JPH0240304Y2 - - Google Patents

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JPH0240304Y2
JPH0240304Y2 JP1158387U JP1158387U JPH0240304Y2 JP H0240304 Y2 JPH0240304 Y2 JP H0240304Y2 JP 1158387 U JP1158387 U JP 1158387U JP 1158387 U JP1158387 U JP 1158387U JP H0240304 Y2 JPH0240304 Y2 JP H0240304Y2
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air
membrane body
membrane
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水泳用の浮輪やゴムボート、空気マツ
トレスなどの空気膨脹体内に空気を充填する空気
充填装置に関するものである。
〔従来の技術〕
空気枕や水泳浮輪などの空気膨脹体に空気を充
填して膨脹させる場合には、従来一般に空気吹込
口に口を付けて吹くことにより膨脹させている
が、例えばゴムボートや空気マツトレスなどのよ
うな大形の空気膨脹体に空気を充填する場合に
は、第1図a,bにそれぞれ示すようなふいご式
の空気充填装置が用いられている。すなわち、第
1図aに示す空気充填装置としての空気入れ70
は、一端を蝶番等で開閉自在に連結された一対の
板材71,72と、これらを連結する伸縮自在な
蛇腹73とで形成されており、両板材71,72
間にはこれを開方向に付勢する圧縮コイルばね7
4が介装されている。75は開閉弁付きの吸気口
であり、76は開閉弁付きの排気口である。この
ように構成されていることにより、空気を充填す
る場合には、排気口76とゴムボート等の吸気口
との間をホース等で接続し、手や足で板材71を
押したり放したりして蛇腹73の伸縮を繰返す
と、吸気口75からの吸気は、排気口とホースと
を経てゴムボート等に充填される。また、第1図
bに示す空気入れ80は上下の板材81,82を
蛇腹83と圧縮コイルばね84とで連結し、板材
81に吸気口85と排気口86とを装着したもの
であつて、第1図aに示すものと同様にして用い
られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の空気充填装置
は、外部を分厚な板材で形成されているために、
これを例えばゴムボートや空気マツトレスなどの
空気入れとして海や山などへ携行する場合には、
重くて嵩張り、携行が困難であつた。そこで止む
を得ずこれを携行せずに空気を口で吹込んでいた
ので、疲れ易いという問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題点を解決するために本考案で
は、空気膨脹体への空気充填装置を、中空密閉袋
状の折畳自在な弾性材製膜体と、この膜体の外被
に形成された空気室と、この空気室への空気吹込
口と、膜体に装着された開閉弁付きの吸気口およ
び排気口とで構成した。
〔作用〕
例えばこの空気充填装置を海や山へ携行する場
合には、空気室の空気を抜けば、膜体の弾性復帰
力がなくなつてこれを小さく折畳むことができ
る。現地では空気吹込口から空気室内へ口で空気
を吹込むと、膜体が弾性復帰して膨脹状態になる
ので、膜体側の排気口を例えばゴムボートなどの
吸気口に接続し、膜体を手で押したり放したりし
て膨脹、圧縮を繰返すと、大気が吸気口から吸引
されて排気口からゴムボート等に充填される。
〔実施例〕
第2図ないし第8図は本考案に係る空気充填装
置の実施例を示し、第2図はその斜視図、第3図
は一部破断平面図、第4図は分解斜視図、第5図
は第4図のAA断面図とBB断面図、第6図およ
び第7図はそれぞれ空気充填動作を説明するため
に示す全体の平面図と吸気口、排気口の拡大断面
図、第8図はこの空気充填装置とこれが接続され
る各種空気膨脹体との分解斜視図である。図にお
いて、空気充填装置としての空気入れ1は、ゴム
やプラスチツク等の弾性材により中空密閉袋状に
形成された膜体2を備えていて、この膜体2の外
被には、互いに連通する複数個の空気室2aが形
成されており、そのうちの1個には、回転により
開閉自在な空気吹込口20が装着されている。そ
して、空気吹込口20が開かれているときには、
空気室2a、したがつて膜体2全体が偏平になつ
ていてこれを折畳むことができる。また開いた空
気吹込口20に口を付けて空気を空気室2aに吹
込むと、すべての空気室2aが一斉に膨脹するこ
とにより、膜体2に膨脹状態への弾性復帰力が付
与され、第2図等に示すごとく膨脹するように構
成されている。膨脹後は空気吹込口20が閉じら
れる。空気室2aと干渉しない膜体2の任意の2
箇所、例えば第2図ないし第3図において膜体2
の両端面には、ねじ孔付きの口金22a,22b
がそれぞれ固定されており、各口金22a,22
bのねじ孔には、全体を符号4で示す吸気口と、
符号6で示す排気口とのねじ部が、それぞれガス
ケツト10を介して気密に螺合されている。吸気
口4と排気口6とは同構造であつて、フランジ3
1を有するガイドパイプ3で本体を形成されてお
り、その内孔には、弁座32が設けられている。
5は弾性材により円板状に形成された弁体であつ
て、弁座32に隣接して設けた溝33からガイド
パイプ3内に挿入されて詰物7を溝32に圧入す
ることにより固定されており、弾性変形によつて
弁座32を開閉するように構成されている。な
お、吸気口4の弁体5は膜体2内へ向かつて開
き、排気口6の弁体5は膜体外へ向かつて開く。
こうすることにより、前記空気室2aへの充気で
膨脹した膜体2を押すと、吸気口4の弁体が閉じ
て排気口6の弁体5が開くことにより、膜体2内
の空気は排気口6から排出される。またこの状態
から手を放すと、膜体2は、開いた吸気口4の弁
体5から大気を吸引しながら弾性復帰して膨脹す
る。この場合、排気口4の弁体5は膜体2内の空
気圧によつて閉じている。
このように構成された空気入れ1は、第8図に
示すように、排気口6に装着したエア管60の他
端を空気膨脹体の吸気口に接続する。第8図にお
いては空気膨脹体として、ゴムボート41、空気
ベツド42、空気マツトレス43がそれぞれ例示
されているが、空気膨脹体としてはこの他に子供
用のミニプールや、水槽、浮輪など各種のものが
あり、これらに接続が可能である。
以上のように構成された空気入れの動作を、例
えばゴムボート41とともに野外に携行して用い
る場合を例にとつて説明する。空気入れ1の空気
吹込口20を開くと、空気室2a内の空気が抜け
て膜体2全体が偏平になるので、これを折畳んで
小さくし袋などに入れて携行する。現地において
空気入れ1を使用する場合には、エア管60で排
気口6とゴムボート41の吸気孔とを接続したの
ち、開いた空気吹込口20から口で空気で吹込む
と、互いに連通する全ての空気室2aに充気され
ることにより、膜体2は吸気口4の弁体5から大
気を吸引しながら弾性復帰して膨脹するので、こ
の状態で空気吹込口20を閉じる。そこで、第6
図に示すように膜体2を片手で握つたり両手で挾
持したりして押すと、膜体2内の空気が圧縮され
てその空気圧で吸気口4の弁体5が閉じるととも
に、第6図bに示すように排気口6の弁体5が開
き、圧縮された空気は弁開部を通つてゴムボート
41内へ移動する。この状態から膜体2の押圧を
弛めると、排気口6の弁体5がゴムボート41内
の空気圧で閉じるとともに、膜体2は、第7図に
示すように開いた吸気口4の弁体5から大気を吸
引しながら弾性復帰して膨脹する。このようにし
て膜体2の圧縮と膨脹とを繰返すことにより、ゴ
ムボート41内へ空気が充填される。
以上は空気入れ1をゴムボートなどの空気膨脹
体と弁体にした例を示したが、この空気入れ1
は、空気膨脹体に内蔵させることもできる。すな
わち、第9図はその一実施例としての空気入れを
内蔵したゴムボートの斜視図であつて、ゴムボー
ト41の空気が充填される楕円形環状気室の一部
は、膜体2の両端面を隔壁として遮断されてお
り、一方の隔壁には前記排気口6が膜体2の内部
と気室内とを連通して装着されている。また、前
記吸気口4は膜体2の周面に装着されている。2
0は前記実施例と同じ空気吹込口である。このよ
うに構成されていることにより、膜体2を押した
り放したりしてその圧縮、膨脹を繰返すことによ
り、ゴムボート41の気室内に空気が充填され
る。こうすればゴムボートを海などへ携行すると
きに空気入れ1を探したり忘れたりすることがな
い。
なお、前記各実施例は本考案をゴムボートに実
施した例を示したが、空気マツトレスやミニプー
ル、水槽など各種の空気膨脹体に対して同様に実
施することができ、同じ作用効果を奏する。この
場合例えば第8図に示す空気マツトレス43に空
気入れを内蔵させるには、マツトレス43の中空
部の一隅などを閉塞して空気入れ1を装着すれば
よい。また、空気入れ1は、これを膨脹させた状
態で排気口6に開閉自在なキヤツプを設けて閉じ
ることにより、空気枕として利用できる。さらに
第10図に縦断面図を示すように、膜体2の両端
口金22a,22bに、弁体方向が膜体2内へ向
かう吸気口4をそれぞれ螺入すれば、水筒となり
水などを入れて携行することができる。この場合
一方の吸気口4は開閉自在な蓋の役目をする。な
お、この場合も底部の吸気口4を排気口6のよう
にして開閉自在なキヤツプを設けてもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば、空気膨脹体内へ空気を充填する空気充填装
置を、中空密閉袋状の折畳自在な弾性材製膜体
と、この膜体の外被に形成された空気室と、この
空気室への空気吹込口と、膜体に装着された開閉
弁付きの吸気口および排気口とで構成し、携行に
際しては空気室から空気を抜いて膜体を折畳み、
空気の充填時には空気室へ空気を吹込んで膜体を
膨脹状態に弾性復帰させたのち、膜体の膨脹、圧
縮を繰返すことにより空気膨脹体内へ空気を充填
するように構成したことにより、非使用時に折畳
めば小形でコンパクトになるので、収納や携行が
きわめて容易になるとともに、使用時には膜体を
押したり放したりするだけでよく、空気の充填が
容易になる。さらに空気膨脹体の中空部の一部を
閉塞してこの空気充填装置を接続することによ
り、容易に本体へ内蔵させることができて、収
納、携行がより容易になるとともに、空気充填装
置を探す手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはそれぞれ従来の空気充填装置の
縦断面図、第2図ないし第10図は本考案に係る
空気充填装置の実施例を示し、第2図はその斜視
図、第3図は一部破断平面図、第4図は分解斜視
図、第5図aは第4図のAA断面図、第5図bは
第4図のBB断面図、第6図a,b,cおよび第
7図a,b,cはそれぞれ空気充填動作を説明す
るために示す全体の平面図と吸気口、排気口の拡
大断面図、第8図はこの空気充填装置とこれが接
続される各種空気膨脹体との分解斜視図、第9図
は本考案の他の実施例としての空気入れ内蔵ゴム
ボートの斜視図、第10図は本考案の空気充填装
置を利用した水筒の断面図である。 1……空気充填装置、2……膜体、2a……空
気室、4……吸気口、5……弁体、6……排気
口、20……空気吹込口、22a,22b……口
金、32……弁座、41……ゴムボート、42…
…空気ベツド、43……空気マツトレス、60…
…エア管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性材により中空密閉袋状に形成された折畳自
    在な膜体と、この膜体の外被に一体形成され内部
    への充気によりこの膜体に膨脹状態への弾性復帰
    力を付与する空気室と、この空気室に装着された
    空気吹込口と、前記膜体に装着されて大気へ開口
    された開閉弁付きの吸気口と、前記膜体に装着さ
    れ空気が充填される空気膨脹体の吸気口に着脱自
    在に接続される開閉弁付きの排気口とを設けたこ
    とを特徴とする空気充填装置。
JP1158387U 1987-01-30 1987-01-30 Expired JPH0240304Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1158387U JPH0240304Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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JP1158387U JPH0240304Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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JPS63119875U JPS63119875U (ja) 1988-08-03
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JP1158387U Expired JPH0240304Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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