JPH06343333A - 移動車体の支持装置 - Google Patents
移動車体の支持装置Info
- Publication number
- JPH06343333A JPH06343333A JP14166893A JP14166893A JPH06343333A JP H06343333 A JPH06343333 A JP H06343333A JP 14166893 A JP14166893 A JP 14166893A JP 14166893 A JP14166893 A JP 14166893A JP H06343333 A JPH06343333 A JP H06343333A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- mobile body
- supporting
- hydraulic
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 241000251169 Alopias vulpinus Species 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本件発明は、移動車体の接地受け具を傾斜面
でも確実に支持できるようにせんとするものである。 【構成】 走行装置を持つ車台上に荷物を吊り上げて搬
送するクレ−ン装置又は穀粒排出オ−ガ−装置、あるい
は、上下方向に伸縮自由の高所作業台を装備してなる移
動車体等において、該移動車体に、先端部に角度の変更
を自在にした接地受け具を設けてなる支持腕の基部を枢
着して設け、該支持腕を油圧によって駆動される伸縮自
由の油圧装置に連結した移動車体の支持装置である。
でも確実に支持できるようにせんとするものである。 【構成】 走行装置を持つ車台上に荷物を吊り上げて搬
送するクレ−ン装置又は穀粒排出オ−ガ−装置、あるい
は、上下方向に伸縮自由の高所作業台を装備してなる移
動車体等において、該移動車体に、先端部に角度の変更
を自在にした接地受け具を設けてなる支持腕の基部を枢
着して設け、該支持腕を油圧によって駆動される伸縮自
由の油圧装置に連結した移動車体の支持装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動車体の支持装置に
関し、高所作業台を有する移動車体、或いは収穫した籾
を充填した籾袋を搬送するコンバイン等に利用できるも
のである。
関し、高所作業台を有する移動車体、或いは収穫した籾
を充填した籾袋を搬送するコンバイン等に利用できるも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種移動車体の支持装置は、接
地面が平たい場所でないと安定した支持ができない構成
であった。すなわち、移動車体を平たい場所に停止させ
て、支持装置を外方の斜面(路肩等)に接地する等は全
然できないものであった。
地面が平たい場所でないと安定した支持ができない構成
であった。すなわち、移動車体を平たい場所に停止させ
て、支持装置を外方の斜面(路肩等)に接地する等は全
然できないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の移動車体、例
えば、荷物を吊り上げて搬送するクレ−ン装置か、又
は、伸縮自由の高所作業台を装備してなる移動車体にあ
っては、作業中に、重心が高くなってしかも移動するか
ら全体が不安定となって危険が伴うものである。そこ
で、一般的に、移動車体は、車外に支持装置を突出させ
て接地して車体を支える仕組みが採用されている。
えば、荷物を吊り上げて搬送するクレ−ン装置か、又
は、伸縮自由の高所作業台を装備してなる移動車体にあ
っては、作業中に、重心が高くなってしかも移動するか
ら全体が不安定となって危険が伴うものである。そこ
で、一般的に、移動車体は、車外に支持装置を突出させ
て接地して車体を支える仕組みが採用されている。
【0004】この場合、支持装置は、その接地場所が平
たい場所に限らず側溝の上でも、斜面(路肩等)でも確
実に接地して移動車体を安定よく支えることが要求され
るものである。
たい場所に限らず側溝の上でも、斜面(路肩等)でも確
実に接地して移動車体を安定よく支えることが要求され
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するために次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、走行装置1を持つ車台2上に荷物を吊り
上げて搬送するクレ−ン装置3又は穀粒排出オ−ガ−装
置4、あるいは、上下方向に伸縮自由の高所作業台を装
備してなる移動車体5等において、該移動車体5に、先
端部に角度の変更を自在にした接地受け具6を設けてな
る支持腕7の基部を枢着して設け、該支持腕7を油圧に
よって駆動される伸縮自由の油圧装置8に連結した移動
車体の支持装置である。
題を解決するために次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、走行装置1を持つ車台2上に荷物を吊り
上げて搬送するクレ−ン装置3又は穀粒排出オ−ガ−装
置4、あるいは、上下方向に伸縮自由の高所作業台を装
備してなる移動車体5等において、該移動車体5に、先
端部に角度の変更を自在にした接地受け具6を設けてな
る支持腕7の基部を枢着して設け、該支持腕7を油圧に
よって駆動される伸縮自由の油圧装置8に連結した移動
車体の支持装置である。
【0006】
【実施例】まず、その構成について述べる。実施例にお
ける移動車体5はコンバインであって、前部に刈取前処
理装置9が装備された車台2には脱穀機10が搭載され
ている。1はクロ−ラからなる走行装置である。
ける移動車体5はコンバインであって、前部に刈取前処
理装置9が装備された車台2には脱穀機10が搭載され
ている。1はクロ−ラからなる走行装置である。
【0007】そして、11は穀粒タンクであって、脱穀
機10で収穫された穀粒を貯留する構成としている。そ
して、刈取前処理装置9は、前部低位置から分草体1
2、穀稈引起し装置13、刈取装置、穀稈搬送装置14
から構成している。15はフィ−ドチエンである。
機10で収穫された穀粒を貯留する構成としている。そ
して、刈取前処理装置9は、前部低位置から分草体1
2、穀稈引起し装置13、刈取装置、穀稈搬送装置14
から構成している。15はフィ−ドチエンである。
【0008】そして、接地受け具6は、図1に示すよう
に、基部を車台2に枢着した支持腕7の先端部に枢着
し、その支持腕7に沿って真っすぐにのびるほうこうに
なるようにばねによって張圧させて構成している。油圧
装置8は、復胴式の油圧シリンダ16にピストン17を
嵌合して構成し、一方を車台に他方を支持腕7に枢着し
ている。
に、基部を車台2に枢着した支持腕7の先端部に枢着
し、その支持腕7に沿って真っすぐにのびるほうこうに
なるようにばねによって張圧させて構成している。油圧
装置8は、復胴式の油圧シリンダ16にピストン17を
嵌合して構成し、一方を車台に他方を支持腕7に枢着し
ている。
【0009】そして、保持具18は、ばね材からなり車
台2の上枠19に設け、上記支持腕7と接地受け具6と
を前記油圧装置8のピストン17を縮小させて車台2内
に収納したとき、図1に示すように、保持できる構成と
している。つぎにクレ−ン装置3は、車台2の後部に立
設した支柱20に基部と先端部とにそれぞれ滑車21を
軸架した回動腕22を設け、巻取ワイヤ−23を装備し
て構成している。
台2の上枠19に設け、上記支持腕7と接地受け具6と
を前記油圧装置8のピストン17を縮小させて車台2内
に収納したとき、図1に示すように、保持できる構成と
している。つぎにクレ−ン装置3は、車台2の後部に立
設した支柱20に基部と先端部とにそれぞれ滑車21を
軸架した回動腕22を設け、巻取ワイヤ−23を装備し
て構成している。
【0010】そして、荷物保持部24は、図4、5に示
すように、前記巻取ワイヤ−23の先端部分にパイプ2
5に内装したロット26を設け、そのロット26とパイ
プ25との間にはばね27を介装してロット26に対し
てパイプ25を引き付けるように構成している。そし
て、フック28は、その中間部分をパイプ25の下端部
に枢着し、二つの連杆29、29’を介して前記ロット
26に連結している。
すように、前記巻取ワイヤ−23の先端部分にパイプ2
5に内装したロット26を設け、そのロット26とパイ
プ25との間にはばね27を介装してロット26に対し
てパイプ25を引き付けるように構成している。そし
て、フック28は、その中間部分をパイプ25の下端部
に枢着し、二つの連杆29、29’を介して前記ロット
26に連結している。
【0011】次にその作用について説明する。コンバイ
ンを前進すると、圃場の穀稈は、車台2の前進にともな
って刈り取られ穀稈搬送装置14によってフィ−ドチエ
ン15の始端部に挾持されて脱穀機10に供給される。
このようにして、刈取脱穀作業が進むと、脱穀処理され
た穀粒は、順次穀粒タンク11に貯留される。
ンを前進すると、圃場の穀稈は、車台2の前進にともな
って刈り取られ穀稈搬送装置14によってフィ−ドチエ
ン15の始端部に挾持されて脱穀機10に供給される。
このようにして、刈取脱穀作業が進むと、脱穀処理され
た穀粒は、順次穀粒タンク11に貯留される。
【0012】そして、穀粒がタンク11に満杯に達する
と、その穀粒を排出するためにコンバインを圃場の畦際
に寄せて道路のトラックに穀粒の排出作業を開始する。
この場合、まず、図2に示すように穀粒排出オ−ガ−装
置4を車台2の一側側に旋回させるに先立って接地受け
具6を図1の実線で示す位置に油圧装置8を伸長させて
車台2を保持させる。
と、その穀粒を排出するためにコンバインを圃場の畦際
に寄せて道路のトラックに穀粒の排出作業を開始する。
この場合、まず、図2に示すように穀粒排出オ−ガ−装
置4を車台2の一側側に旋回させるに先立って接地受け
具6を図1の実線で示す位置に油圧装置8を伸長させて
車台2を保持させる。
【0013】そして、穀粒排出オ−ガ−装置4は、図2
の仮想線で示すようにトラック側に変更すると、車台2
は、その穀粒排出オ−ガ−装置4がオ−バ−ハングして
全体の重量バランスが大きく変化しても前述の接地受け
具6によって安定良く支持される。また、接地受け具6
は、受け面が路肩のように傾斜面になっていても支持腕
7に対して角度が変化できるから、その地面に沿って状
態になって確実に保持することが出来る。
の仮想線で示すようにトラック側に変更すると、車台2
は、その穀粒排出オ−ガ−装置4がオ−バ−ハングして
全体の重量バランスが大きく変化しても前述の接地受け
具6によって安定良く支持される。また、接地受け具6
は、受け面が路肩のように傾斜面になっていても支持腕
7に対して角度が変化できるから、その地面に沿って状
態になって確実に保持することが出来る。
【0014】したがって、車台2は、重量バランスが変
化しても安定良く支えられた状態で作業を続けることが
出来る。つぎに、接地受け具6は、収納する時には、油
圧装置8を縮小すると、図1の2点鎖線のようになって
上部が保持具18に保持される。したがって、車台2
は、路上を走行しても支持腕7、接地受け具6がガタ付
くことがなく、安全に走行することが出来るものであ
る。
化しても安定良く支えられた状態で作業を続けることが
出来る。つぎに、接地受け具6は、収納する時には、油
圧装置8を縮小すると、図1の2点鎖線のようになって
上部が保持具18に保持される。したがって、車台2
は、路上を走行しても支持腕7、接地受け具6がガタ付
くことがなく、安全に走行することが出来るものであ
る。
【0015】つぎに図3及び図4、5に示すクレ−ン装
置3は、まず、籾袋の係止部をフック28に係止して巻
取ワイヤ−23を順次巻き取っていくと、フック28
は、籾袋の重量を受ける状態となって、パイプ25がば
ね27に抗して下方に下がり引っ掛ける方向に回転す
る。このように、フック28は、図4の実線の状態から
仮想線の状態に変化して籾袋を確実に係止できる特徴を
持っている。
置3は、まず、籾袋の係止部をフック28に係止して巻
取ワイヤ−23を順次巻き取っていくと、フック28
は、籾袋の重量を受ける状態となって、パイプ25がば
ね27に抗して下方に下がり引っ掛ける方向に回転す
る。このように、フック28は、図4の実線の状態から
仮想線の状態に変化して籾袋を確実に係止できる特徴を
持っている。
【0016】
【発明の作用効果】以上説明したように本発明は、走行
装置を持つ車台上に荷物を吊り上げて搬送するクレ−ン
装置又は穀粒排出オ−ガ−装置、あるいは、上下方向に
伸縮自由の高所作業台を装備してなる移動車体等におい
て、該移動車体に、先端部に角度の変更を自在にした接
地受け具を設けてなる支持腕の基部を枢着して設け、該
支持腕を油圧によって駆動される伸縮自由の油圧装置に
連結したものであるから、接地受け具は、接地面が傾斜
地であっても地面に沿って安定よく支えることができる
特徴を有するものである。
装置を持つ車台上に荷物を吊り上げて搬送するクレ−ン
装置又は穀粒排出オ−ガ−装置、あるいは、上下方向に
伸縮自由の高所作業台を装備してなる移動車体等におい
て、該移動車体に、先端部に角度の変更を自在にした接
地受け具を設けてなる支持腕の基部を枢着して設け、該
支持腕を油圧によって駆動される伸縮自由の油圧装置に
連結したものであるから、接地受け具は、接地面が傾斜
地であっても地面に沿って安定よく支えることができる
特徴を有するものである。
【図1】本発明の要部の作用を示す背面図である。
【図2】本発明に係る装置を有するコンバインの平面図
である。
である。
【図3】本発明の別実施例の側面図である。
【図4】本発明の別実施例の一部破断して示す作用図で
ある。
ある。
【図5】本発明の別実施例の側面図である。
1 走行装置 2 車台 3 ク
レ−ン装置 4 穀粒排出オ−ガ−装置 5 移動車体 6
接地受け具 7 支持腕 7 油圧装置
レ−ン装置 4 穀粒排出オ−ガ−装置 5 移動車体 6
接地受け具 7 支持腕 7 油圧装置
Claims (1)
- 【請求項1】 走行装置を持つ車台上に荷物を吊り上げ
て搬送するクレ−ン装置又は穀粒排出オ−ガ−装置、あ
るいは、上下方向に伸縮自由の高所作業台を装備してな
る移動車体等において、該移動車体に、先端部に角度の
変更を自在にした接地受け具を設けてなる支持腕の基部
を枢着して設け、該支持腕を油圧によって駆動される伸
縮自由の油圧装置に連結した移動車体の支持装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14166893A JPH06343333A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 移動車体の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14166893A JPH06343333A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 移動車体の支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06343333A true JPH06343333A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15297413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14166893A Pending JPH06343333A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 移動車体の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06343333A (ja) |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP14166893A patent/JPH06343333A/ja active Pending
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