JPH06343537A - 空気吸入装置付きエアー袋 - Google Patents

空気吸入装置付きエアー袋

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JPH06343537A
JPH06343537A JP13190393A JP13190393A JPH06343537A JP H06343537 A JPH06343537 A JP H06343537A JP 13190393 A JP13190393 A JP 13190393A JP 13190393 A JP13190393 A JP 13190393A JP H06343537 A JPH06343537 A JP H06343537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air bag
bag
suction device
forming member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13190393A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Ogasawara
正 幸 小笠原
Fumiaki Takeuchi
内 文 昭 竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
Original Assignee
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Valqua Industries Ltd, Nihon Valqua Kogyo KK filed Critical Nippon Valqua Industries Ltd
Priority to JP13190393A priority Critical patent/JPH06343537A/ja
Publication of JPH06343537A publication Critical patent/JPH06343537A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】例えば家庭用として浮き輪や空気枕などの用途
として使用するエアー袋であっても、また、クッション
材などのように他の用途として使用するエアー袋であっ
ても、必要な場合にだれでも簡単に膨らますことのでき
る空気吸入装置付きエアー袋を提供する。 【構成】復元可能に形成され、空気取り入れ口7を有す
るとともに、この空気取り入れ口7を指で押さえたとき
に気密室9を形成するポンプ形成部材6を、エアー袋2
の周壁に形成される開口部4の上方に配設して、この開
口部4を介して前記気密室9を前記エアー袋2内に連通
させるとともに、前記エアー袋2内に、前記開口部4を
開閉する弁体13と弁座8と弾性体11とを備えた弁装
置5を収容したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気吸入装置付きエアー
袋に関するもので、詳しくは、各種クッション材ならび
に浮き輪などに用いて好適な空気吸入装置付きエアー袋
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、気密性のあるエアー袋内に大
気中の空気を充填させたものがクッション材として工業
界で広く使用されている。また、家庭内でも浮き輪もし
くは空気枕などとして盛んに用いられている。
【0003】通常、こうした空気を収容するエアー袋に
は、1ないし複数個の空気吸入口が具備されており、内
部を膨らませる場合、この空気吸入口から息を吹き込ん
だり、あるいは、蛇腹式で足踏みタイプのエアーポンプ
もしくは他の動力からなるポンプを用いて膨らませてい
た(例えば実公平3−5322号公報、実公昭64−1
38号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、家庭内で人
が膨らませる場合には、大きな肺活量が必要であった
り、エアーポンプを別途用意する必要がある。したがっ
て、子供や病弱な人には、膨らませることが困難であっ
たり、ポンプ等を正しく管理する必要が生じる。また、
工場内で他の動力を用いて機械的に空気を充填させた場
合であっても、使用中に漏れなどが生じて再度空気の補
填が必要な場合には、このエアー袋をポンプ等が保管さ
れている場所まで持ち運ばなければならないという不都
合があった。
【0005】本発明は上記実情に鑑み、例えば家庭用と
して浮き輪や空気枕などの用途として使用するエアー袋
であっても、また、クッション材などのように他の用途
として使用するエアー袋であっても、必要な場合にだれ
でも簡単に膨らますことのできる空気吸入装置付きエア
ー袋を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る空気吸入装置付きエアー袋は、復元可能
に形成され、空気取り入れ口を有するとともに、この空
気取り入れ口を指で押さえたときに気密室を形成するポ
ンプ形成部材を、エアー袋の周壁に形成される開口部の
上方に配設して、この開口部を介して前記気密室を前記
エアー袋内に連通させるとともに、前記エアー袋内に、
前記開口部を開閉する弁体と弁座と弾性体とを備えた弁
装置を収容したことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成による空気吸入装置付きエアー袋で
は、使用者がポンプ形成部材に形成された空気取り入れ
口を指で押さえ、このポンプ形成部材を押したり離した
りする動作を繰り返し行なうことにより、エアー袋内に
空気を充填させていくことができる。
【0008】したがって、本発明による空気吸入装置付
きエアー袋によれば、子供から大人までだれでも簡単に
空気を入れることができるともに、多少の空気が減って
エアー袋内の膨張容積が損なわれた場合であっても、ポ
ンプがある場所に持ち運ばなくともその場で空気を吸入
することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を説明す
る。図1ないし図3は本発明の一実施例に係る空気吸入
装置付きエアー袋を示したものである。
【0010】この空気吸入装置付きエアー袋1は、図3
に示したように、内部に空気を封入するように密閉され
袋状に形成されたビニール等の柔軟合成樹脂シートから
なる板状袋2と、この板状袋2内の空気室20内に空気
を吸入し封止することのできる空気吸入装置3とからな
っている。
【0011】板状袋2は、ヒートシールにより全体が小
部屋a,b,c,d,e,f,g等に分割されている
が、これらの各小部屋は空気が流入できるように相互に
連通されている。
【0012】空気吸入装置3は、図2に拡大して示した
ように、板状袋2の空気室20内に空気を吸入させる半
球状のポンプ形成部材6と、吸入した空気を封止するた
めの弁装置5とを備えており、ポンプ形成部材6のみが
板状袋2から突出して配置されている。
【0013】この半球状のポンプ形成部材6は、ビニー
ル等の柔軟な合成樹脂からなるもので、外部から力が加
えられると変形するが、その力が解除されると元の半球
形に戻るように復元可能に形成されている。
【0014】また、ポンプ形成部材6の頂部には空気取
り入れ口7が形成されており、この空気取り入れ口7を
指等で押さえたときに、ポンプ形成部材6の内部に気密
室9が形成される。
【0015】一方、弁装置5は、板状袋2の裏面に固着
された有底の筒状部材10内に構成されており、この筒
状部材10の側壁には、通孔10aが複数個、形成され
ている。
【0016】この弁装置5は、前記周壁2aの開口部4
内に嵌め込まれたリング状の弁座形成部材8と、筒状部
材10の底板10bに貼着された弾性体としての柔軟な
スポンジ11と、このスポンジ11により押圧され、前
記弁座形成部材8に着離座可能な弁体13とを備えてい
る。また、このスポンジ11と弁体13との間には、鉄
板12が介装されており、この鉄板12の剛性により弁
体13は弁座形成部材8の開口端の弁座8aに隙間なく
当接する。このように、弁体13は通常、弁座形成部材
8の弁座8aに着座しており、気密室9側からスポンジ
11を変形させうる力が加わったときに、弁座8aから
離反する。
【0017】また、上記弁体13は、合成樹脂からなる
弁座形成部材8の硬度に比べて軟質な合成樹脂から形成
されている。すなわち、弁座形成部材8と弁体13との
間には充分な硬度差があり、これにより、弁としての機
能が向上されている。
【0018】このように半球状のポンプ形成部材6と弁
装置5とを備えた空気吸入装置3は、図示したように板
状袋2の角部に設置されても良く、また他の場所に設置
されても良い。
【0019】このようにして形成された空気吸入装置付
きエアー袋1は、通常、空気が抜かれた状態で管理され
る。そして、空気を入れる場合には、使用者は手に持っ
て作業しても良く、テーブル等の上に置いた状態で空気
を入れることもできる。
【0020】次に、空気を入れる場合について説明す
る。例えば、使用者は、このエアー袋1を軽く手にし
て、図1(a)に示すように、ポンプ形成部材6の頂部
に形成された空気取り入れ口7を親指等で閉塞するとと
もに、裏面側の周壁に他の指を配置する。この状態から
使用者が親指等でポンプ形成部材6を押し込めば、気密
室9内の空気が圧縮され、弁体13が筒状部材10の内
方に押圧される。すると、気密室9内に捕捉されていた
空気は、矢印で示すように開口部4から弁装置5および
筒状部材10に形成された開口10aを介して空気室2
0内に吸入される。その後、図1(b)に示すように、
使用者がポンプ形成部材6の空気取り入れ口7から指を
離せば、ポンプ形成部材6は、それ自身の復元力により
再度、半球状に膨らむとともに、空気取り入れ口9から
気密室9内に空気が導入される。
【0021】以後、上記動作を繰り返すことにより、空
気室20内に順次空気が吸入され、エアー袋1を使用状
態に膨らますことができる。一方、このように使用者が
手作業で膨らまされたエアー袋1から空気を脱気する場
合には、例えば、図3に二点鎖線で示したように、細棒
21などを空気取り入れ口7内に挿入し、その先端で弁
体13を内方に押し込めば、圧縮状態にあった空気を速
やかに排出することができる。
【0022】また、本実施例による空気吸入装置付きエ
アー袋1は上記のように空気を入れるが、使用している
うちに中の空気が減少した場合であっても、その場で上
記動作を繰り返すことにより、内部に空気を補給するこ
とができる。
【0023】このような空気吸入装置付きエアー袋1の
使用用途としては、例えば、家庭で使用される空気枕、
水遊び用の浮き輪、さらには各種機器の間に介装される
緩衝体などがあり、いずれの用途でも取扱いが便利であ
る。
【0024】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されない。例えば、
上記実施例では、空気を抜く場合にも空気吸入装置3か
ら空気を抜くようにしているが、これに代え、空気を抜
くための弁を、他の箇所に別途設けても良い。
【0025】また、上記実施例では、弁体13を押圧す
る弾性体として、スポンジ11を配設しているが、弾性
体はスポンジに限定されず、例えば、図4に示した皿バ
ネ23あるいは図5に示したようにコイルスプリング2
4であっても良い。このような場合には、板状の弁体1
3の代わりにボール25あるいは26を用いると良い。
【0026】またエアー袋1の形状は板状に何ら限定さ
れず、例えば浮き輪などのようにリング状でもよく、あ
るいは動物などの形をあしらったものでも良く、さらに
は球状あるいは他のいかなる形状であっても良い。
【0027】また、上記実施例では、空気室20を小部
屋に区画したものについて説明したが、勿論、区画され
ていないものにも適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る空
気吸入装置付きエアー袋によれば、使用者がポンプ形成
部材に形成された空気取り入れ口を指で押さえ、このポ
ンプ形成部材を押したり離したりする動作を繰り返し行
なえば、エアー袋内に空気を充填させていくことができ
る。
【0029】したがって、本発明による空気吸入装置付
きエアー袋によれば、子供から大人までだれでも簡単に
空気を入れることができるともに、多少の空気が減って
エアー袋内の膨張容積が損なわれた場合であっても、ポ
ンプがある場所に持ち運ばなくてもその場で空気を吸入
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施例による空気吸入
装置付きエアー袋を指で押したときの断面図、図1
(b)は本発明の一実施例による空気吸入装置付きエア
ー袋から指を離したときの断面図である。
【図2】図2は同実施例による空気吸入装置付きエアー
袋から空気を抜くときの断面図である。
【図3】図3は同実施例による空気吸入装置付きエアー
袋の全体を示す断面図である。
【図4】図4は弾性体の変形例を示す皿バネの斜視図で
ある。
【図5】図5は弾性体の他の変形例を示すコイルスプリ
ングの正面図である。
【符号の説明】
1 空気吸入装置付きエアー袋 2 板状袋 2a 周壁 3 空気吸入装置 4 開口部 5 弁装置 6 ポンプ形成部材 7 空気取り入れ口 8 弁座形成部材 9 気密室 11 スポンジ 13 弁体 20 空気室 23 皿バネ 24 コイルスプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復元可能に形成され、空気取り入れ口を
    有するとともに、この空気取り入れ口を指で押さえたと
    きに気密室を形成するポンプ形成部材を、エアー袋の周
    壁に形成される開口部の上方に配設して、この開口部を
    介して前記気密室を前記エアー袋内に連通させるととも
    に、前記エアー袋内に、前記開口部を開閉する弁体と弁
    座と弾性体とを備えた弁装置を収容したことを特徴とす
    る空気吸入装置付きエアー袋。
JP13190393A 1993-06-02 1993-06-02 空気吸入装置付きエアー袋 Withdrawn JPH06343537A (ja)

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JP13190393A JPH06343537A (ja) 1993-06-02 1993-06-02 空気吸入装置付きエアー袋

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011060473A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Nippon Sento Kk 船灯の防水・水抜き装置
KR101055386B1 (ko) * 2010-12-08 2011-08-08 주식회사 스마트에어 챔버 선박용 충격흡수 장치 및 이를 이용한 접안 방법
KR101249541B1 (ko) * 2011-06-02 2013-04-01 주식회사 스마트에어 챔버 공기 흐름 조절을 이용한 선박용 충격흡수 장치
KR101290368B1 (ko) * 2011-05-09 2013-07-26 이계관 메모리폼베개
CN106542062A (zh) * 2016-12-07 2017-03-29 芜湖木木游乐设备有限公司 一种泳池用救生单元

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905