JPH0633779Y2 - ブロワーの取付構造 - Google Patents

ブロワーの取付構造

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JPH0633779Y2
JPH0633779Y2 JP3900089U JP3900089U JPH0633779Y2 JP H0633779 Y2 JPH0633779 Y2 JP H0633779Y2 JP 3900089 U JP3900089 U JP 3900089U JP 3900089 U JP3900089 U JP 3900089U JP H0633779 Y2 JPH0633779 Y2 JP H0633779Y2
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JP
Japan
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blower
housing
support member
fixed
cutter
Prior art date
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JP3900089U
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康 菅沼
正文 荒木
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Priority to US07/422,224 priority patent/US4996829A/en
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Priority to GB8923382A priority patent/GB2223660B/en
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案のブロワーの取付構造に関するものである。
(従来の技術) ブロワーとして芝刈機に取付けられるものを例に挙げる
と、斯かるブロワーは機体側に固定される基部と、イン
ペラシャフトを回転自在に支持する支持部材と、前記イ
ンペラシャフトに固設したインペラを囲繞するブロワー
ハウジングとから成り、インペラの回転で、シューター
内に排風を送って刈芝をスムーズに搬送するようになっ
ている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来においては前記支持部材とブロワーハウ
ジングを基部に取付けるに際し、これら支持部材とブロ
ワーハウジングを基部に対して夫々別個に位置合せして
ボルト等で取付けていた。このため、取付け作業が煩雑
で作業時間が長くなるという不具合があった。
本考案は斯かる従来の不具合に鑑み成されたものであ
り、その目的とする処は取付け作業を簡単にして作業時
間を短縮することのできるブロワーの取付構造を提供す
るにある。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本考案は、機体側に固定される
基部17と、インペラシャフト24を回転自在に支持する支
持部材19と、前記インペラシャフト24に固設したインペ
ラ25を囲繞するブロワーハウジング20とから成り、前記
ブロワーハウジング20に形成した係止孔20bに前記支持
部材19を回転不能に係止し、前記支持部材19を前記基部
17に固定したことを特徴とする。
(作用) ブロワーハウジングの係止孔に支持部材を回転不能に係
止し、この状態で支持部材を基部に取付ける作業が不要
になる。従ってブロワー取付作業が簡単になり、作業時
間を短縮することができる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は乗用芝刈機の要部平面図、第2図は一部を第1
図のII-II線で破断した側面図である。
図中1は乗用芝刈機の機体で、該機体1の前部及び後部
の左右には前輪2,2と後輪3,3を設け、後輪3は機体1の
前部に搭載したエンジンによって駆動する。4は機体後
部に設けられたシート、5はその前方に設けられた操向
ハンドルである。
機体1の略中央部の下方にはカッターハウジング6設
け、該カッターハウジング6内には一対のカッターブレ
ード7,7を配置し、前記エンジンによりカッターブレー
ド7,7を水平面内で回転駆動させて芝を刈り取るように
する。
前記一対のカッターブレード7,7のうち右側のカッター
ブレード7は後輪3寄りに、左側のカッターブレード7
は前輪2寄りに配置し、その回転軌跡が前後方向から見
て一部重なるように配置する。これらのカッターブレー
ド7,7を覆うカッターハウジング6は、カッターブレー
ド7の上方部を覆う上壁6aと、その外周から垂下しカッ
ターブレード7の側方部を覆う周壁6bとからなる。
カッターハウジング6の周壁6bの右側部には放出口8を
形成し、この放出口8にロアシューター9の上流端を接
続する。ロアシューター9は後方に向けて外側に湾曲し
機体1側方を後方に上傾して延出する。そしてロアシュ
ーター9の下流端にはミドルシューター10の上流端が接
続し、ミドルシューター10の下流端にはアッパーシュー
ター11の上流端を接続する。これらのシューター9,10,1
1は機体の側方を上傾して後方に延び、アッパーシュー
ター11の下流端は機体1の後部に設けられたグラスバッ
グG上部のホッパートップ12内に配置する。
カッターハウジング6の右側方でロアシューター9の前
方位置にはブロワー13を設ける。
第3図はブロワー13の平面図、第4図は第3図のIV矢視
図である。
これらの図にも示す通り、カッターハウジング6の側部
には取付ベース15及びブラケット16が固設されており、
ブラケツト16はハウジング6の突出部6cに取付けられ、
又ブラケツト16の先端側にはローラーRを回転自在に取
付る。
取付ベース15は基部であるボトムプレート17、支持部材
であるベアリングハウジング19、後述するインペラ25を
囲繞するブロワーハウジング20等から成る。
前記ボトムプレート17は前記取付ベース15に固定され、
又、ブロワーハウジング20の円周には後方へ向けてダク
ト部20aを形成し、このダクト部20aをロアシューター9
に着脱自在に取付ける。前記ベアリングハウジング19内
にはベアリング22,22を介して回転支軸であるインペラ
シャフト24を回転自在に配置する。又、インペラシャフ
ト24の内端側には円筒部材26をキー結合し、該円筒部材
26の外周にはプーリー28を固設する。又、インペラシャ
フト24の外端側には取付基部24aを径外方へ向けて形成
し、この取付基部24aには複数のインペラ25をボルトb2
で取付ける。更に、前記ブロワーハウジング20の外側開
口部分をカバー30で覆う。
ここで、ブロワー13を構成するボトムプレート17、ベア
リングハウジング19、ブロワーハウジング20の取付構造
について記す。
ブロワーハウジング20には係止孔20bが形成されてお
り、この係止孔20bにベアリングハウジング19の係止部1
9aが嵌合している。第4図、第5図に示すように係止孔
20bは略三角形を成し、又、係止部19aもこれに合致した
形状を成し、従ってブロワーハウジング20はベアリング
ハウジング19に対して回転不能となっている。
ベアリングハウジング19の内端側(円形を成す)をボト
ムプレート17の開口17b(これも円形を成す)に嵌合す
るとともにこの状態でボトムプレート17とベアリングハ
ウジング19とをボルトb1…で締着し、ブロワーハウジン
グ20の面部20cをボトムプレート17とベアリングハウジ
ング19で挟持する。
本実施例では係止孔20b、係止部19aの形状を三角形とし
たが、これは楕円、四角形等でも良く、ベアリングハウ
ジング19に対してブロワーハウジング20が回転しない形
状、即ち真円以外の形状であればどのようものでも良
い。
前記ブラケツト16の基端側には支軸32を溶接等で固着
し、この支軸32外周に回転自在なカラー33を設けるとと
もにこのカラー33に基板35の一端側を固定する。該基板
35の他端側上面には軸36を固設し、この軸36外周にはベ
アリングを介してプーリー40を回転自在に設ける。前記
カラー33の外周にはトーションスプリング41を設け、該
スプリング41の一端側を前記ブラケツト16側に、又、他
端側を基板35側に係止し、基板35の他端側、即ちプーリ
ー40側を第3図のA方向へ常時付勢するようにする。こ
れは後述するベルト70にテンションを与えるためのもの
である。
前記取付ベース15の上面には支持板42の下面を固定し、
この支持板42の側部から上方へ延出する支持部42aの上
面には軸42bを固設する。この軸42bの外周にはベアリン
グを介してプーリー44を回転自在に設ける。
ここでカッターブレード7とブロワー13の駆動系につい
て説明する。
前記カッターブレード7,7には第1図、第2図に示すよ
うに鉛直な回転軸50,51が設けられており、これらの回
転軸50,51はカッターハウジング6の上壁6aから突出
し、その突出軸部にプーリー53,54が固着されている。
これらのプーリー53,54と、カッターハウジング6の上
方部に設けられた駆動プーリー56及びテンションプーリ
ー57との間にはベルト58を張設する。また、駆動プーリ
ー56の軸上にはもう一つのプーリー60を設け、このプー
リー60とエンジンの出力軸側の一対のプーリー61,62と
の間にベルト64を張設し、エンジンの動力がプーリー60
にベルト伝動されて、ベルト58によって2つのカッター
ブレード7が回転するように構成する。
また、右側のカッターブレード7の回転軸50上にはもう
一つプーリー66を設け、このプーリー66と、前記プーリ
ー28との間にベルト70を張設し、このベルト70は中間部
分でプーリー40,44に係止する。このベルト70によって
ブロワー13のインペラシャフト24が駆動され、インペラ
25が垂直面内で回転する。
したがって、2つのカッターブレード7,7によって芝が
刈り取られ、その一方でカッターハウジング6内には、
カッターブレード7の先端部に起立形成された羽翼によ
って気流が生起され、この気流によって刈芝はカッター
ハウジング6の放出口8からロアシューター9へ放出さ
れる。そして、インペラ25の回転により生ずる排風がロ
アシューター9へ送り込まれ、前記カッターブレード7
による気流と相まって刈芝をシューター9,10,11を介し
て、後方のグラスバッグ12へ搬送する。
以上において、本実施例ではブロワーハウジング20の係
止孔20bにベアリングハウジング19の係止部19aを嵌合さ
せ、両者19,20を互いに回転不能とした状態でベアリン
グハウジング19をボトムプレート17に固定するのでボト
ムプレート17とベアリングハウジング19の位置決めさえ
すれば、ブロワーハウジング20を位置決めする必要がな
くなり、更にはブロワーハウジング20を固定するための
ボルトも不要になり、以上によりブロワー13の取付作業
を簡単にして、その作業時間を短縮することが可能とな
る。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、ブロワーハウジング
の係止孔に支持部材を回転不能に係止し、この状態で支
持部材を基部に固定するので、ブロワーハウジングを基
部に対して位置合せする必要がなくなる。従ってブロワ
ー取付作業が簡単になり、作業時間を短縮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は乗用芝刈機の
要部平面図、第2図は一部を第1図のII−II線で破断し
た側面図、第3図はブロワーの平面図、第4図は第3図
のIV矢視図、第5図はブロワーの分解斜視図である。 尚、図面中、17は基部、19は支持部材、20はブロワーハ
ウジング、20bは係止孔、24はインペラシャフト、25は
インペラである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体側に固定される基部と、インペラシャ
    フトを回転自在に支持する支持部材と、前記インペラシ
    ャフトに固設したインペラを囲繞するブロワーハウジン
    グとから成り、 前記ブロワーハウジングに形成した係止孔に前記支持部
    材を回転不能に係止し、前記支持部材を前記基部に固定
    したことを特徴とするブロワーの取付構造。
  2. 【請求項2】前記ブロワーハウジングの一面を前記支持
    部材と前記基部とで挟持して該ハウジングを固定したこ
    とを特徴とする前記請求項(1)に記載のブロワーの取
    付構造。
JP3900089U 1988-10-17 1989-03-31 ブロワーの取付構造 Expired - Lifetime JPH0633779Y2 (ja)

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JP3900089U JPH0633779Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 ブロワーの取付構造
US07/422,224 US4996829A (en) 1988-10-17 1989-10-16 Lawn mower with blower
FR8913538A FR2637767B1 (ja) 1988-10-17 1989-10-17
GB8923382A GB2223660B (en) 1988-10-17 1989-10-17 Lawn mower with blower
DE3934636A DE3934636A1 (de) 1988-10-17 1989-10-17 Rasenmaeher mit geblaese

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