置まで移動すると、各検出キー5の突起
6が各ベース1の開口部2の傾斜面3に沿ってスイッチ
7の穴8に入り込み、各検出キー5が各フレーム4の中
に沈み込むので、各フレームの係止が解除される。この
とき、各トグルの連結部11が、抜去ボタン13と各ベ
ース1との間に組み込まれている駆動バネ14により屈
曲を延伸する方向に押圧されているから、各フレーム4
が両トグル10に押されて複数のピンコンタクト15の
弾力性に抵抗しながら右方向にスライドする。このた
め、両トグル10の倍力効果が働くので、駆動バネ14
の力が弱くて足り、したがってICカード17を抜去す
るときにも、抜去ボタン13を弱い力で押せば足りる。
【0017】また、ICカード17の一部に切り欠き1
8を設け、ICカード17が正しい向き(前後を逆にし
ない)で挿入を完了したとき、切り欠き18が各検出キ
ー5の他方の突起6の位置に合致するようにしたから、
誤挿入及び不完全挿入を防止することができる。更に、
ICカード17の挿入が完了した状態では、各検出キー
5の一方の突起6がスイッチ7の穴8に入り、他方の突
起6がICカード17の切り欠き18に入るので、IC
カード17が脱落しない。
8を設け、ICカード17が正しい向き(前後を逆にし
ない)で挿入を完了したとき、切り欠き18が各検出キ
ー5の他方の突起6の位置に合致するようにしたから、
誤挿入及び不完全挿入を防止することができる。更に、
ICカード17の挿入が完了した状態では、各検出キー
5の一方の突起6がスイッチ7の穴8に入り、他方の突
起6がICカード17の切り欠き18に入るので、IC
カード17が脱落しない。
【0018】ICカード17を抜去するためには、抜去
ボタン13を押すと、駆動バネ14による抜去ボタン1
3の両トグル10への押圧力がなくなるので、両フレー
ム4が複数のピンコンタクト15の弾力性により初期位
置(図2)に復帰し、両検出キー5の突起6が自身の弾
性によりスイッチ7の穴8から脱出し、ICカード17
はスイッチ7により自動的に押し出される。なお、図1
においては、スイッチ7の表面から直角に穴8が明けら
れた構造が示されているが、実際はスイッチ7の表面か
らゆるやかに傾斜して穴8が明けられて、ICカード1
7を抜去するとき、両検出キー5の突起6が穴8から脱
出し易い構造に形成されている。
ボタン13を押すと、駆動バネ14による抜去ボタン1
3の両トグル10への押圧力がなくなるので、両フレー
ム4が複数のピンコンタクト15の弾力性により初期位
置(図2)に復帰し、両検出キー5の突起6が自身の弾
性によりスイッチ7の穴8から脱出し、ICカード17
はスイッチ7により自動的に押し出される。なお、図1
においては、スイッチ7の表面から直角に穴8が明けら
れた構造が示されているが、実際はスイッチ7の表面か
らゆるやかに傾斜して穴8が明けられて、ICカード1
7を抜去するとき、両検出キー5の突起6が穴8から脱
出し易い構造に形成されている。
【0019】図4は、本発明に用いるピンコンタクトと
ソケットコンタクトの斜視図である。基板上のベース1
には、このような円筒形のピンコンタクト15とソケッ
トコンタクト16が組み込まれている。ピンコンタクト
15は、その中心を支点として回転できるように保持さ
れ、その両端がそれぞれソケットコンタクト16に挿入
されている。
ソケットコンタクトの斜視図である。基板上のベース1
には、このような円筒形のピンコンタクト15とソケッ
トコンタクト16が組み込まれている。ピンコンタクト
15は、その中心を支点として回転できるように保持さ
れ、その両端がそれぞれソケットコンタクト16に挿入
されている。
【0020】ICカード17の一辺にも円筒形のソケッ
トコンタクト16が組み込まれている。
トコンタクト16が組み込まれている。
【0021】図5は、コンタクトの接触の原理を表す概
念図である。ICカード17の挿入前には、(a)のよ
うにピンコンタクト15とソケットコンタクト16とが
同一軸線上で向かい合って接触していないから、挿入力
が零であり、ICカード17を挿入すると、(b)のよ
うにピンコンタクト15が変形して、ソケットコンタク
ト16との間に接触力が発生する。このとき、操作力W
は、てこの原理により接触力Pに対して接点の間隔の比
に応じて小さくすることができる。この原理により、コ
ンタクトの芯数が多くても、ICカード17の挿入抜去
をスムーズに行える。また、接触力は、ピンコンタクト
15の変形によって発生するから、ソケットコンタクト
16は、バネ片を必要とせず、単純な円筒形で足りるの
で、小型化できる。
念図である。ICカード17の挿入前には、(a)のよ
うにピンコンタクト15とソケットコンタクト16とが
同一軸線上で向かい合って接触していないから、挿入力
が零であり、ICカード17を挿入すると、(b)のよ
うにピンコンタクト15が変形して、ソケットコンタク
ト16との間に接触力が発生する。このとき、操作力W
は、てこの原理により接触力Pに対して接点の間隔の比
に応じて小さくすることができる。この原理により、コ
ンタクトの芯数が多くても、ICカード17の挿入抜去
をスムーズに行える。また、接触力は、ピンコンタクト
15の変形によって発生するから、ソケットコンタクト
16は、バネ片を必要とせず、単純な円筒形で足りるの
で、小型化できる。
【0022】図6は、本発明の第2実施例の要部の分解
斜視図であり、検出キー5をフレーム4と一体ではなく
別個の部品で構成し、検出キー5の一方側をフレーム4
に設けられた支点部21にピン22を用いて回転できる
ように取り付ける。更に、検出キー5の他方側をサポー
トリンク23の一方側にピンを用いて回転できるように
取り付け、サポートリンク23の他方側をベース1にピ
ンを用いて回転できるように取り付ける。その他の構造
は、第1実施例と同様である。
斜視図であり、検出キー5をフレーム4と一体ではなく
別個の部品で構成し、検出キー5の一方側をフレーム4
に設けられた支点部21にピン22を用いて回転できる
ように取り付ける。更に、検出キー5の他方側をサポー
トリンク23の一方側にピンを用いて回転できるように
取り付け、サポートリンク23の他方側をベース1にピ
ンを用いて回転できるように取り付ける。その他の構造
は、第1実施例と同様である。
【0023】検出キー5とサポートリンク23は、IC
カードの挿入前では図7の状態にあり、ICカードの挿
入後には図8の状態に到る。
カードの挿入前では図7の状態にあり、ICカードの挿
入後には図8の状態に到る。
【0024】
【発明の効果】前記のように構成された本発明によれ
ば、次の効果を奏するスライド式ICカード用コネクタ
を得ることができる。
ば、次の効果を奏するスライド式ICカード用コネクタ
を得ることができる。
【0025】1.コンタクトの芯数が増大しても、人手
により簡易に操作することができ、また、コンタクトの
不完全接触もコネクタの過剰な押し込みも回避すること
ができ、操作性に優れる。
により簡易に操作することができ、また、コンタクトの
不完全接触もコネクタの過剰な押し込みも回避すること
ができ、操作性に優れる。
【0026】2.簡単で小型高密度化した構造となる。
【0027】3.ICカードの誤挿入、不完全挿入及び
脱落を防止することができる。
脱落を防止することができる。
【0028】4.抜去ボタンを押すことにより、ICカ
ードは自動的に押し出される。
ードは自動的に押し出される。
【図1】本発明の第1実施例の内部構造を表す分解斜視
図である。
図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるICカードの未挿
入状態を表す断面図であり、(a)は正面図、(b)は
(a)におけるA−A断面図、(c)は(a)における
B−B断面図である。
入状態を表す断面図であり、(a)は正面図、(b)は
(a)におけるA−A断面図、(c)は(a)における
B−B断面図である。
【図3】本発明の第1実施例におけるICカードの挿入
状態を表す断面図であり、(a)は正面図、(b)は
(a)における図1と同様の箇所の断面図、(c)は
(a)における図1と同様の箇所の断面図である。
状態を表す断面図であり、(a)は正面図、(b)は
(a)における図1と同様の箇所の断面図、(c)は
(a)における図1と同様の箇所の断面図である。
【図4】本発明に使用するコンタクトの斜視図である。
【図5】本発明に使用するコンタクトの接触の原理を表
す概念図であり、(a)は未接触状態、(b)は接触状
態である。
す概念図であり、(a)は未接触状態、(b)は接触状
態である。
【図6】本発明の第2実施例の要部の内部構造を表す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例におけるICカードの未挿
入状態を表す断面図であり、(a)は正面図、(b)は
(a)におけるA−A断面図、(c)は(a)における
B−B断面図、(d)は(b)における要部の平面図で
ある。
入状態を表す断面図であり、(a)は正面図、(b)は
(a)におけるA−A断面図、(c)は(a)における
B−B断面図、(d)は(b)における要部の平面図で
ある。
【図8】本発明の第2実施例におけるICカードの挿入
状態を表す断面図であり、(a)は正面図、(b)は
(a)における図7と同様の箇所の断面図、(c)は
(a)における図7と同様の箇所の断面図、(d)は
(b)における要部の平面図である。
状態を表す断面図であり、(a)は正面図、(b)は
(a)における図7と同様の箇所の断面図、(c)は
(a)における図7と同様の箇所の断面図、(d)は
(b)における要部の平面図である。
【図9】従来のICカード用コネクタの分解斜視図であ
り、(a)は全体図、(b)はカード側コネクタのソケ
ットコンタクトの接触部、(c)は基板側コネクタのピ
ンコンタクトの接触部である。
り、(a)は全体図、(b)はカード側コネクタのソケ
ットコンタクトの接触部、(c)は基板側コネクタのピ
ンコンタクトの接触部である。
【図10】従来の横スライド式コネクタの接触原理を表
す断面図であり、(a)は未接触状態、(b)は接触状
態である。
す断面図であり、(a)は未接触状態、(b)は接触状
態である。
1 ベース 2 開口部 3 傾斜面 4 フレーム 5 検出キー 6 突起 7 スイッチ 8 穴 9 バックスプリング 10 トグル 11 トグルの連結部 12 リンクピン 13 抜去ボタン 14 駆動バネ 15 ピンコンタクト 16 ソケットコンタクト 17 ICカード 18 切り欠き 21 支点部 22 ピン 23 サポートリンク 31 基板側コネクタ 32 ピンコンタクト 33 カード側コネクタ 34 ソケットコンタクト 35 接触用バネ片 41 上部ハウジング 42 バネ片 43 下部ハウジング 44 ピンコンタクト 45 ピンコンタクト保持体
Claims (5)
- 【請求項1】 ベースの内側にフレームがスライドでき
るように組み込まれ、ベースとフレームとはトグルで連
結され、トグルの連結部は抜去ボタンの内部に位置し、
ベースと抜去ボタンとの間に駆動バネが組み込まれ、フ
レームには突起のついた片持ちばり構造の弾力性を有す
る検出キーが設けられ、フレームの内部にはバネで付勢
される穴の明いたスイッチが組み込まれ、一辺に接点を
有するICカードが未挿入のときには検出キーの突起が
スイッチの穴のない部分に乗り上げてベースの開口部に
当接することによりフレームを係止し、ICカードが挿
入されたときにはスイッチが移動し、その穴に検出キー
の突起が入り込むことによりフレームの係止を解除して
スライドできるようにし、ICカードと基板とを接続す
ることを特徴とするスライド式ICカード用コネクタ。 - 【請求項2】 ベースとフレームと検出キーが各2個対
称に配設されていることを特徴とする請求項1記載のス
ライド式ICカード用コネクタ。 - 【請求項3】 ICカードの挿入が完了したとき、検出
キーに更についた突起がICカードに設けられた切り欠
きに入り込むことにより、ICカードの誤挿入、不完全
挿入及び脱落を防止することを特徴とする請求項1記載
のスライド式ICカード用コネクタ。 - 【請求項4】 検出キーをフレームとは別個の部品で構
成し、検出キーとベースとの間をサポートリンクで連結
することを特徴とする請求項1記載のスライド式ICカ
ード用コネクタ。 - 【請求項5】 トグルを2個設けられることを特徴とす
る請求項1記載のスライド式ICカード用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5140565A JP2689212B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | スライド式icカード用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5140565A JP2689212B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | スライド式icカード用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100471013B1 (ko) * | 2001-05-21 | 2005-03-08 | 닛폰 덴키 가부시끼 가이샤 | 인쇄회로 기판용 삽입/인출 지그 |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP5140565A patent/JP2689212B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100471013B1 (ko) * | 2001-05-21 | 2005-03-08 | 닛폰 덴키 가부시끼 가이샤 | 인쇄회로 기판용 삽입/인출 지그 |
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JP2689212B2 (ja) | 1997-12-10 |
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