JPH06347190A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH06347190A JPH06347190A JP13618093A JP13618093A JPH06347190A JP H06347190 A JPH06347190 A JP H06347190A JP 13618093 A JP13618093 A JP 13618093A JP 13618093 A JP13618093 A JP 13618093A JP H06347190 A JPH06347190 A JP H06347190A
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- JP
- Japan
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- saddles
- tubes
- heat exchanger
- heat exchange
- tube
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/007—Auxiliary supports for elements
- F28F9/013—Auxiliary supports for elements for tubes or tube-assemblies
- F28F9/0131—Auxiliary supports for elements for tubes or tube-assemblies formed by plates
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D7/06—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits having a single U-bend
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/14—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending longitudinally
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Geometry (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱交換チューブのサポート構造を簡略化す
る。 【構成】 各熱交換チューブ１２…の外表面の上下両側
に、サドル１５，１５をチューブ長さ方向と直角方向に
突設し、各熱交換チューブ１２…を、上下隣り合うもの
のサドル１５同士が当接する状態でシェル１１内に配置
した。
る。 【構成】 各熱交換チューブ１２…の外表面の上下両側
に、サドル１５，１５をチューブ長さ方向と直角方向に
突設し、各熱交換チューブ１２…を、上下隣り合うもの
のサドル１５同士が当接する状態でシェル１１内に配置
した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はシェル内に熱交換チュー
ブが収容されて構成されるシェル・アンド・チューブ形
の熱交換器に関するものである。
ブが収容されて構成されるシェル・アンド・チューブ形
の熱交換器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】シェル・アンド・チューブ形熱交換器の
一種である潜熱蓄冷容器を例にとって従来技術を説明す
る。
一種である潜熱蓄冷容器を例にとって従来技術を説明す
る。
【０００３】潜熱蓄冷容器（以下、単に蓄冷容器とい
う）は、空気分離装置や空気調和装置等の冷熱を必要と
する設備に補助冷熱源として使用される。
う）は、空気分離装置や空気調和装置等の冷熱を必要と
する設備に補助冷熱源として使用される。
【０００４】この蓄冷容器は、図４，５に示すように、
液体状の蓄冷媒体が収容されたシェル１内に多数の熱交
換チューブ２…を水平方向に複数列（図例では２列）、
かつ上下複数段に配置して構成し、この熱交換チューブ
２…に冷媒を流すことにより、蓄冷媒体を凍結させて蓄
冷し、この備蓄した冷熱を所望の時期に空気分離装置等
の冷熱源として使用するものである。
液体状の蓄冷媒体が収容されたシェル１内に多数の熱交
換チューブ２…を水平方向に複数列（図例では２列）、
かつ上下複数段に配置して構成し、この熱交換チューブ
２…に冷媒を流すことにより、蓄冷媒体を凍結させて蓄
冷し、この備蓄した冷熱を所望の時期に空気分離装置等
の冷熱源として使用するものである。
【０００５】なお、熱交換チューブ２…としては、一般
に、図示のようにチューブ本体３の外表面に複数のプレ
ートフィン４…を放射状に突設したプレートフィンチュ
ーブ（図ではそのうち、各フィン４…の先端を結ぶ包絡
線が正四角形となるスターフィンチューブを例示してい
る）が使用されている。
に、図示のようにチューブ本体３の外表面に複数のプレ
ートフィン４…を放射状に突設したプレートフィンチュ
ーブ（図ではそのうち、各フィン４…の先端を結ぶ包絡
線が正四角形となるスターフィンチューブを例示してい
る）が使用されている。
【０００６】また、各熱交換チューブ２…はサポートフ
レーム５に取付けられ、隣り合うもの同士、互いの端部
でＵ字形の接続管６…によって接続される。
レーム５に取付けられ、隣り合うもの同士、互いの端部
でＵ字形の接続管６…によって接続される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来の蓄冷容器による
と、上記のように各熱交換チューブ２…をサポートフレ
ーム５に取付けてチューブバンドル（チューブ組立体）
を構成しているため、チューブサポート構造が複雑とな
り、これがコストアップの要因となっていた。
と、上記のように各熱交換チューブ２…をサポートフレ
ーム５に取付けてチューブバンドル（チューブ組立体）
を構成しているため、チューブサポート構造が複雑とな
り、これがコストアップの要因となっていた。
【０００８】とくに、接続管６による接続個所を減少さ
せて溶接工数、および接続管６によるデッドスペースを
少なくするために熱交換チューブ２…を長くした場合
に、 チューブ２…の自重による撓みを防止するために、
サポート手段を追加する必要があること、 チューブ２…の熱伸縮量が増加するため、サポート
フレーム５に対するチューブ２…の取付構造を工夫する
必要があること、 チューブ２…の熱応力を逃がすための構造が必要と
なること、から、益々、チューブ２…のサポート構造が
複雑となり、コストアップとなっていた。
せて溶接工数、および接続管６によるデッドスペースを
少なくするために熱交換チューブ２…を長くした場合
に、 チューブ２…の自重による撓みを防止するために、
サポート手段を追加する必要があること、 チューブ２…の熱伸縮量が増加するため、サポート
フレーム５に対するチューブ２…の取付構造を工夫する
必要があること、 チューブ２…の熱応力を逃がすための構造が必要と
なること、から、益々、チューブ２…のサポート構造が
複雑となり、コストアップとなっていた。
【０００９】そこで本発明は、熱交換チューブのサポー
ト構造を簡略化することができる熱交換器を提供するも
のである。
ト構造を簡略化することができる熱交換器を提供するも
のである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、シェ
ル内に熱交換チューブが水平状態で上下複数段に配置さ
れて構成される熱交換器において、上記各熱交換チュー
ブの外表面の上下両側に、サドルをチューブ長さ方向と
直角方向に突設し、各熱交換チューブを、上下隣り合う
もののサドル同士が互いの先端で当接する状態で配置し
てなるものである。
ル内に熱交換チューブが水平状態で上下複数段に配置さ
れて構成される熱交換器において、上記各熱交換チュー
ブの外表面の上下両側に、サドルをチューブ長さ方向と
直角方向に突設し、各熱交換チューブを、上下隣り合う
もののサドル同士が互いの先端で当接する状態で配置し
てなるものである。
【００１１】請求項２の発明は、断面四角形のシェル内
に熱交換チューブが水平状態で複数列かつ上下複数段に
配置されて構成される熱交換器において、上記各熱交換
チューブの上下両側および左右両側に、サドルをチュー
ブ長さ方向と直角方向に突設し、各熱交換チューブを、
隣り合うもののサドル同士が互いの先端で当接し、か
つ、左右一方のサドルの先端がシェルの内側壁に当接す
る状態で配置してなるものである。
に熱交換チューブが水平状態で複数列かつ上下複数段に
配置されて構成される熱交換器において、上記各熱交換
チューブの上下両側および左右両側に、サドルをチュー
ブ長さ方向と直角方向に突設し、各熱交換チューブを、
隣り合うもののサドル同士が互いの先端で当接し、か
つ、左右一方のサドルの先端がシェルの内側壁に当接す
る状態で配置してなるものである。
【００１２】請求項３の発明は、円筒形のシェル内に熱
交換チューブが水平状態で複数列かつ上下複数段に配置
されて構成される熱交換器において、上記各熱交換チュ
ーブの上下両側および左右両側に、サドルをチューブ長
さ方向と直角方向に突設し、各熱交換チューブを、支持
枠内で隣り合うもののサドル同士が互いの先端で当接
し、かつ、左右一方のサドルの先端が上記支持枠の内壁
に面当接する状態で配置してチューブバンドルを構成
し、このチューブバンドルを円筒形のシェル内に、上記
支持枠がこのシェルに内接する状態で挿入してなるもの
である。
交換チューブが水平状態で複数列かつ上下複数段に配置
されて構成される熱交換器において、上記各熱交換チュ
ーブの上下両側および左右両側に、サドルをチューブ長
さ方向と直角方向に突設し、各熱交換チューブを、支持
枠内で隣り合うもののサドル同士が互いの先端で当接
し、かつ、左右一方のサドルの先端が上記支持枠の内壁
に面当接する状態で配置してチューブバンドルを構成
し、このチューブバンドルを円筒形のシェル内に、上記
支持枠がこのシェルに内接する状態で挿入してなるもの
である。
【００１３】請求項４の発明は、請求項１乃至３のいず
れかの構成において、各熱交換チューブのサドルを、先
端にサドル突出方向と直角方向に突出する当接部を備え
た断面Ｔ字形に形成したものである。
れかの構成において、各熱交換チューブのサドルを、先
端にサドル突出方向と直角方向に突出する当接部を備え
た断面Ｔ字形に形成したものである。
【００１４】
【作用】上記構成によると、上下複数段の熱交換チュー
ブが、隣り合うもの同士、互いのサドルで当接して下段
のものに自重を支えられるため、このチューブ自重を支
持するためのサポート手段が不要となる。
ブが、隣り合うもの同士、互いのサドルで当接して下段
のものに自重を支えられるため、このチューブ自重を支
持するためのサポート手段が不要となる。
【００１５】また、とくにチューブを長くした場合にチ
ューブが自重で撓むおそれがない。従って、この撓み防
止のためのサポート手段も不要となる。
ューブが自重で撓むおそれがない。従って、この撓み防
止のためのサポート手段も不要となる。
【００１６】また、チューブはサポート手段によっては
殆ど拘束されず、かつ、チューブ同士、チューブとシェ
ルはサドルで接触はしても結合はされていないため、チ
ューブおよびシェルの熱伸縮が自由となり、チューブの
熱応力を逃がす手段も不要となる。
殆ど拘束されず、かつ、チューブ同士、チューブとシェ
ルはサドルで接触はしても結合はされていないため、チ
ューブおよびシェルの熱伸縮が自由となり、チューブの
熱応力を逃がす手段も不要となる。
【００１７】さらに、請求項２の構成によると、請求項
１の作用に加えて、熱交換チューブがシェル内で水平方
向に位置固定されるため、この水平方向のサポート手段
も不要となる。
１の作用に加えて、熱交換チューブがシェル内で水平方
向に位置固定されるため、この水平方向のサポート手段
も不要となる。
【００１８】一方、請求項３の構成によると、シェルが
内圧に強い円筒形に形成された熱交換器においても、チ
ューブサポート構造を簡略化することができる。
内圧に強い円筒形に形成された熱交換器においても、チ
ューブサポート構造を簡略化することができる。
【００１９】また、請求項４の構成によると、当接部に
よってサドル同士またはサドルとシェルの当接面積を大
きくとることができるため、チューブの上下積層状態お
よび水平方向の位置固定状態の安定性が良いものとな
る。
よってサドル同士またはサドルとシェルの当接面積を大
きくとることができるため、チューブの上下積層状態お
よび水平方向の位置固定状態の安定性が良いものとな
る。
【００２０】
【実施例】本発明の実施例を図１〜図３によって説明す
る。
る。
【００２１】第１実施例（図１，２参照） この実施例では、従来説明に合わせて蓄冷容器を適用対
象として例にとっている。
象として例にとっている。
【００２２】１１は縦長四角筒状のシェルで、このシェ
ル１１内に多数の熱交換チューブ１２…が水平方向（以
下、この方向を前後、これと直角方向を左右という）に
２列、かつ上下複数段に配置されている。
ル１１内に多数の熱交換チューブ１２…が水平方向（以
下、この方向を前後、これと直角方向を左右という）に
２列、かつ上下複数段に配置されている。
【００２３】この各熱交換チューブ（以下、単にチュー
ブという）１２…は、チューブ本体１３の外表面に複数
のプレートフィン１４…が放射状に突設されたスターフ
ィンチューブとして構成されている。
ブという）１２…は、チューブ本体１３の外表面に複数
のプレートフィン１４…が放射状に突設されたスターフ
ィンチューブとして構成されている。
【００２４】また、チューブ本体１３の外表面には、上
下両側に垂直サドル１５，１５、左右両側に水平サドル
１６，１６が、それぞれフィンを兼ねるようにプレート
フィン１４…と同様、チューブ長さ方向と直角方向に突
出して設けられている。
下両側に垂直サドル１５，１５、左右両側に水平サドル
１６，１６が、それぞれフィンを兼ねるようにプレート
フィン１４…と同様、チューブ長さ方向と直角方向に突
出して設けられている。
【００２５】このサドル１５，１６には、先端にサドル
突出方向と直角方向の両側に突出する当接部１５ａ，１
６ａが設けられ、サドル全体として断面Ｔ字形に形成さ
れている。
突出方向と直角方向の両側に突出する当接部１５ａ，１
６ａが設けられ、サドル全体として断面Ｔ字形に形成さ
れている。
【００２６】各チューブ１２…は、上下には隣り合うも
のの垂直サドル１５，１５同士、前後には隣り合うもの
の一方の水平サドル１６，１６同士が、それぞれ互いの
当接部１５ａ，１６ａで当接し、さらに他方の水平サド
ル１６の当接部１６ａがシェル内側壁に当接する状態で
シェル１１内に配置されている。なお、最下段のチュー
ブ１２，１２は、下側の垂直サドル１５，１５がシェル
底板に当接、支持される。
のの垂直サドル１５，１５同士、前後には隣り合うもの
の一方の水平サドル１６，１６同士が、それぞれ互いの
当接部１５ａ，１６ａで当接し、さらに他方の水平サド
ル１６の当接部１６ａがシェル内側壁に当接する状態で
シェル１１内に配置されている。なお、最下段のチュー
ブ１２，１２は、下側の垂直サドル１５，１５がシェル
底板に当接、支持される。
【００２７】こうして、各チューブ１２…がそれぞれ下
段のものに自重を支えられて積層配置されているため、
このチューブ自重を支持するためのサポート手段が不要
となるとともに、チューブ長さを長くした場合でもチュ
ーブ１２…が自重で撓むおそれがない。
段のものに自重を支えられて積層配置されているため、
このチューブ自重を支持するためのサポート手段が不要
となるとともに、チューブ長さを長くした場合でもチュ
ーブ１２…が自重で撓むおそれがない。
【００２８】また、各チューブ１２…は、シェル１１に
内接する状態で前後隣り合うもの同士が当接しているた
め、前後方向にも位置固定される。このため、この前後
位置固定のためのサポート手段も不要となる。
内接する状態で前後隣り合うもの同士が当接しているた
め、前後方向にも位置固定される。このため、この前後
位置固定のためのサポート手段も不要となる。
【００２９】さらに、各チューブ１２は、上下隣り合う
もの同士、チューブ長さ方向の端部で接続管１７…によ
って接続され、この接続管１７…により左右方向の相対
移動を阻止される。このため、この左右方向の相対移動
防止のためのサポート手段も不要となる。
もの同士、チューブ長さ方向の端部で接続管１７…によ
って接続され、この接続管１７…により左右方向の相対
移動を阻止される。このため、この左右方向の相対移動
防止のためのサポート手段も不要となる。
【００３０】従って、必要なのは、全チューブ一体での
左右方向の移動を阻止するためのサポート手段（たとえ
ば必要最小限の個所に左右方向の固定部材を組み込む手
段）のみとなる。
左右方向の移動を阻止するためのサポート手段（たとえ
ば必要最小限の個所に左右方向の固定部材を組み込む手
段）のみとなる。
【００３１】また、チューブ１２…はサポート手段によ
っては殆ど拘束されず、かつ、チューブ１２…同士、チ
ューブ１２…とシェル１１はサドル１５，１６で接触は
しても結合はされていないため、チューブ１２…および
シェル１１の熱伸縮が自由となり、チューブ１２…の熱
応力を逃がす手段も不要となる。
っては殆ど拘束されず、かつ、チューブ１２…同士、チ
ューブ１２…とシェル１１はサドル１５，１６で接触は
しても結合はされていないため、チューブ１２…および
シェル１１の熱伸縮が自由となり、チューブ１２…の熱
応力を逃がす手段も不要となる。
【００３２】なお、隣り合うチューブ１２…のサドル１
５，１６同士、およびチューブ１２とシェル１１の接触
部が凍結によって結合されることを防止するために、こ
れらの間にテフロン等からなる結合防止シートを設けて
もよい。
５，１６同士、およびチューブ１２とシェル１１の接触
部が凍結によって結合されることを防止するために、こ
れらの間にテフロン等からなる結合防止シートを設けて
もよい。
【００３３】第２実施例（図３参照） シェルは、角形よりも円筒形の方が内圧に強いとされて
いる。そこで、第２実施例では円筒形のシェル１８内に
チューブ１２…を収容する場合を示している。
いる。そこで、第２実施例では円筒形のシェル１８内に
チューブ１２…を収容する場合を示している。
【００３４】チューブ１２…は、四角筒状（底付き）の
支持枠１９内において、前後２列、上下２段に、第１実
施例同様、隣り合うもの同士、互いのサドル１５，１６
が当接し合い、かつ、支持枠内側壁にサドル１５，１６
が当接する状態で配置している。
支持枠１９内において、前後２列、上下２段に、第１実
施例同様、隣り合うもの同士、互いのサドル１５，１６
が当接し合い、かつ、支持枠内側壁にサドル１５，１６
が当接する状態で配置している。
【００３５】これによってチューブバンドル（チューブ
組立体）Ａを構成し、このチューブバンドルＡを、横長
水平状態で設置された円筒形シェル１８内に、支持枠１
９がシェル１８に内接する状態で収容している。
組立体）Ａを構成し、このチューブバンドルＡを、横長
水平状態で設置された円筒形シェル１８内に、支持枠１
９がシェル１８に内接する状態で収容している。
【００３６】この第２実施例の構成とすることにより、
円筒形シェル１８を用いる蓄冷容器の場合にもチューブ
サポート構造を簡略化することができる。
円筒形シェル１８を用いる蓄冷容器の場合にもチューブ
サポート構造を簡略化することができる。
【００３７】ところで、上記実施例では、サドル同士ま
たはサドル１５，１６とシェル１１の当接面積を大きく
とってチューブ１２…の上下積層状態および水平方向の
位置固定状態の安定性を良くするために、サドル１５，
１６を断面Ｔ字形に形成したが、サドル１５，１６を平
板状に形成し、その肉厚を大きくして先端に十分な当接
面積を確保するようにしてもよい。
たはサドル１５，１６とシェル１１の当接面積を大きく
とってチューブ１２…の上下積層状態および水平方向の
位置固定状態の安定性を良くするために、サドル１５，
１６を断面Ｔ字形に形成したが、サドル１５，１６を平
板状に形成し、その肉厚を大きくして先端に十分な当接
面積を確保するようにしてもよい。
【００３８】また、上記実施例ではチューブ本体１３に
プレートフィン１４と、フィン兼用のサドル１５，１６
とを併設したが、チューブ本体１３にサドル１５，１６
のみを突設してチューブ１２を構成してもよい。
プレートフィン１４と、フィン兼用のサドル１５，１６
とを併設したが、チューブ本体１３にサドル１５，１６
のみを突設してチューブ１２を構成してもよい。
【００３９】さらに、本発明は上記した潜熱蓄冷容器に
限らず、シェル・アンド・チューブ形の熱交換器全般に
適用することができる。
限らず、シェル・アンド・チューブ形の熱交換器全般に
適用することができる。
【００４０】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、各熱
交換チューブの外表面の上下両側に、サドルをチューブ
長さ方向と直角方向に突設し、各熱交換チューブを、上
下隣り合うもののサドル同士が当接する状態でシェル内
に配置したから、各チューブがそれぞれ下段のものに自
重を支えられる。このため、このチューブ自重を支持す
るためのサポート手段が不要となる。
交換チューブの外表面の上下両側に、サドルをチューブ
長さ方向と直角方向に突設し、各熱交換チューブを、上
下隣り合うもののサドル同士が当接する状態でシェル内
に配置したから、各チューブがそれぞれ下段のものに自
重を支えられる。このため、このチューブ自重を支持す
るためのサポート手段が不要となる。
【００４１】また、とくにチューブを長くした場合にチ
ューブが自重で撓むおそれがない。従って、この撓み防
止のためのサポート手段も不要となる。
ューブが自重で撓むおそれがない。従って、この撓み防
止のためのサポート手段も不要となる。
【００４２】また、チューブはサポート手段によっては
殆ど拘束されず、かつ、チューブ同士、チューブとシェ
ルはサドルで接触はしても結合はされていないため、チ
ューブおよびシェルの熱伸縮が自由となり、チューブの
熱応力を逃がす手段も不要となる。
殆ど拘束されず、かつ、チューブ同士、チューブとシェ
ルはサドルで接触はしても結合はされていないため、チ
ューブおよびシェルの熱伸縮が自由となり、チューブの
熱応力を逃がす手段も不要となる。
【００４３】これらの点により、従来と比較して熱交換
チューブのサポート構造を遥かに簡略化することができ
る。
チューブのサポート構造を遥かに簡略化することができ
る。
【００４４】一方、請求項２の発明によると、熱交換チ
ューブの左右両側にもサドルを設け、水平方向に隣り合
うチューブ同士、およびチューブとシェル内側壁をこの
サドルで当接し合う状態でチューブをシェル内に配置し
たから、請求項１の発明の効果に加えて、熱交換チュー
ブがシェル内で水平方向に位置固定される。このため、
この水平方向のサポート手段も不要となり、サポート構
造をより一層簡略化することができる。
ューブの左右両側にもサドルを設け、水平方向に隣り合
うチューブ同士、およびチューブとシェル内側壁をこの
サドルで当接し合う状態でチューブをシェル内に配置し
たから、請求項１の発明の効果に加えて、熱交換チュー
ブがシェル内で水平方向に位置固定される。このため、
この水平方向のサポート手段も不要となり、サポート構
造をより一層簡略化することができる。
【００４５】一方、請求項３の発明によると、シェルが
内圧に強い円筒形に形成された熱交換器においても、チ
ューブサポート構造を簡略化することができる。
内圧に強い円筒形に形成された熱交換器においても、チ
ューブサポート構造を簡略化することができる。
【００４６】また、請求項４の発明によると、当接部に
よってサドル同士またはサドルとシェルの当接面積を大
きくとることができるため、チューブの上下積層状態お
よび水平方向の位置固定状態の安定性が良いものとな
る。
よってサドル同士またはサドルとシェルの当接面積を大
きくとることができるため、チューブの上下積層状態お
よび水平方向の位置固定状態の安定性が良いものとな
る。
【図１】本発明の第１実施例を示す一部断面図である。
【図２】図１のII-II線拡大断面図である。
【図３】本発明の第２実施例を示す一部断面図である。
【図４】従来例を示す断面図である。
【図５】図４のV-V線拡大断面図である。
１１ シェル １２ 熱交換チューブ １３ チューブ本体 １５ 上下両側のサドル １６ 左右両側のサドル １５ａ，１６ａ サドルの当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 福三 兵庫県高砂市荒井町新浜２丁目３番１号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 榎本 吉男 兵庫県高砂市荒井町新浜２丁目３番１号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 三浦 真一 神戸市中央区脇浜町１丁目３番18号 株式 会社神戸製鋼所神戸本社内 (72)発明者 岩田 幸雄 大阪市中央区平野町四丁目１番２号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 山下 義彦 大阪市中央区平野町四丁目１番２号 大阪 瓦斯株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 シェル内に熱交換チューブが水平状態で
上下複数段に配置されて構成される熱交換器において、
上記各熱交換チューブの外表面の上下両側に、サドルを
チューブ長さ方向と直角方向に突設し、各熱交換チュー
ブを、上下隣り合うもののサドル同士が互いの先端で当
接する状態で配置してなることを特徴とする熱交換器。 - 【請求項２】 断面四角形のシェル内に熱交換チューブ
が水平状態で複数列かつ上下複数段に配置されて構成さ
れる熱交換器において、上記各熱交換チューブの上下両
側および左右両側に、サドルをチューブ長さ方向と直角
方向に突設し、各熱交換チューブを、隣り合うもののサ
ドル同士が互いの先端で当接し、かつ、左右一方のサド
ルの先端がシェルの内側壁に当接する状態で配置してな
ることを特徴とする熱交換器。 - 【請求項３】 円筒形のシェル内に熱交換チューブが水
平状態で複数列かつ上下複数段に配置されて構成される
熱交換器において、上記各熱交換チューブの上下両側お
よび左右両側に、サドルをチューブ長さ方向と直角方向
に突設し、各熱交換チューブを、支持枠内で隣り合うも
ののサドル同士が互いの先端で当接し、かつ、左右一方
のサドルの先端が上記支持枠の内壁に面当接する状態で
配置してチューブバンドルを構成し、このチューブバン
ドルを円筒形のシェル内に、上記支持枠がこのシェルに
内接する状態で挿入してなることを特徴とする熱交換
器。 - 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれかに記載の熱交
換器において、各熱交換チューブのサドルを、先端にサ
ドル突出方向と直角方向に突出する当接部を備えた断面
Ｔ字形に形成したことを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13618093A JPH06347190A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13618093A JPH06347190A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06347190A true JPH06347190A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15169212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13618093A Pending JPH06347190A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06347190A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015020047A1 (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-12 | サンデン株式会社 | 熱交換器 |
| CN104596342A (zh) * | 2013-11-01 | 2015-05-06 | 成信绿集成股份有限公司 | 用于换热器的换热翅片及膜式换热板 |
| KR20220035776A (ko) * | 2020-09-14 | 2022-03-22 | 주식회사 금화피에스시 | 보일러 튜브 정렬 유지장치 |
-
1993
- 1993-06-07 JP JP13618093A patent/JPH06347190A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015020047A1 (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-12 | サンデン株式会社 | 熱交換器 |
| JP2015034660A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | サンデン株式会社 | 熱交換器 |
| CN104596342A (zh) * | 2013-11-01 | 2015-05-06 | 成信绿集成股份有限公司 | 用于换热器的换热翅片及膜式换热板 |
| KR20220035776A (ko) * | 2020-09-14 | 2022-03-22 | 주식회사 금화피에스시 | 보일러 튜브 정렬 유지장치 |
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