JPH06347546A - 気象レーダ装置 - Google Patents

気象レーダ装置

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Publication number
JPH06347546A
JPH06347546A JP5163905A JP16390593A JPH06347546A JP H06347546 A JPH06347546 A JP H06347546A JP 5163905 A JP5163905 A JP 5163905A JP 16390593 A JP16390593 A JP 16390593A JP H06347546 A JPH06347546 A JP H06347546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
weather
clutter
radar device
radar
Prior art date
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Pending
Application number
JP5163905A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Yamashita
純二 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5163905A priority Critical patent/JPH06347546A/ja
Publication of JPH06347546A publication Critical patent/JPH06347546A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

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  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 航空管制用に使われているレーダを利用し
て、気象情報の高度分布を抽出することのできる気象レ
ーダ装置を提供する。 【構成】 航空管制用レーダ装置から離れた位置に、仰
角方向にビーム幅が広いファンビーム特性の空中線3を
持つ受信専用局を設置し、ウェザークラッタ7からの反
射波を受信する。このような配置で受信された受信信号
レベルの時間変化は、ウェザークラッタ強度の高度方向
での変化に対応している。2つの空中線1、3のビーム
方向θ1、θ2及び受信までの経過時間tから対象とな
るウェザークラッタ7の空中位置を計算し、受信信号レ
ベルと対応させることにより気象情報の高度分布を求め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大気中の降雨、水蒸
気、塵等のウェザークラッタをレーダにより検出するこ
とにより降雨量、風速、風向等の気象情報を抽出する気
象レーダ装置に係り、特に航空管制用に用いられてきた
レーダを利用して気象情報を検出する気象レーダ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、気象レーダ装置の空中線には、
方位方向及び仰角方向とも鋭い指向性を持ったペンシル
ビームと呼ばれる空中線指向特性を有するものが用いら
れる。これは、ペンシルビームを所定の速度で方位及び
仰角方向に走査してウェザークラッタを検出することに
より、3次元の気象情報を抽出するためである。この種
の技術は例えば、特開昭62−197779号公報に開
示されたものが知られている。
【0003】これに対し、航空管制用のレーダ装置は、
航空機から飛行高度情報が送られてくるためレーダによ
り航空機の飛行高度を検出する必要はない。このため、
航空管制用レーダ装置の空中線では、方位方向では鋭い
指向性を持つが仰角方向ではブロードな指向性のファン
ビームと呼ばれる空中線指向特性を有する空中線が用い
られている。航空管制用レーダ装置に備えられた気象情
報抽出装置は、上述した空中線指向性による基本的制約
から、気象データの高度分布を検出することはできな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
航空管制用レーダを用いる場合には、得られる情報が2
次元の気象情報に限定され、気象情報の高度分布を検出
することはできなかった。
【0005】本発明は、航空管制用レーダ装置を利用
し、3次元の気象情報を抽出することのできる気象レー
ダ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の気象レーダー装
置は、レーダ信号を空間に放射する第1の空中線と、第
1の空中線から離れた位置に設置され、ウェザークラッ
タからの反射波を受信する第2の空中線と、レーダ信号
の放射時点からの経過時間と、経過時間におけるウェザ
ークラッタからの反射波の信号レベルとを検出するクラ
ッタレベル検出手段と、ウェザークラッタからの反射波
の信号レベルを検出した時点における、経過時間、第1
および第2の空中線のビーム角度からウェザークラッタ
の空間位置を算出する位置演算手段とを有するものであ
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、レーダ信号の反射波の信号レ
ベルが経過時間と共にクラッタレベル検出手段によって
検出される。送信用の第1の空中線と受信用の第2の空
中線の設置位置及びこれらのビーム角度が予め定まって
いるため、位置演算手段はこれらの値に基づいて航空管
制用レーダと受信専用局との間に位置する気象情報の高
度分布を算出することが出来る。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。本装置は航空管制用レーダ装置の送信機2およ
び空中線1を有する。送信機2からはレーダ信号が送信
され、送信機2から出力されたレーダ信号は空中線1か
ら空間に放射される。放射されたレーダ信号はウェザー
クラッタ7により反射される。本装置はまた、受信用の
空中線3を有する。空中線3は空中線1から離れた位置
に設置されている。ウェザークラッタ7により反射され
たレーダ信号は空中線3によって受信される。空中線3
には受信機4が接続されている。受信機4は空中線3に
よって受信されたレーダ信号を所定のレベルまで増幅す
る。受信機4にはクラッタレベル検出器5が接続されて
いる。クラッタレベル検出器5は受信機4から送られた
受信信号のレベル、および空中線1から発射されたレー
ダ信号が空中線3で受信されるまでの経過時間tを検出
する。
【0009】空中線1と空中線3との位置関係を図2に
示す。空中線1と空中線3とはx軸(水平軸)上にあ
り、それぞれx=−a,x=aの位置に送信局及び受信
局として設置されているとする。また、同図に示すよう
に、空中線1のビーム幅をθb1、ビーム方向をx軸か
らθ1、空中線3のビーム幅をθb2、ビーム方向をx
軸からθ2とする。この場合、空中線1の送信ビームと
空中線3の受信ビームは図2の右側に示す様な各々のビ
ーム幅相当の幅を持つ四角柱状の領域8で交差し、この
領域8からの反射波のみが空中線3で受信されることに
なる。また、この領域8からの反射波は、同一時間で受
信されるわけではなく、高度(z軸座標)が高くなるほ
ど伝搬距離r1+r2が大きくなるため、経過時間tは
反射点の高度に依存する。
【0010】図3に各信号のタイミング図を示す。同期
信号(送信信号タイミング)からt秒後に受信された信
号は、図2のr1,r2がr1+r2=ct(cは光
速)を満足する位置から反射された信号である。このた
め、時間毎に受信信号レベルをサンプリングすることに
より高度に応じたクラッタレベルLを検出することがで
きる。クラッタレベル検出器5は、同期信号からの経過
時間tとその時間におけるクラッタレベルLを検出す
る。
【0011】位置演算器6は、経過時間tと各空中線の
ビーム方位角度θ1、θ2から検出したクラッタレベル
Lの空間位置を以下の数4〜数6に基づき演算する。
【数4】
【数5】
【数6】
【0012】但し、θ1は空中線1のx軸からのビーム
方位角度、θ2は空中線3のx軸からのビーム方位角
度、±aはx軸に設置された空中線の位置座標、sはc
t(=r1+r2)をそれぞれ表す。
【0013】このように本装置によれば、以上のような
式に基づいて演算を行うことにより、空中線1および3
の位置座標±a、ビーム方向θ1、θ2、経過時間tと
光速cの積sからウェザークラッタ7の位置を求めるこ
とができる。
【0014】したがって、経過時間tで受信されたクラ
ッタ信号の位置が決定され、3次元の気象情報(x,
y,z,L)を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の気象レー
ダ装置によれば、航空管制用レーダ装置を利用して、従
来得ることができなかった3次元の気象情報を抽出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の装置による位置関係を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の装置に使われる各信号の関係を示すタ
イミング図である。
【符号の説明】
1 空中線 2 送信機 3 空中線 4 受信機 5 クラッタレベル検出器 6 位置演算器 7 ウェザークラッタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダ信号を空間に放射する第1の空中
    線と、 前記第1の空中線から離れた位置に設置され、ウェザー
    クラッタからの反射波を受信する第2の空中線と、 前記レーダ信号の放射時点からの経過時間と、前記経過
    時間における前記ウェザークラッタからの反射波の信号
    レベルとを検出するクラッタレベル検出手段と、 前記ウェザークラッタからの反射波の信号レベルを検出
    した時点における、前記経過時間、前記第1および第2
    の空中線のビーム角度から前記ウェザークラッタの空間
    位置を算出する位置演算手段とを有することを特徴とす
    る気象レーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記位置演算手段は、前記第1の空中線
    の水平軸からのビーム方位角度をθ1、前記第2の空中
    線の前記水平軸からのビーム方位角度をθ2、前記水平
    軸に設置された前記第1および第2の空中線の位置座標
    を±a、光速をc、前記経過時間をt、光速cと前記経
    過時間tとの積をsとした場合に、前記ウェザークラッ
    タの空間位置(x,y,z)を、 【数1】 【数2】 【数3】 に従って算出することを特徴とする請求項1記載の気象
    レーダ装置。
JP5163905A 1993-06-08 1993-06-08 気象レーダ装置 Pending JPH06347546A (ja)

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JP5163905A JPH06347546A (ja) 1993-06-08 1993-06-08 気象レーダ装置

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JPH06347546A true JPH06347546A (ja) 1994-12-22

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JP5163905A Pending JPH06347546A (ja) 1993-06-08 1993-06-08 気象レーダ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001056376A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Nec Corp ウエザデータ表示システム

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JPS6037906A (ja) * 1983-08-10 1985-02-27 株式会社富士トレーラー製作所 畦上面整地装置付整畦機
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JPH03295487A (ja) * 1990-04-13 1991-12-26 Mitsubishi Electric Corp 宇宙浮遊物探知方法

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970311