JPH06341698A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH06341698A
JPH06341698A JP5152948A JP15294893A JPH06341698A JP H06341698 A JPH06341698 A JP H06341698A JP 5152948 A JP5152948 A JP 5152948A JP 15294893 A JP15294893 A JP 15294893A JP H06341698 A JPH06341698 A JP H06341698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation sensor
air conditioner
temperature
display means
radiation
Prior art date
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Pending
Application number
JP5152948A
Other languages
English (en)
Inventor
Motomi Yamauchi
元美 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5152948A priority Critical patent/JPH06341698A/ja
Publication of JPH06341698A publication Critical patent/JPH06341698A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輻射センサがどの方向を向いているかを示し
て、居住空間のきめ細かな温度制御をすることができる
空気調和機を提供すること。 【構成】 赤外線により温度を検出する輻射センサ4を
備える空気調和機において、前記輻射センサ4の方向を
変えることができ、前記輻射センサ4の方向を示すため
の複数の表示手段21,22,23,24,25が配列
されており、基準位置を示す基準表示手段30が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線により温度を検
出する輻射センサを備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、室内のフロア(床)温度を検出
し、フロア温度が低い場合には足元を暖めるように、フ
ロアに向けて送風する温度、風向き、風速等を調整した
り、床暖房装置(ホットカーペット)等と連動させて、
足元を中心に暖房をする空気調和機が知られている。
【0003】このような輻射センサは、壁に取り付けた
空気調和機の室内ユニットまたは室内ユニットとは別体
に壁に取り付けられており、通常、赤外線を集める凹面
鏡と、この凹面鏡にて反射された赤外線を受けるセンサ
部とから構成されており、凹面鏡の一定領域におけるフ
ロアからの赤外線を集めるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の輻射センサは、
一方向のみを温度検知するために、その一方向における
の温度に基づいて空調が行われてしまうので、居住空間
全体の状態に合わせた居住空間のきめ細かな温度制御を
することができないという問題があった。特に、検知方
向が西日があたる部分であったり、テーブル等が置かれ
ていてフロアの温度が有効でない部分のみを温度検知し
ていた場合に、それに気がつかない場合もある。
【0005】そこで、本発明は、上記課題を解消するた
めになされたものであり、輻射センサーがどの方向を向
いているかが簡単に確認でき、居住空間のきめ細かな温
度制御をすることができる空気調和機を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、赤外線により温度を検出する輻射センサ
を備える空気調和機において、前記輻射センサの方向を
変える手段と、前記輻射センサの方向を示す複数の表示
手段と、基準位置を示す基準表示手段とを設けたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の空気調和機では、複数の表示手段によ
り輻射センサの方向を示すが、その表示手段と、基準表
示手段との位置関係から、操作者が輻射センサの方向を
視覚により容易に判断することができる。そして、輻射
センサの温度検知方向が適当でない場合には、その方向
を変える手段により、適当な方向へ輻射センサを向ける
ことにより、居住空間のきめ細かな温度制御が達成され
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0009】図1において、この空気調和機の室内ユニ
ット1は、いわゆる家庭用のエアコンであり、室内の壁
に取り付けられるようになっている。空気調和機の室内
ユニット1の各種機能は、リモートコントローラ3によ
りリモートコントロールされる。
【0010】外側ケース2の前面パネル8の下部位置に
は、赤外線により温度を検出する輻射センサ4を備えて
いるとともに、この輻射センサ4の赤外線輻射方向を示
すための方向表示装置5を有している。
【0011】外側ケース2の前面パネル8には、吸い込
み口9が形成され、その吸い込み口9の内側には図示し
ないフィルタが配置されている。吸い込み口9の下側に
は、吹き出し口10が形成されていて、この吹き出し口
10には空気の吹き出し方向をする上下方向に案内する
様羽根11と、左右方向に案内する様羽根12と、が設
けられている。
【0012】一方、リモートコントローラ3は、外側ケ
ース2の受光部6に対して赤外線の信号7を出射して外
側ケース2の各種機能を操作できるようになっている。
たとえば、リモートコントローラ3の操作ボタンを操作
することにより、図2に示すように室内もしくは居住空
間13において、図示しない駆動手段により、輻射セン
サ4の赤外線輻射方向を広角に回転移動することができ
る。
【0013】このようにして、輻射センサ4の赤外線輻
射方向を変えるのは、次の理由による。
【0014】輻射センサ4を従来のように一方向にのみ
向けて室内13のフロア14側のの温度を検出すると、
その方向におけるフロア14の一部分の温度のみに基づ
いて空調が行われてしまうので、室内13の全体の状態
に合わせたきめ細かい温度制御を行うことができない。
【0015】例えば、このフロア14の一部分が窓際で
日が当たっていると、検出される温度は室内13の全体
の温度に比べてかなり高く、したがって必要以上に低い
温度で空調されてしまう。
【0016】そこで、図2に例示するように、また、輻
射センサ4のための赤外線輻射方向を、矢印に沿って広
角で回転移動して、変えることができるようになってい
る。図2に例示する各円14は、輻射センサ4の赤外線
輻射範囲を示している。また、輻射センサ4のための赤
外線輻射の立体角は、符号Dで示している。
【0017】図1と図2に示す方向表示手段としての方
向表示装置5は、図3に拡大して示すように、5つのL
EDランプ21、22、23、24、25と、基準表示
手段としての基準表示部30とから構成されている。こ
れらのLEDランプ21、22、23、24、25は、
輻射センサ4のための赤外線輻射方向に対応して、たと
えば緑色の発光で順次1つずつ点灯してゆく。
【0018】基準表示部30は、5つのLEDランプ2
1、22、23、24、25の内の真中に位置するLE
Dランプ23に対応して、そのLEDランプ23の下側
に配置されている。この基準表示部30は、たとえば赤
色の発光をするLEDランプである。この実施例では、
真中に位置するLEDランプ23と基準表示部30は別
々のLEDとなっている。
【0019】図2に示すように、空気調和機の室内ユニ
ット1を動作させて、輻射センサ4のための赤外線輻射
方向を矢印方向に変化させて、室内13の温度を検知す
る時には、5つのLEDランプ21、22、23、2
4、25の内の1つが、輻射センサ4の赤外線輻射方向
に対応して順次緑色に発光する。
【0020】基準表示部30は常時赤色に点灯してお
り、緑色に発光している1つのLEDランプと基準表示
部30との位置関係(1つのLEDランプと基準表示部
30との幅寸法)により、操作者はその輻射センサ4の
赤外線輻射方向を、視覚的に確実に遠くからでも容易に
把握することができる。
【0021】つまり、図3に示す点灯例では、操作者は
基準となる基準表示部30の赤色の点灯と、現時点の輻
射センサ4の赤外線輻射方向を示すLED21の緑色の
点灯と、により、輻射センサ4のための赤外線輻射方向
を、視覚的に確実に遠くからでも把握することができ
る。
【0022】このように、輻射センサ4のための赤外線
輻射方向を、図2の矢印方向に変化させて、室内13の
温度を検知するとともに、この時の輻射センサ4の赤外
線輻射方向を視覚的に把握することにより、輻射センサ
4がどの辺の温度を検知しているか把握でき、これによ
りきめ細かな温度制御を行うことができる。
【0023】次に、図4に示す他の実施例について説明
する。
【0024】図4に実施例では、中央のLEDランプ1
23は基準ランプとして常時点灯しておき、LEDラン
プ121,122,123,124,125の内の輻射
センサ4の赤外線輻射方向を示すLEDランプだけを点
灯する。
【0025】図4では一例として、LEDランプ121
が輻射センサ4の赤外線輻射方向に対応して点灯してお
り、このLEDランプ121と、中央のLEDランプ1
23との幅寸法を確認することにより、輻射センサ4の
赤外線輻射方向を視覚的に確認することができる。
【0026】また、中央のLEDランプ123が輻射セ
ンサ4の赤外線輻射方向に対応するときには、この基準
のLEDランプ123のみが点灯する。つまり、図4の
実施例では、輻射センサ4の赤外線輻射方向を示す表示
手段と、基準表示手段とを兼ねている。
【0027】図3と図4とに示す各実施例では、基準表
示部30が点灯するものであったが、本発明の他の実施
例としては、基準表示手段として印刷などで形成された
マークを用いていることもできる。
【0028】このマークの基準表示手段を用いても、図
3の点灯する基準表示手段30と同様にして、そのマー
クの基準表示手段と、緑色に発光している1つのLED
ランプとの位置関係により、操作者はその輻射センサ4
のための赤外線輻射方向を、視覚的に確実に遠くからで
も容易に把握することができる。この場合、マークの基
準表示手段は、例えば螢光塗料で形成すると、夜間であ
っても良好な視認性が得られる。
【0029】本発明は上記実施例に限定されず本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0030】たとえば図3と図4におけるLEDの数は
5つに限らず、4つ以下もしくは6つ以上のLEDによ
り構成するものであっても同様な効果を得ることができ
る。
【0031】また、LEDを用いるだけでなく、その他
の種類の発光素子を用いることができる。たとえば、蛍
光表示管に必要な任意の数の点灯部を形成して、輻射セ
ンサ4の赤外線輻射方向に対応して、その点灯部を順次
発光させるようにしてもよい。
【0032】さらに、LEDやその他の発光素子のもし
くは発光装置の発光色は赤や緑に限定されず、所望の他
の色を選択してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、輻
射センサがどの方向を向いているかが簡単に確認でき、
居住空間のきめ細かな温度制御をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の実施例を示す斜視図。
【図2】図1の空気調和機の輻射センサの作用を説明す
る斜視図。
【図3】図1に示す空気調和機の方向表示手段を示す平
面図。
【図4】空気調和機の他の実施例による方向表示手段を
示す平面図。
【符号の説明】
4 輻射センサ 5 輻射センサの方向表示装置(方向表示手段) 30 基準表示手段(基準表示部) 21,22,23,24,25 LEDランプ(表示手
段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線により温度を検出する輻射センサ
    を備える空気調和機において、前記輻射センサの方向を
    変える手段と、前記輻射センサの方向を示す複数の表示
    手段と、基準位置を示す基準表示手段とを設けたことを
    特徴とする空気調和機。
JP5152948A 1993-05-31 1993-05-31 空気調和機 Pending JPH06341698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5152948A JPH06341698A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5152948A JPH06341698A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06341698A true JPH06341698A (ja) 1994-12-13

Family

ID=15551665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5152948A Pending JPH06341698A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06341698A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011174658A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Daiken Corp 床冷暖房装置及び床冷暖房装置の制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011174658A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Daiken Corp 床冷暖房装置及び床冷暖房装置の制御方法

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