JPH06337392A - 画像投影装置 - Google Patents

画像投影装置

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JPH06337392A
JPH06337392A JP12614493A JP12614493A JPH06337392A JP H06337392 A JPH06337392 A JP H06337392A JP 12614493 A JP12614493 A JP 12614493A JP 12614493 A JP12614493 A JP 12614493A JP H06337392 A JPH06337392 A JP H06337392A
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image
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liquid crystal
light
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JP12614493A
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Inventor
Hiroshi Takahashi
浩 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特殊な原稿を予め作成することがなく小型か
つ安価な構成で操作も簡単な画像投影装置を提供する。 【構成】 原稿4がコンタクトガラス3上に載置された
状態で結像スキャナ6により原稿4を走査し、その反射
光により高分子・液晶複合膜5上を走査すると原稿画像
の濃淡に応じたカラー画像が色フィルタ33を介して高
分子・液晶複合膜5内において光の透過率の差として等
倍画像で転写される。圧板32が開かれて原稿4がコン
タクトガラス3上から除去され、また、照明ユニット9
内のランプ11をオンにすると、フレネルレンズ10
と、色フィルタ33と、反射ミラー31、14およびレ
ンズ15により高分子・液晶複合膜5内に形成された画
像がカラー画像でスクリーン上に拡大投影される。原稿
4は白色蛍光灯または単一色の光源7、17で照明さ
れ、高分子・液晶複合膜5は白色蛍光灯11、18、2
4で照明される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像をスクリーン
上に光学的に投影する画像投影装置および画像投影用画
像形成装置に関し、特に普通紙プロジェクタ(PPP:
Plain PaperProjector )に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な純光学式のOHP(Over Head
Projector )やスライドプロジェクタでは、例えば特開
平4−128734号公報に示すように原稿としてそれ
ぞれOHPシートやスライドフィルムのような透明なシ
ートが用いられ、この透明シートの透過光を投影するこ
とにより透明シート上の画像がスクリーン上に拡大投影
される。しかしながら、このような投影装置では、不透
明な普通紙原稿を投影することができず、また、厚みの
あるブック原稿も当然に投影することができないので、
透明シートに対して手書きしたり、複写機により画像を
転写しなければならず、不便である。
【0003】そこで、例えば特開平4−149417号
公報や特開平4−208932号公報に示すように電気
的に駆動されるTFT(薄膜トランジスタ)型液晶表示
装置の透過光を投影する半光学式半電気式の方法が知ら
れている。この装置では、原稿画像が光電変換されて液
晶装置に電気的に書き込まれて可視化され、この画像が
光学的に拡大投影される。また、この装置では、投影す
べき画像が予め電気信号に変換されて記憶されるので、
原稿を交換する面倒な作業を省略することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このT
FT型液晶表示装置を用いた投影装置では、表示装置が
電気的に駆動されるので、原稿読み取り用のスキャナや
ディジタル画像処理装置が大きくかつ高価であり、ま
た、操作が繁雑であるという問題点がある。さらに、T
FT型液晶表示装置は各画素に対してTFTを形成しな
ければならないので、製造時の歩留りにより大型化が困
難である。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、特殊な
原稿を予め作成することがなく小型かつ安価な構成であ
って、また、簡単な操作でカラー画像を投影することが
できる画像投影装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の手段の画像投影装
置は上記目的を達成するために、光照射により入射光を
透過または散乱する状態変化を示す光応答性フィルム
と、原稿を照明する第1の照明手段と、前記第1の照明
手段により照明された原稿画像の反射光を色フィルタを
介して前記光応答性フィルム上に結像することにより原
稿画像を前記光応答性フィルムに転写する結像手段と、
前記光応答性フィルムを照明する第2の照明手段と、前
記第2の照明手段により照明された前記光応答性フィル
ムの透過光を色フィルタを介して拡大投影する投影手段
とを備え、前記第1および第2の照明手段は同一、また
は同様な発光波長特性を有することを特徴とする。
【0007】第2の手段は、第1の手段において前記第
1および第2の照明手段が共に白色光源であることを特
徴とする。
【0008】第3の手段は、光照射により入射光を透過
または散乱する状態変化を示す光応答性フィルムと、原
稿を照明する第1の照明手段と、前記第1の照明手段に
より照明された原稿画像の反射光を色フィルタを介して
前記光応答性フィルム上に結像することにより原稿画像
を前記光応答性フィルムに転写する結像手段と、前記光
応答性フィルムを照明する第2の照明手段と、前記第2
の照明手段により照明された前記光応答性フィルムの透
過光を色フィルタを介して拡大投影する投影手段とを備
え、前記第1および第2の照明手段の発光波長特性が異
なることを特徴とする。
【0009】第4の手段は、第3の手段において前記第
1の照明手段が単一色の発光ランプであることを特徴と
する。
【0010】第5の手段は、第3の手段において前記第
1の照明手段の発光波長が可変であることを特徴とす
る。
【0011】第6の手段は、第3の手段において前記第
1の照明手段が発光波長が異なる複数の光源により構成
され、この複数の光源が選択的に発光可能であることを
特徴とする。
【0012】
【作用】第1の手段では、不透明な普通紙のカラー原稿
画像が光電変換されず、色フィルタにより色分解されて
純光学的に光応答性フィルム上に転写され、また、光応
答性フィルム上に転写された色成分が色フィルタにより
カラーで投影され、また、簡単な操作でカラー画像を投
影することができる。さらに原稿照明手段と投影用照明
手段が同一または同様な発光波長特性を有するので、原
稿の色特性に左右されないで十分な階調性を得ることが
できる。
【0013】第2の手段では、原稿照明手段と投影用照
明手段が白色光源であるので、原稿の色を忠実に色分解
して光応答性フィルム上に転写することができ、光応答
性フィルム上に転写された色成分を忠実に再現して投影
することができる。
【0014】第3の手段では、原稿照明手段と投影用照
明手段の発光波長特性が異なるので、原稿上の原稿照明
手段の色が光応答性フィルム上に転写されず、投影され
ない。また、原稿上の地肌は投影用照明手段の色により
着色された状態で投影されない。
【0015】第4の手段では、原稿照明手段が単一色の
発光ランプであるので、原稿上のその色が光応答性フィ
ルム上に転写されず、したがって、ユーザの使用目的に
応じて原稿照明手段により原稿上のその色が投影されな
いようにすることができる。
【0016】第5の手段では、原稿照明手段の発光波長
が可変であるので、発光波長を選択することによりユー
ザの使用目的に応じて原稿上の所望の色が投影されない
ようにすることができる。
【0017】第6の手段では、発光波長が異なる複数の
光源が選択的に発光可能であるので、ユーザの使用目的
に応じて光源を選択することにより原稿上の所望の色が
投影されないようにすることができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の実施例に係るカラー画像投影装置
の原稿読み取り状態を示す構成図、図2は図1のカラー
画像投影装置の投影状態を示す構成図、図3は図1およ
び図2の高分子・液晶複合膜の動作原理を示す説明図、
図4は図1のスキャナユニットを単独で使用した場合の
読み取り動作を示す説明図、図5は図1のスキャナユニ
ットを単独で使用した場合の読み取り完了後を示す説明
図、図6は図1のカラー画像投影装置のOHPシートの
投影状態を示す説明図である。
【0019】図1および図2において、この装置は一例
として等倍読み取りおよび透過投影型で構成され、概略
的に普通紙原稿4を光学的に読み取って光応答性液晶膜
の一例として高分子・液晶複合膜5に転写するとともに
高分子・液晶複合膜5に転写された画像を投影する光学
系の一部を構成するスキャナユニット1と、高分子・液
晶複合膜5に転写された画像を面照明する照明ユニット
9と、高分子・液晶複合膜5の透過光を投影する投影ユ
ニット12により構成され、高分子・液晶複合膜5は光
照射により入射光を透過または散乱する状態変化を示す
特性を有する。
【0020】スキャナユニット1は照明ユニット9に対
して着脱自在に構成され、光の照射により画像が形成さ
れる高分子・液晶複合膜5と、高分子・液晶複合膜5の
上下面に形成されている透明電極5a、5bに電圧を印
加するための電源2と、原稿4を下向きに載置するため
の透明なコンタクトガラス3と、コンタクトガラス3上
の原稿を押さえつけるとともにその押さえつけ面に反射
ミラー31が固定された圧板32と、コンタクトガラス
3上の原稿4を光学的に走査して高分子・液晶複合膜5
に転写するための結像スキャナ6と、結像スキャナ6に
より走査された画像を色分解して高分子・液晶複合膜5
に転写するための色フィルタ33を有する。
【0021】結像スキャナ6はコンタクトガラス3上の
原稿4を主走査方向(図面と直交方向)にかつ斜め45
°で照明するランプ7と、原稿4の反射光を高分子・液
晶複合膜5上に等倍で結像するためのレンズアレイ8等
を有し、副走査方向(図示矢印方向)に移動可能に構成
されている。
【0022】照明ユニット9には高分子・液晶複合膜5
を照明してその透過光を色フィルタ33とコンタクトガ
ラス3を介して上方に放射するためのランプ11が設け
られ、また、高分子・液晶複合膜5の下面に接触するよ
うにフレネルレンズ10が配置されている。投影ユニッ
ト12は反射ミラー14と拡大投影用のレンズ15によ
り構成されてスキャナユニット1に支持され、また、照
明ユニット9とスキャナユニット1側の高分子・液晶複
合膜5、色フィルタ33及び反射ミラー31とともに投
影光学系を構成している。
【0023】次に、図3を参照して高分子・液晶複合膜
5の動作原理を説明する。先ず、この高分子・液晶複合
膜5は光重合により形成された材料が電界の有無により
光を透過または拡散する状態変化を示し、光重合の組成
としては例えばシアノビフェニル系液晶と、2官能ウレ
タンアクリラートオリゴマー(分子量:2000)とモ
ノマー(2−ヒドロキシエチルアクリラート)が知られ
ている。
【0024】このような構成の高分子・液晶複合膜5を
予めマトリクスの屈折率と液晶の常光屈折率が一致する
ように設定し、図3(a)に示すように電界を印加しな
がら光を照射すると、照射部では液晶が相分離して重合
が進み、相全体が透明になる。また、配光が固定される
のでこの透明状態は電界が印加されなくなっても維持さ
れる。
【0025】また、この組成物を単に光重合させると、
同様に液晶相がマトリクスから徐々に相分離するが、液
晶相の配向がランダムであるので空間的な屈折率の差が
発生し、図3(b)に示すように光を散乱して不透明な
状態となる。さらに、この膜5に電圧を印加すると液晶
が電界方向に配列して液晶部とマトリクス部の屈折率が
一致し、図3(c)に示すように透明な状態となる。し
たがって、電界のオン、オフにより光の透過率が大きく
変化するが、原稿画像を光電変換することなく光学的に
転写することができる。
【0026】次に上記実施例の動作を説明する。先ず、
原稿4を光学的に読み取って高分子・液晶複合膜5に転
写する場合には、図1に示すように原稿4がコンタクト
ガラス3上に載置されて圧板32により押さえ付けられ
た状態で、高分子・液晶複合膜5の上下面に形成されて
いる透明電極5a、5bに対して電源2により電圧が印
加される。この状態で結像スキャナ6により原稿4を走
査し、また、その反射光により高分子・液晶複合膜5上
を走査すると原稿画像の各色成分の濃淡に応じた画像が
色フィルタ33を介して高分子・液晶複合膜5内におい
て光の透過率の差として等倍画像で転写される。この状
態で、電源2をオフにして高分子・液晶複合膜5の上下
面に形成されている透明電極5a、5bの印加電圧をオ
フにすると、高分子・液晶複合膜5内に形成された画像
が保持される。なお、この転写画像は原稿画像のネガで
ある。
【0027】次いで図2に示すように、圧板32が開か
れて原稿4がコンタクトガラス3上から除去され、ま
た、結像スキャナ6がコンタクトガラス3と高分子・液
晶複合膜5の間から外に退避した状態で照明ユニット9
内のランプ11をオンにすると、高分子・液晶複合膜5
内に形成された画像がフレネルレンズ10と、色フィル
タ33と、レンズ15と反射ミラー14、31により不
図示のスクリーン上にポジのカラー画像として拡大投影
される。
【0028】次に、上記実施例において用いられる色フ
ィルタ33について詳細に説明する。一例として図12
および図13に示すようなR(赤)G(緑)B(青)の
色分解フィルタを用いた場合、読み取り時には原稿4が
結像スキャナ6により走査されてその画像のR、G、B
の各色成分がRGB色分解フィルタの色部を透過し、そ
の光エネルギーで濃淡画像が高分子・液晶複合膜5に形
成される。
【0029】この場合、原稿の白色部はR、G、Bの各
フィルタ部を透過して高分子・液晶複合膜5を透過状態
にし、原稿の黒色部はR、G、Bの各フィルタ部を透過
して高分子・液晶複合膜5を非透過状態にする。また、
例えば原稿の赤部はRのフィルタ部のみを透過して高分
子・液晶複合膜5を透過状態にし、G、Bの各フィルタ
部では高分子・液晶複合膜5が非透過状態になる。
【0030】また、投影時には高分子・液晶複合膜5が
投影ランプ11により照明されてその透過光がRGB色
分解フィルタを介して投影された場合、高分子・液晶複
合膜5のR、G、Bの各色成分がRGB色分解フィルタ
により色分解されてフィルタの色のカラー画像が投影さ
れる。この場合、原稿の白色部による高分子・液晶複合
膜5の透明部は、投影ランプ7の光を透過してR、G、
Bの各フィルタ部を透過し、その領域の合成により白色
光が投影され、原稿の黒色部による高分子・液晶複合膜
5の非透明部は影となって投影されない。また、例えば
原稿の赤部による高分子・液晶複合膜5の透明部の透過
光はRのフィルタ部のみを透過し、G、Bの各フィルタ
部では影となって投影されない。
【0031】したがって、上記実施例によれば、原稿4
の画像を色フィルタ33を介して高分子・液晶複合膜5
に光学的に転写し、この高分子・液晶複合膜5に光学的
に転写された画像を色フィルタ33を介して拡大投影す
るので、TFT型液晶表示装置を用いた投影装置のよう
に原稿4の画像を光電変換して読み取るスキャナやディ
ジタル画像処理回路を用いることなく、普通紙原稿4を
カラーで投影することができる。
【0032】また、スキャナユニット1が照明ユニット
9に対して着脱自在に構成されているので、図4および
図5に示すようにスキャナユニット1を照明ユニット9
から分離して別の場所で原稿を読み取ることができ、ま
た、既存の純光学式OHPに取り付けることも可能であ
る。さらに、照明ユニット9と投影ユニット12は純光
学式OHPとして使用することができるので、図6に示
すようにスキャナユニット1とフィルタ33を除去した
状態でOHPシート16も投影することができ、したが
って、今までにない便利なOHPとして利用することが
できる。
【0033】ここで、上記実施例では、光応答性液晶膜
の一例として高分子・液晶複合膜5を用いたが、代わり
に強誘電性液晶(FLC:Ferroelectric Liquid Cryst
al)に対して光に反応する例えばアゾベンゼン誘導体を
混合した液晶を用いることができる。この液晶は「NATU
RE VOL 361 4 FEBRUARY 1993」に発表され、FLCにア
ゾベンゼン誘導体を混合した液晶が透明電導膜として2
μmのギャップで配置されたITO(酸化インジウム)
膜の間に封入されている。
【0034】図7を参照してこの液晶の動作原理を説明
すると、先ず、図7(a)に示すようにITO膜21
a、21b間に始め数Vの電圧を印加し、次いで図7
(b)に示すように印加電圧の極性を反転するとともに
画像を投影(またはレーザ光を照射)すると、図7
(c)に示すようにITO膜21a、21b間の液晶2
2の相が照射光に応じて変化し、したがって、液晶22
に画像が形成される。また、この状態で印加電圧の極性
を反転しなければ液晶22に形成された画像が保持され
る。
【0035】次に、図8および図9を参照して第2の実
施例を説明する。図8は第2の実施例の原稿読み取り状
態を示す構成図、図9は図8の画像投影装置の投影状態
を示す構成図であり、第1の実施例では透過投影型で構
成されているが、この第2の実施例では反射投影型で構
成されている。
【0036】この実施例のスキャナユニット1aは概略
的には第1の実施例のスキャナユニット1と、照明投影
光学系の一部を構成するフレネルレンズミラー17で構
成され、具体的には光照射により入射光を透過または散
乱する状態変化を示す高分子・液晶複合膜5と、高分子
・液晶複合膜5の上下面に形成されている透明電極5
a、5bに電圧を印加するための電源2と、原稿4を下
向きに載置するための透明なコンタクトガラス3と、コ
ンタクトガラス3上の原稿を押さえつけるとともにその
押さえつけ面に反射ミラー31が固定された圧板32
と、コンタクトガラス3上の原稿4を光学的に走査して
高分子・液晶複合膜5に転写するための結像スキャナ6
と、結像スキャナ6により走査された画像を色分解して
高分子・液晶複合膜5に転写するための色フィルタ33
と、高分子・液晶複合膜5の下面に接触するように配置
されたフレネルレンズミラー17を有する。
【0037】照明投影ユニット19はコンタクトガラス
3を介して高分子・液晶複合膜5の上面を上方から照明
するランプ18と、フレネルレンズミラー17により高
分子・液晶複合膜5を介して集光および反射された光を
集光する拡大投影用のレンズ15と、レンズ15により
集光された光を圧板32のミラー31の方向に反射する
ミラー14により構成され、スキャナユニット1a側の
フレネルレンズミラー17に対して支持されている。し
たがって、この照明投影ユニット19は既存の純光学式
OHPの構成部材で構成することができる。
【0038】したがって、この場合の原稿読み取り動作
は第1の実施例と同様に、図8に示すように原稿4がコ
ンタクトガラス3上に載置されて圧板32により押さえ
付けられた状態で、高分子・液晶複合膜5の上下面に形
成されている透明電極5a、5bに対して電源2により
電圧が印加される。この状態で結像スキャナ6により原
稿4を走査し、また、その反射光により高分子・液晶複
合膜5上を走査すると原稿画像の各色成分の濃淡に応じ
た画像がフィルタ33を介して高分子・液晶複合膜5内
において光の透過率の差として等倍画像で転写される。
また、この状態で、電源2をオフにして高分子・液晶複
合膜5の上下面に形成されている透明電極5a、5bの
印加電圧をオフにすると、高分子・液晶複合膜5内に形
成された画像が保持される。
【0039】次いで図9に示すように、圧板32が開か
れて原稿4がコンタクトガラス3上から除去され、ま
た、結像スキャナ6がコンタクトガラス3と高分子・液
晶複合膜5の間から外に退避した状態で照明投影ユニッ
ト19のランプ18をオンにすると、高分子・液晶複合
膜5内に形成された画像がフレネルレンズミラー17
と、フィルタ33と、レンズ15と反射ミラー14、3
1により不図示のスクリーン上にポジ画像として拡大投
影される。
【0040】次に、図10および図11を参照して第3
の実施例を説明する。図10は第3の実施例の原稿読み
取り状態を示す構成図、図11は図10の画像投影装置
の投影状態を示す構成図であり、第1および第2の実施
例では等倍読み取り型で構成されているが、この第3の
実施例では縮小読み取り型で構成されている。
【0041】このスキャナユニット1bの高分子・液晶
複合膜22は、図10に示すような原稿読み取り時にお
ける光路と図11に示すような投影時における光路に選
択的に配置可能なように、一端を回転軸として回動可能
なように軸支されている。なお、この駆動は電気的に行
っても手動で行うようにしてもよい。
【0042】スキャナユニット1bにはまた、読み取り
光学系としてコンタクトガラス3上の原稿4を一括照明
するランプ27と、原稿4の反射光を高分子・液晶複合
膜22に対して縮小結像するためにランプ27により照
明された原稿4の反射光を高分子・液晶複合膜22の方
向に導く反射ミラー20とレンズ21が固定され、投影
光学系として高分子・液晶複合膜22を照明するための
ランプ24およびレンズ23と、高分子・液晶複合膜2
2の透過光を不図示のスクリーンに拡大投影するための
レンズ25が固定されている。そして、高分子・液晶複
合膜22の下面にはカラー画像投影用の色フィルタ33
が固定されている。
【0043】なお、投影光学系のレンズ25は図示省略
の支持部材を介してスキャナユニット1bに固定され、
また、高分子・液晶複合膜22には色フィルタ33を介
して反射ミラー20により原稿画像のポジ画像が書き込
まれ、色フィルタ33と高分子・液晶複合膜22の透過
光が投影されるので、反射ミラーの数は圧板32側のミ
ラー26のみのように奇数である。
【0044】したがって、この実施例によれば、原稿画
像が縮小して高分子・液晶複合膜22に書き込まれるの
で、高分子・液晶複合膜22を小型化することができ、
したがって、第1および第2の実施例に比べて安価に構
成することができる。
【0045】ここで、この第3の実施例では第1および
第2の実施例と投影時の透過順序が異なり、図11に示
すように高分子・液晶複合膜22をフィルタ33側から
ランプ24により照明し、フィルタ33の透過光が高分
子・液晶複合膜22を透過して投影されるが、このよう
に透過順序が逆になってもカラー画像を投影することが
できる。さらに、投影用のランプ24は通常、高輝度の
ものが用いられて高温になる場合が多く、また、高分子
・液晶複合膜22は電極5a、5b間に液晶が封入され
ているので排熱も重要となるが、この第3の実施例では
投影用のランプ24の光エネルギーが色フィルタ33に
より減衰されるので、高分子液晶複合膜22が高温にな
ることを防止することができる。
【0046】次に、本発明に用いられる各種の色フィル
タ33を説明する。図12(a)はR、G、Bの各フィ
ルタ部が帯状に分布したストライプ状フィルタを示し、
図12(b)はR、G、Bの各フィルタ部が単一方向に
分布したマトリクス状フィルタを示し、図12(c)は
R、G、Bの各フィルタ部がお互いに隣接しないように
空間上に分布したマトリクス状フィルタを示している。
【0047】図13は上記RGB色分解フィルタの波長
透過特性を示し、400nmから700nmまでの可視
光波長帯の光がR、G、Bの各フィルタ部により分割し
て透過する。ここで、原稿画像のR、G、Bの各成分も
同様にフィルタにより色領域に分離して各色成分の高分
子・液晶複合膜5の光透過状態を制御し、また、その透
過光をフィルタを介して投影するので、R、G、Bの各
成分が投影されるが、R、G、Bの単色のみならずR、
G、Bの各成分の濃淡の組み合わせにより中間色が投影
されるので、フルカラーで投影することができる。
【0048】図14は色フィルタ33の他の例としてY
(イエロー)M(マゼンタ)C(シアン)のカラーフィ
ルタを示し、図14(a),(b),(c)示す各フィ
ルタ構成は、それぞれ上記図12(a),(b),
(c)に対応している。また、図15はこのYMCフィ
ルタの波長透過特性を示し、このYMCフィルタでは4
00nmから700nmまでの可視光波長帯の光をY、
M、Cの各フィルタが分割してかつ一部を重複して透過
する。
【0049】したがって、読み取り時には原稿画像のY
MC成分がそれぞれY、M、Cの各フィルタを透過して
高分子・液晶複合膜5に形成される。また、投影時には
高分子・液晶複合膜5の透過光とYMCフィルタの透過
光を投影することによりRGBフィルタと同様にフルカ
ラーで投影することができる。さらに、このYMCフィ
ルタを用いた場合には、各フィルタの透過波長帯がRG
Bフィルタより広いので透過光量が多く、より明るい投
影画像を得ることができ、例えば原稿の白部はRGBフ
ィルタを用いた場合より約2倍の明るさとなる。
【0050】ここで、図12(a)および図14(a)
にそれぞれ示すようにRGBおよびYMCが帯状に分布
したフィルタでは、読み取り時には原稿の反射光の各色
成分が各色のフィルタを透過してストライプ状に色分解
された画像が高分子・液晶複合膜5に形成され、また、
投影時には高分子・液晶複合膜5の画像の各色のフィル
タの透過光が投影されるので、RGBまたはYMCのフ
ィルタのストライプ方向に色分解および色投影されてカ
ラー画像が投影されるが、ストライプ方向と垂直方向に
はフィルタによる制限がないので、高分子・液晶複合膜
5の解像度に応じた高い解像度で投影される。
【0051】また、図12(b),(c)および図14
(b),(c)に示すマトリクス状フィルタでは、RG
BおよびYMCの各フィルタがドット状に分布している
ので、解像度が方向に関係なく等しい画像が投影され
る。また、これらの図に示す例では縦方向または横方向
以外の繰り返し分布で各フィルタが構成されているの
で、縦線や横線とフィルタのピッチの重なりにより色ム
ラを防止することができる。
【0052】また、カラーフィルタのピッチは、第1お
よび第2の実施例の等倍読み取り方式では0.1mmで
あり、第3の実施例の縮小読み取り方式では0.02m
mであり、原稿位置換算で同様になる。なお、フィルタ
の色ピッチは、投影される原稿画像に依るところが大き
いが、この程度であれば文字原稿に対しても十分な解像
度を得ることができ、また、写真原稿や大きな文字の原
稿の場合であっても少なくとも空間の色周期を5mm/
周期以内にすることにより、実用的に拡大投影すること
ができる。
【0053】図16は他の例として単色フィルタと2色
フィルタを示し、図16(a)および(c)に示す例で
は、読み取り時には原稿の反射光がRの単色フィルタを
透過して画像が高分子・液晶複合膜5に形成され、投影
時には高分子・液晶複合膜5の画像と単色フィルタの透
過光が投影される。この場合、単色フィルタの色成分の
原稿画像は消去され、Rの単色フィルタを用いた場合に
原稿の赤部は、白部と同様に高分子・液晶複合膜5では
透明になり、投影されない。
【0054】図16(b)は一例としてRBの2色スト
ライプフィルタを示し、この場合には2色に分解された
カラー画像が投影される。したがって、このような特殊
なカラーフィルタを用いることにより、ユーザの使用目
的に応じた投影を行うことができる。
【0055】図17(a),(b),(c),(d)は
最後のフィルタ例として透明余白フィルタを示し、一例
としてRGBにより構成されるカラーフィルタの画素
(色部)の間に透明部33Tが形成されている。図12
(a)〜(c)に示す場合と同様に、図17(a)に示
すストライプ状フィルタではRGBが帯状に分布し、図
17(b)に示すマトリクス状フィルタではRGBが単
一方向に分布し、図17(c)に示すマトリクス状フィ
ルタではRGBがお互いに隣接しないように空間上に分
布している。
【0056】このような透明余白フィルタを用いた場合
には、透過率が図12(a)〜(c)に示すフィルタよ
り増加するので明るい投影画像を得ることができ、ま
た、原稿の淡色部がより明るくなり、コントラストが大
きな投影画像を得ることができる。さらに、透明部33
Tを空間上で周期的に分布するように形成して透過率を
増加させることにより、画像空間上に均一に明るい投影
画像を得ることができ、また、原稿の淡色ベタ画像部
は、画像の階調に似たドット的な分布の投影画像とな
り、印刷と同様に濃度が視覚的に滑らかに分布して見え
る。
【0057】図17(d)は図17(a)に示すストラ
イプ状フィルタの変形を示し、RGBが横方向に繰り返
して連続するとともにストライプ方向と直交する方向に
透明部33Tが形成されている。ここで、上記第1〜第
3の実施例では原稿画像を純光学的にそのまま高分子・
液晶複合膜5、22に形成し、また、高分子・液晶複合
膜5、22自体の解像度は十分高いので投影装置自体の
解像度は色フィルタ33により決定される。
【0058】したがって、このストライプ状フィルタを
用いた場合には、横方向はフィルタによりその空間が色
分解されてカラー画像が投影され、フィルタによる解像
度に制限がない縦方向は、透明部33Tにより横方向の
解像度を更に悪化することなく透過率が増加し、明るい
画像が得られる。
【0059】最後に、図18、図19及び図20を参照
して本発明の特徴である照明用の光源について説明す
る。上記第1〜第3の実施例では、原稿画像を高分子・
液晶複合膜5、22に形成するための照明手段としては
ランプ7、27が用いられ、高分子・液晶複合膜5、2
2の画像を投影するための照明手段としてはランプ1
1、18、24が用いられているが、本実施例ではこれ
らのランプとして白色蛍光灯を共に用いることができ
る。したがって、この場合には、読み取り光学系と投影
光学系の光源の発光波長特性が同一であるので、原稿の
色特性に左右されないで良好な階調性を得ることができ
る。
【0060】ここで、図18と図19はそれぞれハロゲ
ンランプと白色蛍光灯の各分光分布を示し、共に可視光
領域では不均一に分布している。図18に示すハロゲン
ランプでは一般に、波長が長くなるに従って発光エネル
ギーが増加するので、ランプ近傍またはその光路中に赤
外カットフィルタが用いられが、図19に示す白色蛍光
灯では可視光領域で幾つかのピークを有するので、この
ピークを除去するためのフィルタをランプ近傍またはそ
の光路中に配置することにより原稿の色を忠実に色分解
して結像し、また、忠実に再現して投影することができ
る。したがって、原稿の色を欠落することなくフルカラ
ー画像を投影することができる。
【0061】また、ユーザの使用目的に応じて結像用の
ランプ7、27としては例えば図20に示すような分光
分布の緑色蛍光灯をそのまま用い、他方、投影用のラン
プ11、18、24としては図19に示すような分光分
布の白色蛍光灯をそのまま用いることができる。すなわ
ち、緑色蛍光灯の分光分布は図20に示すように約55
0nmにおいて輝線が立っており、発光色は緑色成分が
殆どであるので、原稿上の緑色の画像や文字が照明され
ると、その領域の高分子・液晶複合膜5、22は地肌の
白色と同様に透明になり、したがって、白色蛍光灯によ
り照明された場合に投影されない。
【0062】また、この場合には、前述したピーク値除
去用のフィルタを用いた場合と異なり、投影時に白色蛍
光灯により照明された場合には原稿の地肌部は白色とな
る。したがって、原稿照明用の光源の発光色を選択可能
に構成すれば、ユーザの使用目的に応じて原稿内の所望
の色が投影されないようにすることができる。
【0063】また、原稿照明用の光源を複数の例えば
R、G、Bの蛍光灯で構成して選択的に点灯したり、白
色蛍光灯のみで構成してその光路にR、G、Bのフィル
タを選択的に配置することにより、ユーザの使用目的に
応じて原稿内の所望の色が投影されないようにすること
ができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、不透明な普通紙のカラー原稿画像が光電変換され
ず、色フィルタにより色分解されて純光学的に光応答性
フィルム上に転写され、また、光応答性フィルム上に転
写された色成分が色フィルタによりカラーで投影される
ので、特殊な透明原稿を予め作成することがなく、小型
かつ安価な構成であって、また、簡単な操作でカラー画
像を投影することができる。さらに原稿照明手段と投影
用照明手段が同一または同様な発光波長特性を有するの
で、原稿の色特性に左右されないで十分な階調性を得る
ことができ、したがって、原稿の濃度特性を忠実に再現
して投影することができる。
【0065】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において原稿照明手段と投影用照明手段が白色光源で
あるので、原稿の色を忠実に色分解して光応答性フィル
ム上に転写することができ、また、光応答性フィルム上
に転写された色成分を忠実に再現して投影することがで
き、したがって、原稿の色を欠落することなくフルカラ
ー画像を投影することができる。
【0066】請求項3記載の発明は、原稿照明手段と投
影用照明手段の発光波長特性が異なるので、原稿上の原
稿照明手段の色が光応答性フィルム上に転写されず、投
影されない。また、原稿上の地肌は投影用照明手段の色
により着色された状態で投影されないので、原稿照明手
段によりユーザの使用目的に応じて原稿上の所望の色が
投影されないようにすることができる。
【0067】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において原稿照明手段が単一色の発光ランプであるの
で、原稿上のその色が光応答性フィルム上に転写され
ず、したがって、原稿照明手段によりユーザの使用目的
に応じて原稿上のその色が投影されないようにすること
ができる。
【0068】請求項5記載の発明は、請求項3記載の発
明において原稿照明手段の発光波長が可変であるので、
発光波長を選択することによりユーザの使用目的に応じ
て原稿上の所望の色が投影されないようにすることがで
きる。
【0069】請求項6記載の発明は、請求項3または5
記載の発明において発光波長が異なる複数の光源が選択
的に発光可能であるので、光源を選択することによりユ
ーザの使用目的に応じて原稿上の所望の色が投影されな
いようにすることができる。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るカラー画像投影装置の原
稿読み取り状態を示す構成図である。
【図2】図1のカラー画像投影装置の投影状態を示す構
成図である。
【図3】図1および図2の高分子・液晶複合膜の動作原
理を示す説明図である。
【図4】図1のスキャナユニットを単独で使用した場合
の読み取り動作を示す説明図である。
【図5】図1のスキャナユニットを単独で使用した場合
の読み取り完了後を示す説明図である。
【図6】図1のカラー画像投影装置のOHPシートの投
影状態を示す説明図である。
【図7】光応答性液晶膜の他の例の動作原理を示す説明
図である。
【図8】第2の実施例の原稿読み取り状態を示す構成図
である。
【図9】図8のカラー画像投影装置の投影状態を示す構
成図である。
【図10】第3の実施例の原稿読み取り状態を示す構成
図である。
【図11】図10のカラー画像投影装置の投影状態を示
す構成図である。
【図12】色フィルタの例としてRGBカラーフィルタ
を示す説明図である。
【図13】図12のRGBカラーフィルタの波長透過特
性を示す説明図である。
【図14】色フィルタの例としてYMCカラーフィルタ
を示す説明図である。
【図15】図14のYMCカラーフィルタの波長透過特
性を示す説明図である。
【図16】色フィルタの例として単色フィルタを示す説
明図である。
【図17】色フィルタの例として透明余白フィルタを示
す説明図である。
【図18】ハロゲンランプの分光分布を示す説明図であ
る。
【図19】白色蛍光灯の分光分布を示す説明図である。
【図20】緑色蛍光灯の分光分布を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1a,1b スキャナユニット 3 コンタクトガラス 4 原稿 5,22 高分子・液晶複合膜 6 結像スキャナ 7、11、18、24、27 ランプ 9 照明ユニット 12 投影ユニット 16 OHPシート 19 照明投影ユニット 33 色フィルタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を拡大して投影する画像投影装
    置において、 光照射により入射光を透過または散乱する状態変化を示
    す光応答性フィルムと、 原稿を照明する第1の照明手段と、 前記第1の照明手段により照明された原稿画像の反射光
    を色フィルタを介して前記光応答性フィルム上に結像す
    ることにより原稿画像を前記光応答性フィルムに転写す
    る結像手段と、 前記光応答性フィルムを照明する第2の照明手段と、 前記第2の照明手段により照明された前記光応答性フィ
    ルムの透過光を色フィルタを介して拡大投影する投影手
    段と、 を備え、前記第1および第2の照明手段はほぼ同一の発
    光波長特性を有することを特徴とする画像投影装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の照明手段は共に白
    色光源であることを特徴とする請求項1記載の画像投影
    装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像を拡大して投影する画像投影装
    置において、 光照射により入射光を透過または散乱する状態変化を示
    す光応答性フィルムと、 原稿を照明する第1の照明手段と、 前記第1の照明手段により照明された原稿画像の反射光
    を色フィルタを介して前記光応答性フィルム上に結像す
    ることにより原稿画像を前記光応答性フィルムに転写す
    る結像手段と、 前記光応答性フィルムを照明する第2の照明手段と、 前記第2の照明手段により照明された前記光応答性フィ
    ルムの透過光を色フィルタを介して拡大投影する投影手
    段と、を備え、前記第1および第2の照明手段は発光波
    長特性が異なることを特徴とする画像投影装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の照明手段は単一色の発光ラン
    プであることを特徴とする請求項3記載の画像投影装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1の照明手段の発光波長が可変で
    あることを特徴とする請求項3記載の画像投影装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の照明手段は発光波長が異なる
    複数の光源により構成され、この複数の光源が選択的に
    発光可能であることを特徴とする請求項3または5記載
    の画像投影装置。
JP12614493A 1993-05-27 1993-05-27 画像投影装置 Pending JPH06337392A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005537503A (ja) * 2002-07-24 2005-12-08 ジェノア・カラー・テクノロジーズ・リミテッド 高輝度広色域ディスプレイ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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