JPH06341872A - 電磁流量計検出器の測定管 - Google Patents

電磁流量計検出器の測定管

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JPH06341872A
JPH06341872A JP13316493A JP13316493A JPH06341872A JP H06341872 A JPH06341872 A JP H06341872A JP 13316493 A JP13316493 A JP 13316493A JP 13316493 A JP13316493 A JP 13316493A JP H06341872 A JPH06341872 A JP H06341872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber lining
pipe
electromagnetic flowmeter
rubber
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP13316493A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Kuramochi
衛 倉持
Yutaka Sakurai
▲裕▼ 桜居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゴムライニングした検出器測定管を必要以上に
締付けても、偏流の生じない高精度な流量測定ができる
測定器を提供することを目的とする。 【構成】測定管内にゴムライニングを施す電磁流量計に
おいて、ゴムライニング端面から管軸中心に向かって絞
ったテーパー状にゴムライニングをモールドした電磁流
量計検出器。 【効果】ゴムライニング内面形状をテーパー状にモール
ドすることができるので、必要以上に測定管が締付けら
れてもゴムライニング内面には極部変形が生じることな
く流れがスムーズな管内径となるため、高精度な流量測
定ができる。更に短面間寸法とし、検出器の小形化もは
かれる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁流量計検出器の測
定管に係り、特に流量測定精度を向上せしめるのに好適
な電磁流量計検出器の測定管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁流量計検出器の測定管を図3
に示す。パイプ1の内面及びフランジ1aのフランジフ
レヤー1bに接着材を塗布しておき、あらかじめ、筒状
に丸めて、継ぎ目を接着したゴムライニング2をパイプ
1へ挿入する。ゴムライニング2は、パイプ1の内面か
らフレヤー1bまで鍔返しして接着する。鍔返しするパ
イプ1部分は、ゴムライニング2が、なめらかに鍔返し
できると共に、接着効果を低下させぬようR形状に面取
りされる。この工程までゴムライニング2は、生ゴムの
まま接着,成形されるが加硫することにより一般的ゴム
となり、接着強度も強化される。したがって、ゴムライ
ニング2は、測定管内が、負圧になったり、温度差が生
じても、パイプ1から剥離したり変形することがないた
め、管内径寸法は、常に一定に保たれ、流量を精度良く
することが測定することができる。一方、図4の如く、
フランジフレヤー1b部まで鍔返しして施工したライニ
ング2b部へは、測定管内を流れる流体の接地を目的と
した保護リング3が取付けられる。保護リング3の材質
は、ほとんど金属性であるため、ゴムライニングフレヤ
ー2b部は、流体をパイプ1から絶縁するだけでなく、
測定管をシールするガスケットでもある。
【0003】ゴムライニングフレヤー2b部のガスケッ
トは、フランジフレヤー1bに接着され、パイプ1の内
面に施した2と一体となっているため、測定管が強く締
付けられても、測定管内が高耐水圧になっても、ずれた
り,飛出すことのない構造となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁流量計検出
器の測定管の構造において、ゴムライニングフレヤー2
bと、保護リング3間より液洩れを防止するため、必要
以上に測定管が締付けられる場合が多い。ゴムライニン
グ2は、他のライニングと異なり、特に軟らかい材質の
ため、必要以上に締付けられると図4の如く、ライニン
グ2内面の一部が変形2eを生じる。
【0005】2eの変形は、管内を流れる流体の障害と
なり、偏流を生じ高精度な測定ができない。従来は、検
出器の面間寸法lが長いため、偏流は緩和され影響が少
なかった。しかし、最近は、小型化される上に、高精度
向上が要求されるため、面間寸法lを短くしても管内は
スムーズに流れる構造とする必要がある。
【0006】図5の如く、滑らかに鍔返しされた部分2
cのRを大きくすれば、2eの変形は、少なくなる。し
かし、ガスケットとしてのゴムライニングフレヤー2b
のシール断面積に関係すると共に、すき間gが大きくな
り、すき間部で渦を生じ、流れは偏流となる。
【0007】したがってRは、多少大きくとれるが、そ
の範囲では、ゴムライニング2eの変形を防止できな
い。また、従来のゴムライニング施工法では、生ゴムを
ゴムライニング2eの変形量のみカットして成形するこ
とが非常に難しい。
【0008】本発明の目的は、必要以上に測定管が締付
けられても、ゴムライニング2eの変形を生じることな
く、高精度な測定のできる測定管構造とすることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ゴムライニング内面形状を、フランジ端面より管軸
中心に向かってテーパー状に絞った形状に一体モードと
して、パイプへゴムライニングを接着する構造としたも
のである。
【0010】
【作用】測定管が締付けられると、ゴムライニングの圧
縮力は、ライニング端面より管軸中心に向かって徐々に
小さく作用する。このとき、変形量も圧縮力に比例して
管軸中心に向かって徐々に小さくなる。
【0011】これに対し、ゴムライニング内面形状は、
変形量に反比例して、テーパー状に施工されている。テ
ーパーの角度は、必要以上に測定管が締付けられてもゴ
ムライニング内面がストレートにゴムライニング内径よ
り出張るような変形が生じない角度とする。
【0012】したがって、測定管を必要以上に締付けて
も、流れはスムーズに、偏流の生じない高精度な流量測
定ができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1により説明する。パ
イプ1へゴムライニング2を注入する金型を取付ける。
ゴムライニング2を施す範囲は、パイプ1と金型間にギ
アップを設けておく。ゴムライニング2をパイプ1へ接
着する接着剤は、あらかじめ金型をセットする前にパイ
プ1へ塗布する。次に生ゴムをパイプ1と金型の空間に
注入し、加硫してモールドする。
【0014】ゴムライニング内面の形状は、金型形状に
よって決められるため、金型の外径形状は、ゴムライニ
ング2端面から管軸中心に向かってテーパー状θにす
る。なお、テーパー角度θは、変形量に反比例した角度
とし、必要以上に測定管を締付けても、図4の如く、ゴ
ムライニング2内面がストレートになる角度とする。
【0015】ゴムライニング内径φdは、測定管を締付
けた場合、面間寸法lにわたり、ストレートであること
が望ましいが、規定値付近の締付けを行った場合必ずし
もストレートにはならない。
【0016】しかし、多少テーパーとなっても全周同一
テーパー角度θであれば、偏流は生じない。
【0017】以上本発明の一実施例によればゴムライニ
ング内面形状を、ゴムライニング端面から管軸中心に向
かって絞ったテーパー状にモールドすることによって、
測定管が必要以上に締付けられても、流れはスムーズに
偏流が生じない高精度な流量測定ができる。また短面間
寸法とし、検出器の小形化もはかれる効果もある。
【0018】その他の本発明の実施例を説明すると、図
6は、ゴムライニング2端面とゴムライニング2内面の
接触する部分を、ゴムライニング2端面側のRを小さ
く、ゴムライニング2内面側のRを大きくしたもので、
図7は、ゴムライニング2内径を、ゴムライニング2端
面付近で、広くなる方向に異形とし、異形となる部分を
テーパー状にしたもので、前述した本発明の一実施例と
同一効果がある。
【0019】また、図8,図9,図10は、図1,図
6,図7の管軸中心より片側のみ行ったもので、流体の
流入側として、それぞれ設置すれば、前述した本発明の
一実施例と同一効果がある。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、必要以上に測定管が締
付けられても、ゴムライニング内面は、極部変形を生じ
ることなく、流れがスムーズになるため、偏流の生じな
い、高精度な流量測定ができる。また短面間寸法とし、
検出器の小形化もはかれる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する検出器測定管の縦
断面図である。
【図2】図1の測定管を締付けたときの一部分の詳細断
面図である。
【図3】従来形の検出器測定管の縦断面図である。
【図4】図3の測定管を必要以上に締付けたときの一部
分の詳細断面図である。
【図5】ゴムライニング端面にR形状を設けた本発明の
他の実施例を示す図である。
【図6】テーパー部を変形R形状に設けた本発明の他の
実施例を示す図である。
【図7】テーパー部を異形ゴムライニング内径とし、段
差をテーパー状に設けた本発明の他の実施例を示す図で
ある。
【図8】管軸中心より片側のみとした本発明の他の実施
例を示す図である。
【図9】同じく本発明の他の実施例を示す図である。
【図10】同じく本発明の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…パイプ、1a…フランジ、1b…フランジフレヤ
ー、2…ゴムライニング、2b…ゴムライニングフレヤ
ー、2c…ライニングの鍔返しされた部分、2e…ゴム
ライニング内面の変形部、3…保護リング、l…面間寸
法、φd…ゴムライニング内径寸法、g…すき間。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定管のパイプ内面からフランジフレヤー
    部まで鍔返しして、ゴムライニングをパイプへ接着した
    電磁流量計検出器の測定管において、前記ゴムライニン
    グの内面を前記ゴムライニング内面の端面より管軸方向
    に向かって、テーパー状に絞った形状に前記ゴムライニ
    ングを前記パイプへ接着モードしたことを特徴とする電
    磁流量計検出器の測定管。
  2. 【請求項2】テーパー状に絞った形状のゴムライニング
    内面が、ゴムライニング内面側は、Rを大きくゴムライ
    ニング端面側は、Rを小さくした変形R形状に設けて構
    成されたことを特徴とする請求項1記載の電磁流量計検
    出器の測定管。
  3. 【請求項3】テーパー状に絞ったゴムライニング内面
    が、異形内径とし、その段差をテーパーにて結ぶ形状に
    設けて構成されたことを特徴とする請求項1記載の電磁
    流量計検出器の測定管。
  4. 【請求項4】テーパー状に絞ったゴムライニング内面
    が、管軸中心より片側のみ設けて構成されたことを特徴
    とする請求項1記載の電磁流量計検出器の測定管。
  5. 【請求項5】テーパー状に絞ったゴムライニング内面
    が、ゴムライニング内面側はRを大きく、ゴムライニン
    グ端面側はRを小さくした変形R形状に、管軸中心より
    片側のみ設けて構成されたことを特徴とする請求項1記
    載の電磁流量計検出器の測定管。
  6. 【請求項6】テーパー状に絞ったゴムライニング内面
    が、異形内径とし、その段差をテーパーにて結ぶ形状
    に、管軸中心より片側のみ設けて構成されたことを特徴
    とする請求項1記載の電磁流量計検出器の測定管。
JP13316493A 1993-06-03 1993-06-03 電磁流量計検出器の測定管 Pending JPH06341872A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2378761A (en) * 2001-04-25 2003-02-19 Abb Metering Ltd Flowmeter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2378761A (en) * 2001-04-25 2003-02-19 Abb Metering Ltd Flowmeter
GB2378761B (en) * 2001-04-25 2005-11-30 Abb Metering Ltd Flow meter

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