JPH06339476A - 胸部x線画像における間質性浸潤の幾何学的パターンの特徴を決定するための方法及びシステム - Google Patents

胸部x線画像における間質性浸潤の幾何学的パターンの特徴を決定するための方法及びシステム

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JPH06339476A
JPH06339476A JP5284883A JP28488393A JPH06339476A JP H06339476 A JPH06339476 A JP H06339476A JP 5284883 A JP5284883 A JP 5284883A JP 28488393 A JP28488393 A JP 28488393A JP H06339476 A JPH06339476 A JP H06339476A
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JP5284883A
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Shigehiko Katsuragawa
茂彦 桂川
Kunio Doi
邦雄 土井
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Arch Development Corp
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    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30004Biomedical image processing
    • G06T2207/30061Lung

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は浸潤に関連した異常の検出及び分類の
ために、胸部画像中の様々な浸潤パターンの幾何学的特
徴の定量的解析に基づくコンピュータ化された方法及び
システムを提供することを目的とする。 【構成】胸部画像をディジタル化し、特定の患者の肺の
正常、異常を分類するために多数の小さなROIについ
てテクスチャ解析が行なわれる。異常の場合は、異常の
検出領域を覆うために128×128マトリクスの大き
なROIが選択される。下にある肺組織の変動パターン
を孤立化するために2次元サーフェスフィッティングを
用いてこれらのROIの中で全体的な背景傾向補正が行
なわれる。モルフォロジーフィルタとライン強調フィル
タとを有する閾値処理を用いて得られる2つの画像から
間質性浸潤の不透明体が特定される。検出された異常パ
ターンの種類に対応するパラメータの測定により、RO
Iが小結節状、細網状及び/または細網−小結節状パタ
ーンに分類される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間質性肺疾患の存否を
判定し、間質性肺疾患が発見された場合は所定の異常種
類の固有特性に関連した検出パラメータに基づいて異常
を分類するコンピュータ化された胸部X線画像の分析方
法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】間質性肺疾患を検出し特徴付けるため
に、ディジタル胸部X線画像において肺組織を定量化す
るためのフーリエ解析技術に基づくコンピュータ化方式
が近年開発されてきた。このような方法は本出願の発明
者である土井邦雄等による米国特許第4,839,80
7号、第4,851,984号とに開示されている。こ
の方法では、従来の後方−前方(POSTERO-ANTERIOR:P−
A) 胸部X線画像が0.1ミリメートルの画素サイズと
10ビットのグレースケールを用いたドラムスキャナシ
ステムによりディジタル化されている。マトリクスサイ
ズが64×64の約20の正方形状の関心領域(RO
I)が肋間空間から選択されている。肋骨を回避するた
めに、手動による会話型操作がROIの選択処理に必要
となる。肺と胸部壁の肉眼的解剖により引き起こされた
不均一な背景傾向(trend) は、2次元の表面をROI中
の原画像にフィッティングし、フィットされた表面を原
画像から差し引くことで補正される。このようなサーフ
ェスフィッティング技術は、以降のコンピュータ化され
た分析、処理のために下にある肺組織の変動パターンの
決定を容易にする。
【0003】Rで表される2乗平均(RMS)変動と、
一般的にMで表されるパワースペクトルの1次モーメン
トとが2次元フーリエ変換により肺組織の大きさと粗さ
(細かさ)に対応した定量的な測定値として決定され
る。2次元フーリエ変換データは関数T(u,v)をも
って定義することができる。ここで、u及びvはカーテ
シアン座標系での空間周波数である。関数T(u,v)
の機能は、正常肺と異常肺との相違を強調するために低
周波数成分と高周波数成分とを抑制する手段としての人
間の視覚応答V(u,v)としてこの分野で知られてい
る他の関数による帯域フィルタ処理である。
【0004】フィルタ処理されたデータ(T(u,
v),V(u,v))から2つの組織測定値R及びMが
各ROI毎に得られる。関心領域(ROI)はこれらの
組織測定値と臨床事例から得られたデータベースとを比
較することにより正常または異常として分類されること
になる。このデータベースは正常または異常と予め判定
された肺からR及びMの平均値を求めることで得られて
いる。平均的に、正常な肺は異常な肺よりもR値が低
く、M値が高くなっている。この結果はCRTモニタに
表示され、放射線医師の診断のための「第2の意見」と
して役に立っている。
【0005】この従来の方法は、小結節状、細網状及び
細網−小結節状パターンであることから比較的はっきり
とした異常肺を識別することに有益である。しかしなが
ら、最近の研究(桂川茂彦、土井邦雄、MacMahon H, Na
kamori N, Sasaki Y, Fennessy JJ :ILO塵肺症標準
放射線写真での肺組織の定量分析(quantitative analys
is of lung texture in the ILO pneumoconioses stand
ard radiographs), Radiographics, Vol. 10, pp. 257-
269, 1990 )で明らかなように、2つの組織測定値R及
びMは様々なパターンの存在により微妙な異常肺組織を
識別することには十分ではない。これは、円形の不透明
体に対して求められた組織測定値は凹凸のある不透明体
に対する組織測定値とほとんど同一になるからである。
この結果により、胸部画像における微妙な組織パターン
の定量化と識別化への新しいアプローチが必要であるこ
とが指摘される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、間質性浸潤を検出し、異なる異常種類に固有の
所定の特徴に基づいて検出した異常の種類を分類するた
めに、胸部X線画像のコンピュータ化された分析方法及
びシステムを提供することになる。
【0007】本発明の関連する目的は、フィルタ処理さ
れた胸部X線画像から検出された塊状及び線状不透明体
の相対的面積を小結節状、細網状または細網−小結節状
である間質性浸潤の異常を特徴付けるための測定値とし
て利用することである。
【0008】本発明のさらなる目的は、背景傾向補正を
行なうためのマイクロプロセッサの処理時間を十分に短
くする最小二乗法を用いて、任意次数の多項式関数によ
り表わされる表面背景傾向補正を行なう不均一背景傾向
補正技術を提供することにある。
【0009】本発明のさらなる目的は、画像中の異常の
種類を決定するために、塊状または線状不透明体のいず
れかに対応する画像上の位置を決め、さらに塊状不透明
体と重なる線状不透明体を除去するためディジタル画像
に対してモルフォロジーフィルタ処理及びライン強調フ
ィルタからなる第1及び第2のフィルタ処理を行なう医
用画像のコンピュータ化された分析方法及びシステムを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、胸部X線画像
中の様々な間質性浸潤パターンの幾何学的特徴を定量的
に分析するコンピュータ化された方法及びシステムによ
り上述の目的を達成することができる。この分析は、決
定された異常の特徴と他の種類に異常に関する所定のデ
ータとの比較に基づく異常の検出及び分類に関する。間
質性浸潤を示す胸部X線画像で共通して発見される異常
の異なる種類は、小結節状パターン、細網状パターン及
び/または細網−小結節状パターンとを含んでいる。X
線画像中に現れるこれらの異なるパターンの種類は、臨
床事例により予め求められ、所定の患者の胸部X線画像
に対応する分析されるべきデータとの来るべき比較のた
めにメモリに記憶された異なる特徴を示す。
【0011】
【作用】本発明の方法及びシステムでは、胸部X線画像
はディジタル化され、多数の関心領域(ROI)に分割
される。これらの関心領域を分析することで、間質性疾
患の存在を示すであろう画像中の塊状または線状不透明
体を検出する。背景傾向補正された画像に2種類のフィ
ルタ処理が施され、塊状または線状不透明体の存在が強
調される。検出された塊状不透明体と重なって発見され
た線状不透明体はすべて除去され、残りの塊状及び線状
不透明体に対して演算が施され、これらの演算に基づい
て小結節状、細網状または細網−小結節状パターンへの
分類が行なわれる。このコンピュータ化された方法及び
システムにより患者のX線画像上で検出された異常パタ
ーンの種類が示され、これにより放射線医師へ患者の肺
病の可能性疑いのある部分の存在及び/またはその進行
に関する彼または彼女の初期診断への価値ある判断源を
与えることになり、誤診の可能性を低減する有益な方法
を与える。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による胸部X線
画像における間質性浸潤の幾何学的パターンの特徴を決
定するための方法及びシステムの実施例を説明する。図
面中、同一の参照番号はいくつかの図面では同一または
対応する要素を表しており、特に図1では、胸部X線写
真に基づいた間質性肺疾患の検出及び特徴化を行なうコ
ンピュータ支援診断の全体構成が示されている。先ず、
ステップ100で通常の胸部X線写真がレーザースキャ
ナにより画素サイズが0.175mm、1,024のグ
レーレベル(10ビット量子化)にディジタル化され
る。胸部X線画像の肺領域の間質性浸潤を含む関心領域
(ROI)は、組織パターンのフーリエ変換に基づくテ
クスチャ解析(ステップ200)と、正常及び異常肺の
分類(ステップ300)(これらは米国特許第4,83
9,807号と第4,851,984号とに開示されて
いるように以前に開発されていたものであり、これらの
教示内容はこの出願中に参照されている)とを用いて検
出される。さらに、現在米国特許庁に係属中の米国出願
第07/843,721号(1992年月28日出願、
土井邦雄等)による教示内容も参照されている。異常領
域の初期検出のためのROIのマトリクスサイズは16
×16もしくは32×32という比較的小さい値であ
る。本発明による幾何学的特徴分析(ステップ400)
が検出された異常領域中のROIに対して行われ、小結
節状、細網状及び細網−小結節状パターン等の間質性浸
潤の異常の特性が特徴付けられる(ステップ500)。
【0013】本発明の幾何学パターン特徴分析のための
全体の方法が図2、図3に示されている。小さなROI
上のテクスチャ解析により特定された全ての異常領域を
覆うように(上述のステップ200)、128×128
のマトリクスサイズをもつ大きなROIが選択される
(ステップ401)。孤立した異常領域に対しては、孤
立した小さなROIの中心に大きなROIの中心を選
ぶ。しかしながら、多数の異常ROIが近接して位置し
ている場合は、全ての小さい異常ROIを覆うような1
つ以上の大きなROIが選択される。これらの大きなR
OI中の不均一な背景傾向は正常肺の構造と胸部壁の厚
さの変動に起因するものであり(ステップ402)、図
6に示されるように下にある肺組織の変動パターンを孤
立するために、例えば6次の多項式表面を有する2次元
サーフェスフィッティング技術を用いて補正される。胸
部壁自体が変動量を有すものであるという事実と、正常
な構造が互いに重なっているかもしれないということか
ら、選択されたROI中の画素の濃度変動は漸次的な濃
度変化を示すことになる。背景構造の除去により変動パ
ターンの孤立化、すなわち背景傾向補正を用いたサブト
ラクション処理が行われる。
【0014】図4、図5は本発明によるシステム全体の
概略構成図である。画像メモリ11はディジタル画像入
力装置10からの入力を受け、その中に記憶されたデー
タをROI位置選択装置12及び表示装置38に出力す
る。ROI位置選択装置12はROIサイズ制御装置1
6からの出力を受けた後、分析すべき領域を決定する。
図示されているように、ROI位置選択装置12の出力
が肺組織測定値演算装置13に与えられ、上述の組織測
定が行われる。これらの肺組織測定値に基づいて、異常
肺分類装置15は肺が正常か異常かをデータベースメモ
リ14に記憶された所定の閾値データと組織データとを
比較することで決定する。もし比較の結果が肺の正常を
示すものであれば、分類装置15はこの情報をシンボル
発生装置37に出力し、シンボル発生装置37はこの事
実を表わす指示を表示装置38に出力する。しかるに、
もし肺が異常であるとの分類を受けると、その大きさが
ROIサイズ制御装置16により制御されながらROI
位置選択装置17において大きなROIが選択される。
【0015】背景傾向補正装置20で背景傾向補正を行
うために、ルックアップテーブル発生装置18は詳細は
後で述べるようにパターン発生装置19により使用され
る予め計算された値を記憶している。背景傾向補正装置
20の出力は補正画像メモリ21に出力され、記憶され
る。背景傾向補正された画像データはメモリ21からエ
ッジ勾配演算装置29、閾値処理装置24及びライン強
調フィルタ23へ同時に出力される。エッジ勾配演算装
置29の出力から、ヒストグラム演算装置31は胸部X
線画像中で検出された不透明体に対応するヒストグラム
を生成する。しかる後、ヒストグラム変動演算装置33
は値を塊状不透明体選択装置32に出力する。閾値処理
装置24は背景傾向補正画像にモルフォロジーフィルタ
リング処理を行うモルフォロジーフィルタ26に値を出
力する。孤立パターン検出装置28はモルフォロジーフ
ィルタ26から出力を受け取り、検出した孤立パターン
をエッジ勾配演算装置29、真円度演算装置30及び重
複ラインパターン除去装置27に同時に出力する。
【0016】ライン強調フィルタ23は背景傾向補正画
像のライン強調に関するデータを、強調画像の閾値処理
のために閾値処理装置25に出力する。ライン強調を行
なうために、テンプレート発生装置22は図10、図1
1で示される異なった配向のテンプレートを生成する。
塊状不透明領域演算装置36及び線状不透明領域演算装
置34により、これらの不透明領域を含む大きなサイズ
のROIに対する検出した不透明領域の面積比が求めら
れる。しかる後に、これらの2つの演算装置34,36
の出力が、異常の種類を小結節状、細網もしくは細網−
小結節状のいずれかに分類する異常種類識別装置35に
与えられる。識別装置35の出力はシンボル発生装置3
7に送られ、シンボル発生装置37はこれらの異なる種
類の異常に対応する近似シンボルを表示装置38に出力
する。表示装置38にはメモリ11からの原画像も入力
される。
【0017】間質性浸潤が基本的には塊状及び線状不透
明体からなることが、Fraser, PareJAP「胸部疾患診
断」(Duagnosis of Diseases of the Chest), Sanders,
Philadelphia, PA, 1970 から知られている。それ故、
間質性浸潤の塊状及び線状不透明体がモルフォロジーフ
ィルタとライン強調フィルタを用いて得られる2つの処
理画像から特定される。塊状不透明体を検出するため
に、例えば5〜15画素値まで5画素値毎に変化する閾
値レベルを用いて傾向補正された画像を閾値処理するこ
とにより一連の2値化画像が得られる(ステップ40
3)。閾値処理は画素データの分析を意味しており、す
なわちその値が所定の値以上かまたは以下かを判断する
ことである。最大及び最小の閾値レベルは傾向補正画像
中のピーク画素値に基づいて決定される。境界の細かな
ところを取り除き、閾値処理後に得られる抽出不透明体
の小孔を充填するために、2値化画像を基本的なモルフ
ォロジーフィルタリング技術である開(open)演算と閉(c
losed)演算(例えば、YoshimuraH., Giger M.L., Doi,
K, MacMahon H, Montner S.M., 「肺小結節検出のため
のコンピュータ化機構:非線形フィルタリング技術」(C
omputerized Scheme for Detection of Pulmonary Nodu
les: Nonlinear filtering Technique), Invest. Radio
logy, Vol. 27, pp.124-129, 1992 に開示されている)
を用いて処理される(ステップ104)。しかしなが
ら、抽出不透明体には間質性浸潤に起因する塊状不透明
体の他にも肋骨縁と大きな脈管も含まれている。したが
って、肋骨縁、大きな脈管または他の構造物から生じる
他の不透明体から塊状不透明体を識別可能とすることが
必要である。
【0018】塊状不透明体を特定するために、不透明体
の真円度と、不透明体中のエッジ勾配配向分布の不均一
性等のパラメータを利用する。抽出不透明体の真円度
は、図7で示されるように、抽出不透明体と、それと同
じ面積を持つ円内の抽出不透明体の面積比率として定義
される。一般的に、低閾値レベルで抽出した不透明体の
真円度は高閾値レベルで抽出した不透明体のそれよりも
低い値となる。これは、一般的に、低閾値レベルでは不
透明体は互いに溶け込むためである。加えて、間質性浸
潤を有する塊状不透明体の真円度は、どの閾値レベルで
も肋骨縁と大きな脈管のそれよりもたいていは大きな値
となる。したがって、5画素値の閾値レベルで0.3以
上の真円度である不透明体、及び10画素値あるいはそ
れ以上の閾値レベルで0.6あるいはそれ以上の真円度
を持つ不透明体は、間質性浸潤による塊状不透明体とし
て分類される。
【0019】米国特許庁に継続中の米国出願第07/6
17,080号と第07/843,715号に述べられ
ている重み付けエッジ勾配配向ヒストグラム分析が塊状
不透明体をさらに特定するために利用される。10画素
値に等しい閾値レベルで抽出された不透明体の境界に沿
って各画素にゾベル演算子(Sobel operator)を用いてエ
ッジ勾配とその配向を得る。さらに、各配向間隔で勾配
値を累積することにより重み付けエッジ勾配配向ヒスト
グラムが得られる。図8と図9は間質性浸潤による肋骨
縁と塊状不透明体についての重み付けエッジ勾配配向ヒ
ストグラムをそれぞれ示している。これらの図より、肋
骨縁についてのヒストグラム中の勾配累積値の変動は塊
状不透明体のそれよりも非常に大きいことがわかる。ヒ
ストグラム中の累積勾配値の相対標準偏差(これは標準
偏差値を平均勾配値で割った値に対応している)はヒス
トグラムの変動の大きさを示し、間質性浸潤を有する塊
状不透明体を特定するための測定値として使用される。
すなわち、0.80以上の相対標準偏差を持つ不透明体
は肋骨縁もしくは大きな脈管として分類されることにな
る。上述の特徴抽出処理がステップ405で行われる。
これらの値から、不透明体が塊状不透明体であるかまた
は他の種類の不透明体であるかがステップ406で決定
される。
【0020】線状不透明体はライン強調フィルタを傾向
補正画像に適応することにより検出される(ステップ4
07)。ライン強調フィルタは、図10で示されている
ように、検出されるべきラインの可能な配向のうちの8
つの方向に対応する8つのテンプレートから構成されて
いる。図10の(a)に示すテンプレートの拡大図を図
11に示す。このテンプレートの出力値E1 は以下のよ
うに定義される。
【0021】E1 =2B−A−C (B>A、B>Cの
場合であり、しかもこの場合のみ),=0
(他の場合) ここで、
【0022】
【数1】
【0023】Ai ,Bi 及びCi はX線撮影によるノイ
ズを低減するためのものであり、斜線で示された正方形
中に含まれる4つの画素の平均画素値である。当該画素
に対するライン強調フィルタの最終的な出力値Eは以下
の計算式により8つのEs の最大値により求められる。
【0024】E=Max{E1 ,E2 ,E3 ,E4 ,E
5 ,E6 ,E7 ,E8 } 低コントラストのラインと短いラインとがフィルタ出力
値及び検出したラインパターンの長さを閾値処理するこ
とにより除去される(ステップ408)。ライン強調フ
ィルタにより抽出されたラインのいくつかは以前に検出
された塊状不透明体に重なっている。これは、塊状不透
明体のいくつかは塊状不透明体の縁に沿って急峻なライ
ンパターンを形成する傾向にあるからである。それ故、
塊状不透明と重なったラインパターンを除去することに
より(ステップ409)、間質性浸潤による線状不透明
体が最終的に特定される(ステップ410)。
【0025】その後、異なる不透明体の特性を示す測定
値として利用される塊状及び線状不透明体の全面積を求
めることにより、間質性浸潤の異常パターンを分析する
(ステップ411)。小結節状パターンがROI中に主
に含まれている場合、塊状不透明体の面積が比較的大き
くなる。一方、細網状パターンがROIに主に含まれて
いる場合は、塊状不透明体の面積は小結節状パターンの
面積よりも小さくなり、線状不透明体の面積は塊状不透
明体の面積よりも大きくなる。塊状及び線状の両不透明
体の面積は細網−小結節状パターンを有するROI中で
は一般に大きい。それ故、特定の種類の塊状不透明体は
上述のパラメータに基づく本発明による自動化検出機構
により求めることができる。正常な肺に対する塊状及び
線状の両不透明体面積は異常肺のそれに比べて非常に小
さいものであることに注意すべきである。
【0026】以上述べたように、2種類の不透明体、す
なわち線状不透明体及び塊状不透明体を独立して検出す
るために2つのフィルタリング処理方法が利用される。
しかしながら、いくつかの塊状不透明体(密度の高い凝
集物)は線状不透明体に類似した不透明体を含んでい
る。したがって、ライン強調フィルタに関しては、塊状
不透明体のいくつかの部分は線状不透明体を示すことに
なるので、このような塊状不透明体と重なる線状不透明
体のみが除去されることになる。しかしながら、ライン
強調フィルタリング処理により検出され塊状不透明体と
重ならない他の独立した線状不透明体がある。これらの
真の線状不透明体は塊状不透明体と同様に分析される。
【0027】上述のコンピュータ化された方法は実際に
臨床事例での幾何学パターン特徴の分析に応用された。
図12〜図17はこの方法のいくつかの段階におけるコ
ンピュータの出力画像を示すX線写真である。図12は
細網−小結節状パターンを有する原画像を示すものであ
る。図13は閾値処理(閾値画素値=10)を行い、さ
らに3×3の正方形核を有するモルフォロジーフィルタ
を用いて得られた2値化画像の輪郭を示すものである。
肋骨縁と大きな脈管とは、図14で示されるように、不
透明体の真円度とエッジ勾配ヒストグラムの特性を求め
た後に除去されている。ライン強調フィルタの出力が図
15に示されている。図16は図13で検出された肋骨
縁等の塊状または他の形状の不透明体とラインパターン
と重なりを示すものである。図17は塊状及び線状不透
明体の混在を示す最終的な出力画像である。これらの結
果から、間質性浸潤によるほとんどの塊状及び線状不透
明体は肋骨縁を除去した後で検出することができること
が明らかとなる。
【0028】図18〜図21は1つの正常肺と、小結節
状、細網状及び細網−小結節状パターンの3つの異常肺
の拡大胸部画像の一部分を示すものである。各胸部画像
に対する唯一のROIがこの比較のために選択される。
幾何学的パターン特徴についてのそれぞれの測定値が図
22に示されている。塊状及び線状不透明体の相対面積
は、塊状及び/または線状不透明体を含むROI中に占
有される塊状及び線状不透明体の全面積に対するそれぞ
れの比率として定義されている。小結節状パターンは塊
状不透明体の大きな相対面積を示すことは明らかであ
る。一方、細網状パターンは塊状不透明体の小さな相対
面積を示し、その線状不透明体の相対面積は正常肺のそ
れよりも極めて大きなものとなる。細網−小結節状パタ
ーンは塊状及び線状不透明体の大きな相対面積を示して
いる。これらの結果により、幾何学的パターンについて
のこれら2つの測定値を用いて胸部画像中に含まれてい
る間質性浸潤に起因する異常パターンの3つの異なる種
類を識別することができることが示される。
【0029】任意次数の多項式により表わされた表面に
対する不均一背景傾向補正を行うための新しい技術も、
本発明に用いられるX線画像中に存在する不均一な背景
変動の自動的な傾向補正を行う際のコンピュータの演算
時間を極めて減少する手段として、実現された。この新
しい背景傾向補正方法を以下で詳細に述べる。
【0030】肺領域において観察された光学濃度の変動
は、肺と胸部輪郭(背景)の肉眼的解剖組織に起因する
変動と、間質性疾患に関係する下にある微細な組織に起
因する変動とからなる。したがって、明白な全肺組織か
ら微細組織を分離可能なことが重要である。このコンピ
ュータ化された幾何学的特徴分析において、128×1
28のマトリクスサイズ(フィルム上で22.4mm×
22.4mm)の比較的大きなROIが使用されてお
り、その結果、不均一な背景傾向は、図1のステップ2
00でテクスチャ解析を行なうために利用されたものよ
りも高次数の2次元多項式表面を用いて評価されなけれ
ばならない。この目的のために、本発明では、最小二乗
法を用いて任意次数の多項式表面を用いる不均一背景傾
向補正を実行する改良技術が用いられている。
【0031】従来、米国特許第4,839,807号及
び第4,851,984号で述べられているように、2
次または3次の2次元多項式サーフェスフィッティング
技術が使用されていた。この従来技術では、2次または
3次の多項式表面の6乃至10の係数のそれぞれが最小
二乗法に基づいて計算されている。高次の2次元多項式
表面に対して必要とされる係数の数は多項式表面の次数
が増加するにつれて急速に増加するので、従来技術では
必要な係数の全てを求めるための従来の技術を用いるこ
とは非常に困難であり、処理時間もかかっていた。しか
しながら、ROIの大きさが比較的小さい、例えば32
×32もしくは64×64の場合、背景傾向の変動が比
較的スムーズであるから、3次より高次の多項式表面を
用いる必要はない。背景傾向はROIサイズが増加する
につれてより複雑になっていくので、より高次の多項式
表面を使用する必要がある。本発明では、全ての係数を
得るための効果的な方法と同様に、高次の多項式表面の
係数の一般的な解法が得られる。この新しい技術では、
通常のX線撮影法、ディジタルX線撮影法、コンピュー
タ断層撮影法、磁気共鳴画像化法、超音波画像化法及び
核医学画像化法から得られる多数の異なる種類の医用画
像に対する定量及び定性分析に背景傾向補正が利用でき
る。
【0032】高次の2次元多項式のフィッティング処理
の新規な点は、大きな領域に対しては、小結節状、細網
−小結節状及び細網状間の相違に関して相対的に大きな
ROIが使用され、したがって背景傾向の濃度変動を極
めて複雑にすることができるという点である。例えば、
32×32もしくは16×16サイズの小さなROIで
は、濃度変化は比較的漸次である。したがって、低次の
多項式フィッティング処理で十分である。しかしなが
ら、大きなROI(128×128サイズ)では、これ
らの領域は心臓またはその影のような大きな脈管または
肋骨を含んでいるかもしれない。それ故、これらの比較
的複雑な濃度変動に適合するために、フィッティング関
数表面は複雑でなければならない。したがって、より高
次の多項式関数が必要とされる。位置(x,y)でのn
次の多項式表面F(x,y)の一般式は次のように表わ
される。
【0033】
【数2】
【0034】ここで、a1 は多項式表面の係数を表わし
ている。実際の表面(画素値)Fx,y とフィットされた
表面F(x,y)との二乗誤差Eは以下のように定義さ
れる。
【0035】
【数3】 ここで、N及びMはx及びy方向でのマトリクスサイズ
をそれぞれ示している。Eを最小にするために、以下の
式が得られる。
【0036】
【数4】
【0037】ここで、m=1,2,…,kであり、k=
1,2,…n+1である。式(4)は以下のように行列
演算の形で表わすことができる。 BA=C (5) ここで、
【0038】
【数5】
【0039】したがって、係数Aの行列は次の行列演算
から導くことができる。 A=B-1C (6) ここで、B-1は行列Bの逆行列である。
【0040】式(5)で、行列BはROI中の全ての位
置(x,y)の項からのみからなるが、行列Cは画素値
x,y の項を含む。したがって、同一のマトリクスサイ
ズを有する多数のROIを所定次数の多項式表面で補正
しなければならない場合、Cを計算する前にB-1を求め
ることができ、B-1の再計算をすることなく繰り返し用
いることができる。加えて、行列Bは対称であり、同じ
値の多数の要素を有している。例えば、行列Bの要素B
(4,1)の値はΣΣx2 に等しく、これはまた他の2
つの要素B(1,4)とB(2,2)の値にも等しい。
行列Bでの演算数を減らすために、図23に示されるよ
うなルックアップテーブルが作られている。このテーブ
ルは行列Bに対応するものであり、行列Bの要素が以前
に求められた他の要素とは異なるx,yの累乗を有して
いる場合、x及びyの累乗を示している。例えば、行列
要素B(i,j)の位置(i,j)でのルックアップテ
ーブルL(1,i,j)での値は1であり、L(2,
i,j)及びL(3,i,j)はp,qをそれぞれ示す
ことになる。したがって、行列Bの要素はB(i,j)
=ΣΣxpq により求められる。しかしながら、行列
Bの要素が以前に求められた要素と同じx,yの累乗を
有している場合は、ルックアップテーブルはx,yの同
じ累乗を持つ行列要素の位置を示すことになる。このよ
うな場合、ルックアップテーブルL(1,i,j)は0
となり、L(2,i,j)及びL(3,i,j)はk及
びlをそれぞれ示すことになる。したがって、行列Bの
要素が再計算をせずに、B(i,j)=B(k,l)に
より得られる。
【0041】他の方法として、行列B内の演算の数をさ
らに減らすために改良したルックアップテーブルL’が
作成された。このルックアップテーブルL’の構造を図
24に示す。L’の要素は次の式により定義される。
【0042】 L’(p,q)=ΣΣxpq (p+q≦2n) (7) p+qは常に2nに等しい、あるいはそれ以下であるの
で、ルックアップテーブルL’は行列Bを求める前に求
められる。行列Bの要素がそれぞれ累乗p及びqを持つ
項x,yを含むものであれば、行列Bの要素は計算の必
要がなくB(i,j)=L’(p,q)により求められ
る。ルックアップテーブルL’で計算されるべき要素の
数はルックアップテーブルLでのそれと同じである。し
かし、ルックアップテーブルL’の大きさは小さいの
で、コンピュータのメモリはかなりに節約できる。加え
て、ルックアップテーブルL’を使用することにより、
ルックアップテーブルLの内容を調べることに要求され
る多くの照合処理が不要になり、これによりCPUの処
理時間が短くなる。例えば、10次の多項式表面の場
合、行列Bを作成するためには2,211個の要素を計
算する必要がある。しかるに、ルックアップテーブルL
もしくはL’を使用すれば、行列Bを作成するためには
わずか231個の要素を計算するだけでよい。それ故、
行列Bで計算されるべき要素の個数が上述の方法により
実質的に低減されたことになる。したがって、x,yの
累乗p及びqの検索は整数の加算と減算のみを使用する
だけであり、CPUの処理時間は短くて済む。一方、x
pq を計算するには極めて長いCPUの処理時間を必
要とする。
【0043】さらに、式(7)に類似し逆行列B-1に対
応する他の種類のルックアップテーブルを作成すれば、
行列Bの計算を行う必要なく直接この逆行列B-1を求め
ることができる。大きなROIでの不均一背景傾向補正
に関する計算時間を減らすために、行列Bのこれらの特
徴を利用することは重要である。図25は128×12
8マトリクスサイズのROIについてのルックアップテ
ーブルLを使用した場合と、使用しなかった場合での計
算時間の比較を示している。逆行列B-1を予め計算する
ことにより著しく計算時間が短くなっていることが分か
る。
【0044】本発明は上述した実施例に限定されず、種
々変形して実施可能である。上述の教示内容を照らし
て、本発明に対して様々な修飾及び変形が可能であるこ
とは自明なことである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、間
質性浸潤を検出し、異なる異常種類に固有の所定の特徴
に基づいて検出した異常の種類を分類するために、胸部
X線画像のコンピュータ化された分析方法及びシステム
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】胸部X線画像中の間質性浸潤を検出するための
コンピュータ支援診断技術の全体構成を示した基本的な
概念図。
【図2】図3とともに本発明に係わる幾何学的パターン
特徴分析技術の全体的な流れを示す図。
【図3】図2とともに本発明に係わる幾何学的パターン
特徴分析技術の全体的な流れを示す図。
【図4】図5とともに本発明に係わるシステムを示した
概略ブロック図。
【図5】図4とともに本発明に係わるシステムを示した
概略ブロック図。
【図6】原画像の不均一構造への背景傾向補正を説明す
るための概念図であり、背景傾向補正が施された後の6
次の多項式表面に対する傾向補正画像を示す。
【図7】塊状不透明体の真円度を計算する方法を示す
図。
【図8】肋骨縁の重み付けエッジ勾配配向ヒストグラム
を示す図。
【図9】塊状不透明体の領域中の重み付けエッジ勾配配
向ヒストグラムを示す図。
【図10】線状不透明体の検出に使用されるライン強調
フィルタリング処理に利用される様々なテンプレート配
置を示す図。
【図11】図10に示すテンプレート(a)の拡大図。
【図12】細網−小結節状パターンを持つ原画像を示す
X線写真。
【図13】閾値処理とモルフォロジーフィルタリング処
理により得られた2値化画像の輪郭を示すX線写真。
【図14】肋骨縁と大きな脈管とを除去した後の画像を
示すX線写真。
【図15】本発明のコンピュータ化された幾何学パター
ン特徴分析によるライン強調フィルタリング処理の出力
を示すX線写真。
【図16】検出された塊状不透明体と共に、ライン強調
フィルタの出力を示すX線写真。
【図17】本発明のコンピュータ化されたパターン特徴
分析技術により検出された塊状及び線状不透明体の最終
表示を示すX線写真。
【図18】正常肺を示すX線写真。
【図19】小結節状パターンを示すX線写真。
【図20】細網状パターンを示すX線写真。
【図21】細網−小結節状パターンを示すX線写真。
【図22】本発明の方式により得られた各対応する測定
値を示す図。
【図23】任意次数の多項式関数に対する背景傾向補正
を行なうために用いられる第1のルックアップテーブル
Lを示す図。
【図24】図23のルックアップテーブルを改良した他
のルックアップテーブルL’を示す図。
【図25】ルックアップテーブルの使用及び不使用によ
る背景傾向補正に要する処理時間の短縮を説明するため
の図。
【符号の説明】
10…ディジタル画像入力装置、11…画像メモリ、1
2…ROI位置選択装置、13…肺組織測定値演算装
置、14…データベースメモリ、15…異常肺分類装
置、16…ROIサイズ制御装置、17…ROI位置選
択装置、18…ルックアップテーブル発生装置、19…
2次元表面パターン発生装置、20…背景傾向補正装
置、21…補正画像メモリ、22…テンプレート発生装
置、23…ライン強調フィルタ、24,25…閾値処理
装置、26…モルフォロジーフィルタ、27…重複ライ
ンパターン除去装置、28…孤立パターン検出装置、2
9…エッジ勾配演算装置、30…真円度演算装置、31
…ヒストグラム演算装置、32…塊状不透明体選択装
置、33…ヒストグラム変動演算装置、34…線状不透
明領域演算装置、35…異常種類識別装置、36…塊状
不透明領域演算装置、37…シンボル発生装置、38…
表示装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の肺のディジタル胸部画像中の塊状
    及び線状不透明体を含む間質性浸潤の幾何学的パターン
    の特徴を決定する方法において、 a)該ディジタル胸部画像を得るステップと、 b)該画像の異常領域を検出するために該ディジタル胸
    部画像にテクスチャ解析を行うステップと、 c)該テクスチャ解析に基づいて患者の肺を正常または
    異常として分類するステップと、 d)該テクスチャ解析中に検出された異常領域の1つ、
    または複数を囲むように複数の関心領域を選択するステ
    ップと、 e)該選択された関心領域に不均一背景傾向補正を施す
    ステップと、 f)塊状不透明体及び線状不透明体の検出のために該背
    景傾向補正された画像に第1及び第2の種類のフィルタ
    処理をそれぞれ施すステップと、 g)該関心領域内の該塊状不透明体に重なる線状不透明
    体を除去するステップと、 h)3つの種類のパターンに対応する計算されたパラメ
    ータに基づいて、該検出塊状及び線状不透明体を小結節
    状、細網状、または細網−小結節状パターンに分類する
    ステップとを具備することを特徴とする幾何学的パター
    ン特徴決定方法。
  2. 【請求項2】 前記塊状及び線状不透明体を分類するス
    テップは該塊状及び線状不透明体の種類に対応するパラ
    メータを求めるステップを具備し、該パラメータは選択
    された不透明体を含む関心領域の面積に対する該選択さ
    れた不透明体の面積の比に等しいことを特徴とする請求
    項1に記載の幾何学的パターン特徴決定方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の種類のフィルタ処理は a)所定の画素間隔の傾向補正された画像に閾値処理を
    施すことにより該背景傾向補正された画像の2値化画像
    を得るステップと、 b)該2値化画像のモルフォロジーフィルタ処理を行う
    ステップと、 c)該モルフォロジーフィルタ処理された画像に特徴抽
    出処理を行うステップを具備することを特徴とする請求
    項1に記載の幾何学的パターン特徴決定方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の種類のフィルタ処理は a)該背景傾向補正された画像にライン強調フィルタ処
    理を行うステップと、 b)該ライン強調フィルタ処理された画像に閾値処理を
    施すステップとを具備することを特徴とする請求項1に
    記載の幾何学的パターン特徴決定方法。
  5. 【請求項5】 前記ステップ(e)は a)2n×2nサイズの値を有する第1の行列形状のル
    ックアップテーブルを作成(nは選択された関心領域の
    背景傾向補正に使われる多項式表面を表わす関数の次数
    に等しい)するステップと、 b)第2の行列の全ての値を決めるために該ルックアッ
    プテーブルに含まれる値に対応する値を用いて第2の行
    列を作成するステップと、 c)該第2の行列の逆行列に等しい第3の行列を作成す
    るステップと、 d)係数からなる第4の行列を求めるステップと、 e)該第4の係数を用いてn次の多項式表面を表わす関
    数を作成するステップと、 f)該選択された関心領域Iに含まれる画像データから
    n次の関数を減算するステップとを具備することを特徴
    とする請求項1に記載の幾何学的パターン特徴決定方
    法。
  6. 【請求項6】 ディジタル胸部画像中の塊状及び線状不
    透明体を含む間質性浸潤の幾何学的パターンの特徴を決
    定する方法において、 a)ディジタル胸部画像を得るステップと、 b)1つ、またはそれ以上の隣接画素にそれぞれ対応す
    る複数の関心領域を選択するステップと、 c)該胸部画像に背景傾向補正を施すステップと、 d)特徴抽出技術を利用して該背景傾向補正された画像
    中の塊状不透明体を検出するために、該背景傾向補正さ
    れた画像にモルフォロジーフィルタ処理を施すステップ
    と、 e)該背景傾向補正された画像中の線状不透明体を検出
    するために、該背景傾向補正された画像にライン強調フ
    ィルタ処理を施すステップと、 f)該検出された塊状不透明体に重なる線状不透明体を
    除去するステップと、 g)各不透明体の種類に対応し、選択された不透明体を
    含む関心領域の面積に対する該選択された不透明体の面
    積の比に等しいパラメータを決定することにより、該検
    出された不透明体を分類するステップとを具備すること
    を特徴とする幾何学的パターン特徴決定方法。
  7. 【請求項7】 患者の肺のディジタル胸部画像中の塊状
    及び線状不透明体を含む間質性浸潤の幾何学的パターン
    の特徴を決定するシステムにおいて、 該ディジタル胸部画像を得る手段と、 該画像の異常領域を検出するために該ディジタル胸部画
    像にテクスチャ解析を行う手段と、 該テクスチャ解析に基づいて患者の肺を正常または異常
    として分類する手段と、 該テクスチャ解析中に検出された異常領域の1つ、また
    は複数を囲むように複数の関心領域を選択する手段と、 該選択された関心領域に不均一背景傾向補正を施す手段
    と、 塊状不透明体及び線状不透明体の検出のために該背景傾
    向補正された画像に第1及び第2の種類のフィルタ処理
    をそれぞれ施す手段と、 該関心領域内の該塊状不透明体に重なる線状不透明体を
    除去する手段と、 3つの種類のパターンに対応する計算されたパラメータ
    に基づいて、該検出塊状及び線状不透明体を小結節状、
    細網状、または細網−小結節状パターンに分類する手段
    とを具備することを特徴とする幾何学的パターン特徴決
    定システム。
  8. 【請求項8】 胸部画像中の塊状及び線状不透明体を含
    む間質性浸潤の幾何学的パターンの特徴を決定するシス
    テムにおいて、 該胸部画像の選択された画素を含む隣接画素の格子を形
    成するために、ディジタル化された胸部画像を得る手段
    と、 1つ、またはそれ以上の隣接画素にそれぞれ対応する複
    数の関心領域を選択する手段と、 該胸部画像に背景傾向補正を施す手段と、 特徴抽出技術を利用して該背景傾向補正された画像中の
    塊状不透明体を検出するために、該背景傾向補正された
    画像にモルフォロジーフィルタ処理を施す手段と、 該背景傾向補正された画像中の線状不透明体を検出する
    ために、該背景傾向補正された画像にライン強調フィル
    タ処理を施す手段と、 該検出された塊状不透明体に重なる線状不透明体を除去
    する手段と、 各不透明体の種類に対応し、選択された不透明体を含む
    関心領域の面積に対する該選択された不透明体の面積の
    比に等しいパラメータを決定することにより、該検出さ
    れた不透明体を分類する手段とを具備することを特徴と
    する幾何学的パターン特徴決定システム。
JP5284883A 1992-11-25 1993-11-15 胸部x線画像における間質性浸潤の幾何学的パターンの特徴を決定するための方法及びシステム Pending JPH06339476A (ja)

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