JPH0633914U

JPH0633914U - 着がえケープ

Info

Publication number: JPH0633914U
Application number: JP7968292U
Authority: JP
Inventors: 光子星野
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1992-10-07
Filing date: 1992-10-07
Publication date: 1994-05-06

Abstract

(57)【要約】【目的】ゴムとホックの使用によって，機能的
な用途に設定した。従来の狭い脱衣所から解放され，ど
こでも，いつでも安心して着がえられる様裁断し目的の
便宜を計った。【構成】正方形の布地にゴムと凹凸ホックを使
用し，収納袋を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、正方形の布地にゴムとホックを使用した着替えケープの縫製に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、円形の肩掛けケープやショール等はあるが、着がえケープとして利用するには使用上合理的でない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のケープはファッション感覚的存在に縫製してあり着がえケープとして利用するには根本的に裁断が異なり使用不可能である本考案

【図３】で説明すれば躰全体を隠すための身頃を創り、衿元から袖口まで縫目なしのオープンにし肩にはずしやすい凸凹ホックを取り付けるこのホックの作用によっていつでも、どこでも簡単に着がえができるよう考案した。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

身頃（１）の両肩（４）にはずしやすい凸凹ホック（３）を取りつけるそして、衿（２）にゴムを使い携帯に便利であるように収納袋（５）を設ける収納袋のフタにもはずしやすいホックを取り付け飾りボタンを表面に取り付ける。本考案は、以上のような構成よりなる着がえケープである。

【０００５】

【作用】

イ．ケープの使い方、ケープ身頃（１）をすっぽり肩までかぶる（前後なし）上衣を脱ぐ場合、ゆったりしている身頃（１）の中では自由に躰が動くので従来通りの方法で脱げば良い。ロ．上衣を着る場合、ケープ（１）の上から直に着て両肩ホック（３）をはずしケープの身頃（１）を下へ引き落とす。ハ．かぶりの服を脱ぐ場合、ケープ身頃（１）の中で服の袖を胸元付近にたくし上げ首よりのホック（３）をはずし腕をそこから上へ出して袖を引き抜く、両方同じ最後衿（２）から頭を脱げば良い。ニ．下半身を着がえる場合、胸元付近に衿（２）のゴムを固定させ、袖口より手を入れて行う。ホ．使用後は、ケープ身頃（１）の双方を身頃の中心に寄せ集め上位部に向かって三回巻き上げ収納袋（５）を裏返し収納フタを引き出し小さくまとめる。

【０００６】

【実施例】

以下本考案の実施例について説明しますイ．携帯の便宜を考慮し、生地の素材として軽くて量ばらないもの更に透明度がなく滑りやすい材質を使用する。ロ．この裁断は、成人女性の標準サイズに適しており９０センチ角正方形の布地二枚を合せ、袖口（６）下の脇、縫い代点線を約４５センチ位縫い合わせ裾開口（８）を作るハ．衿（２）となる箇所の三角部分は約６２センチ位の長さにし身頃（１）側へ折る、この三角部分を利用して収納袋（５）にする、もう一枚の身頃三角部分は必要がないのでゴム通しのミシンステッチ

【図３】を掛けて切り落とす。ニ．収納袋とし身頃（１）側へ折り込んだ三角部分

【図３】のようにミシンステッチで収納袋（５）を縫いフタの裾に緑飾りを施し凸凹ホック等を取り付け飾りボタンをつけて収める工夫をすれば楽しんで使う事が出来る。ホ．衿（２）は、下半身の着がえが仕易いようにゴムを使用するが、このゴムは平ゴム、丸ゴム、糸ゴムどのタイプを利用しても構わない又、ゴムを縫い付けても良いすべて自由好みでゴムの長さ約５０センチ程度が理想である。ヘ．袖口（６）下の点線（７）の縫い止りから丸みのカーブで裾開口部を作り裏返して素にする

【図４】。ト．機能的に活用するため、肩（９）から袖口（６）まで縫目なし。チ．肩（４）に使用した凸凹ホックは、はずしやすい部分が最適であるから、機械で打ち込むような凸凹ホックは好ましくない又、取り付ける両面は身頃（１）の肩（４）どちら側に付けても良いが、一面の肩身頃に重なる様に付けるのが条件である、出来上がりの図

【図５】

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、このような構成であり、これを使用する場合縫目なしの肩（４）が大きく開口し、脱着の場合肩に施した凸凹ホックの利用によりケープ身頃（１）が下へ落ちる仕組であり裸体を露出することがない、脱衣所のない海岸、こみ合うプールでの脱衣所順番待ちに時間を費やすことなく人前でも着がえる事が出来る、特に小、中、高生女生徒の体育、水泳授業の着がえは人目が気になる、このような悩みを重視して考案してある又、使用途はあらゆる場にあり、例えば入院中のベットの上などで利用してもよい、使用後は小さく収納できる

【図５】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の原型図

【図２】本考案の衿と裾の製図

【図３】本考案の中表にし、ミシンステッチ、凸凹ホ
ックを施した図

【図４】本考案の身頃

【図３】を裏返し、衿にゴムを通した衿開口正面図

【図５】本考案の出来上がり正面図

【図６】本考案の収納出来上がり正面図

【符合の説明】

１．身頃２．衿３．凹凸ホック４．肩５．収納袋６．袖口７．縫い代８．開口部（裾） ………… ミシンステッチ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ケープの見頃（１）の衿（２）にゴムを
設け、肩（４）に凸凹ホック（３）を設け、収納ポケッ
ト（５）を設けた着がえケープ