JPH0634443Y2 - シリンダ駆動装置 - Google Patents

シリンダ駆動装置

Info

Publication number
JPH0634443Y2
JPH0634443Y2 JP5278786U JP5278786U JPH0634443Y2 JP H0634443 Y2 JPH0634443 Y2 JP H0634443Y2 JP 5278786 U JP5278786 U JP 5278786U JP 5278786 U JP5278786 U JP 5278786U JP H0634443 Y2 JPH0634443 Y2 JP H0634443Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
circuit
output
bucket
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5278786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62166302U (ja
Inventor
耕治 桑原
正俊 三木
信明 的場
誠 鮫島
Original Assignee
石炭露天掘機械技術研究組合
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石炭露天掘機械技術研究組合 filed Critical 石炭露天掘機械技術研究組合
Priority to JP5278786U priority Critical patent/JPH0634443Y2/ja
Publication of JPS62166302U publication Critical patent/JPS62166302U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0634443Y2 publication Critical patent/JPH0634443Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パワーシヨベルのバケツトシリンダの制御に
関する。
〔従来の技術〕
第3図において、バケツトシリンダ03の動きを指令する
レバー08より、シリンダ縮み側の指令を出すと、回生制
御弁05及び06が開き、バケツト01とブーム02とを連結し
ているバケツトシリンダ03のロツド側03bとヘツド側03a
との油が短絡される。このとき第3図の姿勢のままで図
の左方向へバケツト01を押し出すと、シリンダ03には縮
み側の力が作用し、ヘツド側03aの圧力が上り、ロツド
側の圧力は低下する。したがつて弁05を介してヘツド側
03aの油がロツド側03bに流れこみバケツトは09の矢印方
向へ回転する。ヘツド側03aのシリンダ断面積がロツド
側03bの断面積に比べ大きいので回転とともに余分の油
が発生するが、これは弁06を介してタンク07に流出す
る。レバー08からの開度指令量を減小させれば、弁05,0
6の開度はそれに応じて小さくなり、バケツトの回転速
度は小さくなる。逆に大きくすれば回転速度も大きくな
る。
このようにして、土砂の掘削は、バケツトを矢印09方向
へ回転させつつ、行なわれる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
バケツトの姿勢が第4図に示すように少し上向きの状態
で水平にバケツトを押し出すと、バケツトの底から抗力
11とともに上方向の揚力12が発生する。この揚力が大き
いと、バケツトは矢印13の方向に回転する力を発生す
る。このような状態ではシリンダ03はのび方向14に力を
受け、ロツド圧力が高くなり、ヘツト圧力が低下する。
この状態で第3図の回生制御を行なうと、油は03bから0
3aへ逆流し、レバー08からの回転指令は矢印09の方向で
あるにもかかわらず、矢印13の方向にバケツトが回転し
てしまい、正常な掘削ができない。
〔問題点を解決するための手段〕
シリンダのヘツド側圧力を検出し、これがあらかじめ決
められた一定圧力以上であり、かつ指令がシリンダ縮み
側であるときのみ回生制御弁によるシリンダ制御を行な
い、それ以外の条件では四方切替弁によりシリンダ制御
を行なう。
〔作用〕
シリンダがのび側の力を受けている状態では、4方切替
弁を介して油圧ポンプからの油により強制的に縮み動作
をすることが可能であり、縮み側の力を受けている状態
では従来の回生制御を行なうことができる。
〔実施例〕
第1図に本考案の概要回路、第2図に制御回路の詳細を
示す。シリンダの速度指令となる操作レバー8の出力信
号は強制制御回路22、回生制御回路23、切替回路25の入
力となつている。圧力スイツチ24はヘツド圧力が所定の
圧力以下であるとき論理“1"を出力する回生禁止信号を
出力する。回生禁止信号は切替回路25の入力となつてお
り、切替回路25はこの信号とレバー指令とから強制制御
をすべきか、回生制御をすべきかを判断して、どちらか
の制御回路を作動させる。強制制御回路22の出力は四方
切替弁20の入力となつており、レバー8からの指令がの
び側であるときは油圧ポンプ21が吐出す油をシリンダ3
のヘツド側3aに送り、ロツド側3bの油をタンクへ逃すよ
うに動作する。レバー指令が縮み側であるときは逆方向
に動作する。
次に、詳細な実施例を第2図を用いて説明する。
強制制御回路22は、0出力発生器32、切替スイツチ33か
ら成つており、スイツチ33がa側に接しているときは弁
20に0信号が入り、弁20は中立(すなわち閉状態)とな
る。33がb側に接しているときはレバー8の出力が正側
のときシリンダ3がのびる方向に切替弁20が作動し、負
側のとき、縮み側に作動するよう構成されている。
回生制御回路23はレバー出力が負側のとき出力が出る関
数器51と0出力発生器52、切替スイツチ53とから成り、
スイツチ53がb側に接しているときは、弁5,6に0信号
が入り、弁は閉状態となる。切替スイツチ53がa側に接
しているとき、関数器51の出力が弁5,6の開度指令とな
る。
切替回路25は圧力スイツチからの回生禁止信号とレバー
出力とを入力し、比較器40、論理OR回路41とから成る。
比較器40はレバー出力が正のとき論理“1"を出力し、負
のとき論理“0"を出力する。論理OR回路41の出力はスイ
ツチ33及びスイツチ53に送られる。各スイツチはOR回路
41の出力が論理“1"のときb側接続、論理“0"のときa
側接続となるよう構成されている。
次ぎにこの回路の作用を説明する。
今、第3図で示したような、正常な姿勢で水平に押し出
し掘削する場合、シリンダヘツド圧は掘削反力を受けて
十分高い状態にある。又、レバー出力は負側となつてい
る。このとき圧力スイツチ24の出力は論理“0"の状態で
あり、レバー8の出力は負側となつているのでOR回路41
の出力は0状態となる。したがつて切替スイツチ33,53
はa側接続となり、弁5,6による回生制御が行なわれ
る。
次に、バケツト姿勢が第4図のように上向きとなり、シ
リンダにのび側の力が作用したとする。このとき油はロ
ツド側3bからヘツド側3aに流れはじめる。ヘツド側断面
積はロツド側よりも大きいため、バケツトが第4図の矢
印13方向に回転し始めると、ロツド側からはき出される
油ではヘツド側を充てん出来ないため、ヘツド圧力はタ
ンク圧力よりも低下し、弁6を介してタンクから油をす
い込むようになる。このようにしてヘツド圧が低下する
ので圧力スイツチ24の出力は論理“1"となり、切替回路
25の作用により、切替スイツチ33,53がb側接続とな
り、強制制御回路22による制御が開始される。強制制御
状態になるとポンプからシリンダのロツド側へ油が送ら
れ、第3図の矢印09方向の動きが継続して行なわれる。
再び、シリンダに縮み側の力が作用すれば、ヘツド圧力
が高くなり、圧力スイツチの出力は“0"となつて、回生
制御状態になる。
〔考案の効果〕
したがつて、本装置によれば、シリンダがのび側の力を
受けたときは、ヘツド側圧力スイツチの作用により、回
生制御から強制制御へと切かわり、のび方向の力を受け
た状態でシリンダのちぢみ動作を行なうことができ、正
常な掘削を持続することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案シリンダ駆動装置の油圧回路、第2図は
第1図の油圧回路における制御回路の詳細図、第3図は
パワーシヨベルのバケツトの水平な掘削姿勢を示し、第
4図は第3図のバケツトの上向き掘削姿勢を示す。 3……バケツトシリンダ、5,6……回生制御弁、 7……タンク、8……操作レバー 20……四方切換弁、21……油圧ポンプ、 22……強制制御回路、23……回生制御回路、 24……圧力スイツチ、25……切替回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鮫島 誠 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−233030(JP,A) 特開 昭60−203742(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧シリンダのロツド側とヘツド側とを流
    量制御弁を介して結ぶ油圧回路とロツド側とタンクとを
    流量制御弁を介して結ぶ油圧回路とから成る回生回路
    と、4方切替弁を用いてシリンダを駆動する回路とを有
    するシステムにおいて、シリンダのヘツド圧がまえもつ
    て定められた圧力以上で、かつシリンダが縮み動作を行
    なつているときのみ回生回路によりシリンダの動きを制
    御し、それ以外の条件では4方切替弁を用いてシリンダ
    の動きを制御するようにしたことを特徴とするシリンダ
    駆動装置。
JP5278786U 1986-04-10 1986-04-10 シリンダ駆動装置 Expired - Lifetime JPH0634443Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5278786U JPH0634443Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10 シリンダ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5278786U JPH0634443Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10 シリンダ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62166302U JPS62166302U (ja) 1987-10-22
JPH0634443Y2 true JPH0634443Y2 (ja) 1994-09-07

Family

ID=30878268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5278786U Expired - Lifetime JPH0634443Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10 シリンダ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0634443Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002055793A1 (fr) * 2001-01-15 2002-07-18 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Circuit de controle hydraulique de cylindre de bome de machine
WO2002063108A1 (fr) * 2001-02-06 2002-08-15 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Machine de chantier: circuit de commande hydraulique pour verin de fleche
WO2002063107A1 (fr) * 2001-02-06 2002-08-15 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Machine de chantier: circuit de commande hydraulique pour verin de fleche

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002055793A1 (fr) * 2001-01-15 2002-07-18 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Circuit de controle hydraulique de cylindre de bome de machine
WO2002063108A1 (fr) * 2001-02-06 2002-08-15 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Machine de chantier: circuit de commande hydraulique pour verin de fleche
WO2002063107A1 (fr) * 2001-02-06 2002-08-15 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Machine de chantier: circuit de commande hydraulique pour verin de fleche
US6820355B2 (en) 2001-02-06 2004-11-23 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Hydraulic control circuit of boom cylinder in work machine
US6836981B2 (en) 2001-02-06 2005-01-04 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Hydraulic control circuit for boom cylinder in work machine
KR100839710B1 (ko) * 2001-02-06 2008-06-19 신갸타피라 미쓰비시 가부시키가이샤 작업기계에 있어서의 붐실린더의 유압제어회로

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62166302U (ja) 1987-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2239134C (en) Control apparatus for construction machine
KR100674516B1 (ko) 작업 기계의 선회 제어 장치
JPS6319724B2 (ja)
JP2004125094A (ja) 作業車両の油圧システム
KR20150070095A (ko) 건설 기계의 유압 구동 장치
JPH0634443Y2 (ja) シリンダ駆動装置
JP2004036303A (ja) 作業機械の旋回制御装置
JP2003074517A (ja) 油圧シリンダ回路の制御方法
JPH0751796B2 (ja) バックホウの油圧回路
JP2004044309A (ja) 建設機械の旋回制御装置
JP2008138439A (ja) エネルギー回生装置をそなえた油圧ショベル及びその運転方法
CA1155731A (en) Working vehicle
JP2560338Y2 (ja) 2段リリーフ弁回路
JPH0740702Y2 (ja) 移動式建設機械の油圧駆動装置
WO2024108543A1 (zh) 挖掘装载机能量回收再利用系统及控制方法、挖掘装载机
JPH0352273Y2 (ja)
JPH0441559U (ja)
JPH0452481Y2 (ja)
JPH0730775Y2 (ja) 作業車両の走行油圧回路
JPH0335858Y2 (ja)
JPH11336134A (ja) 建設機械の旋回体ブレーキ装置
JP7062445B2 (ja) ショベル
JPH0439879Y2 (ja)
JPH0647830B2 (ja) 上部旋回式車両の旋回位置決め装置
JPS6352243B2 (ja)