JPH05243771A - 浸漬dc−dcコンバータの冷却構造 - Google Patents

浸漬dc−dcコンバータの冷却構造

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JPH05243771A
JPH05243771A JP7310692A JP7310692A JPH05243771A JP H05243771 A JPH05243771 A JP H05243771A JP 7310692 A JP7310692 A JP 7310692A JP 7310692 A JP7310692 A JP 7310692A JP H05243771 A JPH05243771 A JP H05243771A
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JP
Japan
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converter
sealed container
cold plate
cooling
heat
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Application number
JP7310692A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sano
宏 佐野
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NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子計算機のマルチコンバータ電源システム
におけるDC−DCコンバータを冷媒液で浸漬冷却す
る。 【構成】 DC−DCコンバータを内部に実装した上部
にジャバラ2を有する密封容器1と、密封容器1の上下
部に、両側を平板にて保持された水等の冷媒の流路11
を備えたコールドプレート12を有することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機に用いられ
る、DC−DCコンバータの冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来DC−DCコンバータの冷却方法
は、その電源の下部に設けたファンで強制空冷すること
が一般的であった。しかし近年論理基板の高密度化が進
むにつれて消費電力が増大したため、電源も大容量で小
型のものが必要になってきた。しかし強制空冷では、ヒ
ートシンクが大きくなり小型化が望めず風量を増加させ
ると、騒音規制を満足できないことから防音構造を具備
しなければならないため、強制空冷に代わり液冷方式が
必要となった。
【0003】従来この種の冷却構造は、1つには、図4
に示すように回路基板7を、金属又はプラスチックの密
封容器1の底部コネクタ9に挿入し、冷媒液8と容器底
部の空間には、熱交換器19が低塩源として備えられて
おり水又は、その他の冷媒により冷却される構造となっ
ていた。なお冷媒液8としては、非腐食性でかつ非解離
性の溶液である各種のフルオカーボンなどが用いられ
る。
【0004】また1つには、図5に示すように二次整流
ダイオード14等を金属の内部に水等の冷媒を流すため
の流路11を有するコールドプレート12に固定し直接
伝導冷却し、トランス5やチョークコイル6等の発熱部
品は、ファンにより強制空冷する構造となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の浸漬D
C−DCコンバータは、すべての発熱部品の総熱量が非
常に大きいため浸漬する冷媒液を熱交換器で冷却するた
めには、熱交換器が大きくなり、重量が重くなるという
問題点があった。
【0006】また従来のコールドプレートを用いたDC
−DCコンバータは、発熱部品の種類が多く形状もさま
ざまでありその中には、コールドプレートに固定し伝導
冷却することができないようなものもあり、すべての発
熱部品をコールドプレートにて冷却できないため、冷却
できない部品は、ファンにより強制空冷しなければなら
ないという問題点があった。
【0007】さらにDC−DCコンバータの内部に、熱
交換器や、コールドプレートを備えることにより内部部
品の短絡の恐れと、保守交換時に水抜き等の、作業をす
る必要があるという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の浸漬DC−DC
コンバータの冷却構造は、DC−DCコンバータを浸漬
液冷する上部にジャバラ部を有する密封容器と、密封容
器の上部と下部に密封容器内の冷媒液を冷却するため
の、水等の冷媒の流路を備えたコールドプレートを有し
ている。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は、図3におけるA−A断面図であ
る。図2,3は、本発明の一実施例の斜視図である。
【0011】図において、上部にジャバラ2を有する密
封容器1内には、DC−DCコンバータを構成するトラ
ンス5やチョークコイル6、二次整流ダイオード14、
メイントランジスタ13、および回路基板7などの各部
品が冷媒液8に浸されて収納されている。これら各部品
に対する入出力電流や信号の出し入れは、密封コネクタ
9およびバスバー10を介して行われる。
【0012】密封容器1内のメイントランジスタ13や
二次整流ダイオード14は、密封容器1の側面に絶縁材
15を介してネジ16により固定されている。
【0013】密封容器1の上部と下部には、流路11を
有するコールドプレート12が両側2枚の平板4により
固定されている。
【0014】またコールドプレート12内の流路11
は、入水口17、とパイプ3、と出水口18とに接続さ
れている。
【0015】密封容器1内に冷媒液8により浸されてい
るトランス5、チョークコイル6、二次整流ダイオード
14、メイントランジスタ13等の発熱部品より発生す
る熱は、冷媒液8より下部のコールドプレート12に伝
わり、更に発熱により冷媒液8の体積が膨張することに
よりジャバラ2が上昇して密封容器1内の圧力を一定に
保つとともに、密封容器1と上部のコールドプレート1
2とが密着することにより冷媒液8に伝えられた熱は更
に効率よくコールドプレート12に伝わり、その熱は、
水入口17より入りコールドプレート12内の流路11
を通り水出口18より出て行く水等の冷媒に伝えられ
る。
【0016】トランス5、チョークコイル6、回路基板
7等のすべての発熱部品を浸漬液冷するため、ファンに
よる強制空冷の必要がなくなる。
【0017】さらにコールドプレート12と密封容器1
を分離したことによりDC−DCコンバータ内部に水な
どの冷媒が持ち込まれないので、内部部品の短絡の恐れ
がなくなるとともに、密封容器1を軽量化することがで
きる。
【0018】保守および交換時には、密封容器1のみを
取外すだけでよいため保守および交換時のコールドプレ
ート12内からの水抜き作業が不要となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、DC−D
Cコンバータを浸漬液冷する構造において、密封容器と
コールドプレートを分離したことだけでも密封容器を軽
量化できるが、更に密封容器自身もジャバラ構造によっ
て内圧が一定となるため構造の薄板化が可能となり密封
容器を大巾に軽量化することができる。
【0020】また密封容器とコールドプレートが分離さ
れているため、DC−DCコンバータ内部に水等の冷媒
を持ち込まないため、内部部品の短絡の恐れがなく、保
守交換時にもコールドプレート内の水抜き作業が不要と
なる。さらに、すべての発熱部品を密封容器内に実装す
ることができ、ファンによる強制空冷の必要がないとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図
【図2】本発明の一実施例の分離斜視図
【図3】本発明の一実施例の組立斜視図
【図4】従来の冷却構造の一例
【図5】従来の冷却構造の他の一例
【符号の説明】
1 密封容器 2 ジャバラ 3 パイプ 4 平板 5 トランス 6 チョークコイル 7 回路基板 8 冷媒液 9 密封コネクタ 10 バスバー 11 流路 12 コールドプレート 13 メイントランジスタ 14 二次整流ダイオード 15 絶縁材 16 ネジ 17 水入口 18 水出口 19 熱交換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DC−DCコンバータを浸漬液冷する上
    部にジャバラ部を有する密封容器と、密封容器の上部と
    下部に密封容器内の冷媒液を冷却するための水等の冷媒
    の流路を備えたコールドプレートを有することを特徴と
    する浸漬DC−DCコンバータの冷却構造。
JP7310692A 1992-02-26 1992-02-26 浸漬dc−dcコンバータの冷却構造 Pending JPH05243771A (ja)

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