JPH06338868A - 遠隔制御用データ多重化方式 - Google Patents

遠隔制御用データ多重化方式

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JPH06338868A
JPH06338868A JP12671393A JP12671393A JPH06338868A JP H06338868 A JPH06338868 A JP H06338868A JP 12671393 A JP12671393 A JP 12671393A JP 12671393 A JP12671393 A JP 12671393A JP H06338868 A JPH06338868 A JP H06338868A
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JP
Japan
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data
remote control
channel
frame
control data
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JP12671393A
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English (en)
Inventor
Minoru Miyazaki
実 宮崎
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的にチャネルデータ(ユーザデータ)
と、相手側の伝送装置を遠隔制御するための遠隔制御用
データとを多重し得る。 【構成】 24チャネルのユーザデータが64kbps
のフレームに多重化されると(図1(A))、偶数チャ
ネル(チャネル2、4など)に設けられている空きビッ
トのフレーム同期用ビットFに切換信号のタイミング
(図1(C))によって、このタイミングのときに制御
用データ(図1(B))、を空きビットのフレーム
同期用ビットFに挿入設定する。この様にして、最終的
な送信用多重化データを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は遠隔制御用データ多重
化方式に関し、特に伝送装置の遠隔制御のための遠隔制
御用データの多重化方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、伝送装置はいろいろな通信システ
ムで重要な役割を果たしている。この伝送装置の役割
は、例えば、ユーザデータを伝送することにある。そし
て、最近の動向として伝送装置を遠隔地から制御するシ
ステムが必要とされている。
【0003】この様な必要性は、伝送装置が設置される
所は、必ずしも操作者がいるとは限らないことと、これ
に伴って、この伝送装置に対する制御や保守などを、遠
隔で制御したいなどの要請から生じている。
【0004】図2は従来の一例の伝送装置に対する遠隔
制御を行い得る伝送システムの構成図である。この図2
において、例えば、伝送装置1はユーザ端末装置2
ch1〜2ch24からのユーザデータを取り込み、そ
して、多重化して伝送路6を通じて相手側伝送装置4に
伝送させる。そして、図2の相手側伝送装置4は、多重
化されているユーザデータを分離出力して、相手側端末
装置5ch1〜5ch24に与える。
【0005】ここで、図2の遠隔制御装置3は、伝送装
置1、4に対して遠隔制御を行う。この遠隔制御のため
に、制御用データを伝送装置1、4に対して与える。こ
の制御用データは、伝送速度の制御を行うための制御用
データや、ユーザ端末装置2、5から伝送装置1、4に
対する要求(RS:Request to Send)
と、この要求に対する伝送装置1、4から端末装置2、
5に対する応答(CS:Clear to Send)
などを行うときの、要求・応答に対する時間などを制御
する制御用データが含まれる。更に、ユーザデータのキ
ャラクタ長の制御を行うための制御用データなども含ま
れる。これらの制御用データを伝送装置1、4などに与
えて、取り込まれるユーザデータに対する制御を行うも
のである。
【0006】尚、上述の図2の伝送システムにおいて
は、伝送装置1はユーザ端末装置2 h1〜2ch24
の24個の端末装置からのユーザデータを取り込んで多
重化している。この多重化によって24マルチフレーム
を形成している。
【0007】図3、図4は、この24マルチフレームの
フレーム構成の例である。この図3において、ユーザ端
末装置2ch1〜2ch24の各2400bpsのユー
ザデータを多重化して64kbpsの多重化データを形
成している。即ち、端末装置2ch1〜2ch24から
のユーザデータは各チャネルを18ビットD1〜D18
を単位として、伝送装置1に取り込み、フレーム同期用
ビットFとステータスビットSとを付加して各チャネル
20ビットとして24マルチフレームを構成している。
【0008】そして、図3のフレームの中の1チャネル
のデータ伝送用ビットD1〜D18を上述の制御用デー
タの伝送のために使用している。そして、フレーム同期
用ビットFは、どの20ビット(F、D1〜D18、
S)が何チャネル目のデータであるかを認識するために
使用する。また、ステータスビットSは、RS−CD伝
送に使用する。
【0009】図4は、上述の図3の24マルチフレーム
のフレーム同期用ビットFのパターンを表している。こ
の図4において、このフレーム同期用ビットFのパター
ンは24ビットMF1〜MF24で構成されている。先
頭のMF1は対局警報ビットBであって、MF3〜MF
23までの奇数ビット11ビットにフレーム同期用ビッ
トパターンが設定される。尚、上記対局警報ビットB
は、伝送路の異常を対局装置に知らせるために使用され
る。
【0010】即ち、MF3〜MF23に、フレーム同期
用ビットパターンが、例えば、『10000 0110
0 1』と設定されている。つまり、MF1〜MF24
の中で、奇数フレーム12フレームには、対局警報ビッ
トBと11ビットのフレーム同期用ビットパターンだけ
が設定されている。従って、MF1〜MF24の中の偶
数フレームは、空きビットとされ、ビットデータ0が設
定されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の様な伝送システ
ムによって、遠隔制御装置3は伝送装置1、4を制御す
ることができた。
【0012】しかしながら、上述の図3、図4に示した
様に、制御用データの伝送のためにフレーム中の1チャ
ネル分を使用するため、ユーザ端末装置2からのユーザ
データの24チャネル分のチャネルデータの内、23チ
ャネル分のチャネルデータだけしか伝送できない場合が
ある。
【0013】従って、遠隔制御を行うためには、本来の
ユーザデータの伝送効率を低下せざるを得ないという問
題がある。更に、伝送装置に対する制御用データのデー
タ量が更に多く必要となると、更に、ユーザデータ伝送
量を減らさざるを得ないということも起こり得た。
【0014】この発明は、以上の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的とする所は、効率的にチャネルデー
タ(ユーザデータ)と、相手側の伝送装置を遠隔制御す
るための遠隔制御用データとを多重し得る遠隔制御用デ
ータ多重化方式を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この第1の発明は、以上
の目的を達成するために、相手側の伝送装置を遠隔制御
するための遠隔制御用データが送信側の伝送装置に与え
られ、この送信側の伝送装置は少なくとも2以上のチャ
ネルデータと上記遠隔制御用データとフレーム同期用情
報とをフレームに多重化し、多重データを生成する遠隔
制御用データ多重化方式において、以下の特徴的な構成
で実現した。
【0016】つまり、第1の発明は、フレーム同期用情
報を奇数チャネルデータに付加し、上記遠隔制御用デー
タを偶数チャネルデータに付加して上記多重データを生
成する、又は、フレーム同期用情報を偶数チャネルデー
タに付加し、上記遠隔制御用データを奇数チャネルデー
タに付加して上記多重データを生成することを特徴とす
る。
【0017】また、第2の発明は、相手側の伝送装置を
遠隔制御するための遠隔制御用データが送信側の伝送装
置に与えられ、この送信側の伝送装置はチャネルデータ
と上記遠隔制御用データとフレーム同期用情報とを多重
化し、多重データを生成する遠隔制御用データ多重化方
式において、以下の特徴的な構成で実現した。
【0018】つまり、第2の発明は、フレーム同期用情
報を奇数フレームに設定し、遠隔制御用データを偶数フ
レームに設定して上記多重データを生成する、又は、フ
レーム同期用情報を偶数フレームに設定し、遠隔制御用
データを奇数フレームに設定して上記多重データを生成
することを特徴とする。
【0019】
【作用】この第1の発明の遠隔制御用データ多重化方式
によれば、奇数チャネルデータ又は偶数チャネルデータ
に遠隔制御用データを付加して多重データを生成するこ
とで、各チャネルデータを削減すること無くフレームを
構成できる。
【0020】例えば、フレーム中の奇数チャネルデータ
に遠隔制御用データを付加する場合、奇数チャネルとし
て、チャネル1、3、5、7、9、…も良いし、チャネ
ル1、5、9、…などでも良い。
【0021】また、例えば、フレーム中の偶数チャネル
データに遠隔制御用データを付加する場合、チャネル
2、4、6、8、10、16、…も良いし、チャネル
2、6、16、…なども良い。
【0022】しかも、フレーム同期用情報もフレーム中
に設定できるので、受信側でのフレーム同期も従来と同
様に行う事ができる。
【0023】また、この第2の発明の遠隔制御用データ
多重化方式によれば、奇数フレーム又は偶数フレームに
遠隔制御用データを付加して多重データを生成すること
で、従来の様にチャネルデータを削減することなく多重
データを構成できる。
【0024】例えば、奇数フレームに遠隔制御用データ
を設定する場合、奇数フレームとして、フレーム1、
3、5、7、9、…も良いし、フレーム1、5、9、…
などでも良い。
【0025】また、偶数フレームに遠隔制御用データを
付加する場合、フレーム2、4、6、8、10、16、
…も良いし、フレーム2、6、16、…なども良い。
【0026】しかも、フレーム同期用情報もフレーム中
に設定できるので、受信側でのフレーム同期も従来と同
様に行う事ができる。
【0027】
【実施例】次にこの発明を伝送システムに適用した場合
の好適な一実施例を図面を用いて説明する。
【0028】送信側の伝送装置の構成 図6は、一実
施例の送信側の伝送装置の機能ブロック構成例の図であ
る。この図6において、送信側の伝送装置は、主に、チ
ャネル多重化部11と、切換回路12と、切換信号発生
回路13とから構成されている。そして、この図6にお
いて、送信側の伝送装置は、2400bpsの各チャネ
ルデータch1〜ch24が与えられると、チャネル多
重化部11は多重化を行い、64kbpsの多重化デー
タ(図1(A))を形成し、切換回路12のa側に与え
る。この多重化データは、上述の図3、図4に示すフォ
ーマットとする。
【0029】そして、図6の切換回路12のb側には、
遠隔制御装置3から1600bpsの制御用データ(図
1(B))が与えられる。そして、切換信号発生回路1
3は、64kHzのクロックから、偶数チャネルの空き
ビットのフレーム同期用ビットのタイミングに同期し
た、切換信号(図1(C))を生成する。そして、この
切換信号を切換回路12に与えて、この切換信号が例え
ば、ハイレベルのときには、b側とc側に接続させ、ロ
ウレベルのときは、a側とc側とを接続させる。
【0030】即ち、切換信号は、偶数チャネルの空きビ
ットのフレーム同期用ビットのタイミングに、ハイレベ
ルで切換回路12に与えられるので、b側に与えられて
いる制御用データを多重化データの中に挿入設定(図1
(D))することができる。
【0031】この様にして、制御用データが設定された
送信用多重化データ(図1(D)は、切換回路12のc
側から出力され伝送路を通じて相手側伝送装置に伝送さ
れる。
【0032】送信側の伝送装置の多重動作 図1は送
信側の伝送装置の動作タイミングチャートである。この
図1及び上述の図6の機能ブロック図を用いて動作を説
明する。図6のチャネル多重化部11で多重化されて得
られた64kbpsの多重化データは、図1(A)に示
す様なフォーマットとなる。このフォーマットは、上述
の図3、図4で示したものと同様である。
【0033】即ち、各チャネル(20ビット)にフレー
ム同期用ビットFが設けられ、チャネル(ch)1のフ
レーム同期用ビットFには、対局警報ビットデータBが
設定され、その他の、チャネル(ch)3以降の奇数チ
ャネル(ch)のフレーム同期用ビットFには、1フレ
ーム(20ビット/1チャネル×24チャネル)中に、
実際にフレーム同期用ビットパターンが図4の様に11
ビットで設定される。
【0034】そして、各チャネル(ch)には、ユーザ
データD1〜D18が設定され、更に、各チャネル(c
h)には、ステータスビットデータSが1ビット設定さ
れる。
【0035】そして、偶数チャネル(ch)のフレーム
同期用ビットFは、空きビットとされている。つまり、
データ無しである論理0が設定されている。そこで、こ
の偶数チャネル(ch)のフレーム同期用ビットFの空
きビットとされている1ビットの部分に遠隔制御装置3
からの図1(B)の1600bpsの制御用データを挿
入する。そこで、偶数チャネル(ch)のフレーム同期
用ビットFの空きビットのタイミングに同期した図1
(C)の切換信号を切換信号発生回路13で生成して図
5の切換回路12に与える。
【0036】これによって、切換回路12は、図1
(C)の切換信号のハイレベルのタイミングだけ、切換
回路12は、制御用データを切換回路12出力として切
換出力する。この様に切換させることによって、偶数チ
ャネル(ch)のフレーム同期用ビットFの空きビット
とされている1ビットの部分に制御用データ、のビ
ットデータ(論理1又は0)を設定することができる。
【0037】この様にして、制御用データ偶数チャネル
に設定された状態が図1(D)であって、この設定され
た状態のフレームデータが多重化データとして、遠隔制
御したい相手側伝送装置に対して出力される。
【0038】受信側の伝送装置の構成 図7は受信側
の伝送装置の機能ブロック構成例の図である。この図7
の受信側の伝送装置は、主に、チャネル分離部41と、
Dフリップフロップ回路42と、ラッチ信号発生部43
と、被遠隔制御回路44とから構成されている。受信さ
れた多重化データ(図5(A))は、チャネル分離部4
1とDフリップフロップ回路42とに与えられる。
【0039】そして、図5のチャネル分離部41は、受
信された多重化データ(図5(A))から24チャネル
分離を行い、チャネル(ch)1〜24を、各2400
bpsでそれぞれ分離出力する。尚、このチャネル(c
h)分離には、受信された多重化データ(図5(A))
の奇数チャネルに設定されているフレーム同期用ビット
Fの11ビットパターンを検出して、フレーム同期を取
って行う。
【0040】更に、受信された多重化データ(図5
(A))中の制御用データを抽出して、被遠隔制御回路
44に与えるために、ラッチ信号発生部43は、64k
Hzのクロックなどを使用して、制御用データが挿入さ
れている部分に同期したラッチ信号(図5(B))を生
成し、Dフリップフロップ回路42のクロック(CK)
入力に与える。そして、Dフリップフロップ回路42
は、D(データ)入力に与えられた受信された多重化デ
ータに対して、ラッチ信号発生部43から与えられるラ
ッチ信号(図5(B))を使用して、このラッチ信号
(図5(B))のロウレベルからハイレベルへの立ち上
がりタイミングに、受信された多重化データ(図5
(A))中のデータをQ出力からラッチ出力する。
【0041】即ち、このラッチ出力によって、制御用デ
ータ(図5(C))を抽出出力することができる。この
抽出された制御用データ(図5(C))、のビット
データ(論理1又は0)は、1600bpsで抽出出力
され、被遠隔制御回路44に与えられる。
【0042】そして、図7の被遠隔制御回路44は、抽
出して与えられた1600bpsの制御用データを使用
して、受信側の伝送装置4内部の伝送速度の制御や、要
求・応答に対する時間などの制御や、ユーザデータのキ
ャラクタ長の制御などを行うものである。
【0043】受信側の伝送装置の分離動作 図5は受
信側の伝送装置の動作タイミングチャートである。この
図5及び図7の機能ブロック図を用いて動作を説明す
る。受信側の伝送装置4に与えられる64kbpsの多
重化データのフォーマットは、図5(A)に示す様な構
成であって、この多重化データの偶数チャネルに設定挿
入されている制御用データを抽出するために、64
kHzのクロックを使用してラッチ信号発生部43で抽
出用のラッチ信号を図5(B)の様に生成して、Dフリ
ップフロップ回路42に与える。
【0044】そして、図7のDフリップフロップ回路4
2は、ラッチ信号(図5(B))の立ち上がりタイミン
グで受信された多重化データ中の制御用データをラ
ッチ出力する。この様にして、1600bpsの制御用
データ(図5(C))を受信側で抽出して、被遠隔制御
回路44に与えることができる。
【0045】一実施例の効果 以上の一実施例の伝送
システムによれば、偶数フレームのフレーム同期ビット
Fが空きビットで未使用であることを利用して、この未
使用ビット(空きビット)に遠隔制御装置3からの制御
用データを挿入することによって、各チャネルのユーザ
データ伝送用ビットD1〜D18を制御用データの伝送
に使用する必要性が無くなった。
【0046】そして、偶数フレームのフレーム同期ビッ
トFの未使用ビット(空きビット)に遠隔制御装置3か
らの制御用データを挿入して、相手側の伝送装置に送っ
ても、相手側の伝送装置は、多重データから制御用デー
タを、簡単な構成で確実に取り出すことができるので、
相手側の伝送装置の遠隔制御も行い得る。
【0047】このため、従来の様にユーザデータ伝送量
を削減することなく、従来の24チャネルのユーザデー
タと遠隔制御用データも伝送させることができる。従っ
て、効率的な伝送システムを実現することができる。
【0048】他の実施例 尚、上述の一実施例におい
ては、1フレーム内に24チャネルのチャネルデータが
含まれる一例を説明したが、この発明は、このチャネル
数に限定するものではない。例えば、フレーム中に1チ
ャネルであっても適用することができる。
【0049】この様な1フレーム中に1チャネルの場合
には、例えば、奇数フレームのフレーム同期用ビットF
には、同期ビットデータを設定し、例えば、偶数フレー
ムのフレーム同期用ビットには、同期ビットデータの代
わりに制御用データを挿入することであっても適用し得
る。
【0050】また、逆に、偶数フレームにフレーム同期
用ビットデータを設定し、奇数フレームに制御用データ
を設定することであってもよい。
【0051】また、上述の一実施例においては、奇数チ
ャネルにフレーム同期用ビットFを設定し、偶数チャネ
ルに制御用データを設定したが、これに限定するもので
はない。例えば、逆に、偶数チャネルにフレーム同期用
ビットFを設定し、奇数チャネルに制御用データを設定
することであってもよい。
【0052】
【発明の効果】以上述べた様に第1の発明の遠隔制御用
データ多重化方式によれば、フレーム同期用情報を奇数
チャネルデータに付加し、遠隔制御用データを偶数チャ
ネルデータに付加して上記多重データを生成する、又
は、フレーム同期用情報を偶数チャネルデータに付加
し、遠隔制御用データを奇数チャネルデータに付加して
多重データを生成することで、従来に比べ、簡単な構成
で、チャネルデータを削減することなく効率的にチャネ
ルデータ(ユーザデータ)と、相手側の伝送装置を遠隔
制御するための遠隔制御用データとを多重出力し得る。
【0053】また、第2の発明の遠隔制御用データ多重
化方式によれば、フレーム同期用情報を奇数フレームに
設定し、遠隔制御用データを偶数フレームに設定して上
記多重データを生成する、又は、フレーム同期用情報を
偶数フレームに設定し、遠隔制御用データを奇数フレー
ムに設定して上記多重データを生成することで、従来に
比べ、簡単な構成で、チャネルデータを削減することな
く効率的にチャネルデータ(ユーザデータ)と、相手側
の伝送装置を遠隔制御するための遠隔制御用データとを
多重出力し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の送信側の伝送装置の動作
タイミングチャートである。
【図2】従来例の伝送システムの構成図である。
【図3】従来例の伝送フレームフォーマット(その1)
である。
【図4】従来例の伝送フレームフォーマット(その2)
である。
【図5】一実施例の受信側の伝送装置の動作タイミング
チャートである。
【図6】一実施例の送信側の伝送装置の機能ブロック図
である。
【図7】一実施例の受信側の伝送装置の機能ブロック図
である。
【符号の説明】
11…チャネル多重化部、12…切換回路、13…切換
信号発生回路、41…チャネル分離部、42…Dフリッ
プフロップ、43…ラッチ信号発生部、44…被遠隔制
御回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側の伝送装置を遠隔制御するための
    遠隔制御用データが送信側の伝送装置に与えられ、この
    送信側の伝送装置は少なくとも2以上のチャネルデータ
    と上記遠隔制御用データとフレーム同期用情報とをフレ
    ームに多重化し、多重データを生成する遠隔制御用デー
    タ多重化方式において、 フレーム同期用情報を奇数チャネルデータに付加し、上
    記遠隔制御用データを偶数チャネルデータに付加して上
    記多重データを生成する、又は、フレーム同期用情報を
    偶数チャネルデータに付加し、上記遠隔制御用データを
    奇数チャネルデータに付加して上記多重データを生成す
    ることを特徴とする遠隔制御用データ多重化方式。
  2. 【請求項2】 相手側の伝送装置を遠隔制御するための
    遠隔制御用データが送信側の伝送装置に与えられ、この
    送信側の伝送装置はチャネルデータと上記遠隔制御用デ
    ータとフレーム同期用情報とを多重化し、多重データを
    生成する遠隔制御用データ多重化方式において、 フレーム同期用情報を奇数フレームに設定し、上記遠隔
    制御用データを偶数フレームに設定して上記多重データ
    を生成する、又は、上記フレーム同期用情報を偶数フレ
    ームに設定し、上記遠隔制御用データを奇数フレームに
    設定して上記多重データを生成することを特徴とする遠
    隔制御用データ多重化方式。
JP12671393A 1993-05-28 1993-05-28 遠隔制御用データ多重化方式 Pending JPH06338868A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100385202B1 (ko) * 1999-06-07 2003-05-27 가부시끼가이샤 도시바 전류 차동 계전 장치의 전송 동기 방식
US6956817B1 (en) 1999-05-13 2005-10-18 Nec Corporation Communication system

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