JPH0634065U - 移動式手洗いユニット - Google Patents

移動式手洗いユニット

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JPH0634065U
JPH0634065U JP4909791U JP4909791U JPH0634065U JP H0634065 U JPH0634065 U JP H0634065U JP 4909791 U JP4909791 U JP 4909791U JP 4909791 U JP4909791 U JP 4909791U JP H0634065 U JPH0634065 U JP H0634065U
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美葉子 今井
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東陶機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 上部に手洗器4を備え下部にキャスタ6…を
備えて床上を移動可能な本体キャビネット2と、この本
体キャビネット2に着脱自在であって給水ポリタンク4
0及び排水ポリタンク41等の水容器を載置するワゴン
本体21の下部にワゴンキャスタ26,27を備えて床
上を前記本体キャビネット2とは別個に移動可能なワゴ
ン20とからなる移動式手洗いユニット1。 【効果】 本体キャビネットとワゴンとの組合せ体で移
動式手洗いユニットを構成し、引出し自在で且つワゴン
キャスタを備えたワゴンに水容器を載せるようにしたの
で、水容器を随時給水場へ楽に運搬することができ、労
力を大幅に削減することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は移動式手洗いユニット、詳しくは手洗器と給水栓と給水タンクとを備 えた移動式手洗いユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
手洗いユニットは据え置き式のものが主流であるが、パーティ会場や催し物会 場等に臨時に設置できるものとして移動式手洗いユニットが種々提案されてる。
【0003】 例えば、特開平2−225732号公報の第6図,第7図に示されるものがそ れである。 第7図によれば、ユニバーサルキャスタ60…付きスタンドSmの内部に手持 ち交換自在な給水用ポリタンク66と、手持ち交換自在な排水受け貯め用ポリタ ンク67と、ポンプ64とが収納されている。 そして、スタンド本体キャビネットBmの側面の開閉扉72を開けてタンク6 6,67の交換を行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
タンク66,67の交換頻度を抑えるために、タンク容量は一般に18〜20 リットル(18Kg〜20Kg)とされ、このような重量物を人手で運搬するこ とは容易でなく、いちいち荷物用台車を手配することも面倒であり、仮に台車を 使用する場合でも上記重量物の移しかえ作業は楽ではない。
【0005】 スタンド本体キャビネットBmはキャスタ60…が付いてはいるが、催し物の 期間中は一定の場所に定置される場合が多いので、タンク66,67の交換の為 にはキャスタ60…を活用し難い。
【0006】 そこで、本考案の目的は水タンクの交換に費やされる労力を大幅に軽減出来る 移動式手洗いユニットを提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本考案は上部に手洗器を備え下部にキャスタを備えて床 上を移動可能な本体キャビネットと、この本体キャビネットに着脱自在であって 給水ポリタンク及び排水ポリタンク等の水容器を載置するワゴン本体の下部にワ ゴンキャスタを備えて床上を前記本体キャビネットとは別個に移動可能なワゴン とから移動式手洗いユニットを構成する。
【0008】 好しくは、前記本体キャビネットにワゴン用レールが敷設され、又、前記ワゴ ン本体に上記ワゴン用レールより低いレベルとされたサイドローラが付設され、 このサイドローラがワゴン用レールに乗り上ることで、収納中はワゴンキャスタ が床から浮いた状態とされる。
【0009】
【作用】
水補給や排水処理の際には本体キャビネットを床上に残したままで、ワゴンを 引き出し、このワゴンを走行移動せしめ給水場へ移動すれば良い。
【0010】 本体キャビネットに収納した状態でワゴンキャスタを床から浮かせた状態にす れば、移動式手洗いユニットの移動は本体キャビネットのキャスタでのみ為すこ ととなり、移動が滑らかになる。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面に基いて以下に説明する。なお、図面は符号の向き に見るものとする。 図1は本考案に係る移動式手洗いユニットの外形斜視図であり、移動式手洗い ユニット1(以下、「手洗いユニット1」と略す。)は本体キャビネット2の天 板3に陶製手洗器4及び自動水栓5が取付けられ、底部に4個のキャスタ6…が 取付けられている。
【0012】 図2は本考案の手洗いユニットの断面図であり、同図に示す通り、手洗いユニ ット1は後板が欠けた箱状の本体キャビネット2とこの本体キャビネット2に着 脱自在とされたワゴン20とに大別され、本体キャビネット2の内部に給水ポン プ7、フレキシブル給水ホース8、給水ポンプ7のモータを駆動する乾電池9… 、同用電池ケース10、コントローラ11、手洗器4から垂下したフレキシブル 排水ホース12及びコントローラ11に係る電線13…が収納されている。
【0013】 図3は図2の3−3線断面図(本体キャビネットの底部断面図)であり、底板 14は中央部が大きく切除され、左右隅に角ブロック15を介して後部のキャス タ6,6が取付けられ、又底板14の上方にステンレス板をプレス曲げ成形した ところのワゴン用レール16が敷設されている。
【0014】 図4は図2の4−4線断面図であり、大きく切欠かれてコ字状の底板14に敷 設されたワゴン用レール16は本体キャビネット2の前板17側が狭幅で他側が 広幅とされた溝レールであり、その広幅部16aに角孔18があけられている。 これら角穴18,18に後述するワゴン20の第2サイドローラ29,29が嵌 合する。
【0015】 図2に戻って、引出された状態のワゴン20は、底板22と前・横枠板23, 24と背板25とからなるワゴン本体21に前・後ワゴンキャスタ26,26, 27,27を取付け、更に横枠板24に第1・第2のサイドローラ28,29を 取付けてなることを特徴とする。
【0016】 図5は図2の5矢視図であり第1のサイドローラ28,28は 横枠板24の 下部切欠き部24aに下向きに取付けられていて、底板22の下面レベルGから 10mm程度下方へ突出している。
【0017】 図6は図2の6−6線断面図であり、第2のサイドローラ29は横枠板24よ り内側に配設された中桟30に下向きに取付けられ、底板22の下面レベルGよ り15mm程度下方へ突出している。
【0018】 本考案のワゴン20は高さレベル及び幅方向の位置が別異である第1・第2の サイドローラ28,28,29,29を備えていることに特徴がある。 なお、図5で31は網かご、32は網かご31に手を差入れるための通孔であ る。
【0019】 以上の構成からなる移動式手洗いユニットの作用を次に述べる。 図2のワゴン20は給水ポリタンク(ポリエチレン製タンク)40,排水ポリ タンク41(これらは図面表裏方向に並んでいる。)を載せた状態で、給水場へ 運搬され、給水ポリタンク40に水補給が為され、排水ポリタンク41は空にさ れる。
【0020】 そして、図2の如くワゴン20を所定の本体キャビネット2の近傍へ移動し、 給水ポリタンク40に給水ポンプ7付き給水ホース8を投入し、排水ポリタンク 41に排水ホース12を差入れる。
【0021】 この後、ワゴン10を本体キャビネット2に矢印のごとく押込むが、この際 ポリタンク40,41に投入された給水ホース40及び排水ホース41はフレキ シビリティに富むのでワゴン20の移動の妨げとはならない。
【0022】 図7(a)〜(d)はワゴンの作動説明図であり、ワゴンを矢印に沿って移 動すると、まず第1のサイドローラ28がワゴン用レール16に当接し(図7( a))、第1のサイドローラ28がワゴン用レール16に乗ると、前ワゴンキャ スタ26が床下から約5mm浮き上がる(図7(b))。 更に、ワゴン20を押し進めると、第2のサイドローラ29がワゴン用レール 16に当接する(図7(c))。
【0023】 ワゴン20を強く押すと第2のサイドローラ29もワゴン用レール16に乗り 、同レール16内の角孔18に嵌り込む(図7(d))。
【0024】 図7(d)でワゴン20の押込み作業は完了し、この状態では前・後ワゴンキ ャスタ26,27が床下から5mm程度離間している。 従って、以降手洗いユニット1は本体キャビネット2のキャスタ6…のみで支 承され、移動する。
【0025】 手洗いユニット1の移動に伴って、本体キャビネット2には少なからぬ外力が 作用する。図4に示した通り本体キャビネット2は後板が欠け、底板14が大き く切欠かれているためにねじり剛性は乏しい。
【0026】 そこで、本実施例では図4の2個の角孔18,18に第2のサイドローラ29 ,29を嵌合し、ワゴン20の底板22で補強するようにしたので、結果的に剛 性は高まり不都合点を解消している。
【0027】 以上の如く組合された手洗いユニット1(図1)において、自動水栓5に手を 近づけると近接センサが物体を検知して、自動水栓5から吐水を開始する。手洗 器4の汚水は排水ポリタンク41(図2)に流入し回収される。
【0028】 定期的または随時必要な時に、図7の逆の順でワゴン20を引出せば、自動水 栓5や手洗器4を含む本体キャビネット2を所定の場所に残したままで、ポリタ ンク40,41を給水場へ移動できる。 重量物たるポリタンク40,41はワゴン20で運搬するので、作業者の労力 は軽微である。
【0029】 又、本実施例において、本体キャビネット2に収納された際にワゴンキャスタ 26,27を床から浮かせたのは、移動式手洗いユニット1全体の移動を円滑に するためである。即ち、本体キャビネット2のキャスタ6…とワゴンキャスタ2 6,27との全てが接地した場合には、ワゴン20が本体キャビネット2の内部 で自由に移動することになり、不安定になるからである。
【0030】 尚、前記給水ポリタンク40,排水ポリタンク41はスチール缶や木製函など の水容器であれば種類は問わない。
【0031】
【考案の効果】
以上に述べたとおり本考案は、本体キャビネットとワゴンとの組合せ体で移動 式手洗いユニットを構成し、引出し自在で且つワゴンキャスタを備えたワゴンに 水容器を載せるようにしたので、水容器を随時給水場へ楽に運搬することができ 、労力を大幅に削減することができる。
【0032】 又、本体キャビネットに収納された際にワゴンキャスタを床から浮かせるよう にしたものにあっては、移動式手洗いユニットの移動が極めて滑らかに実施でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る移動式手洗いユニットの外形斜視
【図2】本考案の手洗いユニットの断面図
【図3】図2の3−3線断面図(本体キャビネットの底
部断面図)
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5矢視図
【図6】図2の6−6線断面図
【図7】ワゴンの作動説明図
【符号の説明】
1…移動式手洗いユニット、2…本体キャビネット、4
…手洗器、6…キャスタ、16…ワゴン用レール、20
…ワゴン、21…ワゴン本体、26,27…ワゴンキャ
スタ、28,29…サイドローラ、40…給水ポリタン
ク、41…排水ポリタンク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る移動式手洗いユニットの外形斜視
【図2】本考案の手洗いユニットの断面図
【図3】図2の3−3線断面図(本体キャビネットの底
部断面図)
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5矢視図
【図6】図2の6−6線断面図
【図7】ワゴンの作動説明図
【図8】ワゴンの作動説明図
【図9】ワゴンの作動説明図
【図10】ワゴンの作動説明図
【符号の説明】 1…移動式手洗いユニット、2…本体キャビネット、4
…手洗器、6…キャスタ、16…ワゴン用レール、20
…ワゴン、21…ワゴン本体、26,27…ワゴンキャ
スタ、28,29…サイドローラ、40…給水ポリタン
ク、41…排水ポリタンク
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図6】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に手洗器を備え下部にキャスタを備
    えて床上を移動可能な本体キャビネットと、この本体キ
    ャビネットに着脱自在であって給水ポリタンク及び排水
    ポリタンク等の水容器を載置するワゴン本体の下部にワ
    ゴンキャスタを備えて床上を前記本体キャビネットとは
    別個に移動可能なワゴンとからなる移動式手洗いユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記本体キャビネットにワゴン用レール
    が敷設され、又、前記ワゴン本体に上記ワゴン用レール
    より低いレベルとされたサイドローラが付設され、この
    サイドローラがワゴン用レールに乗り上ることで、収納
    中はワゴンキャスタが床から浮いた状態とされることを
    特徴とした請求項1記載の移動式手洗いユニット。
JP1991049097U 1991-05-30 1991-05-30 移動式手洗いユニット Expired - Lifetime JP2536583Y2 (ja)

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JP1991049097U JP2536583Y2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 移動式手洗いユニット

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JPH0634065U true JPH0634065U (ja) 1994-05-06
JP2536583Y2 JP2536583Y2 (ja) 1997-05-21

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6086150U (ja) * 1983-11-22 1985-06-13 ダイヤ冷房株式会社 移動式流し台
JPS60176632U (ja) * 1984-05-04 1985-11-22 伊藤 寿永光 使用済コツプ回収用ワゴン
JPH01153422U (ja) * 1988-04-14 1989-10-23

Patent Citations (3)

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