JPH06337237A - 舗装組成物のためのすえ切り試験機 - Google Patents

舗装組成物のためのすえ切り試験機

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Publication number
JPH06337237A
JPH06337237A JP14862593A JP14862593A JPH06337237A JP H06337237 A JPH06337237 A JP H06337237A JP 14862593 A JP14862593 A JP 14862593A JP 14862593 A JP14862593 A JP 14862593A JP H06337237 A JPH06337237 A JP H06337237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary table
pavement composition
under test
stationary
automobile tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14862593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Sekiguchi
弘道 関口
Michio Morikubo
道生 森久保
Minoru Yokoyama
横山  稔
Minoru Yokota
稔 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INTESUKO KK
Showa Shell Sekiyu KK
Original Assignee
INTESUKO KK
Showa Shell Sekiyu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INTESUKO KK, Showa Shell Sekiyu KK filed Critical INTESUKO KK
Priority to JP14862593A priority Critical patent/JPH06337237A/ja
Publication of JPH06337237A publication Critical patent/JPH06337237A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、比較的簡単な構造により、
自動車のタイヤのすえ切りにより発生する舗装の欠点を
有効に評価できる舗装組成物のためのすえ切り試験機を
提供する点にある。 【構成】 供試体を載置固定できるロータリーテーブ
ル、供試体と任意の設定加重下に圧接する自動車タイヤ
または同効物および前記ロータリーテーブルを回転させ
る駆動手段よりなることを特徴とする舗装組成物のため
のすえ切り試験機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルトおよび/
またはアスファルト乳剤と骨材とを主成分とする舗装組
成物に対する「すえ切り試験機」に関する。
【0002】
【従来技術】アスファルトおよび/またはアスファルト
乳剤と骨材とを主成分とする舗装組成物は、自動車のタ
イヤによるすえ切りなどによって“へこみ”、“ひびわ
れ”などの破壊が発生する。とくに夏場の高温時におい
ては、この傾向が著しい。このような破壊現象を何等か
の試験機を用いてあらかじめ予測したり、シュミレーシ
ョンにより再現できることは舗装組成物の研究に大きく
貢献する筈であるが、いまだ、この種の“すえ切り試験
機”は市場に提供されておらず、実車を使用したすえ切
りテストしか行われていないのが実情である。
【0003】
【解決しようとする課題】そこで、本発明の目的は、比
較的簡単な構造により、自動車のタイヤのすえ切りによ
り発生する舗装の欠点を有効に評価できる舗装組成物の
ためのすえ切り試験機を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、供試体を載置
固定できるロータリーテーブル、供試体と任意の設定加
重下に圧接する自動車タイヤまたは同効物および前記ロ
ータリーテーブルを回転させる駆動手段よりなることを
特徴とする舗装組成物のためのすえ切り試験機に関す
る。本発明の舗装組成物のためのすえ切り試験機は、全
体を恒温槽のなかに据えつけることにより、例えば零下
数十度の低温から60℃程度の高温下でのテストを正確
に行うことができる。
【0005】前記自動車タイヤは、現実のものをそのま
ゝ使用することができるが、タイヤそのものを使用しな
くても同様の目的を達成することができる。このような
タイヤ同効物としては、つぎのようなものを示すことが
できる。すなわち、図1(a)(b)に示すような鉄芯
1に図1(c)(d)に示すような一定の肉厚を有する
チューブ2を通して得られた図1(e)に示すようなタ
イヤ同効物3をタイヤの代用品として使用することがで
きる。このような代用品は、接地面積が小さいため高い
接地圧が得られるので、荷重を調節してやれば、実質上
大型車から小型車までの“すえ切り”を相対的に評価す
ることができる。前記チューブ2として、自動車タイヤ
を用いれば3t車クラスまでの接地圧が実現でき、前記
チューブ2としてゴムチューブを使用すれば4t車クラ
スまでの接地圧が実現できる。
【0006】
【実施例】
実施例1 自動車タイヤ同効物3を用いて組立てた本発明の舗装組
成物のためのすえ切り試験機の1例を図2に示す。基台
11にとりつけたDCサーボ方式のモーターの回転軸1
5にロータリーテーブル12を接続し、ロータリーテー
ブル12上には、供試体13を固定する。供試体13上
には、自動車タイヤ同効物3を回動しないように載置
し、その上に必要な重さの荷重14をかける。この状態
で、所定の温度下でモーターの力によりロータリーテー
ブル12を強制的に回転させ、自動車タイヤ同効物3と
供試体13の間ですえ切り状態を発現させるものであ
る。本実施例においては、 図1中のr1=11.8mm r2=19.0mm L1=12.6mm L2=16.6mm r3=19.0mm r4=31.0mm である。供試体13は300×300×30〜80mm
のものを使用し、図3に示すようにロータリーテーブル
12上にとりつけ、1/4づつ試験に供した(1枚の供
試体を点線で示すように4つの部分毎に試験に提供でき
るようにした)。ロータリーテーブル12の回転軸15
が存在する部分が実際のテストに使用される部分とな
る。ロータリーテーブルの回転速度は5〜60rpmの
範囲で調節できるようにした。また、スイッチにより正
面に対して0〜360゜のいずれの方向にも回転でき
る。とくに、ハンドルを左右に30゜づつ切ったに等し
いように回転させることにより、大体の性能を充分把握
することができる。
【0007】実施例2 自動車タイヤ4をそのまゝ用いたすえ切り試験機の1例
を図4に示した。基台11にとりつけたDCサーボ方式
のモーターの回転軸15にロータリーテーブル12を接
続し、ロータリーテーブル12上には供試体13を固定
した。供試体13上には自動車タイヤ4を載置し、空気
圧シリンダー16により50〜500kgの範囲の所定
の圧力をかける。この状態で、所定の温度下でモーター
の力によりロータリーテーブル12を強制的に回転さ
せ、自動車タイヤ4と供試体13の間にすえ切り状態を
発現させた。ロータリーテーブルの回転速度は0.5r
pm〜6rpmの範囲で調整できるようにした。
【0008】
【効果】今まで、舗装組成物の評価を実験室的に行う試
験機がなかったので、本発明の試験機の提供により、舗
装組成物の研究は大いに発展するものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる自動車タイヤ同効物を説明する
ための図である。
【図2】本発明の実施例1の舗装組成物のためのすえ切
り試験機の側面図である。
【図3】本発明の実施例1における供試体、ロータリー
テーブル、回転軸のそれぞれの位置関係を明らかにする
ための平面図である。
【図4】本発明の実施例2の舗装組成物のためのすえ切
り試験機の側面図である。
【符号の説明】
1 鉄芯 2 チューブ 3 自動車タイヤ同効物 4 自動車タイヤ 11 基台 12 ロータリーテーブル 13 供試体 14 荷重 15 モーター回転軸 15′ モーターから1/10に減速された駆動軸 16 空気圧シリンダー
フロントページの続き (72)発明者 横山 稔 東京都千代田区霞が関3丁目2番5号 昭 和シェル石油株式会社内 (72)発明者 横田 稔 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目16番10号 株 式会社インテスコ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供試体を載置固定できるロータリーテー
    ブル、供試体と任意の設定加重下に圧接する自動車タイ
    ヤまたは同効物および前記ロータリーテーブルを回転さ
    せる駆動手段よりなることを特徴とする舗装組成物のた
    めのすえ切り試験機。
  2. 【請求項2】 全体が恒温槽のなかに据え付けられてい
    る請求項1記載の舗装組成物のためのすえ切り試験機。
JP14862593A 1993-05-27 1993-05-27 舗装組成物のためのすえ切り試験機 Pending JPH06337237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14862593A JPH06337237A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 舗装組成物のためのすえ切り試験機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14862593A JPH06337237A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 舗装組成物のためのすえ切り試験機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06337237A true JPH06337237A (ja) 1994-12-06

Family

ID=15456977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14862593A Pending JPH06337237A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 舗装組成物のためのすえ切り試験機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06337237A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105865818A (zh) * 2016-03-29 2016-08-17 南京航空航天大学 双通道直线舵机电动加载系统

Cited By (1)

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