JP2000347292A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2000347292A
JP2000347292A JP2000091157A JP2000091157A JP2000347292A JP 2000347292 A JP2000347292 A JP 2000347292A JP 2000091157 A JP2000091157 A JP 2000091157A JP 2000091157 A JP2000091157 A JP 2000091157A JP 2000347292 A JP2000347292 A JP 2000347292A
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JP2000091157A
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English (en)
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Hiroyuki Kodama
浩幸 児玉
Atsushi Okuyama
奥山  敦
Makoto Matsuura
誠 松浦
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用目的に応じて最適の画像表示を可能にす
る投射型表示装置を提供すること。 【解決手段】 赤色画像用の画像表示素子8Rとダイク
ロイックミラーDM2との間の光路中に600nm以上
の波長を透過しそれ以外の波長領域を阻止する特性を有
するエッジフィルタSC1を挿脱できるようにしてお
き、フィルタSC1を光路中に置いて色純度を優先させ
た表示を行ない、フィルタSC1を光路外に置いて画像
表示素子8B,8G,8Rの制御方式をフィルタSC1
を光路中に置く時とは変えることにより自然な色合いの
明るさを優先させた表示を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置特に静止
画像や動画(ビデオ画像)の大画面表示等に使用される
投射型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを用いたプレゼンテ
ーションにおいてコンピュータの画像を表示したり、あ
るいはテレビのビデオ画像を表示したりなど、投射型表
示装置の使用目的が多様化しており、このため使用目的
に合わせて、投射した画像に対して最適な色純度と色バ
ランスと照度等が得られる表示装置が求められている。
【0003】図37は従来の投射型表示装置の一例を示
す。
【0004】同図において、光源101と光源からの光
を反射するリフレクター102を有するランプユニット
100から射出された白色光は、フライアイレンズアレ
イ103及び104、偏光変換素子アレイ105、コン
デンサレンズ106、全反射ミラーM0等を通過した
後、ダイクロイックミラーDM1,DM2によって赤、
緑、青の各色の波長帯域の光に分離され、青色光は全反
射ミラーM1とコンデンサレンズ107Bを介して青色
画像用の画像表示素子108Bに入射し、緑色光はコン
デンサレンズ107Gを介して緑色画像用画像表示素子
108Gに入射し、赤色光はコンデンサレンズ109と
全反射ミラーM2とリレーレンズ110と全反射ミラー
M3とコンデンサレンズ107Rとを介して赤色画像用
画像表示素子108Rに入射し、各表示素子からのそれ
ぞれの色光(色画像)は色合成用光学系としてのダイク
ロイックプリズムDPに入射して一つに合成され、合成
された三色の光が投射レンズ111により不図示のスク
リーン等に拡大投射され、そこに画像表示素子108
R,108G,108Bに表示された画像の合成画像
(フルカラー画像)が拡大して形成される。
【0005】図37中の光源101としては、メタルハ
イライド、水銀ランプ等の放電ランプが使用されてい
る。
【0006】図38はこのような放電ランプの分光分布
を示すものであって、分光分布は一般に400nm〜7
00nmの可視光の波長領域において連続的な強度分布
を有している。
【0007】そこで、前記従来例の投射型表示装置で
は、ダイクロイックミラーDM1,DM2を含む色分解
系においてこの白色光を赤、緑、青の各色光に分離する
際、このとき570nm〜600nmの波長領域を緑色
光の成分に取り込むと緑が黄色になってしまい、緑の純
色を表現しにくくなるし、また、そうではなくて570
nm〜600nmの波長領域を赤色光の成分に取り込む
と赤がオレンジ色になってしまい、赤の純色を表現しに
くくなるので、ダイクロイックミラーDM1,DM2の
外に、ダイクロイックフィルタ等をいくつかの画像表示
素子の光入射側に設け、これらのフィルターによって、
570nm〜600nmの波長領域の光を除去し、この
570nm〜600nmの波長領域の光の成分は、緑色
用と赤色用の各画像表示素子に到達しないように構成し
ている。
【0008】図39は570nm〜600nmのの波長
領域の光を除去したときのダイクロイックプリズムDP
で合成した白色光の分光分布を示す。
【0009】前述従来例の投射型表示装置の構成におい
て、ダイクロイックミラーDM1,DM2の分光透過率
をそれぞれ図40(a),(b)に示し、緑色画像用画
像表示素子108Gの光入射側と赤色画像用画像表示素
子108Rの光入射側にそれぞれダイクロイックフィル
タDF1及びDF2を設けて570nm〜600nmの
波長領域の光を除去するのに必要な各ダイクロイックフ
ィルタDF1,DF2の分光透過率をそれぞれ図41
(a),(b)に示す。
【0010】一方、特開平7−72450号公報には、
図42に示すような570nm〜600nmの波長領域
の光を反射して阻止し、且つそれ以外の可視光を透過す
させて画像表示素子に向けるダイクロイックフィルタ
を、光源とダイクロイックミラーDM1の間の光路中に
設け、このダイクロイックフィルタをこの光路中から挿
脱することで、570nm〜600nmの波長領域の光
を使用しない状態と使用する状態とに切り替え可能に
し、使用しないときは色の純度が良いので色再現性を優
先したカラー画像の表示を行い、使用したときは総光量
の増大によって明るさを優先したカラー画像の表示がで
きるようにした投射型表示装置が知られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述特許公
開公報に示されている投射型表示装置では、ダイクロイ
ックフィルタの挿脱にかかわりなく一定の制御形式で画
像表示素子を制御しているので、明るさ優先の表示(ダ
イクロイックフィルタ無し)の場合、カラー画像におけ
る色再現が不自然でかなり画質が低下していた。
【0012】本発明は、従来よりも画質の低下が小さい
表示装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、少なくとも1つの表示素子と、互いに色が異なる複
数の光を該少なくとも1つの表示素子に入射させる光学
系とを有し、該少なくとも1つの表示素子によって各色
の光を変調することで各色の画像を形成する表示装置に
おいて、該各色のうちの所定の色の純度が可変であり該
所定の色の純度を変更するのに応じて該表示素子の制御
形式を変えることを特徴としている。
【0014】請求項2の発明は、該少なくとも1つの色
は赤色又は緑色であることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明は、バンドカットフィルタ
又はエッジフィルタを前記少なくとも1つの色の光路に
出し入れすることにより前記少なくとも1つの色の純度
を変えることを特徴とする。
【0016】請求項4の発明は請求項3の発明におい
て、前記フィルターの位置を検出する検出手段を有し、
該検出手段からの信号に基づいて前記制御形式を変える
ことを特徴とする。
【0017】請求項5の発明は、たとえば前記フィルタ
ーが挿入されていない時のように前記所定の色の純度を
低下させた場合には前記少なくとも1つの色の画像を前
記所定の色の光と該所定の色とは異なる色の光とを用い
て形成することを特徴とする。
【0018】請求項6の発明は、前記少なくとも1つの
色が赤又は緑で、前記異なる色が青であることを特徴と
する。
【0019】請求項7の発明は、一つの画像表示素子に
対して前記互いに色が異なる複数の光を同時又は順次照
射することを特徴とする。
【0020】請求項8の発明は、前記複数の光のそれぞ
れの色に対応する画像表示素子を有することを特徴とす
る。
【0021】請求項9の発明は、前記各請求項におい
て、前記色の純度が相対的に低い場合の色再現範囲が該
色の純度が相対的に高い場合の色再現範囲より狭くなる
ように、前記制御形式を変えることを特徴とする。
【0022】請求項10の発明は、カラー画像表示装置
において、三原色の光のうちの少なくとも1つの色の純
度が可変であり、この色の純度が低い時には、純度が高
い時の色再現範囲よりも狭い色再現範囲で画像表示素子
を制御することを特徴とする。
【0023】前記各請求項において、前記少なくとも1
つの画像表示素子からの光を投射する光学系を有する投
射型表示装置であることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】〈実施例1〉図1に本発明による
投射型表示装置の第1の実施例の光学配置図を示す。図
1において、1は白色光源、2はリフレクター、3は第
1のフライアイレンズ、4は第2のフライアイレンズ、
5は複数の偏光分離膜5aと複数の反射面5bと複数の
波長板5cからなる偏光変換素子アレイで、6は集光レ
ンズ、DM1,DM2はダイクロイックミラーで、SC
1は挿脱可能な色選択光学素子で、DF1はダイクロイ
ックフィルター、7R,7G,7Bはそれぞれフィール
ドレンズで、8R,8G,8Bはぞれぞれ赤色(R)画
像用、緑色(G)画像用、青色(B)画像用の公知の画
像表示素子で、DPはダイクロイックプリズムで、11
は投射レンズである。
【0025】ここで、光学素子SC1は赤色の光の光路
に対して挿脱可能に配置されているところの、ダイクロ
イックフィルタ(干渉膜)又は色フィルタ(光吸収膜)
を備える素子である。またフライアイレンズ3、4は2
次元的にレンズを並べたレンズアレイである。
【0026】なお、ダイクロイックミラーDM1,DM
2の分光透過率(反射率)特性はそれぞれ図2の
(a),(b)に示す特性であり、ダイクロイックフィ
ルターDF1と色選択光学素子SC1の分光透過率(反
射率)特性はそれぞれ図3、図4に示す特性である。
【0027】図1の光学系の作用を説明する。光源1か
ら射出した白色光は、リフレクター2によって反射及び
集光されて平行光に成って、フライアイレンズ3、4、
偏光変換素子アレイ5、集光レンズ6を通過した後、ダ
イクロイックミラーDM1,DM2によりR,G,Bの
三色光に分離され、フィールドレンス7R,7G,7B
を通過し、画像表示素子8R,8G,8Bを透過し、ダ
イクロイックプリズムDPによりR,G,Bの各色光が
ひとつに合成され、合成された三つの色光(画像)が投
射レンズ11によりスクリーン(不図示)や壁(不図
示)に拡大に投射され、そこに拡大されたフルカラー画
像が形成される。
【0028】ここで、光源1は従来例と同様に図5に示
す分光特性を有し、光源1からの白色光はダイクロイッ
クミラーDM1により505nmの波長を境に青(B)
の色光成分とそれ以外の色光成分に分離され、青色光は
フィールドレンズ7Bを経て画像表示素子8Bに導かれ
る。ダイクロイックミラーDM1で反射された色光成分
はダイクロイックミラーDM2により570nmの波長
を境に緑の色光とそれ以外の色光に分離され、緑色光は
フィールドレンズ7G、ダイクロイックフィルターDF
1を経て画像表示素子8Gに導かれる。ダイクロイック
フィルターDF1は、ダイクロイックミラーDM2の色
分離に係る入射角依存性による光強度ムラを補正して画
像表示素子8G上での光強度分布が均一になるように、
一部の波長成分を除去するように図3のような分光特性
をしている。ダイクロイックミラーDM2を透過した色
光はコンデンサーレンズ9、ミラーM2、リレーレンズ
10、ミラーM3を経て色選択光学系素子SC1に入射
する。この素子SC1の分光透過率は、図4に示すよう
に、600nmより長い波長を透過し、それより短い波
長を遮断する特性を有する。そのため色選択光学素子S
C1が光路中に存在して色純度が高い場合は、赤の波長
領域が600nm以上となり、色選択光学素子SC1が
光路外に存在して色純度が低い場合には赤の波長領域は
570nm以上となる。図6(a)に色選択光学素子S
C1が光路中にある場合の、図6(b)に色選択光学素
子SC1が光路外にある場合のダイクロイックプリズム
DPで色合成した後の光の分光分布を示す。ここで色選
択光学素子SC1は、600nm以上の波長を透過し6
00nm以下の波長を反射するダイクロイックフィルタ
ーでもいいし、600nm以上の波長を透過し600n
m以下の波長を吸収するカラーフィルターでもいいし、
ダイクロイックフィルターとカラーフィルターとを組み
合わせた構成でもよい。また、色選択光学素子SC1を
挿脱する位置は、ダイクロイックミラーDM2から画像
表示素子8Rの間や素子8RとプリズムDPの間であれ
ば、同様な効果が得られる。
【0029】ダイクロイックフィルターは、バンドパス
フィルターとエッジフィルターのどちらでも構わない。
【0030】図7に、第1の実施例における色選択光学
素子SC1の保持構造の一例を示す。図7の例によると
色選択光学素子SC1はスライド可能なガイド12に固
定されており、利用者が装置の外部からツマミ13をス
ライドさせることにより、色選択光学素子SC1の光路
への挿脱を可能としている。さらにスイッチ14を設け
色選択光学素子SC1が光路中にあるか否かを電気的に
検出できるようにしてある。別の構成として色選択光学
素子SC1はスライド可能なガイド12に固定しており
アクチュエーター(不図示)により色選択光学素子SC
1をガイドと一緒に移動可能とし、利用者が電気的なス
イッチの切り替えにより色選択光学素子の光路への挿脱
を可能とし、電気的なスイッチの状態(ONかOFF)
を検知することで色選択光学素子SC1が光路中にある
か否かを電気的に検出できるようにしてもよい。また、
図8のように色選択光学素子SC1を保持した部材15
をその一端を回転中心として回転可能な構造とし、利用
者がツマミ16などにより回転軸17を回転させること
で色選択光学素子SC1を移動させて光路への挿脱を可
能とし、例えばツマミ16の位置を検出する検出器を設
けることにより素子SC1の光路中の有無を検出するよ
うな構成でもよい。
【0031】図9に第1の実施例における画像表示素子
で画像を表示する制御回路の構成図を示す。図9に示す
ようにこの制御回路は、外部から入力されるR,G,B
の画像信号に基づきR,G,Bの各画像表示素子を駆動
するための駆動信号を生成する駆動信号回路21と、前
記色選択光学素子SC1が光路中にあるか否かを検出し
検出信号を生成する検出回路22とからなり、検出回路
22からの検出信号に基づき、回路21は色選択光学素
子SC1が光路中にあるときは、R,G,Bの画像信号
によりR,G,Bの画像表示素子をそれぞれ駆動するよ
うに通常の駆動信号を生成し、色選択光学素子SC1が
光路外にあるときは、通常の駆動信号とは異なっている
ところの、赤の単色を表示するときに青の光が所定の量
加わるような駆動信号を生成する。このときの色再現を
図10,11,12を用いて説明する。色選択光学素子
SC1が光路内にあるときは図10に示す三角形(R
1,G1,B1)の領域が色再現領域となりR,G,B
の各単色において純度の高い色再現が可能となり、色再
現性を優先させた画像表示を行える。画像表示で明るさ
を優先させるべく色選択光学系素子SC1を光路外にす
ると570nm〜600nmの光がRの光路に付加され
るので、色再現領域は図11中に矢印で示すように赤の
再現領域が緑の方向にずれた三角形(R2,G1,B
1)となるが、このとき赤の色の表示において赤の色光
に青の色光を加えるように赤と緑の各表示素子を駆動制
御すれば、図11に示した赤の再現領域R2が青の方向
にずれ、図12に示すような三角形(R3,G1,B
1)となる。このように色の再現領域を青側にずらすこ
とにより570nm〜600nmの光を加えて明るさを
優先させた画像表示においても従来より自然な色再現が
可能となる。本実施例では色選択光学素子SC1で選択
可能な波長範囲を570nm〜600nmとしている
が、純度を切換えるのに使う波長範囲はこれに限られる
ものではなく、純度を可変とする色が赤や緑であれば、
色再現性を優先させる画像表示におけるRとGの色再現
の設定状況により決定すればよく、短波長側は550n
mから585nmの範囲で、長波長側は590nmから
610nmの範囲で選択すればよい。
【0032】〈実施例2〉図13は本発明の第2実施例
を示すものである。簡単に説明するため、前述の第1実
施例と同一部材分には図1と同一符号を付して説明を省
略し、第1実施例と相違する点のみを説明する。
【0033】第1実施例において、色選択光学素子SC
1は平行移動により光路上挿脱する構造としていたが、
図13に示す第2実施例においては、色選択光学素子S
C21は基板の表裏に形成した第1の反射面M22と第
2の反射面M23を持ち、第1の反射面M22には、そ
れを色選択光学素子として使用するために図14に示す
ような分光反射率特性を持たせ、第2の反射面M23に
は入射する色光を全て反射するような反射特性を持た
せ、光軸に直交する回転軸回7で素子SC21を回動さ
せて、入射光に対して前記第1の反射面M22と前記第
2の反射面M23を切り替えることにより、第1の反射
面M22を色選択素子として光路から挿脱する。ここ
で、この光学素子SC21の構成は、図15(a),1
5(b)に示すように、第1の反射面M22を赤反射ダ
イクロイックミラーとし、第2の反射面M23を白色反
射ミラーとし一つの平行平板の表裏にそれぞれ形成した
ようなものでもいいし、平行平板の表裏のそれぞれを白
色反射ミラーとして第1の反射面M22とするべき面に
図4の特性を有する吸収タイプのフルカラーフィルター
を設ける一方、第2の反射面M23とする面はそのまま
として構成にしてもよい。また、第1の反射面と第2の
反射面M22、M23を互いに異なる基板上に作成し、
それらを組み合わせて一つの光学素子として構成しても
よいし、別々の素子として交互に光路中に挿入してもい
い。
【0034】〈実施例3〉図16に本発明による投射型
表示装置の第3の実施例の光学配置を示す。前述第1,
第2実施例では赤色光の光路上に色選択光学素子を挿脱
していたのに対し、本実施例3ではこれをやめて、緑色
光の光路中にあったダイクロイックフィルタDF1に代
えて挿脱可能な色選択光学素子SC31を設けて緑色の
純度を可変としている。その他の構成は前述第1実施例
と同様である。
【0035】なお、光源1の分光特性は第1実施例の光
源1の分光特性と同じであり(図5参照。)、ダイクロ
イックミラーDM1の分光透過率特性も前述第1実施例
のミラーDM1と同じである。図17は本第3実施例で
のダイクロイックミラーDM2の分光透過率を示し、図
18は本第3実施例での色選択光学素子SC31の分光
透過率を示す。
【0036】図16の光学系の作用を説明する。光源1
から射出した白色光は、リフレクター2によって反射及
び集光させて平行光に成ってフライアイレンズアレイ
3、4、偏光変換素子アレイ5、集光レンズ6を通過し
た後、ダイクロイックミラーDM1、DM2によりR,
G,Bの各色光に分離され、フィールドレンズ7R,7
G,7Bを通過し、画像表示素子8R,8G,8Bを透
過し、ダイクロイックプリズムDPによりR,G,Bの
各色光がひとるに合成されて、合成された三つの色光
(画像)が投射レンズ11によりスクリーン(不図示)
や壁(不図示)に拡大投射され、そこに拡大されたフル
カラー画像が形成される。
【0037】光源1からの白色光はダイクロイックミラ
ーDM1により505nmの波長を境に青(B)の色光
成分とそれ以外の色光成分に分離され、青色光はフィー
ルドレンズ7Bを経て画像表示素子8Bに導かれる。ダ
イクロイックミラーDM1で反射された色光はダイクロ
イックミラーDM2により600nmの波長を境に赤色
光とそれ以外の色光に分離され、赤色光はコンデンサー
レンズ9、ミラーM2、リレーレンズ10、ミラーM3
を経て画像表示素子28Rに導かれる。ダイクロイック
ミラーDM2で反射した色光は色選択光学素子SC31
に入射する。色選択光学素子SC31の分光透過率は、
図18に示すように、570nmより短い波長は透過さ
せて且つ、それより長い波長を遮断する特性を有する。
そのため色選択光学素子SC31が光路中に存在する場
合は、緑の波長領域が505nm〜570nmとなり、
色選択光学素子SC31が光路外に存在するときには緑
の波長領域は505nm〜600nmとなる。このとき
は色選択光学素子SC31の挿脱は紙面に対して垂直な
方向に行うものとし、実施例1と同様に図7や図8の移
動機構を採用し検出器14、18によって色選択光学素
子SC31が光路中にあるか否かを電気的に検出できる
ようにしてある。
【0038】画像表示素子8R,8G,8Bで画像を表
示させるときの制御回路の基本構成は実施例1で示した
図9の回路と同様であるが、ここでの駆動信号回路21
は、検出回路22からの検出信号に基づき、色選択光学
素子SC31が光路中にあるときはR,G,Bの画像信
号によりR,G,Bの画像表示素子をそれぞれ駆動する
通常の駆動信号を生成し、色選択光学素子SC31が光
路外にあるときは緑の単色を表示するときに青の光が所
定の量緑の色光に加わるように駆動信号が生成される。
このときの色再現を図19,20,21を用いて説明す
る。色選択光学素子SC31が光路内にあるときは図1
9に示す三角形(R1′,G1′,B1′)の領域が色
再現領域となりR,G,Bの各単色において純度の高い
色再現が可能となり、色再現性を優先した画像表示を行
える。明るさを優先した画像表示を行うべく色選択光学
素子SC31を光路外にすると570nm〜600nm
の光がGの光に付加されるので色再現領域は図20中に
矢印で示すように緑の再現領域が赤の方向にずれた三角
形(R1′,G2′,B1′)となるが、このとき緑の
色の表示において緑色の光に青色光を加えるように緑と
青の各表示素子を駆動すると、図20に示した緑の再現
領域G2が青の方向にずれ図21に示すような三角形
(R1′,G3′,B1′)となる。このように色の再
現領域を青側にずらすことにより570nm〜600n
mの光を加え明るさを優先させて画像表示においてもよ
り自然な色再現が可能となる。
【0039】ここで本実施例において、色選択光学素子
を光路外にしたときの駆動信号回路21の具体的な信号
処理方法について説明する。図22にこの回路の詳細を
示す。入力部(INPUT)から入力されるR,G,B
の画像信号は、A/D部31によりアナログ信号からデ
ジタル信号に変換され、信号処理部32によりガンマ補
正やコントラスト強調などの信号処理、画像処理をう
け、D/A部33により再びアナログ信号に変換され、
アンプ34によりD/A変換された信号を画像表示素子
に適した電圧に増幅した後それぞれの画像表示素子に入
力して画像表示素子8R,8G,8Bの各画素を駆動す
る。これらの一連の処理はタイミング発生部で発生する
同期信号に基づいて制御される。このとき信号処理部に
おいて、検出回路22から色選択光学素子SC31が光
路外にあることを示す信号を受け取ったときのみ、R,
G,Bの入力信号により指定される色情報に基づきあら
かじめ設定しておいた変換表によってBの信号を変換す
る処理を付加することにより、前述した色再現領域の変
換を実現することができる。例えば、信号処理部のデジ
タル信号が8ビットの信号で表されているとき、赤の色
再現領域を青側に変換する場合は、色の座標を(R,
G,B)の座標系で表すとすると、 赤(255、0、0)→(255、0、25) 黄(255、255、0)→(255、255、12) 青(0、0、255)→(0、0、255) などと変換されるように変換表を作っておけばよい。
【0040】これとは別に色選択光学素子SC31が光
路内にあるとき光路外にあるときで入力信号と出力信号
の変換を行うガンマ変換において2つ用意しておいた互
いに内容が異なるB用のガンマ変換のテーブルを切り替
えることによっても同様な効果が期待できる。図23に
このガンマテーブルの例を示す。ここで、実線が色選択
光学素子31が光路内になるときのテーブルで破線が色
選択光学素子31が光路外にあるときのテーブルとな
る。これによると光路外にあるときはBの出力信号に常
に所定量(Bc)の出力が存在し赤の色再現領域を変換
する。ただし、このときは緑の色再現領域も変換される
こととなる。
【0041】また、信号処理部に入る前にこの変換を行
う方法として、図24に示すように入力信号に対しまず
信号合成部により再現領域の変換を行った後A/D変換
し信号処理を行うようにしてもよい。信号合成部の詳細
図を図25に示す。図25に示すようにRの信号がBの
信号にスイッチSWを経て流れるようになっており、色
選択素子が光路外にあるときはスイッチが接続され、B
の入力信号(BIN)はRの入力信号(RIN)により、 (BIN)′=(BIN)+k(RIN) というように入力信号が合成され色再現領域が変換され
る。kは適当な定数である。
【0042】〈実施例4〉画像表示素子を複数枚使用し
た例をこれまであげてきたが、本発明は、表示素子が複
数枚の場合に限定されるものでなく、一枚の画像表示素
子でフルカラーの表示を行う場合にも適用可能である。
この場合を本発明の第4実施例として説明する。図26
に第4実施例による投射型表示装置の構成を示し、図2
7に図26中のダイクロイックミラーDM3〜DM5の
分光反射率を示し、図28に色選択光学素子SC41の
分光反射率を示す。
【0043】図29、図30はそれぞれ、実施例4の各
色光の光路の概略図、画像表示素子8の内部構成と各色
光の光路を示している。図27(a),(b),(c)
に示すような分光反射率を示す三枚のダイクロイックミ
ラーで白色光を青、緑、赤色光に分割し、これら青、
緑、赤色光を画像表示素子8の光源1側に設けられたマ
イクロレンズアレイに互いに異なる入射角で照射する
と、上記画像表示素子8の液晶層は図31に示すように
一つの画素(絵素)が青、緑、赤色光に対応する3つの
色画素に別れ、それぞれ独立して駆動されるようになっ
ていて、青、緑、赤色光はマイクロレンズアレイを通過
した後、上記の色画素に色毎に分配照射される。
【0044】図28の分光反射率特性を持った色選択光
学素子SC41を矢印方向に動かして光路に対して挿脱
させることで、色再現性を優先させた表示状態と明るさ
を優先させた表示状態を1台の装置で切り換えることが
できる。
【0045】なお、ダイクロイックミラーDM5と色選
択光学素子SC41は互いに位置が異なるがお互い平行
であるため、純度が可変な赤色光がDM5で反射して画
像表示素子8の内部にあるマイクロレンズアレイに入射
する角度とSC41で反射してマイクロレンズアレイに
入射する角度は互いに同一になり、どちらの場合も赤色
光に対応する色画素に入射する。
【0046】図28の分光反射率特性をもつ色選択光学
素子SC41が光路中に存在している場合が赤(R)の
色光に570nmから600nmの波長帯を付加した明
るさを優先した状態、この素子SC41が光路外に存在
している場合は赤色光に570nm〜600nmの波長
帯を使用しない色再現性を優先した状態である。
【0047】本実施例4の場合、色選択光学素子SC4
1は、ダイクロイックミラーを用いることに限定される
ことなく、可視光全領域を反射するミラーを素子SC4
1として用いても構わない。
【0048】色選択光学素子SC41の挿脱は、図7や
図8に示した機構によって、図中の矢印の方向に行うも
のとし且つ、実施例1と同様に検出器14、18により
色選択光学素子SC41が光路中にあるか否かを電気的
に検出できるようにしてある。
【0049】画像表示素子により各色画の画像を表示す
るための制御回路の構成と駆動方法とは実施例1と同様
であるので、本実施例4も実施例1と同じ効果が得られ
る。
【0050】ただし、実施例1で用いた図9の制御回路
の制御対象が3つのLCD(液晶表示素子)ではなく、
1つのLCD(液晶表示素子)のR,G,B,3つの色
画素群となることは言うまでもない。
【0051】又、本実施例4の説明において、説明を省
略した図26と図28中の各部材1、2、3、4、5、
6、7、8、9、10は図1中の同一数字の部材と同一
部材である。
【0052】〈実施例5〉前述第4実施例では赤の色光
についての波長帯を色選択光学素子SC41を光路に対
し挿脱することで変化させて赤色の純度を可変にしてい
たが、第4実施例でのダイクロイックミラーの配置と色
選択光学素子の分光特性を変えることで、緑の色光の波
長帯を変化させることもできる。これを本発明の第5実
施例として説明する。図32に第5実施例による投射型
表示装置の構成を示す図、図33に色選択光学素子SC
51の分光反射率特性を示す。
【0053】図34、図35、図36はそれぞれ本実施
例5の各色光の光路の概略、画像表示素子8の内部構成
と各色光の光路、画素の配置図を示している。
【0054】本実施例5は、上記実施例4と比較する
と、実施例4とは赤(R)と緑(G)の光路、対応する
画素が逆になっていること以外は上記実施例4と同様で
あるので実施例4と重複する部分の説明は省略する。
【0055】図33の分光反射率特性をもった色選択光
学素子SC51が光路中に存在している場合は緑(G)
の色光に570nmから600nmの波長帯が付加され
た明るさを優先した状態、素子SC51が光路外存在し
ている場合は緑色光570nmから600nmの波長帯
を使用しない色再現性を優先した状態である。
【0056】本実施例の場合も、素子SC51は、ダイ
クロイックミラーを用いることに限定されることなく、
可視光全領域を反射するミラーを用いても構わない。
【0057】色選択光学素子SC51の挿脱は図7や図
8に示した機構によって図中の矢印の方向に行うものと
し、実施例4と同様に素子SC51が光路中にあるか否
かを電気的に検出できるようにしてある。画像表示素子
に各色の画像を表示する制御回路の構成と駆動方法とは
実施例3と同じであるので、本実施例5も実施例3と同
じ効果を得ることができる。
【0058】これまで透過型の画像表示素子を用いた例
を挙げてきたが、本発明においては、反射型の画像表示
素子を使用しても良い。
【0059】これまでR,G,Bの三色の光を同時に少
なくとも1つの画像表示素子に入射させる例を挙げてき
たが、この三色の光を順次同じ方向から一つの画像表示
素子に入射させる公知の表示装置に対しても、本発明は
適用できる。このときに用いる素子としては、反射面を
揺動させたり変位させたりして、入射光を反射偏向又は
反射回析せしめて光変調を行うような反射型の表示素子
が知られている(特開平8−214243号公報参
照)。
【0060】尚、波長選択光学素子としては、従来例の
図42でその分光特性を示したバンドカットフィルタも
用いることができることを付記しておく。
【0061】
【発明の効果】以上、本発明によれば、明るさ優先の表
示において従来よりも画面の低下が小さい表示装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の光学配置を示す図。
【図2】第1の実施例における光学素子の分光透過率を
表す図。
【図3】第1の実施例における光学素子の分光透過率を
表す図。
【図4】第1の実施例における光学素子の分光透過率を
表す図。
【図5】光源の分光分布を示す図。
【図6】色合成された分光分布図を表わす図。
【図7】保持構造を説明する図。
【図8】保持構造を説明する図。
【図9】第1の実施例における制御系の構成を表す図。
【図10】第1の実施例における色再現領域を説明する
図。
【図11】第1の実施例における色再現領域を説明する
図。
【図12】第1の実施例における色再現領域を説明する
図。
【図13】第2の実施例を表す図。
【図14】第2の実施例における光学素子の分光反射率
を示す図。
【図15】第2の実施例を表す図。
【図16】本発明による第3の実施例を表す図。
【図17】第3の実施例における光学素子の分光透過率
を表す図。
【図18】第3の実施例における光学素子の分光透過率
を表す図。
【図19】第3の実施例における色再現領域を説明する
図。
【図20】第3の実施例における色再現領域を説明する
図。
【図21】第3の実施例における色再現領域を説明する
図。
【図22】本発明の制御系を説明する図。
【図23】本発明の制御系を説明する図。
【図24】本発明の制御系を説明する図。
【図25】本発明の制御系を説明する図。
【図26】第4実施例の構成図。
【図27】第4実施例のダイクロイックミラーの分光反
射率特性を表す図。
【図28】第4実施例のダイクロイックミラーの分光反
射率特性を示す図。
【図29】第4実施例の光路概略図を表す図。
【図30】第4実施例の画像表示素子の内部構成図と光
路図。
【図31】第4実施例の画像表示素子の各色光と画像の
位置関係を示す図。
【図32】第5実施例の構成図。
【図33】第5実施例のダイクロミラーの波長分光特性
を表す図。
【図34】第5実施例の光路概略を表す図。
【図35】第5実施例の画像表示素子の内部構成図と光
路図。
【図36】第5実施例の画像表示素子の各色光と画素の
位置関係を示す図。
【図37】従来例の構成図。
【図38】従来例の光源の分光分布を示す図。
【図39】従来例の色合成された分光分布を表す図。
【図40】従来例におけるダイクロイックミラーの分光
透過率を表す図。
【図41】従来例におけるダイクロイックミラーの分光
透過率を示す図。
【図42】特開平07−072450号公報の挿脱可能
なダイクロイックフィルターの分光分布図。
【符号の説明】
1 白色光源 2 反射鏡 3、4 フライアイレンズアレイ 5 偏光変換素子 6 コンデンサレンズ M0,M1,M2,M3 全反射ミラー DM1,DM2 ダイクロイックミラー 7B,7G,7R コンデンサレンズ 8B,8G,8R 画像表示素子 SC1,SC11,SC21 色選択光学素子 DP 合成用ダイクロイックプリズム 11 投射レンズ M21 第1の反射面 M22 第2の反射面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに色が異なる複数の光を少なくとも
    1つの表示素子に入射させ、該少なくとも1つの表示素
    子によって各色の光を変調することにより各色の画像を
    形成する表示装置において、該各色のうちの少なくとも
    1つの色の純度が変更可能であり、該所定の色の純度を
    変更するのに応じて該画像表示素子の制御形式を変える
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 該少なくとも1つの色は赤色又は緑色で
    あることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 バンドカットフィルタ又はエッジフィル
    タを前記少なくとも一つの色の光路に出し入れすること
    により前記少なくとも1つの色の純度を変えることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルターの位置を検出する検出手
    段を有し、該検出手段からの信号に基づいて前記制御形
    式を変えることを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 たとえば前記フィルターが挿入されてい
    ない時のように前記所定の色の純度を低下させた場合に
    は前記少なくとも1つの色の画像を前記所定の色の光と
    該所定の色とは異なる色の光とを用いて形成することを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装
    置。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つの色が赤又は緑で、
    前記異なる色が青であることを特徴とする請求項5に記
    載の表示装置。
  7. 【請求項7】 一つの画像表示素子に対して前記互いに
    色が異なる複数の光を同時又は順次照射することを特徴
    とする請求項1に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の光のそれぞれの色に対応する
    画像表示素子を有することを特徴とする請求項1に記載
    の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記色の純度が相対的に低い場合の色再
    現範囲が該色の純度が相対的に高い場合の色再現範囲よ
    り狭くなるように、前記制御形式を変えることを特徴と
    する請求項1〜5の表示装置。
  10. 【請求項10】 カラー画像表示装置において、三原色
    の光のうちの少なくとも1つの色の純度が可変であり、
    この色の純度が低い時には、純度が高い時の色再現範囲
    よりも狭い色再現範囲で画像表示素子を制御することを
    特徴とするカラー画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも1つの画像表示素子か
    らの光を投射する光学系を有する投射型表示装置である
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載
    の表示装置。
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