JPH0633647U - 電子装置用冷却装置 - Google Patents

電子装置用冷却装置

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JPH0633647U
JPH0633647U JP6982292U JP6982292U JPH0633647U JP H0633647 U JPH0633647 U JP H0633647U JP 6982292 U JP6982292 U JP 6982292U JP 6982292 U JP6982292 U JP 6982292U JP H0633647 U JPH0633647 U JP H0633647U
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JP
Japan
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coolant
cooling
electronic device
machine tool
tool body
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Application number
JP6982292U
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Inventor
博 近藤
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FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0633647U publication Critical patent/JPH0633647U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工作機械本体に組み付けられている電子装置
を冷却する電子装置用冷却装置を小型化することを目的
とする。 【構成】 電子装置2の冷却フィン5が、工作機械本体
1の内部に突出して設けられており、工作機械本体1用
のクーラント6が流出口8を介して冷却フィン5に接触
し、冷却済みのクーラント6はクーラント用バス9に集
められ、工作機械本体1用のクーラント再生装置10を
介して流出口8に循環することゝされている電子装置用
冷却装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子装置用冷却装置の改良に関する。特に、工作機械本体に組み付 けられている電子装置を冷却する電子装置用冷却装置の小型化に寄与する改良に 関する。
【0002】
【従来の技術】
油脂類や塵埃等の多い環境に設置されるNC制御装置等の電子装置は、密閉し た構造とし、その中に電子機器等を収容することが普通である。電子機器等は動 作時に発熱し温度が上昇するので、従来、電子機器の発熱部品を冷却するために 、電子機器を収納するロッカー内に電子機器を冷却する電子装置用冷却装置を内 蔵させていた。
【0003】 図2参照 図2は従来技術に係る電子装置用冷却装置を使用したロッカーの概念的構成図 である。3は電子装置用冷却装置であり、4は発熱部品であり隔壁51に取り付 けられており、5は発熱部品4の発熱を放散するための冷却フィンであり隔壁5 1の裏側に取り付けられている。11は冷却風通路と被冷却風通路とが交互に配 置されている熱交換器であり、12は被冷却風用ファンであり、13は冷却風用 ファンである。被冷却風用ファン12はロッカー内の温まった空気を熱交換器1 1に取り込み、熱交換器11で熱を奪われ冷やされた空気をロッカーに戻し、発 熱部品4の冷却フィン5を強制風冷するように空気を循環させる。一方、冷却風 用ファン13は外気を熱交換器11に取り込み、熱交換器11で温まった空気を ロッカー外に放出する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
かゝる電子装置用冷却装置では、上記の熱交換器11が占める体積はかなり大 きく、また、NC制御装置のように外気が油脂類や塵埃等の多い場合は、熱交換 器11の冷却風通路と冷却風用ファン13との汚れも甚だしく、放熱効果が低下 し、清掃のための保守も大変であった。
【0005】 本考案の目的は、この欠点を解消することにあり、小型であり、放熱効果が大 きく、保守が不要である利益を有する電子装置用冷却装置を提供することにある 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、工作機械本体(1)に組み付けられている電子装置(2)を冷 却する電子装置用冷却装置(3)において、前記の電子装置(2)の冷却フィン (5)は、前記の工作機械本体(1)の内部に突出して設けられ、前記の工作機 械本体(1)用のクーラント(6)が流出口(8)を介して前記の冷却フィン( 5)に注がれて接触し、冷却済みのクーラント(6)はクーラント用バス(9) に集められ、前記の工作機械本体(1)用のクーラント再生装置(10)を介し て前記の流出口(8)に循環することゝされている電子装置用冷却装置(3)に よって達成される。
【0007】
【作用】
本考案に係る電子装置用冷却装置においては、冷却フィン5が工作機械本体1 の内部に突出して設けられていて、この冷却フィン5に、工作機械本体1用のク ーラント6が流出口8を通って注がれ流れるので、冷却フィン5は液冷されるこ ととなり、高い放熱効果が得られる。このように、クーラント6によって強制液 冷されるので、電子装置用冷却装置の小型化に寄与することができる。
【0008】 また、冷却フィン5を冷却し温められたクーラント6はクーラント用バス9に 集められ、前記の工作機械本体1用のクーラント再生装置10を介して前記の流 出口8に循環することゝされており、工作機械本体1による機械加工において必 須のクーラント6に使用される設備をそのまゝ活用するのであるから、新たな資 本投下の必要は発生せず、保守も容易になる。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の1実施例に係る電子装置用冷却装置について 、さらに詳細に説明する。
【0010】 図1参照 図1において、1は工作機械本体であり、2は電子装置であり、3は電子装置 用冷却装置(図1において破線をもって囲まれた領域)である。4は電子機器等 の発熱部品であり、5は冷却フィンであり、6はクーラントであり、7はクーラ ント用配管であり、8は流出口であり、9は冷却用クーラント用バスであり、1 0はクーラント再生装置(図1において破線をもって囲まれた領域)であり、S はストレイナーであり、Pはポンプである。
【0011】 電子装置2は密閉されたロッカー構造となっており、最近の傾向として、図1 に示すように工作機械本体1に組み付けられている場合が多い。電子装置2に収 納されている発熱部品4には発熱による温度を低下させるため冷却フィン5が取 り付けられており、この冷却フィン5は、密閉されたロッカーから工作機械本体 1側に突出して取り付けられている。勿論、冷却フィン5は、充分シールされて いるので、油脂類や塵埃等の多い環境に設置されていても、電子機器等の発熱部 品4はクリーンな密閉されたロッカーの雰囲気中に保持されている。
【0012】 工作機械本体1には、機械加工する際に生じる熱によって、機械加工が悪い影 響を受けないように、機械加工する部分と工具とを冷却するクーラント6が使用 されており、機械加工する部分を冷却したクーラント6は、クーラント用バス9 に一旦貯溜された後、機械加工する際に生じる切り粉等をフィルタするストレイ ナーSやポンプP等からなるクーラント再生装置10によって清浄化されてクー ラント用配管7を経由し、再び機械加工に使用される。
【0013】 本考案においては、このクーラント6を使用し、クーラント用配管7を電子機 器等の発熱部品4の冷却フィン5の方に分岐し、クーラント6が流出口8より冷 却フィン5に注がれるようにしてあるので、冷却フィン5はクーラント6によっ て液冷されることになる。液冷に使用されたクーラント6はクーラント用バス9 に戻され、クーラント再生装置10を介して循環使用されることになる。
【0014】 本実施例においては、クーラント6が流出口8より冷却フィン5に液状で注が れるようにしているが、噴霧状で注がれるようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したとおり、本考案に係る電子装置用冷却装置においては、クーラン トによる液冷という放熱効果の高い冷却方法が採用されているので、電子装置用 冷却装置が占める体積は極めて小さく、装置全体の小型化に寄与すること多大で ある。また、工作機械本体に必須のクーラント及びクーラント循環用諸設備、即 ち、クーラント用配管・クーラント用バス・クーラント再生装置等をそのまゝ活 用しているので、新たな資本投下も保守作業も発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例に係る電子装置付工作機械本
体の概念的構成図である。
【図2】従来技術に係る電子装置の概念的構成図であ
る。
【符号の説明】
1 工作機械本体 2 電子装置 3 電子装置用冷却装置 4 発熱部品(電子機器) 5 冷却フィン 6 クーラント 7 クーラント用配管 8 本考案に係るクーラント流出口 9 クーラント用バス 10 クーラント再生装置 11 熱交換器 12 被冷却風用ファン 13 冷却風用ファン 51 隔壁 S ストレイナー P ポンプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械本体(1)に組み付けられてな
    る電子装置(2)を冷却する電子装置用冷却装置(3)
    において、 前記電子装置(2)の冷却フィン(5)は、前記工作機
    械本体(1)の内部に突出して設けられてなり、 前記工作機械本体(1)用のクーラント(6)が流出口
    (8)を介して前記冷却フィン(5)に接触し、 冷却済みのクーラント(6)はクーラント用バス(9)
    に集められ、前記工作機械本体(1)用のクーラント再
    生装置(10)を介して前記流出口(8)に循環するこ
    とゝされてなることを特徴とする電子装置用冷却装置。
JP6982292U 1992-10-07 1992-10-07 電子装置用冷却装置 Pending JPH0633647U (ja)

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JPH0633647U true JPH0633647U (ja) 1994-05-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016078214A (ja) * 2014-10-22 2016-05-16 株式会社ディスコ バイト切削装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016078214A (ja) * 2014-10-22 2016-05-16 株式会社ディスコ バイト切削装置

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