JPH06348813A - 図形処理装置 - Google Patents

図形処理装置

Info

Publication number
JPH06348813A
JPH06348813A JP15995193A JP15995193A JPH06348813A JP H06348813 A JPH06348813 A JP H06348813A JP 15995193 A JP15995193 A JP 15995193A JP 15995193 A JP15995193 A JP 15995193A JP H06348813 A JPH06348813 A JP H06348813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
graphic
deformation
displayed
screen
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15995193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3142191B2 (ja
Inventor
Masahisa Kato
昌央 加藤
Takamasa Koyama
隆正 小山
Michio Miwa
道雄 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15995193A priority Critical patent/JP3142191B2/ja
Publication of JPH06348813A publication Critical patent/JPH06348813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3142191B2 publication Critical patent/JP3142191B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 図形要素の選択時に、変形対象の変形後にお
ける大凡の形状を表示することができる図形処理装置を
提供する。 【構成】 画面上に表示された立体図形1の図形要素
(頂点、稜線、面)を選択する操作(c)と、選択した
図形要素を移動する操作(f)とに応じて立体図形の変
形した図形を表示(g)する図形処理装置において、図
形要素3が選択(c)されてから移動操作が開始(e)
されるまでの間に、選択された図形要素3を移動方向に
一定距離だけずらして表示(d)する変形予告図形表示
手段を設ける。操作者が立体図形を変形するために図形
要素を選択すると、その図形要素が移動方向に一定距離
ずれて表示される。この変形予告図形4は、操作者に変
形後の立体図形の大凡の形状を視覚的に教える。変形予
告図形4は、操作者が、選択した図形要素の移動を開始
(e)すると画面から消える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの支援の
下に3次元の図形を作図する図形処理装置に関し、特
に、立体図形の変形操作を効率的に実施できるように構
成したものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ支援による図形処理装置
は、近年、建築の設計や各種の映像、グラフィックスの
作成などに盛んに利用されている。この装置では、立体
図形を画面に表示して、その図形要素(面、稜線、頂
点)を選択し、続いて図形要素の移動量を入力すること
によって、表示画面上で立体図形を変形することが可能
である。
【0003】この立体図形を変形する編集は、従来の図
形処理装置では、図25に示す操作手順で行なわれる。
表示画面の初期画面には、編集対象の立体図形である三
角柱1と、操作位置を指示するマウス・カーソル2とが
表示されている(a)。この画面上で、マウス・カーソ
ル2を三角柱1の一つの面へ移動するマウス操作を行な
い、クリック(マウス・ボタンを素早く押して放す)す
ると(b)、図形要素である面3が選択され、その選択
された面3は、通常表示より高輝度で表示され、他の選
択されていない部分と区別される(c)。
【0004】次に、選択された面3にマウス・カーソル
2を位置させたままマウス・ボタンを押し、ドラッグ
(マウス・ボタンを押しながらマウスを移動させる)す
ると、そのマウス操作に応じて、選択された面3がその
面3の法線方向に平行移動したり、あるいは、選択され
た面が移動しながら相似状に拡大し、それと共に仮変形
図形5が表示される(d)。
【0005】ユーザは、画面を見ながらこの移動操作を
行ない、面3が意図する位置に移動した時点でマウス・
ボタンを放す操作をすると、その位置に面3が固定さ
れ、通常の輝度表示に戻り、元の三角柱1が変形する
(e)。
【0006】こうすることにより、元の立体図形(三角
柱1)の面(面3)の1つ(すなわち、元の図形におけ
る4つの頂点)がその面の法線方向に平行移動し、また
は、移動距離に応じて大きさを相似状に拡大し、新しい
形状に変形する。
【0007】このような処理を行なう図形処理装置は、
その構成として、図17に示すように、表示画面上の入
力位置を指定するマウス等の位置座標入力手段11と、決
められた手順で図形データを処理する図形処理手段12
と、図形の形状や位置等の情報を記憶する記憶手段13
と、立体図形等を画面に表示する図形表示手段14とを備
えている。
【0008】この図形処理装置の記憶手段13には、図1
8に示すように、このような動作を実行する上で必要と
なる次のようなデータが格納されている。図形データ
は、図19(a)に示すように、立体図形を識別する番
号、その図形の名前、図形の種別(三角柱、四角柱な
ど)を表わす図形タイプ名および図形の各頂点の座標デ
ータから構成される。
【0009】変形パターン情報は、図形の変形種別(平
行移動か相似拡大か)を表わし、また、選択位置情報
は、図形選択のためにマウスのクリック操作が行なわれ
た画面上の入力位置の座標値を表わす。
【0010】仮変形図形データは、図19(b)に示す
ように、選択位置情報に基づいて検索され、コピーされ
た図形データである。
【0011】さらに、移動量入力情報は、マウスのドラ
ッグ操作によって入力された移動量を表わしている。
【0012】図形処理手段12は、記憶手段13に記憶され
たこれらのデータを操作しながら、マウスによって入力
されたデータに応じて各種の図形処理を実行する。
【0013】従来の図形処理装置における操作手順は、
図20に示すように、記憶手段13の初期設定(ステップ
1〜3)を行なった後、図形要素を選択し(ステップ4
〜8)、図形要素を移動し(ステップ9〜13)、終了
処理を実行する(ステップ14〜15)という順序で、
全体的な処理が進められる。個々の処理手順は、次の通
りである。
【0014】記憶手段13の初期設定は、図21に示すよ
うに、ステップ1;図形データをファイルから読み込ん
で格納し、ステップ2;記憶手段13の変形パターン情報
を既定値「平行移動」に設定し、選択位置情報、移動量
入力情報及び仮変形図形データをクリアする。次いで、
ステップ3;読み込んだ図形データを表示する(図25
(a))。
【0015】次に、操作者が、1つの図形の面、稜線あ
るいは頂点の図形要素を選択するためにマウスを移動す
る(図25(b))と、この操作に応じて、図22に示
す手順の動作を実行する。ステップ4;マウスによって
クリック操作が行なわれた選択位置のデータの入力を受
け、ステップ5;その選択位置情報に基づいて、選択さ
れた図形要素を図形データの中から検索する。ステップ
6;もし、この時、該当する図形データが見つからなけ
ればステップ4から繰り返し、ステップ7;見つかった
場合は、それを仮変形図形データの記憶領域へ複写す
る。ステップ8;また、見つけた図形要素を、図形表示
手段14で、通常の表示よりも高輝度に強調表示する(図
25(c))。
【0016】その後、操作者が、選択した図形要素の位
置を移動するためのマウス操作を行なうと、それに応じ
て、図23の手順で図形の変形を実行する。ステップ
9;マウスのドラッグ操作による移動量がデータ入力さ
れると、ステップ10;その移動量入力情報と変形パタ
ーン情報の内容(平行移動か相似拡大か)とから仮変形
図形データ(図形要素の位置情報)を変更する。なお、
図形要素の移動後の座標値を求める計算アルゴリズム
は、CAD( Computer Aided Design;計算機支援設
計)システム等で実用化されており、図形の種別(三角
柱、四角柱など)と、要素の種別(面、稜線、頂点)
と、変形パターン情報(相似拡大、平行移動)の組合せ
毎に、種々のものが知られている。ステップ11;次い
で、ステップ10で得た仮変形図形データの変更結果を
表示する(図25(d))。
【0017】ステップ12;マウスによる移動量の入力
は、マウス・ボタンの押された状態でマウスが移動して
いる限り、その入力が繰り返され、マウス・ボタンが放
されたときその入力が停止する。ステップ9では一時的
な移動量が入力されているにすぎない。したがって、こ
こでは、その入力が終了するまでステップ9からステッ
プ11までを繰り返す。ステップ13;移動量の入力が
終了したときは、元の図形データを、先の入力で更新さ
れた仮変形図形データで置き換え、更新する。
【0018】最後に、図24に示すように、ステップ1
4;変形パターン情報、選択位置情報、仮変形図形デー
タおよび移動量入力情報の記憶領域をクリアし、ステッ
プ15;図形データの更新された結果を表示する(図2
5(e))。
【0019】このように、従来の図形処理装置は、操作
者が画面に表示された図形要素をマウスで選択すると、
選択された図形要素を高輝度で表示し、また、操作者
が、立体図形の変形の様子を見ながら、この強調表示さ
れた図形要素を画面上で移動する操作を行なうと、その
移動量に合わせて立体図形を変形して表示する。
【0020】また、変形パタン情報を「相似拡大」に設
定した場合は、選択した図形要素が移動量に比例して相
似状に拡大変形する。その他の動作は、「平行移動」の
ときと変わりがない。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来の図形処理装置で
は、平行移動あるいは拡大移動等の変形パターンを予め
設定し、その後、図形要素を選択し、それを動かすと言
う一連の変形操作を実行する。しかし、図形要素を選択
した時点では、操作者は、変形後の立体図形がどのよう
な形状になるのかを視覚的に捉えることができない。そ
のため、図形要素を選択し、図形を少し動かした時に、
あるいは動かし終った後に、変形形状が意図したものと
違っていることに気付く事態もしばしば発生する。こう
した場合には、これまでの変形操作を取り消す操作と、
変形パターンを変更する操作とを行なった後、再び同じ
ような変形操作を実施することが必要になる。
【0022】本発明は、こうした従来の図形処理装置の
欠点を解決するものであり、図形要素の選択時に、変形
対象の変形後における大凡の形状を表示することによっ
て変形操作をやり易くした図形処理装置を提供すること
を目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、画
面上に表示された立体図形の図形要素を選択する操作
と、選択した図形要素を移動する操作とに応じて立体図
形の変形した図形を表示する図形処理装置において、図
形要素が選択されてから移動操作が開始されるまでの間
に、選択された図形要素を移動方向に一定距離だけずら
して表示する変形予告図形表示手段を設けている。
【0024】また、選択された図形要素を一定距離だけ
ずらして表示するときの図形要素の移動方向を設定する
ずらし方向設定手段を設けている。
【0025】また、ずらし方向設定手段が、立体図形の
空間位置を表わす座標軸に対する方向性の指定に基づい
て、その移動方向を設定するように構成している。
【0026】また、ずらし方向設定手段が、立体図形の
画面上の位置を表わす座標軸に対する方向性の指定に基
づいて、その移動方向を設定するように構成している。
【0027】また、ずらし方向設定手段が、立体図形の
内部方向または外部方向をその移動方向として設定する
ように構成している。
【0028】また、選択された図形要素を移動方向にず
らして表示するときの移動量を設定するずらし量設定手
段を設けている。
【0029】また、ずらし量設定手順が、立体図形を表
示する画面の寸法に対して一定の比率となるように、そ
の移動量を設定する構成にしている。
【0030】また、ずらし量設定手順が、図形要素の大
きさに対して一定の比率となるように、その移動量を設
定する構成にしている。
【0031】さらに、ずらし量設定手順が、立体図形の
空間位置を表わす座標系における基準長さ単位の整数倍
にその移動量を設定するように構成している。
【0032】
【作用】そのため、操作者が立体図形を変形するために
図形要素(頂点、稜線、面)を選択すると、その図形要
素が移動方向に一定距離ずれて表示される。この変形を
予告する図形(変形予告図形)は、操作者に変形後の立
体図形の大凡の形状を視覚的に教えてくれる。
【0033】この変形予告図形は、操作者が、選択した
図形要素の移動を開始すると、画面から消える。
【0034】また、この装置では、変形予告図形の移動
方向を設定することができる。この移動方向は、立体図
形の空間位置を表わす座標系または画面上の位置を表わ
す座標系の座標軸を正方向に指定したり、負方向に指定
することにより設定することができる。また、移動方向
を、立体図形の内側または外側に指定することができ
る。
【0035】また、この装置では、変形予告図形の移動
量を設定することができる。この移動量は、画面寸法に
対する所定の比率に設定したり、選択した図形要素の長
さや面積などの大きさに比例する長さに設定したり、立
体図形の空間位置を表示する座標系の基準長さ単位の整
数倍に設定することができる。
【0036】
【実施例】
(第1実施例)本発明の実施例における図形処理装置
は、画面上の図形を変形する操作に伴なって、図1に示
す順序でその表示を変化させる。
【0037】表示画面の初期画面には編集対象の立体図
形である三角柱1と、操作位置を指示するマウス・カー
ソル2とが表示されている(a)。この画面上で、操作
者がマウス・カーソル2を三角柱1の一つの面へ移動し
てクリックすると(b)、その部分図形である面3が選
択され、高輝度で表示される(c)。
【0038】続いて、選択した面3を一定量だけ法線方
向に平行移動または拡大移動した図形(変形予告図形
4)が表示される(d)。この時、マウス・カーソル
は、面3を選択した時の位置のままである。
【0039】次に、面3を移動させるために、マウス・
カーソルの位置をそのまま(面3と重なっている)にし
て、マウス・ボタンを押すと、変形予告図形4が消える
(e)。続いて、マウスをドラッグすると、その移動量
に応じて選択された面3がその面3の法線方向に平行移
動または拡大移動し、それと同時に仮変形図形5が表示
される(f)。
【0040】画面を見ながらこの面3の移動操作を行な
い、面3が意図した位置に移動した時点で、マウス・ボ
タンを放す操作をすると、その位置へ面3が固定され、
元の三角柱1から変形した形状の三角柱が再び通常の輝
度で表示される(g)。
【0041】このように、実施例の図形処理装置では、
操作者が図形要素(この場合は面)を選択した時点で、
画面に変形予告図形が表示される。そのため、操作者
は、自ら行なおうとしている変形に誤りの無いことを確
認してから、移動量を入力し、図形を変形することがで
きる。
【0042】この処理手順を実施する図形処理装置の基
本構成は従来のもの(図17)と変わりがないが、本発
明の図形処理装置は、その図形処理手段12に、図2に示
すように、従来の図形処理装置と同様の処理手順を実行
する図形処理部21の他に、変形予告図形を表示する変形
予告図形表示処理部22を備えている。
【0043】また、記憶手段13は、このような動作を実
行する上で必要となるデータとして、従来の図形処理装
置が必要としたデータ(図18)に加えて、図3に示す
ように、変形予告図形を表示するための「変形予告図形
データ」、変形予告図形をどの方向にずらして表示する
かを表わす「ずらし方向情報」およびそのときのずらす
量を表わす「ずらし量情報」を記憶している。
【0044】図形処理手段12は、記憶手段13に記憶され
たデータを操作しながら、マウスによって入力されたデ
ータに応じて各種の図形処理を実行する。
【0045】実施例の図形処理装置における動作手順
は、図5に示すように、記憶手段13の初期設定(ステッ
プ1〜ステップ3)を行なった後、図形要素を選択(ス
テップ4〜ステップ8)し、変形予告図形を表示(ステ
ップ20〜ステップ24)し、図形要素を移動(ステッ
プ9〜ステップ13)し、最後に終了処理(ステップ1
4〜ステップ15)を実行するという順序で全体的な処
理が進められる。個々の処理手順は、次の通りである。
【0046】記憶手段13の初期設定の手順は、図21に
示すものと同じであり、ステップ1;図形データをファ
イルから読み込んで格納し、ステップ2;記憶手段の変
形パターン情報を既定値「平行移動」に設定し、ずらし
方向情報を既定値「X座標軸正方向、Y座標軸正方向、
Z座標軸正方向」に設定し、ずらし量情報を既定値
「1」に設定し、選択位置情報、移動量入力情報、仮変
形用図形データおよび変形予告用図形データをそれぞれ
クリアする。次いで、ステップ3;読み込んだ図形デー
タを表示する(図1(a))。
【0047】次に、操作者が、1つの図形の面、稜線あ
るいは頂点の図形要素を選択するためにマウスを移動す
る(図1(b))と、この操作に応じて、図22と同じ
手順で図形要素の選択動作を実行する。ステップ4;マ
ウスによってクリック操作が行なわれた選択位置のデー
タの入力を受け、ステップ5;その選択位置情報に基づ
いて、選択された図形要素を図形データの中から検索す
る。ステップ6;もし、この時、該当する図形データが
見つからなければステップ4から繰り返し、ステップ
7;見つかった場合は、それを仮変形図形データの記憶
領域へ複写する。ステップ8;また、見つけた図形要素
を、図形表示手段14により、通常の表示より高輝度で強
調表示する(図1(c))。
【0048】続いて、本発明において特徴とする変形予
告図形4を表示する動作を、図6の手順に従って実行す
る。ステップ20;ステップ7で複写した仮変形用図形
データを、さらに変形予告図形データへ複写し、ステッ
プ21;この変形予告図形データを、元の図形データの
種類、選択した図形要素の種類、変形パターン情報、ず
らし方向情報およびずらし量情報の各内容に基づき、図
形の変形アルゴリズムを用いて変形し、更新する。ステ
ップ22;その更新結果を表示し(図1(d))、ステ
ップ23;移動量の入力開始を待つ。ただし、ここで、
作業中断の指示が入力された場合には、処理を終了す
る。ステップ24;移動量の入力が開始されると、変形
予告図形4を消去する(図1(e))。
【0049】移動量の入力が開始された後は、従来の装
置と同様に、図23に示す手順で選択した図形要素の位
置を移動し、立体図形を変形する。ステップ9;マウス
のドラッグ操作による移動量がデータ入力されると、ス
テップ10;その移動量入力情報と変形パターン情報と
の内容に従って仮変形図形データを変更する。ステップ
11;次いで、ステップ10で得た仮変形図形データの
変更結果を表示する(図1(f))。ステップ12;マ
ウス・ボタンの押された状態でマウスが移動し続け、マ
ウスからの移動量の入力が継続する限り、ステップ9か
らステップ11までの動作を繰り返す。ステップ13;
移動量の入力が終了したときは、元の図形データを、先
の入力で更新された仮変形図形データで置き換え、更新
する。
【0050】次いで、終了処理を図24に示す手順で実
行する。ステップ14;変形パターン情報、選択位置情
報、仮変形図形データ、移動量入力情報、変形予告図形
データ、ずらし方向情報およびずらし量情報の各記憶領
域をクリアし、ステップ15;図形データの更新された
結果を表示する(図1(g))。
【0051】このように、本発明の図形処理装置では、
立体図形の変形操作において、図形要素が選択された時
から移動量の入力開始までの間に、立体図形の種類や図
形要素の種類、および変形のパタン等に応じて、設定さ
れた位置に図形要素をずらして表示することにより、移
動量を入力する前に、予め移動結果の概要を表示するこ
とができる。
【0052】また、表示画面上でのマウス操作は、クリ
ックやドラッグなどの一般的なマウス操作以外にも、ダ
ブル・クリック(ボタンを素早く続けて2度押す)操作
や、あるいは、最近一般的に多く使用されているGUI
(Graphial User Interface:画面上に電子的なボタン
やメニューを配置して、マウス操作により入力操作する
インタフェース方式)による操作方法を採ることもでき
る。
【0053】また、3次元位置情報の入力には、マウス
のドラッグ操作とボタンの組合せによる3次元位置の入
力操作以外に、3次元位置を磁気で読み取るセンサ装置
などを用いた直接的な3次元位置入力方法やキーボード
により3次元位置を数値で直接入力する方法等を採るこ
ともできる。
【0054】また、この実施例では、移動する図形要素
として面を取り上げたが、稜線、頂点などの要素も同様
に取り扱えることは言うまでもない。
【0055】(第2実施例)第2実施例では、この図形
処理装置において、変形予告図形の「ずらし方向情報」
を設定する場合の動作について説明する。
【0056】図1(d)に示すように、マウスによって
面3が選択された場合、変形予告図形4は、選択された
面3の法線方向に一定距離ずれた位置に表示される。し
かし、法線方向は、面3に関して言えば、立体図形の外
側に向かう方向と内側に向かう方向との2方向がある。
ずらし方向情報の設定により、変形予告図形のずれる方
向がそのいずれかに決定される。
【0057】ずらし方向情報を設定する表示画面には、
図7に示すように、編集図形を表示する図形表示領域6
と、ずらし方向情報の設定を入力するずらし方向設定パ
ネル9とが表示される。操作者は、設定パネルに表示さ
れた設定条件をマウス操作により選択する。
【0058】図7には、ずらし方向情報を世界座標系
(立体図形の空間の位置を表わす座標系)の軸に対する
向きで設定する場合の画面例を示している。操作者は、
座標軸の「X軸」「Y軸」「Z軸」のそれぞれを「+
(正)方向」に採るか、「−(負)方向」に採るかをマ
ウス・カーソルで選択する。その選択に従って、ずらし
方向設定パネル9の表の該当箇所に記号(丸印)が表示
され、また、図形表示領域6には、立体図形1の選択さ
れた面3を設定方向にずらした変形予告図形4が表示さ
れる。
【0059】図7(a)には、図形表示の座標系が座標
軸7(これは必ずしも表示画面に表示されているとは限
らない)であるとき、ずらし方向情報が世界座標系のX
軸、Y軸、Z軸に対して全て正方向(以下、「世界座標
系(X,Y,Z)=(+,+,+)」と記す)に設定さ
れている場合の表示例を示している。このとき、変形予
告図形4は、面3の二つの法線の内、ずらし方向情報の
設定条件をより多く満たしている法線(つまり、法線の
X、YまたはZ軸成分のより多くが正である法線)の方
向に移動する。
【0060】また、図7(b)には、図形表示の座標系
が図7(a)と同じで、ずらし方向情報が「世界座標系
(X,Y,Z)=(+,−,+)」である場合の表示例
を示している。このとき、変形予告図形4は、面3の二
つの法線の内、そのX、YまたはZ軸成分が、ずらし方
向情報の設定条件をより多く満たしている法線の方向
(従って、図7(a)の場合とは、反対方向)へ移動し
て表示される。
【0061】また、図7(c)には、ずらし方向が図7
(a)と同じ(「世界座標系(X,Y,Z)=(+,
+,+)」)で、図形表示の座標系が図7(a)の状態
から90度回転している場合の表示例を示している。表
示座標系の向きが変わっていても、ずらし方向の設定が
同じであるならば、図7(a)と同じような移動結果を
得ることになる。
【0062】こうした処理を行なうために、図形処理装
置は、図8に示すように、基本構成の図形処理手段12内
に、ずらし方向情報設定変更部23を備え、ここで、記憶
手段13に記憶されたずらし方向情報の設定・変更を行な
う。
【0063】第2実施例におけるずらし方向の設定は、
図9に示すように、ステップ25:ずらし方向設定パネ
ル9を表示し、ステップ26:操作者のパネルに対する
入力を受け、ステップ27:その入力に応じて、ずらし
方向情報を更新する。という順序で行なわれる。設定の
入力には、GUIによる入力方法の外に、キーボードを
用いたコマンド入力方法等を用いることも勿論可能であ
る。
【0064】また、このずらし方向情報を設定変更する
手順(ステップ25〜27)が、第1実施例の動作手順
における、初期設定時に既定値を設定した(ステップ
2)後から、変形予告図形を作成する(ステップ21)
までの間に実行された場合には、引き続いて行なわれる
変形予告図形4の位置表示に反映させる。しかし、それ
以外の時でも、ずらし方向情報の内容を変更することは
可能である。
【0065】このように、変形予告図形のずれる方向を
設定・変更することにより、操作者は、変形予告図形の
表示された位置から、図形要素の移動操作に伴なう図形
要素の移動方向を知ることができる。また、図7に示す
ように、世界座標系の各軸に対してずらし方向を設定す
ることにより、常に同方向へ変形した予告図形を表示さ
せることができる。
【0066】(第3実施例)第3実施例では、変形予告
図形のずらし方向情報を、画面の座標軸(画面座標系)
に対して設定する場合について説明する。なお、表示画
面、操作者の操作については、第2実施例の場合と変わ
りがない。
【0067】図10に、ずらし方向情報を画面座標系8
の軸に対する向きで設定した場合の画面例を示してい
る。図10(a)では、ずらし方向情報が画面座標系の
X軸およびY軸に対して全て正方向(「画面座標系
(X,Y)=(+,+)」)に設定されている場合の表
示例を示している。
【0068】このとき、変形予告図形4は、面3の二つ
の法線の内、その画面座標系8における方向が、同座標
系上の(0,0)から(1,1)に向かう直線の方向に
より近い法線に沿って移動する。
【0069】また、図10(b)では、ずらし方向の設
定(「画面座標系(X,Y)=(+,+)」)について
は図10(a)と同じであるが、表示されている立体図
形の向きが異なる場合の表示例を示している。このと
き、変形予告図形4は、表示画面に対して図10(a)
と同じ方向へ移動する。
【0070】このように、画面座標系の各軸に対してず
らし方向情報を設定した場合には、立体図形の表示の向
きが異なっていても、常に、画面の同方向へ変形予告図
形を表示することができる。
【0071】(第4実施例)第4実施例では、変形予告
図形のずらし方向情報を、立体図形との関係において設
定する場合について説明する。なお、表示画面、操作者
の操作については第2実施例のときと変わりがない。
【0072】図11に、ずらし方向情報を、図形の内側
か、外側か、によって設定する場合の画面例を示してい
る。図11(a)では、ずらし方向情報が立体に対して
外側方向(「立体(方向)=(外側)」)に設定されて
いる場合の表示例を示している。
【0073】このとき、変形予告図形4は、面3の二つ
の法線の内、立体図形の外側に向かう法線の方向に移動
する。
【0074】また、図11(b)では、ずらし方向の設
定(「立体(方向)=(外側)」)については図11
(a)と同じであるが、表示されている立体図形の向き
が異なる場合の表示例を示している。このとき、変形予
告図形4は、図11(a)と同様、立体図形の外側に向
かう法線方向に移動する。
【0075】また、図示はしていないが、ずらし方向を
「立体(方向)=(内側)」に設定した場合は、変形予
告図形は、常に立体の内部方向へ移動する。
【0076】このように、立体の内側または外側方向に
ずらし方向を設定することにより、図形の表示の向きに
拘わらず、常に、立体の拡大方向、あるいは縮小方向へ
移動する変形予告図形を表示することができる。
【0077】(第5実施例)第5実施例では、ずらし量
情報を設定する場合の動作について説明する。表示画面
には、図12に示すように、編集図形を表示する図形表
示領域6と、ずらし量情報の設定を入力するずらし量設
定パネル93とが表示される。操作者は、マウスやキーボ
ードを操作して設定パネルに設定条件を入力する。
【0078】図12には、ずらし量情報を、画面の寸法
に対する縮尺によって設定する場合の画面例を示してい
る。ずらし量設定パネル93の「X方向」および「Y方
向」の欄には、変形予告図形の横および縦方向における
移動距離を、画面の寸法に対する比の形で入力する。図
形表示領域6には、変形予告図形4が、立体図形1の選
択された面3から設定距離だけ離れた位置に表示され
る。
【0079】図12(a)、(b)および(c)では、
このずらし量情報を、画面の縦方向および横方向寸法の
それぞれ10分の1に設定している(「画面寸法(X,
Y)=(1/10,1/10))。また、図形表示画面
6の画面内には、縮尺提示図形10(これは必ずしも表示
画面に表示されているとは限らない)が表示され、立体
図形の大きさを、この縮尺との比較で読み取ることがで
きる。
【0080】ずらし量情報の設定条件が同じであるため
に、選択された面3から変形予告図形4までの移動距離
は、図12(a)、(b)および(c)の各々において
変わらない。
【0081】しかし、図12(a)から(b)、(c)
へ行くに連れて、立体図形が縮小して表示されているた
め、立体図形1から変形予測図形4までの距離は、
(b)、(c)に行くに従って、大きくなるように見え
る。
【0082】こうした処理を行なうために、この図形処
理装置は、図13に示すように、基本構成の図形処理手
段12内に、ずらし量情報設定変更部24を備え、ここで、
記憶手段13に記憶されたずらし量情報を設定変更する。
【0083】第5実施例におけるずらし量の設定は、図
14に示すように、ステップ28:ずらし量設定パネル
93を表示し、ステップ29:操作者のパネルに対する入
力を受け、ステップ30:その入力に応じて、ずらし量
情報を更新する。という順序で行なわれる。
【0084】また、このずらし量情報の変更手順(ステ
ップ28〜30)が、第1実施例の動作手順における、
初期設定時に既定値を設定した(ステップ2)後から、
変形予告図形を作成する(ステップ21)までの間に実
行された場合には、引き続いて行なわれる変形予告図形
4の位置表示に反映される。しかし、それ以外の時でも
ずらし量情報の内容を変更することは可能である。
【0085】このように、変形予告図形のずれる量を設
定し、その位置に変形予告図形を表示することにより、
操作者は、移動量入力時(ステップ9)の入力量に対す
る目安を付けることができ、また、移動量の入力前に変
形形状を確認することができる。
【0086】また、図12に示すように、ずらし量を画
面の寸法に対する比率で設定した場合には、表示画面に
対して大きな図形の変形予告図形が画面からはみ出さな
いように、あるいは小さな図形の変形予告図形が画面で
見分けることができるように表示させることができる。
【0087】(第6実施例)第6実施例では、変形予告
図形のずらし量を、選択された図形要素の大きさ(図形
要素が面であれば、その面積、線であれば、その長さ)
に比例させるか、または、図形要素の大きさに関わら
ず、一定にするかを選ぶことができるように構成してい
る。なお、表示画面、操作者の操作については、第5実
施例の場合と変わりがない。
【0088】図15には、ずらし量情報を、図形要素の
大きさに比例するように設定した場合の画面例を示して
いる。ずらし量設定パネル94の「比例」、「定量」を選
択する欄には、マウスでの選択に従って記号(丸印)が
付されている。また、図形表示領域には、三角柱の面を
マウス・カーソルで選択したとき、選択した面の面積に
比例する距離だけ移動した変形予告図形4が表示されて
いる。
【0089】図15(a)と、図15(b)には、図形
表示領域に、大きさの異なる図形がどちらも同じ縮尺で
表示され、また、ずらし量設定パネル94には、ずらし量
の情報が選択した図形要素の大きさ(面の場合は面積、
稜線の場合は長さ、ただし、頂点の場合は設定に関係な
く定量とする)に比例するように設定されている。この
時、変形予告図形の移動量は、それぞれの選択された面
の面積の大きさに比例するため、図15(a)では、図
15(b)よりも大きく移動している。
【0090】このように、ずらす量を、選択した図形要
素の長さや面積等に対して所定の比率に設定することに
より、図形が大きければ大きく、図形が小さければ小さ
く表示することができ、図形形状の特徴を反映した移動
表示が可能になる。
【0091】(第7実施例)第7実施例では、変形予告
図形のずらし量を、世界座標系(立体図形の空間位置を
表わす座標系)の基本単位長の整数倍に設定する場合に
ついて説明する。なお、表示画面や操作者の操作につい
ては、第5実施例の場合と変わりがない。
【0092】図16には、ずらし量情報を、世界座標系
の単位長の5倍に設定した場合の画面例を示している。
ずらし量設定パネル95には、世界座標系の単位長に対す
る倍率を数値で入力する。図形表示領域6には、三角柱
1の選択された面3から設定された距離だけ移動した位
置に変形予告図形4が表示される。
【0093】図16(a)および図16(b)の図形表
示領域6には、大きさの同じ図形が異なる縮尺で表示さ
れている。図16(b)では、図16(a)に比して世
界座標系の1単位の大きさが小さいため、同じ5単位で
あっても、図16(b)の方が変形予告図形の移動量が
少ない。
【0094】また、図16(a)と図16(c)の図形
表示領域6には、大きさの異なる立体図形が同じ縮尺で
表示されている。この場合には、どちらも世界座標系の
1単位が同じ大きさであるため、変形予告図形4の移動
量は、5単位分の同じ長さになる。
【0095】このように、ずらす量を、図形の位置する
座標系の一単位の整数倍に設定することにより、変形予
告図形を、画面の表示状態や図形の大きさによらない絶
対的な距離だけ移動させることが可能になる。
【0096】以上の各実施例では、変形パターンが「平
行移動」に設定されている場合について説明した。変形
パターンの設定が「相似拡大」である場合には、変形予
告図形は、選択された図形要素の相似拡大された図形と
して表示される。この変形予告図形の形成される方向お
よび位置は、平行移動の場合と同様に、操作者が自ら設
定することができる。このとき図形処理装置は、平行移
動の場合に同様の動作を行なう。
【0097】また、選択された図形の移動方向および変
形予告図形のずれる方向について、実施例では、選択さ
れた面の法線方向であるとして説明したが、これは設定
の仕方によって、別の方向を採ることも可能である。
【0098】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の図形処理装置は、立体図形の変形操作の前
に、変形予告図形を表示することができるため、操作者
は、立体図形の変形における変形パターンを確認し、ま
た、次の操作で必要となる移動量を把握することができ
る。また、変形パターンが意に沿わないものであるとき
は、直ちに設定条件を変更して、変形をやり直すことが
できるため、図形処理の作業能率が向上する。
【0099】また、操作者は、変形予告図形の移動方向
を自ら設定することができる。そして、設定方向に移動
した変形予告図形を見ることによって、変形する際の図
形の移動方向を知ることができる。
【0100】また、操作者は、変形予告図形の移動量を
自ら設定することができる。そして、設定量だけ移動し
た変形予告図形を見ることによって、図形移動の操作量
を視覚的に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の図形処理装置における操
作手順を説明する図、
【図2】第1実施例の図形処理装置における図形処理手
段の構成を示すブロック図、
【図3】第1実施例の図形処理装置の記憶手段に格納さ
れるデータ構成を示す図、
【図4】第1実施例の装置の記憶手段に格納される変形
予告図形データの構造図、
【図5】第1実施例の装置における全体的な処理手順を
示すフローチャート、
【図6】第1実施例の装置における変形予告図形の表示
手順を示すフローチャート、
【図7】第2実施例における表示画面例を示す図、
【図8】第2実施例の図形処理装置における図形処理手
段の構成を示すブロック図、
【図9】第2実施例におけるずらし方向情報設定の手順
を示すフローチャート、
【図10】第3実施例における表示画面例を示す図、
【図11】第4実施例における表示画面例を示す図、
【図12】第5実施例における表示画面例を示す図、
【図13】第5実施例の装置における図形処理手段の構
成を示すブロック図、
【図14】第5実施例におけるずらし量情報の設定手順
を示すフローチャート、
【図15】第6実施例における表示画面例を示す図、
【図16】第7実施例における表示画面例を示す図、
【図17】従来の図形処理装置の構成を示すブロック
図、
【図18】従来の図形処理装置の記憶手段に格納される
データの構成を示す図、
【図19】従来の図形処理装置の記憶手段に格納される
(a)図形データ、(b)仮変形図形データの構造を示
す図、
【図20】従来の図形処理装置における全体的な処理手
順を示すフローチャート、
【図21】従来の図形処理装置における初期設定の手順
を示すフローチャート、
【図22】従来の図形処理装置における図形要素の選択
の手順を示すフローチャート、
【図23】従来の図形処理装置における図形要素の移動
の手順を示すフローチャート、
【図24】従来の図形処理装置における終了設定の手順
を示すフローチャート、
【図25】従来の図形処理装置の操作手順を説明する図
である。
【符号の説明】
1 三角柱 2 マウス・カーソル 3 選択された面 4 変形予告図形 5 仮変形図形 6 図形表示領域 10 縮尺提示図形 11 位置座標入力手段 12 図形処理手段 13 記憶手段 14 図形表示手段 21 図形処理部 22 変形予告図形表示処理部 23 ずらし方向情報設定変更部 24 ずらし量情報設定変更部 7 座標軸(世界座標系) 8 座標軸(画面) 9、91、92、93 ずらし方向設定パネル 94、95 ずらし量設定パネル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に表示された立体図形の図形要素
    を選択する操作と、選択した前記図形要素を移動する操
    作とに応じて前記立体図形の変形した図形を表示する図
    形処理装置において、 前記図形要素が選択されてから移動操作が開始されるま
    での間に、選択された前記図形要素を移動方向に一定距
    離だけずらして表示する変形予告図形表示手段を設けた
    ことを特徴とする図形処理装置。
  2. 【請求項2】 選択された前記図形要素を一定距離だけ
    ずらして表示するときの前記図形要素の移動方向を設定
    するずらし方向設定手段を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の図形処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ずらし方向設定手段が、前記立体図
    形の空間位置を表わす座標軸に対する方向性の指定に基
    づいて前記移動方向を設定することを特徴とする請求項
    2に記載の図形処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ずらし方向設定手段が、前記立体図
    形の画面上の位置を表わす座標軸に対する方向性の指定
    に基づいて前記移動方向を設定することを特徴とする請
    求項2に記載の図形処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ずらし方向設定手段が、前記立体図
    形の内部方向または外部方向を前記移動方向に設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の図形処理装置。
  6. 【請求項6】 選択された前記図形要素を移動方向にず
    らして表示するときの移動量を設定するずらし量設定手
    段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の図形処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記ずらし量設定手順が、前記立体図形
    を表示する画面の寸法に対して一定の比率となるように
    前記移動量を設定することを特徴とする請求項6に記載
    の図形処理装置。
  8. 【請求項8】 前記ずらし量設定手順が、前記図形要素
    の大きさに対して一定の比率となるように前記移動量を
    設定することを特徴とする請求項6に記載の図形処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記ずらし量設定手順が、前記立体図形
    の空間位置を表わす座標系における基準長さ単位の整数
    倍に前記移動量を設定することを特徴とする請求項6に
    記載の図形処理装置。
JP15995193A 1993-06-07 1993-06-07 図形処理装置 Expired - Fee Related JP3142191B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15995193A JP3142191B2 (ja) 1993-06-07 1993-06-07 図形処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15995193A JP3142191B2 (ja) 1993-06-07 1993-06-07 図形処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06348813A true JPH06348813A (ja) 1994-12-22
JP3142191B2 JP3142191B2 (ja) 2001-03-07

Family

ID=15704733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15995193A Expired - Fee Related JP3142191B2 (ja) 1993-06-07 1993-06-07 図形処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3142191B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3142191B2 (ja) 2001-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5371845A (en) Technique for providing improved user feedback in an interactive drawing system
JP4430149B2 (ja) 部品モデルの寸法情報を手動で選択・表示・再位置決めする装置及び方法
US6025847A (en) Three dimensional modeling system with visual feedback
US20060017725A1 (en) Information processing method and information processing apparatus
JP2005259148A (ja) 要素を選択する方法およびプログラム
GB2317798A (en) Method and apparatus for providing three-dimensional model associativity
JP3803509B2 (ja) 薄板金属製作設備全体にわたって設計製作情報を分配する装置および方法
JPH0773344A (ja) 2次元グラフィック・ディスプレイにおける3次元点の指定方法及び装置
EP0550812A1 (en) Precision automatic scrolling for an image display system
GB2284524A (en) Graphic editing apparatus and method
JP3186241B2 (ja) 図形編集装置
JP3437223B2 (ja) 形状表示装置および形状表示方法
JP4046370B2 (ja) 3次元形状の作図方法
JPH07111742B2 (ja) 図形の変形方法及び装置
JP3599198B2 (ja) 図形編集装置
JP3369734B2 (ja) 3次元計算機支援設計装置及び方法
Kalay Worldview: An integrated geometric-modeling/drafting system
US6392648B1 (en) Three dimensional graphical display generating system and method
JP3142191B2 (ja) 図形処理装置
JP3672352B2 (ja) 3次元立体配置編集方法及び3次元立体配置編集装置
JP3361652B2 (ja) 立体図形配置入力方法及びグラフィックシステム
JPH08249500A (ja) 3次元図形の表示方法
WO1995011482A1 (en) Object-oriented surface manipulation system
US20030107567A1 (en) Oriented three-dimensional editing glyphs
JP2656484B2 (ja) 図面管理方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees