JPH06338558A - 検出装置及び処理装置 - Google Patents

検出装置及び処理装置

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JPH06338558A
JPH06338558A JP15144093A JP15144093A JPH06338558A JP H06338558 A JPH06338558 A JP H06338558A JP 15144093 A JP15144093 A JP 15144093A JP 15144093 A JP15144093 A JP 15144093A JP H06338558 A JPH06338558 A JP H06338558A
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light
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storage chamber
emitting device
chamber
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JP15144093A
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Manabu Amikura
学 網倉
Mitsuru Mitsui
満 三井
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Tel Varian Ltd
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Tel Varian Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メンテナンスが容易で、かつ気密な格納室内
に収納されている収納体からのウエハの突出を検出する
検出装置を提供する。 【構成】 ロードロック室23のベルジャ26に、透明
なビューポート32及び、発光装置と受光装置を有する
検出手段35を設ける。ウエハを収納した収納カセット
30が載置される載置台29に、発光装置からの検出光
を受光装置に向けて反射させるプリズム31を設ける。
収納カセット30からウエハW0が突出すると検出光は
遮断され、そのことによってウエハW0の突出が検出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検出物の検出装置、
及び当該検出装置を備えた処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体ウエハ(以下、「ウエハ」
という)の処理装置を例にとって説明すると、従来から
処理対象となるウエハは、水平状態で収納カセットの上
下方向に例えば25枚収納され、この収納カセットか
ら、搬送アームなどの搬送手段によって、一枚ずつ取り
出されて処理室内に搬入され、この処理室内での所定の
処理、例えばイオン注入プロセスや、その他エッチン
グ、アッシングなどの処理が施されるようになってい
る。
【0003】ここで上記搬送手段は通常所定の水平位置
に固定されているため、上記のようにしてウエハを一枚
ずつ搬出入するにあたっては、上記収納カセットが載置
されている載置台を適宜の昇降機構によって上下動自在
に構成し、一枚ずつ搬出入する毎に1スロット分上昇又
は下降させ次のウエハを搬出入するようになっている。
【0004】また近年は、搬出入の際に発生する気流に
よって大気中の塵埃等が巻き込まれてこれら塵埃等の異
物がウエハに付着することを防止するため、上記載置台
を所定の真空度に設定される適宜の気密な格納室、例え
ばロードロック室内に配置することが実施されている
が、かかる場合上記収納カセットは、一旦大気中の載置
台にセットし、その後例えば適宜の昇降装置によってに
上記収納カセットを載置台ごと下降させて、上記格納室
内に納入するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような収納カセ
ットを載置する載置台の機能を鑑みると、例えば振動や
その他の理由によってウエハが収納カセットのスロット
から突出した場合、そのまま載置台を上下動させると、
当該突出したウエハが周辺の装置に接触して破損するお
それがある。また破損に至らずとも、そのままの状態で
取り出されると搬送アーム等の搬送手段の所定位置に保
持されず、その後の処理に支障をきたすおそれも出てく
る。
【0006】そこでそのように収納カセットの所定位置
から突出したウエハを検出するための検出装置が必要と
なってくる。
【0007】この点に関し、例えば適宜のセンサを上記
気密な格納室内に設置することが考えられるが、上記格
納室は真空度が高いため、まずかかる真空雰囲気中で使
用できるセンサが殆どなく、しかも仮に使用可能なセン
サを格納室内に設置しても、その検出結果を外部に表示
するためのコード等を上記処理室の壁体を貫通させて外
部に導出させる必要がある。上記のようにこの種の処理
室は真空度が高いため、上記コードの貫通箇所にはフィ
ードスルー等のシール部品を必要とし、さらに厳重な気
密処理が必要とされるため、格納室の構造によっては設
置できないおそれもある。さらにメンテナンスについて
も極めて面倒である。
【0008】しかも格納室内部にセンサを設置すると、
センサ自体に事故、故障等が発生した場合、気密な格納
室内部の雰囲気に対して悪影響を及ぼすおそれがあり、
ひいては、ウエハなどのに被処理体に対してもダメージ
を与える危険がある。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、格納室の外部に装置構成の主要部材を配置して、
既述のようなウエハの突出を検出できる検出装置、並び
に当該検出装置を利用した処理装置を提供して、叙上の
問題点を解決することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1では被検出物が所定位置に収納された収納
体が納入される気密に構成された格納室と、前記格納室
の外部に配置され、前記格納室の壁体の一部に設けられ
た透明体を介して前記格納室内部に向けて適宜の検出光
を発光させる発光装置と、前記発光装置からの検出光を
反射させる反射装置と、前記格納室の外部に配置され、
前記反射装置からの反射光を前記格納室の壁体の一部に
設けられた透明体を介して受光する受光装置とを有し、
前記被検出物が前記所定位置から突出した際に、当該突
出した被検出物の一部が少なくとも前記検出光又は反射
光のいずれかをを遮断する如く、前記発光装置、反射装
置及び受光装置を夫々配置したことを特徴とする、検出
装置を提供する。
【0011】ここでいうところの発光装置としては、例
えば可視光レーザを照射するレーザ発光装置やその他発
光ダイオード(LED)+レンズを組み合わせた装置な
どが挙げられる。また格納室の壁体の一部に設ける透明
体としては、ガラスの他にアクリル樹脂やポリカーボネ
イト樹脂等が挙げられる。
【0012】また請求項2では、そのような検出装置を
利用した処理装置として、被処理体に対して所定の減圧
雰囲気下で処理を施す装置であって、複数の被処理体を
上下方向の所定位置に収納した収納体を納入する気密な
格納室と、被処理体に対して処理を行うための気密な処
理室と、前記収納体と処理室との間で被処理体の搬出入
を行う搬送手段と、前記格納室の外部に配置され、前記
格納室の壁体の一部に設けられた透明体を介して前記格
納室内部に向けて適宜の検出光を発光させる発光装置
と、前記発光装置からの検出光を反射させる反射装置
と、前記格納室の外部に配置され、前記反射装置からの
反射光を前記格納室の壁体の一部に設けられた透明体を
介して受光する受光装置とを有し、前記被処理体が前記
所定位置から突出した際に、当該突出した被処理体の一
部が少なくとも前記検出光又は反射光のいずれかをを遮
断する如く、前記の発光装置、反射装置及び受光装置を
夫々配置したことを特徴とする、処理装置を提供する。
【0013】
【作用】請求項1によれば、被検出物が所定位置にある
ときは、発光装置からの検出光が反射装置によって反射
されて受光装置で受光されるので、そのことによって被
検出物が所定位置にあることが確認できる。
【0014】そして被検出物が所定位置から突出した際
には、当該突出した被検出物の一部が前記検出光又は反
射光を遮断するので、結局受光装置では、反射光を受光
することができず、それによって被検出物の突出、即ち
所定位置に正しく存在していないことが確認できるので
ある。
【0015】上記作用の実現にあたり、主要な構成装置
である発光装置や受光装置は、格納室外部に配置されて
いるから、これらのメンテナンスが容易であり、しかも
これら各装置の事故が直接格納室内部の雰囲気に対して
影響を及ぼすことはない。また例えば格納室内部には反
射装置のみを設置すればよいので、格納室外部に導出す
るコード等は不要である。
【0016】請求項2では、減圧雰囲気内で適宜の処理
が施されるウエハなどの被処理体を複数収納する収納カ
セットから、当該被処理体が突出した場合等を、上記請
求項1の作用の下で検出することができる。それゆえそ
の後のプロセス、例えば搬送手段による搬送や、減圧雰
囲気下での処理に支障をきたすことを未然に防止するこ
とが可能である。
【0017】
【実施例】以下、本発明をイオン注入装置に適用した実
施例を図面に基づき説明すると、図1は本実施例におけ
るイオン注入装置1を平面から説明した図であって、こ
のイオン注入装置1は、ターミナルモジュール2とエン
ドステーションモジュール3によって構成されている。
【0018】上記ターミナルモジュール2には、所定の
原料ガスからイオンを発生させるためのイオンソース
4、質量分析電磁石5、イオンを加速するための加速管
6が設けられており、イオンソース4から発生したイオ
ンは、上記質量分析電磁石5によって選別されて、上記
加速管6によって加速され、例えば2〜200KeVの
エネルギーを有するイオンビームとなって、上記エンド
ステーションモジュール3のメインチャンバ7内へと照
射されるようになっている。
【0019】一方エンドステーションモジュール3の上
記メインチャンバ7内は、図2に示したように、排気手
段11に通ずる排気口12から真空引きされて、所定の
高真空度の減圧雰囲気、例えば10-7Torr以下の真
空度に設定自在なように構成されている。
【0020】またこのメインチャンバ7内には、図1、
図2からわかるように、被処理体であるウエハWをその
一側面に多数保持可能に構成された円板状のディスク1
3が設けられている。このディスク13は、図2の往復
回動矢印に示したように、水平状態から垂直に立てるこ
とが自在なように構成されており、図2の一点鎖線で示
した垂直状態にてこのディスク12は回転されて、上記
の如く保持した多数のウエハWに対して、イオンビーム
が照射されるように構成されている。
【0021】さらにこのメインチャンバ7には、図1、
図2、図3に示したようなロードロック室21、22、
23が夫々対応するゲートバルブ24を介して並列に設
けられている。これら各ロードロック室21、22、2
3は同一構成であり、図2を基にして一端部のロードロ
ック室23について説明すると、このロードロック室2
3は、下部のカセットチャンバ25と、適宜の昇降装置
(図示せず)によって上下動されてこのカセットチャン
バ25の上に気密に接続自在なベルジャ26によって構
成されている。
【0022】そしてこのカセットチャンバ25の上部に
は、前出排気手段11に通ずる排気口27が設けられて
おり、当該排気手段11によって真空引きされて、ベル
ジャ26内は所定の高真空度、例えば10-7Torr以
下の減圧雰囲気に設定自在なように構成されている。
【0023】上記カセットチャンバ25内には、適宜の
昇降装置(図示せず)によって上下動自在なテーブル2
8が設けられ、さらにこのテーブル28の上に、載置台
29が設けられており、ウエハWを例えば25枚収納す
る収納カセット30は、この載置台29の上に載置され
るように構成されている。
【0024】そして図2に示したように、上記テーブル
28が上昇してその上面周縁部が、カセットチャンバ2
5の開口部の内側周縁部と密着することにより、カセッ
トチャンバ25とベルジャ26内空間とは、当該テーブ
ル28によって気密に仕切られ、このベルジャ26はロ
ードロック機能を有するように構成されている。
【0025】上記載置台29の前縁部(ウエハ取り出し
側)にはプリズム31が設けられ、また上記ベルジャ2
6の上面には、ガラス製のビューポート32が、このベ
ルジャ26の壁体に対して気密に設けられている。そし
てこのビューポート32の上部に、レーザ発光装置33
とレーザ受光装置34とによって構成される検出手段3
5が設けられている。
【0026】これらプリズム31とレーザ発光装置3
3、レーザ受光装置34は、図2、図4、図5に示した
ように位置関係を有している。即ち、レーザ発光装置3
3から照射される照射レーザ光aはプリズム31に入射
し、当該プリズム31内で直角に2度反射して、反射レ
ーザ光bとしてレーザ受光装置34に入射するように構
成されている。
【0027】さらにこれら照射レーザ光aと反射レーザ
光bの間隔は図6に示したように、収納カセット30の
スロット内の所定位置に収納されているウエハWのオリ
フラ部35の幅よりも狭く設定され、さらに照射レーザ
光aと反射レーザ光bの当該ウエハWに対する位置は、
所定位置に収納されているウエハWのオリフラ部35に
近接するように設定されている。この近接度はウエハW
の突出許容範囲等によって定められる。
【0028】そして以上のように構成されているロード
ロック室21、22、23に対向するメインチャンバ7
内には、前出ディスク13と収納カセット30との間
で、ウエハWを搬送するための搬送装置41が設けられ
ている。
【0029】この搬送装置41は、所謂2関節タイプの
搬送アーム42と、搬送するウエハWの周縁位置を検出
するための位置検出センサ43と、当該位置検出を可能
にするためのセンタリング用チャック44をテーブル4
5上に有している。さらにこの搬送装置41全体は、レ
ール46の上をスライド自在になるように構成されてお
り、各ロードロック室21、22、23に対向する位置
に移動して、これら各ロードロック室21、22、23
内に夫々格納される収納カセット30からウエハWを取
り出したり、戻したりすることが可能である。
【0030】本実施例にかかるイオン注入装置1は、叙
上の構成を有しており、次にその動作について説明する
と、まず各ロードロック室21、22、23の各ベルジ
ャ26を夫々上昇させて、イオン注入処理を行うウエハ
Wを収納した収納カセット30を、各々の載置台29上
にセットする。
【0031】次に検出手段35を作動させると、レーザ
発光装置33からの照射レーザ光aがビューポート32
を通過してプリズム31に向けて照射される。この状態
でベルジャ26を下降させて、カセットチャンバ25の
上に密着接続させ、排気手段11によってベルジャ26
内を所定の減圧雰囲気にまで真空引きするのであるが、
このとき図6に示したように、各収納カセット30内の
所定位置にウエハWが全て正しく収納されている場合に
は、レーザ受光装置34は上記プリズム31からの反射
レーザ光bを受光するので、そのことによってウエハW
が全て正しく収納されていることを確認できる。したが
ってベルジャ26はそのまま下降し、その後上記の真空
引きが開始される。
【0032】そしてベルジャ26内がメインチャンバ7
内と同一真空度に達すると、テーブル28を下降させる
のであるが、このとき再び検出手段35を作動させ、カ
セット30内の所定位置にウエハWが全て正しく収納さ
れていることを確認する。テーブル28が下降すると、
搬送装置41の搬送アーム42によって各収納カセット
30からウエハWが取り出され、ディスク13上に次々
搬送され、所定枚数がディスク13上にセットされた後
に、このディスク13が垂直に立ち上がり、イオンビー
ムによるイオン注入処理が実行されるのである。
【0033】ところが上記プロセス中、収納カセット3
0内に収納されているウエハWの中で、図2、図7に示
したように、所定の収納位置から突出しているウエハW
0があれば、レーザ発光装置33から発光される照射レ
ーザ光aの光路と反射レーザ光bの光路がいずれも、当
該突出したウエハW0の突出部分によって遮断され、そ
の結果レーザ受光装置34は、当然のことながら反射レ
ーザ光bを受光することができない。したがって、その
ことによって収納カセット30の所定位置からウエハW
0が突出していることが認識できるのである。
【0034】したがって例えば当該認識した情報をこの
イオン注入装置1の制御装置に入力して、ベルジャ26
又はテーブル28の下降を中止するように構成しておけ
ば、ウエハW0が突出したままベルジャ26又は収納カ
セット30が下降して、当該突出したウエハW0が周辺
装置に接触して破損することを、未然に防止することが
可能である。
【0035】なお上記実施例では、既述の如く、照射レ
ーザ光aと反射レーザ光bの間隔をウエハWのオリフラ
部35の幅よりも狭く設定し、さらにいずれもオリフラ
部35に近接するように設定しているので、例えばウエ
ハWが図7の矢印方向に突出せず、その場で回動して位
置ズレした場合であっても、これを検出することが可能
である。
【0036】即ち、例えば図8の矢印のように回動した
場合には、照射レーザ光aの光路のみが遮断されて、そ
の結果レーザ受光装置34は、当然のことながら反射レ
ーザ光bを受光することができないのである。また逆方
向に回動しても反射レーザ光bの光路が遮断されるの
で、レーザ受光装置34は、やはり反射レーザ光bを受
光することができない。さらにウエハWがこれらの場合
よりも大きく回動した場合には、照射レーザ光aの光路
と反射レーザ光bの光路がいずれも遮断される。したが
って収納カセット30内に収納されるウエハWが、回動
して位置ズレした場合であっても、これを検出すること
ができ、搬送装置41によるその後の搬送段階にて支障
をきたすことも防止できる。
【0037】しかも以上のような作用効果を実現するた
めのレーザ発光装置33とレーザ受光装置34は、いず
れもベルジャ26の外部に設けられており、各ロードロ
ック室21、22、23内に存在するのは、各載置台2
9に設けられたプリズム31のみであるから、これら各
ロードロック室21、22、23の壁体を貫通させて導
出させるコード等は一切不要である。それゆえレーザ発
光装置33とレーザ受光装置34は大気中で使用される
通常タイプのものを使用でき、その機種選択の幅は大き
い。しかもメンテナンスも容易である。
【0038】またこれらレーザ発光装置33とレーザ受
光装置34に不測の事態が発生しても、そのことで各ロ
ードロック室21、22、23内の雰囲気が影響を受け
ることもないものである。
【0039】なお上記実施例は、イオン注入装置に適用
した例であったが、本発明はこれに限らず、例えばエッ
チング装置、アッシング装置、スパッタ装置、CVD装
置等に適用することが可能である。
【0040】
【発明の効果】請求項1によれば、気密な格納室内にあ
る被検出物が、所定位置から突出したことを受光装置の
受光の有無によって容易に確認することができる。また
それを実現するための発光装置と受光装置は、当該格納
室外部に配置されているから、これらのメンテナンスが
容易であり、しかもこれら各装置の事故が直接格納室内
部の雰囲気に対して影響を及ぼすことはない。また例え
ば格納室内部には反射装置のみを設置すればよいので、
格納室外部に導出するコード等は不要であり、格納室の
気密性に影響を与えない。
【0041】請求項2では、減圧雰囲気内で処理が施さ
れる被処理体の所定位置からの突出を、請求項1と同一
の作用効果の下で検出することができる。したがって、
当該被処理体の所定位置からの突出によって、その後の
プロセス、例えば搬送手段による搬送や、減圧雰囲気下
での処理に支障をきたすことを、未然に防止できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるイオン注入装置の平面
説明図である。
【図2】本発明の実施例にかかるイオン注入装置のエン
ドステーションモジュールの断面説明図である。
【図3】本発明の実施例におけるロードロック室と搬送
装置の様子を示す要部説明図である。
【図4】本発明の実施例における検出光であるレーザ光
の光路の様子を示す要部説明図である。
【図5】本発明の実施例における検出光であるレーザ光
の光路の様子を示す説明図である。
【図6】本発明の実施例における検出光であるレーザ光
の光路とウエハとの位置関係を示す説明図である。
【図7】ウエハが突出して検出光であるレーザ光の光路
が遮断された様子を示す説明図である。
【図8】ウエハが回動して照射レーザ光の光路のみが遮
断された様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 イオン注入装置 7 メインチャンバ 11 排気手段 21 ロードロック室 22 ロードロック室 23 ロードロック室 25 カセットチャンバ 26 ベルジャ 29 載置台 30 収納カセット 31 プリズム 32 ビューポート 33 レーザ発光装置 34 レーザ受光装置 41 搬送装置 a 照射レーザ光 b 反射レーザ光 W ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/302 H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出物を所定位置に収納した収納体が
    納入される、気密に構成された格納室と、前記格納室の
    外部に配置され、前記格納室の壁体の一部に設けられた
    透明体を介して前記格納室内部に向けて適宜の検出光を
    発光させる発光装置と、前記発光装置からの検出光を反
    射させる反射装置と、前記格納室の外部に配置され、前
    記反射装置からの反射光を前記格納室の壁体の一部に設
    けられた透明体を介して受光する受光装置とを有し、前
    記被検出物が前記所定位置から突出した際に、当該突出
    した被検出物の一部が少なくとも前記検出光又は反射光
    を遮断する如く、前記発光装置、前記反射装置及び前記
    受光装置を配置したことを特徴とする、検出装置。
  2. 【請求項2】 被処理体に対して所定の減圧雰囲気下で
    処理を施す装置であって、複数の被処理体を上下方向の
    所定位置に収納した収納体が納入される気密な格納室
    と、被処理体に対して処理を行うための気密な処理室
    と、前記収納体と処理室との間で被処理体の搬出入を行
    う搬送手段と、前記格納室の外部に配置され、前記格納
    室の壁体の一部に設けられた透明体を介して前記格納室
    内部に向けて適宜の検出光を発光させる発光装置と、前
    記発光装置からの検出光を反射させる反射装置と、前記
    格納室の外部に配置され、前記反射装置からの反射光を
    前記格納室の壁体の一部に設けられた透明体を介して受
    光する受光装置とを有し、前記被検査物が前記所定位置
    から突出した際に、当該突出した被検査物の一部が少な
    くとも前記検出光又は反射光を遮断する如く、前記発光
    装置、前記反射装置及び前記受光装置を配置したことを
    特徴とする、処理装置。
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