JPH0634821B2 - 定量採血装置 - Google Patents
定量採血装置Info
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- JPH0634821B2 JPH0634821B2 JP2411293A JP41129390A JPH0634821B2 JP H0634821 B2 JPH0634821 B2 JP H0634821B2 JP 2411293 A JP2411293 A JP 2411293A JP 41129390 A JP41129390 A JP 41129390A JP H0634821 B2 JPH0634821 B2 JP H0634821B2
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- blood
- bag
- blood sampling
- amount
- rocking
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病院の血液センタ、あ
るいは移動採血車に装備して、献血者から一定量の血液
を採取する場合に利用する定量採血装置に関するもので
ある。
るいは移動採血車に装備して、献血者から一定量の血液
を採取する場合に利用する定量採血装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】輸血用等、各種治療を行うために血液が
必要になる場合が多いが、このような血液は病院の血液
センタや街頭における献血によって得る場合が多い。
必要になる場合が多いが、このような血液は病院の血液
センタや街頭における献血によって得る場合が多い。
【0003】採血を行う場合、図7に示すような血液バ
ッグ1を用い、献血者一人ずつ別々の血液バッグに血液
を採取するようにしている。この血液バッグ1は塩化ビ
ニル等の可撓性を有する柔軟材料により袋状に作られた
本体2と、この本体2に基端部を通じさせた柔軟性のチ
ュ−ブ3と、このチュ−ブ3の先端部に設けた注射針状
の採血針4とから構成されている。
ッグ1を用い、献血者一人ずつ別々の血液バッグに血液
を採取するようにしている。この血液バッグ1は塩化ビ
ニル等の可撓性を有する柔軟材料により袋状に作られた
本体2と、この本体2に基端部を通じさせた柔軟性のチ
ュ−ブ3と、このチュ−ブ3の先端部に設けた注射針状
の採血針4とから構成されている。
【0004】本体2内には血液の凝固防止剤が予め充填
されており、採血された血液が使用前に本体2内で凝固
しないようにしている。
されており、採血された血液が使用前に本体2内で凝固
しないようにしている。
【0005】このような血液バッグ1を用いて採血を行
う場合、チュ−ブ3先端の採血針4を献血者の血管に穿
刺し、献血者自身の血圧によりチュ−ブ3を通じて本体
2内に血液を送り込むようにする作業が通常行われてい
る。
う場合、チュ−ブ3先端の採血針4を献血者の血管に穿
刺し、献血者自身の血圧によりチュ−ブ3を通じて本体
2内に血液を送り込むようにする作業が通常行われてい
る。
【0006】採血量は200cc、あるいは400cc内で
あり、それは献血者の希望で決められ、それに応じた血
液バッグを使用する。その採血量の誤差は+10%以内
(不足側には許容値がない)に定められているため、正
確な採血を行うために、作業者は付きっきりで採血作業
を行っているのが現状である。
あり、それは献血者の希望で決められ、それに応じた血
液バッグを使用する。その採血量の誤差は+10%以内
(不足側には許容値がない)に定められているため、正
確な採血を行うために、作業者は付きっきりで採血作業
を行っているのが現状である。
【0007】このため、例えば実公昭51−3153号
公報では、定量の収容室内に血液バッグの本体を収容
し、収容室内を負圧にすることで、作業者が付きっきり
でなくとも、血液バッグの本体内に定量の血液を迅速か
つ確実に採取できる採血装置が開示されている。しかし
ながら、血液バッグの本体内に充填された凝固防止剤
と、この本体内に送り込まれた血液とを混合するために
血液バッグ本体を揺すりながら採血する場合、血液バッ
グの膨らみを正確に検出することが困難であり信頼でき
る計量を行うことができない。
公報では、定量の収容室内に血液バッグの本体を収容
し、収容室内を負圧にすることで、作業者が付きっきり
でなくとも、血液バッグの本体内に定量の血液を迅速か
つ確実に採取できる採血装置が開示されている。しかし
ながら、血液バッグの本体内に充填された凝固防止剤
と、この本体内に送り込まれた血液とを混合するために
血液バッグ本体を揺すりながら採血する場合、血液バッ
グの膨らみを正確に検出することが困難であり信頼でき
る計量を行うことができない。
【0008】なお、ロ−ドセル等の採血量検出手段をケ
−シングの底部に固定させておき、その採血量検出手段
の上部に揺動手段と血液バッグ載置部を設ける構造のも
のは、血液バッグ載置部や揺動機構等の全部の重量が採
血量検出手段に負荷され、変動要因が大きいため、採血
量の測定精度がきわめて悪くなるという問題がある。
−シングの底部に固定させておき、その採血量検出手段
の上部に揺動手段と血液バッグ載置部を設ける構造のも
のは、血液バッグ載置部や揺動機構等の全部の重量が採
血量検出手段に負荷され、変動要因が大きいため、採血
量の測定精度がきわめて悪くなるという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、血液バッグ
を揺動させながら採血する場合、精度の高い採血量測定
を行えるような重量式採血装置を提供しようとするもの
である。
を揺動させながら採血する場合、精度の高い採血量測定
を行えるような重量式採血装置を提供しようとするもの
である。
【0010】
【問題点を解決するための手段】上記課題を解決するた
めの本発明の第1の手段は、血液バッグを載置する受台と、前記血液バッグの採血量
を検出するための重量式の採血量検出手段を備えた定量
採血装置において 、前記血液バッグ受台を前記採血量検出手段で支持すると
共に、これら血液バッグ受台と採血量検出手段を同時に
揺動させるための揺動手段を設けたことを特徴とする。 本発明の第2の手段は、血液バッグを載置する受台と、
前記血液バッグの採血量を検出するための重量式の採血
量検出手段を備えた定量採血装置において、 前記血液バッグ受台を前記採血量検出手段で支持すると
共に、これら血液バッグ受台と採血量検出手段を同時に
揺動させるための揺動手段を設け 、 前記採血量検出手段が同じ姿勢にある瞬間ごとに該検出
手段から信号を出力させ、血液バッグの採血量を間欠的
に測定する手段、 を設けたことを特徴とする。
めの本発明の第1の手段は、血液バッグを載置する受台と、前記血液バッグの採血量
を検出するための重量式の採血量検出手段を備えた定量
採血装置において 、前記血液バッグ受台を前記採血量検出手段で支持すると
共に、これら血液バッグ受台と採血量検出手段を同時に
揺動させるための揺動手段を設けたことを特徴とする。 本発明の第2の手段は、血液バッグを載置する受台と、
前記血液バッグの採血量を検出するための重量式の採血
量検出手段を備えた定量採血装置において、 前記血液バッグ受台を前記採血量検出手段で支持すると
共に、これら血液バッグ受台と採血量検出手段を同時に
揺動させるための揺動手段を設け 、 前記採血量検出手段が同じ姿勢にある瞬間ごとに該検出
手段から信号を出力させ、血液バッグの採血量を間欠的
に測定する手段、 を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上述した手段によれば、血液バッグを載せた受
台を採血量検出手段で支持した状態でこれらを同時に揺
動させるため、揺動機構等の重量が採血量検出手段に負
荷されることがなく、測定の際の変動要因が小さくな
る。また採血量検出手段が所定の姿勢になったとき信号
を出力させ、間欠的に採血量を測定するため、常に一定
条件で採血量測定を行うことができ、測定精度が向上す
る。
台を採血量検出手段で支持した状態でこれらを同時に揺
動させるため、揺動機構等の重量が採血量検出手段に負
荷されることがなく、測定の際の変動要因が小さくな
る。また採血量検出手段が所定の姿勢になったとき信号
を出力させ、間欠的に採血量を測定するため、常に一定
条件で採血量測定を行うことができ、測定精度が向上す
る。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について図1ないし図6
に基づき説明する。重量式採血装置のケ−シング5内に
は、このケ−シング5の上面に開口する収納空間6が設
けられている。この収納空間6の底面には凹部7が設け
られており、この凹部7内に、血液バッグの本体を載置
する受台21を揺動させる機構、及び血液バッグ内に採
取された血液の重量を検出する機構を設けている。
に基づき説明する。重量式採血装置のケ−シング5内に
は、このケ−シング5の上面に開口する収納空間6が設
けられている。この収納空間6の底面には凹部7が設け
られており、この凹部7内に、血液バッグの本体を載置
する受台21を揺動させる機構、及び血液バッグ内に採
取された血液の重量を検出する機構を設けている。
【0013】即ち、上記凹部7内には、図5に示すよう
に水平軸8の一端を固定した支持ブラケット9を、凹部
7の底面に固定した固定ブラケット10に対し固定して
いる。前記水平軸8には、図6に示すような揺動台11
を枢支している。この揺動台11は、主部14の両側上
方に一対の吊下げ腕12,12を一体に形成し、この吊
下げ腕12,12の上部の互いに整合する位置に、上記
水平軸8を回転自在に挿通する円孔13,13を穿設し
ている。主部14の一端部上面には、他の部分よりも高
い支持台部15とし、この支持台部15に、ロ−ドセル
17固定用の螺子を挿通するための通孔16,16を穿
設している。
に水平軸8の一端を固定した支持ブラケット9を、凹部
7の底面に固定した固定ブラケット10に対し固定して
いる。前記水平軸8には、図6に示すような揺動台11
を枢支している。この揺動台11は、主部14の両側上
方に一対の吊下げ腕12,12を一体に形成し、この吊
下げ腕12,12の上部の互いに整合する位置に、上記
水平軸8を回転自在に挿通する円孔13,13を穿設し
ている。主部14の一端部上面には、他の部分よりも高
い支持台部15とし、この支持台部15に、ロ−ドセル
17固定用の螺子を挿通するための通孔16,16を穿
設している。
【0014】上記一対の吊下げ腕12,12のうち、一
方の吊下げ腕12の下方には、二股状に分岐したカム受
部18を形成している。このカム受部18の内側には偏
心カム20が遊合している。この偏心カム20はブラケ
ット9の円孔34から突出したモ−タ(図示省略)の出
力軸19に固定されている。なおモ−タは前記ブラケッ
ト9に支持固定されている。
方の吊下げ腕12の下方には、二股状に分岐したカム受
部18を形成している。このカム受部18の内側には偏
心カム20が遊合している。この偏心カム20はブラケ
ット9の円孔34から突出したモ−タ(図示省略)の出
力軸19に固定されている。なおモ−タは前記ブラケッ
ト9に支持固定されている。
【0015】このため、上記モ−タへの通電により出力
軸19を中心として偏心カム20を回転させた場合、揺
動台11は水平軸8を中心にして往復揺動する。
軸19を中心として偏心カム20を回転させた場合、揺
動台11は水平軸8を中心にして往復揺動する。
【0016】血液バッグの本体2内に送り込まれた血液
の量を計るロ−ドセル17は、一端部下面を上記揺動台
11の支持台部15の上面に当接させ、通孔16,16
を下方から挿通した螺子により、揺動台11に対して固
定されている。更に上記ロ−ドセル17の他端部上面に
は、前記血液バッグ1の本体2を載置する受台21が固
定されている。なお、第2図において40,40aはロ
−ドセルの歪調整用のネジである。
の量を計るロ−ドセル17は、一端部下面を上記揺動台
11の支持台部15の上面に当接させ、通孔16,16
を下方から挿通した螺子により、揺動台11に対して固
定されている。更に上記ロ−ドセル17の他端部上面に
は、前記血液バッグ1の本体2を載置する受台21が固
定されている。なお、第2図において40,40aはロ
−ドセルの歪調整用のネジである。
【0017】上述のような血液バッグの本体2を載置し
た受台21の収納空間6と、この受台を揺動させる機
構、上記本体2内に採取された血液の重量を検出する機
構を設けた凹部7は、図2に示すように連続した一体空
間を構成している。そして図示しないチュ−ブ等を通じ
てケ−シング5内に設けた真空ポンプPの吸入口42に
通じさせ、この凹部7及び収納空間6内の空気を排出自
在とすることによりこの空間部を真空状態に維持できる
ようになっている。なお、収納空間6の上端開口周縁部
にはパッキングを設けてアクリルで造られた蓋板22を
閉じた場合に、収納空間6及び凹部7の内外の気密保持
を図れるようにしている。
た受台21の収納空間6と、この受台を揺動させる機
構、上記本体2内に採取された血液の重量を検出する機
構を設けた凹部7は、図2に示すように連続した一体空
間を構成している。そして図示しないチュ−ブ等を通じ
てケ−シング5内に設けた真空ポンプPの吸入口42に
通じさせ、この凹部7及び収納空間6内の空気を排出自
在とすることによりこの空間部を真空状態に維持できる
ようになっている。なお、収納空間6の上端開口周縁部
にはパッキングを設けてアクリルで造られた蓋板22を
閉じた場合に、収納空間6及び凹部7の内外の気密保持
を図れるようにしている。
【0018】23は前記チュ−ブ3の保持手段を構成す
る凹溝であり、蓋板22の下面一端縁の、後述する採血
中止手段に整合する位置に設けている。そして蓋板22
を閉じた場合、このチュ−ブ3を凹溝23を通じてケ−
シング5外に導き出すと共に、該チュ−ブ3をケ−シン
グ5の上端縁部に挟んで固定している。
る凹溝であり、蓋板22の下面一端縁の、後述する採血
中止手段に整合する位置に設けている。そして蓋板22
を閉じた場合、このチュ−ブ3を凹溝23を通じてケ−
シング5外に導き出すと共に、該チュ−ブ3をケ−シン
グ5の上端縁部に挟んで固定している。
【0019】ロ−ドセル17の信号は、図3に示すごと
く、血液バッグ1の本体2内の血液量を求める制御器5
0に入力し、この制御器50において求めた本体2内の
血液量に基づき、前記真空ポンプPの停止と、採血中止
手段51の起動を行うようにしている。
く、血液バッグ1の本体2内の血液量を求める制御器5
0に入力し、この制御器50において求めた本体2内の
血液量に基づき、前記真空ポンプPの停止と、採血中止
手段51の起動を行うようにしている。
【0020】採血中止手段51は第3図実線に示すよう
に、作動時には血液バッグ1のチュ−ブ3の途中を押し
潰して、このチュ−ブ3を通じて本体2への血液の送給
を遮断するように構成されている。
に、作動時には血液バッグ1のチュ−ブ3の途中を押し
潰して、このチュ−ブ3を通じて本体2への血液の送給
を遮断するように構成されている。
【0021】図4において、24は上記チュ−ブ3の受
具であり、該チュ−ブ3を潰すことなく挿入自在なU字
形の切欠を有している。25は採血中止手段51の作動
時に軸26を中心として回動することにより上記チュ−
ブ3の途中を押し潰す抑え片である。この抑え片25は
図示しないバネ(引張りバネ、つる巻バネ)により、図
4で時計方向に回動しようとする弾力を付与しており、
バネによる回動時に、上記受具24の切欠に挿入された
チュ−ブ3を押し潰せるようにしている。
具であり、該チュ−ブ3を潰すことなく挿入自在なU字
形の切欠を有している。25は採血中止手段51の作動
時に軸26を中心として回動することにより上記チュ−
ブ3の途中を押し潰す抑え片である。この抑え片25は
図示しないバネ(引張りバネ、つる巻バネ)により、図
4で時計方向に回動しようとする弾力を付与しており、
バネによる回動時に、上記受具24の切欠に挿入された
チュ−ブ3を押し潰せるようにしている。
【0022】さらに、上記抑え片25の中間部には支持
レバ−27の中間部を固定している。この支持レバ−2
7の先端位置には、L字形で軸28を中心として回動す
る回動阻止片29を設けている。この回動阻止片29
は、図示しないバネにより図4で時計方向に回動しよう
とする弾力が付与されており、やはり図示しないソレノ
イドにより、通電時においてのみ、上記バネの弾力に抗
して図4で反時計方向に回動するように構成されてい
る。
レバ−27の中間部を固定している。この支持レバ−2
7の先端位置には、L字形で軸28を中心として回動す
る回動阻止片29を設けている。この回動阻止片29
は、図示しないバネにより図4で時計方向に回動しよう
とする弾力が付与されており、やはり図示しないソレノ
イドにより、通電時においてのみ、上記バネの弾力に抗
して図4で反時計方向に回動するように構成されてい
る。
【0023】なお、図1において、30は採血量を20
0ccと400ccとの切り換えるための切換釦、31は5
個の発光ダイオ−ドからなる表示灯で、必要採血量に対
して20%の採血を行うたびに1個の発光ダイオ−ドが
点灯し、採血が完了した時点ですべての発光ダイオ−ド
が点灯するように作用する。また32は前記収納空間6
内に通じる絞り弁の開度を調整するダイアルで、真空ポ
ンプP運転時における収納空間6内の負圧力を圧力計3
3を監視しつつ自在に調整して、採血速度の調整をでき
るようにしている。
0ccと400ccとの切り換えるための切換釦、31は5
個の発光ダイオ−ドからなる表示灯で、必要採血量に対
して20%の採血を行うたびに1個の発光ダイオ−ドが
点灯し、採血が完了した時点ですべての発光ダイオ−ド
が点灯するように作用する。また32は前記収納空間6
内に通じる絞り弁の開度を調整するダイアルで、真空ポ
ンプP運転時における収納空間6内の負圧力を圧力計3
3を監視しつつ自在に調整して、採血速度の調整をでき
るようにしている。
【0024】上述のように構成される本発明の重量式採
血装置により採血作業を行う場合、蓋板22を開けて血
液バッグ1の本体2を受台21の上面に置き、この本体
2に通じるチュ−ブ3を、採血中止手段51を構成する
受具24のU字形切欠に通し(このとき、支持レバ−2
7のケ−シング外側端部を押し下げ、抑え片25を図4
の仮想線で示した状態としておく)、このチュ−ブ3の
先端に設けた採血針4を献血者の血管に穿刺する。
血装置により採血作業を行う場合、蓋板22を開けて血
液バッグ1の本体2を受台21の上面に置き、この本体
2に通じるチュ−ブ3を、採血中止手段51を構成する
受具24のU字形切欠に通し(このとき、支持レバ−2
7のケ−シング外側端部を押し下げ、抑え片25を図4
の仮想線で示した状態としておく)、このチュ−ブ3の
先端に設けた採血針4を献血者の血管に穿刺する。
【0025】この状態において血液バッグ1の本体2内
には、献血者自身の血圧により血液が送り込まれる。た
だし、採血作業を急ぐ必要があり、かつ献血者の血管が
十分に太くて、早急な採血作業を行っても大丈夫な場合
には、ケ−シング5上部の蓋板22を閉じると共に、真
空ポンプPを運転し、血液バッグ1の本体2を収容した
収納空間6内を負圧にする。
には、献血者自身の血圧により血液が送り込まれる。た
だし、採血作業を急ぐ必要があり、かつ献血者の血管が
十分に太くて、早急な採血作業を行っても大丈夫な場合
には、ケ−シング5上部の蓋板22を閉じると共に、真
空ポンプPを運転し、血液バッグ1の本体2を収容した
収納空間6内を負圧にする。
【0026】この場合において、チュ−ブ3は蓋板22
の下面隅部に形成した凹溝23を通じて外部に導出され
るため、真空ポンプPの運転時にチュ−ブ3の取り出し
部分を通じて収納空間内に吸引される空気量はごく少な
くて済む。このように血液バッグ1の本体2を収容した
収容空間6内が負圧の場合、血圧と負圧との差圧によ
り、チュ−ブ3を通じて血液が送り込まれるため、単位
時間当たりの採血量は血圧のみを利用した場合に比較し
て多くなり、迅速な採血作業を行える。
の下面隅部に形成した凹溝23を通じて外部に導出され
るため、真空ポンプPの運転時にチュ−ブ3の取り出し
部分を通じて収納空間内に吸引される空気量はごく少な
くて済む。このように血液バッグ1の本体2を収容した
収容空間6内が負圧の場合、血圧と負圧との差圧によ
り、チュ−ブ3を通じて血液が送り込まれるため、単位
時間当たりの採血量は血圧のみを利用した場合に比較し
て多くなり、迅速な採血作業を行える。
【0027】このようにして血液バッグ1の本体2内に
血液を送り込む際、支持ブラケット9に固定したモ−タ
に通電し、このモ−タの出力軸19に固定した偏心カム
20を回転させ続ける。
血液を送り込む際、支持ブラケット9に固定したモ−タ
に通電し、このモ−タの出力軸19に固定した偏心カム
20を回転させ続ける。
【0028】上記血液バッグ1の本体2を載置した受台
21は、ロ−ドセル17を介して揺動台11に結合され
ており、上記偏心カム20は、この揺動台11の下側に
形成したカム受部18に遊合しているため、採血作業の
間中、モ−タに通電し続ければ、上記揺動台11は支持
ブラケット9に支持された水平軸8を中心として往復運
動し、血液バッグ1の本体2内に送り込まれた血液と予
めこの本体2内に充填されていた凝固防止剤とが良好に
混合され、採血した血液の凝固防止が図られる。
21は、ロ−ドセル17を介して揺動台11に結合され
ており、上記偏心カム20は、この揺動台11の下側に
形成したカム受部18に遊合しているため、採血作業の
間中、モ−タに通電し続ければ、上記揺動台11は支持
ブラケット9に支持された水平軸8を中心として往復運
動し、血液バッグ1の本体2内に送り込まれた血液と予
めこの本体2内に充填されていた凝固防止剤とが良好に
混合され、採血した血液の凝固防止が図られる。
【0029】受台21が揺動する間、チュ−ブ3は蓋板
22の凹溝23とケ−シング5の上端部に保持されてい
るため、そのチュ−ブ3のケ−シング5の外部に延長し
た部分は静止状態となり、受台21の揺動に追従してチ
ュ−ブ3の全体が揺動することはない。
22の凹溝23とケ−シング5の上端部に保持されてい
るため、そのチュ−ブ3のケ−シング5の外部に延長し
た部分は静止状態となり、受台21の揺動に追従してチ
ュ−ブ3の全体が揺動することはない。
【0030】このようにして採血作業を行うことによ
り、血液バッグ1の本体2内に送り込まれた血液の重量
が増加すると、揺動台11に受台21を結合しているロ
−ドセル17の歪が大きくなるため、このロ−ドセル1
7から送り出される信号によって上記本体2内に送り込
まれた血液の重量が求められる。献血者の血液の比重
は、採血作業を開始するのに先立って測定し、比重が一
定範囲内の場合のみ採血を行うため、重量測定により採
血量を決める場合においても、十分に許容範囲内に納め
ることができることは前述のとおりである。
り、血液バッグ1の本体2内に送り込まれた血液の重量
が増加すると、揺動台11に受台21を結合しているロ
−ドセル17の歪が大きくなるため、このロ−ドセル1
7から送り出される信号によって上記本体2内に送り込
まれた血液の重量が求められる。献血者の血液の比重
は、採血作業を開始するのに先立って測定し、比重が一
定範囲内の場合のみ採血を行うため、重量測定により採
血量を決める場合においても、十分に許容範囲内に納め
ることができることは前述のとおりである。
【0031】ロ−ドセル17の姿勢は揺動台11の揺動
に伴って変化し、揺動に伴う加速度もこのロ−ドセル1
7に加わるため、ロ−ドセル17が検出する重量は実際
の血液量と若干相違するが、この相違量はごくわずかで
あるため、特に考慮する必要はない。ただし、ロ−ドセ
ル17が同じ姿勢にある瞬間ごとにこのロ−ドセル17
の信号を取り出し、血液量も間欠的に測定する。
に伴って変化し、揺動に伴う加速度もこのロ−ドセル1
7に加わるため、ロ−ドセル17が検出する重量は実際
の血液量と若干相違するが、この相違量はごくわずかで
あるため、特に考慮する必要はない。ただし、ロ−ドセ
ル17が同じ姿勢にある瞬間ごとにこのロ−ドセル17
の信号を取り出し、血液量も間欠的に測定する。
【0032】例えばロ−ドセル17が水平状態となるご
とに(このとき当然に揺動台11も水平状態となる)そ
の姿勢を機械的、電気的、もしくは光学的に検出し、こ
の瞬間ごとロ−ドセル17から信号を出力させ、制御器
50において重量測定を行うものである。なお揺動台1
1の揺動サイクルは2〜3秒と、採血に要する時間に比
べてはるかに短いため、血液量を間欠的に測定する場合
でも十分実用的な測定精度を得られる。
とに(このとき当然に揺動台11も水平状態となる)そ
の姿勢を機械的、電気的、もしくは光学的に検出し、こ
の瞬間ごとロ−ドセル17から信号を出力させ、制御器
50において重量測定を行うものである。なお揺動台1
1の揺動サイクルは2〜3秒と、採血に要する時間に比
べてはるかに短いため、血液量を間欠的に測定する場合
でも十分実用的な測定精度を得られる。
【0033】本体2内への採血量が増加するのに伴い、
ケ−シング5の前面に設けた表示灯31を構成する発光
ダイオ−ドが点灯し、採血量を目で確認することができ
る。さらに制御器50に音声IC52を組み込むことに
より、採血量(さらには血液の終了)を音声で知らせる
こともできる。
ケ−シング5の前面に設けた表示灯31を構成する発光
ダイオ−ドが点灯し、採血量を目で確認することができ
る。さらに制御器50に音声IC52を組み込むことに
より、採血量(さらには血液の終了)を音声で知らせる
こともできる。
【0034】血液バッグ1の本体2内に送り込まれた血
液の量が予め定められた量(200ccあるいは400c
c)に達したならば、ロ−ドセル17からの信号に基づ
いて制御器50は、採血中止手段51に採血を中止すべ
き信号を送る。この信号に基づいて上記採血中止手段5
1を構成するソレノイドが起動し、回動阻止片29を図
4で反時計方向に作動させる。
液の量が予め定められた量(200ccあるいは400c
c)に達したならば、ロ−ドセル17からの信号に基づ
いて制御器50は、採血中止手段51に採血を中止すべ
き信号を送る。この信号に基づいて上記採血中止手段5
1を構成するソレノイドが起動し、回動阻止片29を図
4で反時計方向に作動させる。
【0035】回動阻止片29の反時計方向への回動によ
り、それまでこの回転阻止片29によって反時計方向へ
の回動を阻止されていた抑え片25が、図4で反時計方
向に回動し、受具24の切欠を通され、血液バッグ1の
本体に通じるチュ−ブ3を押し潰す。このためチュ−ブ
3の内側通路が塞がれて、それ以上本体2内に血液が送
り込まれなくなる。採血作業を行う際に真空ポンプPを
運転し、本体を囲む収納空間6内を負圧としていた場合
は、上記採血中止手段51の起動と同時に真空ポンプP
を停止させ、電磁弁41を開いて上記収納空間6及び凹
部7を大気に連通させる。
り、それまでこの回転阻止片29によって反時計方向へ
の回動を阻止されていた抑え片25が、図4で反時計方
向に回動し、受具24の切欠を通され、血液バッグ1の
本体に通じるチュ−ブ3を押し潰す。このためチュ−ブ
3の内側通路が塞がれて、それ以上本体2内に血液が送
り込まれなくなる。採血作業を行う際に真空ポンプPを
運転し、本体を囲む収納空間6内を負圧としていた場合
は、上記採血中止手段51の起動と同時に真空ポンプP
を停止させ、電磁弁41を開いて上記収納空間6及び凹
部7を大気に連通させる。
【0036】なお、本発明の重量式採血装置は、採血量
を重量によって検出するため、制御器50のプログラム
を適当に設定することで単位時間当たりの重量増加によ
り採血作業終了時間を推測することができ、時間内に所
定の重量に達しなかった場合(さらには全く重量が増加
しなかった場合)、装置が故障と判断して採血を中止す
ることも可能となる。
を重量によって検出するため、制御器50のプログラム
を適当に設定することで単位時間当たりの重量増加によ
り採血作業終了時間を推測することができ、時間内に所
定の重量に達しなかった場合(さらには全く重量が増加
しなかった場合)、装置が故障と判断して採血を中止す
ることも可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明した本発明の重量式採血装置に
よれば、血液バッグを載せた受台を採血量検出手段で支
持した状態でこれらを同時に揺動させるため、揺動機構
等の重量が採血量検出手段に負荷されることがなく、測
定の際の変動要因が小さくなるため正確で安定した測定
が可能となる。また採血量検出手段が所定の同じ姿勢に
なったとき信号を出力させ、間欠的に採血量を測定する
ため、常に一定条件で採血量測定を行うことができ、精
度の高い採血量測定を行うことができる。
よれば、血液バッグを載せた受台を採血量検出手段で支
持した状態でこれらを同時に揺動させるため、揺動機構
等の重量が採血量検出手段に負荷されることがなく、測
定の際の変動要因が小さくなるため正確で安定した測定
が可能となる。また採血量検出手段が所定の同じ姿勢に
なったとき信号を出力させ、間欠的に採血量を測定する
ため、常に一定条件で採血量測定を行うことができ、精
度の高い採血量測定を行うことができる。
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例の縦断面図である。
【図3】本発明の作動を説明するためのブロック図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例を構成する採血中止手段の部分
正面図である。
正面図である。
【図5】本発明の実施例を構成するブラケットの斜視図
である。
である。
【図6】本発明の実施例を構成する揺動台の斜視図であ
る。
る。
【図7】一般的な血液バッグの斜視図である。
1 血液バッグ 2 本体 3 チュ−ブ 4 採血針 5 ケ−シング 6 収納空間 7 凹部 8 水平軸 9 支持ブラケット 10 固定ブラケット 11 揺動台 12 吊下げ腕 13 円孔 14 主部 15 支持台部 16 通孔 17 ロ−ドセル 18 カム受部 19 出力軸 20 偏心カム 21 受台 22 蓋板 23 凹溝 24 受具 25 抑え片 26 軸 27 支持レバ− 28 軸 29 回動阻止片 30 切欠釦 31 表示灯 32 ダイアル 33 圧力計 34 円孔
Claims (2)
- 【請求項1】 血液バッグを載置する受台と、前記血液
バッグの採血量を検出するための重量式の採血量検出手
段を備えた定量採血装置において、 前記血液バッグ受台を前記採血量検出手段で支持すると
共に、これら血液バッグ受台と採血量検出手段を同時に
揺動させるための揺動手段を設けたことを特徴とする定
量採血装置。 - 【請求項2】 血液バッグを載置する受台と、前記血液
バッグの採血量を検出するための重量式の採血量検出手
段を備えた定量採血装置において、 前記血液バッグ受台を前記採血量検出手段で支持すると
共に、これら血液バッグ受台と採血量検出手段を同時に
揺動させるための揺動手段を設け 、 前記採血量検出手段が同じ姿勢にある瞬間ごとに該検出
手段から信号を出力させ、血液バッグの採血量を間欠的
に測定する手段、 を設けたことを特徴とする定量採血装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2411293A JPH0634821B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 定量採血装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2411293A JPH0634821B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 定量採血装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2299896A Division JPH03170160A (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 定量採血装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04329963A JPH04329963A (ja) | 1992-11-18 |
| JPH0634821B2 true JPH0634821B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=18520311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2411293A Expired - Lifetime JPH0634821B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 定量採血装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634821B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01131644A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-24 | Nissho Corp | 採血装置 |
| JPH02195963A (ja) * | 1989-01-25 | 1990-08-02 | Nissho Corp | 採血装置 |
| JPH02213353A (ja) * | 1989-02-13 | 1990-08-24 | Nissho Corp | 採血装置 |
-
1990
- 1990-12-18 JP JP2411293A patent/JPH0634821B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04329963A (ja) | 1992-11-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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