JPH0634405U - 土壌活性化装置 - Google Patents

土壌活性化装置

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JPH0634405U
JPH0634405U JP4491192U JP4491192U JPH0634405U JP H0634405 U JPH0634405 U JP H0634405U JP 4491192 U JP4491192 U JP 4491192U JP 4491192 U JP4491192 U JP 4491192U JP H0634405 U JPH0634405 U JP H0634405U
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政治 八束
森  浩人
達也 松田
志郎 伊藤
敦 徳住
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は土壌の通気性、透水性を高めること
ができる土壌活性化装置に関し、作業が簡単で芝生等を
傷つけることが少ない装置を具現せんとするものであ
る。 【構成】高圧ポンプと、液体タンクと、加圧された液体
を貯溜するアキュ−ムレ−タと、圧力が掛けられた液体
を土壌中に噴出する噴出ノズルとを有する土壌活性化装
置において、噴出ノズルから液体を間歇的に送り出す制
御手段を設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、芝地やゴルフ場等の土壌を活性化する装置に関するものである。
【0002】
【従来技術および考案が解決しようとする課題】
従来、この種の装置としては、サブソイラ等で土壌を切り開くものや、土壌表 面に複数個の孔を穿設する所謂コアリング装置があった。 前者の方法はトラクタ−の後方に振動式のサブソイラを装着し、これを進行方 向に沿わせて前後に小刻みに振動させながら土壌を切開するもので、牽引負荷が 大きくトラクタ−の消費馬力が大となる欠点があった。
【0003】 また、後者は孔開け作業後、掘り起こしたコアを回収しなければならず、その 作業が甚だ面倒であると共に、地表面が荒らされて芝生を傷つけるといった不具 合を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は前記した問題点に鑑みて提案するものであって、次のような技術的 手段を講じた。即ち、トラクタ−1のPTO軸13の回転動力を受けて駆動され る高圧ポンプ34と、機体に搭載され、且つ水や薬液等の液体を充填している液 体タンク23と、高圧ポンプ34によって加圧された液体を一時的に貯溜するア キュ−ムレ−タ39と、圧力が掛った液体を噴出させる複数個の噴出ノズル42 と、噴出ノズル42から土中に注入される液体を間歇的に送り出す制御手段48 とを備えていることを特徴とする土壌活性化装置とするものである。
【0005】
【実施例】
以下、図面に示す実施例に基づいて、この考案の実施例を説明する。 まず、構成から説明する。 図1はトラクタ−1の側面図を示すものであって、機体前部のボンネット2内 にバ−チカル式のエンジン3を搭載して設け、エンジン3の出力軸4には2個の プ−リ5、6を固着している。
【0006】 上段のプ−リ4とミッションケ−ス8の上部に突出軸架された軸9に固着され たプ−リ10との間には無端ベルト12が巻き回され、エンジン3側の回転動力 をミッションケ−ス8内の変速装置に伝えるように構成している。 ミッションケ−ス8後部にはPTO軸13が後方に向けて突設され、後述する ヒッチ15に装着される種々の作業機を駆動する。出力軸4に取り付けられた下 段のプ−リ5はステップ16下部に設けられた油圧ポンプ17を駆動するための もので、具体的には油圧ポンプ17のプ−リ18と前記下段プ−リ5との間に無 端ベルト20が巻き回されている。この油圧ポンプ17は作業機を昇降させる油 圧力を得るために介装されたものである。
【0007】 22は座席、23は座席22を取り囲むように配設された液体タンクで、前記 ステップ16の延長上にあるフエンダ−25の上に載置され、中には水が充填さ れている。 26は前輪、27は後輪である。前記油圧ポンプ17からの作動圧油を得て伸 縮する油圧シリンダ−30によって昇降回動させられる左右一対のロア−リンク 32の後端に前記ヒッチ15が設けられ、ヒッチ15に高圧ポンプ34と土壌活 性化装置35の支持フレ−ム37が取り付けられる。高圧ポンプ34は前記PT O13にて駆動されるもので、液体タンク23から水を取り込むとこれを加圧し 、加圧された水を一時的に貯溜するアキュ−ムレ−タ39に送る。アキュ−ムレ −タ39の下流には台座40に固着された4本の噴射ノズル42が設けられ、こ れらの噴射ノズル42は中間部に夫々ソレノイドバルブ44が設けられ、これら のソレノイドバルブ44は機体に搭載したコントロ−ラ48によって断続的に開 閉制御されるように構成している。
【0008】 コントロ−ラ48はCPUを有するマイコンで構成されており、トラクタ−1 の車速に応じてソレノイドバルブ44をオン、オフ制御し、常に一定の間隔で加 圧された水を土中に噴射するように構成している。 なお、この実施例では4本の噴射ノズル42同士の横方向の間隔は約10cm に設定してあり、進行方向には約5cm〜10cmの間隔をあけて深さ約10c mの穴が穿設されるようにしている。
【0009】 上例において、トラクタ−1を芝生の上で直進走行させながら穴開け作業を行 なう場合には、まず、PTO軸13を回転させて高圧ポンプ34を作動させる。 液体タンク23内の水はこの高圧ポンプ34によってアキュ−ムレ−タ39内 に溜められ、ついでコントロ−ラ48の指令によってソレノイドバルブ44がオ ン・オフ制御される。コントロ−ラ48は図示外の車速センサによって車速を検 出しながらソレノイドバルブ44の制御通電時間を決定し、常に一定の間隔で高 圧の水が噴出ノズル42の尖端から噴出されるように制御する。
【0010】 この場合、土に対して高圧水は深さ10cm程度の深さの穴を開けることにな るので、固い土層に勢いよく水が入り込み易く、土を解しながら穴開け作業を行 なうことができる。したがって、芝生の根の部分は物理的に傷付けられるような ことが少なく、根の周囲に隙間が拡がって通気性、透水性が向上し根の成育が促 進される。
【0011】 図3はトラクタ−1のPTO軸13を油圧によって駆動しようとしたものであ る。即ち、図1で説明したトラクタ−1との相違点はPTO軸の駆動形態にあり 、このトラクタ−1においては、ステップ16下部に前記油圧ポンプ17とは別 にギヤポンプ51が設けられ、さらに油路切換バルブ52が設けられている。そ して前輪26と後輪27との間には油圧駆動タイプのモ−ア54が装着されてお り、前記油路切換バルブ52をモ−ア側に切り換えておくと作動圧油はモ−ア5 4のモ−タ部に送られて刈刃を回転駆動させる。
【0012】 一方、前記油路切換バルブ52を土壌活性化装置35側に切り換えておくとモ −ア側には作動圧油が供給されず、PTO軸を回転させるモ−タ56側に作動圧 油が供給される。この場合はモ−ア54による芝刈作業はできないが、土壌活性 化装置35による穴開け作業は実施できる。 また、図5はトラクタ−1の下腹部に液体タンク23を装着したものである。 即ち、これは機体の前後バランスを改善するために機体後部にあった液体タンク 23を機体の前後中間部に移動させたものである。平行リンク機構58に取り付 けられていたモ−アに代えて土壌活性化装置35用の液体タンク23をこれに取 り付け、油圧シリンダ−59に作動圧油を供給・排出することによって液体タン ク23の高さが変更される。
【0013】 機体後部には3点リンク機構60を介して土壌活性化装置35が昇降自在に連 結されており、この場合、高圧ポンプ34とトラクタ−1のPTO軸13とはユ ニバ−サルジョイント62を介して連動連結されている。 前記した実施例では液体タンク23の中に水を充填したが、水の代りに薬液を 充填しておくと土壌の消毒、殺菌も行なえ、土壌病害の予防に役立つ。 [考案の効果] この考案は前記のように構成したので、次のような技術的効果を奏する。
【0014】 即ち、この考案に係る土壌活性化装置35は、トラクタ−1のPTO軸13の 回転動力を受けて駆動される高圧ポンプ34と、機体に搭載され且つ水や薬液等 の液体を充填している液体タンク23と、高圧ポンプ34によって加圧された液 体を一時的に貯溜するアキュ−ムレ−タ39と、圧力が掛った液体を噴出させる 複数個の噴出ノズル42と、噴出ノズル42から土中に注入される液体を間歇的 に送り出す制御手段48とで構成されるものであって、加圧された水を一定間隔 をあけて土中に噴射させるだけで土が解されるので従来装置のように芝生を痛め たり地表の土壌を荒らしたりすることがなく、きわめて簡単に土壌の通気性を高 めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】土壌活性化装置を装着したトラクタ−の側面図
である。
【図2】土壌活性化装置のブロック図である。
【図3】土壌活性化装置とモ−アを装着したトラクタ−
の側面図である。
【図4】油圧回路図である。
【図5】下腹部に液体タンクを装着し、機体後部に土壌
活性化装置を装着したトラクタ−の側面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ− 2 ボンネット 3 エンジン 13 PTO軸 17 油圧ポンプ 23 液体タンク 34 高圧ポンプ 35 土壌活性化装置 42 噴射ノズル 44 ソレノイドバルブ 48 コントロ−ラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 志郎 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)考案者 徳住 敦 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタ−1のPTO軸13の回転動力を
    受けて駆動される高圧ポンプ34と、機体に搭載され、
    且つ水や薬液等の液体を充填している液体タンク23
    と、高圧ポンプ34によって加圧された液体を一時的に
    貯溜するアキュ−ムレ−タ39と、圧力が掛った液体を
    噴出させる複数個の噴出ノズル42と、噴出ノズル42
    から土中に注入される液体を間歇的に送り出す制御手段
    48とを備えていることを特徴とする土壌活性化装置。
JP1992044911U 1992-06-29 1992-06-29 液体注入装置 Expired - Lifetime JP2506734Y2 (ja)

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JPH0634405U true JPH0634405U (ja) 1994-05-10
JP2506734Y2 JP2506734Y2 (ja) 1996-08-14

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JPH08116708A (ja) * 1994-10-28 1996-05-14 Marunaka Seisakusho:Kk 芝生灌注用噴射装置
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