JPH0634840Y2 - 背負式防除機の背当て部構造 - Google Patents

背負式防除機の背当て部構造

Info

Publication number
JPH0634840Y2
JPH0634840Y2 JP2056888U JP2056888U JPH0634840Y2 JP H0634840 Y2 JPH0634840 Y2 JP H0634840Y2 JP 2056888 U JP2056888 U JP 2056888U JP 2056888 U JP2056888 U JP 2056888U JP H0634840 Y2 JPH0634840 Y2 JP H0634840Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backpack
backpack frame
elastic body
vinyl
vinyl sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2056888U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01124250U (ja
Inventor
国弘 原田
Original Assignee
富士ロビン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士ロビン株式会社 filed Critical 富士ロビン株式会社
Priority to JP2056888U priority Critical patent/JPH0634840Y2/ja
Publication of JPH01124250U publication Critical patent/JPH01124250U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0634840Y2 publication Critical patent/JPH0634840Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、人体の背中側に接触させて背負うことができ
る背負式防除機の背当て部構造に関する。
[従来の技術] 従来は、薬剤タンクやエンジンなどを連設した背負枠を
背負バンドにより背負うことができるようにして構成し
た背負式防除機において、人体の背中側に接触できる上
部背当と下部背当を上下に間隔をおいて装備したもの
が、実公昭42−13003号公報に見られる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、そのような構造では、下部背当を昇降自
在にしてあるので、取付構造が複雑となって、実際には
コンパクト構造にすることはできず、しかも、両背当と
も単なる板体であって、人体との接触では荷重がそのま
ま負荷されたりエンジンからの振動が伝わって背中が痛
くなって疲労することになり、また、重量もその分、増
加して重くなる、といった不具合を有している。
[課題を解決するための手段] 本考案は、そのような不具合を解消し、通気性も良く軽
快に背負うことができるようにしたものであり、そのた
め、人体の肩胛骨部および腰部にそれぞれ当接できる一
定厚みで横長状の上部弾性体および下部弾性体を裏表の
両ビニールシートの間に上下に間隔をおいて装入すると
ともに、両弾性体の間が外方に対し横方向にも開放する
凹所となるように両ビニールシートを部分的に熱接着
し、広い面となる背負枠の表面には裏側ビニールシート
を平面状態にして接合するとともに、複数の止具により
前記裏表の両ビニールシートを前記背負枠の表面に止着
して構成したものである。
[作用] したがって、両弾性体を両ビニールシート間に装入して
係止するとともに背負枠に止着して、簡単に組付けるこ
とができるとともにコンパクト構造にすることができる
ことになり、背負った状態では、肩胛骨部が上部弾性体
に、また、腰部が下部弾性体にそれぞれ軽快に接触する
状態になるとともに、汗がでる人体の背中側には上下両
弾性体の間の凹所を通して通気性が良くなり、疲労が軽
くなるように軽快に背負って作業を行なうことができる
ことになる。
[実施例] 次に、図面に示す実施例について説明する。
第2図は背負式動力噴霧機の正面図を示し、薬液タンク
である薬剤タンク(1)の背面側下部には、広い面とな
る表面(3a)の両側から両側板(3b)(3c)を屈折して
形成した背負枠(3)の上部を嵌合するとともに、該背
負枠(3)の上方に延設した両支持片(10)(10)に挿
通する両ボルト(11)(11)を薬剤タンク(1)に挿着
して連設し、上方にキャップ(12)を有する前記薬剤タ
ンク(1)の側部には噴霧管(13)を着脱自在に係合で
きる複数の突起(14)を突設し、薬剤タンク(1)の正
面側凹部には燃料タンク(15)を嵌合してボルト(16)
により止着し、前記背負枠(3)の両側板(3b)(3c)
の下部間にはエンジン(2)やポンプ(P)などを装備
し、薬剤タンク(1)の背面上部に設けた掛金(17)
と、背負枠(3)の両側板(3b)(3c)の下部に設けた
引掛具(18)(18)には両背負バンド(4)(4)の上
下端をそれぞれ連繋して背負うことができるように構成
するが、前記背負枠(3)の上下方向中間位で側板(3
b)から表面(3a)にまたがって平断面が第7図に示す
ようにL状となる開口(19)を、該開口(19)を通して
前記エンジン(2)の始動用ロープのノブ(20)を引き
だせることができるように大きく切欠形成して構成す
る。
(7)は裏ビニールシートで、前記開口(19)の周囲か
ら背負枠(3)の表面(3a)前面に合致できるように形
成し、該裏ビニールシート(7)の外周に外周が合致で
きるように形成した表ビニールシート(8)と前記裏ビ
ニールシート(7)の間には、人体の肩胛骨部および腰
部にそれぞれ当接できる位置にして一定厚みで横長状と
なるゴムスポンジ製の上部弾性体(5)と下部弾性体
(6)を上下に間隔をおいて装入するとともに、裏ビニ
ールシート(7)が平面状態で両弾性体(5)(6)の
間が外方に対し横方向にも開放する凹部(A)となるよ
うに両ビニールシート(7)(8)をそれぞれSで示す
よう部分的に熱接着して両弾性体(5)(6)をエアと
ともに封入し、両弾性体(5)(6)の両端側に形成し
た各切欠部(5a)(6a)の内方側となる4ケ所の両ビニ
ールシート(7)(8)の部位には、座板(21)付きの
ボルトである止具(9)を嵌挿できる貫通孔(22)をそ
れぞれ形成し、各貫通孔(22)が対応する前記背負枠
(3)の表面(3a)の4ケ所には第5図に示すようにナ
ット(23)をそれぞれ埋設し、また、前記凹部(A)の
内方となるビニールシート(8)の部位には、使用説明
書(B)などを挿入することができる切込状の開口(2
4)を斜めに形成して構成する。
したがって、両弾性体(5)(6)を封入している一方
の裏ビニールシート(7)を平面状態のままで背負枠
(3)の表面(3a)全面に接合するとともに、4本の座
板(21)付き各止具(9)を各貫通孔(22)に嵌挿して
それぞれナット(23)に挿着すると、両ビニールシート
(7)(8)を背負枠(3)の表面(3a)に止着して組
付けることができることになり、凹部(A)内の開口
(24)には使用説明書(B)などを矢印(イ)で示すよ
うに差し込んで、第1図に示すように装備しておくこと
ができることになる。
両背負バンド(4)(4)を両肩にかけて背負うと、人
体の肩胛骨部および腰部が上部弾性体(5)および下部
弾性体(6)にそれぞれクッションを有して柔軟に接触
できることになって、最も敏感な背中の部分が凹部
(A)に面することになり、その凹部(A)を通して背
中の通気性が良好となり、快適に防除作業ができること
になる。
なお、機体を地面上においた場合でも、あるいは背負っ
たままでも、開口(19)を通してノブ(20)を横方向ま
たは後方に引き出しながら、エンジンの始動操作を行な
うことができることになる。
[考案の効果] このように本考案は、両ビニールシート(7)(8)間
に両弾性体(5)(6)を上下に間隔をおいて封入する
とともに、広い面となる背負枠(3)の表面(3a)に複
数の止具(9)により止着できるように構成したから、
簡単に組付けることができるとともにコンパクト構造に
することができることになり、背負った状態では、肩胛
骨部が上部弾性体(5)に、また、腰部が下部弾性体
(6)にクッションを有して良好に接触するとともに、
最も敏感な背中側が凹所に面するだけとなって、背中の
通気性が良く、疲労が軽くなるよう軽快に背負って作業
を行なうことができることになり、好適に実施できる特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である機体の背面図、第2図は
その正面図、第3図はその側面図、第4図は第1図の一
部を示し、第5図は背負枠を示し、第6図は第4図のI
−I線における断面図、第7図は第5図のII−II線にお
ける断面図、第8図は第4図の一部を示し、第9図は第
8図のIII−III線における断面図を示す。 (1)…薬剤タンク、(2)…エンジン (3)…背負枠、(4)…背負バンド (5)…上部弾性体、(6)…下部弾性体 (7)(8)…ビニールシート、(3a)…表面 (9)…止具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬剤タンク(1)エンジン(2)などを連
    設した背負枠(3)を背負バンド(4)により背負うこ
    とができるようにして構成した背負式防除機において、
    人体の肩胛骨部および腰部にそれぞれ当接できる一定厚
    みで横長状の上部弾性体(5)および下部弾性体(6)
    を裏表の両ビニールシート(7)(8)の間に上下に間
    隔をおいて装入するとともに、両弾性体(5)(6)の
    間が外方に対し横方向にも開放する凹所となるように両
    ビニールシート(7)(8)を部分的に熱接着し、広い
    面となる前記背負枠(3)の表面(3a)には前記裏側ビ
    ニールシート(7)を平面状態にして接合するととも
    に、複数の止具(9)により前記裏表の両ビニールシー
    ト(7)(8)を前記背負枠(3)の表面(3a)に止着
    して構成したことを特徴とする背当て部構造。
JP2056888U 1988-02-18 1988-02-18 背負式防除機の背当て部構造 Expired - Lifetime JPH0634840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2056888U JPH0634840Y2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18 背負式防除機の背当て部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2056888U JPH0634840Y2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18 背負式防除機の背当て部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01124250U JPH01124250U (ja) 1989-08-24
JPH0634840Y2 true JPH0634840Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31237050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2056888U Expired - Lifetime JPH0634840Y2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18 背負式防除機の背当て部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0634840Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014100688A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Makita Corp 噴霧器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01124250U (ja) 1989-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5411318A (en) Extended ventilating seat covering assembly
US7281363B2 (en) Service dog harness
JPH0246346Y2 (ja)
US4733907A (en) Bicycle cushion seat cover with aerodynamic shaped bag
WO2005060599A3 (en) Vehicle seating with integral passenger seat restraints
US7083236B1 (en) Vehicle seat cushion assembly
JPH0634840Y2 (ja) 背負式防除機の背当て部構造
KR102329104B1 (ko) 편안한 안착감을 가지는 작업용 방석
JPH0632823Y2 (ja) 背負式防除機の背当て部構造
JPH07253A (ja) 取り外し可能な背もたれ
JPH01135933U (ja)
JP3215369U (ja) 車載ペット用ソファ
JPS61118500U (ja)
JPH1134705A (ja) チャイルドシート
JPH0449965Y2 (ja)
JPH0677598U (ja) 車両用シートの安座構造
JPS62110038U (ja)
JPH01150042U (ja)
US20100210979A1 (en) Chair type massage machine
JPS6024805A (ja) 自動車用シ−ト
JPH02149510U (ja)
JPS63153862U (ja)
JPS6354565U (ja)
JPS62196051U (ja)
JPS6276756U (ja)