JPH06337152A - 多室冷暖房装置 - Google Patents

多室冷暖房装置

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Publication number
JPH06337152A
JPH06337152A JP5125717A JP12571793A JPH06337152A JP H06337152 A JPH06337152 A JP H06337152A JP 5125717 A JP5125717 A JP 5125717A JP 12571793 A JP12571793 A JP 12571793A JP H06337152 A JPH06337152 A JP H06337152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
cooling
auxiliary heat
auxiliary
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP5125717A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Nakagawa
信博 中川
Masao Kurachi
正夫 蔵地
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP5125717A priority Critical patent/JPH06337152A/ja
Publication of JPH06337152A publication Critical patent/JPH06337152A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は冷房過負荷運転時に、吐出圧力の上
昇を抑えて吐出圧力保護の動作を防止し、最も冷房が必
要な夏期に、所要の冷房能力を得られる多室冷暖房装置
を提供することを目的とする。 【構成】 圧縮機1、四方弁2、熱源側熱交換器4、減
圧装置5、第1補助熱交換器6、第3補助熱交換器3を
環状に連接してなる熱源側冷媒サイクルと、第1補助熱
交換器6と一体に形成して熱交換する第2補助熱交換器
7、第1冷媒搬送装置8、第1利用側熱交換器12a,
12bを環状に連接してなる第1利用側冷媒サイクル
と、第3補助熱交換器3と一体に形成して熱交換する第
4補助熱交換器9、第2冷媒搬送装置10、第2利用側
熱交換器16a,16bを環状に連接してなる第2利用
側冷媒サイクルと、運転モード検出手段21と、圧力検
出手段22と、冷房過負荷判定手段23と、アクチュエ
ータ駆動手段24を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱源側冷媒サイクルと
利用側冷媒サイクルに分離された多室冷暖房装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては特開平1−2753
14号公報で知られるような多室冷暖房装置がある。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の技術につ
いて説明する。図15において、1は圧縮機、2は四方
弁、3は第3補助熱交換器,3aは第3補助熱交換器3
への冷媒流量を制御する補助制御弁、4は熱源側熱交換
器、4aは熱源側熱交換器4への冷媒流量を制御する主
制御弁、5は減圧装置、6は第1補助熱交換器でこれら
を環状に連接し、熱源側冷媒サイクルを形成している。
【0004】7は第2補助熱交換器であり、第1補助熱
交換器6と熱交換するように一体に形成されている。8
は第1冷媒搬送装置で冷房時と暖房時で冷媒の流出方向
が反対となる可逆特性を持っている。
【0005】9は第4補助熱交換器であり、第3補助熱
交換器3と熱交換するように一体に形成されている。1
0は第2冷媒搬送装置で冷房時と暖房時で冷媒の流出方
向が反対となる可逆特性を持っている。
【0006】これらは室外ユニット11に収納されてい
る。12a,12bは第1利用側熱交換器でそれぞれ室
内ユニット13a,13bに収納され、第1配管14
a,14bで室外ユニット11と接続されている。15
a,15bは第1利用側熱交換器12a,12bそれぞ
れへの冷媒流量を制御する第1流量弁である。
【0007】16a,16bは第2利用側熱交換器でそ
れぞれ室内ユニット13a,13bに収納され、第2配
管17a,17bで室外ユニット11と接続されてい
る。18a,18bは第2利用側熱交換器16a,16
bそれぞれへの冷媒流量を制御する第2流量弁である。
【0008】第2補助熱交換器7、第1冷媒搬送装置
8、第1流量弁15a,15b、第1利用側熱交換器1
2a,12bおよび第1配管14a,14bを環状に連
接し、第1利用側冷媒サイクルを形成している。
【0009】また、第4補助熱交換器9、第2冷媒搬送
装置10、第2流量弁18a,18b、第2利用側熱交
換器16a、16bおよび第2配管17a、17bを環
状に連接し、第2利用側冷媒サイクルを形成している。
【0010】以上のように構成された多室冷暖房装置に
ついて、その動作を説明する。室内ユニット13a,1
3bの両方が冷房運転の場合、熱源側冷媒サイクルで
は、補助制御弁3aが閉成し、圧縮機1からの高温高圧
ガス冷媒は四方弁2を通り熱源側熱交換器4で放熱して
凝縮液化し、減圧弁5で減圧され第1補助熱交換器6で
蒸発して四方弁2を通り圧縮機1へ循環する。
【0011】この時、第1利用側冷媒サイクルの第2補
助熱交換器7と第1補助熱交換器6が熱交換し、第1利
用側冷媒サイクル内のガス冷媒は冷却されて液化し、第
1冷媒搬送装置8に送られる。この第1冷媒搬送装置8
から吐出された液冷媒は第1配管14aを通って第1流
量弁15a,15bへ流通し、適性に流量制御されて第
1利用側熱交換器12a,12bで冷房して蒸発ガス化
し、第1配管14bを通って第2補助熱交換器7に循環
する。
【0012】この時、例えば室内ユニット13aを暖房
運転にする場合、補助制御弁3aが開成して第1流量弁
15aが閉成し、第2利用側冷媒サイクルが運転され
る。つまり、第2冷媒搬送装置10から送られた第2利
用側冷媒サイクルの冷媒は、第4補助熱交換器9へ送ら
れ、第3補助熱交換器3で加熱ガス化され、第2配管1
7bを通って第2利用側熱交換器16aへ送られ第2流
量弁18aで流量制御されながら暖房して凝縮液化し、
第2配管17aを通って第2冷媒搬送装置10へ循環す
る。
【0013】この時、熱源側冷媒サイクルでは主制御弁
4aの開度調整で熱源側熱交換器4の凝縮量を制御する
ことにより、第3補助熱交換器3と第4補助熱交換器9
との熱交換量を制御している。
【0014】一方、室内ユニット13a,13bの両方
が暖房運転の場合、熱源側冷媒サイクルでは、補助制御
弁3aが閉成し、圧縮機1からの高温高圧ガス冷媒は四
方弁2から第1補助熱交換器6に送られ、放熱して凝縮
液化する。そして減圧装置5で減圧され、熱源側熱交換
器4で吸熱蒸発し、四方弁2を通って圧縮機1へ循環す
る。
【0015】この時、第1利用側冷媒サイクルの第2補
助熱交換器7と第1補助熱交換器6が熱交換し、第1利
用側冷媒サイクル内の液冷媒が加熱されてガス化し、第
1配管14bを通って第1利用側熱交換器12a,12
bへ送られ、第1流量弁15a,15bで適正に流量制
御されながら暖房して凝縮液化し、第1配管14aを通
って第1冷媒搬送装置8へ送られ、第2補助熱交換器7
へ循環する。
【0016】この時、例えば室内ユニット13aを冷房
運転する場合、補助制御弁3aが開成して第1流量弁1
5aが閉成し、第2利用側冷媒サイクルが運転される。
つまり、第4補助熱交換器9で第3補助熱交換器3に放
熱して液化した冷媒は第2冷媒搬送装置10により第2
配管17aから第2流量弁18aに送られ、適正に流量
制御されて第2利用側熱交換器16aで冷房して蒸発ガ
ス化し、第2配管17bを通って第4補助熱交換器9へ
循環する。
【0017】この時、熱源側冷媒サイクルでは主制御弁
4aの開度調整で熱源側熱交換器4の蒸発量を制御する
ことにより、第3補助熱交換器3と第4補助熱交換器9
との熱交換量を制御している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、室内ユニット13a,13bの総容量が
室外ユニット11の容量より大きい設置状態(例えば、
室内ユニット13a,13bの総容量が39kWで、室
外ユニット11の容量が29kW)であり、夏期に室内
ユニット13a,13bが冷房運転された場合には、室
内ユニット13a,13bからの吸熱量が多いので圧縮
機1の吸入圧力が上昇してしまう。これに加えて外気温
度が高いと、熱源側熱交換器4から外気への放熱量が減
少して、圧縮機1の吐出圧力も上昇してしまう。
【0019】このような運転状態を冷房過負荷運転と言
い、安全性確保の面から吐出圧力保護が動作してしま
い、居住者が最も冷房能力を欲するにもかかわらず、所
要の冷房能力が得られないという課題を有していた。
【0020】また、最近のビルは断熱性が良くなり、O
A機器からの発熱量の増加により、冬期でも冷房運転さ
れることがある。従って、室内ユニット13aの容量が
室外ユニット11の容量に比べて非常に小さい設置状態
(例えば、室内ユニット13aの容量が2.3kWで、
室外ユニット11の容量が29kW)であり、冬期に室
内ユニット13aが冷房運転された場合には、室内ユニ
ット13aからの吸熱量に比べて熱源側熱交換器4から
外気への放熱量が多いので、圧縮機1の吸入圧力と吐出
圧力が低下してしまう。
【0021】このような運転状態を低外気温冷房運転と
言い、吸入圧力の低下により、圧縮機の効率が低下し、
成績係数が低下してしまうという課題を有していた。
【0022】また、冬期に外気温度が非常に低い寒冷地
において、室内ユニット13a,13bが暖房運転され
た場合には、熱源側熱交換器4からの吸熱量が低下する
ので、圧縮機1の吸入圧力が低下してしまい、それに伴
って吐出圧力も低下してしまう。
【0023】このような運転状態を低外気温暖房と言
い、居住者が暖房能力を欲するにもかかわらず、所要の
暖房能力が得られないという課題を有していた。
【0024】また、室内ユニット13aの容量が室外ユ
ニット11の容量に比べて非常に小さい設置状態(例え
ば、室内ユニット13aの容量が2.3kWで、室外ユ
ニット11の容量が29kW)であり、中間期の外気温
度が比較的高い(15〜21℃)ときに室内ユニット1
3aが暖房運転された場合には、熱源側熱交換器4から
の吸熱量に比べて、室内ユニット13aの放熱量が少な
くなるので、圧縮機1の吸入圧力と吐出圧力が上昇して
しまう。
【0025】このような運転状態を暖房過負荷運転と言
い、安全性確保の面から吐出圧力保護が動作してしま
い、居住者が暖房能力を欲するにもかかわらず、所要の
暖房能力が得られないという課題を有していた。
【0026】また、第1利用側冷媒サイクルが暖房運転
しており、熱源側熱交換器4が着霜した場合には、除霜
するために四方弁2を切り換えて熱源側冷媒サイクルの
冷媒の流れを逆転させなければならないので、暖房能力
が著しく低下し、快適性を損なうという課題を有してい
た。
【0027】本発明は上記課題を解決するもので、冷房
過負荷運転時に吐出圧力の上昇を抑えて吐出圧力保護の
動作を防止し、最も冷房が必要な夏期に、所要の冷房能
力を得られる多室冷暖房装置を提供することを目的とし
ている。
【0028】さらに、本発明の他の目的は低外気温冷房
運転時に吸入圧力の低下を防止し、冬期の冷房運転でも
成績係数が高い多室冷暖房装置を提供することにある。
【0029】また、本発明の他の目的は低外気温暖房運
転時に吸入圧力の低下を防止して吐出圧力を適正値に保
ち、寒冷地でも所要の暖房能力を得られる多室冷暖房装
置を提供することにある。
【0030】さらに、本発明の他の目的は暖房過負荷運
転時に吐出圧力の上昇を抑えて吐出圧力保護の動作を防
止し、所要の暖房能力を得られる多室冷暖房装置を提供
することにある。
【0031】さらに、本発明の他の目的は熱源側熱交換
器が着霜しても暖房能力の低下を防止し、快適性を保持
できる多室冷暖房装置を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の多室冷暖房装置は、室内ユニットが冷房運転
か暖房運転か検出する運転モード検出手段と、圧縮機の
吐出圧力と吸入圧力を検出する圧力検出手段と、これら
の出力信号に基づいて冷房過負荷状態かどうか判定する
冷房過負荷判定手段と、この出力信号に基づいてアクチ
ュエータを駆動するアクチュエータ駆動手段を備えた構
成となっている。
【0033】さらに、第2利用側冷媒サイクルに第2利
用側熱交換器と並列に連接した第5補助熱交換器と、室
内ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転モード
検出手段と、圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出する圧
力検出手段と、これらの出力信号に基づいて冷房過負荷
状態かどうか判定する冷房過負荷判定手段と、この出力
信号に基づいてアクチュエータを駆動するアクチュエー
タ駆動手段を備えた構成となっている。
【0034】また、他の目的を達成するために本発明の
多室冷暖房装置は、第1利用側冷媒サイクルに第1利用
側熱交換器と直列に連接した第6補助熱交換器と、室内
ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転モード検
出手段と、圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出する圧力
検出手段と、これらの出力信号に基づいて低外気温冷房
状態かどうか判定する低外気温冷房判定手段と、この出
力信号に基づいてアクチュエータを駆動するアクチュエ
ータ駆動手段を備えた構成となっている。
【0035】また、他の目的を達成するために本発明の
多室冷暖房装置は、室内ユニットが冷房運転か暖房運転
か検出する運転モード検出手段と、圧縮機の吐出圧力と
吸入圧力を検出する圧力検出手段と、これらの出力信号
に基づいて低外気温暖房状態かどうか判定する低外気温
暖房判定手段と、この出力信号に基づいてアクチュエー
タを駆動するアクチュエータ駆動手段を備えた構成とな
っている。
【0036】さらに、第2利用側冷媒サイクルに第2利
用側熱交換器と並列に連接した第5補助熱交換器と、室
内ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転モード
検出手段と、圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出する圧
力検出手段と、これらの出力信号に基づいて低外気温暖
房状態かどうか判定する低外気温暖房判定手段と、この
出力信号に基づいてアクチュエータを駆動するアクチュ
エータ駆動手段を備えた構成となっている。
【0037】また、他の目的を達成するために本発明の
多室冷暖房装置は、第1利用側冷媒サイクルに第1利用
側熱交換器と直列に連接した第6補助熱交換器と、室内
ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転モード検
出手段と、圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出する圧力
検出手段と、これらの出力信号に基づいて暖房過負荷状
態かどうか判定する暖房過負荷判定手段と、この出力信
号に基づいてアクチュエータを駆動するアクチュエータ
駆動手段を備えた構成となっている。
【0038】また、他の目的を達成するために本発明の
多室冷暖房装置は、第2利用側冷媒サイクルに第2利用
側熱交換器と並列に連接した第5補助熱交換器と、室内
ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転モード検
出手段と、熱源側熱交換器の着霜を検出する着霜検出手
段と、これらの出力信号に基づいて熱源側熱交換器が着
霜しているか判定する着霜判定手段と、この出力信号に
基づいてアクチュエータを駆動するアクチュエータ駆動
手段を備えた構成となっている。
【0039】
【作用】本発明は上記のような構成により、運転モード
検出手段で室内ユニットが冷房運転か暖房運転か検出
し、圧力検出手段で圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出
する。これらの検出結果を基に冷房過負荷判定手段で冷
房過負荷運転状態であると判定すると、アクチュエータ
駆動手段で第3補助熱交換器に冷媒を流通させるととも
に、第2利用側冷媒サイクル内の冷媒を暖房運転時と同
じ方向に循環させる。
【0040】このことにより、第3補助熱交換器が凝縮
器となり、第2利用側冷媒サイクルの冷媒熱容量分だけ
吐出圧力を下げる。
【0041】さらに、冷房過負荷判定手段で冷房過負荷
運転状態であると判定すると、アクチュエータ駆動手段
で第3補助熱交換器に冷媒を流通させるとともに、第2
利用側冷媒サイクル内の冷媒を暖房運転時と同じ方向に
循環させ、第5補助熱交換器に流通させる。
【0042】このことにより、第3補助熱交換器が凝縮
器となり、さらに第5補助熱交換器で第2利用側冷媒サ
イクルの冷媒の熱を放熱して吐出圧力を下げる。
【0043】また、運転モード検出手段で室内ユニット
が冷房運転か暖房運転か検出し、圧力検出手段で圧縮機
の吐出圧力と吸入圧力を検出する。これらの検出結果を
基に低外気温冷房判定手段で低外気温冷房運転状態であ
ると判定すると、アクチュエータ駆動手段で第6補助熱
交換器に冷媒を流通させる。
【0044】このことにより、第6補助熱交換器で吸熱
して吸入圧力を上げる。また、運転モード検出手段で室
内ユニットが冷房運転か暖房運転か検出し、圧力検出手
段で圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出する。これらの
検出結果を基に低外気温暖房判定手段で低外気温暖房運
転状態であると判定すると、アクチュエータ駆動手段で
第3補助熱交換器に冷媒を流通させるとともに、第2利
用側冷媒サイクル内の冷媒を冷房運転時と同じ方向に循
環させる。
【0045】このことにより、第3補助熱交換器が蒸発
器となり、第2利用側冷媒サイクルの冷媒熱容量分だけ
吸入圧力の低下を防止し、吐出圧力を適正値に保つ。
【0046】さらに、低外気温暖房判定手段で低外気温
暖房運転状態であると判定した場合に、アクチュエータ
駆動手段で第3補助熱交換器に冷媒を流通させるととも
に、第2利用側冷媒サイクル内の冷媒を冷房運転時と同
じ方向に循環させ、第5補助熱交換器に流通させる。
【0047】このことにより、第3補助熱交換器が蒸発
器となり、さらに第5補助熱交換器で第2利用側冷媒サ
イクルの冷媒が吸熱して吸入圧力の低下を防止し、吐出
圧力を適正値に保つ。
【0048】また、運転モード検出手段で室内ユニット
が冷房運転か暖房運転か検出し、圧力検出手段で圧縮機
の吐出圧力と吸入圧力を検出する。これらの検出結果を
もとに暖房過負荷判定手段で暖房過負荷運転状態である
と判定すると、アクチュエータ駆動手段で第6補助熱交
換器に冷媒を流通させる。
【0049】このことにより、第6補助熱交換器で放熱
して吐出圧力を下げる。また、着霜検出手段で熱源側熱
交換器の温度を検出し、着霜判定手段で熱源側熱交換器
が着霜していると判定すると、アクチュエータ駆動手段
で第3補助熱交換器に冷媒を流通させるとともに、第2
利用側冷媒サイクル内の冷媒を冷房運転時と同じ方向に
循環させ、第5補助熱交換器に流通させる。
【0050】このことにより、第3補助熱交換器を蒸発
器として、暖房運転を継続する。
【0051】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1、図2を
用いて説明する。図1は第1の実施例における多室冷暖
房装置の冷媒サイクル図である。尚、従来と同一構成に
ついては同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0052】図1において、19a,19bはそれぞれ
室内ユニット13a,13bのリモコンである。20
a,20bは圧力センサであり、20aは圧縮機1の吐
出配管に設けられており、20bは圧縮機1の吸入配管
に設けられている。
【0053】21は運転モード検出手段であり、リモコ
ン19a,19bが冷房運転に設定されているか、暖房
運転に設定されているか検出する。22は圧力検出手段
であり、圧力センサ20a,20bで吐出圧力と吸入圧
力を検出する。23は冷房過負荷判定手段であり、運転
モード検出手段21で検出した室内ユニットの運転設定
状態と、圧力検出手段22で検出した吐出圧力と吸入圧
力を基に、冷房過負荷運転状態であるか否かを判定す
る。24はアクチュエータ駆動手段であり、冷房過負荷
判定手段23の結果に基づいて補助制御弁3a、第2冷
媒搬送装置10を駆動させる。
【0054】25は制御装置であり、運転モード検出手
段21、圧力検出手段22、冷房過負荷判定手段23、
アクチュエータ駆動手段24から構成されている。
【0055】以上のように構成された多室冷暖房装置に
ついてその動作を説明する。通常の冷暖房運転時の動作
については従来例と同一であり、ここでは特に問題とな
る冷房過負荷運転時の動作について図2を参照しながら
説明する。
【0056】図2において、step1は運転モード検
出手段21であり、リモコン19a,19bからの信号
によって、冷房設定の総室内ユニット容量Qcと暖房設
定の総室内ユニット容量Qhを検出し、step2へ移
行する。step2は圧力検出手段22であり、圧力セ
ンサ20a,20bからの信号によって吐出圧力Pdと
吸入圧力Psを検出し、step3へ移行する。
【0057】step3は冷房過負荷判定手段23であ
り、 Qh=0 AND Pd>2.3MPa AND Ps
>0.65MPa の場合、つまり第1利用側冷媒サイクルが冷房運転して
おり、第2利用側冷媒サイクルが停止しており、かつ吐
出圧力と吸入圧力が高くなった場合には、冷房過負荷運
転状態であると判定し、step4へ移行する。
【0058】step4はアクチュエータ駆動手段24
であり、補助制御弁3aを開成し、第2冷媒搬送装置1
0を冷媒の流れが第4補助熱交換器9に向かうように運
転して、step1へ戻る。
【0059】step3で冷房過負荷運転状態でないと
判定した場合には、step5へ移行する。step5
もアクチュエータ駆動手段24であり、補助制御弁3a
を閉成し、第2冷媒搬送装置10を停止して、step
1へ戻る。
【0060】この第1の実施例によれば、冷房過負荷運
転時に第3補助熱交換器3に冷媒を流通させるととも
に、第2利用側冷媒サイクル内の冷媒を循環させること
により、第3補助熱交換器3から第4補助熱交換器9に
放熱することができる。
【0061】このことにより、第2利用側冷媒サイクル
内の冷媒熱容量分だけ吐出圧力の上昇を抑えて吐出圧力
保護の動作を防止し、冷房過負荷運転時にも所要の冷房
能力を得ることができる。
【0062】次に本発明の第2の実施例を図3、図4を
用いて説明する。図3は第2の実施例における多室冷暖
房装置の冷媒サイクル図である。尚、第1の実施例と同
一構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省
略する。
【0063】図3において、26は第5補助熱交換器で
あり、第2利用側熱交換器16a,16bと並列に位置
して、第2配管17a,17bと連接している。この第
5補助熱交換器26は天井裏に設置されている。
【0064】27は第1流路切換え弁であり、第2配管
17b上に設けられている。28は第2流路切換え弁で
あり、第5補助熱交換器26と直列に位置して設けられ
ている。
【0065】29はアクチュエータ駆動手段であり、冷
房過負荷判定手段23の結果に基づいて補助制御弁3
a、第2冷媒搬送装置10、第1流路切換え弁27、第
2流路切換え弁28を駆動させる。
【0066】30は制御装置であり、運転モード検出手
段21、圧力検出手段22、冷房過負荷判定手段23、
アクチュエータ駆動手段29から構成されている。
【0067】以上のように構成された多室冷暖房装置に
ついてその動作を説明する。ここでは第1の実施例と異
なる動作について図4を参照しながら説明する。
【0068】図4において、step3で冷房過負荷運
転状態であると判定された場合には、step4へ移行
する。 step4はアクチュエータ駆動手段29であ
り、補助制御弁3aを開成し、第2冷媒搬送装置10を
冷媒の流れが第4補助熱交換器9に向かうように運転
し、第1流路切換え弁27を閉成し、第2流路切換え弁
28を開成してstep1へ戻る。
【0069】step3で冷房過負荷運転状態でないと
判定した場合には、step5へ移行する。step5
もアクチュエータ駆動手段29であり、補助制御弁3a
を閉成し、第2冷媒搬送装置10を停止し、第1流路切
換え弁27を開成し、第2流路切換え弁28を閉成して
step1へ戻る。
【0070】この第2の実施例によれば、冷房過負荷運
転時に第3補助熱交換器3に冷媒を流通させるととも
に、第2利用側冷媒サイクル内の冷媒を第5補助熱交換
器26を通して循環させることにより、第3補助熱交換
器3から第4補助熱交換器9に放熱し、この熱を第5補
助熱交換器で天井裏の空気に放熱する。このとき、天井
裏の空気温度は約28℃と外気温度より低いので、高効
率の放熱が可能となる。
【0071】このことにより、外気温度が非常に高い場
合(例えば、50℃)でも、吐出圧力の上昇を抑えて吐
出圧力保護の動作を防止し、所要の冷房能力を得ること
ができる。
【0072】次に本発明の第3の実施例を図5、図6を
用いて説明する。図5は第3の実施例における多室冷暖
房装置の冷媒サイクル図である。尚、第1の実施例と同
一構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省
略する。
【0073】図5において、31は第6補助熱交換器で
あり、第1利用側熱交換器12a,12bと直列に位置
して、第1配管14bと連接している。この第6補助熱
交換器31は天井裏に設置されている。
【0074】32は第3流路切換え弁であり、第6補助
熱交換器31と直列に位置して設けられている。33は
第4流路切換え弁であり、第1配管14b上に設けられ
ている。
【0075】34は低外気温冷房判定手段であり、運転
モード検出手段21で検出した室内ユニットの運転設定
状態と、圧力検出手段22で検出した吐出圧力と吸入圧
力を基に、低外気温冷房運転状態であるか否かを判定す
る。35はアクチュエータ駆動手段であり、低外気温冷
房判定手段34の結果に基づいて第3流路切換え弁3
2、第4流路切換え弁33を駆動させる。
【0076】36は制御装置であり、運転モード検出手
段21、圧力検出手段22、低外気温冷房判定手段3
4、アクチュエータ駆動手段35から構成されている。
【0077】以上のように構成された多室冷暖房装置に
ついてその動作を説明する。ここでは第1の実施例と異
なる動作について図6を参照しながら説明する。
【0078】図6において、step3は低外気温冷房
判定手段34であり、 Qc>Qh AND Pd<1.1MPa AND P
s<0.4MPa の場合、つまり冷房設定された室内ユニットの総容量が
暖房設定されたものより大きくて第1利用側冷媒サイク
ルが冷房運転しており、かつ吐出圧力と吸入圧力が低く
なった場合には、低外気温冷房運転状態であると判定
し、step4へ移行する。
【0079】step4はアクチュエータ駆動手段35
であり、第3流路切換え弁32を開成し、第4流路切換
え弁33を閉成してstep1へ戻る。
【0080】step3で低外気温冷房運転状態でない
と判定した場合には、step5へ移行する。step
5もアクチュエータ駆動手段35であり、第3流路切換
え弁32を閉成し、第4流路切換え弁33を開成してs
tep1へ戻る。
【0081】この第3の実施例によれば、低外気温冷房
運転時に第6補助熱交換器31に冷媒を流通させて、天
井裏の空気から吸熱することができる。このとき、天井
裏の空気温度は約28℃と高いので、高効率の吸熱が可
能である。
【0082】このことにより、吸入圧力の低下を防止
し、低外気温冷房運転時の成績係数を上げることができ
る。
【0083】次に本発明の第4の実施例を図7、図8を
用いて説明する。図7は第4の実施例における多室冷暖
房装置の冷媒サイクル図である。尚、第1の実施例と同
一構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省
略する。
【0084】図7において、37は低外気温暖房判定手
段であり、運転モード検出手段21で検出した室内ユニ
ットの運転設定状態と、圧力検出手段22で検出した吐
出圧力と吸入圧力を基に、低外気温暖房運転状態である
か否かを判定する。38はアクチュエータ駆動手段であ
り、低外気温暖房判定手段37の結果に基づいて補助制
御弁3a、第2冷媒搬送装置10を駆動させる。
【0085】39は制御装置であり、運転モード検出手
段21、圧力検出手段22、低外気温暖房判定手段3
7、アクチュエータ駆動手段38から構成されている。
【0086】以上のように構成された多室冷暖房装置に
ついてその動作を説明する。ここでは第1の実施例と異
なる動作について図8を参照しながら説明する。
【0087】図8において、step3は低外気温暖房
判定手段37であり、 Qc=0 AND Pd<1.5MPa AND Ps
<0.3MPa の場合、つまり第1利用側冷媒サイクルが暖房運転して
おり、第2利用側冷媒サイクルが停止しており、かつ吐
出圧力と吸入圧力が低くなった場合には、低外気温暖房
運転状態であると判定し、step4へ移行する。
【0088】step4はアクチュエータ駆動手段38
であり、補助制御弁3aを開成し、第2冷媒搬送装置1
0を冷媒の流れが第2利用側熱交換器16a,16bに
向かうように運転して、step1へ戻る。
【0089】step3で低外気温暖房運転状態でない
と判定した場合には、step5へ移行する。step
5もアクチュエータ駆動手段38であり、補助制御弁3
aを閉成し、第2冷媒搬送装置10を停止して、ste
p1へ戻る。
【0090】この第4の実施例によれば、低外気温暖房
運転時に第3補助熱交換器3に冷媒を流通させるととも
に、第2利用側冷媒サイクル内の冷媒を循環させること
により、第3補助熱交換器3は第4補助熱交換器9から
吸熱することができる。
【0091】このことにより、第2利用側冷媒サイクル
内の冷媒熱容量分だけ吸入圧力の低下を防止して吐出圧
力を適正値に保ち、低外気温暖房運転時にも所要の暖房
能力を得ることができる。
【0092】次に本発明の第5の実施例を図9、図10
を用いて説明する。図9は第5の実施例における多室冷
暖房装置の冷媒サイクル図である。尚、第2の実施例及
び第4の実施例と同一構成については同一符号を付し、
その詳細な説明を省略する。
【0093】図9において、40はアクチュエータ駆動
手段であり、低外気温暖房判定手段37の結果に基づい
て補助制御弁3a、第2冷媒搬送装置10、第1流路切
換え弁27、第2流路切換え弁28を駆動させる。
【0094】41は制御装置であり、運転モード検出手
段21、圧力検出手段22、低外気温暖房判定手段3
7、アクチュエータ駆動手段40から構成されている。
【0095】以上のように構成された多室冷暖房装置に
ついてその動作を説明する。ここでは第4の実施例と異
なる動作について図10を参照しながら説明する。
【0096】図10において、step3で低外気温暖
房運転状態であると判定された場合には、step4へ
移行する。step4はアクチュエータ駆動手段40で
あり、補助制御弁3aを開成し、第2冷媒搬送装置10
を冷媒の流れが第2利用側熱交換器16a,16bに向
かうように運転し、第1流路切換え弁27を閉成し、第
2流路切換え弁28を開成してstep1へ戻る。
【0097】step3で低外気温暖房運転状態でない
と判定した場合には、step5へ移行する。step
5もアクチュエータ駆動手段40であり、補助制御弁3
aを閉成し、第2冷媒搬送装置10を停止し、第1流路
切換え弁27を開成し、第2流路切換え弁28を閉成し
てstep1へ戻る。
【0098】この第5の実施例によれば、低外気温暖房
運転時に第3補助熱交換器3に冷媒を流通させるととも
に、第2利用側冷媒サイクル内の冷媒を第5補助熱交換
器26を通して循環させることにより、第5補助熱交換
器26で天井裏の空気から吸熱した熱を、第4補助熱交
換器9介して第3補助熱交換器3から吸熱する。このと
き、天井裏の空気温度は約24℃と外気温度より高いの
で、高効率の吸熱が可能である。
【0099】このことにより、外気温度が非常に低い場
合(例えば、−30℃)でも、吸入圧力の低下を防止し
て吐出圧力を適正値に保ち、所要の暖房能力を得ること
ができる。
【0100】次に本発明の第6の実施例を図11、図1
2を用いて説明する。図11は第6の実施例における多
室冷暖房装置の冷媒サイクル図である。尚、第3の実施
例と同一構成については同一符号を付し、その詳細な説
明を省略する。
【0101】図11において、42は暖房過負荷判定手
段であり、運転モード検出手段21で検出した室内ユニ
ットの運転設定状態と、圧力検出手段22で検出した吐
出圧力と吸入圧力を基に、暖房過負荷運転状態であるか
否かを判定する。43はアクチュエータ駆動手段であ
り、暖房過負荷判定手段42の結果に基づいて第3流路
切換え弁32、第4流路切換え弁33を駆動させる。
【0102】44は制御装置であり、運転モード検出手
段21、圧力検出手段22、暖房過負荷判定手段42、
アクチュエータ駆動手段43から構成されている。
【0103】以上のように構成された多室冷暖房装置に
ついてその動作を説明する。ここでは第3の実施例と異
なる動作について図12を参照しながら説明する。
【0104】図12において、step3は暖房過負荷
判定手段42であり、 Qh>Qc AND Pd>2.3MPa AND P
s>0.65MPa の場合、つまり暖房設定された室内ユニットの総容量が
冷房設定されたものより大きくて第1利用側冷媒サイク
ルが暖房運転しており、かつ吐出圧力と吸入圧力が高く
なった場合には、暖房過負荷運転状態であると判定し、
step4へ移行する。
【0105】step4はアクチュエータ駆動手段43
であり、第3流路切換え弁32を開成し、第4流路切換
え弁33を閉成してstep1へ戻る。
【0106】step3で暖房過負荷運転状態でないと
判定した場合には、step5へ移行する。step5
もアクチュエータ駆動手段43であり、第3流路切換え
弁32を閉成し、第4流路切換え弁33を開成してst
ep1へ戻る。
【0107】この第6の実施例によれば、暖房過負荷運
転時に第6補助熱交換器31に冷媒を流通させて、天井
裏の空気へ放熱することができる。
【0108】このことにより、吐出圧力の上昇を抑えて
吐出圧力保護の動作を防止し、暖房過負荷運転時にも所
要の暖房能力を得ることができる。
【0109】次に本発明の第7の実施例を図13、図1
4を用いて説明する。図13は第7の実施例における多
室冷暖房装置の冷媒サイクル図である。尚、第2の実施
例と同一構成については同一符号を付し、その詳細な説
明を省略する。
【0110】図13において、45はサーミスタであ
り、熱源側熱交換器4の配管に設置されている。46は
着霜検出手段であり、サーミスタ45で熱源側熱交換器
4の配管温度を検出する。47は着霜判定手段であり、
運転モード検出手段21で検出した室内ユニットの運転
設定状態と、着霜検出手段46で検出した温度を基に、
熱源側熱交換器4が着霜しているか否かを判定する。4
8は冷房負荷判定手段であり、運転モード検出手段21
の結果を基に第2利用側冷媒サイクルが冷房運転してい
るか判定する。
【0111】49はアクチュエータ駆動手段であり、着
霜検出手段46と冷房負荷判定手段48の結果に基づい
て補助制御弁3a、主制御弁4a、第2冷媒搬送装置1
0、第1流路切換え弁27、第2流路切換え弁28を駆
動させる。
【0112】50は制御装置であり、運転モード検出手
段21、着霜検出手段46、着霜判定手段47、冷房負
荷判定手段48、アクチュエータ駆動手段49から構成
されている。
【0113】以上のように構成された多室冷暖房装置に
ついてその動作を説明する。ここでは特に問題となる着
霜時の動作について図13を参照しながら説明する。
【0114】図13において、step1は運転モード
検出手段21であり、リモコン19a,19bからの信
号によって、冷房設定の総室内ユニット容量Qcと暖房
設定の総室内ユニット容量Qhを検出し、step2へ
移行する。step2は着霜検出手段46であり、サー
ミスタ45からの信号によって熱源側熱交換器4の配管
温度Tを検出し、step3へ移行する。
【0115】step3は着霜判定手段47であり、 Qh>Qc AND T<−10℃ の場合、つまり暖房設定された室内ユニットの総容量が
冷房設定されたものより大きくて第1利用側冷媒サイク
ルが暖房運転しており、かつ配管温度Tが−10℃より
低くなった場合には、熱源側熱交換器4が着霜している
と判定し、step4へ移行する。
【0116】step4は冷房負荷判定手段48であ
り、 Qc=0 か否か、つまり第2利用側冷媒サイクルが冷房運転して
いるか否かを判定し、冷房運転していないと判定した場
合にはstep5へ移行する。
【0117】step5はアクチュエータ駆動手段49
であり、補助制御弁3aを開成し、主制御弁4aを閉成
し、第2冷媒搬送装置10を冷媒の流れが第2利用側熱
交換器16a,16bに向かうように運転し、第1流路
切換え弁27を閉成し、第2流路切換え弁28を開成し
てstep1へ戻る。
【0118】step4で第2利用側冷媒サイクルが冷
房運転していると判定した場合にはstep6へ移行す
る。step6もアクチュエータ駆動手段49であり、
補助制御弁3aを開成し、主制御弁4aを閉成し、第2
冷媒搬送装置10を冷媒の流れが第2利用側熱交換器1
6a,16bに向かうように運転し、第1流路切換え弁
27を開成し、第2流路切換え弁28を開成してste
p1へ戻る。
【0119】step3で熱源側熱交換器4が着霜して
いないと判定した場合には、アクチュエータ駆動手段4
9を回避してstep1に戻る。
【0120】この第7の実施例によれば、暖房運転時に
熱源側熱交換器4が着霜した場合には、熱源側熱交換器
4への冷媒の流通を止め、第3補助熱交換器3に冷媒を
流通させるとともに、第2利用側冷媒サイクル内の冷媒
を第5補助熱交換器26を通して循環させることによ
り、第5補助熱交換器26で天井裏の空気から吸熱した
熱を、第4補助熱交換器9介して第3補助熱交換器3か
ら吸熱する。このとき、天井裏の空気温度は約24℃と
外気温度より高いので、第5補助熱交換器26が着霜す
ることはない。
【0121】また、第2利用側冷媒サイクルが冷房運転
するときには、第1流路切換え弁27を開成して第2利
用側熱交換器16a,16bにも冷媒を循環させ、室内
空気からも吸熱する。
【0122】このことにより、熱源側熱交換器4が着霜
した場合でも、第3補助熱交換器3を蒸発器として使う
ことにより、四方弁2を切り換える必要がなく、暖房能
力の低下を防止することができる。
【0123】尚、熱源側熱交換器4の除霜は、第1利用
側冷媒サイクルが冷房運転になったとき、または暖房負
荷が無いとき(停止時等)に行えば良い。
【0124】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明は
室内ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転モー
ド検出手段と、圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出する
圧力検出手段と、これらの出力信号に基づいて冷房過負
荷状態かどうか判定する冷房過負荷判定手段と、この出
力信号に基づいてアクチュエータを駆動するアクチュエ
ータ駆動手段を備えることにより、冷房過負荷運転時に
吐出圧力の上昇を抑えて吐出圧力保護の動作を防止し、
最も冷房が必要な夏期に、所要の冷房能力を得られる多
室冷暖房装置を提供できる。
【0125】さらに本発明は、第2利用側冷媒サイクル
に第2利用側熱交換器と並列に連接した第5補助熱交換
器と、室内ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運
転モード検出手段と、圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検
出する圧力検出手段と、これらの出力信号に基づいて冷
房過負荷状態かどうか判定する冷房過負荷判定手段と、
この出力信号に基づいてアクチュエータを駆動するアク
チュエータ駆動手段を備えることにより、外気温度が非
常に高い地域でも吐出圧力の上昇を抑えて吐出圧力保護
の動作を防止し、所要の冷房能力を得られる多室冷暖房
装置を提供できる。
【0126】また本発明は、第1利用側冷媒サイクルに
第1利用側熱交換器と直列に連接した第6補助熱交換器
と、室内ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転
モード検出手段と、圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出
する圧力検出手段と、これらの出力信号に基づいて低外
気温冷房状態かどうか判定する低外気温冷房判定手段
と、この出力信号に基づいてアクチュエータを駆動する
アクチュエータ駆動手段を備えることにより、低外気温
冷房運転時に吸入圧力の低下を防止し、冬期の冷房運転
でも成績係数が高い多室冷暖房装置を提供できる。
【0127】また本発明は、室内ユニットが冷房運転か
暖房運転か検出する運転モード検出手段と、圧縮機の吐
出圧力と吸入圧力を検出する圧力検出手段と、これらの
出力信号に基づいて低外気温暖房状態かどうか判定する
低外気温暖房判定手段と、この出力信号に基づいてアク
チュエータを駆動するアクチュエータ駆動手段を備える
ことにより、低外気温暖房運転時に吸入圧力の低下を防
止して吐出圧力を適正値に保ち、所要の暖房能力を得ら
れる多室冷暖房装置を提供できる。
【0128】さらに本発明は、第2利用側冷媒サイクル
に第2利用側熱交換器と並列に連接した第5補助熱交換
器と、室内ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運
転モード検出手段と、圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検
出する圧力検出手段と、これらの出力信号に基づいて低
外気温暖房状態かどうか判定する低外気温暖房判定手段
と、この出力信号に基づいてアクチュエータを駆動する
アクチュエータ駆動手段を備えることにより、外気温度
が非常に低い場合にも吸入圧力の低下を防止して吐出圧
力を適正値に保つことができ、寒冷地でも所要の暖房能
力を得られる多室冷暖房装置を提供できる。
【0129】また本発明は、第1利用側冷媒サイクルに
第1利用側熱交換器と直列に連接した第6補助熱交換器
と、室内ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転
モード検出手段と、圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出
する圧力検出手段と、これらの出力信号に基づいて暖房
過負荷状態かどうか判定する暖房過負荷判定手段と、こ
の出力信号に基づいてアクチュエータを駆動するアクチ
ュエータ駆動手段を備えることにより、暖房過負荷運転
時に吐出圧力の上昇を抑えて吐出圧力保護の動作を防止
し、所要の暖房能力を得られる多室冷暖房装置を提供で
きる。
【0130】また本発明は、第2利用側冷媒サイクルに
第2利用側熱交換器と並列に連接した第5補助熱交換器
と、室内ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転
モード検出手段と、熱源側熱交換器の着霜を検出する着
霜検出手段と、これらの出力信号に基づいて熱源側熱交
換器が着霜しているか判定する着霜判定手段と、この出
力信号に基づいてアクチュエータを駆動するアクチュエ
ータ駆動手段を備ることにより、熱源側熱交換器が着霜
しても暖房能力の低下を防止し、快適性を保持できる多
室冷暖房装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における多室冷暖房装置
の冷媒サイクル図
【図2】本発明の第1の実施例における多室冷暖房装置
の冷房過負荷運転時の動作フローチャート
【図3】本発明の第2の実施例における多室冷暖房装置
の冷媒サイクル図
【図4】本発明の第2の実施例における多室冷暖房装置
の冷房過負荷運転時の動作フローチャート
【図5】本発明の第3の実施例における多室冷暖房装置
の冷媒サイクル図
【図6】本発明の第3の実施例における多室冷暖房装置
の低外気温冷房運転時の動作フローチャート
【図7】本発明の第4の実施例における多室冷暖房装置
の冷媒サイクル図
【図8】本発明の第4の実施例における多室冷暖房装置
の低外気温暖房運転時の動作フローチャート
【図9】本発明の第5の実施例における多室冷暖房装置
の冷媒サイクル図
【図10】本発明の第5の実施例における多室冷暖房装
置の低外気温暖房運転時の動作フローチャート
【図11】本発明の第6の実施例における多室冷暖房装
置の冷媒サイクル図
【図12】本発明の第6の実施例における多室冷暖房装
置の暖房過負荷運転時の動作フローチャート
【図13】本発明の第7の実施例における多室冷暖房装
置の冷媒サイクル図
【図14】本発明の第7の実施例における多室冷暖房装
置の着霜運転時の動作フローチャート
【図15】従来の多室冷暖房装置の冷媒サイクル図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方弁 3 第3補助熱交換器 4 熱源側熱交換器 5 減圧装置 6 第1補助熱交換器 7 第2補助熱交換器 8 第1冷媒搬送装置 9 第4補助熱交換器 10 第2冷媒搬送装置 12a,12b 第1利用側熱交換器 13a,13b 室内ユニット 16a,16b 第2利用側熱交換器 21 運転モード検出手段 22 圧力検出手段 23 冷房過負荷判定手段 24 アクチュエータ駆動手段 26 第5補助熱交換器 29 アクチュエータ駆動手段 31 第6補助熱交換器 34 低外気温冷房判定手段 35 アクチュエータ駆動手段 37 低外気温暖房判定手段 38 アクチュエータ駆動手段 40 アクチュエータ駆動手段 42 暖房過負荷判定手段 43 アクチュエータ駆動手段 46 着霜検出手段 47 着霜判定手段 49 アクチュエータ駆動手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、四方弁、熱源側熱交換器、減圧
    装置、第1補助熱交換器及び、前記熱源側熱交換器と並
    列に位置した第3補助熱交換器を環状に連接してなる熱
    源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交換器と一体に形
    成して熱交換する第2補助熱交換器、第1冷媒搬送装
    置、第1利用側熱交換器を環状に連接してなる第1利用
    側冷媒サイクルと、前記第3補助熱交換器と一体に形成
    して熱交換する第4補助熱交換器、第2冷媒搬送装置、
    第2利用側熱交換器を環状に連接してなる第2利用側冷
    媒サイクルと、前記第1利用側熱交換器と前記第2利用
    側熱交換器を収納する室内ユニットと、前記室内ユニッ
    トが冷房運転か暖房運転か検出する運転モード検出手段
    と、前記圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出する圧力検
    出手段と、前記運転モード検出手段と前記圧力検出手段
    の出力信号に基づいて冷房過負荷状態かどうか判定する
    冷房過負荷判定手段と、前記冷房過負荷判定手段の出力
    信号に基づいてアクチュエータを駆動するアクチュエー
    タ駆動手段を備えた多室冷暖房装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、四方弁、熱源側熱交換器、減圧
    装置、第1補助熱交換器及び、前記熱源側熱交換器と並
    列に位置した第3補助熱交換器を環状に連接してなる熱
    源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交換器と一体に形
    成して熱交換する第2補助熱交換器、第1冷媒搬送装
    置、第1利用側熱交換器を環状に連接してなる第1利用
    側冷媒サイクルと、前記第3補助熱交換器と一体に形成
    して熱交換する第4補助熱交換器、第2冷媒搬送装置、
    第2利用側熱交換器、この第2利用側熱交換器と並列に
    位置した第5補助熱交換器を環状に連接してなる第2利
    用側冷媒サイクルと、前記第1利用側熱交換器と前記第
    2利用側熱交換器を収納する室内ユニットと、前記室内
    ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転モード検
    出手段と、前記圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出する
    圧力検出手段と、前記運転モード検出手段と前記圧力検
    出手段の出力信号に基づいて冷房過負荷状態かどうか判
    定する冷房過負荷判定手段と、前記冷房過負荷判定手段
    の出力信号に基づいてアクチュエータを駆動するアクチ
    ュエータ駆動手段を備えた多室冷暖房装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、四方弁、熱源側熱交換器、減圧
    装置、第1補助熱交換器及び、前記熱源側熱交換器と並
    列に位置した第3補助熱交換器を環状に連接してなる熱
    源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交換器と一体に形
    成して熱交換する第2補助熱交換器、第1冷媒搬送装
    置、第1利用側熱交換器、この第1利用側熱交換器と直
    列に位置した第6補助熱交換器を環状に連接してなる第
    1利用側冷媒サイクルと、前記第3補助熱交換器と一体
    に形成して熱交換する第4補助熱交換器、第2冷媒搬送
    装置、第2利用側熱交換器を環状に連接してなる第2利
    用側冷媒サイクルと、前記第1利用側熱交換器と前記第
    2利用側熱交換器を収納する室内ユニットと、前記室内
    ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転モード検
    出手段と、前記圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出する
    圧力検出手段と、前記運転モード検出手段と前記圧力検
    出手段の出力信号に基づいて低外気温冷房状態かどうか
    判定する低外気温冷房判定手段と、前記低外気温冷房判
    定手段の出力信号に基づいてアクチュエータを駆動する
    アクチュエータ駆動手段を備えた多室冷暖房装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機、四方弁、熱源側熱交換器、減圧
    装置、第1補助熱交換器及び、前記熱源側熱交換器と並
    列に位置した第3補助熱交換器を環状に連接してなる熱
    源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交換器と一体に形
    成して熱交換する第2補助熱交換器、第1冷媒搬送装
    置、第1利用側熱交換器を環状に連接してなる第1利用
    側冷媒サイクルと、前記第3補助熱交換器と一体に形成
    して熱交換する第4補助熱交換器、第2冷媒搬送装置、
    第2利用側熱交換器を環状に連接してなる第2利用側冷
    媒サイクルと、前記第1利用側熱交換器と前記第2利用
    側熱交換器を収納する室内ユニットと、前記室内ユニッ
    トが冷房運転か暖房運転か検出する運転モード検出手段
    と、前記圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出する圧力検
    出手段と、前記運転モード検出手段と前記圧力検出手段
    の出力信号に基づいて低外気温暖房状態かどうか判定す
    る低外気温暖房判定手段と、前記低外気温暖房判定手段
    の出力信号に基づいてアクチュエータを駆動するアクチ
    ュエータ駆動手段を備えた多室冷暖房装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機、四方弁、熱源側熱交換器、減圧
    装置、第1補助熱交換器及び、前記熱源側熱交換器と並
    列に位置した第3補助熱交換器を環状に連接してなる熱
    源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交換器と一体に形
    成して熱交換する第2補助熱交換器、第1冷媒搬送装
    置、第1利用側熱交換器を環状に連接してなる第1利用
    側冷媒サイクルと、前記第3補助熱交換器と一体に形成
    して熱交換する第4補助熱交換器、第2冷媒搬送装置、
    第2利用側熱交換器、この第2利用側熱交換器と並列に
    位置した第5補助熱交換器を環状に連接してなる第2利
    用側冷媒サイクルと、前記第1利用側熱交換器と前記第
    2利用側熱交換器を収納する室内ユニットと、前記室内
    ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転モード検
    出手段と、前記圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出する
    圧力検出手段と、前記運転モード検出手段と前記圧力検
    出手段の出力信号に基づいて低外気温暖房状態かどうか
    判定する低外気温暖房判定手段と、前記低外気温暖房判
    定手段の出力信号に基づいてアクチュエータを駆動する
    アクチュエータ駆動手段を備えた多室冷暖房装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機、四方弁、熱源側熱交換器、減圧
    装置、第1補助熱交換器及び、前記熱源側熱交換器と並
    列に位置した第3補助熱交換器を環状に連接してなる熱
    源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交換器と一体に形
    成して熱交換する第2補助熱交換器、第1冷媒搬送装
    置、第1利用側熱交換器、この第1利用側熱交換器と直
    列に位置した第6補助熱交換器を環状に連接してなる第
    1利用側冷媒サイクルと、前記第3補助熱交換器と一体
    に形成して熱交換する第4補助熱交換器、第2冷媒搬送
    装置、第2利用側熱交換器を環状に連接してなる第2利
    用側冷媒サイクルと、前記第1利用側熱交換器と前記第
    2利用側熱交換器を収納する室内ユニットと、前記室内
    ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転モード検
    出手段と、前記圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を検出する
    圧力検出手段と、前記運転モード検出手段と前記圧力検
    出手段の出力信号に基づいて暖房過負荷状態かどうか判
    定する暖房過負荷判定手段と、前記暖房過負荷判定手段
    の出力信号に基づいてアクチュエータを駆動するアクチ
    ュエータ駆動手段を備えた多室冷暖房装置。
  7. 【請求項7】 圧縮機、四方弁、熱源側熱交換器、減圧
    装置、第1補助熱交換器及び、前記熱源側熱交換器と並
    列に位置した第3補助熱交換器を環状に連接してなる熱
    源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交換器と一体に形
    成して熱交換する第2補助熱交換器、第1冷媒搬送装
    置、第1利用側熱交換器を環状に連接してなる第1利用
    側冷媒サイクルと、前記第3補助熱交換器と一体に形成
    して熱交換する第4補助熱交換器、第2冷媒搬送装置、
    第2利用側熱交換器、この第2利用側熱交換器と並列に
    位置した第5補助熱交換器を環状に連接してなる第2利
    用側冷媒サイクルと、前記第1利用側熱交換器と前記第
    2利用側熱交換器を収納する室内ユニットと、前記室内
    ユニットが冷房運転か暖房運転か検出する運転モード検
    出手段と、前記熱源側熱交換器の着霜を検出する着霜検
    出手段と、前記運転モード検出手段と前記着霜検出手段
    の出力信号に基づいて前記熱源側熱交換器が着霜してい
    るか判定する着霜判定手段と、前記着霜判定手段の出力
    信号に基づいてアクチュエータを駆動するアクチュエー
    タ駆動手段を備えた多室冷暖房装置。
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WO2014141381A1 (ja) * 2013-03-12 2014-09-18 三菱電機株式会社 空気調和装置
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