JPH06336300A - オイル供給装置およびオイル供給装置の残留オイル除去方法 - Google Patents

オイル供給装置およびオイル供給装置の残留オイル除去方法

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JPH06336300A
JPH06336300A JP14971093A JP14971093A JPH06336300A JP H06336300 A JPH06336300 A JP H06336300A JP 14971093 A JP14971093 A JP 14971093A JP 14971093 A JP14971093 A JP 14971093A JP H06336300 A JPH06336300 A JP H06336300A
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heating
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凝固したオイルの供給作業を容易にする。 【構成】 加熱手段12とポンプ手段14とが、スタンド16
を介して一体的に組み立てられるとともに、スイッチ操
作のもとで動作制御可能に形成されている。そして、ポ
ンプ手段14の動作のもとで吸入管26から排出管28に流通
されたオイル20が、排出管に接続された供給管30のノズ
ル30a を介して、供給対象に供給可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、凝固したグリース等
のオイルを溶融しながら供給するオイル供給装置および
オイル供給装置の残留オイル除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、PC鋼より線(ストランドまた
はケーブルともいう)の全長または所定部分をポリエチ
レン樹脂等のプラスチックからなる被覆管で被覆した、
いわゆるアンボンドPC鋼より線、部分アンボンドPC鋼よ
り線等の非定着型PC鋼より線が、グランドアンカー工事
等に使用される高強度鋼線として提供されている。
【0003】このような非定着型のPC鋼より線において
は、被覆管内におけるPC鋼より線の錆の発生を防止する
とともに、被覆管に対するPC鋼より線の円滑な伸縮を確
保するために、通常、グリース等の防錆油(オイル)が
被覆管の内面でPC鋼より線の回りに充填されている。
【0004】ここで、グリース等のオイルは、通常、常
温で保管されるが、常温ではオイルがペースト状に凝固
するため、充填作業が容易に行えなくなる。そこで、通
常のオイル充填作業においては、ヒータ管等からなる加
熱手段で、凝固したオイルを溶融し、溶融されたオイル
を杓等の注入具で掬って、適量のオイルを被覆管内等の
対象箇所に注入し、充填している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、杓等に
よるオイルの充填作業は作業者の手作業となり、作業者
に重量的な負担、および、適量の見極め等の判断上の負
担を強いるため、オイルの充填作業が煩雑化しやすく、
作業性の低下は避けられない。
【0006】また、杓等においては、細部へのオイルの
充填が容易に行えないため、作業の確実性も低下しやす
い。
【0007】そこで、たとえば、溶融したオイルをポン
プ手段等で吸い上げて、被覆管内等の所定箇所に供給、
注入可能とする構成が考えられる。しかしながら、溶融
したオイルは、常温等のような、オイルの溶融点より低
い温度においてペースト状に再度凝固されるため、オイ
ル供給作業後に吸入管、排出管内等に残ったオイル(残
留オイル)が凝固して、供給管等の、いわゆるパイプづ
まりを起こす虞れがあり、使用後におけるポンプ手段の
メンテナンスが煩雑化しやすい。
【0008】従って、オイルの供給手段としてのポンプ
手段の単純な応用が、容易に行えない。
【0009】この発明は、オイルの供給作業を容易にす
るオイル供給装置の提供を目的としている。
【0010】また、ポンプ手段の吸入管、排出管内の残
留オイルを除去して、オイル供給装置における、いわゆ
るパイプづまりを防止するオイル供給装置の残留オイル
除去方法の提供を、この発明の別の目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のオイル供給装置によれば、オイルを所望
の溶融点まで加熱可能な加熱手段と、吸入管および排出
管を有し、溶融されたオイルを少なくとも吸入管から排
出管への順方向に流通させるポンプ手段とが、スタンド
を介して一体的に組み立てられるとともに、スイッチ操
作のもとで動作制御可能に形成されている。ポンプ手段
の動作のもとで吸入管から排出管方向に流通されたオイ
ルは、排出管に接続されたノズル付の供給管を介して、
供給対象に供給可能となっている。
【0012】
【作用】このオイル供給装置によれば、スイッチ操作に
伴う加熱手段の加熱動作、ポンプ手段の正動作のもと
で、溶融しながらの供給対象へのオイルの自動的な供給
が可能となるとともに、供給管のノズルによる供給作業
が行えるため、供給作業が十分に容易に行え、オイル供
給時の作業性、作業の確実性がいずれも改善される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0014】図1、図2に示すように、この発明に係る
オイル供給装置10においては、加熱手段12と、ポンプ手
段14とが、スタンド16を介して一体的に組み立てられ、
ペール缶と称される保管容器18に収容されたグリース等
のオイル20を、外部の供給対象に自動的に供給可能に構
成されている。
【0015】加熱手段12は、少なくとも、オイル(グリ
ース)20の溶融点まで温度上昇可能に形成され、加熱手
段による加熱のもとで、保管時の常温等のもとでペース
ト状に凝固したオイルを、ペール缶(保管容器)18で液
状化するように構成されている。加熱手段12として、た
とえば、下端にリング状部12a を持つ形状に予め成形さ
れた一般的なヒータ管が利用でき、ヒータ管の基部12b
が、ブラケット22を介して、スタンド16のベースプレー
ト16a の側面に固着されている。
【0016】スタンド16は、ベースプレート16a の下方
に延出した、たとえば、4本の脚16b を有して形成さ
れ、図1を見るとわかるように、加熱手段(ヒータ管)
12、ポンプ手段14をペール缶18に対する所定位置、高さ
でそれぞれ保持するように構成されている。スタンドの
ベースプレート16a は、中央部にポンプ手段14の装着可
能な挿通孔24を有して形成され、挿通孔へのポンプ手段
下部の挿通、および、ポンプ手段のフランジ14a の係
合、固着によって、ポンプ手段がベースプレート、つま
りはスタンド16に対して固定されている。
【0017】ポンプ手段14として、たとえば、内蔵のモ
ータ(図示しない)の駆動のもとで流体を所定方向に供
給可能なモータ式ポンプ(モータポンプ)が利用でき、
対応箇所に連結された吸入管26、排出管28を介して、流
体、つまりは溶融されたオイル20を所定方向に流通させ
るように構成されている。なお、モータポンプ(ポンプ
手段)自体の構成は公知であり、その構成自体はこの発
明の趣旨でないため、詳細に説明しない。
【0018】ここで、図1に示すように、先端にノズル
30a を持つ供給管30が、排出管28の自由端28a に連結さ
れている。排出管の自由端28a は、たとえば、外周面に
おねじを持つ連結端として形成され、対応するめねじを
有するジョイント32の螺着によって、排出管、供給管30
が連通可能となっている。なお、供給管30として、たと
えば、銅管が利用できる。
【0019】このようなオイル供給装置10においては、
図1に示すように、通常、加熱手段12が、ポンプ手段の
吸入管26とともにペール缶18に差し込まれ、所定のスイ
ッチ操作に伴う、加熱手段の動作開始によって、ペール
缶内のオイル20が加熱され、溶融される。そして、溶融
されたオイル20をポンプ手段14の正動作のもとで吸い上
げ、銅管(供給管)30を介してオイルを所定の対象箇
所、つまりはPC鋼より線のアンボンド部の被覆管内に供
給可能に、この発明のオイル供給装置10は構成されてい
る。
【0020】この発明のオイル供給装置10によれば、オ
イルの溶融、供給が同時に、かつ自動的に行えるため、
供給対象へのオイルの供給、つまりはPC鋼より線のアン
ボンド部等へのオイルの充填が容易になり、オイル供給
時の作業性が確実に改善される。
【0021】作業者は、銅管30の先端のノズル30a のみ
を手に持って作業を行えば足りるため、作業者に重量的
な負担を与えないとともに、ノズルの操作により、細部
へのオイルの供給作業も容易に行える。そのため、オイ
ル供給時の作業性の改善に加えて、作業の確実性も十分
に改善される。
【0022】ところで、このようなオイル供給装置10で
オイル20の供給(充填)作業を行うと、作業終了後、吸
入管26、排出管28へのオイルの残留は避けられず、残留
したオイルの凝固により、吸入管、排出管に、いわゆる
パイプづまりを生じる虞れがある。
【0023】そこで、この発明のオイル供給装置10にお
いては、たとえば、吸入管26から排出管28への順方向に
オイル20を流通させる正動作に加えて、排出管から吸入
管方向にオイルを逆流させる逆動作の可能な、いわゆる
可逆式に、ポンプ手段14が構成されている。このような
可逆式のポンプ手段14は、たとえば、通常の構成のポン
プにおけるドレン孔を塞ぎ、耐圧用のオイルシールに組
み込んだ別のポンプを作動させることで、オイルの流通
方向を正逆できるように構成されている。
【0024】そして、吸入管26、排出管28の内部に残留
したオイルをポンプ手段14の逆動作に伴う逆流のもとで
各管内から排出、除去する残留オイル除去方法が、この
発明のオイル供給装置10においては遂行可能となってい
る。
【0025】この発明のオイル供給装置の残留オイル除
去方法においては、オイルの供給作業の終了後、不要な
オイルを再度吸い込まないように、まず、銅管のノズル
30aが、たとえば、大気中に放置される。そして、この
ような状態でポンプ手段14を逆動作させて、吸入管26、
排出管28の内部に残留したオイルを逆流させ、各管内の
残留オイルをペール管18に戻すことによって、各管内か
らの残留オイルの排出、除去が可能となっている。
【0026】このオイル供給装置の残留オイル除去方法
によれば、所定のスイッチ操作に伴うポンプ手段14の逆
動作のもとで、吸入管26、排出管28の残留オイルが十分
に除去される。そのため、残留オイルの凝固に起因する
吸入管26、排出管28の、いわゆるパイプづまりが確実に
防止できる。
【0027】従って、オイル供給装置10において、この
残留オイル除去方法を遂行すれば、オイルの供給作業後
におけるポンプ手段14、つまりはオイル供給装置のメン
テナンスが容易となるため、この点においても、作業性
が向上される。
【0028】なお、ポンプ手段14の逆動作のもとで、吸
入管26、排出管28の加えて銅管30の内部の残留オイルも
排出、除去されるため、この点からも、オイル供給装置
10のメンテナンスの容易化がはかられる。
【0029】ここで、グリース等のオイルは、たとえ
ば、軽油に対して溶解しやすい性質を持つことが知られ
ている。そこで、この発明においては、オイル20の供給
作業の終了後、軽油を吸入管26、排出管28で流通させる
ことによって、各管内で凝固した残留オイルを溶解しな
がら、排出、除去する別の残留オイル除去方法をも可能
としている。
【0030】この残留オイル除去方法においては、軽油
収容のための容器として、たとえば、オイル供給装置10
の収納、持ち運び等のための収納ケース34が利用でき
る。
【0031】図3を見るとわかるように、収納ケース34
は、上半部(上ケース)34a 、下半部(下ケース)34b
に予め分離して形成され、各ケースの開口端を対向させ
た組み合わせによって、オイル供給装置10を収納するよ
うに構成されている。収納ケースの上半部34a 、下半部
34b の開口端は、たとえば、蝶番状の一対の連結片36、
および、レバー操作のもとでロック、ロック解除可能な
ロック手段38を有し、連結片、ロック手段間のそれぞれ
の連結のもとで、収納ケースの上半部、下半部が組み立
て可能となっている。
【0032】なお、図3の参照符号40は、持ち運びのた
めの把手を示す。把手40は、上半部34a 、下半部34b の
同一面にそれぞれ設けている。
【0033】ここで、収納ケースの上半部34a 、下半部
34b は、たとえば、軽油を漏らすことなく収容可能なボ
ックス状にそれぞれ形成されている。そして、一方のケ
ース、たとえば、下半部34b に軽油を所定量だけ収容
し、図3に示すように、下半部内に、オイル供給装置10
が配設されるとともに、上半部34a を軽油の供給対象と
するように、銅管のノズル30a が差し込まれ、ポンプ手
段14の正動作に伴う軽油の供給のもとで、軽油を吸入管
26、排出管28内で流通させている。
【0034】この方法によれば、軽油の流通のもとで、
吸入管26、排出管28内の残留オイルが混合して溶解さ
れ、軽油とともに収納ケースの上半部34a に排出される
ため、各管内からの残留オイルの除去が確実に行える。
従って、ポンプ手段の吸入管26、排出管28等の内部での
オイルの凝固が確実に防止でき、オイル供給装置10の使
用後におけるメンテナンスが一層容易になる。
【0035】この残留オイル除去方法においては、軽油
の流通のもとで、ポンプ手段14の内部の洗浄も同時に行
えるため、オイル供給装置10の長期の保管時等に、特に
有効に利用できる。
【0036】そして、この方法では、軽油が、銅管30を
介して先端のノズル30a から排出されるため、ポンプ手
段の吸入管26、排出管28のみならず、銅管、ノズル内の
残留オイルも溶解されて除去される。そのため、銅管3
0、ノズル30a 内の残留オイルも除去でき、この点にお
いても、オイル供給装置10のメンテナンスが容易にな
る。
【0037】ここで、実施例においては、収納ケースの
下半部34b に軽油、オイル供給装置10を入れ、上半部34
b への軽油の供給動作によって軽油を吸入管26、排出管
28内で流通させているが、これとは逆に、上半部に軽
油、オイル供給装置を入れ、上半部から下半部に軽油の
供給動作のもとでも同様の効果が得られることは、いう
までもない。
【0038】また、ポンプ手段12の逆動作のもとで、軽
油を吸入管26、排出管28内で流通させても、同様の効果
が確実に得られる。
【0039】そして、実施例においては、軽油の収容お
よび供給先の容器として、収納ケース34をそれぞれ利用
している。しかし、これに限定されず、他の専用の容器
等を利用して、軽油の供給動作を行ってもよい。
【0040】しかしながら、軽油の収容および供給先の
容器として、収納ケースの上半部34a 、下半部34b をそ
れぞれ利用すれば、容器の準備等に手間取ることがな
く、作業性の煩雑化が十分に防止できる。
【0041】そして、たとえば、オイル等の有無を検出
可能な流体センサ等からなるオイル検出手段(図示しな
い)をオイル供給装置10に設け、ペール缶内のオイルの
有無に応じて加熱手段12の動作を自動的に切換える構成
とするとよい。
【0042】このような構成では、オイルのない状態で
の加熱手段12の過剰な動作が防止できるため、加熱手段
の不要な加熱動作、つまりは空焚きが阻止される。
【0043】また、ペール缶内のオイルの温度を直接的
に検出する温度センサ等からなる温度検出手段(図示し
ない)をオイル供給装置10に設けてもよい。このような
構成では、ペール缶内のオイルの温度が確実に監視でき
るため、オイルの温度管理、つまりは加熱手段12の温度
管理が確実、容易になる。
【0044】なお、実施例においては、PC鋼より線のア
ンボンド部の被覆管内にグリース等のオイルを供給、充
填するオイル供給装置として例示されているが、供給対
象はPC鋼より線に限定されず、他の部材を供給対象とし
てもよいことはいうまでもない。
【0045】上述した実施例は、この発明を説明するた
めのものであり、この発明を何等限定するものでなく、
この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも
全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0046】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るオイル供
給装置によれば、凝固したオイルの溶融、供給が自動的
に得られるため、オイル供給時における作業性が確実に
改善される。
【0047】そして、スイッチ操作による、ポンプ手段
の動作制御のもとで、所望の供給量が任意に得られると
ともに、排出管に連結された供給管のノズルのみを手に
持って作業を行えば足りるため、作業者に重量的な負担
等を与えないとともに、細部等への供給が容易となる。
そのため、オイルの供給作業が容易になり、作業の確実
性が十分に改善される。
【0048】また、ポンプ手段を可逆式とすることによ
って、正動作のもとでのオイル供給作業の終了後におけ
る、ポンプ手段の逆動作のもとで吸入管、排出管内の残
留オイルを排出、除去する残留オイル除去方法が遂行で
き、使用後におけるポンプ手段のメンテナンスが容易と
なる。
【0049】更に、ポンプ手段の正動作のもとで、吸入
管、排出管内に軽油を流通させる残留オイル除去方法で
は、残留オイルが、軽油との混合のもとで溶解されるた
め、吸入管、排出管を介して、軽油とともに排出、除去
される。そのため、吸入管、排出管等内でのオイルの凝
固が確実に防止でき、使用後におけるポンプ手段のメン
テナンスが一層容易になる。
【0050】また、軽油の収容および供給先の容器とし
て、収納ケースの上半部、下半部をそれぞれ利用すれ
ば、容器の準備等に手間取ることがなく、作業性の煩雑
化が十分に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るオイル供給装置の一部を破断し
た概略側面図である。
【図2】オイル供給装置の概略分解斜視図である。
【図3】収納ケースの上半部、下半部を分離した状態で
のオイル供給装置の概略斜視図である。
【符号の説明】
10 オイル供給装置 12 加熱手段 14 ポンプ手段 16 スタンド 18 保管容器(ペール缶) 20 オイル(グリース) 26 吸入管 28 排出管 30 供給管(銅管) 30a ノズル 34 収納ケース 34a、34b 収納ケースの上半部、下半部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルを所望の溶融点まで加熱可能な加
    熱手段と;吸入管および排出管を有し、溶融されたオイ
    ルを吸入管から排出管への順方向に流通させるポンプ手
    段と;一端にノズルを有してポンプ手段の排出管に連結
    された供給管と;を具備し、加熱手段、ポンプ手段の吸
    入管を保管容器内に双方同時に差し込み可能に、加熱手
    段、ポンプ手段がスタンドを介して一体的に組み立てら
    れるとともに、スイッチ操作のもとで加熱手段、ポンプ
    手段の動作を制御可能に形成され、 スイッチ操作に伴う加熱手段の加熱動作、ポンプ手段の
    正動作のもとで、溶融しながらの供給対象へのオイルの
    供給を可能としたオイル供給装置。
  2. 【請求項2】 オイルを所望の溶融点まで加熱可能な加
    熱手段と;吸入管および排出管を有するとともに、溶融
    されたオイルを吸入管から排出管への順方向に流通させ
    る正動作に加えて、オイルを排出管から吸入管方向に逆
    流させる逆動作の可能な可逆式に形成されたポンプ手段
    と;一端にノズルを有してポンプ手段の排出管に連結さ
    れた供給管と;を具備し、加熱手段、ポンプ手段の吸入
    管を保管容器内に双方同時に差し込み可能に、加熱手
    段、ポンプ手段がスタンドを介して一体的に組み立てら
    れるとともに、スイッチ操作のもとで加熱手段、ポンプ
    手段の動作を制御可能に形成され、 スイッチ操作に伴う加熱手段の加熱動作、ポンプ手段の
    正動作のもとで、溶融しながらの供給対象へのオイルの
    供給が可能であるとともに、 ポンプ手段の逆動作による吸入管、排出管内の残留オイ
    ルの逆流により、各管内からの残留オイルの排出、除去
    を可能としたオイル供給装置。
  3. 【請求項3】 予め2分割された上半部、下半部からな
    る収納ケースを備え、収納ケースの上半部、下半部の少
    なくとも一方が、液体収容物を漏らさず個別に収容可能
    に形成された請求項1または2記載のオイル供給装置。
  4. 【請求項4】 凝固したオイルを加熱手段で溶融し、溶
    融されたオイルを可逆式のポンプ手段の正動作のもとで
    供給対象に供給可能なオイル供給装置において、 ポンプ手段の正動作による供給対象へのオイルの供給
    後、ポンプ手段の供給管を大気中に開放し、供給管開放
    状態におけるポンプ手段の逆動作によって、吸入管、排
    出管内に残留したオイルを逆流させて吸入管から排出し
    て除去するオイル供給装置の残留オイル除去方法。
  5. 【請求項5】 凝固したオイルを加熱手段で溶融し、溶
    融されたオイルを可逆式のポンプ手段の正動作のもとで
    供給対象に供給可能なオイル供給装置において、 ポンプ手段の正動作、逆動作のいずれかによって、軽油
    を吸入管、排出管内に流通させ、軽油によって溶解され
    た各管内の残留オイルを軽油とともに排出して除去する
    オイル供給装置の残留オイル除去方法。
  6. 【請求項6】 凝固したオイルを加熱手段で溶融し、溶
    融されたオイルを可逆式のポンプ手段の正動作のもとで
    供給対象に供給可能なオイル供給装置において、 予め2分割された収納ケースの上半部、下半部のいずれ
    か一方に軽油を所定量だけ収容して、当該ケース内にポ
    ンプ手段の吸入管を差し込むとともに、他方のケースに
    対して、ポンプ手段の供給管のノズルを差し込み、 ポンプ手段の正動作によって、軽油を吸入管、排出管内
    で順方向に流通させ、軽油によって溶解された各管内の
    残留オイルを軽油とともに他方のケースに排出して除去
    するオイル供給装置の残留オイル除去方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4639228B2 (ja) * 2004-04-23 2011-02-23 アールフスカールスハムン デンマーク アクティーゼルスカブ 容器内で当初少なくとも部分的に凝固された状態にある物質の温度を上昇させるための方法、装置、システム、及び熱交換器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4639228B2 (ja) * 2004-04-23 2011-02-23 アールフスカールスハムン デンマーク アクティーゼルスカブ 容器内で当初少なくとも部分的に凝固された状態にある物質の温度を上昇させるための方法、装置、システム、及び熱交換器

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