JPH06343509A - 宝飾チェーン及びその製造方法 - Google Patents

宝飾チェーン及びその製造方法

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JPH06343509A
JPH06343509A JP5185925A JP18592593A JPH06343509A JP H06343509 A JPH06343509 A JP H06343509A JP 5185925 A JP5185925 A JP 5185925A JP 18592593 A JP18592593 A JP 18592593A JP H06343509 A JPH06343509 A JP H06343509A
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JP
Japan
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link
chain
base
thickness
hollow
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Application number
JP5185925A
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English (en)
Inventor
David Rozenwasser
ローゼンワッサー デビッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ABURAHAMU MOSHIE ROOZENWATSUSA
ABURAHAMU MOSHIE ROOZENWATSUSAA
Original Assignee
ABURAHAMU MOSHIE ROOZENWATSUSA
ABURAHAMU MOSHIE ROOZENWATSUSAA
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Filing date
Publication date
Application filed by ABURAHAMU MOSHIE ROOZENWATSUSA, ABURAHAMU MOSHIE ROOZENWATSUSAA filed Critical ABURAHAMU MOSHIE ROOZENWATSUSA
Publication of JPH06343509A publication Critical patent/JPH06343509A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C11/00Watch chains; Ornamental chains
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21LMAKING METAL CHAINS
    • B21L11/00Making chains or chain links of special shape
    • B21L11/005Making ornamental chains

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Adornments (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 宝飾チェーンのリンクに隆起部分を備え、こ
の隆起部分に強光輝面の切削を行うことによってリンク
の弱化を防ぐ。 【構成】 本発明の宝飾チェーン(10)のリンク(1
2)は、外表面(29)を形成するベース(23)、及
び、このベースの外表面(29)と一体に形成され、そ
れに沿って長手方向に延在する隆起部分(24)を備
え、そしてこの隆起部分(24)に少なくとも1つのダ
イヤモンド切削される強く光輝する面(36)が形成さ
れる如き構成を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイヤモンド切削される
宝飾チェーン及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に宝飾チェーン、特に宝飾ロープ
・チェーンは周知である。米国特許第4,934,13
5号と第4,996,835号は、チェーンの直径が同
じで普通のロープ・チェーンより軽量であり又加工コス
トの安いロープ・チェーンとその製造方を記載してい
る。
【0003】ロープ・チェーンの分野においては、むく
のロープ・チェーンと中空のロープ・チェーンとの両方
が知られている。むくのロープ・チェーンはそのチェー
ンのリンクがむくの金属部分から作られているものであ
り、そして中空のロープ・チェーンはそのチェーンのリ
ンクが中空になっているものである。そのリンクがむく
であっても中空であってもロープ・チェーンの全体的な
外観は変らないが、ある寸法のむくのロープ・チェーン
で使用される貴金属の量は同じ寸法の中空のロープ・チ
ェーンで使用される貴金属の量よりずっと多くなる。従
って、ある寸法のむくのロープ・チェーンは同じ寸法の
中空のロープ・チェーンよりずっと安価になる。
【0004】特に一般的に好まれる型のロープ・チェー
ンはダイヤモンド切削されたロープ・チェーンである。
このようなチェーンは、その少なくとも幾つかのチェー
ン・リンクの外周縁に平らなカット又は小面を備え、こ
れによってチェーンをキラキラと強く光輝させる仕上げ
が付けられる。ダイヤモンド切削される小面として、む
くのロープ・チェーンのリンクの湾曲したセクションか
ら小面を切削又は剃削することによって作られる小面が
知られている。
【0005】ダイヤモンド切削されるむくのロープ・チ
ェーンは、その小面が、チェーン・リンクの肉厚を一般
的に約3分の1又はそれ以上切削して作られ、それだけ
切削することによって妥当な寸法の光輝面が得られるの
である。この場合、削除される貴金属の量はチェーンの
重量の10%にもなり、そしてその削除された貴金属は
回収して再使用されるが、それでも相当な量の貴金属が
プロセス中に失われる。
【0006】中空のロープ・チェーンにダイヤモンド切
削される小面を形成することも知られているが、その使
用される中空のリンクの外壁が薄いために問題が生じ
る。場合によってその外壁の厚さは0.05mmしかな
い。従って、むくのロープ・チェーンに小面を形成する
のと同じやり方で中空のロープ・チェーンに小面を付け
ようとすれば、少なくともリンクの外壁を非常に弱く
し、場合によってはそこに孔を開けてしまう。
【0007】ストロベルの米国特許第5,125,22
5号に中空のロープ・チェーンの製造方法が載ってい
る。この方法は、中空のロープ・チェーンをろくろのド
ラム上に被せ、このドラムを冷凍し、チェーンに水を着
けて凍結させることにより動かないようにし、そして研
摩工具を使ってその中空リンクの湾曲した外壁の幾つか
の部分に複数の個別の鈍い変形スラスト力を加えること
によって、リンクの外壁を変形させて内壁の方へ押しや
り、これにより湾曲外壁に幾つかの偏平な部分を形成す
る。
【0008】それから外壁のそれら偏平部分をダイヤモ
ンド切削して非常に薄い金属層(約0.001から0.
002mm)を切除又は剃除する。こうしてリンクに孔
を開けることなく光輝性のある平滑な小面が形成され
る。チェーン・リンクの小面区域の断面はチェーン・リ
ンクの他の部分の断面に対して変形されたものである。
【0009】上記ストロベルの方法の欠点は、偏平部分
から非常に薄い金属層を剃除するだけであるため、研摩
工具の押付けによって偏平面に付けられた多少大きい凹
部が、小面のダイヤモンド切削を行った後まで残ること
である。従って小面にされる部分の偏平を作る加工には
多大の制御を加えなければならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、ダイヤモンド切削される宝飾チェーンのためのダイ
ヤモンド切削される、むく又は中空のリンクであって、
その各リンクが全体的に丸い断面を有し、そして更に半
径方向外方向へ突出する隆起部分を備え、この隆起部分
にダイヤモンド切削された小面が形成される如きリン
ク、及びこれらリンクで作られるチェーンを提供するこ
とである。
【0011】本発明の課題は更に、宝飾チェーンの、む
く又は中空のリンクが、そのリンク・ワイヤを変形又は
著しく弱くすることなく、強く光輝するダイヤモンド切
削面を形成されるような、それらリンクで作られる宝飾
チェーンの製造方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の好適な実
施例によれば、宝飾チェーンのリンクにおいて、外表面
を形成するベース、及び、該ベースの外表面と一体に形
成され、それに沿って長手方向に延在する隆起部分を備
え、該隆起部分に少なくとも1つのダイヤモンド切削さ
れた強く光輝する面が形成される如きリンクが提供され
る。
【0013】又本発明の実施例によれば、該外表面が曲
面にされ、そして該少なくとも1つのダイヤモンド切削
強光輝面が該外表面の接線に平行であるか、又は該外表
面に正接する。
【0014】更に本発明の実施例によれば、該リンクが
中空のリンクである。
【0015】更に本発明の実施例によれば、該ベースが
中空であって所定の壁厚を有し、該隆起部分が所定の厚
さを有し、そして該リンクの厚さが、 a.該強光輝面の中央部分における該中空ベースの壁厚
と実質的に違わない厚さ、及び、 b.該強光輝面が備えられない個所における該隆起部分
の厚さと該中空ベース壁厚との和に等しい厚さの間にさ
れる。
【0016】更に本発明の実施例によれば、該リンクが
ロープ・チェーン・リンクである。
【0017】本発明の又別の好適な実施例によれば、上
記のようなリンクの組立体で構成される宝飾チェーンが
提供される。
【0018】本発明の更に他の実施例によれば、ダイヤ
モンド切削された強く光輝する面をもった宝飾チェーン
を製造する方法において、長形の貴金属部材を圧延する
ことによって、それぞれに長形のベースを有し且つ長手
方向に延在する隆起部分を形成された複数個の金属リン
ク・ワイヤ部分を製作すること、各該リンク・ワイヤ部
分をリンクの形に成形すること、及び、該長形ベース内
へ実質的に切込むことなく該隆起部分をダイヤモンド切
削することによって、そこに少なくとも1つの強く光輝
する面を形成することの各段階より成る方法が提供され
る。
【0019】更に本発明の方法によれば、該成形段階
が、該リンク・ワイヤをダイに通して該ベースとこれの
外表面に全体的に湾曲した断面を与えることより成り、
そして該ダイヤモンド切削段階が、該外表面に正接する
方向の少なくとも1つの強く光輝する面を切削すること
より成る。
【0020】更に本発明の方法によれば、該成形段階
が、該リンク・ワイヤをダイに通して該ベースとこれの
外表面に全体的に湾曲した断面を考えることより成り、
そして該ダイヤモンド切削段階が、該外表面の接線に平
行な方向の少なくとも1つの強く光輝する面を切削する
ことより成る。
【0021】更に本発明の方法によれば、この方法が
又、該ダイヤモンド切削段階を行う以前に該複数個のチ
ェーン・リンクをチェーンに組立てる段階を含む。
【0022】更に本発明の方法によれば、該ダイヤモン
ド切削段階が、該組立てられたチェーンの周縁部に複数
個の該強光輝面を同時に形成することより成る。
【0023】更に本発明の方法によれば、該成形段階
が、各該リンク・ワイヤ部分を中空のリンクに成形する
ことより成る。
【0024】更に本発明の方法によれば、この方法がロ
ープ・チェーンを製造する方法を含む。
【0025】
【実施例】本発明は、図面と関連して以下に続ける実施
例の詳細な記述から更によく理解されよう。
【0026】図1は宝飾チェーンの一部を示し、全体的
に符号10で指示する。宝飾チェーンは好適にはロープ
・チェーンとするが、その他の型式のチェーンであって
もよい。宝飾チェーンは、例えば金のような貴金属製の
リンク12の繰返しパターンで作られる。好適にチェー
ン・リンク12は連鎖状に組立てられ、これによって
「ロープ」チェーンとして知られるスタイルのリンクの
連続的なチェーンを形成する。従って全体的なチェーン
は図1に見られるような複数個のリンクで表現される。
リンクはそれぞれ、本発明に従って形成される1つ又は
それ以上のダイヤモンド切削された強く光輝する面を備
えられる。
【0027】図2から図8までに、例えば金又は銀の合
金で成る貴金属のストリップ16からリンク12を製作
するための諸段階が示される。
【0028】図2に示すように、貴金属のストリップ1
6は圧延ミルの第1ミル部材18aと第2ミル部材18
bとの間に通して送られる。図示の実施例の場合、ミル
部材18aは平らな圧延面20を有し、そしてミル部材
18bは溝22を形成されている。この溝22は、圧延
ミルに通された貴金属ストリップ16に隆起した部分2
4を付与するためのものである。こうして圧延されたス
トリップ16は、均等な断面厚さt1 を有する全体的に
矩形の「ベース」部分23と、追加の厚さt2を有する
隆起部分24とを備えたものになる。
【0029】溝22、従って隆起部分24の形状は好適
な任意のものにされるが、ただその隆起部分24の厚さ
2 は、ストリップ16から作られるリンク12を実質
的に弱くすることなく、そこに所定の寸法と形状の強く
光輝する面を形成するに充分な厚さにしなければならな
い。
【0030】上述のように圧延されたストリップ16
は、図4に示されるように軟質の金属ワイヤのコア26
と一緒にしてダイ(図示せず)に通して引抜かれ、これ
によって外表面29と長形の隆起部分24とをもった貴
金属被覆を備えたワイヤ28が作られる。ダイは典型的
には円形のものとされ、従って作られるリンク・ワイヤ
も同様に円形の断面形状をもったものになる。
【0031】しかしリンク・ワイヤの断面形状は、それ
が引抜かれるダイのオリフィスの形状に応じて任意なも
のにできる。その形状には、円形、長円形、長形、三角
形、六角形、斜方形、八角形、又は不規則形があろう。
例えば図6は四角の断面形状を示す。
【0032】貴金属ストリップ16の幅は軟金属コア2
6の円周より15−20%小さくされ、これによってコ
ア26を包む貴金属被覆には間隙30がワイヤ28の全
長に亘って作られる。そのような間隙30を設けること
の目的は、軟金属コア26を溶解させるための酸がその
コアに接触する面積を大きくすることである。コア26
が溶かされた後には中空の貴金属ワイヤが残る。
【0033】図5に示されるチェーン・リンク12の製
作は通常のようにして、ワイヤ28をコイル状に巻くよ
うに丸め、このコイルのターンができ上る前にワイヤを
切断し、これによって間隙32をもったつる巻き状のリ
ンクを形成するようにして行われる。そのリンクは、ロ
ープ・チェーンの組立てに使用できるように、斜めにず
れたつる巻き状の形から偏平な形にされ、図5のような
リンクにされる。間隙32の幅は、この間隙32を通し
て1つのリンクを別のリンクに嵌込むことができるよう
に、リンク12を作る中空ワイヤの外径より少し大きく
される。上記のようにして製作されたリンクは適当な酸
に浸漬してその軟金属コア18を溶かされ、こうして図
5に示されるような中空のチェーン・リンク12が残さ
れる。
【0034】図7に符号34で概略的に示されるような
ダイヤモンド切削工具を使って、リンク12上に1つ又
はそれ以上の強く光輝する面36が切削される。これら
強光輝面36は図8に示される。
【0035】図9から解るように、強光輝面36は殆ん
どもっぱらリンクの長形隆起部分24だけを切削して形
成され、リンクのベース部分23は実質的に切削される
ことはない。このことは、ベース部分23の外表面29
の延長円弧である破線38で解る。そこで本発明の1つ
の実施例によれば、面36はベース部分23に正接する
ように形成される平らな面とされる。
【0036】本発明の変化形実施例によれば、ベース部
分23の外表面29の接線に平行な平面に沿ってベース
部分23に最小限の切込みが行われるが、しかしこの切
込み深さはリンクを弱めることがない程度にされる。
【0037】そこから理解されるように、中空リンク1
2の壁厚は、 a.強光輝面36の中央部分における中心線37(図
9)に沿ったベース部分23の厚さと実質的に違わない
厚さ、及び、 b.強光輝面が切削されない個所における隆起部分24
の最大厚さとベース部分23の厚さとの和に等しい厚さ
の間にされる。
【0038】本発明の更に他の実施例によれば、図10
に示されるように、リンク12の隆起部分24に複数個
の強光輝面36a,36b,36cが備えられる。これ
ら面36a,36b,36cはそれぞれベース部分23
の外表面29に正接するか、又はその接線に平行に備え
られる。強光輝面を複数個備えることの効果は、たった
1つ備える場合よりも強光輝面の面積をより大きくする
ことができることである。
【0039】当該技術者に理解できるように、従来技術
に対する本発明の主要な長所は、中空のリンクの強光輝
面36の形成がそのリンクの隆起部分24の個所だけに
行われるのでリンクを弱くすることがなく、従ってその
強光輝面のダイヤモンド切削を行うときにリンクを弱め
ることがないようにするための注意を払う必要がないこ
とである。
【0040】即ち、リンクの隆起部分にダイヤモンド切
削される強光輝面を形成することの主要な利点は、リン
クが中空の場合に得られるのである。強光輝面を形成す
るためにリンクのベースからリンク・ワイヤ金属を削除
する必要がないから、ベースの厚さは最小限にすること
ができる。
【0041】本発明の他の実施例として、リンク12は
むくであってもよい。
【0042】前述の図7と図8の宝飾チェーンの製造方
法では、先ず個々のリンク12に強光輝面36(図7と
図8)をダイヤモンド形成し、そしてその後でそれらリ
ンクがチェーンに組立てられる。
【0043】本発明の好適な変化形実施例によれば、先
に複数個の本発明のリンクがチェーンに組立てられ、そ
してその後でそれらリンクに強光輝面がダイヤモンド形
成される。
【0044】図11は、組立てられた未だ切削されてい
ないチェーン100(概略的に示す)が支持40上に巻
付けられた所を示す。ダイヤモンド切削工具が符号42
で概略的に指示される。支持40が矢印46で示される
ように軸心48周りに回わされると、それに対応してチ
ェーン100が工具42と係合して支持の周囲に送られ
る。チェーン100が工具42を通過するとき、チェー
ンの外表面の所定部分がダイヤモンド切削工具42と係
合し、これによって隆起部分24(図5−図9)に、図
8、図9、図10に符号36で指示されるような強光輝
面が形成される。
【0045】図12の(A)と(B)は、本発明の更に
他の実施例に従って強光輝面36(図8、図9、図1
0)を備えるように操作するダイヤモンド研削ホィール
50と60を示す。
【0046】図12の(A)には、それぞれ軸心52a
と52b周りで回転する1対の研削ホィール50aと5
0bが示される。同図で見られるようにホィール50a
と50bはこれらの間に未切削のチェーン100を取込
むように相互に少しく離間し、そして所定の複数個のチ
ェーン小面102に強光輝面36(図8、図9、図1
0)を与える。図示の実施例において、各研削ホィール
はV形に配置された1対の研削面54と56を有してい
る。従って図13の(A)に概略的に示されるように、
チェーン100の端部から見た形状は全体的に円形であ
るが、しかし4つのチェーン小面102を備えたものに
なる。
【0047】図12の(B)に示される装置は図12の
(A)のそれと同様であり、従ってその相違点を除いて
詳細は省く。図12の(B)に示されるように、各研削
ホィール60aと60bは3つの研削面62、64、6
6を有し、これによってチェーン100の端部から見た
形状を準六角形にする。この形状は図13の(B)に示
される。
【0048】当該技術者には理解されるように、本発明
は、ここに実施例として図示し記述してきた範囲に限定
されるものでなく、特許請求の範囲によってのみ規定さ
れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に従って製造されるロー
プ・チェーンの一部分の斜視図である。
【図2】図1のチェーンのリンクを作るのに用いられる
金属プレートの成形を示す概略図である。
【図3】金属プレートの長手方向軸心周りに円筒形に曲
げる前の金属プレートの一部分の概略斜視図である。
【図4】図3のように金属プレートを曲げて作られた円
筒形リンク部材の概略斜視図である。
【図5】図4の円筒形リンクの部材から作られた未切削
のリンクの概略斜視図である。
【図6】リンク・ワイヤの断面形状が四角形である場合
を示す断面図である。
【図7】図5の未切削リンクに強光輝面をダイヤモンド
切削する方法を示す概略斜視図である。
【図8】図7の方法に従って2つの強光輝面をダイヤモ
ンド切削されたチェーン・リンクの概略斜視図である。
【図9】図8のIX−IX線におけるチェーン・リンク
の断面図である。
【図10】本発明の変化形実施例のチェーン・リンクの
断面図である。
【図11】本発明の変化形実施例に従って組立てられた
チェーンのダイヤモンド切削を行う方法を示す概略斜視
図である。
【図12】(A)と(B)は本発明の更に他の変化形実
施例に従って組立てられたチェーンのダイヤモンド切削
を行う方法を示す概略図である。
【図13】(A)と(B)は、図12の(A)と(B)
の方法によってダイヤモンド切削された宝飾チェーンの
概略端面図である。
【符号の説明】
10 宝飾チェーン 12 リンク 16 貴金属ストリップ 18 圧延ミル 23 ベース部分 24 隆起部分 28 リンク・ワイヤ 29 外表面 34 ダイヤモンド切削工具 36 強光輝面 40 支持 42 ダイヤモンド切削工具 50 ダイヤモンド研削ホィール 60 ダイヤモンド研削ホィール 100 未切削チェーン 102 小面

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宝飾チェーンのリンクにおいて、 外表面を形成するベース、及び、 該ベースの外表面と一体に形成され、それに沿って長手
    方向に延在する隆起部分を備え、 該隆起部分に少なくとも1つのダイヤモンド切削される
    強く光輝する面が形成される如きリンク。
  2. 【請求項2】 該外表面が曲面にされ、そして該少なく
    とも1つのダイヤモンド切削強光輝面が該外表面の接線
    に平行である、請求項1のリンク。
  3. 【請求項3】 該外表面が曲面にされ、そして該少なく
    とも1つのダイヤモンド切削強光輝面が該外表面に正接
    する、請求項1のリンク。
  4. 【請求項4】 該リンクが中空のリンクである、請求項
    1のリンク。
  5. 【請求項5】 該ベースが中空であって所定の壁厚を有
    し、該隆起部分が所定の厚さを有し、そして該リンクの
    厚さが、 a.該強光輝面の中央部分における該中空ベースの壁厚
    と実質的に違わない厚さ、及び、 b.該強光輝面が備えられない個所における該隆起部分
    の厚さと該中空ベース壁厚との和に等しい厚さの間にさ
    れる、請求項1のリンク。
  6. 【請求項6】 該リンクの厚さが、該強光輝面の中央部
    分における該中空ベース壁厚より実質的に小さくない、
    請求項5のリンク。
  7. 【請求項7】 該ベースが全体的に丸い断面を有する、
    請求項1のリンク。
  8. 【請求項8】 ロープ・チェーン・リンクを備える請求
    項1のリンク。
  9. 【請求項9】 リンクの組立体で構成される宝飾チェー
    ンにおいて、その各リンクが、 外表面を形成するベース、及び、 該ベースの外表面と一体に形成され、それに沿って長手
    方向に延在する隆起部分を備え、 該隆起部分に少なくとも1つのダイヤモンド切削される
    強く光輝する面が形成される如きリンクである、チェー
    ン。
  10. 【請求項10】 該外表面が曲面にされ、そして該少な
    くとも1つのダイヤモンド切削強光輝面が該外表面の接
    線に平行である、請求項9のチェーン。
  11. 【請求項11】 該外表面が曲面にされ、そして該少な
    くとも1つのダイヤモンド切削強光輝面が該外表面に正
    接する、請求項9のチェーン。
  12. 【請求項12】 該リンクの組立体が中空のリンクの組
    立体である、請求項9のチェーン。
  13. 【請求項13】 該ベースが中空であって所定の壁厚を
    有し、該隆起部分が所定の厚さを有し、そして該リンク
    の厚さが、 a.該強光輝面の中央部分における該中空ベースの壁厚
    と実質的に違わない厚さ、及び、 b.該強光輝面が備えられない個所における該隆起部分
    の厚さと該中空ベース壁厚との和に等しい厚さの間にさ
    れる、請求項9のチェーン。
  14. 【請求項14】 該リンクの厚さが、該強光輝面の中央
    部分における該中空ベース壁厚より実質的に小さくな
    い、請求項13のチェーン。
  15. 【請求項15】 該ベースが全体的に丸い断面を有す
    る、請求項9のチェーン。
  16. 【請求項16】 ロープ・チェーンで構成される請求項
    9のチェーン。
  17. 【請求項17】 ダイヤモンド切削される強く光輝する
    面をもった宝飾チェーンを製造する方法において、 長形の貴金属部材を圧延することによって、それぞれに
    長形のベースを有し且つ長手方向に延在する隆起部分を
    形成された複数個の金属リンク・ワイヤ部分を製作する
    こと、 各該リンク・ワイヤ部分をリンクの形に成形すること、
    及び、 該長形ベース内へ実質的に切込むことなく該隆起部分を
    ダイヤモンド切削することによって、そこに少なくとも
    1つの強く光輝する面を形成することの各段階より成る
    方法。
  18. 【請求項18】 該成形段階が、該リンク・ワイヤをダ
    イに通して該ベースとこれの外表面に全体的に湾曲した
    断面を与えることより成り、そして該ダイヤモンド切削
    段階が、該外表面に正接する方向の少なくとも1つの強
    く光輝する面を切削することより成る、請求項17の方
    法。
  19. 【請求項19】 該成形段階が、該リンク・ワイヤをダ
    イに通して該ベースとこれの外表面に全体的に湾曲した
    断面を与えることより成り、そして該ダイヤモンド切削
    段階が、該外表面の接線に平行な方向の少なくとも1つ
    の強く光輝する面を切削することより成る、請求項17
    の方法。
  20. 【請求項20】 該ダイヤモンド切削段階を行う以前に
    該複数個のチェーン・リンクをチェーンに組立てる段階
    を更に含む請求項17の方法。
  21. 【請求項21】 該ダイヤモンド切削段階が、該組立て
    られたチェーンの周縁部に複数個の該強光輝面を同時に
    形成することより成る、請求項20の方法。
  22. 【請求項22】 該成形段階が、各該リンク・ワイヤ部
    分を中空のリンクに成形することより成る、請求項17
    の方法。
  23. 【請求項23】 ロープ・チェーンを製造する方法を含
    む請求項17の方法。
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