JPH063416U - 洗浄用治具 - Google Patents

洗浄用治具

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JPH063416U
JPH063416U JP4185792U JP4185792U JPH063416U JP H063416 U JPH063416 U JP H063416U JP 4185792 U JP4185792 U JP 4185792U JP 4185792 U JP4185792 U JP 4185792U JP H063416 U JPH063416 U JP H063416U
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pedestal
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宏 宮地
鋭一 大石
正典 小林
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鐘紡株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラインの配管に直結する液導入管及び液排出
管を有する台座21とキャップ部とからなる耐圧容器
に、カートリッジフィルターを内蔵したユニット容器と
からなる二重構造濾過装置に用いる洗浄用治具を提供す
る。ラインの配管を洗浄するに際し、着脱が簡便で、洗
浄液が内部に滞留することがない。 【構成】 頂部に把手7を設け、底部に液導入管25と
液排出管26とがそれぞれ嵌合する液導入口2と液排出
口3とを設けている。液導入口2の上端と液排出口3の
上端とが直線状の連通管4によって連通している。連通
管4の一端を治具側面にプラグ6によって開閉自在に構
成した開口部となした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、濾過装置に接続されたラインの配管を洗浄するための治具に係り、 更に詳しくはカートリッジフィルターを内蔵したユニット容器を、台座とキャッ プ部とからなる耐圧容器に収納してなる濾過装置の台座に直結された配管を洗浄 するのに好適な洗浄用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
カートリッジフィルターを内蔵したユニット容器を耐圧容器に収納してなる濾 過装置としては、例えば本願出願人が特願平2−415252号で提案したもの がある。
【0003】 この濾過装置は、カートリッジフィルターを内蔵したユニット容器を台座とキ ャップ部とからなる耐圧容器に収納してなるものであって、台座にはラインの配 管に直結した液導入口と液排出口とが設けられている。そして、この台座の液導 入管と液排出管とに上記ユニット容器の液導入口と液排出口とをそれぞれ嵌合せ しめ、ユニット容器を台座に装着することにより、液導入口と液排出口とに設け られた閉止弁が押し上げられて流路が開放される。さらにキャップ部をユニット 容器に被せて台座に取り付けることによって、キャップ部と台座とが一体化し、 ユニット容器に耐圧性が付与されるのである。
【0004】 上述の如き濾過装置は、濾過終了後、ユニット容器ごと取り外され新しいユニ ット容器と交換される。この交換に際し、必要に応じてラインの配管も洗浄され ることがある。従来、こうした洗浄は、カートリッジフィルターを取り外した空 のユニット容器を台座に装着しキャップ部を被せ、台座とキャップブとをフラン ジ部を介しネジ、クランプ等の締結手段によって固定した後、洗浄液を流す方法 により行われていた。
【0005】 しかしながら、上述の方法は、配管洗浄に要する準備作業が極めて煩雑である ばかりでなく、空のユニット容器の内容積が大きいため、洗浄に必要な洗浄液の 量が多くなり、しかも加圧状態を解除した後、ユニット容器内に溜まった液が抜 けにくく、自重で抜けるのに非常に長時間を要するという問題点があった。更に 、洗浄後のユニット容器内の洗浄は極めて困難であり、ある程度の使用回数でこ の容器は、新しいものと交換しなければならなかった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは 、ラインの配管に直結する液導入管及び液排出管を有する台座とキャップ部とか らなる耐圧容器に、カートリッジフィルターを内蔵したユニット容器を収納して なる濾過装置において、前記ラインの配管を洗浄するに際し、着脱が簡便で、洗 浄液が内部に滞留せず、しかも自身の洗浄も容易にできる洗浄用治具を提供する ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の洗浄用治具は、頂部に把手を設け、底部に上記台座の液導入管と液排 出管とがそれぞれ嵌合する液導入口と液排出口とを設け、前記液導入口上端と液 排出口上端とを直線状の連通管によって連通せしめ、且つ該連通管の一端を治具 側面にプラグによって開閉自在に構成した開口部となし、全体が耐圧構造である ことを特徴とするものである。
【0008】 本考案の治具は、耐圧強度に優れたものであれば、その材質は特に限定される ものではないが、片手で楽に持てる程度の比較的軽い素材が好ましいため、例え ばポリオレフィン系樹脂成形物等を挙げることができる。
【0009】 頂部に設ける把手は、治具をバランス良く持てるように、重心付近にあり、片 手で握り易い大きさ形状のものが好ましい。
【0010】 導入口と排出口とを連通する連通管は、圧力損失の小さいものが好ましいため 、耐圧性及び重量を考慮したうえで、できるだけ太いものが好ましい。また、液 導入口及び液排出口には、この部分からの液漏れ防止のため、Oリングが液導入 口及び液排出口の内壁部に通常配設されている。このOリングは、台座との嵌合 時の位置決めにも有用なものである。また、治具と台座との間の液漏れをより確 実に防止する目的から、導入口及び排出口を各々囲むように治具の底面に更にO リングを追加配設するのが好適である。
【0011】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案を具体的に説明する。
【0012】 図6は本考案が適用される濾過装置の一例を示す組み立て説明図であり、図7 は組み立てられた濾過装置の縦断面図である。図中の矢印は、液の流れる方向を 示すものである。耐圧容器は、台座21とキャップ部22とに分割されており、 両者はフランジ部23をカップリング手段24で締結し一体化される。台座21 には液導入管25と液排出管26とが設けられ、これらの管の外部側は図示され ていない浄化工程のラインの配管に直結されている。ユニット容器30は、カー トリッジフィルター31を内蔵し、底部に液導入口32と液排出口33とが配設 され、台座21に装着されていないときにはそれぞれの口を塞ぐ閉止弁34,3 5を具備している。
【0013】 上記濾過装置を組み立てるには、まずユニット容器の液導入口32及び液排出 口33に液導入管25及び液排出管26をそれぞれ嵌合せしめ、台座21にユニ ット容器30を装着する。次に、キャップ部22をユニット容器30の上から被 せて台座21にフランジ部23を介して結合すればよい。このとき、閉止弁34 ,35はそれぞれ液導入管25と液排出管26とで押し上げられて、液の流路が 開かれる。液導入管25及び液排出管26の先端部には液の通過する切り欠き溝 が形成されている。
【0014】 図1は本考案の洗浄用治具の一実施例を示す縦断面図であり、図2は図1の洗 浄用治具の外観を示す斜視図であり、図3は図1の洗浄用治具を斜め下から見た ときの外観説明図である。また、図4は図1の洗浄用治具を台座に装着したとき の一使用態様を示す縦断面図であり、図5は図4の洗浄用治具を台座に装着した ときの一使用態様を示す外観斜視図である。
【0015】 洗浄用治具1は、台座21の液導入管25及び液排出管26にそれぞれ嵌合す る液導入口2及び液排出口3が底部に設けられ、その接合にあたってはOリング 11,12,13,14を配することにより液漏れを防止している。Oリング1 1,12は液導入口2,液排出口3の内壁嵌合部にそれぞれ配設され、Oリング 13,14は液導入口2又は液排出口3と同心円上で各口をそれぞれ囲むように 治具の底面10に配設されている。
【0016】 液導入口2及び液排出口3の上端部は、洗浄用治具1の底面10と平行して走 る直線状の円筒形をした連通管4によって連通されている。連通管4は一端が側 面まで延長し開口部5を形成している。該開口部5はプラグ6によって開閉自在 に構成されている。プラグ6は閉状態を常態とするものである。
【0017】 また洗浄用治具1は、頂部に持ち運びや台座21への装着の際に便利な把手7 が具備されている。
【0018】
【作用】
洗浄用治具1は、液導入口2と液排出口3とを、台座21の液導入管25と液 排出管26とにそれぞれ嵌合させながら台座21に固定される。洗浄用治具1を 台座31に装着するに際しては、把手7を手で持つことにより容易に行うことが できる。
【0019】 ラインの配管を洗浄するに際しては、ラインの導入管側を流れてきた洗浄液が 、液導入口2より流入し、連通管4内を流れて液排出口3から台座21の排出管 26へと流出し、更に排出管側のラインの配管へと流れ、配管を効率よく洗浄す る。洗浄用治具1内の液量は必要以上に多くないため、洗浄作業終了後の洗浄用 治具1内の液の抜けは自重により短時間ですむ。
【0020】 洗浄終了後の洗浄用治具1は台座21から取り外し、プラグ6を緩めて開口部 5を開放常態となし、この部分からブラシ等を差し込むことで、連通管4は直線 状をしているため極めて容易にを洗浄することができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案の洗浄用治具は、耐圧構造であるため、耐圧構造のキャップ部を被せる 必要がなく、また頂部に把手を有するため取扱い安く、台座への着脱を極めて簡 便に行うことができる。更に、従来の空のユニット容器に比べ内部の液量が極め て少量であり、構造も複雑でないため、洗浄液の無駄が少なく、洗浄効率が優れ ている。また、洗浄作業終了後の液抜きも短時間で完了できる。
【0022】 本考案の洗浄用治具は、液導入口と液排出口とを連通する連通管が開口部を有 する直線状のものであるため、ラインの配管の洗浄作業終了後に行う、洗浄用治 具自体の洗浄を一般的なブラシによって極めて簡単に行うことができる。
【0023】 以上の通り、本考案の洗浄用治具を使用すれば、ラインの配管の洗浄作業を簡 略化でき、作業のクリーン化をも図ることが可能となり、産業上極めて有用なも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の洗浄用治具の一実施例を示す縦断面図
である。
【図2】図1の洗浄用治具の外観を説明する斜視図であ
る。
【図3】図1の洗浄用治具を斜め下から見たときの外観
説明図である。
【図4】図1の洗浄用治具を台座に装着したときの一使
用態様を示す縦断面図である。
【図5】図4の洗浄用治具を台座に装着したときの一使
用態様を示す外観斜視図である。
【図6】本考案の洗浄用治具が適用される濾過装置の一
例を示す組み立て説明図である。
【図7】図6の濾過装置を組み立てたときの縦断面図で
ある。
【符号の説明】 1 洗浄用治具 2 液導入口 3 液排出口 4 連通管 5 開口部 6 プラグ 7 把手 8 フランジ部 10 底面 11 Oリング 12 Oリング 13 Oリング 14 Oリング 15 ネジ 21 台座 22 キャップ部 23 フランジ部 24 カップリング手段 25 液導入管 26 液排出管 27 隔壁 28 把手 30 ユニット容器 31 カートリッジフィルター 32 液導入口 33 液排出口 34 閉止弁 35 閉止弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラインの配管に直結する液導入管及び液
    排出管を有する台座とキャップ部とからなる耐圧容器
    に、カートリッジフィルターを内蔵したユニット容器を
    収納してなる濾過装置における、前記ラインの配管を洗
    浄するための治具であって、頂部に把手を設け、底部に
    前記液導入管と液排出管とがそれぞれ嵌合する液導入口
    と液排出口とを設け、前記液導入口上端と液排出口上端
    とを直線状の連通管によって連通せしめ、該連通管の一
    端を治具側面にプラグによって開閉自在に構成した開口
    部となし、全体が耐圧構造であることを特徴とする洗浄
    用治具。
JP4185792U 1992-05-25 1992-05-25 洗浄用治具 Expired - Lifetime JP2564968Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0353510U (ja) * 1989-09-29 1991-05-23
JP2004056131A (ja) * 2003-07-03 2004-02-19 Miyazaki Oki Electric Co Ltd レジスト塗布装置
JP2011031240A (ja) * 2010-08-31 2011-02-17 Oki Semiconductor Miyazaki Co Ltd 洗浄方法

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