JPH06338766A - 自動周波数制御回路 - Google Patents
自動周波数制御回路Info
- Publication number
- JPH06338766A JPH06338766A JP14687393A JP14687393A JPH06338766A JP H06338766 A JPH06338766 A JP H06338766A JP 14687393 A JP14687393 A JP 14687393A JP 14687393 A JP14687393 A JP 14687393A JP H06338766 A JPH06338766 A JP H06338766A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- circuit
- received signal
- control
- control circuit
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】受信周波数に係わりなくAFC引込みを短時間
で完了できるようにする。 【構成】受信信号の周波数変換回路11と、周波数変換
用の局部発振周波数を供給する局部発振器12と、周波
数変換回路の出力信号に基づいて局部発振器の出力を受
信信号周波数に追従するよう制御する制御回路13と、
前回に自動周波数制御を行ったときの周波数情報を保持
しておく状態保持回路14とを備え、制御回路は保持し
た受信信号周波数を再度引き込むときにはその探索開始
周波数点を前回周波数情報に基づいて設定するよう構成
された自動周波数制御回路において、探索開始周波数点
を、前回周波数情報に応じた周波数点から掃引方向と逆
方向に所定の補正値分だけ偏移した周波数点になるよう
補正する補正回路15を備える。
で完了できるようにする。 【構成】受信信号の周波数変換回路11と、周波数変換
用の局部発振周波数を供給する局部発振器12と、周波
数変換回路の出力信号に基づいて局部発振器の出力を受
信信号周波数に追従するよう制御する制御回路13と、
前回に自動周波数制御を行ったときの周波数情報を保持
しておく状態保持回路14とを備え、制御回路は保持し
た受信信号周波数を再度引き込むときにはその探索開始
周波数点を前回周波数情報に基づいて設定するよう構成
された自動周波数制御回路において、探索開始周波数点
を、前回周波数情報に応じた周波数点から掃引方向と逆
方向に所定の補正値分だけ偏移した周波数点になるよう
補正する補正回路15を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星通信システムなどに
おいて用いられる受信機(復調器)の自動周波数制御
(以下、AFCと呼ぶ)方式に関するものである。
おいて用いられる受信機(復調器)の自動周波数制御
(以下、AFCと呼ぶ)方式に関するものである。
【0002】DA−FDMA(Demand Assigment-Freque
ncy Division Multiple Access)形の通信システム、例
えばDA−SCPC(Demand Assignment-Single Chann
elPer Carrier) 形の衛星通信システムにおいては、例
えば電話音声などの実際の通信に用いる回線(以下、通
信回線と呼ぶ)とこれら通信回線の設定/解除等のため
の制御に用いる回線(以下、制御回線と呼ぶ)とを設
け、これらの回線を切り換えることにより通信を行って
いる。
ncy Division Multiple Access)形の通信システム、例
えばDA−SCPC(Demand Assignment-Single Chann
elPer Carrier) 形の衛星通信システムにおいては、例
えば電話音声などの実際の通信に用いる回線(以下、通
信回線と呼ぶ)とこれら通信回線の設定/解除等のため
の制御に用いる回線(以下、制御回線と呼ぶ)とを設
け、これらの回線を切り換えることにより通信を行って
いる。
【0003】図4にはDA−SCPC形のシステム・イ
メージが示される。図示のように、地上には中央局、局
A、局Bが配置され、これらの局が衛星を介して相互に
接続する。各局と衛星との間はFDMにより制御回線と
通信回線が設定されている。
メージが示される。図示のように、地上には中央局、局
A、局Bが配置され、これらの局が衛星を介して相互に
接続する。各局と衛星との間はFDMにより制御回線と
通信回線が設定されている。
【0004】図5には局Aと局B間に通信回線を接続す
る具体的な接続シーケンスが示される。局Aと局B間で
通話を行うにあたっては、まず初め、中央局と局A、B
との間で制御回線用の周波数にて例えば電話の発信/着
信の通信処理を行った後、中央局から制御回線を介して
局Aと局Bに通信回線用の周波数を割り当てる指示を行
い、局Aと局Bはその指示された通信回線用周波数にて
実際の通話を行う。通話終了後は、再び元の制御回線用
の周波数に戻って中央局と接続して終話の処理を行う。
る具体的な接続シーケンスが示される。局Aと局B間で
通話を行うにあたっては、まず初め、中央局と局A、B
との間で制御回線用の周波数にて例えば電話の発信/着
信の通信処理を行った後、中央局から制御回線を介して
局Aと局Bに通信回線用の周波数を割り当てる指示を行
い、局Aと局Bはその指示された通信回線用周波数にて
実際の通話を行う。通話終了後は、再び元の制御回線用
の周波数に戻って中央局と接続して終話の処理を行う。
【0005】このように、制御回線から通信回線へ、ま
た通信回線から制御回線へと切り換えるためには、各受
信局の復調器において受信周波数切換え動作(ここでは
AFCの引込み動作)を高速にて行う必要がある。した
がって復調器のAFC回路は周波数引込みを高速に行え
ることが必要とされる。
た通信回線から制御回線へと切り換えるためには、各受
信局の復調器において受信周波数切換え動作(ここでは
AFCの引込み動作)を高速にて行う必要がある。した
がって復調器のAFC回路は周波数引込みを高速に行え
ることが必要とされる。
【0006】
【従来の技術】図6には衛星通信で用いられるダブルス
ーパーヘテロダイン方式の復調器におけるAFC回路の
従来例が示される。このAFC回路は周波数の掃引/停
止によるAFC方式を用いたもので、一般には連続波受
信によく用いられている。
ーパーヘテロダイン方式の復調器におけるAFC回路の
従来例が示される。このAFC回路は周波数の掃引/停
止によるAFC方式を用いたもので、一般には連続波受
信によく用いられている。
【0007】図6において、周波数シンセサイザ1は通
話制御回路7からの設定に応じた周波数をミキサ2に第
1局部発振周波数として供給する。ミキサ2(周波数変
換器)は受信信号とシンセサイザ1との出力信号を掛け
合わせて周波数変換し、所望信号(但し、周波数誤差は
圧縮されていない)を選択する。電圧制御発振器(VC
O)4は制御回路5’からの制御電圧に応じた周波数を
第2局部発振周波数として出力する。制御回路5’はミ
キサ3の出力信号をもとに周波数誤差情報等を検出し、
それを圧縮すべく電圧制御発振器4向けの制御電圧を調
整する。通信制御回路7は通信動作に応じて回線の切換
え(シンセサイザ1への周波数情報の書込み、回線切換
えの通知等)を行う。
話制御回路7からの設定に応じた周波数をミキサ2に第
1局部発振周波数として供給する。ミキサ2(周波数変
換器)は受信信号とシンセサイザ1との出力信号を掛け
合わせて周波数変換し、所望信号(但し、周波数誤差は
圧縮されていない)を選択する。電圧制御発振器(VC
O)4は制御回路5’からの制御電圧に応じた周波数を
第2局部発振周波数として出力する。制御回路5’はミ
キサ3の出力信号をもとに周波数誤差情報等を検出し、
それを圧縮すべく電圧制御発振器4向けの制御電圧を調
整する。通信制御回路7は通信動作に応じて回線の切換
え(シンセサイザ1への周波数情報の書込み、回線切換
えの通知等)を行う。
【0008】このAFC回路では、受信動作(AFCの
引込み動作)を開始するときは、目的とする受信信号に
対して周波数を掃引探索する範囲を決め、例えばその探
索範囲の下限値を探索開始周波数点としてその下限値か
ら上限値に向かって順次に周波数を掃引し探索を行って
所望の受信信号周波数を探し、その探索した周波数にA
FC回路を固定する。
引込み動作)を開始するときは、目的とする受信信号に
対して周波数を掃引探索する範囲を決め、例えばその探
索範囲の下限値を探索開始周波数点としてその下限値か
ら上限値に向かって順次に周波数を掃引し探索を行って
所望の受信信号周波数を探し、その探索した周波数にA
FC回路を固定する。
【0009】このように図6のAFC回路では、AFC
をかける場合に、制御回線用の周波数を受信する時と通
信回線用の周波数を受信する時とを区別しておらず、い
ずれの時にも同じ引込み動作により最初から一定の探索
範囲で周波数を探索して、その誤差を圧縮/除去する方
式を用いている。
をかける場合に、制御回線用の周波数を受信する時と通
信回線用の周波数を受信する時とを区別しておらず、い
ずれの時にも同じ引込み動作により最初から一定の探索
範囲で周波数を探索して、その誤差を圧縮/除去する方
式を用いている。
【0010】このAFC回路は、受信動作を開始すると
きは、何の前提条件もなく常に一定の探索開始周波数点
(例えば探索範囲の下限値)から周波数の探索を行って
いるので、受信周波数を探索するまでにはかなりの時間
を要するという問題点がある。
きは、何の前提条件もなく常に一定の探索開始周波数点
(例えば探索範囲の下限値)から周波数の探索を行って
いるので、受信周波数を探索するまでにはかなりの時間
を要するという問題点がある。
【0011】いっぽう、上述のDA−SCPC形通信シ
ステムの場合、局Aと局B間の通話の前後で制御回線の
周波数のAFC引込みを行うが、一般に通話時間は、普
通数十分、ホットライン的に使う場合にも数日の単位
で、さほど長いものではないので、その間に制御回線用
周波数が大きく変動することは考えられず(周波数変動
の主要因は中央局や衛星に搭載されるローカル発振器の
安定度であり、特に月単位、年単位の経時変化であ
る)、よって通話開始前に引き込んだ制御用周波数と通
話終了後に引き込んだ制御用周波数とに大きな変動は生
じないと考えられる。このため、制御回線についての通
話開始前のAFC引込み時の周波数情報を保持してお
き、通話終了後に再びその制御回線の周波数を引き込む
ときにはその前回周波数を探索開始周波数点としてそこ
から探索を開始すれば、受信周波数の引込みが能率よく
行えて引込み時間を短縮できるものと考えられる。
ステムの場合、局Aと局B間の通話の前後で制御回線の
周波数のAFC引込みを行うが、一般に通話時間は、普
通数十分、ホットライン的に使う場合にも数日の単位
で、さほど長いものではないので、その間に制御回線用
周波数が大きく変動することは考えられず(周波数変動
の主要因は中央局や衛星に搭載されるローカル発振器の
安定度であり、特に月単位、年単位の経時変化であ
る)、よって通話開始前に引き込んだ制御用周波数と通
話終了後に引き込んだ制御用周波数とに大きな変動は生
じないと考えられる。このため、制御回線についての通
話開始前のAFC引込み時の周波数情報を保持してお
き、通話終了後に再びその制御回線の周波数を引き込む
ときにはその前回周波数を探索開始周波数点としてそこ
から探索を開始すれば、受信周波数の引込みが能率よく
行えて引込み時間を短縮できるものと考えられる。
【0012】図7にはこのように前回の周波数情報その
ものを次回の探索開始周波数として使ってAFC動作を
行うAFC回路が示される。図中、図6と同じ回路には
同じ番号を付してある。状態保持回路6が新たに付加さ
れており、この状態保持回路6は制御回線にて通信して
いた時の最後の状態値(ここでは通話の発信/着信によ
り制御回線から通信回線に移行する直前の制御回線での
周波数誤差情報)を保持し、次にその制御回線に再び戻
った時に、その保持していた値を制御回路5に渡すこと
ためのもので、これにより制御回路5はその前回周波数
誤差情報に応じた周波数を探索開始周波数点としてAF
C引込み動作を開始させる。
ものを次回の探索開始周波数として使ってAFC動作を
行うAFC回路が示される。図中、図6と同じ回路には
同じ番号を付してある。状態保持回路6が新たに付加さ
れており、この状態保持回路6は制御回線にて通信して
いた時の最後の状態値(ここでは通話の発信/着信によ
り制御回線から通信回線に移行する直前の制御回線での
周波数誤差情報)を保持し、次にその制御回線に再び戻
った時に、その保持していた値を制御回路5に渡すこと
ためのもので、これにより制御回路5はその前回周波数
誤差情報に応じた周波数を探索開始周波数点としてAF
C引込み動作を開始させる。
【0013】このAFC引込みにおいては、探索開始周
波数点から一方向(増加または減少方向でここでは仮に
増加方向とする)に周波数の探索掃引を開始し、所定の
上限値まで達しても探索終了しなかった場合には、今度
は上記探索開始周波数点よりも下側の所定の下限値に移
り、その下限値から探索開始周波数点に向かって引き続
き探索を行うよう動作する。
波数点から一方向(増加または減少方向でここでは仮に
増加方向とする)に周波数の探索掃引を開始し、所定の
上限値まで達しても探索終了しなかった場合には、今度
は上記探索開始周波数点よりも下側の所定の下限値に移
り、その下限値から探索開始周波数点に向かって引き続
き探索を行うよう動作する。
【発明が解決しようとする課題】上述したように、この
図7のAFC回路では、制御回線について前回探索した
周波数そのものを今回のAFC引込み動作の探索開始周
波数点としている。この結果、AFCの引込み動作時に
おいて、今回の受信周波数が前回保持しておいた受信周
波数により掃引方向の逆側に変動したときには、その変
動幅が僅かであっても、掃引の順序が探索開始周波数点
から上限値まで掃引し、ここで下限値に飛んで引き続き
掃引を行って今回受信周波数を探索するものなので、A
FC引込み時間が長くなるという問題点がある。特に、
前回値とのずれが僅かであってもそのずれが掃引方向と
逆になっていると最悪のAFC引込み時間を要すること
になってしまう。
図7のAFC回路では、制御回線について前回探索した
周波数そのものを今回のAFC引込み動作の探索開始周
波数点としている。この結果、AFCの引込み動作時に
おいて、今回の受信周波数が前回保持しておいた受信周
波数により掃引方向の逆側に変動したときには、その変
動幅が僅かであっても、掃引の順序が探索開始周波数点
から上限値まで掃引し、ここで下限値に飛んで引き続き
掃引を行って今回受信周波数を探索するものなので、A
FC引込み時間が長くなるという問題点がある。特に、
前回値とのずれが僅かであってもそのずれが掃引方向と
逆になっていると最悪のAFC引込み時間を要すること
になってしまう。
【0014】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、受信信号周波数に
変動等に係わりなくAFC引込みを短時間で完了できる
ようにすることにある。
のであり、その目的とするところは、受信信号周波数に
変動等に係わりなくAFC引込みを短時間で完了できる
ようにすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る原理
説明図である。本発明の自動周波数制御回路は、受信信
号を周波数変換するための周波数変換回路11と、周波
数変換回路11に周波数変換用の局部発振周波数を供給
する局部発振器12と、周波数変換回路11の出力信号
に基づいて局部発振器12の出力周波数を受信信号周波
数に追従するよう制御する制御回路13と、ある受信信
号周波数について前回に自動周波数制御を行ったときの
前回周波数情報を保持しておく状態保持回路14とを備
え、制御回路13は上記保持した受信信号周波数を再度
引き込むときにはその受信信号周波数を掃引探索する際
の探索開始周波数点を前回周波数情報に基づいて設定す
るよう構成された自動周波数制御回路において、制御回
路13に設定する探索開始周波数点を、前回周波数情報
に応じた周波数点から掃引方向と逆方向に所定の補正値
分だけ偏移した周波数点になるよう補正する補正回路1
5を備えたことを特徴とするものである。
説明図である。本発明の自動周波数制御回路は、受信信
号を周波数変換するための周波数変換回路11と、周波
数変換回路11に周波数変換用の局部発振周波数を供給
する局部発振器12と、周波数変換回路11の出力信号
に基づいて局部発振器12の出力周波数を受信信号周波
数に追従するよう制御する制御回路13と、ある受信信
号周波数について前回に自動周波数制御を行ったときの
前回周波数情報を保持しておく状態保持回路14とを備
え、制御回路13は上記保持した受信信号周波数を再度
引き込むときにはその受信信号周波数を掃引探索する際
の探索開始周波数点を前回周波数情報に基づいて設定す
るよう構成された自動周波数制御回路において、制御回
路13に設定する探索開始周波数点を、前回周波数情報
に応じた周波数点から掃引方向と逆方向に所定の補正値
分だけ偏移した周波数点になるよう補正する補正回路1
5を備えたことを特徴とするものである。
【0016】上述の自動周波数制御回路は、複数の通信
回線とこれらの通信回線の設定/解除等に用いる制御回
線とを持つデマンドアサイン方式のFDMA形通信シス
テムの受信機に適用され、自動周波数制御引込みに際し
ての探索開始周波数点の設定は制御回線の受信について
行うよう構成できる。
回線とこれらの通信回線の設定/解除等に用いる制御回
線とを持つデマンドアサイン方式のFDMA形通信シス
テムの受信機に適用され、自動周波数制御引込みに際し
ての探索開始周波数点の設定は制御回線の受信について
行うよう構成できる。
【0017】また本発明の自動周波数制御方法は、受信
信号を周波数変換するための局部発振器12の出力周波
数を受信信号周波数に追従するよう自動周波数制御する
にあたり、ある受信信号周波数について前回に自動周波
数制御を行ったときの前回周波数情報を保持しておき、
その受信信号周波数を再度引き込むときにはその受信信
号周波数を掃引探索する際の探索開始周波数点を前回周
波数情報に基づいて設定するよう構成された自動周波数
制御方法において、探索開始周波数点を、前回周波数情
報に応じた周波数点から掃引方向と逆方向に所定の補正
値分だけ偏移した周波数点に設定するようにしたことを
特徴とするものである。
信号を周波数変換するための局部発振器12の出力周波
数を受信信号周波数に追従するよう自動周波数制御する
にあたり、ある受信信号周波数について前回に自動周波
数制御を行ったときの前回周波数情報を保持しておき、
その受信信号周波数を再度引き込むときにはその受信信
号周波数を掃引探索する際の探索開始周波数点を前回周
波数情報に基づいて設定するよう構成された自動周波数
制御方法において、探索開始周波数点を、前回周波数情
報に応じた周波数点から掃引方向と逆方向に所定の補正
値分だけ偏移した周波数点に設定するようにしたことを
特徴とするものである。
【0018】
【作用】本発明では、戻ることの分かっている回線にお
ける以前の周波数情報を状態保持回路14に記憶してお
くことにより、次にその回線に復帰した時に、その周波
数情報をもとに補正回路15で補正してAFCの探索開
始周波数を決定する。ここで、回線の周波数誤差は、例
えば衛星通信の場合、各局と衛星上の各発振器の誤差お
よび衛星の微動によるドップラ・シフトに起因するもの
であり、急激に変化するものではない。つまり、元の回
線に復帰した時の周波数誤差は、以前のその回線におけ
る周波数誤差と大差ない値のはずである。
ける以前の周波数情報を状態保持回路14に記憶してお
くことにより、次にその回線に復帰した時に、その周波
数情報をもとに補正回路15で補正してAFCの探索開
始周波数を決定する。ここで、回線の周波数誤差は、例
えば衛星通信の場合、各局と衛星上の各発振器の誤差お
よび衛星の微動によるドップラ・シフトに起因するもの
であり、急激に変化するものではない。つまり、元の回
線に復帰した時の周波数誤差は、以前のその回線におけ
る周波数誤差と大差ない値のはずである。
【0019】したがって、前回のその回線での周波数の
近傍、詳しくは掃引方向とは逆方向に少しずれた周波数
位置から周波数の探索を行うことにより、何の前提条件
を持たずに最初から探索を行う方法よりも、確実に短時
間でAFCの引込み動作を完了することができる。
近傍、詳しくは掃引方向とは逆方向に少しずれた周波数
位置から周波数の探索を行うことにより、何の前提条件
を持たずに最初から探索を行う方法よりも、確実に短時
間でAFCの引込み動作を完了することができる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2には本発明の一実施例としての自動周波数制
御回路が示される。この実施例回路はDA−SCPC形
の衛星通信システムにおける地上局の受信機に用いられ
るものである。また図3にはこの実施例回路の動作タイ
ミングを説明するための各部信号のタイムチャートが示
される。
する。図2には本発明の一実施例としての自動周波数制
御回路が示される。この実施例回路はDA−SCPC形
の衛星通信システムにおける地上局の受信機に用いられ
るものである。また図3にはこの実施例回路の動作タイ
ミングを説明するための各部信号のタイムチャートが示
される。
【0021】図2において、シンセサイザ1、ミクサ
2、3、電圧制御発振器4、制御回路5、状態保持回路
6等は従来技術の項で説明したものと同じものである。
相違点として、状態保持回路6の保持値を補正して制御
回路5に与える補正回路8と、この補正回路8における
信号遅延で生じる動作タイミングのずれを補償するため
の遅延回路701が設けられている。
2、3、電圧制御発振器4、制御回路5、状態保持回路
6等は従来技術の項で説明したものと同じものである。
相違点として、状態保持回路6の保持値を補正して制御
回路5に与える補正回路8と、この補正回路8における
信号遅延で生じる動作タイミングのずれを補償するため
の遅延回路701が設けられている。
【0022】制御回路5はミキサ3および補正回路8の
出力信号をもとに周波数誤差情報等を検出し、それを圧
縮すべく電圧制御発振器4向けの制御電圧を調整する回
路である。この制御回路5は、ミクサ3の出力信号から
キャリアを再生するキャリア再生回路504、再生キャ
リアを用いて受信信号を復調するミクサ505、復調信
号中の同期語を検出する同期語検出回路506、同期語
検出回路506の同期情報に基づいてカウンタ502に
対する歩進/停止指令を出力する変換回路501、補正
回路8から探索開始周波数点に対応したカウンタ値をセ
ットされてそのセット値から歩進/停止指令に従って歩
進/停止するカウンタ502、カウンタ502のディジ
タル出力値をアナログ値に変換して電圧制御発振器4に
制御電圧として与えるD/A変換器503等を含み構成
される。
出力信号をもとに周波数誤差情報等を検出し、それを圧
縮すべく電圧制御発振器4向けの制御電圧を調整する回
路である。この制御回路5は、ミクサ3の出力信号から
キャリアを再生するキャリア再生回路504、再生キャ
リアを用いて受信信号を復調するミクサ505、復調信
号中の同期語を検出する同期語検出回路506、同期語
検出回路506の同期情報に基づいてカウンタ502に
対する歩進/停止指令を出力する変換回路501、補正
回路8から探索開始周波数点に対応したカウンタ値をセ
ットされてそのセット値から歩進/停止指令に従って歩
進/停止するカウンタ502、カウンタ502のディジ
タル出力値をアナログ値に変換して電圧制御発振器4に
制御電圧として与えるD/A変換器503等を含み構成
される。
【0023】状態保持回路6はラッチ回路601を含み
構成されており、このラッチ回路601は通信制御回路
7からラッチパルスを受けると、カウンタ502の出力
値をラッチし、読出し/設定パルスを受けるとその保持
値を出力するようになっている。
構成されており、このラッチ回路601は通信制御回路
7からラッチパルスを受けると、カウンタ502の出力
値をラッチし、読出し/設定パルスを受けるとその保持
値を出力するようになっている。
【0024】補正回路8は状態保持回路6の保持値を補
正値Xで補正してカウンタ502にプリセット値として
与える回路である。この補正値Xは、通話中に変動し得
る制御回線の周波数変動幅に応じた値が選ばれる。本実
施例ではこの変動幅よりも少し大きめの値に選ばれる。
この制御回線の周波数変動は、各局と衛星上の各発振器
の誤差、衛星の微動によるドップラ・シフトに起因する
変動等であり、急激に変化するものではない。これらの
パラメータに基づいて変動幅を予想し、補正値Xを決定
する。
正値Xで補正してカウンタ502にプリセット値として
与える回路である。この補正値Xは、通話中に変動し得
る制御回線の周波数変動幅に応じた値が選ばれる。本実
施例ではこの変動幅よりも少し大きめの値に選ばれる。
この制御回線の周波数変動は、各局と衛星上の各発振器
の誤差、衛星の微動によるドップラ・シフトに起因する
変動等であり、急激に変化するものではない。これらの
パラメータに基づいて変動幅を予想し、補正値Xを決定
する。
【0025】以下、実施例回路の動作を図3のタイムチ
ャートを参照して説明する。この図3において、(a)
は現に使用している回線が制御回線か通信回線かを示す
回線モード、(b)は現に使用している回線の周波数情
報、(c)は通信制御回路7からラッチ回路601に与
えるラッチパルス、(d)はラッチ回路601にラッチ
される保持情報(カウンタ502の出力値)、(e)は
通信制御回路7から出力される読出し/設定パルス、
(f)はカウンタ502のカウンタ出力値である。
ャートを参照して説明する。この図3において、(a)
は現に使用している回線が制御回線か通信回線かを示す
回線モード、(b)は現に使用している回線の周波数情
報、(c)は通信制御回路7からラッチ回路601に与
えるラッチパルス、(d)はラッチ回路601にラッチ
される保持情報(カウンタ502の出力値)、(e)は
通信制御回路7から出力される読出し/設定パルス、
(f)はカウンタ502のカウンタ出力値である。
【0026】この実施例回路では、中央局から制御回線
にて一定時間間隔(例えは20ms間隔)で送られてくる
同期語を同期語検出回路506で検出し、その検出状況
をもとに受信信号周波数に対する電圧制御発振器4の局
部発振周波数の一致/不一致を判断し、不一致なら電圧
制御発振器4を掃引し、一致なら掃引停止させること
で、AFC動作を行っている。
にて一定時間間隔(例えは20ms間隔)で送られてくる
同期語を同期語検出回路506で検出し、その検出状況
をもとに受信信号周波数に対する電圧制御発振器4の局
部発振周波数の一致/不一致を判断し、不一致なら電圧
制御発振器4を掃引し、一致なら掃引停止させること
で、AFC動作を行っている。
【0027】すなわち、キャリア再生回路504からの
再生キャリアによりミキサ505で同期検波を行い、そ
の再生データに対して同期語の検出を行う。その同期語
検出情報(同期語が検出された/されないの情報)を変
換回路501に渡し、変換回路501ではその情報に対
して何段かの保護(誤検出等を除くための前方保護、後
方保護など)をかけるなどして、周波数掃引のためにカ
ウンタ502を歩進させるか/停止させるか等を判断
し、その結果をカウンタ502に通知する。カウンタ5
02は変換回路501の指示に従ってカウント値の歩進
/停止を行い、その出力信号はD/A変換器503でア
ナログ値に変換されて制御電圧として電圧制御発振器4
へ供給される。
再生キャリアによりミキサ505で同期検波を行い、そ
の再生データに対して同期語の検出を行う。その同期語
検出情報(同期語が検出された/されないの情報)を変
換回路501に渡し、変換回路501ではその情報に対
して何段かの保護(誤検出等を除くための前方保護、後
方保護など)をかけるなどして、周波数掃引のためにカ
ウンタ502を歩進させるか/停止させるか等を判断
し、その結果をカウンタ502に通知する。カウンタ5
02は変換回路501の指示に従ってカウント値の歩進
/停止を行い、その出力信号はD/A変換器503でア
ナログ値に変換されて制御電圧として電圧制御発振器4
へ供給される。
【0028】いっぽう、制御回線から通信回線に移行す
る際には、その移行する直前に通信制御回路7はラッチ
・パルスを状態保持回路6に送出する。これにより状態
保持回路6のラッチ回路601は移行直前のカウンタ5
02の出力値をラッチする。
る際には、その移行する直前に通信制御回路7はラッチ
・パルスを状態保持回路6に送出する。これにより状態
保持回路6のラッチ回路601は移行直前のカウンタ5
02の出力値をラッチする。
【0029】次に、通信回線での通話が終了して通信回
線から再び制御回線に戻る際には、制御回線に戻った直
後に通信制御回路7は読出し/設定パルスを状態保持回
路6およびカウンタ502に送出する。この読出し/設
定パルスに応じてラッチ回路601は保持していた値A
(通話開始前の制御回線AFC引込み時の周波数誤差に
対応するカウンタ値)を出力する。その値Aは補正回路
801にて補正値Xだけ低くなるよう補正された後、そ
の値(A−X)がカウンタ502に初期値としてセット
され、AFCの周波数掃引はその値(A−X)から開始
される。
線から再び制御回線に戻る際には、制御回線に戻った直
後に通信制御回路7は読出し/設定パルスを状態保持回
路6およびカウンタ502に送出する。この読出し/設
定パルスに応じてラッチ回路601は保持していた値A
(通話開始前の制御回線AFC引込み時の周波数誤差に
対応するカウンタ値)を出力する。その値Aは補正回路
801にて補正値Xだけ低くなるよう補正された後、そ
の値(A−X)がカウンタ502に初期値としてセット
され、AFCの周波数掃引はその値(A−X)から開始
される。
【0030】前述したように、この補正は例えばラッチ
回路601の保持していた値よりも少し小さい値(掃引
方向とは逆方向の値)を与えるような類のものである。
その結果、今回の制御回線での周波数が発振器誤差、衛
星微動等により変動して前回の周波数よりも低くなった
場合(すなわち掃引方向と逆方向にずれていた場合)に
も、その変動の幅が補正値X以内であれば、探索開始周
波数点はその変動後の周波数点よりも掃引方向の逆側に
さらに低い周波数点となるから、探索開始後、短時間の
うちにその周波数点の探索を完了することができる。
回路601の保持していた値よりも少し小さい値(掃引
方向とは逆方向の値)を与えるような類のものである。
その結果、今回の制御回線での周波数が発振器誤差、衛
星微動等により変動して前回の周波数よりも低くなった
場合(すなわち掃引方向と逆方向にずれていた場合)に
も、その変動の幅が補正値X以内であれば、探索開始周
波数点はその変動後の周波数点よりも掃引方向の逆側に
さらに低い周波数点となるから、探索開始後、短時間の
うちにその周波数点の探索を完了することができる。
【0031】なお、遅延回路701は補正回路8での処
理遅延時間を補償して、カウンタ502がうまく補正回
路出力を取り込めるようにするためのものである。
理遅延時間を補償して、カウンタ502がうまく補正回
路出力を取り込めるようにするためのものである。
【0032】本発明の実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。例えば上述の実施例では、前回の周波数
誤差情報を補正する回路を状態保持回路の後段に設けた
が、もちろんこれを前段側に設けて補正済の周波数誤差
情報を状態保持回路に保持させるよう構成するものであ
ってもよい。
が可能である。例えば上述の実施例では、前回の周波数
誤差情報を補正する回路を状態保持回路の後段に設けた
が、もちろんこれを前段側に設けて補正済の周波数誤差
情報を状態保持回路に保持させるよう構成するものであ
ってもよい。
【0033】また上述の実施例では、探索のための周波
数の掃引を、周波数が順次に増加する方向に行うように
したが、本発明はこれに限られるものではなく、周波数
が減少する方向に掃引するものであってもよい。この場
合、探索開始周波数点は、前回の受信信号周波数から補
正値分だけ高い側に設定することになる。
数の掃引を、周波数が順次に増加する方向に行うように
したが、本発明はこれに限られるものではなく、周波数
が減少する方向に掃引するものであってもよい。この場
合、探索開始周波数点は、前回の受信信号周波数から補
正値分だけ高い側に設定することになる。
【0034】また上述の実施例は本発明を衛星通信シス
テムの受信機に適用した場合について述べたが、これに
限られず、例えば移動体通信システムの受信機に適用す
ることもできる。また実施例のダブルスーパーヘテロダ
イン方式の受信機だけに限らず、通常のスーパーヘテロ
ダイン方式などの受信機に本発明を適用することもでき
る。
テムの受信機に適用した場合について述べたが、これに
限られず、例えば移動体通信システムの受信機に適用す
ることもできる。また実施例のダブルスーパーヘテロダ
イン方式の受信機だけに限らず、通常のスーパーヘテロ
ダイン方式などの受信機に本発明を適用することもでき
る。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、受信信号周波数に変動等に係わりなくAFC引込み
を短時間で完了できるようになる。よって、例えばDA
−SCPC形の通信システムなどで元の回線に戻ったと
きに、以前の周波数誤差からの変動を見込んだ探索開始
周波数点から周波数を探索し始めるため、短時間でAF
Cの引込みを完了することができ、通信の効率化に寄与
するところが大きい。
ば、受信信号周波数に変動等に係わりなくAFC引込み
を短時間で完了できるようになる。よって、例えばDA
−SCPC形の通信システムなどで元の回線に戻ったと
きに、以前の周波数誤差からの変動を見込んだ探索開始
周波数点から周波数を探索し始めるため、短時間でAF
Cの引込みを完了することができ、通信の効率化に寄与
するところが大きい。
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例としての自動周波数制御回路
を示す図である。
を示す図である。
【図3】実施例回路の各部信号の動作タイミングを示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図4】DA−SCPC形の衛星通信システムの概要を
示す図である。
示す図である。
【図5】DA−SCPC形の衛星通信システムの接続シ
ーケンスを示す図である。
ーケンスを示す図である。
【図6】自動周波数制御回路の従来例を示す図である。
【図7】自動周波数制御回路の他の従来例を示す図であ
る。
る。
1 周波数シンセサイザ 2、3、505 ミクサ 4 電圧制御発振器 5 制御回路 501 変換回路 502 カウンタ 503 D/A変換器 504 キャリア再生回路 505 ミクサ 506 同期語検出回路 6 状態保持回路 601 ラッチ回路 7 通信制御回路 8 補正回路 701 遅延回路
Claims (3)
- 【請求項1】 受信信号を周波数変換するための周波数
変換回路(11)と、 該周波数変換回路に周波数変換用の局部発振周波数を供
給する局部発振器(12)と、 該周波数変換回路の出力信号に基づいて局部発振器の出
力周波数を受信信号周波数に追従するよう制御する制御
回路(13)と、 ある受信信号周波数について前回に自動周波数制御を行
ったときの前回周波数情報を保持しておく状態保持回路
(14)とを備え、 該制御回路は上記保持した受信信号周波数を再度引き込
むときには該受信信号周波数を掃引探索する際の探索開
始周波数点を該前回周波数情報に基づいて設定するよう
構成された自動周波数制御回路において、 該制御回路に設定する該探索開始周波数点を、該前回周
波数情報に応じた周波数点から掃引方向と逆方向に所定
の補正値分だけ偏移した周波数点になるよう補正する補
正回路(15)を備えたことを特徴とする自動周波数制
御回路。 - 【請求項2】 複数の通信回線とそれらの通信回線の設
定/解除等に用いる制御回線とを持つデマンドアサイン
方式のFDMA形通信システムの受信機に適用され、自
動周波数制御引込みに際しての探索開始周波数点の設定
は制御回線の受信について行うよう構成された請求項1
記載の自動周波数制御回路。 - 【請求項3】 受信信号を周波数変換するための局部発
振器の出力周波数を受信信号周波数に追従するよう自動
周波数制御するにあたり、ある受信信号周波数について
前回に自動周波数制御を行ったときの前回周波数情報を
保持しておき、その受信信号周波数を再度引き込むとき
には該受信信号周波数を掃引探索する際の探索開始周波
数点を該前回周波数情報に基づいて設定するよう構成さ
れた自動周波数制御方法において、 該探索開始周波数点を、該前回周波数情報に応じた周波
数点から掃引方向と逆方向に所定の補正値分だけ偏移し
た周波数点に設定するようにしたことを特徴とする自動
周波数制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14687393A JPH06338766A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 自動周波数制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14687393A JPH06338766A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 自動周波数制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06338766A true JPH06338766A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=15417502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14687393A Withdrawn JPH06338766A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 自動周波数制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06338766A (ja) |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP14687393A patent/JPH06338766A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |