JPH063480U - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH063480U
JPH063480U JP4645092U JP4645092U JPH063480U JP H063480 U JPH063480 U JP H063480U JP 4645092 U JP4645092 U JP 4645092U JP 4645092 U JP4645092 U JP 4645092U JP H063480 U JPH063480 U JP H063480U
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JP
Japan
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bucket
guide rails
cleaning
rail
cleaning tank
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Pending
Application number
JP4645092U
Other languages
English (en)
Inventor
順久 山口
Original Assignee
有限会社昭和工業所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小物の洗浄はもとより、比較的重量を有し、
かつ重要回転部を有する複数本のクランクシャフト等を
打痕等を生ずることなく洗浄可能とする。 【構成】 洗浄タンクにバケットを上下動可能に納める
とともに、洗浄タンクの一側に所定の間隔でガイドレー
ルをその溝部を外向きにして立設し、かつ該ガイドレー
ルの対向面に対応してレール片を設け、バケットの上端
側には左右のガイドレールの側方に対設する縦フレーム
を有する昇降フレームを連結するとともに、該昇降フレ
ームの縦フレームには左右のガイドレールの溝部の上下
に対応して転動する4か所に転動子を設け、さらにガイ
ドレールの背面側対向面に設けたレール片を上下4か所
で転動する転動子を設け、この昇降フレームの下部連結
板には自動調心ころ軸受を介して駆動部側の回転板に連
結した連結杆に連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車用部品、一般機械部品等を洗浄する洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自動車用部品、一般機械部品等を洗浄する洗浄装置としては、 例えば洗浄タンク内に部品を収納載置するバケットを水平回転可能に設け、回転 しながら高温洗剤溶液を噴射するもの、あるいは高温洗剤溶液に浸漬して水平回 転を与えて油汚れを洗浄するものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の構成のものではバケットを水平回転するものである から、部品が遠心力により移動して打痕を生じて品質を低下する問題点があり、 また、例えばクランクシャフト等のように比較的重量があり、かつ重要回転部を 有するものの場合、複数本一度に洗浄することができない問題点があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点を解決すべくなされたもので、小物の洗浄はもと より、比較的重量を有し、かつ重要回転部を有する複数本のクランクシャフト等 を打痕等を生ずることなく洗浄することのできる洗浄装置を提供することを目的 とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記技術課題を解決するため、洗浄タンクにバケットを上下動可能 に納めるとともに、前記洗浄タンクの一側に所定の間隔で断面略コ字形状のガイ ドレールをその溝部を外向きにして立設し、かつ該ガイドレールの対向面に対応 してレール片を設け、前記バケットの上端側には前記左右のガイドレールの側方 に対設する縦フレームを有する昇降フレームを連結するとともに、該昇降フレー ムの縦フレームには左右のガイドレールの溝部の上下に対応して転動する4か所 に転動子を設け、さらに、前記ガイドレールの背面側対向面に設けたレール片を 上下4か所で転動する転動子を設け、この昇降フレームの下部連結板には自動調 心ころ軸受を介して駆動部側の回転板に連結した連結杆に連結して前記バケット を上下動可能に構成した洗浄装置に存する。
【0006】
【作用】
本考案は、上記構成としたことにより、バケットはその前後、左右方向への移 動が規制されて上下方向への移動が円滑に行われとともに、バケット内の洗浄部 品は殆ど移動したりすることがなく、載置した状態が維持される。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明すると、図1は洗浄装置1の 正面図、図2は洗浄装置1の駆動側側面図、図3は駆動側の平面図を示し、該洗 浄装置1は洗浄タンク2と同洗浄タンク2内に上下動可能に納められるバケット 20とバケット駆動部30とより構成されている。
【0008】 この洗浄タンク2は外側タンク3と内側タンク6との二重構造に形成されてい る。この外側タンク3はアングル部材4と外板部材5とにより所定の容積を有す る上方に開口する略有底箱形状に形成されている。なお、説明の都合上図1にお いて図示左側を前部、右側を後部という。また、この外側タンク3内には所定の 間隔を有して内側タンク6が内装されている。この内側タンク6は前後の側板7 a,7bと左右の側板8a,8bと、この前後の側板7a,7bの下端は所定の 深さ位置より外側タンク3の底部のほぼ中央に向けて所定の角度で傾斜する底板 9a,9bが形成されて略舟底状に形成されるとともに、左右の側板8a,8b の下部側は同底板9a,9bの傾斜に沿って切欠きされて各板は溶着手段により 接合されている。また、この底板9aの所定の位置にはドレンコック10が取付 けられている。また、洗浄タンク2の一方の側部の所定の上下の位置にはバルブ 12a,12bを有する洗剤溶液の上限用オーバーフローパイプ11aおよび下 限用オーバーフローパイプ11bが設けられている。また、この洗浄タンク2の 後部側の一方の隅角部には高圧蒸気発生源に接続される蒸気用のバルブ13が取 付けられ、同バルブ13には側板8b,7bの接続部に沿って垂下され、さらに 、側板7bと底板9bの屈曲部に沿って水平状に配設され所定の間隔で前部側に 指向して蒸気の噴出孔15を設けたスチームパイプ14が設けられている。
【0009】 上記のように形成された洗浄タンク2には駆動部30により上下動されるバケ ット20が納められている。このバケット20は内側タンク6に納め可能に略方 形状に枠組みされた枠体21の内周面と底面側には金網22が張着されて例えば 複数本のクランクシャフトを横向きにして載置可能に形成され、この枠体21の 後部側に沿って所定の高さを有する取付板23が溶着手段により止着され、この 取付板23の左右の上部と枠体21の左右の枠部材との間には所定の角度で補強 ステー24が取付けられている。また、この取付板23の後面側には所定の間隔 で所定の長さを有する支持柱25が立設され、この支持柱25の上端部間には連 結板26が取付けられている。このように形成されたバケット20は駆動部30 に連結されている。
【0010】 この駆動部30は洗浄タンク2の後部側に設けられるもので、同タンク2の後 部側には所定のスペースを有する遮蔽プレート31が取付けられ、この遮蔽プレ ート31の下部側のほぼ中央部には支持ブラケット32が水平状に設けられ、こ の支持ブラケット32の取付基部の左右には遮蔽プレート31に沿って垂直にガ イドレール33が取付けられている。このガイドレール33は所定の幅を有し、 所定の長さを有する基板34の両側に平行にレール片35が対応して溶着手段に より止着されて溝部36を有する断面略コ字形状に形成され、このガイドレール 33はその溝部36を外向きにして遮蔽プレート31に所定の間隔で平行に取付 けられるとともに、この溝部36の所定の位置にはストッパー片37が取付けら れている。また、左右にガイドレール33の対向面の張出し側の縁にはその長手 方向に沿ってレール片38が対向状に取付けられている。また、この支持ブラケ ット32には左右のガイドレール33の中心部にモーター39により駆動される ウォーム減速機40が取付けられている。このウォーム減速機40の回転軸41 には同回転軸41に外嵌してキー着されるボス部43を有する所定の径を有する 回転板42が着脱可能に取付けられ、ボス部43の中心より所定の半径rの位置 にはピン孔44が貫設されて軸ピン45が取付けられ、同軸ピン45には所定の 長さLの連結杆46の一端部がベアリング47を介して枢着され、この連結杆4 6の他端は左右のガイドレール33により上下動案内される昇降フレーム50に 連結されている。なお、上記回転板42に貫設されるピン孔44はその半径rの 異なる位置に複数箇所設けられてバケット20の上下動ストロークを変更可能に 設けられている。
【0011】 この昇降フレーム50は左右の縦フレーム51とこの縦フレーム51とを連結 する上下の連結板52、60とからなり、この左右の縦フレーム51は上部連結 板52の左右に取付けられた取付部材53を介してガイドレール33の側方に位 置されるもので断面略コ字形状に形成されてその開口側を外向きにして取付けら れ、この縦フレーム51の上下の所定の位置には軸54を介してガイドレール3 3の溝部36を転動する転動子55が対応してそれぞれ枢着され、また、縦フレ ーム51の張出し側の片51aの上下の所定の位置には対応して内方へ対向して 延出する支持アーム56が取付けられ、同支持アーム56の先端側には長孔57 が貫設され、この長孔56にはガイドレール33のガイド片38を転動する転動 子59を枢着して軸ピン58が位置調整可能に取付けられている。このように形 成された昇降フレーム50はその上部連結板52はバケット20の連結板26に 連結されて転動子55はガイドレール33の溝部36に嵌込まれるとともに、手 可動子59はレール片38に転動可能に当接され、左右の縦フレーム51の下部 側に取付けられた下部連結板60のほぼ中央部に形成されたボス部60aには図 5に示すように自動調心ころ軸受61が嵌着され、同ころ軸受61には連結ピン 62が嵌合されて、この連結ピン62を介して駆動部30の連結杆46と分離可 能に連結されている。なお、この洗浄タンク2には蒸気発生源に継電される温度 センサ63が取付けられている。
【0012】 このように形成された洗浄装置1の洗浄タンク2内には所定量の洗浄溶液が入 れられ、モーター39を駆動してバケット20を最上動位置に保持して停止し、 この状態で洗浄部品をバケット20内に納める。しかる後、蒸気用バルブ13を 開にしてスチームパイプ14の噴出孔15より洗浄溶液内に向けて蒸気を噴出し 、洗浄溶液の温度が所定の温度に達したことを確認した後、駆動部30のモータ ー39を駆動する。これによりウォーム減速器40に取付けられた回転板42が 回転され、これと連結杆46を介して連結された昇降フレーム50はガイドレー ル33に沿って低速で上下動されるとともに、この昇降フレーム50に連結され たバケット20も一体に上下動され、このバケット20の低速上下動動作と蒸気 により攪拌される洗浄溶液の攪拌流動作用により、洗浄部品に付着した油汚れが 洗浄される。
【0013】 このようにバケット20の上下動動作は昇降フレーム50側において該昇降フ レーム50は左右のガイドレール33の溝部36の上下に対応して転動する4か 所の転動子55を設け、さらに、同ガイドレール33の背面側対向面に設けたレ ール片38を上下4か所で転動する転動子59を設けるとともに、この昇降フレ ーム50の下部連結板60は自動調心ころ軸受61を介して駆動部30の回転板 42に連結した連結杆46に連結する構成としたものであるから、バケット20 はその前後、左右方向への移動が規制されて上下方向への移動が円滑に行われ、 したがって、バケット20内の洗浄部品は殆ど移動したりすることがなく、載置 した状態が維持されるので部品同志の干渉がなく、したがって打痕等の品質上の 問題点を解消することができる。また、駆動部30と昇降フレーム50側とは連 結ピン62を着脱可能に分離形成したので、組立てが容易となるとともに、分解 、修理および洗浄タンクの清掃等のメインテナンスが容易となる。
【0014】 なお、上記実施例においては蒸気により洗浄溶液を攪拌するように例示したが 、これに限定するものではなく、例えば図6に示すように内側タンク6の前後底 部7a,7bの内側あるいは外側面に複数の超音波用の振動子17を取付けるこ とにより、この振動子17からの超音波による液面のキャピラリ波や液中のキャ ビテーションにより洗浄効果を高めることができる。なお、この超音波の利用は 上記との併用、あるいは単独利用するものであってもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上記構成としたことにより、バケットはその前後、左右方向への移 動が規制されて上下方向への移動が円滑に行われ、したがって、バケット内の洗 浄部品は殆ど移動したりすることがなく、載置した状態が維持されるので部品同 志の干渉がなく、したがって打痕等の品質上の問題点を解消することができる。 また、駆動部と昇降フレーム側とは連結ピンを着脱可能に分離形成したので、組 立てが容易となるとともに、分解、修理および洗浄タンクの清掃等のメインテナ ンスが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄装置の正面図である。
【図2】洗浄装置の側面図である。
【図3】洗浄装置の駆動部側の平面図である。
【図4】バケットの正面図である。
【図5】昇降フレームと駆動部側との連結部の拡大図で
ある。
【図6】内側タンクの底部の外側あるいは内側に振動子
を取付けた一部側面図である。
【符号の説明】
1 洗浄装置 2 洗浄タンク 20 バケット 30 駆動部 33 ガイドレール 38 レール片 43 回転板 46 連結杆 50 昇降フレーム 51 縦フレーム 55,59 転動子 60 下部連結板 61 自動調心ころ軸受 62 連結ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄タンクにバケットを上下動可能に納
    めるとともに、前記洗浄タンクの一側に所定の間隔で断
    面略コ字形状のガイドレールをその溝部を外向きにして
    立設し、かつ該ガイドレールの対向面に対応してレール
    片を設け、前記バケットの上端側には前記左右のガイド
    レールの側方に対設する縦フレームを有する昇降フレー
    ムを連結するとともに、該昇降フレームの縦フレームに
    は左右のガイドレールの溝部の上下に対応して転動する
    4か所に転動子を設け、さらに、前記ガイドレールの背
    面側対向面に設けたレール片を上下4か所で転動する転
    動子を設け、この昇降フレームの下部連結板には自動調
    心ころ軸受を介して駆動部側の回転板に連結した連結杆
    に連結して前記バケットを上下動可能に構成した洗浄装
    置。
JP4645092U 1992-06-09 1992-06-09 洗浄装置 Pending JPH063480U (ja)

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JP4645092U JPH063480U (ja) 1992-06-09 1992-06-09 洗浄装置

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JP4645092U JPH063480U (ja) 1992-06-09 1992-06-09 洗浄装置

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JPH063480U true JPH063480U (ja) 1994-01-18

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ID=12747500

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JP4645092U Pending JPH063480U (ja) 1992-06-09 1992-06-09 洗浄装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54138072A (en) * 1978-04-19 1979-10-26 Mitsui Nisso Urethane Production of molded packing
JPS5539196A (en) * 1978-09-12 1980-03-18 Westinghouse Electric Corp Pushhbutton assembly

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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