JPH06338794A - Pll回路 - Google Patents
Pll回路Info
- Publication number
- JPH06338794A JPH06338794A JP5148308A JP14830893A JPH06338794A JP H06338794 A JPH06338794 A JP H06338794A JP 5148308 A JP5148308 A JP 5148308A JP 14830893 A JP14830893 A JP 14830893A JP H06338794 A JPH06338794 A JP H06338794A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- frequency
- division ratio
- controlled oscillator
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分周比設定データに変更があったときにおけ
る電圧制御発振器の発振周波数変更に要する時間を早め
たPLL回路を提供する。 【構成】 電圧制御発振器3の発振周波数設定要素の一
部にバラクタダィオードD1およびD2を設け、ループ
フィルタ2の出力をバラクタダィオードD1のカソード
に印加し、電圧制御発振器3の発振周波数を分周する可
変分周器4の分周比を設定する分周比設定データに基づ
く電圧をバラクタダィオードD2のカソードに印加する
ようにしたPLL回路において、ディザー電圧源7を設
け、ディザー電圧源7の出力電圧をバラクタダィオード
D2のカソードに重畳するようにした。
る電圧制御発振器の発振周波数変更に要する時間を早め
たPLL回路を提供する。 【構成】 電圧制御発振器3の発振周波数設定要素の一
部にバラクタダィオードD1およびD2を設け、ループ
フィルタ2の出力をバラクタダィオードD1のカソード
に印加し、電圧制御発振器3の発振周波数を分周する可
変分周器4の分周比を設定する分周比設定データに基づ
く電圧をバラクタダィオードD2のカソードに印加する
ようにしたPLL回路において、ディザー電圧源7を設
け、ディザー電圧源7の出力電圧をバラクタダィオード
D2のカソードに重畳するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPLL回路に関し、さら
に詳細には可変分周器の分周比制御データに基づく電圧
を電圧制御発振器に周波数制御電圧として供給するよう
にしたPLL回路に関する。
に詳細には可変分周器の分周比制御データに基づく電圧
を電圧制御発振器に周波数制御電圧として供給するよう
にしたPLL回路に関する。
【0002】
【従来の技術】PLL回路を用いた測定器等において、
PLL回路がロック状態となったときにおける電圧制御
発振器のロック周波数を広帯域化する要求が高まってい
る。ロック周波数を広帯域化するために電圧制御発振器
の発振周波数と周波数制御電圧の比を大きくとることが
必要になる。この比を大きくとるとループフィルタにお
いて発生するノイズ等によって電圧制御発振器の発振出
力にFMノイズが発生する。さらにPLL回路の出力周
波数の変更のために可変分周器の分周比を切り換えたと
き、ループフィルタを構成するコンデンサの充放電時間
のために分周比切り換え時間を短縮できない。
PLL回路がロック状態となったときにおける電圧制御
発振器のロック周波数を広帯域化する要求が高まってい
る。ロック周波数を広帯域化するために電圧制御発振器
の発振周波数と周波数制御電圧の比を大きくとることが
必要になる。この比を大きくとるとループフィルタにお
いて発生するノイズ等によって電圧制御発振器の発振出
力にFMノイズが発生する。さらにPLL回路の出力周
波数の変更のために可変分周器の分周比を切り換えたと
き、ループフィルタを構成するコンデンサの充放電時間
のために分周比切り換え時間を短縮できない。
【0003】このために、図2に示すようにPLL回路
10の電圧制御発振器3に発振周波数を設定するための
第1および第2のバラクタダィオードD1およびD2を
設け、第1のバラクタダィオードD1のカソードにルー
プフィルタ2の出力電圧を印加し、第2のバラクタダィ
オードD2のカソードに可変分周器4の分周比設定デー
タに基づく電圧を印加して、電圧制御発振器3の発振周
波数を制御することによって電圧制御発振器のロック周
波数を広帯域にすると共に電圧制御発振器の発振周波数
変更時の周波数変更を短時間にすることが提案されてい
る(特開平1−122209号公報)。
10の電圧制御発振器3に発振周波数を設定するための
第1および第2のバラクタダィオードD1およびD2を
設け、第1のバラクタダィオードD1のカソードにルー
プフィルタ2の出力電圧を印加し、第2のバラクタダィ
オードD2のカソードに可変分周器4の分周比設定デー
タに基づく電圧を印加して、電圧制御発振器3の発振周
波数を制御することによって電圧制御発振器のロック周
波数を広帯域にすると共に電圧制御発振器の発振周波数
変更時の周波数変更を短時間にすることが提案されてい
る(特開平1−122209号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のPLL回路では、分周比設定データが変更され
たときから第2のバラクタダィオードに分周比設定デー
タに基づく電圧が印加されるのであって、分周比設定デ
ータに変更があったときの発振周波数変更に要する時間
の短縮がまだ充分でないという問題点があった。
た従来のPLL回路では、分周比設定データが変更され
たときから第2のバラクタダィオードに分周比設定デー
タに基づく電圧が印加されるのであって、分周比設定デ
ータに変更があったときの発振周波数変更に要する時間
の短縮がまだ充分でないという問題点があった。
【0005】本発明は、分周比設定データに変更があっ
たときにおける電圧制御発振器の発振周波数変更に要す
る時間を早めたPLL回路を提供することを目的とす
る。
たときにおける電圧制御発振器の発振周波数変更に要す
る時間を早めたPLL回路を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のPLL回路は、
電圧制御発振器の発振周波数設定要素の一部に第1およ
び第2のバラクタダィオードを設け、ループフィルタの
出力を第1のバラクタダィオードのカソードに印加し、
電圧制御発振器の発振周波数を分周する可変分周器の分
周比を設定する分周比設定データに基づく電圧を第2の
バラクタダィオードのカソードに印加するようにしたP
LL回路において、ディザー電圧源を設け、ディザー電
圧源の出力電圧を第2のバラクタダィオードのカソード
に重畳するようにしたことを特徴とする。
電圧制御発振器の発振周波数設定要素の一部に第1およ
び第2のバラクタダィオードを設け、ループフィルタの
出力を第1のバラクタダィオードのカソードに印加し、
電圧制御発振器の発振周波数を分周する可変分周器の分
周比を設定する分周比設定データに基づく電圧を第2の
バラクタダィオードのカソードに印加するようにしたP
LL回路において、ディザー電圧源を設け、ディザー電
圧源の出力電圧を第2のバラクタダィオードのカソード
に重畳するようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のPLL回路は、第2のバラクタダィオ
ードに分周比設定データに基づく電圧が印加され、分周
比設定データが変更されたとき変更後の分周比制御デー
タに基づく電圧が印加されて出力周波数の変更がなされ
る。さらに、電圧制御発振器の第2のバラクタダィオー
ドにはディザー電圧源からの電圧が常時印加されている
ために、第2のバラクタダィオードは僅かに常時充放電
を繰り返しており、分周比設定データが変更された場合
に即応して、電圧制御発振器の発振周波数が変更された
分周比設定データに基づく周波数に変更される。
ードに分周比設定データに基づく電圧が印加され、分周
比設定データが変更されたとき変更後の分周比制御デー
タに基づく電圧が印加されて出力周波数の変更がなされ
る。さらに、電圧制御発振器の第2のバラクタダィオー
ドにはディザー電圧源からの電圧が常時印加されている
ために、第2のバラクタダィオードは僅かに常時充放電
を繰り返しており、分周比設定データが変更された場合
に即応して、電圧制御発振器の発振周波数が変更された
分周比設定データに基づく周波数に変更される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図1
は本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。
は本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0009】本実施例のPLL回路8は、基準信号と可
変分周器4の出力信号とを位相比較する位相比較器1、
位相比較器1からの位相比較出力を入力とするループフ
ィルタ2、ループフィルタ2の出力電圧が第1の周波数
制御電圧として印加される電圧制御発振器3、電圧制御
発振器3の発振出力を分周する可変分周器4、分周比設
定データを可変分周器4へ出力して分周数を設定する分
周比データ設定器5を備えている。
変分周器4の出力信号とを位相比較する位相比較器1、
位相比較器1からの位相比較出力を入力とするループフ
ィルタ2、ループフィルタ2の出力電圧が第1の周波数
制御電圧として印加される電圧制御発振器3、電圧制御
発振器3の発振出力を分周する可変分周器4、分周比設
定データを可変分周器4へ出力して分周数を設定する分
周比データ設定器5を備えている。
【0010】さらに、ループフィルタ2は抵抗R1およ
びコンデンサC1からなるラグ・フィルタで構成してあ
り、電圧制御発振器3は励振部31と発振周波数を設定
するための発振周波数設定要素としての発振コンデンサ
C2、C3、C4、発振コイルL1、発振コンデンサC
2およびC3に夫々各別に直列接続されたバラクタダィ
オードD1、D2を備え、バラクタダィオードD1のカ
ソードにはループフィルタ2の出力電圧が第1の周波数
制御電圧として印加してある。
びコンデンサC1からなるラグ・フィルタで構成してあ
り、電圧制御発振器3は励振部31と発振周波数を設定
するための発振周波数設定要素としての発振コンデンサ
C2、C3、C4、発振コイルL1、発振コンデンサC
2およびC3に夫々各別に直列接続されたバラクタダィ
オードD1、D2を備え、バラクタダィオードD1のカ
ソードにはループフィルタ2の出力電圧が第1の周波数
制御電圧として印加してある。
【0011】PLL回路8はさらに、分周比データ設定
器5から出力される分周比設定データをアナログ電圧に
変換するD/A変換器6およびディザー電圧源7を備え
て、D/A変換器6からの出力電圧とディザー電圧源か
らの出力ディザー電圧とを重畳した電圧が第2の周波数
制御電圧としてバラクタダィオードD2のカソードに印
加してある。
器5から出力される分周比設定データをアナログ電圧に
変換するD/A変換器6およびディザー電圧源7を備え
て、D/A変換器6からの出力電圧とディザー電圧源か
らの出力ディザー電圧とを重畳した電圧が第2の周波数
制御電圧としてバラクタダィオードD2のカソードに印
加してある。
【0012】上記の一実施例におけるPLL回路8にお
いて、電圧制御発振器3の発振周波数は分周比データ設
定器5から出力される分比設定データに基づく分周数で
可変分周器4において分周され、可変分周器4からの出
力の位相と基準信号の位相とは位相比較器1によって位
相比較され、位相比較出力はループフィルタ2に供給さ
れて積分され、ループフィルタ2の出力電圧は第1の周
波数制御電圧としてバラクタダィオードD1のカソード
に印加される。
いて、電圧制御発振器3の発振周波数は分周比データ設
定器5から出力される分比設定データに基づく分周数で
可変分周器4において分周され、可変分周器4からの出
力の位相と基準信号の位相とは位相比較器1によって位
相比較され、位相比較出力はループフィルタ2に供給さ
れて積分され、ループフィルタ2の出力電圧は第1の周
波数制御電圧としてバラクタダィオードD1のカソード
に印加される。
【0013】一方、分周比データ設定器5から出力され
る分周比設定データはD/A変換器6によってアナログ
電圧に変換され、ディザー電圧源7からの出力ディザー
電圧と重畳されて第2の周波数制御電圧としてバラクタ
ダィオードD2のカソードに印加される。したがって、
電圧制御発振器3は第1および第2の周波数制御電圧に
基づいて発振周波数が制御される。
る分周比設定データはD/A変換器6によってアナログ
電圧に変換され、ディザー電圧源7からの出力ディザー
電圧と重畳されて第2の周波数制御電圧としてバラクタ
ダィオードD2のカソードに印加される。したがって、
電圧制御発振器3は第1および第2の周波数制御電圧に
基づいて発振周波数が制御される。
【0014】ロック周波数をf1からf2に切り換える場
合に、分周比データ設定器5から出力される分周比設定
データがロック周波数f1に対応する分周比設定データ
からロック周波数f2に対応するデータに変更される。
この変更の結果、ロック周波数f2に対応する分周比設
定データはD/A変換器6によってアナログ電圧に変換
され、変換されたアナログ電圧が、ロック周波数f1に
対応する分周比設定データをD/A変換器6によって変
換したアナログ電圧に代わって印加される。
合に、分周比データ設定器5から出力される分周比設定
データがロック周波数f1に対応する分周比設定データ
からロック周波数f2に対応するデータに変更される。
この変更の結果、ロック周波数f2に対応する分周比設
定データはD/A変換器6によってアナログ電圧に変換
され、変換されたアナログ電圧が、ロック周波数f1に
対応する分周比設定データをD/A変換器6によって変
換したアナログ電圧に代わって印加される。
【0015】したがって第2の周波数制御電圧が変更さ
れて、第2の周波数制御電圧に対応して電圧制御発振器
3の発振周波数がf2+Δfに変更される。ここで、第
1の周波数制御電圧はループフィルタ2の時定数によっ
てその変化が遅れるために、Δfの誤差が生ずる。ルー
プフィルタ2の時定数に基づく時間遅れの後、第2の周
波数制御電圧と協働して電圧制御発振器3の発振周波数
をf2とする第1の周波数制御電圧に変化して、誤差Δ
f=0となって、発振周波数がf2となる。
れて、第2の周波数制御電圧に対応して電圧制御発振器
3の発振周波数がf2+Δfに変更される。ここで、第
1の周波数制御電圧はループフィルタ2の時定数によっ
てその変化が遅れるために、Δfの誤差が生ずる。ルー
プフィルタ2の時定数に基づく時間遅れの後、第2の周
波数制御電圧と協働して電圧制御発振器3の発振周波数
をf2とする第1の周波数制御電圧に変化して、誤差Δ
f=0となって、発振周波数がf2となる。
【0016】分周比データ設定器5によって分周比を変
更したときから第2の周波数制御電圧によって電圧制御
発振器3の発振周波数がf2+Δfに変更されるまでの
期間をt1とし、分周比データ設定器5によって分周比
を変更したときから第1の周波数制御電圧によって誤差
Δfが零になって電圧制御発振器3の発振周波数がf2
にされるまでの期間をt2としたときは、分周比設定デ
ータの変更によって発振周波数が分周比設定データに対
応する周波数になるまでの全期間tは(t1+t2)であ
る。
更したときから第2の周波数制御電圧によって電圧制御
発振器3の発振周波数がf2+Δfに変更されるまでの
期間をt1とし、分周比データ設定器5によって分周比
を変更したときから第1の周波数制御電圧によって誤差
Δfが零になって電圧制御発振器3の発振周波数がf2
にされるまでの期間をt2としたときは、分周比設定デ
ータの変更によって発振周波数が分周比設定データに対
応する周波数になるまでの全期間tは(t1+t2)であ
る。
【0017】全期間tを小さくするためには、期間t1
を短くすることが必要である。しかるに、期間t1とロ
ック周波数の帯域幅との関係は公知のように、帯域幅を
拡大するために、電圧制御発振器3の発振周波数の第2
周波数制御電圧に対する感度を大きくすればよい。期間
t1を短縮するためには第1の周波数制御電圧が一定の
ままで、電圧制御発振器3の発振周波数がf2となる第
2の周波数制御電圧をD/A変換器6によって出力させ
ればよい。このためにはD/A変換器6の精度を上げれ
ばよい。
を短くすることが必要である。しかるに、期間t1とロ
ック周波数の帯域幅との関係は公知のように、帯域幅を
拡大するために、電圧制御発振器3の発振周波数の第2
周波数制御電圧に対する感度を大きくすればよい。期間
t1を短縮するためには第1の周波数制御電圧が一定の
ままで、電圧制御発振器3の発振周波数がf2となる第
2の周波数制御電圧をD/A変換器6によって出力させ
ればよい。このためにはD/A変換器6の精度を上げれ
ばよい。
【0018】このように期間t1の短縮はD/A変換器
6の出力が設定されるまでの時間によって定まり、帯域
幅を広げても期間t1はD/A変換器6によって制約さ
れる。ここで、本実施例にように、第2の周波数制御電
圧にはディザー電圧源7からの出力ディザー電圧がD/
A変換器6の出力に重畳されているため、D/A変換器
6からの出力アナログ電圧がディザー電圧によって変動
させられることになって、デイザー電圧に基づいて第2
の周波数制御電圧は振れ、電圧制御発振器3のコンデサ
C3およびバラクタダイオードD2に蓄えられている電
荷は放電させられ、また充電させられる。
6の出力が設定されるまでの時間によって定まり、帯域
幅を広げても期間t1はD/A変換器6によって制約さ
れる。ここで、本実施例にように、第2の周波数制御電
圧にはディザー電圧源7からの出力ディザー電圧がD/
A変換器6の出力に重畳されているため、D/A変換器
6からの出力アナログ電圧がディザー電圧によって変動
させられることになって、デイザー電圧に基づいて第2
の周波数制御電圧は振れ、電圧制御発振器3のコンデサ
C3およびバラクタダイオードD2に蓄えられている電
荷は放電させられ、また充電させられる。
【0019】この結果、第1の周波数制御電圧が一定の
ままで、電圧制御発振器3の発振周波数がf2を挾んで
僅かに変動し、分周比データ設定器5から出力される分
周比設定データが変化してD/A変換器6の出力が変化
するまでの期間に遅れがあっても、即応して新たな分周
比設定データに対応する第2の周波数制御電圧になるま
での期間は低減されて、分周比設定データを変化させた
ときにおける遅れが低減されることになる。
ままで、電圧制御発振器3の発振周波数がf2を挾んで
僅かに変動し、分周比データ設定器5から出力される分
周比設定データが変化してD/A変換器6の出力が変化
するまでの期間に遅れがあっても、即応して新たな分周
比設定データに対応する第2の周波数制御電圧になるま
での期間は低減されて、分周比設定データを変化させた
ときにおける遅れが低減されることになる。
【0020】また、ディザー電圧の変動幅は小さく設定
されているために、分周比設定データに変更がないとき
においても電圧制御発振器3の発振周波数に影響を与え
ることはない。
されているために、分周比設定データに変更がないとき
においても電圧制御発振器3の発振周波数に影響を与え
ることはない。
【0021】また、本実施例を送信機に適用する場合デ
イザー電圧源7に代わって、変調器の出力を抵抗を介し
てバラクタダィオードD2のカソードにディザー電圧と
印加するようにしても同様の作用が行われる。
イザー電圧源7に代わって、変調器の出力を抵抗を介し
てバラクタダィオードD2のカソードにディザー電圧と
印加するようにしても同様の作用が行われる。
【0022】
【発明の効果】以上説明した如く本発明のPLL回路に
よれば、分周比設定データに変更があったときにおける
電圧制御発振器の発振周波数変更に要する時間が早めら
れるという効果が得られる。
よれば、分周比設定データに変更があったときにおける
電圧制御発振器の発振周波数変更に要する時間が早めら
れるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】従来のPLL回路の構成を示すブロック図であ
る。
る。
1 位相比較器 2 ローパスフィルタ 3 電圧制御発振器 4 可変分周器 5 分周比データ設定器 6 D/A変換器 7 ディザー電圧源 D1およびD2 バラクラダィオード
Claims (1)
- 【請求項1】 電圧制御発振器の発振周波数設定要素の
一部に第1および第2のバラクタダィオードを設け、ル
ープフィルタの出力を第1のバラクタダィオードのカソ
ードに印加し、電圧制御発振器の発振周波数を分周する
可変分周器の分周比を設定する分周比設定データに基づ
く電圧を第2のバラクタダィオードのカソードに印加す
るようにしたPLL回路において、ディザー電圧源を設
け、ディザー電圧源の出力電圧を第2のバラクタダィオ
ードのカソードに重畳するようにしたことを特徴とする
PLL回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5148308A JPH06338794A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | Pll回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5148308A JPH06338794A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | Pll回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06338794A true JPH06338794A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=15449889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5148308A Pending JPH06338794A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | Pll回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06338794A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009055626A (ja) * | 2002-02-25 | 2009-03-12 | Sony Electronics Inc | 発振器及びそれを用いた位相同期ループ回路 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP5148308A patent/JPH06338794A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009055626A (ja) * | 2002-02-25 | 2009-03-12 | Sony Electronics Inc | 発振器及びそれを用いた位相同期ループ回路 |
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