JPH0634510Y2 - 建築用内装材 - Google Patents
建築用内装材Info
- Publication number
- JPH0634510Y2 JPH0634510Y2 JP1986172959U JP17295986U JPH0634510Y2 JP H0634510 Y2 JPH0634510 Y2 JP H0634510Y2 JP 1986172959 U JP1986172959 U JP 1986172959U JP 17295986 U JP17295986 U JP 17295986U JP H0634510 Y2 JPH0634510 Y2 JP H0634510Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent
- construction
- base sheet
- adhesive layer
- glossy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は照明を受けて美麗に輝く建築用内装材に関する
ものである。
ものである。
（従来の技術） 照明を受けて美麗に輝く建築用内装材には、ガラスまた
は合成樹脂よりなる無数の透明細球をベースシートに接
着したものが従来知られている。（例えば、実開昭38−
18491号公報） （考案が解決しようとする問題点） しかし、前記のような従来の建築用内装材では、透明細
球に照射される光を受けて透明細球自身が輝くのみで興
趣に乏しく、また、断熱性にも乏しいという難点があ
る。
は合成樹脂よりなる無数の透明細球をベースシートに接
着したものが従来知られている。（例えば、実開昭38−
18491号公報） （考案が解決しようとする問題点） しかし、前記のような従来の建築用内装材では、透明細
球に照射される光を受けて透明細球自身が輝くのみで興
趣に乏しく、また、断熱性にも乏しいという難点があ
る。
（問題点を解決するための手段） 本考案は前記のような問題点のない建築用内装材を目的
として完成されたもので、表面を光沢のある金属質反射
面としたベースシートの該金属質反射面の所要部分のみ
に直接模様状の無色透明または有色透明な接着剤層を設
けて該模様状の接着剤層に無数の透明細球を直接接着し
たことを特徴とするものである。
として完成されたもので、表面を光沢のある金属質反射
面としたベースシートの該金属質反射面の所要部分のみ
に直接模様状の無色透明または有色透明な接着剤層を設
けて該模様状の接着剤層に無数の透明細球を直接接着し
たことを特徴とするものである。
（実施例） 次に、本考案を図示の実施例について詳細に説明する。
（１）は金属板、段ボール板、合成樹脂板など適当な材
料よりなるベースシートであって、該ベースシート
（１）の表面は光沢のある金属質反射面（２）に形成さ
れている。なお、前記金属質反射面（２）はベースシー
ト（１）が金属板以外の場合には、光沢のある金属箔を
添着するか金属蒸着によって光沢のある金属薄膜を形成
してもよく、また、ベースシート（１）が金属板の場合
には研摩加工を施すなどして表面を光沢面に形成する。
（４）は金属質反射面（２）の所要部分のみに直接設け
た無色透明または有色透明な接着剤層であって、該模様
状の接着剤層（４）には無数の透明細球（３）を直接接
着している。なお、透明細球（３）としては粒径が0.3
〜2mm程度の透明なガラス細球や透明な合成樹脂細球が
使用され、また、前記透明細球（３）を接着する無色透
明または有色透明な接着剤層（４）を模様状に設けるに
は印刷によればよい。
（１）は金属板、段ボール板、合成樹脂板など適当な材
料よりなるベースシートであって、該ベースシート
（１）の表面は光沢のある金属質反射面（２）に形成さ
れている。なお、前記金属質反射面（２）はベースシー
ト（１）が金属板以外の場合には、光沢のある金属箔を
添着するか金属蒸着によって光沢のある金属薄膜を形成
してもよく、また、ベースシート（１）が金属板の場合
には研摩加工を施すなどして表面を光沢面に形成する。
（４）は金属質反射面（２）の所要部分のみに直接設け
た無色透明または有色透明な接着剤層であって、該模様
状の接着剤層（４）には無数の透明細球（３）を直接接
着している。なお、透明細球（３）としては粒径が0.3
〜2mm程度の透明なガラス細球や透明な合成樹脂細球が
使用され、また、前記透明細球（３）を接着する無色透
明または有色透明な接着剤層（４）を模様状に設けるに
は印刷によればよい。
このように構成されたものは、ベースシート（１）をも
って壁面に張り付けて従来のこの種建築用内装剤と同様
使用した場合、ベースシート（１）の表面の光沢のある
金属質反射面（２）の所要部分のみに直接設けている模
様状の無色透明または有色透明な接着剤層（４）がこれ
に直接接着した無数の透明細球（３）の表面からの外界
光線の反射を鈍らせるとともに該無数の透明細球（３）
の接着されていない無模様のままの前記金属質反射面
（２）は光沢のある金属色に輝くこととなり、その結
果、前記無数の透明細球（３）は輝く金属質反射面
（２）とは別に鈍く光る突出模様となって美しく眺めら
れ、また、前記無色透明または有色透明な接着剤層
（４）の透明性はこれを欠く無模様のままの金属質反射
面（２）との調和を保持するため、全体として興味深い
気品のある美観を呈するものである。しかも、表面の光
沢のある金属質反射面（２）は熱反射性を有することに
よって断熱効果も併せ備えており、建築用内装材として
前記したような装飾性とともに優れた内装効果を発揮す
るものである。
って壁面に張り付けて従来のこの種建築用内装剤と同様
使用した場合、ベースシート（１）の表面の光沢のある
金属質反射面（２）の所要部分のみに直接設けている模
様状の無色透明または有色透明な接着剤層（４）がこれ
に直接接着した無数の透明細球（３）の表面からの外界
光線の反射を鈍らせるとともに該無数の透明細球（３）
の接着されていない無模様のままの前記金属質反射面
（２）は光沢のある金属色に輝くこととなり、その結
果、前記無数の透明細球（３）は輝く金属質反射面
（２）とは別に鈍く光る突出模様となって美しく眺めら
れ、また、前記無色透明または有色透明な接着剤層
（４）の透明性はこれを欠く無模様のままの金属質反射
面（２）との調和を保持するため、全体として興味深い
気品のある美観を呈するものである。しかも、表面の光
沢のある金属質反射面（２）は熱反射性を有することに
よって断熱効果も併せ備えており、建築用内装材として
前記したような装飾性とともに優れた内装効果を発揮す
るものである。
（考案の効果） 本考案は前記実施例による説明から明らかなように、模
様状の接着剤層に接着した無数の透明細球とベースシー
トの表面の金属質反射面とを巧妙に組み合わせて独特の
優れた装飾効果を発揮するとともに断熱効果を併せ有す
るもので、構造が簡単なため安価に提供できる利点と相
俟ち従来のこの種建築用内装材の問題点を解決したもの
として実用的価値極めて大なものである。
様状の接着剤層に接着した無数の透明細球とベースシー
トの表面の金属質反射面とを巧妙に組み合わせて独特の
優れた装飾効果を発揮するとともに断熱効果を併せ有す
るもので、構造が簡単なため安価に提供できる利点と相
俟ち従来のこの種建築用内装材の問題点を解決したもの
として実用的価値極めて大なものである。
図面は本考案を示す一部切欠斜視図である。 （１）：ベースシート、（２）：光沢のある金属質反射
面、 （３）：透明細球、（４）：接着剤層。
面、 （３）：透明細球、（４）：接着剤層。
Claims (1)
- 【請求項１】表面を光沢のある金属質反射面（２）とし
たベースシート（１）の該金属質反射面（２）の所要部
分のみに直接模様状の無色透明または有色透明な接着剤
層（４）を設けて該模様状の接着剤層（４）に無数の透
明細球（３）を直接接着したことを特徴とする建築用内
装材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986172959U JPH0634510Y2 (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 | 建築用内装材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986172959U JPH0634510Y2 (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 | 建築用内装材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6378618U JPS6378618U (ja) | 1988-05-25 |
| JPH0634510Y2 true JPH0634510Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31109975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986172959U Expired - Lifetime JPH0634510Y2 (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 | 建築用内装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634510Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5650872B2 (ja) * | 1973-06-16 | 1981-12-01 |
-
1986
- 1986-11-11 JP JP1986172959U patent/JPH0634510Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6378618U (ja) | 1988-05-25 |
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