JPH0634810A - カラ−フィルタの製造方法 - Google Patents
カラ−フィルタの製造方法Info
- Publication number
- JPH0634810A JPH0634810A JP18832992A JP18832992A JPH0634810A JP H0634810 A JPH0634810 A JP H0634810A JP 18832992 A JP18832992 A JP 18832992A JP 18832992 A JP18832992 A JP 18832992A JP H0634810 A JPH0634810 A JP H0634810A
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- Japan
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- light shielding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、発生した白や黒等の透過欠陥を３
原色が形成された状態で単色評価することが出来るカラ
−フィルタの製造方法を提供することを目的とする。 【構成】この発明のカラ−フィルタの製造方法は、透明
基板７上に赤，緑，青の着色層８を形成したカラ−フィ
ルタの欠陥有無を検査するにあたり、赤，緑，青の各１
色のみを目視又はカメラで観測出来るように、他の２色
を光遮断板４によりマスクすることにより、上記の目的
を達成することが出来る。
原色が形成された状態で単色評価することが出来るカラ
−フィルタの製造方法を提供することを目的とする。 【構成】この発明のカラ−フィルタの製造方法は、透明
基板７上に赤，緑，青の着色層８を形成したカラ−フィ
ルタの欠陥有無を検査するにあたり、赤，緑，青の各１
色のみを目視又はカメラで観測出来るように、他の２色
を光遮断板４によりマスクすることにより、上記の目的
を達成することが出来る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はカラ−液晶表示装置な
どの表示パネルに使用されるカラ−フィルタの製造方法
に係り、特にその欠陥有無を検査する方法に関する。
どの表示パネルに使用されるカラ−フィルタの製造方法
に係り、特にその欠陥有無を検査する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に液晶表示装置は、透明電極が形成
されたガラス基板などの２枚の透明基板間に１〜１０μ
ｍの隙間を設けて、その間に液晶組成物を封入し、電極
間に電圧を印加して液晶を駆動せしめ表示を行なうよう
になっている。そして、カラ−表示を行なうためには、
隙間間の一方のガラス基板に赤（Ｒ），緑（Ｇ），青
（Ｂ）の着色層を有するカラ−フィルタを設けるのが普
通である。
されたガラス基板などの２枚の透明基板間に１〜１０μ
ｍの隙間を設けて、その間に液晶組成物を封入し、電極
間に電圧を印加して液晶を駆動せしめ表示を行なうよう
になっている。そして、カラ−表示を行なうためには、
隙間間の一方のガラス基板に赤（Ｒ），緑（Ｇ），青
（Ｂ）の着色層を有するカラ−フィルタを設けるのが普
通である。
【０００３】このカラ−フィルタは、透明基板に遮光層
（ブラックマトリクス）、Ｒ，Ｇ，Ｂの着色層、オ−バ
−コ−ト層、透明電極が順次積層して形成されている。
そして、着色層の形成に当たっては、染色法が先行し、
顔料分散法や印刷法なども実用化され始めている。
（ブラックマトリクス）、Ｒ，Ｇ，Ｂの着色層、オ−バ
−コ−ト層、透明電極が順次積層して形成されている。
そして、着色層の形成に当たっては、染色法が先行し、
顔料分散法や印刷法なども実用化され始めている。
【０００４】さて、このようなカラ−フィルタで発生し
た白や黒等の透過欠陥は、通常、図２に示すように、
Ｒ，Ｇ，Ｂの３原色の着色層が形成されたカラ−フィル
タ１を、３色の透過バランスの良い検査用光源２の上方
約３０ｃｍの距離から透過させて目視により検査する。
図中の３は作業者の目を表わしている。
た白や黒等の透過欠陥は、通常、図２に示すように、
Ｒ，Ｇ，Ｂの３原色の着色層が形成されたカラ−フィル
タ１を、３色の透過バランスの良い検査用光源２の上方
約３０ｃｍの距離から透過させて目視により検査する。
図中の３は作業者の目を表わしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来は上記のように３
色同時に検査するので、単色欠陥の判別が難しく、例え
ば下記の表１に示すように、３色の白欠陥ではいずれも
直径が約４０〜５０μｍの大きさが限度であり、液晶の
表示で問題になるような大きさの欠陥までは評価出来な
い。
色同時に検査するので、単色欠陥の判別が難しく、例え
ば下記の表１に示すように、３色の白欠陥ではいずれも
直径が約４０〜５０μｍの大きさが限度であり、液晶の
表示で問題になるような大きさの欠陥までは評価出来な
い。
【０００６】
【表１】
【０００７】これは、ＣＦ欠陥が同一モ―ドであっても
色やサイズによって見え方が違うため、単色毎に欠陥を
評価し、出来るだけ液晶表示をした時に近い状態での評
価が必要であった。そこで、カラ−フィルタの白や黒等
の透過欠陥を単色にて評価する方法が要望されていた。
色やサイズによって見え方が違うため、単色毎に欠陥を
評価し、出来るだけ液晶表示をした時に近い状態での評
価が必要であった。そこで、カラ−フィルタの白や黒等
の透過欠陥を単色にて評価する方法が要望されていた。
【０００８】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、発生した白や黒等の透過欠陥を３原色が形成された
状態で単色評価することが出来るカラ−フィルタの製造
方法を提供することを目的とする。
で、発生した白や黒等の透過欠陥を３原色が形成された
状態で単色評価することが出来るカラ−フィルタの製造
方法を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は、透明基板上
に赤，緑，青の着色層を形成したカラ−フィルタの欠陥
有無を検査するにあたり、赤，緑，青の各１色のみを目
視又はカメラで観測出来るように、他の２色を光遮断板
によりマスクするカラ−フィルタの製造方法である。
に赤，緑，青の着色層を形成したカラ−フィルタの欠陥
有無を検査するにあたり、赤，緑，青の各１色のみを目
視又はカメラで観測出来るように、他の２色を光遮断板
によりマスクするカラ−フィルタの製造方法である。
【００１０】
【作用】この発明によれば、白や黒等の透過欠陥を２色
をマスクして等間隔で光遮断膜が形成された光遮断板を
重ね合わせ単色にて評価するため、単色欠陥の評価が可
能となる。従って、これまで判別が困難であった欠陥に
ついても目視での判別が出来、液晶表示装置に出来るだ
け近い状態で簡単に評価出来る。
をマスクして等間隔で光遮断膜が形成された光遮断板を
重ね合わせ単色にて評価するため、単色欠陥の評価が可
能となる。従って、これまで判別が困難であった欠陥に
ついても目視での判別が出来、液晶表示装置に出来るだ
け近い状態で簡単に評価出来る。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【００１２】この発明によるカラ−フィルタの製造方
法、特に検査方法は、図１の（ａ），（ｂ）に示すよう
に構成され、先ず、図１の（ａ）に示す光遮断板４を用
意する。この光遮断板４は、透明基板５上に２色がマス
クされるように等間隔で金属膜あるいは金属膜と酸化金
属被膜等からなる光遮断膜６が形成されたものである。
法、特に検査方法は、図１の（ａ），（ｂ）に示すよう
に構成され、先ず、図１の（ａ）に示す光遮断板４を用
意する。この光遮断板４は、透明基板５上に２色がマス
クされるように等間隔で金属膜あるいは金属膜と酸化金
属被膜等からなる光遮断膜６が形成されたものである。
【００１３】この光遮断板４を、図１の（ｂ）に示すよ
うに、透明基板７上にＲ，Ｇ，Ｂの３原色の着色層８が
形成されたカラ−フィルタ９上に重ね合わせ、従来と同
様に、３色の透過バランスの良い検査用光源の上方約３
０ｃｍの距離から透過させて目視又はカメラにより検査
する。
うに、透明基板７上にＲ，Ｇ，Ｂの３原色の着色層８が
形成されたカラ−フィルタ９上に重ね合わせ、従来と同
様に、３色の透過バランスの良い検査用光源の上方約３
０ｃｍの距離から透過させて目視又はカメラにより検査
する。
【００１４】この結果、これまで液晶表示しないと認め
られなかったモ―ドの欠陥が、カラ−フィルタ単体の状
態で認められた。例えば、白欠陥では下記の表２のよう
に、３色いずれも液晶の単色表示した時と同様、直径約
２０〜３０μｍの大きさまでの検知が出来た。
られなかったモ―ドの欠陥が、カラ−フィルタ単体の状
態で認められた。例えば、白欠陥では下記の表２のよう
に、３色いずれも液晶の単色表示した時と同様、直径約
２０〜３０μｍの大きさまでの検知が出来た。
【００１５】
【表２】
【００１６】又、単色毎の色むらや、これまでカラ−フ
ィルタ単体で認められなかった欠陥も、液晶表示装置に
組立てないで認めることが出来た。尚、図１中の符号１
０は遮光層（ブラックマトリクス）が形成されていない
開口部を示す。
ィルタ単体で認められなかった欠陥も、液晶表示装置に
組立てないで認めることが出来た。尚、図１中の符号１
０は遮光層（ブラックマトリクス）が形成されていない
開口部を示す。
【００１７】
【発明の効果】この発明によれば、カラ−フィルタで発
生した白や黒等の透過欠陥を、２色をマスクして等間隔
で光遮断膜が形成された光遮断板を重ね合わせ、単色に
て評価するので、３原色が印刷された状態で単色欠陥の
評価が可能となる。この結果、これまで判別が困難であ
った欠陥が、液晶表示装置に組立てる前のカラ−フィル
タ単体の状態で、容易に判別することが出来る。
生した白や黒等の透過欠陥を、２色をマスクして等間隔
で光遮断膜が形成された光遮断板を重ね合わせ、単色に
て評価するので、３原色が印刷された状態で単色欠陥の
評価が可能となる。この結果、これまで判別が困難であ
った欠陥が、液晶表示装置に組立てる前のカラ−フィル
タ単体の状態で、容易に判別することが出来る。
【図１】この発明の一実施例に係るカラ−フィルタの製
造方法（検査方法）を示す斜視図。
造方法（検査方法）を示す斜視図。
【図２】従来のカラ−フィルタの製造方法（検査方法）
を示す斜視図。
を示す斜視図。
４…光遮断板、５…透明基板、６…光遮断膜、７…透明
基板、８…着色層、９…カラ−フィルタ。
基板、８…着色層、９…カラ−フィルタ。
Claims (1)
- 【請求項１】 透明基板上に赤，緑，青の着色層を形成
したカラ−フィルタの欠陥有無を検査するにあたり、上
記赤，緑，青の各１色のみを目視又はカメラで観測出来
るように、他の２色を光遮断板によりマスクすることを
特徴とするカラ−フィルタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18832992A JPH0634810A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | カラ−フィルタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18832992A JPH0634810A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | カラ−フィルタの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634810A true JPH0634810A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16221709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18832992A Pending JPH0634810A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | カラ−フィルタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634810A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011080837A1 (ja) | 2009-12-28 | 2011-07-07 | 株式会社中田製作所 | タークスヘッドスタンド |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP18832992A patent/JPH0634810A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011080837A1 (ja) | 2009-12-28 | 2011-07-07 | 株式会社中田製作所 | タークスヘッドスタンド |
| US9180507B2 (en) | 2009-12-28 | 2015-11-10 | Nakata Manufacturing Co., Ltd. | Turk's head stand |
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