JPH0633643A - 施錠装置 - Google Patents

施錠装置

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Publication number
JPH0633643A
JPH0633643A JP10301192A JP10301192A JPH0633643A JP H0633643 A JPH0633643 A JP H0633643A JP 10301192 A JP10301192 A JP 10301192A JP 10301192 A JP10301192 A JP 10301192A JP H0633643 A JPH0633643 A JP H0633643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
card key
slit
protrusions
engaged
Prior art date
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Pending
Application number
JP10301192A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Sakai
正 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
S I C KK
Original Assignee
S I C KK
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Filing date
Publication date
Application filed by S I C KK filed Critical S I C KK
Priority to JP10301192A priority Critical patent/JPH0633643A/ja
Publication of JPH0633643A publication Critical patent/JPH0633643A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暗闇においても容易に解錠でき、また、幼児
でも容易に開閉が楽しめる施錠装置を提供することを目
的とする。 【構成】 錠本体1には、カードキー7が差し込まれる
スリット9、スリット9の内奥に突出した複数の第1突
起11、第1突起11より奥側に突出した第2突起13
と被係合部材3に係合可能な係合端15とを一体に設け
た可動部材17、および可動部材17をカードキー7が
差し込まれてくる方向に付勢するバネ19が設けられて
おり、被係合部材3が、係合端15に係合することによ
り錠本体1と被係合部材3とが係止されている。このス
リット9に、いづれの第1突起11とも合致せずに第2
突起13のいづれか1個と合致する突出部を有するカー
ドキー7を挿入させて第2突起13を押動させ、それに
伴い係合端15を移動させることによって係合を解除さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、がま口、箱、袋等の開
口部に用いられる施錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、錠本体のケースの端部にワイヤや
チェーンの一端を連結し、ワイヤ等の他端にロック端子
を取り付け、そのロック端子を錠本体内に差し込んでロ
ックするワイヤ錠があるが、この種のワイヤ錠は、一般
にいわゆる符号錠として構成され、錠本体の外周に複数
の符号リングが回転可能に配設され、符号を所定の配列
に合わせるように符号リングを回して解錠を行うもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな符号式のワイヤ錠を暗闇で解錠操作するような場合
には符号がよくみえないため、手さぐりで符号リングを
回し、且つ符号を合わせなければならず、解錠操作に甚
だ手間取ったり、開錠が殆ど不可能になることもあっ
た。また、幼児用のおもちゃにおいて、錠の開閉は好ま
れているが、このような複雑な解錠操作を伴う施錠装置
は幼児にとって取扱が困難であった。
【0004】本発明は、暗闇においても容易に解錠で
き、また、幼児でも容易に開閉が楽しめる施錠装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の施錠装置は、カ
ードキーによって錠本体と被係合部材との係合を解除さ
せて解錠させる施錠装置において、前記カードキーが差
し込まれるスリット、該スリットの内奥に突出した複数
の第1突起、前記第1突起より奥側に突出した第2突起
と、前記被係合部材と係合可能な係合端とを一体に設け
た可動部材、および該可動部材を前記カードキーが差し
込まれてくる方向に付勢する付勢手段を有する錠本体
と、前記係合端に係合することにより錠本体に係止され
る被係合部材と、を備えたことで、前記第1突起と合致
せずに前記第2突起と合致する突出部を有する前記カー
ドキーを挿入させて前記第2突起を押動させ、それに伴
い係合端を移動させることによって係合を解除させるこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成を有する本発明の施錠装置には、錠本
体と被係合部材とが備えられている。この施錠装置は、
適合したカードキーによって錠本体と被係合部材との係
合を解除させて解錠させ、適合しないカードキーによっ
ては解錠できないものである。錠本体は、カードキーが
差し込まれるスリットを有し、解錠時にはこのスリット
にカードキーを差し込ませる。スリットに差し込まれた
カードキーの通路には、まず第1に、スリットの内奥に
複数の第1突起が固定されて突設されている。カードキ
ーが、第1突起と合致する突出部を有する場合には、カ
ードキーを通過させず、この結果、解錠不可能となる。
カードキーが、第1突起と合致しない突出部を有する場
合には、カードキーを通過させる。第2に、第1突起よ
り奥側に第2突起が、被係合部材と係合可能な係合端と
を一体に設けた可動部材に突設されている。カードキー
が、第2突起と合致しない突出部を有する場合には、カ
ードキーを通過させ、この結果、解錠不可能となる。カ
ードキーが、第2突起と合致する突出部を有する場合に
は、カードキーを通過させず、この結果、解錠可能とな
る。即ち、カードキーをそのまま差し込むことによって
第2突起が押動され、それに伴い可動部材に設けられた
係合端が奥に移動されて被係合部材との係合が解除さ
れ、解錠される。したがって、第1突起と合致せずに第
2突起と合致する突出部を有するカードキー(これがそ
の施錠装置に適合したカードキーである)を挿入させて
第2突起を押動させ、それに伴い係合端を移動させるこ
とによって係合を解除させる。
【0007】可動部材は、カードキーが差し込まれてく
る方向に付勢する付勢手段を有するため、カードキーが
差し込まれて押動された解錠時以外は常に前方に押し出
されており、被係合部材と係合されている。
【0008】
【実施例】以上説明した本発明の構成・効果を一層明ら
かにするために、以下、本発明の好適な実施例を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例としての
施錠装置を用いたがま口を表す斜視図であり、図2は、
そのA−A断面図である。本実施例の施錠装置では、錠
本体1と被係合部材3とが、一部を支部5によって互い
に対して回転自在に遊嵌させた2つの輪にそれぞれ対向
して設けられている。2つの輪は、断面L字型に輪の半
分が互いに対して突出しており、それぞれ凸部と凹部と
が嵌合されている。図3は、錠本体1の背面図である。
【0009】本体1は、外部をボックス6が構成し、カ
ードキー7を差し込むスリット9ががま口の外部に設け
られている。スリット9の奥(即ち、カードキー7の通
路にあたる)には、複数の第1突起11がスリット9に
対して平行に並んで固定されて設けられている。さらに
奥には、同じくスリット9に対して平行に並んだ、複数
の第2突起13がテーパー状で移動可能に設けられてい
るが、この第2突起は、突起とは反対側に係合端15を
も備える可動部材17に固定されている。可動部材17
は、長方形の形状であり、第1突起11の奥側に位置
し、バネ19を介してボックス6の奥側の側面に結合さ
れている。通常は、カードキー7が差し込まれてくる方
向に付勢されているが、押されることによって奥に移動
可能である。係止端15は、先に尖った断面直角三角形
の形状であり、カードキー7の通路の下部に位置し、カ
ードキー7が差し込まれてくる方向に対して突出してい
る。可動部材17の係合端15側にあたるボックス6の
底面の一部には、穴部21が設けられている。
【0010】被係合部材3は、錠本体1に対して垂直に
立ち上がった面を有し、その中央部に孔18が設けられ
ている。被係合部材3の横断面は、穴部21よりも小さ
く、したがって、被係合部材3は、穴部21に挿入され
ることができ、係合は、孔18に係合端15がはまり込
むことによって行われる。
【0011】係合、即ち施錠時においては、穴部21か
ら被係合部材3を押し込ませる。このとき、被係合部材
3は係合端15を奥に押動させてボックス6中に入り込
む。充分に挿入されると、次に、バネ19によって係合
端15が付勢されて、係合端15が被係合部材3の孔1
8中にはまり込み、錠本体1と被係合部材3とが係合さ
れる。
【0012】解錠時においては、スリット9からカード
キー7を差し込む。カードキー7には、1個以上の突出
部23が差し込む先端に設けられている。カードキー7
は、まず、第1突起11が設けられている通路にあた
る。ここで複数の第1突起11のいづれか1個とカード
キー7の突出部23とが合致すると、カードキー7をそ
れ以上差し込むことができなくなり、解錠不可能とな
る。複数の第1突起11のいづれの1個ともカードキー
7の突出部23とが合致しなければ、カードキー7をさ
らに差し込むことができる。次に、第2突起13が設け
られている通路にあたる。ここで第2突起13のいづれ
の1個ともカードキー7の突出部23とが合致しなけれ
ば、カードキー7はそのまま差し込まれてしまい、解錠
不可能となる。第2突起13のいづれか1個とカードキ
ー7の突出部23とが合致すると、カードキー7をその
まま押し込むことにより、第2突起13が押動されて、
それに伴い可動部材17の係合端15が移動させられ、
被係合部材3の孔18から係合端15が離脱されて係合
が解除される。ここで、支部5には、図示されていない
が、2つの輪を反発させるように付勢手段が設けられて
いる。このため、カードキー7の挿入によって係合端1
5が移動されて被係合部材3との係合が解除された場合
には、この付勢手段によって2つの輪は自然に開口され
る。
【0013】したがって、第1突起11と合致せずに第
2突起13と合致する突出部23を有するカードキー
7、即ち適合したカードキー7を挿入させて押し込むこ
とによって、錠本体1と被係合部材3との係合を解除さ
せることができる。この解錠は、カードキー7をスリッ
ト9に差し込むという容易な操作のみで行うことができ
るため、暗闇において、あるいは幼児でも取扱ができ
る。さらに、支部5に付勢手段が設けられているため、
解錠と同時に口が自然に開き、便利であると共に、幼児
にとっては興味をそそられる。また、カードキー7は、
第1突起11と合致せずに、しかも第2突起13と合致
する突出部23を有さなければ、施錠装置に適合しない
ため、適合したカードキー7以外では解錠できず、ま
た、それに適合するカードキー7を偽造することは困難
である。さらに、針等で第2突起を押し込もうとして
も、第2突起13はテーパー状に先が尖っているため、
解錠することが困難である。また、施錠も単に錠本体1
の穴部21に被係合部材3を押し込むことによってのみ
行なわれるため、容易である。
【0014】上記実施例によれば、錠本体1の第1突起
11および第2突起13、ならびにカードキー7の突出
部23をうまく組み合わせることによって、施錠装置の
解錠をカードキー7の差込みのみによって容易に行うこ
とができる。本実施例においては、施錠装置をがま口に
用いているが、その他の開閉する部分を有する全てのも
の、例えば、箱、袋等に用いることができる。
【0015】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる
態様で実施し得ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の施錠装置
によれば、容易な操作のみによって解錠することができ
ため、暗闇においても容易に解錠でき、また、幼児でも
容易に開閉を楽しむことができるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施例の施錠装置を表す斜視図である。
【図2】その断面図である。
【図3】上記実施例の錠本体の背面図である。
【符号の説明】
1……錠本体、3……被係合部材、7……カードキー、
9……スリット、11……第1突起、13……第2突
起、15……係合端、17……可動部材、19……バ
ネ、23……突出部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードキーによって錠本体と被係合部材
    との係合を解除させて解錠させる施錠装置において、 前記カードキーが差し込まれるスリット、 該スリットの内奥に突出した複数の第1突起、 前記第1突起より奥側に突出した第2突起と、前記被係
    合部材と係合可能な係合端とを一体に設けた可動部材、 および該可動部材を前記カードキーが差し込まれてくる
    方向に付勢する付勢手段を有する錠本体と、 前記係合端に係合することにより錠本体に係止される被
    係合部材と、 を備えたことで、前記第1突起と合致せずに前記第2突
    起と合致する突出部を有する前記カードキーを挿入させ
    て前記第2突起を押動させ、それに伴い係合端を移動さ
    せることによって係合を解除させることを特徴とする施
    錠装置。
JP10301192A 1992-04-22 1992-04-22 施錠装置 Pending JPH0633643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10301192A JPH0633643A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 施錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10301192A JPH0633643A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 施錠装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0633643A true JPH0633643A (ja) 1994-02-08

Family

ID=14342707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10301192A Pending JPH0633643A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 施錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0633643A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100851111B1 (ko) * 2006-11-03 2008-08-08 안우형 음식물 쓰레기통

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100851111B1 (ko) * 2006-11-03 2008-08-08 안우형 음식물 쓰레기통

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