JPH06337231A - 差圧測定装置 - Google Patents

差圧測定装置

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JPH06337231A
JPH06337231A JP15661893A JP15661893A JPH06337231A JP H06337231 A JPH06337231 A JP H06337231A JP 15661893 A JP15661893 A JP 15661893A JP 15661893 A JP15661893 A JP 15661893A JP H06337231 A JPH06337231 A JP H06337231A
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Saichiro Morita
佐一郎 森田
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晃朗 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定ラインから差圧測定装置を取外す事無
く、封入液の漏洩を迅速簡易に自己診断出来る差圧測定
装置を提供する。 【構成】 少なくとも1個の封入液室を有する差圧測定
装置において、周囲温度変化或いは圧力変化とゼロ点と
の関係の初期温度特性曲線あるいは初期圧力特性曲線を
メモリーするメモリー手段と、自己診断時のゼロ点と校
正時のゼロ点とを結んで構成される直線の診断時傾斜角
度と該メモリー手段にメモリーされた前記初期特性曲線
の傾斜角度とを比較して前記診断時傾斜角度が初期特性
曲線の傾斜角度より所定角度大或いは小になった場合に
前記封入液室の封入液が漏洩していると判断するCPU
とを具備したことを特徴とする差圧測定装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定ラインから差圧測
定装置を取外す事無く、封入液の漏洩を自己診断出来る
差圧測定装置に関するものである。更に詳述すれば、受
圧部の片側のシールダイアフラム部の封入液漏れによっ
て、特性曲線が製作時より変わることを利用して、受圧
部の封入液漏れを検出する差圧測定装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図8は従来より一般に使用されている従
来例の構成説明図で、例えば、特開昭59―56137
号の第1図に示されている。図において、ハウジング1
の両側にフランジ2、フランジ3が嵌合い組み立てられ
溶接等によって固定されており、両フランジ2,3には
測定せんとする圧力PHの高圧流体の導入口5、圧力PL
の低圧流体の導入口4が設けられている。ハウジング1
内に圧力測定室6が形成されており、この圧力測定室6
内にセンタダイアフラム7とシリコンダイアフラム8が
設けられている。シリコンダイアフラム8は、単結晶の
シリコン基板81に凹部82を形成して形成される。
【0003】センタダイアフラム7とシリコンダイアフ
ラム8はそれぞれ別個に圧力測定室6の壁に固定されて
おり、センタダイアフラム7とシリコンダイアフラム8
の両者でもって圧力測定室6を2分している。センタダ
イアフラム7と対向する圧力測定室6の壁には、バック
プレ―ト6A,6Bが形成されている。センタダイアフ
ラム7は周縁部をハウジング1に溶接されている。
【0004】シリコン基板81の一方の面にボロン等の
不純物を選択拡散して4っのストレンゲ―ジ91を形成
する。4っのストレインゲ―ジ91は、シリコンダイア
フラム8が差圧ΔPを受けてたわむ時、2つが引張り、
2つが圧縮を受けるようになっており、これらがホイ―
トストン・ブリッジ回路に接続され、抵抗変化が差圧Δ
Pの変化として検出される。
【0005】92は、ストレインゲ―ジ91に一端が取
付けられたリ―ドである。93は、リ―ド92の他端が
接続されたハ―メチック端子である。支持体9は、ハ―
メチック端子を備えており、支持体9の圧力測定室6側
端面に低融点ガラス接続等の方法でシリコンダイアフラ
ム8が接着固定されている。
【0006】ハウジング1とフランジ2、およびフラン
ジ3との間に、圧力導入室10,11が形成されてい
る。この圧力導入室10,11内にシールダイアフラム
12,13を設け、このシールダイアフラム12,13
と対向するハウジング1の壁10A,11Aにシールダ
イアフラム12,13と類似の形状のバックプレ―トが
形成されている。
【0007】シールダイアフラム12,13とバックプ
レ―ト10A,11Aとで形成される空間と、圧力測定
室6は、連通孔14,15を介して導通している。そし
て、シールダイアフラム12,13間にシリコンオイル
等の封入液101,102が満たされ、この封入液が連
通孔16,17を介してシリコンダイアフラム8の上下
面にまで至っている、封入液101,102はセンタダ
イアフラム7とシリコンダイアフラム8とによって2分
されているが、その量が、ほぼ均等になるように配慮さ
れている。
【0008】以上の構成において、高圧側から圧力が作
用した場合、シールダイアフラム13に作用する圧力が
封入液102によってシリコンダイアフラム8に伝達さ
れる。一方、低圧側から圧力が作用した場合、シールダ
イアフラム12に作用する圧力が封入液101によって
シリコンダイアフラム8に伝達される。
【0009】この結果、高圧側と低圧側との圧力差に応
じてシリコンダイアフラム8が歪み、この歪み量がスト
レインゲ―ジ91に因って電気的に取出され、差圧の測
定が行なわれる。
【0010】しかしながら、この様な装置においては、
何らかの原因で、封入液101,102が漏洩しだした
場合、漏れは、僅かづつ、しかも徐々に漏れるので、出
力がはっきりと異常になり、故障となるまで発見できな
かった。
【0011】例えば、シールダイアフラム12,13が
ハウジング1にくっついて、入力が加わっても、出力が
変わらなくなるとか、あるいは、封入液101,102
がハウジング1内へ入り込み、絶縁劣化とか、断線とか
で、ストレインゲージ91が異常となり、出力が異常に
なるとかで、初めて発見される。
【0012】あるいは、入力テストをして、入力異常か
ら、故障個所を調べて初めて発見される。更に、シール
ダイアフラム12,13に、封入液101,102の漏
れが生じた場合には、差圧測定装置そのものの特性に直
接影響があり、プロセスの自動制御に支障をきたすこと
になる。
【0013】図9は、この問題点を解決するための本願
出願人による、平成5年3月23日出願の先願に係わる
発明の名称「差圧測定装置」、出願番号特願平5−06
3930号の要部構成説明図である。図において、図8
と同一記号の構成は同一機能を表わす。以下、図8と相
違部分のみ説明する。
【0014】21は、測定値の誤差と周囲温度変化或い
は圧力変化との関係の初期温度特性曲線あるいは初期圧
力特性曲線をメモリーするメモリー手段である。22
は、自己診断時の特性値曲線の傾斜角度と、メモリー手
段21にメモリーされた、初期特性曲線の傾斜角度とを
比較して、初期特性曲線の傾斜角度より所定角度大或い
は小になった場合に、封入液室の封入液が漏洩している
と判断するCPUである。
【0015】なお、メモリー手段21とCPU22は、
この場合は、変換部ケース内のアンプに収納されてい
る。(図示せず)
【0016】以上の構成において、高圧側から圧力が作
用した場合、シールダイアフラム13に作用する圧力が
封入液102によってシリコンダイアフラム8に伝達さ
れる。一方、低圧側から圧力が作用した場合、シールダ
イアフラム12に作用する圧力が封入液101によって
シリコンダイアフラム8に伝達される。
【0017】従って、高圧側と低圧側との圧力差に応じ
てシリコンダイアフラム8が歪み、この歪み量がストレ
インゲ―ジ91に因って電気的に取出され、差圧の測定
が行なわれる。
【0018】次に、自己診断時においては、CPU22
により、自己診断時の特性値曲線の傾斜角度と、メモリ
ー手段21にメモリーされた初期特性曲線の傾斜角度と
を比較して、初期特性曲線の傾斜角度より所定角度大或
いは小になった場合に、封入液室の封入液101,10
2が漏洩していると判断する。
【0019】従って、測定ラインから差圧測定装置を取
外す事無く、封入液101,102の漏洩を自己診断出
来る差圧測定装置が得られる。
【0020】次に、具体的な自己診断動作に就いて以下
説明する。自己診断には、温度特性曲線或いは圧力特性
曲線を利用する場合がある。
【0021】1)温度特性曲線を利用する場合。 図10はゼロ点誤差の温度特性図、図11は温度特性曲
線を利用する場合の動作説明図を示す。図10におい
て、Aは初期温度特性曲線、Nは液漏れ状態の温度特性
曲線を示す。 (1)図10、図11のフロー1に示す如く、現在使用
している温度t1で、均圧弁を開き大気圧p0とする。温
度t1でのゼロ点ε1を測定する。
【0022】(2)図11のフロー2に示す如く、校正
温度t0,大気圧p0におけるゼロ点ε 0を測定する。 (3)図11のフロー3に示す如く、(ε1−ε0)/
(t1−t0)を計算する。 (4)図11のフロー4に示す如く、メモリー手段21
にメモリーした初期温度特性曲線から、温度t1,大気
圧p0におけるゼロ点ε10を計算し求める。
【0023】(5)図11のフロー5に示す如く、メモ
リー手段21にメモリーした初期温度特性曲線から、校
正温度t0,大気圧p0におけるゼロ点ε00を計算し求め
る。 (6)図11のフロー6に示す如く、(ε10−ε00)/
(t1−t0)を計算する。 (7)図11のフロー7に示す如く、Z={(ε1
ε0)/(t1−t0)}−{(ε10−ε00)/(t1−t
0)}を計算する。
【0024】(8)図11のフロー8に示す如く、|Z
|≧Z0(Z0は一定のマージンを考慮に入れた誤差)で
あれば、高圧側又は低圧側のどちらかのシールダイアフ
ラム13,12部分より、封入液102,101が漏れ
ていると判定する。
【0025】(7)図11のフロー9に示す如く、Zの
符号により、Z<0であれば、高圧側のシールダイアフ
ラム13部分より、封入液102が漏れている。Z>0
であれば、低圧側のシールダイアフラム12部分より、
封入液101が漏れていると判定する。
【0026】2)静圧特性曲線を利用する場合。 図12にゼロ点誤差の静圧特性図、図13に静圧特性曲
線を利用する場合の動作説明図を示す。図12におい
て、Bは初期温度特性曲線、Oは液漏れ状態の温度特性
曲線を示す。 (1)図12、図13のフロー1に示す如く、現在使用
している温度t1,圧力p1で、均圧弁を開き圧力p1
する。温度t1でのゼロ点ε1を測定する。
【0027】(2)図13のフロー2に示す如く、均圧
弁を開き大気圧p0とし、温度t1,大気圧p0における
ゼロ点ε0を測定する。 (3)図13のフロー3に示す如く、(ε1−ε0)/
(p1−p0)を計算する。 (4)図13のフロー4に示す如く、メモリー手段21
にメモリーした初期温度特性曲線から、温度t1,圧力
1におけるゼロ点ε10を計算し求める。
【0028】(5)図13のフロー5に示す如く、メモ
リー手段21にメモリーした初期温度特性曲線から、温
度t1,大気圧p0におけるゼロ点ε00を計算し求める。 (6)図13のフロー6に示す如く、(ε10−ε00)/
(p1−p0)を計算する。 (7)図13のフロー7に示す如く、Z={(ε1
ε0)/(p1−p0)}−{(ε10−ε00)/(p1−p
0)}を計算する。
【0029】(8)図13のフロー8に示す如く、|Z
|≧Z0(Z0は一定のマージンを考慮に入れた誤差)で
あれば、高圧側又は低圧側のどちらかのシールダイアフ
ラム13,12部分より、封入液102,101が漏れ
ていると判定する。
【0030】(9)図13のフロー9に示す如く、Zの
符号により、Z<0であれば、低圧側のシールダイアフ
ラム12部分より、封入液101が漏れている。Z>0
であれば、高圧側のシールダイアフラム13部分より、
封入液102が漏れていると判定する。
【0031】次に、封入液101,102が漏れた場合
の差圧測定装置の具体的動作について説明する。今、低
圧側の封入液102がΔVcc漏れたとすると、シール
ダイアフラム12の容積変化定数Vcc/kgf/cm
2とすると、低圧室側のシリコンオイル内圧はΔP変化
する。
【0032】ΔP=ΔV/Vkgf/cm2 低圧側と高圧側とを均圧にすると、ΔP分、零点がシフ
トしているのが検出される。 零点誤差E1=(ΔP/P)・100%
【0033】この結果、封入液101,102の漏洩が
僅かあっても、この差圧測定装置は動作するため、装置
が完全にダウンして初めて、封入液101,102の漏
洩に気付く様な恐れがなく、封入液101,102の漏
洩を容易に早期に検知することができる。また、装置の
ダウンする前にダウンの予知診断ができる。
【0034】更に、測定流体の流れを止めることなく、
差圧測定装置の高圧側と低圧側とを均圧にする事は、前
述した如く容易であるので、プロセスの流れを乱すこと
がない差圧測定装置が得られる。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な装置においては、自己診断時において、自己診断時の
特性値曲線の傾斜角度を求めるために少なくとも2個の
測定値を測定しなければならない欠点を有する。
【0036】本発明は、この問題点を、解決するもので
ある。本発明の目的は、測定ラインから差圧測定装置を
取外す事無く、封入液の漏洩を自己診断出来る。加える
に、差圧測定装置としての機能は全く影響を受けない、
極めて安全性、信頼性が高い差圧測定装置を提供するに
ある。
【0037】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、 (1)少なくとも1個の封入液室を有する差圧測定装置
において、周囲温度変化或いは圧力変化とゼロ点との関
係の初期温度特性曲線あるいは初期圧力特性曲線をメモ
リーするメモリー手段と、自己診断時のゼロ点と校正時
のゼロ点とを結んで構成される直線の診断時傾斜角度と
該メモリー手段にメモリーされた前記初期特性曲線の傾
斜角度とを比較して前記診断時傾斜角度が初期特性曲線
の傾斜角度より所定角度大或いは小になった場合に前記
封入液室の封入液が漏洩していると判断するCPUとを
具備したことを特徴とする差圧測定装置。 (2)ハウジングの両側面にそれぞれ設けられた第1,
第2シールダイアフラムと、該第1,第2シールダイア
フラムに加わる差圧を封入液を介して検出する検出素子
とを具備する差圧測定装置において、前記第1シールダ
イアフラムを覆って設けられ該第1シールダイアフラム
と第3シールダイアフラム室を構成する第3シールダイ
アフラムと、前記第2ールダイアフラムを覆って設けら
れ該第2シールダイアフラムと第4シールダイアフラム
室を構成する第4シールダイアフラムと、ゼロ点と周囲
温度変化或いは圧力変化との関係の初期温度特性曲線あ
るいは初期圧力特性曲線をメモリーするメモリー手段
と、自己診断時のゼロ点と校正時のゼロ点とを結んで構
成される直線の診断時傾斜角度と該メモリー手段にメモ
リーされた前記初期特性曲線の傾斜角度とを比較して前
記診断時傾斜角度が初期特性曲線の傾斜角度より所定角
度大或いは小になった場合に前記封入液室の封入液が漏
洩していると判断するCPUとを具備したことを特徴と
する差圧測定装置を構成したものである。
【0038】
【作用】以上の構成において、通常の測定時において
は、高圧側から圧力が作用した場合、シールダイアフラ
ムに作用する圧力が封入液によってシリコンダイアフラ
ムに伝達される。
【0039】一方、低圧側から圧力が作用した場合、シ
ールダイアフラムに作用する圧力が封入液によってシリ
コンダイアフラムに伝達される。従って、高圧側と低圧
側との圧力差に応じてシリコンダイアフラムが歪み、こ
の歪み量がストレインゲ―ジに因って電気的に取出さ
れ、差圧の測定が行なわれる。
【0040】そして、自己診断時においては、CPUに
より、自己診断時のゼロ点と校正時のゼロ点とを結んで
構成される直線の診断時傾斜角度と、メモリー手段にメ
モリーされた初期特性曲線の傾斜角度とを比較して、診
断時傾斜角度が初期特性曲線の傾斜角度より所定角度大
或いは小になった場合に、シールダイアフラムより封入
液室の封入液が漏洩していると判断する。以下、実施例
に基づき詳細に説明する。
【0041】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部構成説明図で
ある。図において、図8と同一記号の構成は同一機能を
表わす。以下、図8と相違部分のみ説明する。
【0042】31は、周囲温度変化或いは圧力変化とゼ
ロ点との関係の初期温度特性曲線あるいは初期圧力特性
曲線をメモリーするメモリー手段である。32は、自己
診断時のゼロ点と校正時のゼロ点とを結んで構成される
直線の診断時傾斜角度と、メモリー手段31にメモリー
された初期特性曲線の傾斜角度とを比較して、診断時傾
斜角度が初期特性曲線の傾斜角度より所定角度大或いは
小になった場合に、封入液室の封入液101,102が
漏洩していると判断するCPUである。
【0043】なお、メモリー手段31とCPU32は、
この場合は、変換部ケース内のアンプに収納されてい
る。(図示せず)
【0044】
【作用】以上の構成において、通常の測定時において
は、高圧側から圧力が作用した場合、シールダイアフラ
ム13に作用する圧力が封入液102によってシリコン
ダイアフラム8に伝達される。
【0045】一方、低圧側から圧力が作用した場合、シ
ールダイアフラム12に作用する圧力が封入液101に
よってシリコンダイアフラム8に伝達される。従って、
高圧側と低圧側との圧力差に応じてシリコンダイアフラ
ム8が歪み、この歪み量がストレインゲ―ジ91に因っ
て電気的に取出され、差圧の測定が行なわれる。
【0046】次に、自己診断時においては、CPU32
により、自己診断時のゼロ点と校正時のゼロ点とを結ん
で構成される直線の診断時傾斜角度と、メモリー手段3
1にメモリーされた初期特性曲線の対応する傾斜角度と
を比較して、診断時傾斜角度が初期特性曲線の傾斜角度
より所定角度大或いは小になった場合に、シールダイア
フラムより封入液室の封入液101,102が漏洩して
いると判断する。
【0047】従って、測定ラインから差圧測定装置を取
外す事無く、封入液101,102の漏洩を自己診断出
来る差圧測定装置が得られる。
【0048】次に、具体的な自己診断動作に就いて以下
説明する。自己診断には、温度特性曲線或いは圧力特性
曲線を利用する場合がある。
【0049】1)温度特性曲線を利用する場合。 図2にゼロ点誤差の温度特性図、図3に温度特性曲線を
利用する場合の動作説明図を示す。図3において、Cは
初期温度特性曲線、Pは液漏れ状態の温度特性曲線を示
す。 (1)図2、図3のフロー1に示す如く、現在使用して
いる温度t1で、均圧弁を開き大気圧p0とする。温度t
1でのゼロ点ε1を測定する。
【0050】(2)図3のフロー2に示す如く、メモリ
ー手段21にメモリーした初期温度特性曲線から、校正
温度t0,大気圧p0におけるゼロ点ε00を計算し求め
る。 (3)図3のフロー3に示す如く、(ε1−ε00)/
(t1−t0)を計算する。 (4)図3のフロー4に示す如く、メモリー手段21に
メモリーした初期温度特性曲線から、温度t1,大気圧
0におけるゼロ点ε10を計算し求める。
【0051】(5)図3のフロー5に示す如く、メモリ
ー手段21にメモリーした初期温度特性曲線から、校正
温度t0,大気圧p0におけるゼロ点ε00を計算し求め
る。 (6)図3のフロー6に示す如く、(ε10−ε00)/
(t1−t0)を計算する。 (7)図3のフロー7に示す如く、Z={(ε1
ε00)/(t1−t0)}−{(ε10−ε00)/(t1
0)}を計算する。
【0052】(8)図3のフロー8に示す如く、|Z|
≧Z0(Z0は一定のマージンを考慮に入れた誤差)であ
れば、高圧側又は低圧側のどちらかのシールダイアフラ
ム13,12部分より、封入液102,101が漏れて
いると判定する。
【0053】(9)図3のフロー9に示す如く、Zの符
号により、Z<0であれば、高圧側のシールダイアフラ
ム13部分より、封入液102が漏れている。Z>0で
あれば、低圧側のシールダイアフラム12部分より、封
入液101が漏れていると判定する。
【0054】2)静圧特性曲線を利用する場合。 図4にゼロ点誤差の静圧特性図、図5に静圧特性曲線を
利用する場合の動作説明図を示す。図5において、Dは
初期温度特性曲線、Qは液漏れ状態の温度特性曲線を示
す。 (1)図4、図5のフロー1に示す如く、現在使用して
いる温度t1,圧力p1で、均圧弁を開き圧力p1とす
る。温度t1でのゼロ点ε1を測定する。
【0055】(2)図5のフロー2に示す如く、メモリ
ー手段21にメモリーした初期温度特性曲線から、温度
1,圧力p0におけるゼロ点ε00を計算し求める。 (3)図5のフロー3に示す如く、(ε1−ε00)/
(p1−p0)を計算する。 (4)図5のフロー4に示す如く、メモリー手段21に
メモリーした初期温度特性曲線から、温度t1,圧力p1
におけるゼロ点ε10を計算し求める。
【0056】(5)図5のフロー5に示す如く、メモリ
ー手段21にメモリーした初期温度特性曲線から、温度
1,大気圧p0におけるゼロ点ε00を計算し求める。 (6)図5のフロー6に示す如く、(ε10−ε00)/
(p1−p0)を計算する。 (7)図5のフロー7に示す如く、Z={(ε1
ε00)/(p1−p0)}−{(ε10−ε00)/(p1
0)}を計算する。
【0057】(8)図5のフロー8に示す如く、|Z|
≧Z0(Z0は一定のマージンを考慮に入れた誤差)であ
れば、高圧側又は低圧側のどちらかのシールダイアフラ
ム13,12部分より、封入液102,101が漏れて
いると判定する。
【0058】(9)図5のフロー9に示す如く、Zの符
号により、Z<0であれば、低圧側のシールダイアフラ
ム12部分より、封入液101が漏れている。Z>0で
あれば、高圧側のシールダイアフラム13部分より、封
入液102が漏れていると判定する。
【0059】この結果、封入液101,102の漏洩が
僅かあっても、本発明の差圧測定装置は動作するため、
装置が完全にダウンして初めて、封入液101,102
の漏洩に気付く様な恐れがなく、封入液101,102
の漏洩を容易に早期に検知することができる。また、装
置のダウンする前にダウンの予知診断ができる。
【0060】更に、測定流体の流れを止めることなく、
差圧測定装置の高圧側と低圧側とを均圧にする事は、前
述した如く容易であるので、プロセスの流れを乱すこと
がない差圧測定装置が得られる。
【0061】更にまた、自己診断時の測定は、2個所で
なく、1個所のみでよいので、一点のみチェックしてい
れば良く、自己診断を極めて迅速簡易に行う事ができ
る。即ち、液漏れ状態の温度特性曲線P或いは圧力特性
曲線Qにおける校正温度t0或いは校正圧力P0でのゼロ
点ε0は実際は極めて小さいためにこれを無視して迅速
簡易性を採用したものである。
【0062】
【実施例】図6は本発明の他の実施例の要部構成説明
図、図7は図6の要部構成説明図である。図において、
図8と同一記号の構成は同一機能を表わす。以下、図8
と相違部分のみ説明する。
【0063】41は、周囲温度変化或いは圧力変化とゼ
ロ点との関係の初期温度特性曲線あるいは初期圧力特性
曲線をメモリーするメモリー手段である。42は、自己
診断時のゼロ点と校正時のゼロ点とを結んで構成される
直線の診断時傾斜角度と、メモリー手段31にメモリー
された初期特性曲線の傾斜角度とを比較して、診断時傾
斜角度が初期特性曲線の傾斜角度より所定角度大或いは
小になった場合に、封入液室の封入液101,102が
漏洩していると判断するCPUである。
【0064】なお、メモリー手段41とCPU42は、
この場合は、変換部ケース内のアンプに収納されてい
る。(図示せず)
【0065】51は、第1シールダイアフラム13を覆
って設けられ、第1シールダイアフラム13と第3シー
ルダイアフラム室52を構成する第3シールダイアフラ
ムである。53は、第2シールダイアフラム12を覆っ
て設けられ、第2シールダイアフラム12と第4シール
ダイアフラム室54を構成する第4シールダイアフラム
である。
【0066】55は、第1シールダイアフラム13と第
3シールダイアフラム51との間に設けられたボディで
ある。56は、第2シールダイアフラム12と第4シー
ルダイアフラム53との間に設けられたボディである。
103は、第3シールダイアフラム室52に満たされた
封入液である。104は、第4シールダイアフラム室4
4に満たされた封入液である。
【0067】以上の構成において、高圧側から圧力が作
用した場合、シールダイアフラム41に作用する圧力が
封入液102によってシリコンダイアフラム8に伝達さ
れる。一方、低圧側から圧力が作用した場合、シールダ
イアフラム43に作用する圧力が封入液101によって
シリコンダイアフラム8に伝達される。
【0068】従って、高圧側と低圧側との圧力差に応じ
てシリコンダイアフラム8が歪み、この歪み量がストレ
インゲ―ジ91に因って電気的に取出され、差圧の測定
が行なわれる。
【0069】次に、自己診断時においては、CPU42
により、自己診断時の特性値曲線の傾斜角度と、メモリ
ー手段41にメモリーされた初期特性曲線の傾斜角度と
を比較して、初期特性曲線の傾斜角度より所定角度大或
いは小になった場合に、封入液室の封入液103,10
4が漏洩していると判断する。
【0070】従って、測定ラインから差圧測定装置を取
外す事無く、封入液103,104の漏洩を自己診断出
来る差圧測定装置が得られる。
【0071】この結果、封入液103,104の漏洩が
僅かあっても、本発明の差圧測定装置は動作するため、
装置が完全にダウンして初めて、封入液103,104
の漏洩に気付く様な恐れがなく、封入液103,104
の漏洩を容易に早期に検知することができる。また、装
置のダウンする前にダウンの予知診断ができる。
【0072】更に、測定流体の流れを止めることなく、
差圧測定装置の高圧側と低圧側とを均圧にする事は、前
述した如く容易であるので、プロセスの流れを乱すこと
がない差圧測定装置が得られる。
【0073】加えるに、第1シールダイアフラム13を
覆って設けられ、第1シールダイアフラム13と第3シ
ールダイアフラム室52を構成する第3シールダイアフ
ラム51と、第2ールダイアフラム12を覆って設けら
れ、第2シールダイアフラム12と第4シールダイアフ
ラム室54を構成する第4シールダイアフラム53とが
設けられ、第3シールダイアフラム室52と第4シール
ダイアフラム室54とに、封入液103,104が満た
されている。
【0074】従って、腐食性の測定液等により封入液1
03,104が漏れたとしても、封入液101,102
は漏れることが無いので、差圧測定装置としての機能が
全く損ぜられることがなく、極めて安全性の高い装置が
得られる。
【0075】なお、均圧状態は、測定流体の流れる配管
から、差圧測定装置の高圧側と低圧側へそれぞれ連通す
る導管の連通を止め、差圧測定装置の高圧側と低圧側を
大気圧P0解放にする。
【0076】あるいは、3岐弁を使用して、差圧測定装
置の高圧側と低圧側の測定流体の配管への連通を止め、
かつ、高圧側と低圧側とを連通するように操作して、高
圧側と低圧側とを測定圧P1に均圧にする等、種々の方
法が採用可能であり、測定流体の流れる配管に於ける流
れを止めることなく、差圧測定装置の高圧側と低圧側と
を均圧にする事は容易である。
【0077】なお、前述の実施例においては、差圧測定
装置に就いて説明したが、これに限ることはなく、圧力
測定装置でも良い。圧力測定装置は差圧測定装置の一方
の圧力を大気圧或いは真空にしたものであり、実質的に
差圧測定装置であるからである。尚この場合は、測定圧
側を大気圧或いは真空にして零点をチェックすることに
なる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、 (1)少なくとも1個の封入液室を有する差圧測定装置
において、周囲温度変化或いは圧力変化とゼロ点との関
係の初期温度特性曲線あるいは初期圧力特性曲線をメモ
リーするメモリー手段と、自己診断時のゼロ点と校正時
のゼロ点とを結んで構成される直線の診断時傾斜角度と
該メモリー手段にメモリーされた前記初期特性曲線の傾
斜角度とを比較して前記診断時傾斜角度が初期特性曲線
の傾斜角度より所定角度大或いは小になった場合に前記
封入液室の封入液が漏洩していると判断するCPUとを
具備したことを特徴とする差圧測定装置。 (2)(2)ハウジングの両側面にそれぞれ設けられた
第1,第2シールダイアフラムと、該第1,第2シール
ダイアフラムに加わる差圧を封入液を介して検出する検
出素子とを具備する差圧測定装置において、前記第1シ
ールダイアフラムを覆って設けられ該第1シールダイア
フラムと第3シールダイアフラム室を構成する第3シー
ルダイアフラムと、前記第2ールダイアフラムを覆って
設けられ該第2シールダイアフラムと第4シールダイア
フラム室を構成する第4シールダイアフラムと、ゼロ点
と周囲温度変化或いは圧力変化との関係の初期温度特性
曲線あるいは初期圧力特性曲線をメモリーするメモリー
手段と、自己診断時のゼロ点と校正時のゼロ点とを結ん
で構成される直線の診断時傾斜角度と該メモリー手段に
メモリーされた前記初期特性曲線の傾斜角度とを比較し
て前記診断時傾斜角度が初期特性曲線の傾斜角度より所
定角度大或いは小になった場合に前記封入液室の封入液
が漏洩していると判断するCPUとを具備したことを特
徴とする差圧測定装置を構成した。
【0079】この結果、第1請求項の構成によれば、封
入液の漏洩が僅かあっても、本発明の差圧測定装置は動
作するので、装置が完全にダウンして初めて封入液の漏
洩に気付く様な恐れがなく、封入液の漏洩を容易に早期
に検知することができる。また、装置のダウンする前に
ダウンの予知診断ができる。
【0080】更に、測定流体の流れを止めることなく、
差圧測定装置の高圧側と低圧側とを均圧にする事は容易
であり、プロセスの流れを乱すことがない差圧測定装置
が得られる。
【0081】更にまた、自己診断時の測定は、2個所で
なく、1個所のみでよいので、一点のみチェックしてい
れば良く、自己診断を極めて迅速簡易に行う事ができ
る。即ち、液漏れ状態の温度特性曲線P或いは圧力特性
曲線Qにおける校正温度t0或いは校正圧力P0でのゼロ
点ε0は実際は極めて小さいためにこれを無視して迅速
簡易性を採用したものである。
【0082】加えるに、第2請求項の構成によれば、腐
食性の測定液等により封入液103,104が漏れたと
しても、封入液101,102は漏れることが無いの
で、差圧測定装置としての機能が全く損ぜられることが
なく、極めて安全性、信頼性が高い装置が得られる。
【0083】従って、本発明によれば、測定ラインから
差圧測定装置を取外す事無く、封入液の漏洩を自己診断
出来る。加えるに、差圧測定装置としての機能は全く影
響を受けない、極めて安全性、信頼性が高い差圧測定装
置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1のゼロ点誤差の温度特性図である。
【図3】図1の温度特性曲線を利用する場合の動作説明
図である。
【図4】図1のゼロ点誤差の静圧特性図である。
【図5】図1の静圧特性曲線を利用する場合の動作説明
図である。
【図6】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図7】図6の要部構成説明図である。
【図8】従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
【図9】本願出願人の先願に係わる発明の要部構成説明
図である。
【図10】図7のゼロ点誤差の温度特性図である。
【図11】図7の温度特性曲線を利用する場合の動作説
明図である。
【図12】図7のゼロ点誤差の静圧特性図である。
【図13】図7の静圧特性曲線を利用する場合の動作説
明図である。
【符号の説明】
1…ハウジング 2…フランジ 3…フランジ 4…導入口 5…導入口 6…圧力測定室 6A…バックプレ―ト 6B…バックプレ―ト 7…センターダイアフラム 8…シリコンダイアフラム 9…支持体 10…圧力導入室 10A…バックプレ―ト 11…圧力導入室 11A…バックプレ―ト 12…シールダイアフラム 13…シールダイアフラム 14…連通孔 15…連通孔 16…連通孔 17…連通孔 31…メモリー手段 32…CPU 41…メモリー手段 42…CPU 51…第3シールダイアフラム 52…第3シールダイアフラム室 53…第4シールダイアフラム 54…第4シールダイアフラム室 55…ボディ 56…ボディ 81…シリコン基板 82…凹部 91…ストレインゲ―ジ 92…リード 93…ハーメチック端子 101…封入液 102…封入液 103…封入液 104…封入液

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1個の封入液室を有する差圧測
    定装置において、 周囲温度変化或いは圧力変化とゼロ点との関係の初期温
    度特性曲線あるいは初期圧力特性曲線をメモリーするメ
    モリー手段と、 自己診断時のゼロ点と校正時のゼロ点とを結んで構成さ
    れる直線の診断時傾斜角度と該メモリー手段にメモリー
    された前記初期特性曲線の傾斜角度とを比較して前記診
    断時傾斜角度が初期特性曲線の傾斜角度より所定角度大
    或いは小になった場合に前記封入液室の封入液が漏洩し
    ていると判断するCPUとを具備したことを特徴とする
    差圧測定装置。
  2. 【請求項2】ハウジングの両側面にそれぞれ設けられた
    第1,第2シールダイアフラムと、該第1,第2シール
    ダイアフラムに加わる差圧を封入液を介して検出する検
    出素子とを具備する差圧測定装置において、 前記第1シールダイアフラムを覆って設けられ該第1シ
    ールダイアフラムと第3シールダイアフラム室を構成す
    る第3シールダイアフラムと、 前記第2ールダイアフラムを覆って設けられ該第2シー
    ルダイアフラムと第4シールダイアフラム室を構成する
    第4シールダイアフラムと、 ゼロ点と周囲温度変化或いは圧力変化との関係の初期温
    度特性曲線あるいは初期圧力特性曲線をメモリーするメ
    モリー手段と、 自己診断時のゼロ点と校正時のゼロ点とを結んで構成さ
    れる直線の診断時傾斜角度と該メモリー手段にメモリー
    された前記初期特性曲線の傾斜角度とを比較して前記診
    断時傾斜角度が初期特性曲線の傾斜角度より所定角度大
    或いは小になった場合に前記封入液室の封入液が漏洩し
    ていると判断するCPUとを具備したことを特徴とする
    差圧測定装置。
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