JPH06348132A - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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Publication number
JPH06348132A
JPH06348132A JP5163189A JP16318993A JPH06348132A JP H06348132 A JPH06348132 A JP H06348132A JP 5163189 A JP5163189 A JP 5163189A JP 16318993 A JP16318993 A JP 16318993A JP H06348132 A JPH06348132 A JP H06348132A
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JP
Japan
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developer
toner
developing device
unused
process cartridge
Prior art date
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Application number
JP5163189A
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English (en)
Inventor
Kenzo Tatsumi
謙三 巽
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置内の現像装置近傍のレイアウト
の余裕度を小さくすることを防止できる画像形成装置及
びプロセスカートリッジを提供する。また、装置の寿命
を伸ばし、高価な部品を有効に利用できるプロセスカー
トリッジを提供する。 【構成】 プロセスカートリッジにおいて、現像装置2
のホッパー23とは別に未使用トナーを収納する未使用
トナー収納部36をクリーニング装置3に設け、また、
未使用トナー収納部36とホッパー23とをつなぐトナ
ー搬送管51と、トナー搬送管51内で回転可能に構成
されたトナー搬送コイル52とを設ける。そして、コピ
ー動作中にトナー搬送コイル52を回転させることによ
って、現像装置2のホッパー23内のトナーが消費され
ていくのと同時に、未使用トナー収納部36内の未使用
トナーを現像装置2のホッパー23に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置及びこの種の画像形成
装置に使用されるプロセスカートリッジに係り、詳しく
は少なくとも潜像担持体上の潜像を現像する現像装置
と、現像剤像を転写材に転写した後の該潜像担持体上の
残留現像剤を回収するクリーニング装置、又は、少なく
とも潜像担持体と現像装置を有する画像形成装置及びプ
ロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置における現
像に用いられる現像剤は、現像装置のホッパー部に収納
されていた。また、近年、装置のコンパクト化やユーザ
ーの使いやすさの点から、感光体等の潜像担持体、上記
ホッパー部を備えた現像装置及びクリーニング装置を一
体にしたプロセスカートリッジが市場に出ている。更
に、潜像担持体は装置本体に残し、現像装置及びクリー
ニング装置等のみを一体にして装置本体に対して脱着可
能に構成したプロセスカートリッジも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の画像
形成装置やプロセスカートリッジでは、現像剤を現像装
置のホッパー部にのみ収納していたので、次のような種
々の問題点があった。すなわち、ホッパー部内の現像剤
が空になる都度、補充用の現像剤を収納した例えばトナ
ーカートリッジなどを用いて現像剤を補充するものにお
いては、最初のトナーカートリッジ交換までに形成でき
る画像形成枚数を多くしようとすると、現像装置のホッ
パー部を大型化せざるを得ず、画像形成装置内の現像装
置近傍のレイアウトの余裕度が小さくなるという問題点
があった。また、上記プロセスカートリッジにおいて
は、プロセスカートリッジの寿命が現像装置内に設けら
れたホッパー部に封入された例えばトナーからなる現像
剤の量によって決まり、ホッパー部のトナーがなくなる
と、例えば現像ローラ、感光体あるいはクリーニングブ
レード等の高価な部品はまだ使用できるにもかかわら
ず、新品カートリッジと交換しなければならないという
問題点があった。更に、極力プロセスカートリッジの寿
命を長くしようとホッパー部のトナー量を増やすと、ホ
ッパー部の大きさが非常に大きくなり、該プロセスカー
トリッジの画像形成装置本体に対する脱着時のレイアウ
トを困難にするだけでなく、ユーザーが非常に使用しに
くいプロセスカートリッジとなるという問題点もあっ
た。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、例えば、収納される
現像剤の量を増やすことによって形成できる画像形成枚
数を多くしようとした場合であっても、画像形成装置内
の現像装置近傍のレイアウトの余裕度を小さくすること
を防止できる画像形成装置及びプロセスカートリッジを
提供することである。また、収納される現像剤の量を増
やし、寿命を伸ばすことにより、例えば現像ローラ、感
光体あるいはクリーニングブレード等の高価な部品を有
効に利用できるプロセスカートリッジを提供することで
ある。また、現像剤の量を増やすことに伴って現像装置
のホッパー部の大きさが特に大きくなることもなく、ユ
ーザーが使いやすいプロセスカートリッジを提供するこ
とである。また、スペースの有効利用を図ることによ
り、コンパクトなプロセスカートリッジを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、潜像担持体と、該潜像担持体
上の潜像を現像する現像装置と、現像剤像を転写材に転
写した後の該潜像担持体上の残留現像剤を回収するクリ
ーニング装置とを有する画像形成装置において、現像に
用いられる現像剤を収納する未使用現像剤収納部を該ク
リーニング装置内に設け、かつ、該未使用現像剤収納部
から該現像装置へ該未使用現像剤収納部中の現像剤を搬
送する搬送手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、
上記現像装置として上記潜像担持体上の潜像の現像に用
いられる現像剤を収納するホッパー部を備えた現像装置
を用い、上記搬送手段によって搬送される上記未使用現
像剤収納部中の現像剤を該ホッパー部へ搬送するように
したことを特徴とするものである。請求項3の発明は、
請求項1又は2の画像形成装置において、上記クリーニ
ング装置内に、該クリーニング装置内部を上記残留現像
剤を収納する残留現像剤収納部と上記未使用現像剤収納
部とに仕切る仕切部材を設けたことを特徴とするもので
ある。請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置にお
いて、上記仕切部材として弾性部材を用いたことを特徴
とするものである。請求項5の発明は、潜像担持体と、
該潜像担持体上の潜像を現像する現像装置とを有する画
像形成装置において、現像に用いられる現像剤を収納す
る未使用現像剤収納部を該潜像担持体内部に設け、か
つ、該未使用現像剤収納部から該現像装置へ該未使用現
像剤収納部中の現像剤を搬送する搬送手段を設けたこと
を特徴とするものである。請求項6の発明は、少なくと
も請求項1,2,3又は4の現像装置とクリーニング装
置、又は、少なくとも請求項5の潜像担持体と現像装置
を一体化して画像形成装置本体に対して着脱可能に構成
したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】請求項1の発明において、現像に用いられる現
像剤は、クリーニング装置内に設けられた未使用現像剤
収納部から搬送手段によって現像装置に搬送される。請
求項2の発明において、現像に用いられる現像剤は、現
像装置に設けられたホッパー部と未使用現像剤収納部と
に分散されて収納されており、未使用現像剤収納部に収
納された現像剤は搬送手段によってホッパー部に搬送さ
れる。請求項3の発明において、クリーニング装置内部
は仕切部材によって、クリーニング装置で回収された残
留現像剤を収納する残留現像剤収納部と、未使用現像剤
を収納する未使用現像剤収納部とに仕切られているの
で、残留現像剤と未使用現像剤とがクリーニング装置内
部で混ざることがない。よって、残留現像剤が上記搬送
手段を介して現像装置に供給されることがない。請求項
4の発明においては、上記仕切部材として弾性部材を用
いたので、弾性部材の変形により、クリーニング装置全
体の容積を変えることなく残留現像剤収納部及び未使用
現像剤収納部それぞれの容積を変化させることができ
る。すなわち、未使用の画像形成装置などのように残留
現像剤収納部に残留現像剤が一切収納されておらず、未
使用現像剤収納部に大量の現像剤が収納されているとき
には、仕切部材は現像剤による圧力によって残留現像剤
収納部側に突出するように変形することにより現像剤収
納部の容積を大きくすることができる。これにより、未
使用の画像形成装置においては、大量の現像剤を未使用
現像剤収納部に収納することができる。また、画像形成
装置が使用されることによって未使用現像剤収納部の現
像剤量が減り、かつ、残留現像剤収納部の残留現像剤量
が増えるにつれて、仕切部材は残留現像剤による圧力に
よって未使用現像剤収納部側に突出するように変形して
残留現像剤収納部の容積を大きくすることができる。こ
れにより、増加する残留現像剤を残留現像剤収納部に確
実に収納することができる。請求項5の発明において、
現像に用いられる現像剤は、潜像担持体の内部に設けら
れた未使用現像剤収納部から搬送手段によって現像装置
に搬送される。請求項6の発明においては、少なくとも
請求項1,2,3又は4の現像装置とクリーニング装
置、又は、少なくとも請求項5の潜像担持体と現像装置
を一体化したプロセスカートリッジを画像形成装置本体
に対して着脱できる。そして、該プロセスカートリッジ
を画像形成装置本体に対して装着したときは、上記請求
項1〜5と同様に現像動作を実行できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に使用されるプロセスカ
ートリッジに適用した一実施例について説明する。図1
は本実施例に係るプロセスカートリッジの概略構成図で
ある。このプロセスカートリッジは、潜像担持体として
の感光体ベルト1と、感光体ドラム1上の潜像を現像剤
であるトナーによってトナー像として可視像化する現像
装置2と、トナー像が転写された後の感光体ベルト1上
に残留した現像剤としてのトナーを感光体ベルト1から
除去するクリーニング装置3と、感光体ドラム1表面を
均一に帯電させる帯電ユニット4とが一体に設けられて
いる。
【0008】ここで、感光体ベルト1は4本のローラ1
a,1b,1c,1dによって回転可能に支持されてい
る。また、現像装置2は感光体ベルト1に対向して回転
可能に配設され、感光体ベルト1上にトナー像を形成す
るためにトナーを感光体ベルト1に供給する現像ローラ
21と、現像ローラ21にトナーを供給するトナー補給
板22と、未使用トナーを収納するホッパー23と、ホ
ッパー23内のトナーを撹拌し、該トナーを現像ローラ
21の方向へ供給する回転可能に構成されたアジテータ
24と、現像ローラ21上のトナーを均一な薄層にする
現像ブレード25とを有している。また、クリーニング
装置3は一端が感光体ベルト1に当接し、他端がホルダ
31に支持され、感光体ドラム1上に残留したトナーを
掻き落とすクリーニングブレード32と、クリーニング
ブレード32によって掻き落とされたトナー(以下、廃
トナーという)を収容する残留現像剤収納部としての廃
トナー回収部33と、廃トナーを廃トナー回収部33に
詰め込む回転可能に構成された廃トナー回収棒34と、
廃トナー回収棒34に付着したトナーを掻き落とすとと
もに廃トナー回収部33のシール性を保つマイラー35
と、未使用トナーを収納する未使用トナー収納部36と
を有している。
【0009】また、このプロセスカートリッジにはクリ
ーニング装置3の未使用トナー収納部36内の未使用ト
ナーを現像装置2のホッパー23に搬送する搬送手段と
して、該未使用トナー収納部36とホッパー23とつな
ぐトナー搬送管51と、トナー搬送管51内で回転可能
に構成されたトナー搬送コイル52とが設けられてい
る。
【0010】次に、以上の構成に係るプロセスカートリ
ッジにおける作像動作について説明する。感光体ベルト
1表面は帯電ユニット4により一様に帯電され、図示し
ない露光光学系により潜像が形成される。このとき、現
像装置2においてホッパー23内のトナーは、アジテー
タ24によりトナー補給板22に供給され、トナー補給
板22により現像ローラ21に供給されて現像ローラ2
1上に付着し、現像ブレード25により均一な薄層とさ
れる。そして、この薄層化されたトナーは感光体ベルト
1の潜像部に付着して感光体ベルト1上に可視像として
のトナー像を形成する。その後、感光体ベルト1は表面
に形成されたトナー像が図示しない転写装置によって転
写材に転写され、また、表面に残留したトナーがクリー
ニング装置3のクリーニングブレード32により掻き落
とされて次の作像に備えられる。ここで、クリーニング
ブレード32により掻き落とされた廃トナーは廃トナー
回収棒34の回転によって廃トナー回収部33に回収さ
れる。
【0011】そして、該プロセスカートリッジにおいて
は、複写機がコピー動作中はトナー搬送コイル52が回
転するように構成されている。これにより、現像装置2
のホッパー23内のトナーが消費されていくと同時に、
未使用トナー収納部36内の未使用トナーがトナー搬送
管51内を図中矢印A,Bで示す現像装置2の方向に搬
送され、図中矢印Cで示すように現像装置2のホッパー
23上部より落下し、ホッパー23に供給される。よっ
て、本実施例に係るプロセスカートリッジによれば、ク
リーニング装置3内に未使用トナー収納部36を設け、
該未使用トナー収納部36に予め未使用トナーを封入し
ておくことにより、より多くの未使用トナーをプロセス
カートリッジ内に保持でき、寿命を伸ばすことができ
る。また、トナーを現像装置2のホッパー23の他にク
リーニング装置3の未使用トナー収納部36にも収納で
きるので、従来のホッパー23にのみトナーを収納した
現像装置の場合のようにホッパー23を大型化すること
なく、プロセスカートリッジ内に多くのトナーを保持す
ることができ、よって、現像装置近傍のレイアウトの余
裕度が小さくなることを防止できる。また、廃トナー回
収部33と未使用トナー収納部36とはそれぞれが仕切
られているため、廃トナーが未使用トナー収納部36内
の未使用トナーと混ざることがなく、廃トナーがトナー
トナー搬送管51及び搬送コイル52を介して現像装置
2に供給されることがないので、予期しない廃トナーの
現像装置2への供給により画像劣化が生じることを防止
できる。また、トナーを現像装置2のホッパー23とク
リーニング装置3の未使用トナー収納部36とに分散さ
せて収納する構成になっているため、プロセスカートリ
ッジの寿命を伸ばすために現像装置2のホッパー23の
みを大きくする必要がないので、ユーザーに使いやすい
プロセスカートリッジを提供できるという効果がある。
【0012】次に、他の実施例に係るプロセスカートリ
ッジについて説明する。本実施例に係るプロセスカート
リッジの部材のうち上記実施例に係るプロセスカートリ
ッジの部材と同一のものについては、本実施例に係るプ
ロセスカートリッジについての図面中図1と同一の符号
を付すとともに、以下の説明においてはその説明を省略
する。図2に新品時の本実施例に係るプロセスカートリ
ッジの概略構成を示す。このプロセスカートリッジにお
いては、クリーニング装置3内に例えばゴムあるいはビ
ニール等の弾性部材で構成された仕切部材37が設けら
れており、この仕切部材37によってクリーニング装置
3内部が廃トナー回収部33と未使用トナー収納部36
とに仕切られている。図3に示すような仕切部材37は
その縁部が接着代になっていて、この接着代でクリーニ
ング装置3のケースに取り付けられている。
【0013】そして、本実施例に係るプロセスカートリ
ッジにおいても上記実施例と同様に、複写機がコピー動
作中はトナー搬送コイル52が回転するように構成され
ており、現像装置2のホッパー23内のトナーが消費さ
れていくと同時に、未使用トナー収納部36内の未使用
トナーがトナー搬送管51内を図中矢印A,Bで示す現
像装置2の方向に搬送され、図中矢印Cで示すように現
像装置2のホッパー23上部より落下し、ホッパー23
に供給されることによって、プロセスカートリッジの寿
命を伸ばすことができる。
【0014】ここで、クリーニング装置3内部の廃トナ
ー回収部33と未使用トナー収納部36とに注目する
と、プロセスカートリッジ新品時は図4(a)に示すよ
うに未使用トナー収納部36には十分にトナーが封入さ
れており、廃トナー回収部33には一切廃トナーがない
ため、廃トナー回収部33のスペースは非常に小さくな
っている。そして、コピー動作が始まると図4(b)に
示すように、未使用トナー収納部36内のトナーは現像
装置2のホッパー23へと供給されるため、未使用トナ
ー収納部36内のトナー量は減り始める。また、このと
き廃トナー回収部33には廃トナーが溜り始める。更に
廃トナーの量が増えると、仕切部材37が廃トナーによ
って図4(c)中矢印αで示す未使用トナー収納部36
の方向に押されて変形し始める。そして、最終的には図
4(d)に示すように、仕切部材37が当初の未使用ト
ナー収納スペースまで張り出すことにより、クリーニン
グ装置3内に廃トナーを十分に収納できるスペースを確
保することができる。
【0015】以上、本実施例によれば、クリーニング装
置3内のスペースを有効に利用でき、クリーニング装置
3を無駄なスペースの少ない小型のものとすることがで
きる。そして、このことによって、プロセスカートリッ
ジをよりコンパクトなものとすることができる。
【0016】次に、他の実施例に係るプロセスカートリ
ッジについて説明する。本実施例に係るプロセスカート
リッジの部材のうち上記実施例に係るプロセスカートリ
ッジの部材と同一のものについては、本実施例に係るプ
ロセスカートリッジについての図面中上記実施例に関す
る図面と同一の符号を付すとともに、以下の説明におい
てはその説明を省略する。本実施例に係るプロセスカー
トリッジにおいては、図5に示すように、現像装置2の
ホッパー23へと供給されるトナーを収納した未使用現
像剤収納部としての未使用トナー収納容器6が感光体ベ
ルト1で構成される空間内に設けられている。この未使
用トナー収納容器6においても上記実施例と同様に、該
未使用トナー収納容器6とホッパー23とをつなぐトナ
ー搬送管51と、トナー搬送管51内で回転可能に構成
されたトナー搬送コイル52とが設けられている。トナ
ー搬送コイル52は未使用トナー収納容器6長手方向に
延在し、端部にはトナー搬送コイル52を回転させるた
めの動力が伝達されるギヤ521(図6参照)が取り付
けられている。そして、未使用トナー収納容器6は、図
7に示すように、感光体ベルト1を支持する上記4本の
ローラ1a,1b,1c,1dを支持する前後側板7
a,7bによって保持されている。
【0017】そして、以上の構成に係るプロセスカート
リッジにおいても、上記実施例と同様に、複写機がコピ
ー動作中はトナー搬送コイル52が回転することによ
り、現像装置2のホッパー23内のトナーが消費されて
いくと同時に、未使用トナー収納容器6内の未使用トナ
ーが現像装置2のホッパー23に供給される。よって、
以上の構成によっても、プロセスカートリッジの寿命を
伸ばすことができる。また、本実施例における構成によ
れば、未使用トナー収納容器6は感光体ベルト1で構成
される空間内に設けられているので、プロセスカートリ
ッジのスペースを有効に利用でき、コンパクトなプロセ
スカートリッジとすることができる。また、トナーは感
光体ベルト1の内部の空間に設けられた未使用トナー収
納容器6からトナー搬送管51とトナー搬送コイル52
とによって現像装置2に搬送されるので、例えば、形成
できる画像形成枚数を多くしようとした場合であって
も、未使用トナー収納容器6を大型化すれば、従来の現
像装置のホッパーにのみトナーを収納した現像装置にお
けるようにホッパーを大型化する必要がなく、よって、
現像装置1近傍のレイアウトの余裕度を大きくすること
が可能となる。また、未使用トナー収納容器6を感光体
ベルト1の内部に設けることにより、画像形成装置内に
未使用トナー収納容器6のための特別のスペースをとる
必要がなく、コンパクトな画像形成装置とすることがで
きるという効果がある。
【0018】なお、以上の説明においては、未使用トナ
ー収納容器6を感光体ベルト1で構成される空間内に設
ける構成について説明したが、感光体ベルト1の代わり
に筒状の感光体ドラムを用い、この内部に未使用トナー
収納容器6を設けるようにしてもよい。
【0019】また、上記実施例においてはプロセスカー
トリッジを例に説明したが、本発明は感光体ベルト1、
現像装置2及びクリーニング装置3等が本体に組み込ま
れた画像形成装置にも適用可能である。また、上記実施
例においては現像ローラ21に供給されるトナーは現像
装置2のホッパー23とクリーニング装置3の未使用ト
ナー収納部36とに、あるいはホッパー23と感光体ベ
ルト1で構成される空間内に設けられた未使用トナー収
納容器6とに収納されているが、この構成に代え、未使
用トナー収納部36あるいは未使用トナー収納容器6に
のみ現像ローラ21に供給されるトナーを収納させる構
成にしても良い。このような構成によれば、現像装置2
にホッパー23を設ける必要がないので、現像装置2近
傍のレイアウトの自由度をより大きくすることができ
る。また、例えば、クリーニング装置3で回収した廃ト
ナーを現像に再利用する構成とした場合には、クリーニ
ング装置3内部を廃トナー回収部33と未使用トナー収
納部36とに仕切る仕切りをなくしてもよい。また、以
上の実施例に係るプロセスカートリッジをファクシミリ
やプリンターに用いた場合には、画像形成時にトナー搬
送コイル52を駆動させて未使用トナーを現像装置2の
ホッパー23に供給するようにすればよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、現像に用いら
れる現像剤はクリーニング装置内に設けられた未使用現
像剤収納部から搬送手段によって現像装置に搬送される
ので、例えば、トナーカートリッジなどを用いて現像剤
を補充するものにおいて、最初のトナーカートリッジ交
換までに形成できる画像形成枚数を多くしようとした場
合であっても、未使用現像剤収納部を大型化すれば、従
来のホッパー部にのみ現像剤を収納した現像装置におけ
るようにホッパー部を大型化する必要がなく、よって、
現像装置近傍のレイアウトの余裕度を大きくすることが
可能となるという効果がある。請求項2の発明によれ
ば、現像に用いられる現像剤は現像装置のホッパー部と
未使用現像剤収納部とに分散されて収納されているの
で、例えば、トナーカートリッジなどを用いて現像剤を
補充するものにおいて、最初のトナーカートリッジ交換
までに形成できる画像形成枚数を多くしようとしたとき
のように大量の現像剤を装置内に収納する必要がある場
合であっても、未使用現像剤収納部を大型化すれば、ホ
ッパー部を大型化する必要がなく、よって、現像装置近
傍の余裕度を変えることなく大量の現像剤を装置内に収
納できるという効果がある。請求項3の発明によれば、
残留現像剤が上記搬送手段を介して現像装置に供給され
ることがないので、予期しない残留現像剤の現像装置へ
の供給により画像劣化が生じることを防止できるという
効果がある。請求項4の発明によれば、クリーニング装
置内部を未使用現像剤収納部と残留現像剤収納部とに仕
切る仕切部材は、未使用現像剤収納部の現像剤量が減れ
ば残留現像剤収納部の現像剤量が増えるというクリーニ
ング装置内における現像剤量の変化に応じて変形できる
ので、クリーニング装置内のスペースを有効に利用で
き、クリーニング装置を無駄なスペースの少ない小型の
ものとすることができるという効果がある。そして、こ
のことによって、よりコンパクトな画像形成装置とする
ことができるという効果がある。請求項5の発明によれ
ば、現像に用いられる現像剤は潜像担持体の内部に設け
られた未使用現像剤収納部から搬送手段によって現像装
置に搬送されるので、例えば、形成できる画像形成枚数
を多くしようとした場合であっても、未使用現像剤収納
部を大型化すれば、従来のホッパー部にのみ現像剤を収
納した現像装置におけるようにホッパー部を大型化する
必要がなく、よって、現像装置近傍のレイアウトの余裕
度を大きくすることが可能となるという効果がある。ま
た、未使用現像剤収納部を潜像担持体の内部に設けるこ
とにより、画像形成装置内に未使用現像剤収納部のため
の特別のスペースをとる必要がなく、コンパクトな画像
形成装置とすることができるという効果がある。請求項
6の発明によれば、上記請求項1〜5と同様に現像動作
を実行できるので、請求項1におけるように例えば、形
成できる画像形成枚数を多くしようとした場合であって
も、未使用現像剤収納部を大型化すれば、従来のホッパ
ー部にのみ現像剤を収納した現像装置を有するプロセス
カートリッジにおけるようにホッパー部を大型化する必
要がなく、よって、現像装置近傍のレイアウトの余裕度
を大きくすることが可能となるという効果がある。ま
た、請求項2におけるように例えば、形成できる画像形
成枚数を多くしようとしたときのように大量の現像剤を
プロセスカートリッジ内に収納する必要がある場合であ
っても、未使用現像剤収納部を大型化すれば、現像装置
のホッパー部を大型化する必要がなく、よって、現像装
置近傍の余裕度を変えることなく大量の現像剤をプロセ
スカートリッジ内に収納できるという効果がある。ま
た、請求項3におけるように、残留現像剤が上記搬送手
段を介して現像装置に供給されることがないので、予期
しない残留現像剤の現像装置への供給により画像劣化が
生じることを防止できるという効果がある。また、請求
項4におけるように、クリーニング装置内部を未使用現
像剤収納部と残留現像剤収納部とに仕切る仕切部材は、
未使用現像剤収納部の現像剤量が減れば残留現像剤収納
部の現像剤量が増えるというクリーニング装置内におけ
る現像剤量の変化に応じて変形できるので、クリーニン
グ装置内のスペースを有効に利用でき、クリーニング装
置を無駄なスペースの少ない小型のものとすることがで
きるという効果がある。そして、このことによって、よ
りコンパクトなプロセスカートリッジとすることができ
るという効果がある。更に、このことによって、よりコ
ンパクトな画像形成装置とすることができるという効果
がある。また、請求項5におけるように、現像に用いら
れる現像剤は潜像担持体の内部に設けられた未使用現像
剤収納部から搬送手段によって現像装置に搬送されるの
で、例えば、形成できる画像形成枚数を多くしようとし
た場合であっても、未使用現像剤収納部を大型化すれ
ば、従来のホッパー部にのみ現像剤を収納した現像装置
を有するプロセスカートリッジにおけるようにホッパー
部を大型化する必要がなく、よって、現像装置近傍のレ
イアウトの余裕度を大きくすることが可能となるという
効果がある。また、未使用現像剤収納部を潜像担持体の
内部に設けることにより、プロセスカートリッジ内に未
使用現像剤収納部のための特別のスペースをとる必要が
なく、コンパクトなプロセスカートリッジとすることが
できるという効果がある。更に、このことによって、よ
りコンパクトな画像形成装置とすることができるという
効果がある。また、上記のように現像剤を、現像装置の
ホッパー部と未使用現像剤収納部とに分散させて収納さ
せることや、大型の未使用現像剤収納部に収納させるこ
とによって、従来のプロセスカートリッジに比べて大量
の現像剤を収納でき、この大量の現像剤を現像に用いる
ことができるので、予め収納された現像剤を使い果たす
ことによるプロセスカートリッジ寿命を、現像装置のホ
ッパー部にのみ現像剤を有する従来のプロセスカートリ
ッジに比べて伸ばすことができる。よって、例えば現像
ローラ、感光体あるいはクリーニングブレードといった
高価で長寿命の部品を有効に利用できるという効果があ
る。また、現像剤を現像装置のホッパー部とクリーニン
グ装置の未使用現像剤収納部とに分散させて収納する構
成になっているため、プロセスカートリッジの寿命を伸
ばすために現像装置のホッパー部のみを大きくする必要
がないので、ユーザーに使いやすいプロセスカートリッ
ジを提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るプロセスカートリッジの概略構成
図。
【図2】他の実施例に係るプロセスカートリッジの概略
構成図。
【図3】同プロセスカートリッジの仕切部材の概略構成
図。
【図4】(a)〜(d)は同プロセスカートリッジの仕
切部材が変形する様子を示す説明図。
【図5】他の実施例に係るプロセスカートリッジの概略
構成図。
【図6】同プロセスカートリッジの未使用トナー収納容
器の概略構成図。
【図7】同未使用トナー収納容器の取付状態を示す説明
図。
【符号の説明】 1 感光体ベルト 2 現像装置 3 クリーニング装置 6 未使用トナー収納容器 23 ホッパー 33 廃トナー回収部 36 未使用トナー収納部 37 仕切部材 52 トナー搬送コイル 51 トナー搬送管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現
    像する現像装置と、現像剤像を転写材に転写した後の該
    潜像担持体上の残留現像剤を回収するクリーニング装置
    とを有する画像形成装置において、 現像に用いられる現像剤を収納する未使用現像剤収納部
    を該クリーニング装置内に設け、かつ、該未使用現像剤
    収納部から該現像装置へ該未使用現像剤収納部中の現像
    剤を搬送する搬送手段を設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】上記現像装置として上記潜像担持体上の潜
    像の現像に用いられる現像剤を収納するホッパー部を備
    えた現像装置を用い、上記搬送手段によって搬送される
    上記未使用現像剤収納部中の現像剤を該ホッパー部へ搬
    送するようにしたことを特徴とする請求項1の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】上記クリーニング装置内に、該クリーニン
    グ装置内部を上記残留現像剤を収納する残留現像剤収納
    部と上記未使用現像剤収納部とに仕切る仕切部材を設け
    たことを特徴とする請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記仕切部材として弾性部材を用いたこと
    を特徴とする請求項3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現
    像する現像装置とを有する画像形成装置において、 現像に用いられる現像剤を収納する未使用現像剤収納部
    を該潜像担持体内部に設け、かつ、該未使用現像剤収納
    部から該現像装置へ該未使用現像剤収納部中の現像剤を
    搬送する搬送手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】少なくとも請求項1,2,3又は4の現像
    装置とクリーニング装置、又は、少なくとも請求項5の
    潜像担持体と現像装置を一体化して画像形成装置本体に
    対して着脱可能に構成したことを特徴とするプロセスカ
    ートリッジ。
JP5163189A 1993-06-07 1993-06-07 画像形成装置及びプロセスカートリッジ Pending JPH06348132A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100523153B1 (ko) * 1996-12-20 2006-01-27 렉스마크 인터내셔널, 인코포레이티드 하우징 및 핀 구조를 갖는 토너 카트리지

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100523153B1 (ko) * 1996-12-20 2006-01-27 렉스마크 인터내셔널, 인코포레이티드 하우징 및 핀 구조를 갖는 토너 카트리지

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