JPH0633973B2 - ヒートパイプの作動液注入装置 - Google Patents

ヒートパイプの作動液注入装置

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JPH0633973B2
JPH0633973B2 JP63088593A JP8859388A JPH0633973B2 JP H0633973 B2 JPH0633973 B2 JP H0633973B2 JP 63088593 A JP63088593 A JP 63088593A JP 8859388 A JP8859388 A JP 8859388A JP H0633973 B2 JPH0633973 B2 JP H0633973B2
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    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0283Means for filling or sealing heat pipes

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ヒートパイプの作動液封入工程において、
ヒートパイプ用コンテナ内に作動液を注入する装置に関
し、特に沸点の低い作動液の注入に適した装置に関する
ものである。
従来の技術 ヒートパイプは、その使用される温度範囲によって内部
に封入される作動液の種類を変えており、例えば、−8
0〜40℃の範囲で使用する場合にはアンモニアが、−
40〜110℃の範囲ではフロンが、0〜150℃の範
囲ではメタノールが、30〜200℃の範囲では水など
がそれぞれ作動液として使用されている。特にフロンR
11,フロンR12等のように、−40〜110℃程度の温
度範囲で熱輸送する作動液は、融雪用や凍結防止用のヒ
ートパイプの作動液として最適であることから広く採用
されている。
例えば、第2図は一般的に行なわれている注入方法に使
用される作動液注入装置の一例を示すもので、作動液L
の入った透明な計量容器1には目盛1aが施されてお
り、この計量容器1の下部には開閉弁2を介して注液管
3が接続されるとともに、前記注液管3の下部は水平に
配設された分配管4に接続され、この分配管4には複数
の枝管5がほぼ等間隔で設けられ、各枝管5の下端には
それぞれ開閉弁6を介して注入用アダプタ5aが設けら
れている。また、前記分配管4には、真空ポンプ7が開
閉弁8を介設した吸気管9により接続されるとともに、
大気開放用の開閉弁10が前記分配管4の端部に設けら
れている。
そして、この作動液注入装置により作動液を注入する際
には、先ず、ヒートパイプ用コンテナ11を前記各注入
用アダプタ5aに、各ヒートパイプ用コンテナ11の先
端側に設けられたノズルチューブ11aを介して着脱可
能かつ気密状態に取付けられ、注液管3の開閉弁2およ
び大気開放用の開閉弁10を閉じた状態で各枝管5の開
閉弁6および吸気管9の開閉弁8を開いて真空ポンプ7
を駆動させて、前記分配管4,各枝管5,各ヒートパイ
プ用コンテナ11およびノズルチューブ11aの内部の
脱気を行なう。
次に、前記吸気管9の開閉弁8を閉じるとともに、注液
管3の開閉弁2を開くと、分配管4内および各枝管5内
が真空であるため、前記計量容器1内の作動液Lが吸引
されてこれら注液管3,分配管4および各枝管5内に充
填され、各ヒートパイプ用コンテナ11およびノズルチ
ューブ11a内のみが真空状態に保持される。そして、
一番端の枝管5の開閉弁6を1個所だけ開くと、その枝
管5の注入用アダプタ5aに接続されたヒートパイプ用
コンテナ11に対して、ノズルチューブ11aを介して
作動液Lの注入が行なわれる。
また、各ヒートパイプ用コンテナ11に注入する作動液
Lの量は、ヒートパイプによる熱輸送が最も効率よく行
なわれる量に定められており、注入時に透明な前記計量
容器1に付されている目盛り1aによって液面の低下か
ら注入量を読み取って、所定量の作動液Lが注入された
ら前記開閉弁2を閉じるとともに、注入を完了したヒー
トパイプ用コンテナ11を接続した枝管5の開閉弁6を
閉じる。そして、前記注入により低下した液面の高さ
を、次に注入を行う際の注入量の測定基準とする。そし
て、次に注入を行うヒートパイプ用コンテナ11を接続
した枝管5の開閉弁6を開いて同様に作動液Lの注入を
行なう。このようにして1本ずつ順に各ヒートパイプ用
コンテナ11に作動液Lの注入が行なわれ、枝管5に接
続された全ヒートパイプ用コンテナ11への作動液Lの
注入が完了したら、圧着工具等により各ヒートパイプ用
コンテナ11のノズルチューブ11aを押し潰して封止
した後、作動液注入装置から取外す。また、前記装置内
に残留する作動液Lは、開閉弁10を開いて装置外へ排
出する。
発明が解決しようとする課題 しかし、前記した従来の作動液注入装置の場合には、注
入操作を繰返し行なうことにより、複数のヒートパイプ
用コンテナ11への作動液Lの注入ができるが、これは
作動液Lが水等のように常温・常圧下で沸騰・蒸発しな
い場合だけで、例えば、フロンR11(沸点は23,7
℃)、フロンR12(沸点は−29.8℃)等の低温領域
で使用される作動液の注入を行なう場合には、注入する
作動液が常温・常圧下で沸騰し蒸発し易いため、前記し
た従来の作動液注入装置を用いた場合には、真空状態の
ヒートパイプ用コンテナ11内に、内径1mm程度と細径
のノズルチューブ11aから作動液が僅かに注入された
瞬間に、作動液が沸騰してしまい、ノズルチューブ11
aからは作動液の蒸気が噴出する結果、ヒートパイプ用
コンテナ11内の蒸気圧が高まって作動液Lの注入が困
難となるという問題点があった。
また、前記した従来の作動液注入装置において、計量容
器1,作動液L,注液管3,分配管4,枝管5およびヒ
ートパイプ用コンテナ11をそれぞれ冷却して、作動液
の沸騰を抑制した状態で注入する方法もあるが、冷却設
備に費用がかかるとともに装置が大型化し、ヒートパイ
プの製造コストが高くなるという問題点があった。
他方、作動液容器内を加圧して強制注入する方法もある
が、この方法の場合には、作動液容器を耐圧容器とせざ
るを得ないので、作動液容器としてガラス等の透明容器
を使用できず、そのため作用液容器によって作動液の注
入量を計測できな不都合があった。
この発明は上記した技術的背景の下になされたもので、
常温・常圧下で沸騰する沸点の低い作動液の注入が可能
で、構造が簡単なヒートパイプの作動液注入装置の提供
を目的としている。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するための手段としてこの発明のヒート
パイプの作動液注入装置は、作動液を貯留する密閉型の
作動液容器を秤量器上に載置するとともに、ヒートパイ
プ用コンテストのノズル部に接続しかつ開閉弁を介装し
た注液管を前記作動液容器内の液面下の底部付近に連通
させ、また加圧用気体の供給管の端部を前記作動容器内
の液面より上方に連通させ、さらに前記注液管を分岐さ
せて他の開閉弁を介して真空吸引源に接続したことを特
徴としている。
作 用 上記のように構成することにより、注入を行なう際に
は、作動液を貯留している作動液容器内の上部に、加圧
気体を供給管を介して供給することにより容器内の圧力
を高めた後、注液管の開閉弁等を開いて容器内の加圧さ
れた作動液を、真空排気したヒートパイプ用コンテナ内
に加圧注入する。その場合、作動液が沸騰した場合にも
蒸気圧に抗して作動液が注入される。また注入量は秤量
器によって重量の減少として知ることができる。
実施例 以下、この発明の一実施例を第1図を参照して説明す
る。
作動液注入装置21は、常温・常圧下で沸騰し易いフロ
ンR11等の沸点の低い作動液Lを貯留した金属製で耐圧
密閉型の作動液容器22を備えており、この作動液容器
22には、容器内部に貯留した作動液Lを送出する注液
管23と、容器内部を加圧する加圧用気体を供給する供
給管24とが接続されている。前記注液管23は、一端
側を前記作動液容器22の上部から気密に貫挿され、そ
の先端は作動液Lに浸漬されて容器底部付近に延びてお
り、また、この注液管23の作動液容器22の上部から
外部に延出した部分には開閉弁23aが設けられ、また
この開閉弁23aの下流側には電磁開閉弁23bが介設
され、さらに下流側の他端は前記作動液容器22の底部
より低い位置において、開閉弁23cを介して分配管2
5に接続されている。また分配管25は、ほぼ水平に配
設されるとともに垂直方向に設けられた複数の枝管25
aを備えており、これら各枝管25aには、注入弁25
bおよびヒートパイプ用コンテナ接続用のアダプタ25
cがそれぞれ設けられている。また前記分配管25の端
部側には吸気弁26aを介設した吸気管26が接続され
ており、この吸気管26の端部は真空ポンプ27に接続
されて、この真空ポンプ27により前記注液管23と分
配管25と各技管25aおよび吸気管26の各内部を真
空引きが可能なようになっている。
また分配管25の前記吸気管26が接続されている側の
端部は、排出弁28を介して大気開放されており、各配
管中に残留する作動液Lの排除が可能となっている。
一方、前記供給管24は、一端側を作動液容器22の上
部に気密に貫挿してその一端を容器内の液面より上方に
開口し、また外部に延出した部分には供給弁24aが介
設されるとともに、その他端側は、圧力ゲージ24bお
よび源圧弁24cを介して加圧用の窒素ガスボンベ29
に接続されており、作動液容器22内に窒素ガスを供給
することにより容器内を作動液液面に上から圧力を加え
るようになっている。
また、前記作動液容器22は、水平に設置された重量計
30上に載置されて重量測定できるようになっており、
また重量計30は、重量の変化を即刻読取ることのでき
る表示機構(図示せず)を備えるとともに、この重量計
30と、前記注液管23に介設された電磁開閉弁23b
との間にはコントローラ31が接続されており、重量計
30による作動液容器22の重量の測定値に応じて前記
電磁開閉弁23bを開閉制御するとともに、このコント
ローラ31は設定重量を記憶する記憶手段を備えてい
る。
そして、作動液Lの注入を行なう際には、前記分配管2
5に複数設けられた枝管25aの各アダプタ25cに、
ヒートパイプ用コンテナ32の一端のノズルチューブ3
2aをそれぞれ接続するようになっている。
なお、前記重量計30には、作動液容器22の重量以外
には、例えば注液管23や供給管24等の重量が加わら
ないようになっている。
次に、上記のように構成される作動液注入装置21によ
って作動液容器22内に貯留された作動液Lをヒートパ
イプ用コンテナ32に注入する場合について説明する。
先ず、作動液注入装置21の供給弁24aを開いて加圧
用の窒素ガスを作動液容器22に供給して容器内を所定
の圧力に加圧する。また各ヒートパイプ用コンテナ32
には、例えば100gの作動液をそれぞれ注入すること
とし、コントローラ31には、注入開始時の測定値から
100gづつ減少する度に、電磁開閉弁23bに閉鎖指
令が出されるように設定値を記憶させる。
そして、分配管25の複数の枝管25aに設けられた各
アダプタ25cに、それぞれノズルチューブ32aを気
密に接続して各ヒートパイプ用コンテナ32を取付けた
後、各枝管25aの注入弁25bおよび真空ポンプ27
に続く吸気管26の吸気弁26aを開くとともに、注液
管23の開閉弁23cと分配管25に設けられた排出弁
28とを閉鎖した状態で真空ポンプ27を駆動し、前記
ヒートパイプ用コンテナ32,ノズルチューブ32a,
枝管25a,分配管25および吸気管26の各内部の脱
気を行い、それぞれの内部を充分に真空状態とする。
次に、前記ヒートパイプ用コンテナ32,ノズルチュー
ブ32a,枝管25a,分配管25および吸気管26の
各内部が真空状態になったら真空ポンプ27を停止する
とともに吸気弁26aと各枝管25aの注入弁25bを
全部閉じた後に、前記注液管23の開閉弁23cを開放
する。この開閉弁23cが開放されると、注液管23が
真空状態の分配管25に連通し、作動液容器22内の加
圧された作動液Lが、注液管23を介して送り出されて
分配管25および複数の枝管25a内に充填され、前記
各ヒートパイプ用コンテナ32内のみが真空状態に保持
される。したがって、この状態において作動液Lを貯留
する作動液容器22の重量を測定して、表示された測定
値を基準値としてゼロリセットし、この基準値から10
0g減少した際に、コントローラ31が初回の閉鎖指令
を出して電磁開閉弁23bを閉鎖させるようにセットす
る。
そして、1本目のヒートパイプ用コンテナ32が取付け
られている枝管25aの注入弁25bを開放すると、電
磁開閉弁23bが同時に開いて加圧された状態の作動液
Lが、ノズルチューブ32aを経てヒートパイプ用コン
テナ32内に注入される。この時、作動液Lの沸点が低
いと、ヒートパイプ用コンテナ32内が真空状態である
ため、作動液Lが、ノズルチューブ32aからヒートパ
イプ用コンテナ32の本体内に注入された瞬間に沸騰す
るが、作動液Lが加圧されているため、ヒートパイプ用
コンテナ32内の作動液Lの蒸気の圧力に抗して円滑に
注入される。
注入が進行して100gの作動液Lが、ヒートパイプ用
コンテナ32内に注入されると、重量計30による測定
から容器内の作動液Lが100g減少したことをコント
ローラ31が検出し、電磁開閉弁23bに閉鎖指令を送
って自動的に閉鎖させ、1本目のヒートパイプ用コンテ
ナ32への作動液Lの注入が完了する。注入が完了する
とヒートパイプ用コンテナ32を接続した枝管25aの
注入弁25bが閉じられるとともに、次の2本目のヒー
トパイプ用コンテナ32が接続された枝管25aの注入
弁25bが開かれて、作動液Lの注入が行なわれる。そ
して、注液管23に介設された前記電磁開閉弁23b
は、前記注入弁25bが開かれると同時に開放されると
ともに、所定量の注入が完了した際には、前回と同様に
コントローラ31からの指令で自動的に閉鎖するように
制御され、以上の操作が繰返し行われることにより、複
数のヒートパイプ用コンテナ32に、それぞれ作動液L
が一定量ずつ正確に注入される。
そして、作動液注入装置21の複数の枝管25aにそれ
ぞれ接続された全部のヒートパイプ用コンテナ32への
作動液Lの注入が終了したら、各ヒートパイプ用コンテ
ナ32のノズルチューブ32aの部分を工具で圧潰封止
した後、各枝管25aから取外して次の工程に移送す
る。また作動液注入装置21の各配管内に残留している
作動液Lは、分配管25に設けられた排出弁28を開い
てここから排出される。
以上のように、この実施例の作動液注入装置21の場合
には、作動液容器22の重量を重量計30で測定し、各
ヒートパイプ用コンテナ32に所定量の作動液Lが注入
されたことを、重量計30の測定値が一定量減少したこ
とによりコントローラ31が検知し、電磁開閉弁23b
を自動的に閉鎖させて注入を停止させるようにしたの
で、作動液の定量注入が可能となり、ヒートパイプ中の
作動液量のバラつきがなくなり、ヒートパイプの品質安
定性を大幅に向上させることができる。また、容器中の
作動液の残量を重量計30によって容易に知ることがで
きるため、液量不足による注入作業のやり直しがなくな
り、また作動液の補充時期あるいは作動液容器の交換時
期を適切に知ることができるとともに、容器を容易に交
換することができる。
また、作動液の注入量を、作動液を入れた作動液容器の
重量を測定して行なうようにしたので、作動液容器が透
明容器の必要がなくなり、耐圧強度の大きい金属製にで
きるため、より高圧での作動液の注入が可能となり、注
入作業の容易化および注入時間の短縮が図れる等の効果
を有する。
なお、上記実施例においては、電磁開閉弁23bを注液
管23の途中に設けたが、この電磁開閉弁23の代り
に、各枝管25aに設けた注入弁25bをそれぞれ電磁
開閉弁として、それぞれコントローラ31により重量計
30と連動させて開閉制御するようにしてもよい。ま
た、前記各注入弁25bと電磁開閉弁23bとを運動さ
せてもよい。また、注液管23の分配管25側に介設し
た開閉弁23cを電磁開閉弁として、コントローラ31
に接続して開閉制御するようにしてもよい。
さらに、上記実施例では作動液容器22を1個だけ備え
た装置について説明したが、作動液容器を複数用いて作
動液の補充や、容器の交換を容易にすることもできる。
発明の効果 以上説明したようにこの発明のヒートパイプの作動液注
入装置は、作動液を貯留する密閉型の作動液容器を秤量
器上に載置するとともに、ヒートパイプ用コンテナのノ
ズル部に接続しかつ開閉弁を介装した注液管を前記作動
液容器内の液面下の底部付近に連通させ、また加圧用気
体の供給管の端部を前記作動液容器内の液面より上方に
連通させ、さらに前記注液管を分岐させて他の開閉弁を
介して真空吸引源に接続したので、ヒートパイプ用コン
テナへの沸点の低い作動液の注入を、大がかりな冷却装
置を使用しないで常温・常圧下で容易に実施することが
できる。また、夏期等に高温環境下でも効率良く作動液
の注入ができ、さらに注入量の計測を容易かつ正確に行
なうことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の作動液注入装置の構成を
示す説明図、第2図は従来例を示す説明図である。 21……作動液注入装置、22……作動液容器、23…
…注液管、23a,23c……開閉弁、23b……電磁
開閉弁、24……供給管、25……分配管、25a……
枝管、25b……注入弁、25c……アダプタ、26…
…吸気管、27……真空ポンプ、29……窒素ガスボン
ベ、30……重量計、31……コントローラ、32……
ヒートパイプ用コンテナ、32a……ノズルチューブ、
L……作動液。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂谷 益司 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−87787(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作動液を貯留する密閉型の作動液容器を秤
    量器上に載置するとともに、ヒートパイプ用コンテナの
    ノズル部に接続しかつ開閉弁を介装した注液管を前記作
    動液容器内の液面下の底部付近に連通させ、また加圧用
    気体の供給管の端部を前記作動液容器内の液面より上方
    に連通させ、さらに前記注液管を分岐させて他の開閉弁
    を介して真空吸引源に接続したことを特徴とするヒート
    パイプの作動液注入装置。
JP63088593A 1988-04-11 1988-04-11 ヒートパイプの作動液注入装置 Expired - Lifetime JPH0633973B2 (ja)

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