JPH06342254A - モニタ装置 - Google Patents
モニタ装置Info
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- JPH06342254A JPH06342254A JP15258093A JP15258093A JPH06342254A JP H06342254 A JPH06342254 A JP H06342254A JP 15258093 A JP15258093 A JP 15258093A JP 15258093 A JP15258093 A JP 15258093A JP H06342254 A JPH06342254 A JP H06342254A
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- video data
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 任意の時間のどの時点からでも模擬を再現可
能にする。 【構成】 監視カメラ２１，２４で撮像した各盤，卓等
の監視対象の映像から映像データを得る映像データ切替
部３０〜３３と、該映像データ切替部３０〜３３で得ら
れた各映像データの同期をとるシンクロナイザ２９と、
該シンクロナイザ２９で同期がとられた各映像データを
合成する合成器２０と、該合成器２０で合成した映像デ
ータを記憶する変換データ記憶部１９とを設け、制御コ
ントローラ７，１８に該変換データ記憶部１９の記憶デ
ータを、別電源により作動可能な計算機１のシミュレー
ションモデル２に制御データとしてデータ転送させる。
能にする。 【構成】 監視カメラ２１，２４で撮像した各盤，卓等
の監視対象の映像から映像データを得る映像データ切替
部３０〜３３と、該映像データ切替部３０〜３３で得ら
れた各映像データの同期をとるシンクロナイザ２９と、
該シンクロナイザ２９で同期がとられた各映像データを
合成する合成器２０と、該合成器２０で合成した映像デ
ータを記憶する変換データ記憶部１９とを設け、制御コ
ントローラ７，１８に該変換データ記憶部１９の記憶デ
ータを、別電源により作動可能な計算機１のシミュレー
ションモデル２に制御データとしてデータ転送させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば発電プラント
などの運転操作の訓練をするために用いられるプラント
運転員訓練用シミュレータにおけるモニタ装置に関する
ものである。
などの運転操作の訓練をするために用いられるプラント
運転員訓練用シミュレータにおけるモニタ装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】図８は、例えば特願平２−８００５９号
に示された従来のモニタ装置を示すブロック図であり、
図において、１は計算機、２は訓練対象のプラント特性
を模擬するシミュレーションモデル、３は訓練生が操作
を行う制御盤、４は指導員が訓練の運用・監視を行う指
導員卓である。
に示された従来のモニタ装置を示すブロック図であり、
図において、１は計算機、２は訓練対象のプラント特性
を模擬するシミュレーションモデル、３は訓練生が操作
を行う制御盤、４は指導員が訓練の運用・監視を行う指
導員卓である。
【０００３】また、５は訓練風景を監視する集音マイク
付の監視カメラ、６はカメラ操作機、７はレーザディス
クプレーヤを制御する制御コントローラ、８はレーザデ
ィスクを収納したレーザディスクプレーヤ、９は監視カ
メラ５及びレーザディスクプレーヤ８の出力先を合成す
る映像合成器、１０は制御コントローラ７、レーザディ
スクプレーヤ８、映像合成器９から構成されるプラント
模擬故障情報出力装置である。
付の監視カメラ、６はカメラ操作機、７はレーザディス
クプレーヤを制御する制御コントローラ、８はレーザデ
ィスクを収納したレーザディスクプレーヤ、９は監視カ
メラ５及びレーザディスクプレーヤ８の出力先を合成す
る映像合成器、１０は制御コントローラ７、レーザディ
スクプレーヤ８、映像合成器９から構成されるプラント
模擬故障情報出力装置である。
【０００４】さらに、１１は録画・再生可能なビデオレ
コーダ、１２は指導員卓におかれた指導員モニタテレ
ビ、１３は学習用モニタテレビ、１４は指導員卓の操作
信号を監視する指導員卓操作監視部、１５はプラントの
故障を模擬するプラント故障模擬用シミュレーションモ
デル、１６は監視カメラ５より出力される映像信号、１
７は監視カメラ５より出力される音声信号、１８は指導
員卓４からのスイッチ操作信号である。
コーダ、１２は指導員卓におかれた指導員モニタテレ
ビ、１３は学習用モニタテレビ、１４は指導員卓の操作
信号を監視する指導員卓操作監視部、１５はプラントの
故障を模擬するプラント故障模擬用シミュレーションモ
デル、１６は監視カメラ５より出力される映像信号、１
７は監視カメラ５より出力される音声信号、１８は指導
員卓４からのスイッチ操作信号である。
【０００５】次に動作について説明する。指導員卓４の
スイッチ操作信号１８により、指導員卓操作監視部１４
は操作したスイッチに対応するプラント故障模擬用シミ
ュレーションモデル１５の起動を行い、故障状態を演算
した結果が制御盤３に出力される。同時に、指導員卓操
作監視部１４は、指導員がどの故障を要求したかのデー
タをプラント模擬故障情報出力装置１０の制御コントロ
ーラ７に転送する。
スイッチ操作信号１８により、指導員卓操作監視部１４
は操作したスイッチに対応するプラント故障模擬用シミ
ュレーションモデル１５の起動を行い、故障状態を演算
した結果が制御盤３に出力される。同時に、指導員卓操
作監視部１４は、指導員がどの故障を要求したかのデー
タをプラント模擬故障情報出力装置１０の制御コントロ
ーラ７に転送する。
【０００６】レーザディスクプレーヤ８には、あらかじ
め全ての故障名称が登録されたレーザディスクが収納さ
れている。制御コントローラ７は計算機１内の指導員卓
操作監視部１４より起動され、レーザディスクプレーヤ
８に対し、該当故障名称の検索制御を行っている。
め全ての故障名称が登録されたレーザディスクが収納さ
れている。制御コントローラ７は計算機１内の指導員卓
操作監視部１４より起動され、レーザディスクプレーヤ
８に対し、該当故障名称の検索制御を行っている。
【０００７】例えば、指導員卓４より「ボイラー蒸気管
破損」のプラント故障模擬用シミュレーションモデル１
５を要求すると、計算機１内の指導員卓操作監視部１４
よりデータ転送が行われ、そのデータに該当するレーザ
ディスクより故障名称を検索し、その結果によって、レ
ーザディスクプレーヤ８から「ボイラー蒸気管破損」の
文字映像出力が行われる。
破損」のプラント故障模擬用シミュレーションモデル１
５を要求すると、計算機１内の指導員卓操作監視部１４
よりデータ転送が行われ、そのデータに該当するレーザ
ディスクより故障名称を検索し、その結果によって、レ
ーザディスクプレーヤ８から「ボイラー蒸気管破損」の
文字映像出力が行われる。
【０００８】映像合成器９は、監視カメラ５からの訓練
風景の映像信号１６に、レーザディスクプレーヤ８から
の文字映像信号を合成処理する。このように、故障模擬
要求時には、レーザディスクプレーヤ８の出力合成され
た映像がビデオレコーダ１１、指導員モニタテレビ１２
及び学習用モニタテレビ１３に与えられる。
風景の映像信号１６に、レーザディスクプレーヤ８から
の文字映像信号を合成処理する。このように、故障模擬
要求時には、レーザディスクプレーヤ８の出力合成され
た映像がビデオレコーダ１１、指導員モニタテレビ１２
及び学習用モニタテレビ１３に与えられる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従来のモニタ装置は以
上のように構成されているので、運転員の諸操作をビデ
オレコーダで再生し、評価を下す為の参考材料にするこ
とは出来ても、それを模擬の内容として訓練用シミュレ
ータ装置上で後から再現することは出来ず、運転員の訓
練に対し誤った評価をくだす可能性があるなどの問題点
があった。
上のように構成されているので、運転員の諸操作をビデ
オレコーダで再生し、評価を下す為の参考材料にするこ
とは出来ても、それを模擬の内容として訓練用シミュレ
ータ装置上で後から再現することは出来ず、運転員の訓
練に対し誤った評価をくだす可能性があるなどの問題点
があった。
【００１０】請求項１の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたものであり、各盤の状態を収録し
た映像より計算機内部で処理可能なデータを求め、その
データの同期をとって合成し、再現度の高いシミュレー
ションデータとして、任意の時間のどの時点からでも模
擬が再現できるモニタ装置を得ることを目的とする。
消するためになされたものであり、各盤の状態を収録し
た映像より計算機内部で処理可能なデータを求め、その
データの同期をとって合成し、再現度の高いシミュレー
ションデータとして、任意の時間のどの時点からでも模
擬が再現できるモニタ装置を得ることを目的とする。
【００１１】請求項２の発明はシャットダウン時の不足
データを推測データにて補正できるモニタ装置を得るこ
とを目的とする。
データを推測データにて補正できるモニタ装置を得るこ
とを目的とする。
【００１２】請求項３の発明は任意の時点での模擬情報
を取り出し、プレイバック用データの生成，登録を行う
ことができるモニタ装置を得ることを目的とする。
を取り出し、プレイバック用データの生成，登録を行う
ことができるモニタ装置を得ることを目的とする。
【００１３】請求項４の発明は障害物によって監視カメ
ラから映像が得られない場合には、推測によって生成し
た映像データを収録し、シミュレーションモデルに転送
できるモニタ装置を得ることを目的とする。
ラから映像が得られない場合には、推測によって生成し
た映像データを収録し、シミュレーションモデルに転送
できるモニタ装置を得ることを目的とする。
【００１４】請求項５の発明は監視カメラがダウンした
とき他の監視カメラにより、ダウンした監視カメラの監
視対象，監視領域を監視できるモニタ装置を得ることを
目的とする。
とき他の監視カメラにより、ダウンした監視カメラの監
視対象，監視領域を監視できるモニタ装置を得ることを
目的とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係るモ
ニタ装置は、訓練用にプラント状態を模擬する制御盤等
の監視対象の模擬状況を撮像する各一の監視カメラと、
該監視カメラで撮像した各映像から映像データを得る映
像データ切替部と、該映像データ切替部で得られる各映
像データの同期をとるシンクロナイザと、該シンクロナ
イザで同期がとられた各映像データを合成する合成器
と、該合成器で合成した映像データを記憶する変換デー
タ記憶部とを設け、制御コントローラに、該変換データ
記憶部の記憶データを、別電源により作動可能な計算機
のシミュレーションモデルに制御データとしてデータ転
送させるようにしたものである。
ニタ装置は、訓練用にプラント状態を模擬する制御盤等
の監視対象の模擬状況を撮像する各一の監視カメラと、
該監視カメラで撮像した各映像から映像データを得る映
像データ切替部と、該映像データ切替部で得られる各映
像データの同期をとるシンクロナイザと、該シンクロナ
イザで同期がとられた各映像データを合成する合成器
と、該合成器で合成した映像データを記憶する変換デー
タ記憶部とを設け、制御コントローラに、該変換データ
記憶部の記憶データを、別電源により作動可能な計算機
のシミュレーションモデルに制御データとしてデータ転
送させるようにしたものである。
【００１６】請求項２の発明に係るモニタ装置は、推測
データ生成装置に、制御コントローラによりデータ転送
された制御データを実プラントに近い値に修正するため
の補足データを生成させるようにしたものである。
データ生成装置に、制御コントローラによりデータ転送
された制御データを実プラントに近い値に修正するため
の補足データを生成させるようにしたものである。
【００１７】請求項３の発明に係るモニタ装置は、プレ
イバックデータ生成部に、模擬開始から中断までの任意
の時間の制御データを模擬可能に生成させるようにした
ものである。
イバックデータ生成部に、模擬開始から中断までの任意
の時間の制御データを模擬可能に生成させるようにした
ものである。
【００１８】請求項４の発明に係るモニタ装置は、監視
カメラから映像データが得られないとき、映像データ切
替部に接続された映像データ推測装置に、映像データを
推測して生成，出力させるようにしたものである。
カメラから映像データが得られないとき、映像データ切
替部に接続された映像データ推測装置に、映像データを
推測して生成，出力させるようにしたものである。
【００１９】請求項５の発明に係るモニタ装置は、監視
カメラを方向調整可能に支持する監視カメラ補助装置を
設けて、ダウンした監視カメラの監視領域を、他の健全
な監視カメラにて撮影可能にしたものである。
カメラを方向調整可能に支持する監視カメラ補助装置を
設けて、ダウンした監視カメラの監視領域を、他の健全
な監視カメラにて撮影可能にしたものである。
【００２０】
【作用】請求項１の発明におけるモニタ装置は、システ
ムのシャットダウン時にも、監視カメラで得た各盤の操
作に関する各映像データを同期，合成して格納可能に
し、必要に応じこの映像データを計算機のシミュレーシ
ョンモデルに転送し、任意の時間の、例えばシャットダ
ウン時のシミュレーションを再現可能にする。
ムのシャットダウン時にも、監視カメラで得た各盤の操
作に関する各映像データを同期，合成して格納可能に
し、必要に応じこの映像データを計算機のシミュレーシ
ョンモデルに転送し、任意の時間の、例えばシャットダ
ウン時のシミュレーションを再現可能にする。
【００２１】請求項２の発明におけるモニタ装置は、シ
ャットダウン時のプラント状態を模擬するデータの不足
時に、推測データを用いて、実プラントに近いデータを
生成し、再現性の高いシミュレーションを実現する。
ャットダウン時のプラント状態を模擬するデータの不足
時に、推測データを用いて、実プラントに近いデータを
生成し、再現性の高いシミュレーションを実現する。
【００２２】請求項３の発明におけるモニタ装置は、模
擬開始から中断までの連続のデータについて、任意の時
間のデータを用いてシミュレーションを実施できるよう
にする。
擬開始から中断までの連続のデータについて、任意の時
間のデータを用いてシミュレーションを実施できるよう
にする。
【００２３】請求項４の発明におけるモニタ装置は、障
害物があるとき推測により得たデータを映像データとし
て生成，格納し、シミュレーションを再現可能にする。
害物があるとき推測により得たデータを映像データとし
て生成，格納し、シミュレーションを再現可能にする。
【００２４】請求項５の発明におけるモニタ装置は、一
方の監視カメラがダウンしたとき、他方の監視カメラの
向きを変えることで、上記一方の監視カメラの撮影領域
を撮影収録可能にする。
方の監視カメラがダウンしたとき、他方の監視カメラの
向きを変えることで、上記一方の監視カメラの撮影領域
を撮影収録可能にする。
【００２５】
実施例１．以下、請求項１の発明の実施例を図に基づい
て説明する。図１において、１は計算機、２は訓練対象
のプラント特性を模擬するシミュレーションモデル、
７，１８は計算機と変換データ間の通信を可能にする制
御コントローラ、２１〜２４は訓練風景を監視する監視
カメラ、２５〜２８はカメラ操作機、３０〜３３は映像
からデータを得る映像データ切替部、２９はそのデータ
の同期をとるシンクロナイザである。
て説明する。図１において、１は計算機、２は訓練対象
のプラント特性を模擬するシミュレーションモデル、
７，１８は計算機と変換データ間の通信を可能にする制
御コントローラ、２１〜２４は訓練風景を監視する監視
カメラ、２５〜２８はカメラ操作機、３０〜３３は映像
からデータを得る映像データ切替部、２９はそのデータ
の同期をとるシンクロナイザである。
【００２６】また、２０はシンクロナイザ２９で同期を
とったデータを合成する合成器、１９は合成器２０のデ
ータを記憶する変換データ記憶部、３は訓練生が操作を
行う制御盤、３４は補助盤、３５は自動化盤、３６は運
転員卓である。尚、監視カメラ２１〜２４，カメラ操作
機２５〜２８，変換データ切替部３０〜３３，シンクロ
ナイザ２９，合成器２０および変換データ記憶部１９は
他装置とは別電源とする。
とったデータを合成する合成器、１９は合成器２０のデ
ータを記憶する変換データ記憶部、３は訓練生が操作を
行う制御盤、３４は補助盤、３５は自動化盤、３６は運
転員卓である。尚、監視カメラ２１〜２４，カメラ操作
機２５〜２８，変換データ切替部３０〜３３，シンクロ
ナイザ２９，合成器２０および変換データ記憶部１９は
他装置とは別電源とする。
【００２７】次に動作について説明する。このシステム
がシャットダウンしたとする。計算機１がおちても、監
視カメラ２１〜２４、カメラ操作機２５〜２８、映像デ
ータ切替部３０〜３３、シンクロナイザ２９、合成器２
０、変換データ記憶部１９は別電源となっているので、
シャットダウンした時の制御盤３、補助盤３４、自動化
盤３５、運転員卓３６の状態も収録できる。
がシャットダウンしたとする。計算機１がおちても、監
視カメラ２１〜２４、カメラ操作機２５〜２８、映像デ
ータ切替部３０〜３３、シンクロナイザ２９、合成器２
０、変換データ記憶部１９は別電源となっているので、
シャットダウンした時の制御盤３、補助盤３４、自動化
盤３５、運転員卓３６の状態も収録できる。
【００２８】監視カメラ２１〜２４で得られる映像を、
映像データ切替部３０〜３３によってデータ化し、さら
にシンクロナイザ２９で同期をとり、合成器２０により
合成し、そのデータを変換データ記憶部１９に格納す
る。一方、こうして格納したデータを制御コントローラ
７，１８によって、シミュレーションモデル２にデータ
転送することによりシャットダウン時のシミュレーショ
ンを再現することができる。
映像データ切替部３０〜３３によってデータ化し、さら
にシンクロナイザ２９で同期をとり、合成器２０により
合成し、そのデータを変換データ記憶部１９に格納す
る。一方、こうして格納したデータを制御コントローラ
７，１８によって、シミュレーションモデル２にデータ
転送することによりシャットダウン時のシミュレーショ
ンを再現することができる。
【００２９】実施例２．なお、上記実施例では、監視カ
メラ２１〜２４、カメラ操作機２５〜２８、映像データ
切替部３０〜３３、シンクロナイザ２９、合成器２０、
変換データ記憶部１９によって、シャットダウン時のプ
ラント状態を模擬する処理を述べたが、上記データでは
シミュレーションするのにデータが不足していたり、デ
ータとして不完全なものもあると考えられる。
メラ２１〜２４、カメラ操作機２５〜２８、映像データ
切替部３０〜３３、シンクロナイザ２９、合成器２０、
変換データ記憶部１９によって、シャットダウン時のプ
ラント状態を模擬する処理を述べたが、上記データでは
シミュレーションするのにデータが不足していたり、デ
ータとして不完全なものもあると考えられる。
【００３０】そこで、図２に示すように、不足している
データをデータベース３９に基づいて生成する推測デー
タ生成装置３７を設けて、映像データをもとに上記制御
コントローラ７，１８を介して転送されたデータと推測
データ生成装置３７から得られたデータをデータ合成部
３８で合成し、それらのデータを実プラントに近い値に
修正することにより上記実施例に比べ再現性の高いシミ
ュレーションが実現できる。
データをデータベース３９に基づいて生成する推測デー
タ生成装置３７を設けて、映像データをもとに上記制御
コントローラ７，１８を介して転送されたデータと推測
データ生成装置３７から得られたデータをデータ合成部
３８で合成し、それらのデータを実プラントに近い値に
修正することにより上記実施例に比べ再現性の高いシミ
ュレーションが実現できる。
【００３１】実施例３．また、図１の実施例ではシャッ
トダウン時の状態を模擬する場合について述べたが、図
３に示すようにプレイバックデータ生成部４０を設ける
ことにより、任意の時間の状態の模擬が可能となる。従
来では定周期的に必要なデータのバックアップをとって
いて、その周期ごとの模擬しか再現できなかった。
トダウン時の状態を模擬する場合について述べたが、図
３に示すようにプレイバックデータ生成部４０を設ける
ことにより、任意の時間の状態の模擬が可能となる。従
来では定周期的に必要なデータのバックアップをとって
いて、その周期ごとの模擬しか再現できなかった。
【００３２】しかし、映像データは模擬開始から中断ま
で連続して撮ってあるので、図４に示す様にどの時点か
らでも、その模擬開始から中断までの映像データ４１〜
４４について、例えば任意の時点４５〜４７のデータを
得ることが可能になる。
で連続して撮ってあるので、図４に示す様にどの時点か
らでも、その模擬開始から中断までの映像データ４１〜
４４について、例えば任意の時点４５〜４７のデータを
得ることが可能になる。
【００３３】実施例４．上記実施例では監視カメラ２１
〜２４の映像をシミュレーションデータに変換し、プラ
ントを模擬するものを述べたが、盤の前に人物等の障害
物がある時は、盤の映像が撮れず、その時点のデータが
とれない。そこで図５に示すような映像データ推測装置
４８〜５１を設けることにより、監視カメラ２１〜２４
による盤の映像が得られなかった時点でのデータを推測
し、生成できる。
〜２４の映像をシミュレーションデータに変換し、プラ
ントを模擬するものを述べたが、盤の前に人物等の障害
物がある時は、盤の映像が撮れず、その時点のデータが
とれない。そこで図５に示すような映像データ推測装置
４８〜５１を設けることにより、監視カメラ２１〜２４
による盤の映像が得られなかった時点でのデータを推測
し、生成できる。
【００３４】実施例５．また、上記実施例では各盤にそ
れぞれに対応して監視カメラ２１〜２４が設置されたも
のを示したが、これらのうちの、例えば監視カメラ２４
がダウンすると、これに対応した盤の情報を得ることが
不能になる。そこで、図６に示すように、残りの監視カ
メラ２２でその盤の情報を撮影できるようにする監視カ
メラ補助装置５２〜５５を設けることにより、盤の情報
が得られる。
れぞれに対応して監視カメラ２１〜２４が設置されたも
のを示したが、これらのうちの、例えば監視カメラ２４
がダウンすると、これに対応した盤の情報を得ることが
不能になる。そこで、図６に示すように、残りの監視カ
メラ２２でその盤の情報を撮影できるようにする監視カ
メラ補助装置５２〜５５を設けることにより、盤の情報
が得られる。
【００３５】この場合には、監視カメラ１台で２つの盤
の映像を撮るので、一定周期におのおのの盤の情報を得
ることになる。図６では監視カメラ２４が故障した為、
監視カメラ２２が補助盤３４，運転員卓３６を交互に撮
影するようになる。その時の各映像データは、図７に示
す様になり、各盤の連続したデータを得ることができる
という効果がある。
の映像を撮るので、一定周期におのおのの盤の情報を得
ることになる。図６では監視カメラ２４が故障した為、
監視カメラ２２が補助盤３４，運転員卓３６を交互に撮
影するようになる。その時の各映像データは、図７に示
す様になり、各盤の連続したデータを得ることができる
という効果がある。
【００３６】
【発明の効果】以上のように、請求項１の発明によれば
監視カメラで撮像した各盤，卓等の監視対象の映像から
映像データを得る映像データ切替部と、該映像データ切
替部で得られた各映像データの同期をとるシンクロナイ
ザと、該シンクロナイザで同期がとられた各映像データ
を合成する合成器と、該合成器で合成した映像データを
記憶する変換データ記憶部とを設け、制御コントローラ
に、該変換データ記憶部の記憶データを、別電源により
作動可能な計算機のシミュレーションモデルに制御デー
タとしてデータ転送させるように構成したので、任意の
時間のどの時点からでも模擬を再現できるものが得られ
る効果がある。
監視カメラで撮像した各盤，卓等の監視対象の映像から
映像データを得る映像データ切替部と、該映像データ切
替部で得られた各映像データの同期をとるシンクロナイ
ザと、該シンクロナイザで同期がとられた各映像データ
を合成する合成器と、該合成器で合成した映像データを
記憶する変換データ記憶部とを設け、制御コントローラ
に、該変換データ記憶部の記憶データを、別電源により
作動可能な計算機のシミュレーションモデルに制御デー
タとしてデータ転送させるように構成したので、任意の
時間のどの時点からでも模擬を再現できるものが得られ
る効果がある。
【００３７】請求項２の発明によれば、推測データ生成
装置に、データ転送される制御データを実プラントに近
い値に修正するための補足データを生成させるように構
成したので、シャットダウン時の不足データを推測デー
タにて補正することにより、模擬を再現できるものが得
られる効果がある。
装置に、データ転送される制御データを実プラントに近
い値に修正するための補足データを生成させるように構
成したので、シャットダウン時の不足データを推測デー
タにて補正することにより、模擬を再現できるものが得
られる効果がある。
【００３８】請求項３の発明によればプレイバックデー
タ生成部に、模擬開始から中断までの任意の時間の制御
データを模擬可能に生成させるように構成したので、任
意の時点で取り出した模擬情報により模擬を再現できる
ものが得られる効果がある。
タ生成部に、模擬開始から中断までの任意の時間の制御
データを模擬可能に生成させるように構成したので、任
意の時点で取り出した模擬情報により模擬を再現できる
ものが得られる効果がある。
【００３９】請求項４の発明によれば監視カメラから映
像データが得られないとき、映像データ切替部に接続さ
れた映像データ推測装置に、映像データを推測して生
成，出力させるように構成したので、推測により生成し
た映像データを収録し、シミュレーションモデルに転送
できるものが得られる効果がある。
像データが得られないとき、映像データ切替部に接続さ
れた映像データ推測装置に、映像データを推測して生
成，出力させるように構成したので、推測により生成し
た映像データを収録し、シミュレーションモデルに転送
できるものが得られる効果がある。
【００４０】請求項５の発明によれば監視カメラを方向
調整可能に支持する監視カメラ補助装置を設けて、ダウ
ンした監視カメラの監視領域を、他の健全な監視カメラ
にて撮影できるように構成したので、監視カメラのダウ
ンによる模擬の再現不可を確実に回避できるものが得ら
れる効果がある。
調整可能に支持する監視カメラ補助装置を設けて、ダウ
ンした監視カメラの監視領域を、他の健全な監視カメラ
にて撮影できるように構成したので、監視カメラのダウ
ンによる模擬の再現不可を確実に回避できるものが得ら
れる効果がある。
【図１】請求項１の発明の実施例によるモニタ装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図２】請求項２の発明の実施例によるモニタ装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図３】請求項３の発明の実施例によるモニタ装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図４】図３におけるプレイバックデータ生成装置によ
る映像データの取出し方法を示す説明図である。
る映像データの取出し方法を示す説明図である。
【図５】請求項４の発明の実施例によるモニタ装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図６】請求項５の発明の実施例によるモニタ装置を示
す概略図である。
す概略図である。
【図７】図６における監視カメラ補助装置による映像デ
ータの取出し方法を示す説明図である。
ータの取出し方法を示す説明図である。
【図８】従来のモニタ装置を示すブロック図である。
１ 計算機 ２ シミュレーションモデル ３ 制御盤 ７，１８ 制御コントローラ １９ 変換データ記憶部 ２０ 合成器 ２１〜２４ 監視カメラ ２９ シンクロナイザ ３０〜３３ 映像データ切替 ３７ 推測データ生成装置 ４０ プレイバックデータ生成部 ４８〜５１ 映像データ推測装置 ５２〜５５ 監視カメラ補助装置
Claims (5)
- 【請求項１】 訓練用にプラント状態を模擬する制御盤
等の監視対象の模擬状況を撮像する各一の監視カメラ
と、該監視カメラで撮像した各映像から映像データを得
る映像データ切替部と、該映像データ切替部で得られた
各映像データの同期をとるシンクロナイザと、該シンク
ロナイザで同期がとられた各映像データを合成する合成
器と、該合成器で合成した映像データを記憶する変換デ
ータ記憶部と、該変換データ記憶部の記憶データを、別
電源により作動可能な計算機のシミュレーションモデル
に制御データとしてデータ転送する制御コントローラと
を備えたモニタ装置。 - 【請求項２】 訓練用にプラント状態を模擬する制御盤
等の監視対象の模擬状況を撮像する各一の監視カメラ
と、該監視カメラで撮像した各映像から映像データを得
る映像データ切替部と、該映像データ切替部で得られた
各映像データの同期をとるシンクロナイザと、該シンク
ロナイザで同期がとられた各映像データを合成する合成
器と、該合成器で合成した映像データを記憶する変換デ
ータ記憶部と、該変換データ記憶部の記憶データを、別
電源により作動可能な計算機のシミュレーションモデル
に制御データとしてデータ転送する制御コントローラ
と、上記計算機に設けられて、上記制御コントローラに
よりデータ転送される制御データを実プラントに近い値
に修正するための補足データを生成する推測データ生成
装置とを備えたモニタ装置。 - 【請求項３】 訓練用にプラント状態を模擬する制御盤
等の監視対象の模擬状況を撮像する各一の監視カメラ
と、該監視カメラで撮像した各映像から映像データを得
る映像データ切替部と、該映像データ切替部で得られた
各映像データの同期をとるシンクロナイザと、該シンク
ロナイザで同期がとられた各映像データを合成する合成
器と、該合成器で合成した映像データを記憶する変換デ
ータ記憶部と、該変換データ記憶部の記憶データを、別
電源により作動可能な計算機のシミュレーションモデル
に制御データとしてデータ転送する制御コントローラ
と、上記計算機に設けられて、模擬開始から中断までの
任意の時間の制御データを模擬可能に生成するプレイバ
ックデータ生成部とを備えたモニタ装置。 - 【請求項４】 訓練用にプラント状態を模擬する制御盤
等の監視対象の模擬状況を撮像する各一の監視カメラ
と、該監視カメラで撮像した各映像から映像データを得
る映像データ切替部と、該映像データ切替部で得られた
各映像データの同期をとるシンクロナイザと、該シンク
ロナイザで同期がとられた各映像データを合成する合成
器と、該合成器で合成した映像データを記憶する変換デ
ータ記憶部と、該変換データ記憶部の記憶データを、別
電源により作動可能な計算機のシミュレーションモデル
に制御データとしてデータ転送する制御コントローラ
と、上記各映像データ切替部に接続されて、上記監視カ
メラからの映像が得られないとき映像データを推測して
生成する映像データ推測装置とを備えたモニタ装置。 - 【請求項５】 訓練用にプラント状態を模擬する制御盤
等の監視対象の模擬状況を撮像する各一の監視カメラ
と、該監視カメラで撮像した各映像から映像データを得
る映像データ切替部と、該映像データ切替部で得られた
各映像データの同期をとるシンクロナイザと、該シンク
ロナイザで同期がとられた各映像データを合成する合成
器と、該合成器で合成した映像データを記憶する変換デ
ータ記憶部と、該変換データ記憶部の記憶データを、別
電源により作動可能な計算機のシミュレーションモデル
に制御データとしてデータ転送する制御コントローラ
と、上記各監視カメラを方向調整可能に支持し、これら
のうちダウンした監視カメラによる監視領域を、健全な
他の監視カメラによって撮影可能にする監視カメラ補助
装置とを備えたモニタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15258093A JPH06342254A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | モニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15258093A JPH06342254A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | モニタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06342254A true JPH06342254A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15543577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15258093A Pending JPH06342254A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | モニタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06342254A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007079281A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 訓練状況記録装置およびプラント操作訓練装置 |
| WO2023026543A1 (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP15258093A patent/JPH06342254A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007079281A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 訓練状況記録装置およびプラント操作訓練装置 |
| WO2023026543A1 (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
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