JPH0634859Y2 - 指圧噴射容器の注ぎ口装置 - Google Patents

指圧噴射容器の注ぎ口装置

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JPH0634859Y2
JPH0634859Y2 JP18403287U JP18403287U JPH0634859Y2 JP H0634859 Y2 JPH0634859 Y2 JP H0634859Y2 JP 18403287 U JP18403287 U JP 18403287U JP 18403287 U JP18403287 U JP 18403287U JP H0634859 Y2 JPH0634859 Y2 JP H0634859Y2
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JP
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spout
cap
plug
top wall
rod
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JP18403287U
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JPH0188759U (ja
Inventor
誠一 北林
Original Assignee
誠一 北林
株式会社丸一製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) この考案はたとえば醤油、食酢、食用油等液状の食品、
化粧水、乳液等の化粧品、洗剤液等を収容する容器の注
ぎ口兼用の口蓋に関するもので、容器の本体から取外す
必要がなく、使用に簡便であり、かつ安価に生産できる
ような注ぎ口の手段を提供するのがその目的である。
(考案の構成) 以下、図示の実施例につきこの考案を説明すれば、この
考案にかかる装置は弾性材料で成型した容器の口壁1に
回転自在かつ脱けがたく基筒部21を外嵌したキャップ2
と、口壁1に回転しがたく嵌挿した通孔31つきの口栓3
とからなっている。
キャップ2は基筒部21から偏心して上方に伸びる牛角状
の嘴部22をもっており、嘴部23の突端には注ぎ口23が形
成されている。
口栓3は弾性体からなっており、頂壁31の偏心位置にお
いて突桿32が頂壁31と一体に樹立形成されている。突桿
32の先端には栓頭33が形成されている。
そして、この考案によれば、第1図に示すように、注ぎ
口23と栓頭33とが頂壁31における突桿32の基部の角位置
と同位相において嵌合し、そして第2図に示す逆位相に
おいては注ぎ口23が栓頭33から開放されるように、嘴部
22と突桿32との関係位置およびそれぞれの寸度が定めら
れている。
なお、図示の実施例において36は口栓3の裾筒35周面に
設けた細ひだで、口壁1に嵌挿した口栓3を回転しがた
く取付けるためであるが、接着または部分溶接などで口
栓3を軽く固定してもよい。
さて、この考案は前記のようにしてなり、口栓3は容器
の口壁1に回転しがたく嵌挿されているとともに口栓の
頂壁31の偏心位置に突桿32が樹立形成されている一方、
キャップ2はその基筒部21が口壁1に回転自在に外嵌さ
れているとともに基筒部21から偏心して上方に伸びる牛
角状の嘴部22の突端に注ぎ口23が形成されているので、
キャップ2を回転すれば突桿32の基部に対する注ぎ口23
の角位相を自由に変化させることができる。ところで、
前記したように、注ぎ口23の角位相が突桿32の基部と同
一位相にある第1図の状態では、突桿32の頂端に形成さ
れている栓頭33が内方から注ぎ口23に嵌合し、注ぎ口23
の密封状態を得ることができる。キャップ2内と容器の
収容物とは口栓の頂壁31に穿たれている通孔34によって
通じているのであるが、前記のようにして注ぎ口23が閉
鎖されているので、容器の収容物は外気による酸化や外
部からの汚染に対し防衛されている。キャップ2は意識
的に回転しないかぎり勝手には回転しないので、多少の
外力が加わったぐらいでは突桿32の基部と注ぎ口23の角
位相関係の変化はなく、従って、このような閉鎖状態に
あっては、輸送、持運びにも安全で、容器内からの液漏
れは発生しない。
つぎに、第2図を参照し、キャップ2を指頭で回転すれ
ば突桿32の基部に対する注ぎ口23の角位相が変化する。
ところで、突桿32の基部と注ぎ口23とは口壁1の中心か
らみてそれぞれ偏心位置にあるので、第1図に示すよう
に、注ぎ口23が突桿32の基部と同一の角位相にある場
合、突桿32の基部から注ぎ口23までの距離が最短であ
り、これと異なる角位相においては前記距離が長くな
る。ところが、突桿32は一定の長さを有しているので、
キャップ2の回転により注ぎ口23の角位相が変化すれば
突桿23の基部から注ぎ口23までの距離が長くなるため、
突桿32の頂端の頭栓33が注ぎ口23から離脱し、注ぎ口23
が開放される。この場合、突桿32は口栓3と一体に弾性
材料で形成されているとともに嘴部22が牛角状に屈曲し
ているので、突桿32は回転した嘴部22の壁面にそい、円
滑に滑って屈曲する。かくして、注ぎ口23が開放されれ
ば、容器の器壁を指頭で押圧することにより、容器の収
容物を注ぎ口23から放出することができる。
かくして、容器の使用がすみ、注ぎ口23の角位相と突桿
32の基部の角位相とが一致するまでキャップ2を回転す
れば、突桿32はその弾性により嘴部22の壁面にそって円
滑に移動し、頭栓33が注ぎ口23に嵌合し、注ぎ口23が再
び閉鎖される。
(考案の効果) かくして、この考案によれば、指頭によるキャップ2の
回転により注ぎ口23を円滑に閉鎖したり、開放したりす
ることができ、特に、閉鎖時には注ぎ口23の密栓状態が
容易に得られるので、きわめて衛生的な注ぎ出し容器が
提供され、不測の外力が加わっても収容物が漏れ出るお
それがない。また、使用の際もキャップ取外しの必要が
なく、脱落してふん失する心配もない。従って、日常使
用頻度の高い食品や化粧品をはじめ、洗剤液等の注ぎ出
し容器として最適であるほか、部材としては、いずれも
簡単に成型できるキャップ2と口栓3の2点に過ぎない
ので、安価に生産できることもこの考案の顕著な利点で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案装置の一実施例を装着した指圧噴射容
器の注ぎ口閉鎖時における要部縦断面図、第2図は同じ
く注ぎ口開放時における要部縦断面図、第3図は同じく
注ぎ口閉鎖時における平面図、第4図は口栓の要部縦断
正面図、第5図は同じく平面図である。 1は口壁、2はキャップ、21は基筒部、22は嘴部、23は
注ぎ口、3は口栓、31は頂壁、32は突桿、33は栓頭、34
は通孔、35は裾筒、36は細ひだである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性材料で成型した容器の口壁1に回転自
    在かつ脱けがたく基筒部21を外嵌した下記のキャップ2
    と、口壁1に回転しがたく嵌挿した通孔34つきの口栓3
    とからなり、キャップ2は、基筒部21から偏心して上方
    に伸びる牛角状の嘴部22の突端に注ぎ口23を形成し、口
    栓3は頂壁31の偏心位置において頂壁31と一体に樹立し
    た突桿32の頂壁に栓頭33を形成した弾性体からなり、注
    ぎ口23と栓頭33が頂壁31における突桿32の基部の角位相
    と同位相において嵌合し、かつ逆位相において注ぎ口23
    が栓頭33から開放されるように、嘴部22と突桿32との関
    係位置およびそれぞれの寸度を定めてなる指圧噴射容器
    の注ぎ口装置。
JP18403287U 1987-12-01 1987-12-01 指圧噴射容器の注ぎ口装置 Expired - Lifetime JPH0634859Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0188759U JPH0188759U (ja) 1989-06-12
JPH0634859Y2 true JPH0634859Y2 (ja) 1994-09-14

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